JP2010143380A - デッキボード及びデッキボード装置 - Google Patents

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彰久 平澤
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Abstract

【課題】各取り付け段において、本体ボードの前後方向の位置を最適な位置に設定できるようにする。
【解決手段】自動車の荷室において高さの異なる各取り付け段に取り付け可能とされたデッキボードであって、本体ボードと、この本体ボードの前側に第一ヒンジにより折り曲げ可能に連結された前部ボードと、前記前部ボードにおいて前記前部ボードに対して前後方向に相対移動可能に取り付けられた一、又は複数個のスライダと、前記スライダに取り付けられ荷室幅方向の両側壁に軸受けされる一対の軸部材と、を備えてなる。
【選択図】図7

Description

本発明は、デッキボード及びデッキボード装置に関する。
従来から、積載された荷物を隠したり、或いは棚として使用するなどを目的として、自動車後部の荷室内にボードを設置した車両がある。下記特許文献1、特許文献2には、この種のボードの設置構造として、ボード先端に連結されたレバーをヒンジを軸として回転させることにより、ボードの設置高さを調整可能とした技術が開示されている。
特開2006−306347号公報 特許第4038775号公報
ところで、ユーザは、荷室のボード上に荷物を置いたり、又置いた荷物を取り出す作業を、後部ドアを空けて車両後部側から行う。従って、荷物を載せるボードは、後端の位置が出来る限り車両後部側に迫り出していることが好ましく、このようにすることで、荷物を車両後部に近い位置に置くことが可能となり、荷物の出し入れを容易に出来る。一方、上記のように、ボードの高さ調整を、単なる回転動作により行う形式のものは、高さ調整に伴って移動するボードの先端の軌跡が円軌道となる。そのため、高さを調整した際に、ボードの前後方向の位置は円軌道によって一義的に定まってしまい、特に前後方向についての位置の自由度がほとんどない。
このような構成では、図15に示すように、ボードBを下段に位置させたとき、ボード全体が荷室の前部側に引き込まれた状態になることがほとんどである。すると、荷室の後壁(後部ドアが閉止される開口縁)3とボード後端4との間(図15のF部)が空いてしまうから、そこに荷物が落ちてしまったり、また、荷物が落ちなくても、荷室の後壁から荷物までの距離が遠くなり、荷物の出し入れが行い難くなる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、各取り付け段において、本体ボードの前後方向の位置を最適な位置に設定できるデッキボード及びデッキボード装置を実現させることを目的とする。
本発明(デッキボード)は、自動車の荷室において高さの異なる各取り付け段に取り付け可能とされたデッキボードであって、本体ボードと、この本体ボードの前側に第一ヒンジにより折り曲げ可能に連結された前部ボードと、前記前部ボードにおいて前記前部ボードに対して前後方向に相対移動可能に取り付けられた一、又は複数個のスライダと、前記スライダに取り付けられ荷室幅方向の両側壁に軸受される一対の軸部材と、を備えてなる。
本発明(デッキボード装置)は、請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のデッキボードと、前記荷室の幅方向の両側壁に設けられ、前記軸部材を軸受けする軸受け部と、前記荷室の幅方向の両側壁に互いに高さを変えつつ複数個形成され、前記本体ボードに設けられた支持ピンを上から受け入れて支持することにより、中段を含む前記各取り付け段にて前記本体ボードを水平に支えるピンホルダと、を備え、前記中段では前記前部ボードが前記本体ボードと共に水平な状態にて支持されるデッキボード装置であって、前記軸部材を中心とする回転と前記スライダに対する相対移動とを前記前部ボードに行わせることにより、前記本体ボードを前記中段から各取り付け段へ移動させる構成であり、かつ前記本体ボードを前記中段の取り付け段からそれより低い次の取り付け段に移動させる場合には、前記前部ボードを前記スライダに対する相対移動によって車両後方側に移動させ、前記本体ボードを前記中段の取り付け段からそれより高い次の取り付け段に移動させる場合には、前記前部ボードを前記スライダに対する相対移動によって車両前側に相対移動させる構成とする。
これら発明では、前部ボード及び本体ボードがスライダに対して相対移動できるようにしてあり、本体ボードを中段からそれより高い次の取り付け段に移動させるときには、前部ボードがスライダとの相対移動により車両前側に移動する。その一方、本体ボードを中段からそれより低い次の取り付け段に移動させるときには、前部ボードがスライダとの相対移動により車両後方側に移動する。
このような構成であれば、各取り付け段における本体ボードの位置(前後方向の位置)を、荷室後部の形状(側面方向から見たときの形状)に対応した位置に設定可能となる。というのも、通常、荷室後部の形状は、例えば、図7にて示すように、床面に近い下側が車両後方側にやや突き出ており、上側は車両前側にやや傾斜することが多い。これに対して、本発明では、中段より下側の段では、本体ボードの位置を車両後側寄りの位置にすることが可能となり、中段より上側の段では、本体ボードの位置を車両前側寄りの位置に出来るからである。
上記発明の実施態様として以下の構成とすることが好ましい。
・前記前部ボードの内部に、前記スライダを前後移動可能な状態にて収める前側収容部を設ける。このような構成としておけば、スライダを前部ボードに内蔵できる。そのため、機構部品が外部に露出せず、見栄えがよい。
・前記前部ボードと前記本体ボードの両ボードにそれぞれ形成され、前記両ボードを上面同士が面一になる展開状態にさせたときに互いに向かい合う一対の受け部と、互いに向かい合う前記一対の受け部を貫くように係止する閂部材と、を含んで構成され、前記両ボードを上面同士が面一となる一枚の板状にロックするロック機構を備える。このようにしておけば、両ボードを一枚の板状にロックすることが可能となり、使い勝手がよい。
・前記本体ボードに、前記前部ボードの前側収容部と共に、前記一対の受け部を形成する後側収容部を設ける。このような構成であれば、少なくとも、前部ボード側については、閂部材の相手となる受け部をそれ専用に設ける必要がない。
・前記スライダは、前記軸部材を取り付けたスライダ前部と、前記閂部材として機能するスライダ後部と、前記スライダ前部と前記スライダ後部とを折り曲げ可能に連結する第二ヒンジとを備える構成とする。このような構成であれば、閂部材をそれ専用に設ける必要がない。
・前記スライダ後部が前記前部ボードの前側収容部と前記本体ボードの前記後側収容部に跨って位置し前記ロックがかかるスライダの停止位置を中間停止位置と定義したときに、前記スライダを前記中間停止位置から前記前部ボード及び前記本体ボードに対して車両前側に相対移動させると、前記スライダ後部が前記本体ボードの後側収容部から外れて前記ロックが解除し、前記スライダを前記中間停止位置から前記本体ボード及び前記前部ボードに対して車両後側に相対移動させると、前記スライダ後部が前記前部ボードの前側収容部から外れて前記ロックが解除する構成とする。このようにしておけば、本体ボードの押し引きにより、ロックの解除が可能となるので、ロック解除操作とデッキボードの上下移動操作を簡単に行うことが可能となる。
・前記軸受け部を上向きに開放する形状とする。このようにしておけば、デッキボードの着脱が簡単に出来、使い勝っ手がよい。
本発明によれば、各取り付け段において、本体ボードの位置を最適な位置に設定できる。
本発明の一実施形態を図1ないし図13によって説明する。図1は自動車の荷室を後方側から見た斜視図である。尚、以下の説明において前後とは車両の前後方向を指すものとし、左右とは車両幅方向の両側を指すものとする。
1.全体構造
本車両10は、図1に示すように、室内空間が後席15によって前後に区画されており、後席15よりも後方の領域が荷室20となっている。車両後部のボディ内壁を構成する左右のインナパネルは、デッキサイドトリム25R、25Lにより被覆されており、係るデッキサイドトリム25R、25Lが荷室20の両側壁(荷室幅方向の両側壁)を構成している。また、車両10の後部には、荷室20に対して荷物の出し入れするアクセス口として機能する後部開口17が形成されており、係る後部開口17を後部ドアDにより開閉できる構成となっている。
図1に示すように、各デッキサイドトリム25R、25Lの表面(荷室側)側にはそれぞれ、1つのヒンジピンホルダ31と3つの支持ピンホルダ34、35、36が一体的に形成されている。ヒンジピンホルダ31は上方に開口するU字型(上向きに開放する形状)をなし、荷室前部寄りの位置に設けられている。
このヒンジピンホルダ(本発明の「軸受け部」に相当)31は、後述するデッキボードDBに設けられるヒンジピン(本発明の「軸部材」に相当)83を上方から受け入れ、ヒンジピン83を軸受けする機能を担うものである。
3つの支持ピンホルダ34、35、36はいずれも荷室後部側に設けられている。これら支持ピンホルダ34、35、36は、上方に開口するU字型をなしており、後述するデッキボードDBに設けられる支持ピン51を上方から受け入れ可能となっている。
各支持ピンホルダ34、35、36は設置高さが上段、中段、下段の3段に設定されている。具体的には、下段の支持ピンホルダ36は荷室の床面16に対して近い位置にあり、また中段の支持ピンホルダ35は下段に対して、上段の支持ピンホルダ34は中段に対してそれぞれ一定距離高い位置にある。
また、3つの支持ピンホルダ34、35、36は前後方向に関する位置もそれぞれ異なっており、下段の支持ピンホルダ36が最も車両の後部側に位置している。中段の支持ピンホルダ35はその少し前側に位置しており、上段の支持ピンホルダ34は、中段の支持ピンホルダ35に対して車両前側に一定距離離れた位置に設けられている。
尚、ヒンジピンホルダ31と中段の支持ピンホルダ35はほぼ同じ高さ位置にあり、かつ両ホルダ31、35間の距離は、図5の(A)に示す距離(デッキボードDBのヒンジピン83と支持ピン51の直線距離)Lと同じ寸法に設定されている。
そして、デッキボードDBの左右のヒンジピン83R、83Lを左右のデッキサイドトリム25R、25Lに設けられたヒンジピンホルダ31にそれぞれ乗せ、デッキボードDBの左右の支持ピン51R、51Lを左右のデッキサイドトリム25R、25Lに設けられた支持ピンホルダ34、35、36のいずれかにそれぞれ乗せることにより、デッキボードDBは、ボード4隅の4点を荷室20の左右のデッキサイドトリム25R、25Lに支持されて、荷室20に取り付けられる構成となっている。
尚、デッキボードDBは上記したヒンジピンホルダ31、支持ピンホルダ34、35、36と共に、デッキボード装置Uを構成するものであり、以下詳説されるように、荷室20内にて図2に示す中段と、図3に示す上段と、図4に示す下段の3段階(3つの取り付け段)に高さ調整出来る構成となっている。
2.デッキボードDBの構成
デッキボードDBは荷室20を上下に仕切るものであり、全体としては荷室20の幅方向に長い平板状をなす。係るデッキボードDBは本体ボード50と、前部ボード60と、一対のスライダ80を主体に構成されている。本体ボード50は合成樹脂製の厚板よりなると共に、その上面は荷物を積載可能な平坦面とされている。この本体ボード50の左右両側端面の後部には、一対の支持ピン51R、51Lが設けられている。支持ピン51R、51Lはピンの軸を車幅方向に向けており、左右側端面から車幅方向に突出している。また、本体ボード50の上面後部中央には、取っ手50Aが設けられている。
前部ボード60は本体ボード50と同じく合成樹脂製の厚板よりなる。この前部ボード60は図5の(A)に示すように、本体ボード50の前側に薄肉化(具体的には、前部ボード60と本体ボード50の境界部分を逆V字型に切り欠いて薄肉化)した第一ヒンジH1により連結されており、連結点Pを折り点にして両ボード50、60が折り曲げ自在な構成となっている。
そして、これら前部ボード60と本体ボード50とを、図5の(A)に示すようにボート角θを180度まで開くと、双方のボード50、60の上面同士が面一になる構成となっている。尚、以下の説明において、ボード角θが180度となるように開かれた状態を両ボード50、60の展開状態と呼ぶものとする。
そして、図6に示すように、前部ボード60の幅方向の両側部には、それぞれ空洞状の前側収容部65R、65Lが形成され、又本体ボード50の幅方向の両側部には、それぞれ空洞状の後側収容部55R、55Lが形成されている。前部ボード側の前側収容部65R、65Lは、前部ボード60の前部寄りを位置を始端として車両後方向に延びており、前部ボード60の後端面69に開口している。一方、本体ボード50側の後側収容部55R、55Lは、本体ボード50の中央やや前側の位置を始端として車両前側に延びており本体ボード50の前端面59に開口している。
図6に示すように、図中の左手側に位置する前側収容部65Lと後側収容部55Lは組になっており、車幅方向の位置が一致している。また、図中の右手側に位置する前側収容部65Rと後側収容部55Rも組になっており、車幅方向の位置が一致している。以上のことから、図5の(A)に示すように、前部ボード60と本体ボード50を展開状態にすると、組を構成する前後の収容部同士が向かい合って一直線状に連なる構成となっている。
これら組をなす前後の収容部55、65は、次に説明するスライダ80R、80Lを前後移動可能に収容する収容空間Gを構成している。尚、スライダ80R、80Lは左右対称構造となっているので、以下スライダ80R側を代表させて説明を行う。
スライダ80Rはスライダ前部81と、スライダ後部85とから分割構成されている。スライダ前部81とスライダ後部85は共に前後方向に長い形状をしており、第二ヒンジH2を介して折り曲げ可能に連結されている。尚、この第二ヒンジH2はスライダ前部81のスライダ後部85の境界部分を逆V字型に切り欠いて薄肉化することにより形成したものとなっている。
上記スライダ80Rは、前部ボード60の前側収容部65Rと本体ボード50の後側収容部55Rとにより形成される収容空間G内を前後に移動できる。これにより、本発明の「前記前部ボードにおいて前記前部ボードに対して前後方向に相対移動可能に取り付けられた一、又は複数個のスライダ」が具現化されている。
そして、スライダ80Rを図5の(A)に示す中間停止位置に停止させると、スライダ後部85が、前部ボード60の前側収容部65Rと本体ボード50の後側収容部55Rとに跨るように位置する。
これにより、いわゆる閂型のロックがかかり、両ボード50、60は第一ヒンジH1を折れ点とする折れ曲がりを規制された状態になる。このように、スライダ後部(本発明の「閂部材」に相当)85は、前側収容部(本発明の「受け部」に相当)及び後側収容部(本発明の「受け部」に相当)と共に、前部ボード60と本体ボード50を上面同士が面一となる一枚の板状にロックするロック機構を構成している。
尚、図5の(B)に示すように、スライダ80Rのスライド前部81の上面に、円弧状の位置決め突部84を形成すると共に、前側収容部65Rの内壁面には位置決め突部84を受け入れ可能な嵌合凹部66が形成されている。そして、図5の(A)に示す中間停止位置では、位置決め突部84が嵌合凹部66に丁度嵌合して、スライダ80Rを位置規制する構成となっている。
そして、本実施形態では、スライダ80Rを図5の(A)に示す中間停止位置からデッキボードDBに対して前後いずれかの方向に相対移動させると、スライダ後部85の先端が前側収容部65Rから外れるか、スライダ後部85の後端が後側収容部55Rから外れることで、上記ロックが解除される構成となっている。
尚、前側収容部65Rの奥壁68、後側収容部55Rの奥壁58はそれぞれストッパ壁となっている(図9、図12参照)。これにより、スライダ80Rは前側収容部65Rの奥壁68、又は後側収容部55Rの奥壁58に突き当たると、そこでデッキボードDBに対する相対移動が規制される構成となっている。
また、スライダ後部85にはコイルスプリング90が止められている。このコイルスプリング90は、本体ボード50に一端側を止めており、スライド後部85を含むスライダ80Rの全体に、収容空間Gにおけるスライダ80の位置に応じて引張方向、又は、反発方向への付勢力を作用させる構成となっている。
また、図6にて示すように、スライダ80Rを構成するスライダ前部81の前端部には、軸を車幅外側方向に向けてヒンジピン83Rが取り付けられている。係るヒンジピン83Rは前側収容部65Rの壁面に形成される逃がし孔67を幅方向に貫通しており、ピン先端を前部ボード60の幅方向の両端面から突出させている。
3.デッキボードDBの操作方法
デッキボードDBを例えば、荷室20の中段に取り付けるには、まず、図5の(A)に示すように、前部ボード60、本体ボード50を共に水平にし、更に、スライダ80R、80Lを図5の(A)に示す中間停止位置に移動させてやる。これにより、位置決め突部84が嵌合凹部66に嵌合すると共に、スライダ80Rのスライダ後部85が前側収容部65Rと後側収容部55Rに跨って止まり、またスライダ80Lのスライダ後部85が前側収容部65Lと後側収容部55Lに跨って止まる。
これにて、デッキボードDBは、両ボード50、60の連結点となる第一ヒンジH1を折れ点とする折れ曲がりが規制された状態(すなわちロック)になり、一枚の板状になる。尚、また、コイルスプリング90は幾らか伸びた状態にあって、スライダ80R、80Lに対して引っ張り方向の付勢力を作用させた状態にある。尚、この付勢力はスライダ80R、80Lのガタつきを抑える程度の極弱い付勢力である。
あとは、一枚の板状になったデッキボードDBを後部開口17から荷室内に入れつつ、デッキボードDBの左右のヒンジピン83R、83Lを、左右のデッキサイドトリム25R、25Lに設けられたヒンジピンホルダ31にそれぞれ取り付け、デッキボードDBの左右の支持ピン51R、51Lを左右のデッキサイドトリム25R、25Lに設けられた中段の支持ピンホルダ35にそれぞれ取り付けてやればよい。これにより、デッキボードDBを、図2、図7に示すように、荷室20の中段にセット出来る。
次に、中段に取り付けられたデッキボードDBを上段に調整するには、本体ボード50の取っ手50Aを引き上げて、一枚の板状にロックされた本体ボード50とデッキボードDBを、ヒンジピン83R、83Lを軸(中心)に上側に回転させてやり、本体ボード50の支持ピン51R、51Lを中段の支持ピンホルダ35からそれぞれ外してやる。
そして、本体ボード50の支持ピン51R、51Lが外せたら、次に、本体ボード50を車両前側に軽く押し込んでやる。すると、スライダ80R、80Lはその位置に留まる(ヒンジピン83R、83Lが軸受けされた状態にあるのでスライダは動けない)ものの、前部ボード60と本体ボード50は、車両前側に押し込まれから、スライド前部81の上面に形成される位置決め突部84から、前側収容部65Rの内壁面に形成される嵌合凹部66がまず外れ、その後、前部ボード60及び本体ボード50が車両前側に移動する。
すると、前部ボード60及び本体ボード50との間に起こる相対移動により、両スライダ80R、80Lのスライダ後部85が本体ボード50側の後側収容部55R、55Lの奥側に差し込まれてゆく。そのため、前部ボード60側の前側収容部65R、65Lに対するかかりが浅くなってゆき、やがて両スライダ80R、80Lのスライダ後部85の先端が、前側収容部65R、65Lからほぼ同時に外れる。これにより、スライダ80R、80Lのスライダ後部85によるロックが解除する。
そして、本体ボード50が車両前側に更に押し込まれてゆくと、それに追随してスライダ80R、80LはデッキボードDBに対して相対的な移動を続けるから、スライダ後部85は後側収容部55R、55Lの奥方に、更に差し込まれてゆく。やがて、スライダ後部85の全体が、本体ボード50の後側収容部55R、55L内に収まり、スライダ後部85の後端が後側収容部55R、55Lの奥壁58に突き当たる状態になる。
かくして、スライダ80R、80LとデッキボードDBとの相対移動が規制されると、その後、本体ボード50を車両前側に押し込む力は、ヒンジピン83R、83Lを軸(中心)として車両前側に前部ボード60を回転させるように作用する。また、この段階では、既に、前部ボード60と本体ボード50との間のロックは解除した状態にあり、前部ボード60と本体ボード50は折れ点となる第一ヒンジH1を軸に折り曲げ可能となっている。
以上のことから、その後、更に、本体ボード50が車両前側に押し込まれると、前部ボード60だけがヒンジピン83R、83Lを軸(中心)として図8のR方向に回転し、次第に姿勢を起してゆく。そして、本体ボード50は前部ボード60に対するボード角θを小さくすることで水平な姿勢を保ちつつ、次第に、高さを上げてゆく。
そして、前部ボード60が一定角回転すると、図10に示すように、前部ボード60の後端面69と本体ボード50の前端面59が面当たりした状態になる。後は、本体ボード50のボード後部に設けられる左右の支持ピン51R、51Lを、左右のデッキサイドトリム25R、25Lに形成される上段の支持ピンホルダ34にそれぞれ上から嵌合させてやれよい。
これにて、本体ボード50を、図3、図10に示す上段にセットできる。この上段では、図10にて示すように、スライダ前部81が、本体ボード50の前側を支えるので、本体ボード50は、ボード上面がフラットになる水平な姿勢で安定する。
そのため、本体ボード50の上面に問題なく荷物を置くことが可能である。尚、この上段において、両スライダ80R、80Lのスライダ後部85は後側収容部55R、55Lの奥壁58に突き当たった状態にあり、またコイルスプリング90は全長を短くした状態にあってスライダ80R、80Lに対して車両前側への付勢力を作用させた状態にある。
また、上段にある本体ボード50を中段に戻すには、操作を逆に辿ってやればよい。すなわち、まず、取っ手87を手で掴んで本体ボード50を持ち上げ、本体ボード50の支持ピン51R、51Lを、上段の支持ピンホルダ34から外してやる。その後、本体ボード50を車両後方に引き込んでやる。
これを行うと、まず、前部ボード60がヒンジピン83R、83Lを軸(中心)として図10のS方向に回転してゆく。そして、前部ボード60が一定角回転すると、図8にて示すように本体ボード50と前部ボード60が展開状態となる。すると、前部ボード60側の前側収容部65R、65Lと本体ボード50側の後側収容部55R、55Lが互いに向かい合って整合するので、両スライダ80R、80Lのスライダ後部85が、前側収容部65R、65Lに対して進入可能となる。尚、このとき、コイルスプリング90は、スライダ80R、80Lに対して反発力、すなわち車両前側へ押し込む力を作用させる。
それ以降、更に、本体ボード50を車両後方に引き込んでゆくと、両スライダ80R、80Lのスライダ後部85の前端が、次第に前部ボード60の前側収容部65R、65Lに進入してゆく。これにて、スライダ後部85によるロックが再びかかり、両ボード50、60は第一ヒンジH1を軸とした折れ曲がりを規制された状態に戻る。
あとは、本体ボード50を更に、車両後方に引き込みながら、支持ピン51を、中段の支持ピンホルダ35に嵌合させてやればよく、これにて、本体ボード50を図2、図7に示す中段に復帰できる。尚、このとき、スライダ80R、80Lは、図5の(A)に示す中間停止位置に戻り、スライド前部81の上面に形成される位置決め突部84が、前側収容部65Rの内壁面に形成される嵌合凹部66に、再び嵌合する。
次に、中段に取り付けられたデッキボードDBを下段に調整するには、上段への調整時と同様に、本体ボード50の取っ手50Aを引き上げて、一枚の板状にロックされた本体ボード50とデッキボードDBを、ヒンジピン83R、83Lを軸(中心)に上側に回転させてやり、本体ボード50の支持ピン51R、51Lを中段の支持ピンホルダ35からそれぞれ外してやる。
そして、本体ボード50の支持ピン51R、51Lが外せたら、次に、本体ボード50を車両後方に引き込んでやる。すると、スライダ80R、80Lはその位置に留まる(ヒンジピン83R、83Lが軸受けされた状態にあるためスライダは動けない)ものの、前部ボード60と本体ボード50は車両後方に引かれるから、スライド前部81の上面に形成される位置決め突部84から、前側収容部65Rの内壁面に形成される嵌合凹部66がまず外れ、その後、前部ボード60及び本体ボード50が車両後側に移動する。
すると、前部ボード60及び本体ボード50との間に起こる相対移動により、両スライダ80R、80Lが前部ボード60側の前側収容部65R、65Lの奥側に差し込まれてゆく。そのため、本体ボード50側の後側収容部55R、55Lに対するかかりが浅くなってゆき、やがて、両スライダ80R、80Lのスライダ後部85の後端が後側収容部55R、55Lからほぼ同時に外れ、これにより、スライダ80R、80Lのスライダ後部85によるロックが、まず解除する(図11参照)。
また、このロック解除の後、スライダ前部85の前端が、前部ボード60の前側収容部65R、65Lの奥壁68に突き当たる状態になる。かくして、スライダ80R、80LとデッキボードDBとの相対移動が規制される結果、本体ボード50をそれ以上、車両後方側に引けない状態になる。
この段階では既に、前部ボード60と本体ボード50との間のロックは解除した状態にあり、前部ボード60と本体ボード50は折れ点となる第一ヒンジH1を軸に、折り曲げ可能となっている。そのため、その後、本体ボード50を持つ手の力を緩めてやれば、前部ボード60だけがヒンジピン83R、83Lを軸(中心)に図11のS方向に回転し、姿勢を倒してゆく。そして、本体ボード50は前部ボード60に対するボード角θを大きくすることで水平な姿勢を保ちつつ、自重により次第に高さを下げていく。
後は、本体ボード50のボード後部に設けられる左右の支持ピン51R、51Lを、左右のデッキサイドトリム25R、25Lに形成される下段の支持ピンホルダ36にそれぞれ上から嵌合させてやればよく、これにて、本体ボード50を、図4、図13に示す下段にセットできる。
そして、この下段において、前部ボード60は車両後方に下降傾斜した姿勢となるものの、本体ボード50はボード上面がフラットな姿勢となる。そのため、本体ボード50の上面に問題なく荷物を置くことが可能である。尚、この下段において、両スライダ80R、80Lのスライダ前部85は前側収容部65R、65Lの奥壁68に突き当たった状態にあり、またコイルスプリング90は全長を長くした状態にあって、スライダ80R、80Lに対して引張力、すなわち車両後方側へ引き込み力を作用させる。
また、下段にある本体ボード50を中段に戻すには、操作を逆に辿ってやればよい。すなわち、まず、取っ手87を手で掴んで本体ボード50を持ち上げて、本体ボード50の支持ピン51R、51Lを下段の支持ピンホルダ34から外すと共に、両ボード50、60を図11に示す展開状態に戻してやる。
これにより、前部ボード60側の前側収容部65R、65Lと本体ボード50側の後側収容部55R、55Lが、互いに向かい合って整合するので、両スライダ80R、80Lのスライダ後部85が、前側収容部65R、65Lに対して進入可能となる。尚、このとき、コイルスプリング90は、スライダ80R、80Lに対して、車両後方側へ引き込み力を作用させる。
その後、本体ボード50を車両前方に押し込んでゆくと、両スライダ80R、80Lのスライダ後部85の前端が、本体ボード50の後側収容部55R、55Lに進入してゆく。かくして、スライダ後部85によるロックが再びかかり、両ボード50、60は第一ヒンジH1を軸とした折れ曲がりを規制された状態になる。
あとは、本体ボード50を更に、車両前側に押し込みながら、支持ピン51R、51Lを、中段の支持ピンホルダ35に嵌合させてやれよく、これにて、本体ボード50を図2、図8に示す中段に復帰できる。尚、このとき、スライダ80R、80Lは図5の(A)に示す中間停止位置に戻り、スライド前部81の上面に形成される位置決め突部84が、前側収容部65Rの内壁面に形成される嵌合凹部66に、再び嵌合する。
以上説明したように、本実施形態では、本体ボード50を前後に押し引きするだけの簡単な操作で、本体ボード50を高さ調整できるから、使い勝っ手がよく商品性が高い。
また、本実施形態のものは、本体ボード50の調整段数が3段となっているので、荷室20を上下に仕切るパターンにバリエーションを持たすことが可能であり、この点も効果的である。
また、本実施形態では、前部ボード60及び本体ボード50がスライダ80R、80Lに対して相対移動できるようにしてあり、本体ボード50を中段から上段(それより高い次の取り付け段)に移動させるときには、前部ボード60がスライダ80R、80Lとの相対移動により車両前側に移動する。その一方、本体ボード50を中段から下段(それより低い次の取り付け段)に移動させるときには、前部ボード60がスライダ80R、80Lとの相対移動により車両後方側に移動する。
このような構成であれば、各取り付け段における本体ボード50の位置(前後方向の位置)を、荷室後部の形状(側面方向から見たときの形状)に対応した位置に設定可能となる。というのも、通常、荷室後部の形状は、例えば、図7にて示すように、床面に近い下側が車両後方側にやや突き出ており、上側は車両前側にやや傾斜することが多い。これに対して、本発明では、中段より下側の段では、本体ボード50の位置を車両後側寄りの位置にすることが可能となり、中段より上側の段では、本体ボード50の位置を車両前側寄りの位置に出来るからである。
また特に、本実施形態では、図7、図13に示すように、少なくとも中段、下段において、本体ボード50の後端が荷室20の後壁20Aに近い位置にある。このようにしておけば、荷室内の後部側にも無理なく荷物Zを置くことが可能となり、荷物Zの取り出し口となる後部開口17から荷物Zまでの距離が必然的に近くなる。そのため、荷物Zの出し入れが行い難くなり、本体ボード50の取り付け位置として最適である。
尚、中段では、両ボード50、60が展開状態となり、デッキボードDBの全長(車両前後方向の長さ)が最大になるから必然的に、本体ボード50の後端の位置が荷室20の後壁20Aに近い位置になる。これに対し下段では、両ボード50、60が折れた状態となり、中段に比べてデッキボードDBの全長が短くなるにも拘わらず、本体ボード50の後端の位置を、中段と同じ位置を保つことが出来るのは、上記した相対移動の作用によるものに他ならない。
また、本実施形態では、スライダ80R、80Lが、両ボード50、60を一枚の板状にロックする閂部材としての機能を兼用している。そのため、このような閂部材を専用に形成する場合に比べて、部品点数少なく装置を構成することが可能となる。
また、本実施形態では、スライダ80R、80L、コイルスプリング90などのデッキボードDBの上下移動機構を構成する機構部品がデッキボードDB側に対して全て集約されている。そのため、荷室20のデッキサイドトリム25R、25Lには、単に、デッキボードDBに設けられたピン類を下支えするホルダのみ形成すればよく、デッキサイドトリム25R、25L側の形状をシンプルにできる。具体的には、デッキサイドトリム25R、25Lの表面に大きな凹凸が出来ず、見栄えがよい。また、デッキボードDBの上下移動機構を構成する機構部品の一部をデッキサイドトリム25R、25Lに内蔵する必要がないため、その分、荷室空間を拡大することができる。
しかも、スライダ80R、80L、コイルスプリング90などの機能部品は全て、デッキボードDBに内蔵されており、これらが外部に露出されない構成となっているから、デッキボードDBそれ自体についても見栄えもよい。
また、本実施形態では、荷室20の側壁を構成するデッキサイドトリム25R、25Lに設けたヒンジピンホルダ31、支持ピンホルダ34〜36に対して、デッキボードDB側のヒンジピン83、支持ピン51R、51Lを乗せるだけの取り付け構造となっているから、取り付けられたデッキボードDBを持ち上げるだけで荷室20から取り外すことが出来、この点も、効果的である
また、本実施形態では、デッキボードDB内にコイルスプリング90を内蔵させている。このコイルスプリング90は、図10に示す下段、図13に示す上段において、スライダ80R、80Lに対し、これを図5の(A)、図7に示す中間停止位置に戻す方向への付勢力を作用させる。従って、デッキボードDBを中段に戻す操作を行うと、その過程で、スライダ80R、80Lを中間停止位置に向けて確実に動かすことが可能となり、この点も効果的である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、左右のスライダ80R、80Lを個別に移動させる構造を例示したが、例えば、図14に示すように、左右のスライダ80R、80Lを連結部材140で連結して一体的に移動させる構成としてもよい。また、スライダ80R、80Lは必ずしも内蔵させる必要はなく、ボードの外側に取り付けてもよい。
(2)上記実施形態では、両ボード50、60を一枚の板状にロックする閂部材を、左右のスライダ80R、80Lのスライド後部85にて兼用させる構成を例示したが、左右のスライダ80R、80Lとは別に、ロック専用の閂部材を専用に設ける構成としてもよい。尚、この場合には、専用に設けた閂部材に対応して、閂部材の係止相手となる受け部を前部ボード60、本体ボード50にそれぞれ設ける構成にするとよい。
(3)上記実施形態では、ヒンジH1、H2を薄肉化して形成したものを例示したが、ヒンジを軸体により構成してもよい。
(4)本実施形態では、3つの取り付け段に対応して3つの支持ピンホルダ34〜36を設けた例を示したが、これに限らず、例えば、3つの支持ピンホルダ34〜36のうち支持ピンホルダ36は省き、下段において本体ボード50の下面を、荷室20の床面によって支持する構成としてもよい。
(5)上記実施形態では、デッキボードDBの上下移動機構を構成する機構部品(スライダ80、前側収容部65、後側収容部55等)をデッキボードDBに一体的に設ける構造を例示したが、例えば、デッキボードDBの上下移動機構を構成する機構部品を上下移動機構部として別体で構成しておいて、デッキボードDBに取り付けてもよい。また、実施形態では、デッキボードDBの両側部にその上下移動機構を設ける構成を例示したが、その上下移動機構をデッキボードDBの車幅方向の中間部に1つ設けてもよく、また、3つ以上(複数個)設けてもよい。尚、上下移動機構をデッキボードDBの車幅方向の中間部に一つ設ける場合には、スライダ80の両側にヒンジピン83を設定する構成となる。また、上下移動機構を3つ以上設ける場合には、両側に位置する上下移動機構のスライダ80に対してのみヒンジピン83を設け、中間に位置する上下移動機構のスライダ80にはヒンジピン83を設けない設定となる。
本発明に係る車両を、後方側から見た斜視図 デッキボードを中段に調整した状態を示す斜視図 デッキボードを上段に調整させた状態を示す斜視図 デッキボードを下段に調整させた状態を示す斜視図 一部を断面で示したデッキボードの側面図 F部の拡大図 スライダの中間停止位置を示すデッキボードの水平断面図 デッキボードの側面図(中段を示す) ロックが解除した状態を示すデッキボードの側面図(一部を断面にて示す) スライダが後側収容部の奥壁に突き当たった状態を示すデッキボードの水平断面図 デッキボードの水平断面図(上段を示す) ロックが解除した状態を示すデッキボードの側面図(一部を断面にて示す) スライダが前側収容部の奥壁に突き当たった状態を示すデッキボードの水平断面図 デッキボードの側面図(下段を示す) 変形例を示す図 課題を示す図
符号の説明
10…車両
25R、25L…デッキサイドトリム(本発明の「荷室幅方向の両側壁」に相当)
31…ヒンジピンホルダ(本発明の「軸受け部」に相当)
34〜36…支持ピンホルダ
50…本体ボード
55…後側収容部(本発明の「受け部」に相当)
60…前部ボード
65…前側収容部(本発明の「受け部」に相当)
80R、80L…スライダ
81…スライダ前部
83R、83L…ヒンジピン(本発明の「軸部材」に相当)
85…スライダ後部(本発明の「閂部材」に相当)
DB…デッキボード
H1…第一ヒンジ
H2…第二ヒンジ
P…連結点

Claims (8)

  1. 自動車の荷室において高さの異なる各取り付け段に取り付け可能とされたデッキボードであって、
    本体ボードと、
    この本体ボードの前側に第一ヒンジにより折り曲げ可能に連結された前部ボードと、
    前記前部ボードにおいて前記前部ボードに対して前後方向に相対移動可能に取り付けられた一、又は複数個のスライダと、
    前記スライダに取り付けられ荷室幅方向の両側壁に軸受けされる一対の軸部材と、を備えてなるデッキボード。
  2. 請求項1に記載のデッキボードであって、前記前部ボードの内部に、前記スライダを前後移動可能な状態にて収める前側収容部を設けたデッキボード。
  3. 請求項2に記載のデッキボードであって、前記前部ボードと前記本体ボードの両ボードにそれぞれ形成され、前記両ボードを上面同士が面一になる展開状態にさせたときに互いに向かい合う一対の受け部と、
    互いに向かい合う前記一対の受け部を貫くように係止する閂部材と、を含んで構成され、前記両ボードを上面同士が面一となる一枚の板状にロックするロック機構を備えるデッキボード。
  4. 請求項3に記載のデッキボードであって、前記前側収容部を前記前部ボードの後端面に開口する形状とすると共に、前記本体ボードに前端面に開口し、前記前部ボードの前側収容部と共に前記一対の受け部を形成する後側収容部を設けたデッキボード。
  5. 請求項4に記載のデッキボードであって、前記スライダは、前記軸部材を取り付けたスライダ前部と、前記閂部材として機能するスライダ後部と、前記スライダ前部と前記スライダ後部とを折り曲げ可能に連結する第二ヒンジとを備えてなるデッキボード。
  6. 請求項5に記載のデッキボードであって、前記スライダ後部が前記前部ボードの前側収容部と前記本体ボードの前記後側収容部に跨って位置し前記ロックがかかるスライダの停止位置を中間停止位置と定義したときに、
    前記スライダを前記中間停止位置から前記前部ボード及び前記本体ボードに対して車両前側に相対移動させると、前記スライダ後部が前記本体ボードの後側収容部から外れて前記ロックが解除し、
    前記スライダを前記中間停止位置から前記本体ボード及び前記前部ボードに対して車両後側に相対移動させると、前記スライダ後部が前記前部ボードの前側収容部から外れて前記ロックが解除する構成としてあるデッキボード。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のデッキボードと、前記荷室の幅方向の両側壁に設けられ、前記軸部材を軸受けする軸受け部と、前記荷室の幅方向の両側壁に互いに高さを変えつつ複数個形成され、前記本体ボードに設けられた支持ピンを上から受け入れて支持することにより、中段を含む前記各取り付け段にて前記本体ボードを水平に支えるピンホルダと、を備え、前記中段では前記前部ボードが前記本体ボードと共に水平な状態にて支持されるデッキボード装置であって、
    前記軸部材を中心とする回転と前記スライダに対する相対移動とを前記前部ボードに行わせることにより、前記本体ボードを前記中段から各取り付け段へ移動させる構成であり、
    かつ前記本体ボードを前記中段の取り付け段からそれより低い次の取り付け段に移動させる場合には、前記前部ボードを前記スライダに対する相対移動によって車両後方側に移動させ、
    前記本体ボードを前記中段の取り付け段からそれより高い次の取り付け段に移動させる場合には、前記前部ボードを前記スライダに対する相対移動によって車両前側に相対移動させる構成としたデッキボード装置。
  8. 請求項7に記載のデッキボード装置であって、前記軸受け部を上向きに開放する形状としたデッキボード装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012020600A1 (ja) * 2010-08-10 2012-02-16 株式会社村田製作所 音波源および超音波発生装置
JP2016094083A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 株式会社タカギセイコー ラゲッジボード

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