JP2010141766A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイバーシティアンテナによるキャリア合成により受信感度を向上するデジタル放送受信装置において、外部端子に接続されたアンテナ(外部アンテナ)とデジタル放送受信装置に備え付けのアンテナ(内部アンテナ)で異なる放送波を受信した場合でも正常に視聴できるようにすること。
【解決手段】外部アンテナが接続された場合に、内部アンテナで受信した放送波と外部アンテナで受信した放送波を別々に復調して出力された2つのTSを比較し、同一の放送であるか判定する。異なる場合は、内部アンテナからの入力または外部アンテナからの入力のいずれか一方を使用して視聴をおこなう。これにより、外部アンテナと内部アンテナで異なる放送を受信したとしても、いずれか一方の放送を正常に視聴することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル放送を視聴、録画する受信装置に関するものであって、より詳しくは、複数のアンテナにより受信した放送波をキャリア合成して受信感度を向上するデジタル放送受信装置に関する。
デジタル放送の1つの伝送方式として、マルチパス、フェージング環境に強いOFDM変調を用いるものがあり、日本の地上デジタル放送等に用いられている。OFDMでは複数の受信波によるキャリア合成により受信感度を向上することができ、チューナに複数(2本、4本など)のアンテナを接続してOFDM復調ICでキャリア合成して復調し、1本のTS(Transport Stream)を出力するデジタル放送チューナが商品化されている。同じくこのチューナを搭載してシングルアンテナに比較して受信感度を向上させた車載デジタル放送受信機が商品化されている。また、複数のアンテナ入力を任意に組み合わせて複数本のTSを出力するチューナも商品化されており、4本の内の3本のアンテナをキャリア合成してあるチャンネルを視聴しつつ、残りの1本のアンテナを利用して受信可能なチャンネルのサーチを行うデジタル放送受信装置(特許文献1)も知られている。
屋外で利用する車載デジタル放送受信装置の場合、電波塔から送出された放送波を直接受信する方法が一般的であり、家庭内で使用するデジタル放送受信装置の場合、宅内に配線されているアンテナ端子に有線で接続して受信する方法が一般的である。宅内/宅外を問わず受信可能なポータブル型のデジタル放送受信機においては、内蔵アンテナによる直接受信とアンテナ線接続受信の両方の受信方法に対応することが望ましい。そのため、チューナに接続する複数のアンテナのうち、1系統(以下、ブランチと呼ぶ)を外部アンテナ入力からも接続できるようにし、外部アンテナと内蔵アンテナを切り替えて使用可能にする商品が考えられる。
特開2006−197168号公報
しかしながら、宅内では、ケーブルテレビの導入などにより、電波塔から直接受信する放送と異なる放送を受信できる可能性がある。そのような環境の場合、屋内のアンテナ端子からデジタル放送受信機の外部アンテナ端子に引き込んだ放送波と、デジタル放送受信機の内部アンテナで直接受信した放送波で別々の放送波を受信する可能性がある。この状況の下でキャリア合成を行うと、異なる情報を表す波形を合成してしまい、正常に受信できない可能性がある。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、外部アンテナ端子に接続したアンテナ(以下、外部アンテナ)と、機器に備え付けのアンテナ(以下、内部アンテナ)で別々の放送波を受信した場合でも、正常に視聴ができるようにしたデジタル放送受信機を提供することを目的とする。
本発明に係るデジタル放送受信装置は、少なくとも2つ以上のアンテナによる受信波を合成して受信するデジタル放送受信装置であって、外部アンテナの接続を検知する挿抜検知部と、前記外部アンテナからの入力を復調して第1のTSを、前記外部アンテナ以外のアンテナからの入力を復調して第2のTSを取得する復調部と、前記第1のTSと前記第2のTSを比較する比較部と、前記比較部により受信波の合成方法を変更する合成部と、を備えることを特徴とするものである。
本発明は、内部アンテナと外部アンテナで異なる放送波が入力されたとしても、正しく視聴できるという効果を有する。
本発明に係るデジタル放送受信機を実施するための最良の形態は、図1乃至図2で示される。
<デジタル放送受信装置1のハードウエア構成>
本実施の形態に係るデジタル放送受信装置1のハードウエア構成は、図1で示される。デジタル放送受信装置1は、CPU11、ROM12、RAM13、映像IC14、音声IC15、内部アンテナ16、チューナIC17、OFDM復調IC18、入力デバイス19、出力デバイス20、外部アンテナ端子21を備えている。これらのデバイスは、バス等で接続されている。
ROM12には、据え置き型録画装置1の起動に必要な基本プログラム(例えば、BIOS)が記憶されているほか、デジタル放送視聴の各種アプリケーションプログラムが格納されている。また、本発明に必要なキャリア合成変更プログラムも格納されている。
RAM13には、各種プログラムや各種データ等が展開される領域、OFDM復調IC18から出力されたTS(Transport Stream)を格納する領域、CPU11や映像IC15などによる処理で得られたデータが記憶される領域などが設けられている。
映像IC14は映像データのデコードや出力のための変換などの機能を有する。一部または全ての機能がCPU11に含まれることもある。
音声IC15は音声データのデコードや出力のための変換などの機能を有する。一部または全ての機能がCPU11に含まれることもある。
アンテナ16はデジタル放送を受信するためのもので、本実施の形態では4本搭載する。ここではアンテナ16はデジタル放送受信装置1の付属アンテナとして説明するが、これはこの形態に限定するものではない。それぞれのアンテナがデジタル放送受信装置1とは別に設けられる外部アンテナであってもよい。ここでは、アンテナ16が受信する放送波が共通のものであればよい。本実施の形態では、受信する放送波が共通のアンテナ16を内部アンテナとして説明する。アンテナ16の各々がチューナIC17に接続される。
チューナIC17およびOFDM復調IC18(復調部)はデジタル放送の放送波を復調してTSを出力する。本実施の形態におけるOFDM復調IC18は、4つのチューナからの入力を任意の組み合わせでキャリア合成し、2つのTSを出力する。例えば、4つのチューナからの入力をブランチ1〜4と呼ぶことにすると、ブランチ1と2をキャリア合成して1本目のTSを、ブランチ3と4をキャリア合成して2本目のTSを出力することができる。
また、ブランチ1〜4の全てを合成して一つのTSを出力することも可能なものである。なお、本実施ではOFDM復調を例に説明しているが、これに限定するものではなく、チューナ17の出力からTSを出力するために何らかの復調を処理するものであればよい。
入力デバイス19は装置を制御するために利用するもので、リモコンの信号を受ける赤外線受光部、ボタンなどが好適である。
出力デバイス20は装置の状態や映像・音声を提示するために利用するもので、LED、ディスプレイ、スピーカなどが好適である。ディスプレイ、スピーカの代わりに映像出力端子、音声出力端子を備えている場合もある。
外部アンテナ端子21はピンジャック型もしくはF栓型の端子であり、この端子と宅内に配線されているアンテナ端子との間をアンテナ線やデジタル放送受信装置1に付属していない別体の外部アンテナからのアンテナ線で接続するなどする。外部アンテナ端子21はアンテナ線が接続されたか否かを検出する挿抜検知機能を持つ。挿抜検知機能は機械構成によるものでも、電気信号等の検出による構成のいずれでもよい。また、ここでは、アンテナ端子12に当該機能が備わっている例として示したが、挿抜検知機能を独立の挿抜検知部としてもよい。これにより、デジタル放送受信装置1は、外部アンテナ端子21にアンテナが接続しているかを検知することができる。外部アンテナ端子21にアンテナが接続されている場合には、内部アンテナの代わりに外部アンテナが1つのチューナ17の一つに接続される。なお、以下の説明では、外部アンテナ端子21に接続されているアンテナを外部アンテナとして説明する。
<キャリア合成変更処理>
本実施の形態に係るキャリア合成変更処理はデジタル放送受信装置1にて実行される。具体的には、CPU11がROM12からRAM13に展開されたキャリア合成変更プログラムを実行する。実行条件は、起動直後もしくはデジタル放送視聴状態になった場合で、一定時間毎に定常的に実行される。また、外部アンテナ端子へのアンテナ線の挿抜が検知された場合に実行するとしても良い。なお以下の説明では、外部アンテナがブランチ1に、ブランチ2〜4はデジタル放送受信装置1に付属のアンテナが接続されているとする。
本実施の形態に係るキャリア合成変更処理の流れは、図2で示される。
まず、ステップS21で外部アンテナ接続があるか判定する。
外部アンテナ接続なしの場合、ステップS22に進み、ブランチ1〜4をOFDM復調IC18で全て合成して復調し、TSを出力する。
外部アンテナ接続ありの場合、ステップS23に進み、OFDM復調IC18で、外部アンテナに接続されたブランチ1と内部アンテナに接続されたブランチ2〜4の2系統の復調をおこなう。二つの復調により2本のTSが出力される。
次に、ステップS24に進み、CPU11は、2本のTSが同一の放送であるか判定する。同一の放送か否かの判定には、TS内のPSI(Program Specific Information)/SI(Service Information)情報を使用する。具体的にはNIT(Network Information Table)のトランスポートストリーム識別や、SDT(Service Description Table)のサービス識別を比較して一致するか判定する。電子番組表(EPG)などの番組情報表示に使用するEIT(Event Information Table)を比較に使用しても良い。この場合CPU11は、2本のTSを比較する比較部として動作する。
ステップS24で同一と判定された場合、ステップS25に進み、ブランチ1〜4をOFDM復調IC18で全て合成して復調し、TSを出力する。
ステップS24で同一でないと判定された場合、ステップS26に進み、外部アンテナと内部アンテナの2系統でどちらの受信感度が良いか判定する。受信感度の判定にはOFDM復調IC18から取得できるC/N比やBER(bit error rate)を使用する。
ステップS26で、外部アンテナの感度が良いと判定された場合、ステップS27に進み、外部アンテナが接続されたブランチ1のみをOFDM復調IC18で復調してTSを出力する。
ステップS26で、内部アンテナの感度が良いと判定された場合、ステップS28に進み、内部アンテナが接続されたブランチ2〜4をOFDM復調IC18で合成して復調し、TSを出力する。なお、ステップS25、S27、S28においてOFDM復調IC18はTSの選択、合成をおこなう合成部として動作する。
なお、本実施の形態では、感度の良い方のTSを使用するとしたが、外部アンテナの方のTSを固定的に使用するようにしても良いし、メニューにより利用者に選択させるようにしても良い。
以上のように本実施の形態のデジタル放送受信装置によれば、外部アンテナと内部アンテナで異なる放送を受信したとしても、いずれか一方の放送を正常に視聴することができる。
本発明は、外部アンテナが接続された場合に、外部アンテナによる受信波と内部アンテナによる受信波を別々に復調してTSを比較し、同一の放送であるか判定する。これにより、外部アンテナと内部アンテナで異なる放送を受信したとしても、いずれかの一方の放送を正常に視聴することができるという効果を有し、宅内/宅外とも使用するポータブル型のデジタル放送受信装置等に有用である。
本実施の形態におけるデジタル放送受信装置のハードウエア構成を示す図 本実施の形態におけるキャリア合成変更処理の流れを示す図
符号の説明
1 デジタル放送受信装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 映像IC
15 音声IC
16 アンテナ
17 チューナIC
18 OFDM復調IC
19 入力デバイス
20 出力デバイス
21 外部アンテナ端子

Claims (5)

  1. 少なくとも2つ以上のアンテナによる受信波を合成して受信するデジタル放送受信装置であって、
    外部アンテナの接続を検知する挿抜検知部と、
    前記外部アンテナからの入力を復調して第1のTSを、前記外部アンテナ以外のアンテナからの入力を復調して第2のTSを取得する復調部と、
    前記第1のTSと前記第2のTSを比較する比較部と、
    前記比較部により受信波の合成方法を変更する合成部と、を備えるデジタル放送受信装置。
  2. 前記比較部は、TS内のNIT、または、SDTを使用して比較することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記合成部は前記比較部でTSが一致すると判断したときに全てのアンテナの受信波を合成して復調することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記合成部は前記比較部でTSが一致しないと判断したときに外部アンテナの受信波のみを用いて復調することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  5. 前記合成部は前記比較部でTSが一致しないと判断したときに受信感度の良好な方のTSを視聴することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014183517A (ja) * 2013-03-21 2014-09-29 Sony Corp テレビジョン受信装置、テレビジョン受信方法および携帯端末

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