JP2010143512A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】EVモード走行時のモータの実モータトルクから、HEVモード走行時の目標エンジントルクを求めることで、目標エンジントルクとエンジン実トルクとのずれを抑え、EVモードからHEVモードへの切換時のトルク変動を抑えることを安価に達成できるハイブリッド車両の制御装置を提供すること。
【解決手段】統合コントローラ10は、オートクルーズ制御時での、EVモード走行時に、車速が目標車速に収束した時点のEV時モータ実トルクを求め、その後の、HEVモード走行時のHEV時モータ実トルクから、エンジン実トルクを求め、エンジン実トルクと目標エンジントルクとの相違に基づいて、HEV走行時の目標エンジントルクを補正する目標エンジントルク算出処理を行なうハイブリッド車両の制御装置とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動源としてエンジンとモータとを備えたハイブリッド車両の制御装置に関し、特に、車速を目標車速に収束させるオートクルーズ制御を実行するものに関する。
従来、エンジンとモータとを備えたハイブリッド車両において、車速を目標車速に維持する、いわゆるオートクルーズ制御を実行するものが、例えば、特許文献1などに記載されている。
この従来技術では、オートクルーズ制御時に、モータのみを駆動させる第1モード(このモードを以下、EVモードと称する)で走行する場合と、モータとエンジンとを駆動させる第2モード(このモードを、以下、HEVモードと称する)とで、異なる制御マップを用いてトルク制御が行なわれる。
特開2001−191814号公報
しかしながら、従来のハイブリッド車両の制御装置では、実際にエンジンから出力されるエンジン実トルクと、制御装置からエンジンに向けて指令される目標エンジントルクとにずれが生じる場合がある。
この場合、オートクルーズ制御を実行している途中で、走行モードを、モータのみを駆動させる第1モード(このモードを以下、EVモードと称する)から、モータとエンジンとを駆動させる第2モード(このモードを、以下、HEVモードと称する)に切り換えた際に、目標エンジントルクとエンジン実トルクとの差に基づくトルク変動が生じ、車両に、トルク変動によるショックが生じる。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、EVモード走行時のモータの実モータトルクから、HEVモード走行時の目標エンジントルクを求めることで、目標エンジントルクとエンジン実トルクとのずれを抑え、EVモードからHEVモードへの切換時のトルク変動を抑えることを安価に達成できるハイブリッド車両の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のハイブリッド車両の制御装置では、制御手段が、オートクルーズ制御時に、モータのみの駆動で走行する第1モード走行時に、車速が目標車速に収束した時点のモータのトルクである第1モード時モータ実トルクを求め、モータとエンジンの駆動で走行する第2モード走行時に、目標エンジントルクを、第1モード時モータ実トルクに基づいて求める目標エンジントルク算出処理を行なうことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置とした。
本発明のハイブリッド車両の制御装置にあっては、制御手段は、オートクルーズ制御時に、第1モード(EVモード)で走行する際に、車速が目標車速に収束した時点で第1モード時モータ実トルクを求める。そして、制御手段は、エンジンとモータとを駆動させる第2モード走行時に、目標エンジントルク算出処理において、目標エンジントルクを、第1モード時モータ実トルクに基づいて求める。
ここで、第1モード時モータ実トルクは、車両を、目標車速で走行させるのに必要な実トルクである。したがって、第2モード走行時に、車速を目標車速に収束させるのに必要な目標エンジントルクを、第1モード時モータ実トルクに基づいて求めることで、目標エンジントルクを、第1モード時モータ実トルクに係わらずに設定するのと比較して、目標エンジントルクとエンジン実トルクとのずれを抑えることが可能となる。
よって、第1モードから第2モードへの移行時にトルク変動が生じるのを抑制でき、車両に、このトルク変動によるショックが生じるのを抑制できる。
しかも、このトルク補正を、モータの実トルクに基づいて行なっているため、エンジントルクを検出するセンサなどを別途設けて補正を行なうものと比較して、安価に上記ショック抑制を達成できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施の形態のハイブリッド車両の制御装置は、エンジン(Eng)とモータ/ジェネレータ(MG)との間に第1クラッチ(CL1)が介装され、前記モータ/ジェネレータ(MG)が駆動輪側に連結されたハイブリッド車両の制御装置であって、車速を検出する車速検出手段(17)を含む走行状態を検出する走行状態検出手段と、一定車速で走行するオートクルーズ走行を指令するオートクルーズ指令手段(23)と、前記エンジン(Eng)、前記モータ/ジェネレータ(MG)、前記第1クラッチ(CL1)の作動を制御し、走行モードを、前記第1クラッチ(CL1)を解放して前記モータ/ジェネレータ(MG)のみを駆動させて走行する第1モードと、前記第1クラッチ(CL1)を締結して前記エンジン(Emg)および前記モータ/ジェネレータ(MG)を駆動させて走行する第2モードと、に制御可能であるとともに、前記オートクルーズ指令手段(23)による指令時に、車速を目標車速に収束させるオートクルーズ制御を実行する制御手段(10)と、を備え、前記制御手段(10)が、前記オートクルーズ制御時において、前記第1モード走行時に、車速が目標車速に収束した時点の前記モータ/ジェネレータ(MG)のトルクである第1モード時モータ実トルクを求め、前記第2モード走行時に、目標エンジントルクを、前記第1モード時モータ実トルクに基づいて求める目標エンジントルク算出処理を行なうことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置である。
図1〜図8に基づき、この発明の最良の実施の形態の実施例1のハイブリッド車両の制御装置について説明する。
図1は、実施例1の制御装置が適用された後輪駆動によるFRハイブリッド車両(ハイブリッド車両の一例)を示す全体システム図である。
実施例1におけるFRハイブリッド車両の駆動系は、図1に示すように、エンジンEngと、フライホイールFWと、第1クラッチCL1と、モータ/ジェネレータMGと、第2クラッチCL2と、自動変速機ATと、プロペラシャフトPSと、ディファレンシャルDFと、左ドライブシャフトDSLと、右ドライブシャフトDSRと、左後輪RL(駆動輪)と、右後輪RR(駆動輪)と、を有する。なお、FLは左前輪、FRは右前輪である。
前記エンジンEngは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンであり、エンジンコントローラ1からのエンジン制御指令に基づいて、エンジン始動制御やエンジン停止制御やスロットルバルブのバルブ開度制御が行われる。なお、エンジン出力軸には、フライホイールFWが設けられている。
前記第1クラッチCL1は、前記エンジンEngとモータ/ジェネレータMGの間に介装されたクラッチであり、第1クラッチコントローラ5からの第1クラッチ制御指令に基づいて、第1クラッチ油圧ユニット6により作り出された第1クラッチ制御油圧により、半クラッチ状態を含み締結・解放が制御される。この第1クラッチCL1としては、例えば、ピストン14aを有する油圧アクチュエータ14により締結・解放が制御される乾式単板クラッチが用いられる。
前記モータ/ジェネレータMGは、ロータに永久磁石を埋設しステータにステータコイルが巻き付けられた同期型モータ/ジェネレータであり、モータコントローラ2からの制御指令に基づいて、インバータ3により作り出された三相交流を印加することにより制御される。このモータ/ジェネレータMGは、バッテリ4からの電力の供給を受けて回転駆動する電動機として動作することもできるし(以下、この状態を「力行」と呼ぶ)、ロータがエンジンEngや駆動輪から回転エネルギーを受ける場合には、ステータコイルの両端に起電力を生じさせる発電機として機能し、バッテリ4を充電することもできる(以下、この動作状態を「回生」と呼ぶ)。なお、このモータ/ジェネレータMGのロータは、ダンパーを介して自動変速機ATの変速機入力軸に連結されている。
前記第2クラッチCL2は、前記モータ/ジェネレータMGと左右後輪RL,RRの間に介装されたクラッチであり、ATコントローラ7からの第2クラッチ制御指令に基づいて、第2クラッチ油圧ユニット8により作り出された制御油圧により、スリップ締結とスリップ解放を含み締結・解放が制御される。この第2クラッチCL2としては、例えば、比例ソレノイドで油流量および油圧を連続的に制御できる湿式多板クラッチや湿式多板ブレーキが用いられる。なお、第1クラッチ油圧ユニット6と第2クラッチ油圧ユニット8は、自動変速機ATに付設されるAT油圧コントロールバルブユニットCVUに内蔵されている。
前記自動変速機ATは、例えば、前進7速/後退1速等の有段階の変速段を車速やアクセル開度等に応じて自動的に切り換える有段変速機であり、前記第2クラッチCL2は、専用クラッチとして新たに追加したものではなく、自動変速機ATの各変速段にて締結される複数の摩擦締結要素のうち、トルク伝達経路に配置される最適なクラッチやブレーキを選択している。そして、前記自動変速機ATの出力軸は、プロペラシャフトPS、ディファレンシャルDF、左ドライブシャフトDSL、右ドライブシャフトDSRを介して左右後輪RL,RRに連結されている。
実施例1のハイブリッド駆動系は、電気自動車走行モード(以下、「EVモード」という。)と、ハイブリッド車走行モード(以下、「HEVモード」という。)と、駆動トルクコントロール走行モード(以下、「WSCモード」という。)等の走行モードを有する。
「EVモード」は、第1クラッチCL1を解放状態とし、モータ/ジェネレータMGの動力のみで走行するモードである。
なお、本実施例1では、EVモードにおいて、モータ/ジェネレータMGのトルクを力行により正としてモータ/ジェネレータMGの駆動力で走行するEV走行モードと、モータ/ジェネレータMGのトルクを回生により負として減速走行するEV減速走行モードと、を形成可能としている。
「HEVモード」は、第1クラッチCL1を締結状態として、エンジンEngとモータ/ジェネレータMGの駆動力で走行するモードである。なお、本実施例1では、このHEVモードにおいて、エンジン走行モード、モータアシスト走行モード、走行発電モード、HEV減速走行モードを形成可能としている。
エンジン走行モードは、モータ/ジェネレータMGのトルクを0として、エンジンEngの正トルクで走行するモードである。
モータアシスト走行モードは、エンジンEngのトルクならびにモータ/ジェネレータMGのトルクを両方正として走行するモードである。
走行発電モードは、エンジンEngのトルクを正とする一方、モータ/ジェネレータMGのトルクを負とした回生動作状態として、モータ/ジェネレータMGにより発電を行ないながら走行するモードである。
HEV減速走行モードは、走行発電モードとは逆に、モータ/ジェネレータMGのトルクを正とした力行動作状態としながら、エンジンEngのトルクはフリクションによりモータ/ジェネレータMGのトルクよりも絶対値の大きな負の値として、減速走行するモードである。
前記「WSCモード」は、例えば、「EVモード」からの発進時、または、「HEVモード」からの発進時、第2クラッチCL2をスリップ締結状態とし、第2クラッチCL2を経過するクラッチ伝達トルクが、車両状態やドライバー操作に応じて決まる要求駆動トルクとなるようにクラッチトルク容量をコントロールしながら発進するモードである。なお、「WSC」とは「Wet Start clutch」の略である。
次に、ハイブリッド車両の制御系を説明する。
実施例1におけるFRハイブリッド車両の制御系は、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、インバータ3と、バッテリ4と、第1クラッチコントローラ5と、第1クラッチ油圧ユニット6と、ATコントローラ7と、第2クラッチ油圧ユニット8と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10と、を有して構成されている。なお、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、第1クラッチコントローラ5と、ATコントローラ7と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10とは、情報交換が互いに可能なCAN通信線11を介して接続されている。
前記エンジンコントローラ1は、エンジン回転数センサ12からのエンジン回転数情報と、統合コントローラ10からの目標エンジントルク指令と、他の必要情報を入力する。そして、エンジン動作点(Ne,Te)を制御する指令を、エンジンEngのスロットルバルブアクチュエータ等へ出力する。
前記モータコントローラ2は、モータ/ジェネレータMGのロータ回転位置を検出するレゾルバ13からの情報と、統合コントローラ10からの目標MGトルク指令および目標MG回転数指令と、他の必要情報を入力する。そして、モータ/ジェネレータMGのモータ動作点(Nm,Tm)を制御する指令をインバータ3へ出力する。なお、このモータコントローラ2では、バッテリ4の充電容量をあらわすバッテリ充電量SOCを監視していて、このバッテリ充電量SOC情報は、モータ/ジェネレータMGの制御情報に用いられると共に、CAN通信線11を介して統合コントローラ10へ供給される。
前記第1クラッチコントローラ5は、油圧アクチュエータ14のピストン14aのストローク位置を検出する第1クラッチストロークセンサ15からのセンサ情報と、統合コントローラ10からの目標CL1トルク指令と、他の必要情報を入力する。そして、第1クラッチCL1の締結・解放を制御する指令をAT油圧コントロールバルブユニットCVU内の第1クラッチ油圧ユニット6に出力する。
前記ATコントローラ7は、アクセル開度センサ16と、車速センサ17と、他のセンサ類18(変速機入力回転数センサ、インヒビタースイッチ等)からの情報を入力する。そして、Dレンジを選択しての走行時、アクセル開度APと車速VSPにより決まる運転点がシフトマップ上で存在する位置により最適な変速段を検索し、検索された変速段を得る制御指令をAT油圧コントロールバルブユニットCVUに出力して、図示を省略した各摩擦締結要素の締結および解放を制御する。なお、シフトマップとは、アクセル開度と車速に応じてアップシフト線とダウンシフト線を書き込んだマップをいう。ATコントローラ7は、上記自動変速制御に加えて、統合コントローラ10から目標CL2トルク指令を入力した場合、第2クラッチCL2の締結・解放を制御する指令をAT油圧コントロールバルブユニットCVU内の第2クラッチ油圧ユニット8に出力する第2クラッチ制御を行なう。
前記ブレーキコントローラ9は、4輪の各車輪速を検出する車輪速センサ19と、ブレーキストロークセンサ20からのセンサ情報と、統合コントローラ10からの回生協調制御指令と、他の必要情報を入力する。そして、例えば、ブレーキ踏み込み制動時、ブレーキストロークBSから求められる要求制動力に対し回生制動力だけでは不足する場合、その不足分を機械制動力(液圧制動力やモータ制動力)で補うように、回生協調ブレーキ制御を行なう。
前記統合コントローラ10は、車両全体の消費エネルギーを管理し、最高効率で車両を走らせるための機能を担うもので、モータ回転数Nmを検出するモータ回転数センサ21や他のセンサ・スイッチ類22からの必要情報およびCAN通信線11を介して情報を入力する。そして、エンジンコントローラ1へ目標エンジントルク指令、モータコントローラ2へ目標MGトルク指令および目標MG回転数指令、第1クラッチコントローラ5へ目標CL1トルク指令、ATコントローラ7へ目標CL2トルク指令、ブレーキコントローラ9へ回生協調制御指令を出力する。
さらに、統合コントローラ10は、オートクルーズ制御を実行する。オートクルーズ制御は、車速を設定された目標車速に収束させて、車両を目標車速に保つ制御であり、この際、モータ/ジェネレータMGの駆動トルクおよびエンジンEngの駆動トルクを制御する。
なお、統合コントローラ10には、このオートクルーズ制御の実行を指令するオートクルーズ操作スイッチ23と、重力加速度に基づいて走行路面の勾配を検出する勾配センサ24と、が接続されている。
図2は、実施例1の制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10にて実行される演算処理を示す制御ブロック図である。図3は、実施例1の制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10でのモード選択処理を行なう際に用いられるEV-HEV選択マップを示す図である。図4は、実施例1の制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10でバッテリ充電制御を行なう際に用いられる目標充放電量マップを示す図である。以下、図2〜図4に基づき、実施例1の統合コントローラ10にて実行される演算処理を説明する。
前記統合コントローラ10は、図2に示すように、目標駆動力演算部100と、モード選択部200と、目標充放電演算部300と、動作点指令部400とを有する。
前記目標駆動力演算部100では、目標駆動力マップを用いて、アクセル開度APと車速VSPとから、目標駆動力tFoOを演算する。
前記モード選択部200では、図3に示すEV-HEV選択マップを用いて、アクセル開度APと車速VSPとから、「EVモード」または「HEVモード」を目標走行モードとして選択する。但し、バッテリ充電量SOCが所定値以下であれば、強制的に「HEVモード」を目標走行モードとする。また、「EVモード」または「HEVモード」からの発進時、車速VSPが第1設定車速VSP1になるまで「WSCモード」を目標走行モードとして選択する。
次に、実施例1の統合コントローラ10にて実行される本実施例1の特徴とするHEVモード走行時の目標エンジントルク算出処理について説明する。
この目標エンジントルク算出処理では、EVモードでエンジントルク補正係数を求めるエンジントルク補正処理と、このエンジントルク補正処理で得られたエンジントルク補正係数に基づいて、目標エンジントルクを算出する処理と、が実行される。
図5がエンジントルク補正処理の流れを示しており、図6が目標エンジントルク算出処理の流れを示している。
図5は、EVモード走行時の処理の流れを示しており、EVモード走行時のモータ実トルクであるEVモード時モータ実トルクを求めるとともに、強制的にHEVモードに切り換えて、このときのモータ実トルクであるHEV時モータ実トルクを求め、これらに基づいてトルク補正係数を求める処理を行なう。
すなわち、ステップS1では、走行モードがEVモードであるか否か判定し、EVモードの場合は次のステップS2に進み、EVモード以外のモードの場合は、スタートに戻る。なお、EVモードの判定は、第1クラッチCL1と第2クラッチCL2との両方が締結されている場合に、EVモードと判定する。
ステップS2では、オートクルーズ制御が実行されている(ASCD=ON)か否かを判定し、オートクルーズ制御の実行時には、次のステップS3に進み、否実行時にはスタートに戻る。
ステップS3では、オートクルーズ制御に基づいて、車速がオートクルーズ制御の目標車速Vmspに収束したか否か判定し、収束した場合は、次のステップS4に進み、収束していない場合は、ステップS2に戻る。
次のステップS4では、その時点、すなわち、車速が目標車速に収束した時点の、モータ/ジェネレータMGのトルク(第1モード時モータ実トルクであって、以下、EV時MG実トルクという)、車速VSP、勾配θの各データを取得する。
次のステップS5では、勾配θに基づいて、EV時MG実トルクを、0%勾配状態の値に補正する。
以上のステップS1〜S5の処理に基づいて、EVモードでのオートクルーズ走行時のモータ/ジェネレータMGのトルクであるEV時MG実トルク値を取得し、このEV時MG実トルクを、0%勾配の相当の値に補正する処理を実行する。
次のステップS6では、走行モードを強制的にHEVモードに移行させる。すなわち、第1クラッチCL1を締結させ、エンジンEngを始動させる。
次のステップS7では、車速VSPがオートクルーズ制御の目標車速Vmspに収束したか否か判定し、収束した場合は、次のステップS8に進み、収束していない場合は、ステップS6に戻る。
ステップS8では、オートクルーズ制御で車速VSPが目標車速Vmspになっている状態での、収束時目標エンジントルクMTS、エンジン回転数Em、車速VSP、MGトルク、勾配θを取得する。なお、このときのMGトルクは、回生動作で発電を行なっている場合は、マイナスであり、力行動作でアシストを行なっている場合は、プラスの値となっており、このMGトルクを、以下、HEV時MG実トルクと称する。
さらに、次のステップS9では、HEV走行での収束時目標エンジントルクMTSおよびHEV時MG実トルクを0%勾配状態の値に補正する。
以上のステップS6〜S9の処理では、HEVモードでオートクルーズ制御を実行し、力行動作あるいは回生動作を行なっているモータ/ジェネレータMGのトルクであるHEV時MG実トルクと収束時目標エンジントルクMTSとを取得し、さらに、これらHEV時MG実トルクと目標エンジントルクMTとを0%勾配の値に補正する。
次のステップS10では、エンジン実トルクTTを算出する。
このエンジン実トルクTTは、ステップS5で得られた0%勾配相当に補正したEV時MG実トルクから、ステップS8で得られた0%勾配相当に補正したHEV時MG実トルクを差し引いて求める。なお、HEVモードで回生動作を行なっていた場合には、HEV時トルクはマイナスの値であるから、EV時MG実トルクに、HEV時MGトルクの絶対値を加えることになる。
次のステップS11では、エンジントルク補正係数Etを、0%勾配相当に補正した収束時目標エンジントルクMTShを、エンジン実トルクTTで除算して算出する。
次のステップS12では、得られたエンジントルク補正係数Etを、目標エンジントルクMTおよびエンジン回転数Emで規定された、所定の記憶領域に、補正係数マップとして格納して保存する。
次に、走行モードがHEVモードである場合のエンジン指令値を出力する処理の流れを説明する。
まず、ステップS21において、走行モードがHEVモードであるか否か判定し、HEVモードである場合は、ステップS22に進み、HEVモードで無い場合は、スタートに戻る。
ステップS22では、オートクルーズ制御を実行しているか否か判定し、オートクルーズ制御を実行している場合は、次のステップS23に進み、オートクルーズ制御の否実行時はスタートに戻る。
ステップS23では、格納された補正マップから、現在の目標エンジントルクMTおよびエンジン回転数Emに応じた補正マップを読み出す。
続くステップS24では、現在の目標エンジントルクMTに、エンジントルク補正係数Etを乗じる補正を行なう。
そして、ステップS25で、補正した目標エンジントルクMTを出力する処理を行なう。
次に、実施例1の作用を説明する。
ハイブリッド車両において、オートクルーズ制御を実行した場合、EVモード走行とHEVモード走行とが繰り返される。
すなわち、バッテリ充電量SOCが充分であればEVモードで走行し、バッテリ充電量SOCが不足したり、目標トルクに対してMGトルクが不足したりした場合には、HEVモードで走行する。したがって、オートクルーズ制御で走行を続けた場合には、EVモードとHEVモードとが繰り返されることになる。
そこで、オートクルーズ制御時におけるEVモード走行時と、HEVモード走行時との動作を簡単に説明する。
(EVモード走行時)
EVモード走行時には、車速VSPが目標車速Vmspに収束すると、その時点の、目標エンジントルクMT、エンジン回転数Em、EV時MG実トルク、車速VSP、勾配θが取得される。
このときのEV時MG実トルクは、車両を目標車速Vmspで走行させるのに必要な実トルクである。さらに、このEV時MG実トルクを、0%勾配におけるMGトルクに補正する(以上、ステップS1→S2→S3→S4→S5の処理に基づく)。
EV時MG実トルクの補正が終了すると、走行モードを、強制的にHEVモードに移行させ(ステップS6)、HEVモードでのモータトルクを取得するHEV時モータトルク取得処理を開始する。
その後、HEVモードで、車速VSPが目標車速Vmspに収束すると、その時点の、収束時目標エンジントルクMTS、エンジン回転数Em、HEV時MG実トルク、車速VSP、勾配θを取得する(ステップS8)。
さらに、得られた収束時目標エンジントルクMTSを、勾配θに基づいて、0%勾配における収束時目標エンジントルクMTShに補正する(ステップS9)。
さらに、エンジン実トルクTTを算出する(S10)。すなわち、EVモードとHEVモードとで車速VSPが同じ目標車速Vmspに収束した場合、車両には、同じ実駆動トルクが作用していると見なすことができる。
したがって、EVモード走行時のEV時MG実トルクと、HEVモード走行時のエンジントルクにHEV時MG実トルクを加えたトルクとが、等しいと見なすことができる。よって、EV時MG実トルクから、HEV時MG実トルクを差し引けば、HEVモードの際のエンジン実トルクTTが得られる。
さらに、補正後の収束時目標エンジントルクMTShとエンジン実トルクTTとの比率を求め、これをエンジントルク補正係数Etとする(ステップS11)。したがって、目標エンジントルクMTに、このエンジントルク補正係数Etを乗じることで、目標エンジントルクMTとエンジン実トルクTTとを一致させることができる。
(HEVモード走行時)
HEVモードでオートクルーズ制御を実行する場合には、目標エンジントルクMTとエンジン回転数とに応じた補正係数マップからエンジントルク補正係数Etを読み出し(ステップS23)、目標エンジントルクMTにエンジントルク補正係数Etを乗じて(ステップS24)、目標エンジントルクMTを出力する(ステップS25)。
次に、実施例1の目標エンジントルク算出処理の実行例を、図7および図8に示すタイムチャートに基づいて説明する。
図7は、EVモード走行および強制的にHEVモード走行を行なってエンジントルク補正係数Etを算出した例を示している。
EVモードによる走行時に、t1の時点で、オートクルーズ制御が開始されている。そして、オートクルーズ制御に基づいて、車速VSPが目標車速Vmspに収束される。この車速VSPが目標車速Vmspに収束した時点t2で、EV時MG実トルク、車速VSP、勾配θを取得し、さらに、EV時MG実トルクを0%勾配での値に補正する。
なお、タイムチャートに示す例では、勾配がプラス側の値になっており、点線で示す0%勾配に補正したEV時MG実トルクMGThは、実線で示すEV時MG実トルクよりも低い値となっている。
その後、t3の時点で強制的にHEVモードに移行させている。このとき、タイムチャートに示す例では、目標エンジントルクMTに対して、エンジン実トルクTTの方が大きくなっている。
このため、t3の時点から車速VSPが目標車速Vmspに収束するまでに、車速VSPに上向きの段差が生じており、車両にショックが生じている。
その後、車速VSPが目標車速Vmspに収束した時点(t4)で、この時点の収束時目標エンジントルクMTS、エンジン回転数Em、HEV時MG実トルク、車速VSP、勾配θを取得する。
そして、収束時目標エンジントルクMTSおよびHEV時MG実トルクを、勾配データに基づいて0%勾配での値に補正する。なお、タイムチャートに示す例では、t4の時点で勾配がプラスの値となっており、0%勾配での目標エンジントルクMTは、図において点線で示す値となる。
さらに、EV時MG実トルクから補正後のHEV時MG実トルクを差し引いて、エンジン実トルクTTを算出する。このt4の時点で、モータ/ジェネレータMGは、回生動作による発電を行なっており、HEV時MG実トルクは、負の値となっている。したがって、この時点t4でのエンジン実トルクTTは、EV時MG実トルクに、HEV時MG実トルクの絶対値を加えた値となる。
図7のタイムチャートに示す例では、エンジン実トルクTTは、目標エンジントルクMTよりも大きい側にずれており、この場合、エンジントルク補正係数Etは、1よりも小さな値となる。
このようして、エンジントルク補正係数Etが得られた後は、HEVモード走行時には目標エンジントルクMTに対して、エンジントルク補正係数Etを乗じる補正が実行される。
すなわち、図8のタイムチャートは、HEVモード走行時に、オートクルーズ制御を実行した際の、エンジントルク補正係数Etを乗じる補正を実施した場合と実施しない場合との、車速VSP、目標エンジントルクMTなどの変化を示している。このタイムチャートに示すように、補正を実施しない場合、目標エンジントルクMTに対するエンジン実トルクTTが大きい側にずれており、目標エンジントルクMTおよび車速VSPに段差が生じている。この場合、車両においてトルク変動によるショックが生じる。
それに対し、補正を実施した目標エンジントルクMTKが、補正を行なわない目標エンジントルクMTよりも小さな値となり、エンジン実トルクTTが適正になり、目標エンジントルクMTおよび車速VSPに段差が生じるのが抑制され、車両にトルク変動によるショックの発生を抑制できた。
以上説明したように、本実施例1では、以下に列挙する効果が得られる。
a)EVモード走行で車速VSPが目標車速Vmspに収束した時のEV時MG実トルクと、HEVモード走行で車速VSPが同じ目標車速Vmspに収束した時のHEV時MG実トルクとを求め、EV時MG実トルクとHEV時MG実トルクとの差分から、エンジン実トルクTTを算出した。
そして、エンジン実トルクTTに対するHEVモード走行時の目標エンジントルクMT比率から、エンジントルク補正係数Etを算出した。
したがって、目標エンジントルクMTに対して、エンジントルク補正係数Etを乗じる補正を行なうことで、目標エンジントルクMTに一致してずれの無いエンジン実トルクTTが得られるようになり、EVモードからHEVモードへの移行時や、オートクルーズ制御の開始時のトルク変動によるショックを改善することができる。
しかも、このトルク補正を、モータ/ジェネレータMGの実トルクに基づいて行なっているため、エンジントルクを検出するセンサなどを別途設けて補正を行なうものと比較して、安価に上記ショック抑制を達成できる。
b)EV時MG実トルクと、HEV時MG実トルクと、目標エンジントルクMTとを、それぞれの値が得られたときの勾配θに基づいて、0%勾配相当の値に補正するようにした。
このため、EV時MG実トルクを得たEV走行時と、HEV時MG実トルクおよび目標エンジントルクMTを得たHEV走行時との勾配θの相違による誤差を抑制し、この勾配補正を実施しないものと比較して、エンジン実トルクTTと目標エンジントルクMTとのずれをいっそう小さくすることができる。よって、いっそう適正なエンジントルク補正係数Etを得ることができる。
c)EVモード走行時に、車速VSPが目標車速Vmspに収束して、EV時モータ実トルクを求めたら、直ちにHEVモードに強制的に移行させて、HEV時MG実トルクおよび目標エンジントルクMTを求めるようにした。
したがって、EV時MG実トルクを取得した走行条件と、HEV時MG実トルクおよび目標エンジントルクMTを取得した走行条件を、できるだけ等しくでき、走行条件の相違による誤差が生じるのを抑えることができる。したがって、EV時MG実トルクを取得した後に直ちにHEVモードに移行しないものと比較して、エンジン実トルクTTと目標エンジントルクMTとのずれを小さくして、いっそう適正なエンジントルク補正係数Etを得ることができる。
(他の実施例)
以下に、他の実施例について説明するが、これら他の実施例は、実施例1の変形例であるため、その相違点についてのみ説明し、実施例1あるいは他の実施例と共通する構成については共通する符号を付けることで説明を省略する。
実施例2は、エンジントルク補正処理および目標エンジントルク算出処理の一部が実施例1と異なる。
すなわち、図9に示すエンジントルク補正処理において、ステップS10に続くステップS11bでは、補正後の収束時目標エンジントルクMTShからエンジン実トルクを差し引いて、エンジントルク補正値Hを算出し、次のステップS12bで、このエンジントルク補正値Hを格納するようにしている。
また、図10に示す目標エンジントルク算出処理では、ステップS22に続くステップS23bにおいて、目標エンジントルクMTおよびエンジン回転数Emに応じたエンジントルク補正値Hを読み出す。そして、次のステップS24bでは、目標エンジントルクMTにエンジントルク補正値Hを加算して、目標エンジントルクMTを補正する。
実施例2の作動を図11のタイムチャートに示す動作例に基づいて説明する。
図11に示すように、EVモードからHEVモードに強制移行させた時点t3bから、車速VSPが目標車速Vmspに収束する時点t4bの間で、トルク段差が生じている。これは、図示のように、エンジン実トルクTTが目標エンジントルクMTよりも大きく出力されていることを原因としている。
このような場合、実施例2では、エンジントルク補正値Hが、負の値となる。
そこで、図12のタイムチャートに示す動作例のように、HEVモードで走行する際には、目標エンジントルクMTに、負の値のエンジントルク補正値Hが加算され、補正後の目標エンジントルクMTHは、補正無しの目標エンジントルクMTよりも低い値となる。この結果、オートクルーズ制御を開始した際に、補正無しの目標エンジントルクMTを使用した場合と比較して、トルク段差の発生が抑えられ、車両のショックが抑えられる。
以上、本発明のハイブリッド車両の制御装置を実施の形態および実施例1,2に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これら実施の形態および実施例1,2に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1,2では、FRハイブリッド車両の構成として、エンジンEng、第1クラッチCL1、モータ/ジェネレータMG、第2クラッチCL2(自動変速機ATに内蔵)を備えた構成を示した。しかし、図1に示す構成に限定されるものではなく、例えば、第2クラッチCL2を用いない構成としてもよい。また、モータとして、力行および回生(発電)が可能なモータ/ジェネレータMGを示したが、力行のみを行なうモータを用いてもよい。
また、実施例1,2では、目標エンジントルクを、第1モード時モータ実トルクとしてのEV時MG実トルクから求めるのにあたり、HEV時MG実トルクとの差分によりエンジン実トルクTTを求め、このエンジン実トルクTTと収束時目標エンジントルクMTSとから、補正係数Etあるいは補正値Hを求め、目標エンジントルクMTを求めるようにした。しかしながら、EV時MG実トルクから目標エンジントルクMTを求めるのであれば、その手法は実施例で示した手法に限定されるものではない。すなわち、EV時MG実トルクから、正確かつ安価に必要な駆動トルクが得られるため、この必要な駆動トルクから目標エンジントルクを得ることができればよい。
実施例1では、エンジンとモータ/ジェネレータの間に第1クラッチを介装したFRハイブリッド車両への適用例を示したが、第1クラッチを省略し、エンジンとモータ/ジェネレータを直結する構成としたFRハイブリッド車両やFFハイブリッド車両へ適用することもできる。
実施例1のハイブリッド車両の制御装置が適用された後輪駆動によるFRハイブリッド車両(ハイブリッド車両の一例)を示す全体システム図である。 実施例1の制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10にて実行される演算処理を示す制御ブロック図である。 実施例1の制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10でモード選択処理を行なう際に用いられるEV-HEV選択マップを示す図である。 実施例1の制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10でバッテリ充放電処理を行なう際に用いられる目標充放電量マップを示す図である。 実施例1における統合コントローラ10にて実行されるエンジントルク補正処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1における統合コントローラ10にて実行される目標エンジントルク算出処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1の制御装置によりエンジントルク補正処理を実行した場合の動作の一例を示すタイムチャートである。 実施例1の制御装置により目標エンジントルク算出処理を実行した場合の動作の一例を示すタイムチャートである。 実施例2における統合コントローラ10にて実行されるエンジントルク補正処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2における統合コントローラ10にて実行される目標エンジントルク算出処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2の制御装置によりエンジントルク補正処理を実行した場合の動作の一例を示すタイムチャートである。 実施例2の制御装置により目標エンジントルク算出処理を実行した場合の動作の一例を示すタイムチャートである。
符号の説明
10 統合コントローラ(制御手段)
17 車速センサ(車速検出手段)
23 オートクルーズ操作スイッチ(オートクルーズ指令手段)
24 勾配センサ(勾配検出手段)
CL1 第1クラッチ
Eng エンジン
H エンジントルク補正値
MG モータ/ジェネレータ(モータ)
MGTh 0%勾配補正後のEV時MG実トルク
MT 目標エンジントルク
MTS 収束時目標エンジントルク
MTSh 0%勾配補正後の収束時目標エンジントルク
MTH 補正値による補正後の目標エンジントルク
MTK 補正係数による補正後の目標エンジントルク
RL 左後輪(駆動輪)
RR 右後輪(駆動輪)
TT エンジン実トルク
Vmsp 目標車速
VSP 車速
θ 勾配

Claims (5)

  1. エンジンとモータとの間に第1クラッチが介装され、前記モータが駆動輪側に連結されたハイブリッド車両の制御装置であって、
    車速を検出する車速検出手段を含む走行状態を検出する走行状態検出手段と、
    一定車速で走行するオートクルーズ走行を指令するオートクルーズ指令手段と、
    前記エンジン、前記モータ、前記第1クラッチの作動を制御し、走行モードを、前記第1クラッチを解放して前記モータのみを駆動させて走行する第1モードと、前記第1クラッチを締結して前記エンジンおよび前記モータを駆動させて走行する第2モードと、に制御可能であるとともに、前記オートクルーズ指令手段による指令時に、車速を目標車速に収束させるオートクルーズ制御を実行する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段が、前記オートクルーズ制御時において、前記第1モード走行時に、車速が目標車速に収束した時点の前記モータのトルクである第1モード時モータ実トルクを求め、前記第2モード走行時に、目標エンジントルクを、前記第1モード時モータ実トルクに基づいて求める目標エンジントルク算出処理を行なうことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記目標エンジントルク算出処理において、前記第1モードと前記第2モードとでそれぞれ車速が目標車速に収束した時点の前記モータのトルクである第1モード時モータ実トルクと第2モード時モータ実トルクとの差分に基づいて、前記目標エンジントルクを求めることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記目標エンジントルク算出処理において、前記第1モード時モータ実トルクと前記第2モード時モータ実トルクとの差分に基づいて、前記第2モード時のエンジン実トルクを算出し、このエンジン実トルクと、このエンジン実トルクが得られたときの目標エンジントルクである収束時目標エンジントルクとに基づいて、前記目標エンジントルクを求めることを特徴とする請求項2に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  4. 前記走行状態検出手段に、路面勾配を検出する勾配検出手段が含まれ、
    前記第1モード時モータトルクと前記第2モード時モータトルクとを勾配検出手段が検出する勾配に基づいて、同勾配相当の値に補正することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記オートクルーズ制御時での前記目標エンジントルク算出処理において、前記第1モードで前記車速が前記目標車速に収束し、前記第1モード時モータトルクが得られたら、強制的に前記第2モードによる走行を行なって、前記第2モード時モータトルクを取得する第2モード時モータトルク取得処理を実行することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載のハイブリッド車両の制御装置。
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