JP2010144589A - 可変容量圧縮機のローターと斜板のリンク機構 - Google Patents

可変容量圧縮機のローターと斜板のリンク機構 Download PDF

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Abstract

【課題】磨耗が抑制された可変容量圧縮機のローターと斜板との間のリンク機構を提供する。
【解決手段】ローター2に係合するアーム10を備え、アーム10と斜板3との係合部は、アーム10又は斜板3の一方が形成する被挟持部と、他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第1ピン12とを有し、アーム10とローター2との係合部は、アーム10又はローター2の一方が形成する被挟持部と、他方が形成する一対の挟持部と、挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第2ピン11とを有するリンク機構13において、第1ピン12と挟持部間の嵌合部中の、斜板3に対する圧縮反力の合力Fの着力点側の嵌合部の、挟持部の貫通穴形状と当該貫通穴に嵌合するピン形状とが、テーパー形状である。
【選択図】図2

Description

本発明は、可変容量圧縮機のローターと斜板のリンク機構に関するものである。
駆動軸と、駆動軸に固定されたローターと、傾角変動可能に駆動軸に支持された斜板と、斜板を介して回転する駆動軸により往復駆動されるピストンと、ピストンが摺動可能に挿入されたボアを有するシリンダブロックとを備える可変容量圧縮機の、斜板の傾角変動を許容しつつローターと斜板とを駆動軸回りに相対回転不能に連結するリンク機構であって、駆動軸の中心軸線と斜板の上死点とにより形成される平面に直交する第1軸線回りに回動可能に斜板に係合すると共に前記平面に直交する第2軸線回りに回動可能にローターに係合するアームを備えるリンク機構が、特許文献1等に開示されている。
上記リンク機構として、アームと斜板との係合部が、アーム又は斜板の一方が形成する被挟持部と、アーム又は斜板の他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第1ピンとを有し、アームとローターとの係合部が、アーム又はローターの一方が形成する被挟持部と、アーム又はローターの他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第2ピンとを有することを特徴とするリンク機構が、従来から使用されている。係る構造のリンク機構においては、第1ピンと挟持部間の嵌合部及び第2ピンと挟持部間の嵌合部は、従来、直径が一定の貫通穴と当該貫通穴に嵌合する直径が一定のピンとによって形成されていた。
特開2002−188565号公報
駆動軸と、駆動軸に固定されたローターと、傾角変動可能に駆動軸に支持された斜板と、斜板の傾角変動を許容しつつローターと斜板とを駆動軸回りに相対回転不能に連結するリンク機構と、斜板を介して回転する駆動軸により往復駆動されるピストンと、ピストンが摺動可能に挿入されたボアを有するシリンダブロックとを備え、リンク機構は、駆動軸の中心軸線と斜板の上死点とにより形成される平面に直交する第1軸線回りに回動可能に斜板に係合すると共に前記平面に直交する第2軸線回りに回動可能にローターに係合するアームを有する可変容量圧縮機においては、斜板に対する圧縮反力の合力の着力点は、斜板上死点近傍に在り、且つ駆動軸の中心軸線と斜板の上死点とにより形成される平面に関して、斜板回転方向微小前方に在る。
この結果、アームと斜板との係合部が、アーム又は斜板の一方が形成する被挟持部と、アーム又は斜板の他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第1ピンとを有し、アームとローターとの係合部が、アーム又はローターの一方が形成する被挟持部と、アーム又はローターの他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第2ピンとを有することを特徴とするリンク機構においては、第1ピンと挟持部間の嵌合部中の、斜板に対する圧縮反力の合力の着力点側の嵌合部が圧縮反力の大部分を受けることになり、また第2ピンと挟持部間の嵌合部中の、斜板に対する圧縮反力の合力の着力点側の嵌合部が圧縮反力の大部分を受けることになる。
従来のリンク機構では、第1ピンと挟持部間の嵌合部及び第2ピンと挟持部間の嵌合部は、従来、直径が一定の貫通穴と当該貫通穴に嵌合する直径が一定のピンとによって形成されていたので、圧縮反力がそのまま貫通穴とピンとの摺接面に垂直に印加されて前記嵌合部に大きな面圧が発生し、前記嵌合部が磨耗して斜板運動が不安定化し、圧縮機性能が低下する可能性がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、駆動軸と、駆動軸に固定されたローターと、傾角変動可能に駆動軸に支持された斜板と、斜板を介して回転する駆動軸により往復駆動されるピストンと、ピストンが摺動可能に挿入されたボアを有するシリンダブロックとを備える可変容量圧縮機の、斜板の傾角変動を許容しつつローターと斜板とを駆動軸回りに相対回転不能に連結するリンク機構であって、駆動軸の中心軸線と斜板の上死点とにより形成される平面に直交する第1軸線回りに回動可能に斜板に係合すると共に前記平面に直交する第2軸線回りに回動可能にローターに係合するアームを備え、アームと斜板との係合部は、アーム又は斜板の一方が形成する被挟持部と、アーム又は斜板の他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第1ピンとを有し、アームとローターとの係合部は、アーム又はローターの一方が形成する被挟持部と、アーム又はローターの他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第2ピンとを有するリンク機構において、リンク機構の磨耗を抑制する手段を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、駆動軸と、駆動軸に固定されたローターと、傾角変動可能に駆動軸に支持された斜板と、斜板を介して回転する駆動軸により往復駆動されるピストンと、ピストンが摺動可能に挿入されたボアを有するシリンダブロックとを備える可変容量圧縮機の、斜板の傾角変動を許容しつつローターと斜板とを駆動軸回りに相対回転不能に連結するリンク機構であって、駆動軸の中心軸線と斜板の上死点とにより形成される平面に直交する第1軸線回りに回動可能に斜板に係合すると共に前記平面に直交する第2軸線回りに回動可能にローターに係合するアームを備え、アームと斜板との係合部は、アーム又は斜板の一方が形成する被挟持部と、アーム又は斜板の他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第1ピンとを有し、アームとローターとの係合部は、アーム又はローターの一方が形成する被挟持部と、アーム又はローターの他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第2ピンとを有するリンク機構において、第1ピンと挟持部間の嵌合部中の、斜板に対する圧縮反力の合力の着力点側の嵌合部の、挟持部の貫通穴形状と当該貫通穴に嵌合するピン形状とが、テーパー形状であることを特徴とする可変容量圧縮機のローターと斜板のリンク機構を提供する。
本発明に係るリンク機構においては、第1ピンと挟持部間の嵌合部中の、斜板に対する圧縮反力の合力の着力点側の嵌合部の、挟持部の貫通穴形状と当該貫通穴に嵌合するピン形状とを、テーパー形状としたので、前記嵌合部が圧縮反力の大部分を受けても、ピンと穴との摺接部において圧縮反力が摺接面に対する垂直方向成分と接線方向成分とに分散され、摺接面の面圧が従来に比べて減少する。この結果、リンク機構のアームと斜板の係合部の磨耗が従来に比べて抑制される。
本発明の好ましい態様においては、第2ピンと挟持部間の嵌合部中の、斜板に対する圧縮反力の合力の着力点側の嵌合部の、挟持部の貫通穴形状と当該貫通穴に嵌合するピン形状とがテーパー形状である。
上記構成により、リンク機構のアームとローターの係合部の磨耗が従来に比べて抑制される。
本発明においては、駆動軸と、駆動軸に固定されたローターと、傾角変動可能に駆動軸に支持された斜板と、斜板の傾角変動を許容しつつローターと斜板とを駆動軸回りに相対回転不能に連結するリンク機構と、斜板を介して回転する駆動軸により往復駆動されるピストンと、ピストンが摺動可能に挿入されたボアを有するシリンダブロックとを備え、リンク機構は、駆動軸の中心軸線と斜板の上死点とにより形成される平面に直交する第1軸線回りに回動可能に斜板に係合すると共に前記平面に直交する第2軸線回りに回動可能にローターに係合するアームを有し、アームと斜板との係合部は、アーム又は斜板の一方が形成する被挟持部と、アーム又は斜板の他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第1ピンとを有し、アームとローターとの係合部は、アーム又はローターの一方が形成する被挟持部と、アーム又はローターの他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第2ピンとを有する可変容量圧縮機であって、第1ピンと挟持部間の嵌合部中の、斜板に対する圧縮反力の合力の着力点側の嵌合部の、挟持部の貫通穴形状と当該貫通穴に嵌合するピン形状とが、テーパー形状であることを特徴とする可変容量圧縮機を提供する。
本発明に係る可変容量圧縮機においては、第1ピンと挟持部間の嵌合部中の、斜板に対する圧縮反力の合力の着力点側の嵌合部の、挟持部の貫通穴形状と当該貫通穴に嵌合するピン形状とを、テーパー形状としたので、前記嵌合部が圧縮反力の大部分を受けても、ピンと穴との摺接部において圧縮反力が摺接面に対する垂直方向成分と接線方向成分とに分散され、摺接面の面圧が従来に比べて減少する。この結果、リンク機構のアームと斜板の係合部の磨耗が従来に比べて抑制される。
本発明により、可変容量圧縮機のローターと斜板との間のリンク機構の磨耗が抑制される。
本発明の実施例に係る可変容量圧縮機のローターと斜板との間のリンク機構を説明する。
図1に示すように、可変容量斜板式圧縮機Aは、駆動軸1と、駆動軸1に固定されたローター2と、傾角変動可能に駆動軸1に支持された斜板3とを備えている。斜板3の周縁部を挟持する一対のシュー4を介して斜板3に係留されたピストン5が、シリンダブロック6に形成されたボア6aに摺動可能に嵌合している。駆動軸1、ローター2、斜板3を収容するフロントハウジング7が配設されている。吸入室と吐出室とを形成するシリンダヘッド8が配設されている。シリンダブロック6とシリンダヘッド8とにより弁板9が挟持されている。シリンダブロック6、フロントハウジング7、シリンダヘッド8、弁板9は一体に組み付けられている。駆動軸1はフロントハウジング7とシリンダブロック6とにより回転可能に支持されている。
図1、2に示すように、ローター2から斜板3へ向けて伸びる一対のローターアーム2aに円形貫通穴2b、2cが形成されている。円形貫通穴2b、2cは、駆動軸1の中心軸線Xと斜板3の上死点Pとにより形成される平面に直交して、同軸に延在している。
斜板3からローター2へ向けて伸びる単一の斜板アーム3aに円形貫通穴3bが形成されている。円形貫通穴3bは、駆動軸1の中心軸線Xと斜板3の上死点Pとにより形成される平面に直交して延在している。
ローターアーム2aと斜板アーム3aとを連結するリンクアーム10が配設されている。リンクアーム10の一端部に円形貫通穴10aが形成され、リンクアーム10の二股に分かれた他端部の一方に円形貫通穴10bが他方に漏斗状の円形テーパー貫通穴10cが形成されている。円形テーパー貫通穴10cの直径は、円形貫通穴10bから遠ざかる方向ヘ向けて減少している。円形貫通穴10bと漏斗状の円形テーパー貫通穴10cとは同軸に延在している。
一対のローターアーム2aはリンクアーム10の前記一端部を挟持しており、リンクアーム10の二股に分かれた他端部は斜板アーム3aを挟持している。
全長に亙って直径が一定のピン11の中央部が円形貫通穴10aに圧入固定されると共に両端部が円形貫通穴2b、2cに相対摺動可能に嵌合している。ピン11の中心軸線11Xは駆動軸1の中心軸線Xと斜板3の上死点Pとにより形成される平面に直交して延在している。
ピン12の中央部が円形貫通穴3bに圧入固定されると共に中央部と同一直径の一端部が円形貫通穴10bに相対摺動可能に嵌合し、円錐台状にテーパーした他端部が漏斗状の円形テーパー貫通穴10cに相対摺動可能に嵌合している。他端部の直径は中央部から遠ざかる方向へ向けて減少している。ピン12の中心軸線12Xは駆動軸1の中心軸線Xと斜板3の上死点Pとにより形成される平面に直交して延在している。
ローターアーム2a、斜板アーム3a、リンクアーム10、ピン11、12によりリンク機構13が形成されている。リンク機構13は、斜板3の傾角変動を許容しつつローター2と斜板3とを駆動軸1回りに相対回転不能に連結している。
可変容量斜板式圧縮機Aにおいては、斜板3は図2の白抜矢印方向に回転する。斜板3の回転に伴ってピストン5がボア6a内を往復動し、ボア6a内へガスを吸引し、ボア6a内のガスを圧縮する。ボア6a内のガスを圧縮する際に発生する圧縮反力は、斜板3に印加され、斜板3からピン12を介してリンクアーム10に伝達され、リンクアーム10からピン11を介してローター2に伝達され、ローター2からフロントハウジング7に伝達される。
可変容量斜板式圧縮機Aにおいては、図1、2に示すように、斜板3に対する圧縮反力の合力Fの着力点は、斜板上死点P近傍に在り、且つ駆動軸1の中心軸線Xと斜板3の上死点Pとにより形成される平面に関して、斜板回転方向微小前方に在る。この結果、ピン12とリンクアーム10の二股に分かれた他端部間の摺動嵌合部中の、斜板3に対する圧縮反力の合力Fの着力点側の摺動嵌合部が圧縮反力の大部分を受けることになる。
可変容量斜板式圧縮機Aのリンク機構13においては、ピン12とリンクアーム10の二股に分かれた他端部間の摺動嵌合部中の、斜板3に対する圧縮反力の合力Fの着力点側の嵌合部の、リンクアーム貫通穴10cの形状と当該貫通穴に嵌合するピン12の他端部形状とを、テーパー形状としたので、前記嵌合部が圧縮反力の大部分を受けても、ピン12の他端部と貫通穴10cとの摺接部において圧縮反力が摺接面に対する垂直方向成分と接線方向成分とに分散され、摺接面の面圧が従来に比べて減少する。この結果、リンク機構13のリンクアーム10と斜板3の係合部の磨耗が従来に比べて抑制される。
可変容量斜板式圧縮機Aのリンク機構13において、ピン12の他端部とリンクアーム貫通穴10cとの摺動嵌合部を上述のように構成するのに加えて、ピン12の他端部に対峙するピン11の端部とリンクアーム貫通穴10cに対峙するローターアーム貫通穴2cとの摺動嵌合部を、円錐台形状にテーパーしたピン11の端部と、漏斗状の円形テーパー貫通穴2cとによって形成しても良い。圧縮反力の大部分を受ける前記摺動嵌合部の摺接面の面圧が従来に比べて低減し、リンク機構13のリンクアーム10とローター2の係合部の磨耗が従来に比べて抑制される。
リンクアーム10の二股の一端部で単一のローターアーム2aを挟持し、或いは一対の斜板アーム3aでリンクアーム10の単一の他端部を挟持しても良い。
本発明は、可変容量斜板式圧縮機のローターと斜板のリンク機構に適用可能であるのみならず、斜板によって揺動駆動される揺動板にピストンが係留される可変容量揺動板式圧縮機のローターと斜板のリンク機構にも適用可能である。
本発明の実施例に係るローターと斜板のリンク機構を備える可変容量斜板式圧縮機の側断面図である。 本発明の実施例に係る可変容量斜板式圧縮機のローターと斜板のリンク機構の外観斜視図である。
符号の説明
A 可変容量斜板式圧縮機
1 駆動軸
2 ローター
2a ローターアーム
2b、2c 貫通穴
3 斜板
3a 斜板アーム
3b 貫通穴
4 シュー
5 ピストン
6 シリンダブロック
6a ボア
7 フロントハウジング
8 シリンダヘッド
9 弁板
10 ローターアーム
10a、10b、10c 貫通穴
11、12 ピン
13 リンク機構

Claims (4)

  1. 駆動軸と、駆動軸に固定されたローターと、傾角変動可能に駆動軸に支持された斜板と、斜板を介して回転する駆動軸により往復駆動されるピストンと、ピストンが摺動可能に挿入されたボアを有するシリンダブロックとを備える可変容量圧縮機の、斜板の傾角変動を許容しつつローターと斜板とを駆動軸回りに相対回転不能に連結するリンク機構であって、駆動軸の中心軸線と斜板の上死点とにより形成される平面に直交する第1軸線回りに回動可能に斜板に係合すると共に前記平面に直交する第2軸線回りに回動可能にローターに係合するアームを備え、アームと斜板との係合部は、アーム又は斜板の一方が形成する被挟持部と、アーム又は斜板の他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第1ピンとを有し、アームとローターとの係合部は、アーム又はローターの一方が形成する被挟持部と、アーム又はローターの他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第2ピンとを有するリンク機構において、第1ピンと挟持部間の嵌合部中の、斜板に対する圧縮反力の合力の着力点側の嵌合部の、挟持部の貫通穴形状と当該貫通穴に嵌合するピン形状とが、テーパー形状であることを特徴とする可変容量圧縮機のローターと斜板のリンク機構。
  2. 第2ピンと挟持部間の嵌合部中の、斜板に対する圧縮反力の合力の着力点側の嵌合部の、挟持部の貫通穴形状と当該貫通穴に嵌合するピン形状とがテーパー形状であることを特徴とする請求項1に記載の可変容量圧縮機のローターと斜板のリンク機構。
  3. 駆動軸と、駆動軸に固定されたローターと、傾角変動可能に駆動軸に支持された斜板と、斜板の傾角変動を許容しつつローターと斜板とを駆動軸回りに相対回転不能に連結するリンク機構と、斜板を介して回転する駆動軸により往復駆動されるピストンと、ピストンが摺動可能に挿入されたボアを有するシリンダブロックとを備え、リンク機構は、駆動軸の中心軸線と斜板の上死点とにより形成される平面に直交する第1軸線回りに回動可能に斜板に係合すると共に前記平面に直交する第2軸線回りに回動可能にローターに係合するアームを有し、アームと斜板との係合部は、アーム又は斜板の一方が形成する被挟持部と、アーム又は斜板の他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第1ピンとを有し、アームとローターとの係合部は、アーム又はローターの一方が形成する被挟持部と、アーム又はローターの他方が形成する一対の挟持部と、被挟持部に形成された貫通穴に中央部が圧入固定されると共に挟持部に形成された一対の貫通穴に両端部が摺動可能に嵌合する第2ピンとを有する可変容量圧縮機であって、第1ピンと挟持部間の嵌合部中の、斜板に対する圧縮反力の合力の着力点側の嵌合部の、挟持部の貫通穴形状と当該貫通穴に嵌合するピン形状とが、テーパー形状であることを特徴とする可変容量圧縮機。
  4. 第2ピンと挟持部間の嵌合部中の、斜板に対する圧縮反力の合力の着力点側の嵌合部の、挟持部の貫通穴形状と当該貫通穴に嵌合するピン形状とがテーパー形状であることを特徴とする請求項3に記載の可変容量圧縮機。
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