JP2010143617A - 保冷性運搬容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】保冷性運搬容器1〜6、25〜29であって、断熱材にて形成された折り畳み可能な蓋付き箱体1〜6と、箱体の内部に収容される内袋25〜29とを備え、前記内袋25〜29は、底部25と四つの側部26〜29と蓋部30〜41からなり、かつ被運搬物を直方体状に包み込むことができ、かつ前記被運搬物の六面全体を覆うように構成されていることを特徴とする保冷性運搬容器。
【選択図】図1
Description
(1)保冷性運搬容器であって、断熱材にて形成された折り畳み可能な蓋付き箱体と、箱体の内部に収容される内袋とを備え、前記内袋は、底部と四つの側部と蓋部からなり、かつ被運搬物を直方体状に包み込むことができ、かつ前記被運搬物の六面全体を覆うように構成されていることを特徴とする保冷性運搬容器、
(2)内袋は、横倒し可能な側部を有するとともに、この横倒し可能な側部と、この横倒し可能な側部に隣り合う他の側部との縁部同士を連結する折り畳み部を有し、前記折り畳み部は横倒し可能な側部が立ち上がった姿勢では、折り畳まれて側部に沿って配置され、横倒し可能な側部が横倒しになった姿勢では、立ち上がった姿勢に広げられることを特徴とする(1)に記載の保冷性運搬容器、
(3)内袋は、隣り合う二つの側部が、直接または折り畳み部を介して連続していることを特徴とする(1)または(2)に記載の保冷性運搬容器、
(4)内袋は、側部の上辺を介して設けられた第1蓋部と、前記第1蓋部の側辺の片側又は両側に設けられた第2蓋部とを有し、前記第1蓋部と第2蓋部とは側部の上辺に沿って外側に広げられることが可能であり、かつ側部の上辺に沿って外側に広げられた前記第1蓋部と前記第2蓋部は共に、底部と平行な姿勢をとることが可能である(1)〜(3)のいずれか1つに記載の保冷性運搬容器、
(5)第1蓋部が、第2蓋部及び折り畳み部のうち少なくとも一方を介して他の第1蓋部と連続していることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1つに記載の保冷性運搬容器、
(6)箱体は、一つの側板又は隣り合う二つの側板を選択的に横倒しすることが可能であり、かつ内袋は横倒し可能な箱体の側板に対応する一つの側部又は隣り合う二つの側部が、立ち上がった状態から横倒しされることにより、その横倒しされた箇所に開口部を作ることが可能であることを特徴とする(1)〜(5)のいずれか1つに記載の保冷性運搬容器、
(7)内袋の底部が、箱体の底板と固定されていることを特徴とする(1)〜(6)のいずれか1つに記載の保冷性運搬容器、
(8)断熱材が、真空断熱性材料を有することを特徴とする(1)〜(7)のいずれか1つに記載の保冷性運搬容器。
外側寸法が巾127cm、高さ96cm、奥行100cmの箱体を使用した。断熱材は発泡倍率30倍の発泡ポリプロピレンフォームボード(厚み80mm カネカ社製 商品名エペラン−PP)を用い、前記フォームボードを包囲する外装用シートは平織のポリエステル繊維布を基材としてポリエチレンフィルムを両面に積層加工した防水シート(厚み0.5mm 重量360g/m2カンボウプラス社製 商品名アップルスターLL800PET)を用いて、熱板溶着機で接合して成形した。図2,3,4に示すように、側板、蓋板には容器を組み立てるときに接続すべき各辺端部に該外装に用いたのと同じ防水シートでシート状の張り出し部9,12,18を設け、面ファスナー10,19,20を用いて固定できるようにした。運搬、吊り上げに用いるベルト等は配置しなかった。上面の蓋板と前面の側板を開放することによってドライアイスを収容することができるようにした。
箱体の外装に用いた外装用シートと同じ平織のポリエステル繊維布を基材としてポリエチレンフィルムを両面に積層加工した防水シート(厚み0.5mm 重量360g/m2 カンボウプラス社製 商品名アップルスターLL800PET)を用いて、図9の展開図で示される図14の態様となる内袋を成形した。内袋は底面において、箱体の底板の四つの辺のうち対向する二つのに沿った位置において、シート状の張り出し部を介して底板の内側の外装用シートと一体に接合した。その他、内袋の折畳みにより生じるシート部分をドライアイスの収容作業のじゃまにならないように箱体の内面に面ファスナーを用いて接離可能に仮固定した。
真空断熱性シートは、旭ファイバークラス社製ビップエース(商品名)厚み7.5mmを使用した。真空断熱性シートを挟みこむフォームボードは、箱体の断熱材と同じ発泡倍率30倍の発泡ポリプロピレンフォームボード(カネカ社製 商品名エペラン−PP)を使用し、厚み40mmのフォームボード、厚み7.5mmの真空断熱性シート、厚み32.5mmのフォームボードの順に両面粘着テープでの仮固定を介して積層した。真空断熱性シートの周辺は、真空断熱性シートの厚みに応じて生じた隙間を、前記発泡ポリプロピレンフォームボード、厚み7.5mmを用いて同じ方法で封鎖した。外周を補強のために粘着テープで固定した。
側板、底板、蓋板の芯材として発泡ポリプロピレンフォームボードにかえて前記断熱ボードを用いたほかは、断熱ボードを包囲する外装用シート材料、成形方法、寸法、接離可能な接続手段を配置し、並びに運搬、吊り上げに用いるベルト等を配置しなかったことも含めて全て同じに成形した。
クラフト紙で個別包装した商用に利用される直方体状のドライアイス36個(4行3列3段)を内袋に収容し、内袋の前面と上面を折り畳んだ上でフォームボードのみを用いた箱体の前側の側板と蓋板を閉じ、シート状の貼り出し部を面ファスナーで固定した。箱体と内袋の重量を除いた初期重量は、927kg(個別包装のクラフト紙の重量を含む)であった。24時間経過後の同重量を測定し、初期重量との差を求め、これを初期重量で除して減量率(%)とした。結果を表1に示す。なお、実施例1でのドライアイスの減量の測定は、下記の比較例1、実施例2での測定と同場所で同時におこなった。
箱体は実施例1のものと同じものを使用したが、内袋を使用しなかった。実施例1と同じくクラフト紙で個別包装した商用に利用される直方体状のドライアイス36個(4行3列3段)を前記箱体内に収容し、前側の側板と蓋板を閉じ、シート状の張り出し部を面ファスナーで固定した。箱体と内袋の重量を除いた初期重量は、935kgであった。24時間経過後の同重量を測定し、初期重量との差を求め、これを初期重量で除して減量率(%)とした。結果を表1に示す。
断熱材としてフォームボード複合体を使用した以外は、実施例1と同様にして箱体を成形した。また、実施例1と同じくクラフト紙で個別包装した商用に利用される直方体状のドライアイス36個(4行3列3段)を前記箱体内に収容し、前側の側板と蓋板を閉じ、シート状の張り出し部を面ファスナーで固定した。箱体と内袋の重量を除いた初期重量は、928kgであった。24時間経過後の同重量を測定し、初期重量との差を求め、これを初期重量で除して減量率(%)とした。結果を表1に示す。
2.側板
3.側板
4.側板
5.側板
6.蓋
7.つなぎ部
8.つなぎ部
9.シート状の張り出し部
10.面ファスナー
11.止め具
12.シート張り出し部
13.ベルト
14.ベルト
15.止め具
16.面ファスナー固定部
17.面ファスナー固定部
18.シート張り出し部
19.面ファスナー
20.面ファスナー
21.面ファスナー固定部
22.ベルト
23.フォームボード
24.外装用シート
25.底部
26.側部
27.側部
28.側部
29.側部
30.蓋部
31.蓋部
32.蓋部
33.蓋部
34.直角三角形状の蓋部
35.直角三角形状の蓋部
36.直角三角形状の蓋部
37.直角三角形状の蓋部
38.直角三角形状の蓋部
39.直角三角形状の蓋部
40.直角三角形状の蓋部
41.直角三角形状の蓋部
42.接着部
43.接着部
44.接着部
45.接着部
46.接着部
47.接着部
48.接着部
49.接着部
50.接着部
51.接着部
52.接着部
53.接着部
54.接着部
55.接着部
56.接着部
57.接着部
58.底部の辺
59.底部の辺
60.底部の辺
61.底部の辺
62.側部の辺
63.側部の辺
64.側部の辺
65.側部の辺
66.フォームボード
67.シート張り出し部
68.フォームボード
69.折り畳み部
70.折り畳み部
71.直角三角形状の蓋部
72.直角三角形状の蓋部
73.直角三角形状の蓋部
74.直角三角形状の蓋部
75.折り畳み部
76.折り畳み部
77.直角三角形状の折り畳み部
78.直角三角形状の折り畳み部
79.接着部
80.接着部
81.接着部
82.接着部
83.接着部
84.接着部
85.蓋部の辺
86.ガス抜き部
87.ガス抜き部
88.蓋部の辺
89.ガス抜き部を有するキャップ
90.フォームボード
91.折り畳み部
92.直角三角形状の蓋部
93.直角三角形状の蓋部
94.繊維の芯材
95.外装材
96.側部の辺
97.側部の辺
98.側部の辺
99.側部の辺
100.切れ目
101.切れ目
Claims (8)
- 保冷性運搬容器であって、断熱材にて形成された折り畳み可能な蓋付き箱体と、箱体の内部に収容される内袋とを備え、前記内袋は、底部と四つの側部と蓋部からなり、かつ被運搬物を直方体状に包み込むことができ、かつ前記被運搬物の六面全体を覆うように構成されていることを特徴とする保冷性運搬容器。
- 内袋は、横倒し可能な側部を有するとともに、この横倒し可能な側部と、この横倒し可能な側部に隣り合う他の側部との縁部同士を連結する折り畳み部を有し、前記折り畳み部は横倒し可能な側部が立ち上がった姿勢では、折り畳まれて側部に沿って配置され、横倒し可能な側部が横倒しになった姿勢では、立ち上がった姿勢に広げられることを特徴とする請求項1に記載の保冷性運搬容器。
- 内袋は、隣り合う二つの側部が、直接または折り畳み部を介して連続していることを特徴とする請求項1または2に記載の保冷性運搬容器。
- 内袋は、側部の上辺を介して設けられた第1蓋部と、前記第1蓋部の側辺の片側又は両側に設けられた第2蓋部とを有し、前記第1蓋部と第2蓋部とは側部の上辺に沿って外側に広げられることが可能であり、かつ側部の上辺に沿って外側に広げられた前記第1蓋部と前記第2蓋部は共に、底部と平行な姿勢をとることが可能である請求項1〜3のいずれか1項に記載の保冷性運搬容器。
- 第1蓋部が、第2蓋部及び折り畳み部のうち少なくとも一方を介して他の第1蓋部と連続していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の保冷性運搬容器。
- 箱体は、一つの側板又は隣り合う二つの側板を選択的に横倒しすることが可能であり、かつ内袋は横倒し可能な箱体の側板に対応する一つの側部又は隣り合う二つの側部が、立ち上がった状態から横倒しされることにより、その横倒しされた箇所に開口部を作ることが可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の保冷性運搬容器。
- 内袋の底部が、箱体の底板と固定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の保冷性運搬容器。
- 断熱材が、真空断熱性材料を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の保冷性運搬容器。
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