JP2010078956A - 絞り装置およびレンズ鏡筒 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係わる絞り装置4は、入射した被写体光が通過する開口を規定するものであって、互いに所定方向に重ね合わせて配置された複数枚の絞り羽根30と、前記開口が所望の開口サイズとなるように、複数枚の絞り羽根30を、所望の絞り値に応じて開閉駆動する駆動手段20、40と、この駆動手段による絞り羽根30の開閉駆動時に、隣接する絞り羽根30同士を離間させる離間手段50とを備える。
【選択図】図1
Description
請求項1に記載の発明は、入射した被写体光が通過する開口を規定するものであって、互いに所定方向に重ね合わせて配置された複数枚の絞り羽根(30)と、前記開口が所望の開口サイズとなるように、複数枚の前記絞り羽根を、所望の絞り値に応じて開閉駆動する駆動手段(20、40)と、前記駆動手段による前記絞り羽根の開閉駆動時に、隣接する前記絞り羽根同士を離間させる離間手段(50、50A、50B、60)とを備えることを特徴とする絞り装置(4、4A)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の絞り装置(4)であって、前記離間手段(50、50A、50B)は、前記絞り羽根(30)に設けられた第1突起部(51)と、前記駆動手段(20、40)による前記絞り羽根の開閉駆動時に、前記第1突起部を前記所定方向に押圧することにより隣接する前記絞り羽根同士を前記所定方向に離間させる第2突起部(52)とを備えることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の絞り装置(4)であって、前記第2突起部(52)は、複数枚の前記絞り羽根(30)が特定の絞り値となる位置において前記第1突起部(30)を前記所定方向に押圧しないように前記第1突起部と嵌合する非突起部(52a)を有することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の絞り装置(4A)であって、前記離間手段60)は、所定電圧の印加により変形する圧電素子からなり、所定電圧が印加されたときは伸び変形して前記絞り羽根を前記所定方向に押圧することより隣接する前記絞り羽根同士を離間させることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の絞り装置であって、前記離間手段(50、50A、50B、60)は、前記絞り羽根(30)の駆動基点(32)近傍に設けられていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の絞り装置(4、4A)と、入射した被写体光を屈折させて射出側に被写体像を形成する光学部材(3)と、前記絞り装置および前記光学部材が収納される筒体とを備えることを特徴とするレンズ鏡筒(2)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
(実施形態1)
上記アクチュエータ、カム板20、固定環40を含む機構は、レンズ3の開口が所望の開口サイズとなるように、複数枚の絞り羽根30を所望の絞り値に応じて開閉駆動する駆動手段として機能する。
(1)絞り羽根30の開閉駆動時には、羽根離間部50により、隣接する絞り羽根30同士が離間して隙間が形成されるため、絞り羽根同士の擦れによる作動音を低減することができる。したがって、動画撮影モード時に絞り装置4が動作した場合でも、絞り羽根同士の擦れによる作動音が騒音として録音されてしまうことがなく、録画画像の品質低下を防ぐことができる。なお、絞り羽根同士の擦れによる作動音は、絞り羽根30を所望の開口サイズまで閉じるときだけでなく、閉じた絞り羽根30を開くときにも発生するため、動作撮影モードのように連続して絞り羽根30を回転駆動する場合に有効なものとなる。
(2)羽根離間部50は、絞り羽根30に設けた第1突起部51と、固定環40に設けられた第2突起部52とから構成されているため、駆動に際して電気的な制御が不要であり、構造も簡素化することができる。したがって、低コストで作製することができる。
(3)図6(a)に示すように、第1突起部51を絞り羽根30と一体に形成し、且つ第2突起部52を固定環40と一体に形成した場合は、それぞれを別体の部品として作製したものを接着などで貼り付ける場合に比べて部品点数を減らすことができ、また製造時の作業工数を減らすことができる。
(4)図6(b)に示すように、第2突起部52と非突起部52aを備えた第2突起ベース53を用いた場合は、第1突起部51の配置数や形状に合わせて、第2突起部52、非突起部52aの配置や形状を容易に変更することができる。
(5)図6(c)に示すように、非突起部52bの断面形状を略V字形状とした場合は、第1突起部51が第2突起部52を乗り越えながら水平方向に移動するときの摩擦抵抗を減らすことができるので、羽根離間部50Bで発生する作動音を低減することができる。また、第1突起部51の磨耗が少なくなるため、長期間に亘って動作が安定するとともに、耐久性を向上させることができる。
(6)絞り羽根30が特定の絞り値となる位置において、第1突起部51を光軸L1のZ方向に押圧しないように第1突起部51と嵌合する非突起部52aを設けているため、絞り羽根30が所望の絞り値の位置で停止したときには隣接する絞り羽根30同士は接触状態となり、絞り羽根30の隙間から光が漏れるのを防ぐことができる。これにより、撮像した画像の画質低下を防ぐことができる。
(7)羽根離間部50を絞り羽根30の駆動基点である回転軸32の近傍に設けているため、絞り羽根30の回転動作を妨げることなく、先端部分での絞り羽根30同士の接触面積を小さくすることができる。したがって、絞り羽根30同士が擦れることにより発生する作動音を効率良く低減することができる。また、上記構成によれば、アクチュエータの駆動負荷を軽減することができるので、省電力化を図ることができる。
(8)羽根離間部50を、回転軸32を中心とする円弧の一部をなすように配置しているため、絞り羽根30が回転軸32を中心として回転動作したときに、第1突起部51と第2突起部52との係合を維持することができる。また、このような配置とすることにより、絞り羽根30が回転軸32を中心として回転動作したときに、絞り羽根30を光軸L1のZ方向に押圧する位置、すなわち絞り羽根30を持ち上げる位置を回転軸32からほぼ同じ距離とすることができる。これによれば、絞り羽根30が回転軸32を中心として回転動作したときに、その回転位置にかかわらず、隣接する絞り羽根30同士の離間する距離をほぼ等間隔とすることができる。
(実施形態2)
(1)絞り羽根30の開閉駆動時には、羽根離間部60により、隣接する絞り羽根30同士が離間して隙間が形成されるため、絞り羽根30同士の擦れによる作動音を低減することができる。したがって、動画撮影モード時に絞り装置4が動作した場合でも、絞り羽根30同士の擦れによる作動音が騒音として録音されてしまうことがなく、録画画像の品質低下を防ぐことができる。
(2)羽根離間部60が圧電素子により構成されているため、実施形態1の構成に比べて機械的な磨耗を少なくすることができる。したがって、長期間に亘って動作が安定するとともに、耐久性を向上させることができる。また、羽根離間部60で発生する作動音自体も小さくすることができる。
(3)羽根離間部60の動作位置を電気的に制御することができるので、絞り羽根30を回転駆動した際に、絞り羽根30を光軸L1のZ方向に押圧する位置を任意に設定することができる。
(変形形態)
(1)実施形態1では、カム板20をアーム23により回転する構成について示したが、カム板20はモータ駆動されるものであってもよい。例えば、カム板20の外縁部にセグメントギヤを設け、これをステッピングモータと連結したピニオンギヤと噛み合わせ、ステッピングモータの回転力によりカム板20を回転させる構成としてもよい。
(2)実施形態1において、第1突起部51を固定環40に設け、第2突起部52を絞り羽根30に設けた構成としてもよい。
(3)実施形態2において、絞り羽根30の裏面に実施形態1と同じ第1突起部51を設けた構成としてもよい。また、羽根離間部60は、複数の圧電素子を、回転軸32を中心とする円弧状に配置したものであってもよい。さらに、圧電素子の代わりに圧電ブロアーにより羽根離間部60を構成してもよい。
(4)上記各実施形態では、絞り羽根30を7枚設けた例について示したが、絞り羽根30の数は7枚に限定されるものではなく、それ以上の枚数であってもよいし、それ以下の枚数であってもよい。
(5)上記各実施形態では、本発明に係わる絞り装置およびレンズ鏡筒を、カメラボディに対してレンズ鏡筒が着脱自在に装着されるデジタルカメラに適用した例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、レンズ一体型カメラ、ビデオカメラに設けられた絞り装置、レンズ鏡筒にも適用することができる。
Claims (6)
- 入射した被写体光が通過する開口を規定するものであって、互いに所定方向に重ね合わせて配置された複数枚の絞り羽根と、
前記開口が所望の開口サイズとなるように、複数枚の前記絞り羽根を、所望の絞り値に応じて開閉駆動する駆動手段と、
前記駆動手段による前記絞り羽根の開閉駆動時に、隣接する前記絞り羽根同士を離間させる離間手段と、
を備えることを特徴とする絞り装置。 - 請求項1に記載の絞り装置であって、
前記離間手段は、
前記絞り羽根に設けられた第1突起部と、
前記駆動手段による前記絞り羽根の開閉駆動時に、前記第1突起部を前記所定方向に押圧することにより隣接する前記絞り羽根同士を前記所定方向に離間させる第2突起部と、
を備えることを特徴とする絞り装置。 - 前記請求項2に記載の絞り装置であって、
前記第2突起部は、
複数枚の前記絞り羽根が特定の絞り値となる位置において前記第1突起部を前記所定方向に押圧しないように前記第1突起部と嵌合する非突起部を有すること、
を特徴とする絞り装置。 - 請求項1に記載の絞り装置であって、
前記離間手段は、
所定電圧の印加により変形する圧電素子からなり、所定電圧が印加されたときは伸び変形して前記絞り羽根を前記所定方向に押圧することより隣接する前記絞り羽根同士を離間させること、
を特徴とする絞り装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の絞り装置であって、
前記離間手段は、前記絞り羽根の駆動基点近傍に設けられていることを特徴とする絞り装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の絞り装置と、
入射した被写体光を屈折させて射出側に被写体像を形成する光学部材と、
前記絞り装置および前記光学部材が収納される筒体と、
を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。
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| JP2008247589A JP5251399B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | 絞り装置およびレンズ鏡筒 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2019200430A (ja) * | 2019-07-31 | 2019-11-21 | 株式会社ニコン | 絞りユニット、レンズ鏡筒及び撮像装置 |
| CN119376160A (zh) * | 2024-11-08 | 2025-01-28 | 广州立景创新科技有限公司 | 可变光圈组件及其镜头模块 |
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| JPH09189935A (ja) * | 1996-01-09 | 1997-07-22 | Canon Inc | 遮光装置およびこれを備えたカメラ |
| JP2001142109A (ja) * | 1999-11-15 | 2001-05-25 | Asahi Precision Co Ltd | 間隔可変機構付き絞り装置 |
| JP2007057656A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Seiko Epson Corp | 光学絞り装置、およびプロジェクタ |
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2008
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