JP2010141067A - 半導体光源の駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体光源の駆動回路に於ける半導体スイッチの消費電力を抑制する。
【解決手段】スイッチ駆動回路8は、制御信号VcがLレベルにあるときには半導体スイッチ4をOFF状態に制御し、制御信号VcがHレベルにあるときには半導体スイッチ4をON状態に制御する。電流制御回路9は、電流設定電圧Vrefのレベル設定によって、制御信号VcがLレベルにあるときには定電流電源100が30Aの駆動電流をLED3に流す様に定電流電源100を制御し、制御信号VcがHレベルにあるときには定電流電源100が10Aの駆動電流を出力する様に定電流電源を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】スイッチ駆動回路8は、制御信号VcがLレベルにあるときには半導体スイッチ4をOFF状態に制御し、制御信号VcがHレベルにあるときには半導体スイッチ4をON状態に制御する。電流制御回路9は、電流設定電圧Vrefのレベル設定によって、制御信号VcがLレベルにあるときには定電流電源100が30Aの駆動電流をLED3に流す様に定電流電源100を制御し、制御信号VcがHレベルにあるときには定電流電源100が10Aの駆動電流を出力する様に定電流電源を制御する。
【選択図】図1
Description
この発明は、例えば発光ダイオード(以下「LED」と言う。)又は半導体レーザー等の半導体光源に用いられる駆動装置に関する。
従来の半導体光源の駆動装置は、定電流電源として構成されており、半導体光源に流れる電流を検出し、これをフィードバックしてPWM信号のデューティー比を変化させて出力電圧を調整し、結果的に半導体光源に流れる電流が一定値となる様に上記デューティー比を制御している。そして、半導体光源を遮断するときには、半導体光源と直列に接続されたスイッチを開状態とすることで、半導体光源に流れる電流を遮断する。
しかし、スイッチにより電流を遮断した場合には電流が殆ど流れなくなるため、再びスイッチを閉状態にした場合に、その直後にパルス状の電流が流れる、或いは、所望の電流に落ち着くまでに時間がかかるという問題点が発生していた。
この改善策として、PNPトランジスタによるスイッチをLEDと並列に配置し、PNPトランジスタをON状態とすることでLEDへの電流を遮断している(例えば、特許文献1参照。)。又、PNPトランジスタによるスイッチに代えて、MOSFETを上記スイッチとして使用している例もある(例えば、非特許文献1参照。)。
しかしながら、LEDが遮断されているOFF状態に於いては、定電流電源が出力する電流の殆どがMOSFET等の半導体スイッチ側に流れる。このため、高輝度LEDの様に、電流値が30Aを越える様な大きな電流が必要な場合に於いては、半導体スイッチに於ける消費電力は、(定電流電源より出力される半導体スイッチを流れる定電流の値)×(半導体スイッチのドレイン−ソース間電圧)の式で与えられるので、半導体スイッチの消費電力は格段に大きくなり、装置全体の電力効率の低下及びスイッチの発熱対策が、問題点として浮上する。
この発明は、斯かる技術的懸案事項を解消すべく成されたものであり、その主目的は、半導体光源の駆動装置に於ける電力利用効率の向上化及び同駆動装置の小型化を通じたコストダウンの実現を図ることにある。
この発明の主題は、半導体光源の発光をON状態又はOFF状態に制御するための半導体光源の駆動装置であって、前記半導体光源を駆動する定電流電源と、前記半導体光源と並列に接続された半導体スイッチと、半導体光源ON/OFF制御信号を受信して、前記半導体光源ON/OFF制御信号が第1レベルにあるときには前記半導体スイッチをOFF状態に制御する一方、前記半導体光源ON/OFF制御信号が前記第1レベルと異なる第2レベルにあるときには前記半導体スイッチをON状態に制御するスイッチ駆動回路と、前記半導体光源ON/OFF制御信号、前記半導体光源が前記ON状態にあるときの第1駆動電流を示す第1情報、及び前記半導体光源が前記OFF状態にあるときの第2駆動電流を示す第2情報を受信して、前記半導体光源ON/OFF制御信号が前記第1レベルにあるときには前記定電流電源が前記第1駆動電流を出力する様に前記定電流電源を制御する一方、前記半導体光源ON/OFF制御信号が前記第2レベルにあるときには前記定電流電源が前記第1駆動電流よりも小さな値を有する前記第2駆動電流を出力する様に前記定電流電源を制御する電流制御回路とを備えたことを特徴とする。
本発明の主題によれば、半導体光源がOFF状態にある期間、即ち、半導体スイッチがON状態にある時に定電流電源が出力する電流の値を、半導体光源がON状態にある期間の定電流電源の出力電流よりも小さくなる様に、電流制御回路は定電流電源を制御することとしているので、半導体スイッチで生じ得る消費電力を低減化することが出来、しかも、放熱器等の冷却装置を必要としないので、駆動装置の小型化及び軽量化をも図ることが出来る。従って、駆動装置に於ける電力利用効率の向上化と駆動装置のコストダウン化とを実現することが出来る。
以下、この発明の主題の様々な具体化を、添付図面を基に、その効果・利点と共に、詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る半導体光源の駆動装置の構成を示すブロック図であり、本実施の形態では、半導体光源として、LEDを使用する一例を示す。又、図2は、図1の半導体光源の駆動装置の動作を示すタイミングチャートである。
図1は、本実施の形態に係る半導体光源の駆動装置の構成を示すブロック図であり、本実施の形態では、半導体光源として、LEDを使用する一例を示す。又、図2は、図1の半導体光源の駆動装置の動作を示すタイミングチャートである。
図1に於いて、DC/DC降圧電源2、電流検出用抵抗5、及び差動アンプ6は、定電流電源100を構成する。電源入力端子1より、定電流電源100の源となる入力電圧12Vが供給され、その結果、入力電圧12VはDC/DC降圧電源2に供給される。DC/DC降圧電源2は、入力電圧12VをLED3のフォワード電圧(順方向電圧)に変換し、フォワード電圧をLED3に印加することで、LED3を駆動する。ここで、LED3のフォワード電圧は、LED自体のプロセス等によって変化する。例えば、赤色のLEDの場合には、フォワード電圧は約2.5Vであり、緑色の場合には約5V、青色の場合には約4.5Vとなる。又、DC/DC降圧電源2により生成されてLED3に流れる電流Iledは、プロジェクター等に使用される高輝度LEDの場合には、30A程度の大きな値となる。
図1に示す様に、LED3と電源グランドとの間には、電流検出用抵抗5が接続されている。電流検出用抵抗5に於いては、LED3に流れる駆動電流Iledの値と電流検出用抵抗5の値の積で示される電圧Vsenseが発生する。この電圧Vsenseと、後述する電流設定回路9の出力電圧値Vrefとが差動アンプ6によって比較され、差動アンプ6が出力する比較結果に応じて、DC/DC降圧電源2のPWM(Pulse Width Modulation)のデューティー比は制御される。仮にVref>Vsenseの場合には、DC/DC降圧電源2は、差動アンプ6の比較結果を受けて、LED3の電流値が比較的小さいと判断し、PWMのデューティー比を上昇させる。他方、Vref<Vsenseの場合には、DC/DC降圧電源2は、差動アンプ6の比較結果を受けて、LED3の電流値が比較的大きいと判断して、PWMのデューティー比を下降させる。以上の様なフィードバック動作により、Vref=Vsenseとなる様に、DC/DC降圧電源2は、PWMのデューティー比を制御する。
次に、半導体光源ON/OFF制御信号入力端子7より、図2の(A)にそのパルス信号の波形が示された、LED3のON状態又はOFF状態を制御する半導体光源ON/OFF制御信号Vcが、スイッチ駆動回路8に入力される。図2の(A)に於いて、半導体光源ON/OFF制御信号が“L”レベル(第1レベルに相当。)にあるときには、LED3はON状態にあり、例えば30Aもの大きな駆動電流(第1駆動電流に相当。)IledがLED3に流れている。他方、半導体光源ON/OFF制御信号Vcが“H”レベル(第2レベルに相当。)にあるときには、LED3はOFF状態にある。即ち、スイッチ駆動回路8は、図2の(B)に示す様な波形のパルス信号Vsを、LED3に並列接続された半導体スイッチ(ここではn型MOSFET)4のゲート電極に出力することによって、半導体スイッチ4のOFF/ON状態を制御する。半導体スイッチ4は、時刻t1に於いてゲート電極及びソース電極間の電圧が“L”レベルから“H”レベルとなった場合に、ドレイン領域−ソース領域間の抵抗値が低下して、導通状態(ON状態)となる。その結果、DC/DC降圧電源2が出力する駆動電流Iledの殆ど(第2駆動電流に相当。)は、LED3よりも低抵抗状態にある半導体スイッチ4側に流れ込むこととなり、LED3はON状態から遮断状態ないしはOFF状態へと変移する。その場合に於いても、定電流電源100は、常に一定の電流を流す様に制御されている。従って、半導体スイッチ4での消費電力をPswitchとして表示し、半導体スイッチ4のON抵抗をRonとして表示するときに、Iled=30A及びRon=5mΩであるとすると、
Pswitch=(Iled)2×Ron=4.5Wとなる。
Pswitch=(Iled)2×Ron=4.5Wとなる。
又、定電流電源100の構成によっては、定電流電源100の最低出力電圧が制限される場合もあり、その場合の半導体スイッチ4の消費電力Pswitchは、半導体スイッチ4のドレイン−ソース間電圧Vdsを0.6Vとすれば、
Pswitch=Iled×Vds=30A×0.6V=18Wとなる。
Pswitch=Iled×Vds=30A×0.6V=18Wとなる。
そこで、本実施の形態では、図2の(C)に示す様な波形を有する電流設定回路9の出力信号(電流設定用電圧)Vrefのレベル設定により、定電流電源100が出力する駆動電流(設定電流)を、第1駆動電流(例えば30A)から、第1駆動電流よりも小さな値(例えば10A)を有する第2駆動電流に変化させる。即ち、電流設定回路9は、(1)半導体光源ON/OFF制御信号入力端子7から入力される既述の半導体光源ON/OFF制御信号Vc、並びに、駆動電流情報入力端子10から共に入力される予め設定された情報である、(2)LED3がON状態にあるときにLED3に流れる第1駆動電流の値(例えば30A)を示すLED駆動電流情報(第1情報に相当。)及び(3)LED3がOFF状態にあるときにDC/DC降圧電源2が出力する第2駆動電流の値(例えば10A)を示す電流情報(第2情報に相当。)を受信して、定電流電源100の差動アンプ6のマイナス端子に印加して定電流電源100を制御するための電流設定用電圧Vrefを作成する。
LED3のOFF期間(図2の(C)に示す時刻t1〜時刻t2)に半導体スイッチ4側に流れる第2駆動電流の値を例えば10Aに設定すれば(第2情報)、電流設定用電圧Vrefの差動アンプ6のマイナス端子への印加により、半導体スイッチ4の消費電力Pswitchは、Pswitch=(Iled)2×Ron=0.5Wとなる。この程度の低消費電力であれば、放熱器等を使用せずに、プリント基板等で以って十分に半導体スイッチ4を冷却することが可能である。従って、LED3のOFF期間に於ける半導体スイッチ4の低消費電力化(即ち、電力利用効率の向上化の達成)、及び、駆動装置の小型化・軽量化の実現を通じた駆動装置のコストダウンを図ることが出来る。
しかも、図2の(C)に示す様に、LED3のOFF期間内の“L”レベルから“H”レベルへの立ち上がり期間Δt内に、設定電流(駆動電流)を10Aから30Aにスロープ状SLに戻すことにより、LED3をON状態に制御した場合に於いても、例えば30Aもの大きな値を有する第1駆動電流Iledで以ってLED3を高速に駆動することが可能となる。このスロープ状SLの制御は、LED3のON状態からOFF状態への遷移期間(時刻t1〜時刻(t1+期間Δt))の場合に於いても同様に実行される。
LED3のOFF期間(時刻t1〜時刻t2)に於ける第2駆動電流Iledの設定電流値及び電流設定用電圧VrefのスロープSLの制御については、定電流電源100の応答特性に依存するものである。即ち、定電流電源100の応答特性が比較的良ければ、第2駆動電流Iledの設定電流値を10Aよりも更に低く設定することも可能であり、使用する定電流電源100の応答特性に合わせて上記第2情報を設定すれば良い。
(付記)
以上、本発明の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本発明の適用可能な局面を例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正や変形例を、この発明の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
以上、本発明の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本発明の適用可能な局面を例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正や変形例を、この発明の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
本発明は、例えば、プロジェクターの光源用駆動に適用して好適である。特に、1チップのDigital Mirror Deviceをライトバルブとして用いる映像表示システムに於いては、R,G,B三色の各半導体光源の発光タイミングを時分割で切り替える必要があるため、この様なシステムに対して本発明を有効に利用することが可能である。又、一般照明分野に於いても、PWM駆動による輝度制御が一般的であるが、半導体スイッチの制御信号としてPWM信号を供給するときには、本発明を適用して同様の効果が得られる。
1 電源入力端子、2 DC/DC降圧電源、3 LED、4 半導体スイッチ、5 電流検出用抵抗、6 差動アンプ、7 半導体光源ON/OFF制御信号入力端子、8 スイッチ駆動回路、9 電流設定回路、10 駆動電流情報入力端子、100 定電流電源。
Claims (2)
- 半導体光源の発光をON状態又はOFF状態に制御するための半導体光源の駆動装置であって、
前記半導体光源を駆動する定電流電源と、
前記半導体光源と並列に接続された半導体スイッチと、
半導体光源ON/OFF制御信号を受信して、前記半導体光源ON/OFF制御信号が第1レベルにあるときには前記半導体スイッチをOFF状態に制御する一方、前記半導体光源ON/OFF制御信号が前記第1レベルと異なる第2レベルにあるときには前記半導体スイッチをON状態に制御するスイッチ駆動回路と、
前記半導体光源ON/OFF制御信号、前記半導体光源が前記ON状態にあるときの第1駆動電流を示す第1情報、及び前記半導体光源が前記OFF状態にあるときの第2駆動電流を示す第2情報を受信して、前記半導体光源ON/OFF制御信号が前記第1レベルにあるときには前記定電流電源が前記第1駆動電流を出力する様に前記定電流電源を制御する一方、前記半導体光源ON/OFF制御信号が前記第2レベルにあるときには前記定電流電源が前記第1駆動電流よりも小さな値を有する前記第2駆動電流を出力する様に前記定電流電源を制御する電流制御回路とを備えたことを特徴とする、
半導体光源の駆動装置。 - 請求項1記載の半導体光源の駆動装置であって、
前記半導体光源ON/OFF制御信号が前記第2レベルにあるときには、前記第2駆動電流の値が前記定電流電源の応答特性に応じたスロープを有する様に、前記電流制御回路は前記定電流電源を制御することを特徴とする、
半導体光源の駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008315184A JP2010141067A (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | 半導体光源の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008315184A JP2010141067A (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | 半導体光源の駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010141067A true JP2010141067A (ja) | 2010-06-24 |
Family
ID=42350955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008315184A Pending JP2010141067A (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | 半導体光源の駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010141067A (ja) |
-
2008
- 2008-12-11 JP JP2008315184A patent/JP2010141067A/ja active Pending
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