JP2010145708A - 絞り装置、レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

絞り装置、レンズ鏡筒および撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】絞り羽根に作用する摩擦負荷を軽減し、絞り用開口の大きさを安定して正確に調整する上で有利な絞り装置、レンズ鏡筒および撮像装置を提供する。
【解決手段】絞り装置40は、ベース部材42と、仕切り板44と、一対の直進絞り羽根46と、一対の第1揺動絞り羽根48と、一対の第2揺動絞り羽根50と、2枚のスペーサ52と、環板54と、モータ56と、蓋体58などを含んで構成されている。環板54と複数の絞り羽根46、48、50との間に、環板54と複数の絞り羽根とを隔て各絞り羽根の移動を案内する複数のレールが形成された仕切り板44を設ける。
【選択図】図5

Description

本発明は絞り装置、レンズ鏡筒および撮像装置に関する。
ビデオカメラやデジタルスチルカメラ等の携帯型の撮像装置、あるいは、液晶プロジェクター等の投影系光学装置に用いられる絞り装置がある。
この種の絞り装置として、絞り用開口の周囲に配置された複数枚の絞り羽根を連動して揺動させることにより絞り用開口の大きさを調整する虹彩絞りを採用したものが知られている。また、絞り用開口を挟み、光軸と直交する直線に沿って2枚の絞り羽根をスライドさせるものが知られている(特許文献1)。
特開2001−117133
このような絞り装置では、絞り用開口の大きさを安定して正確に調整することが撮像時の露出制御を安定して正確に行う上で重要とされる。
したがって、上述した何れの絞り装置においても、絞り羽根が揺動あるいはスライドする際に、絞り羽根と該絞り羽根を駆動するための部材との間に生じる摩擦負荷を如何にして低減するかが重要となる。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は絞り羽根に作用する摩擦負荷を軽減し、絞り用開口の大きさを安定して正確に調整する上で有利な絞り装置、レンズ鏡筒および撮像装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の絞り装置は、光路用孔が設けられた板状のベース部材と、光学系の光軸方向に重ね合わされ前記光軸と直交する平面に沿って前記光軸に対して接離する方向に移動可能に前記ベース部材に支持され前記光軸を中心とする絞り用開口を前記光路用孔の内側に形成する複数の絞り羽根と、前記複数の絞り羽根を移動させることで前記絞り用開口の大きさを調整する駆動機構とを備え、前記駆動機構は、前記複数の絞り羽根寄りの前記ベース部材の面に前記光軸を中心として回転可能に設けられた環板と、前記複数の絞り羽根に対応して前記環板に突設された複数の駆動ピンと、前記各絞り羽根に形成され前記対応する駆動ピンが係合されるカム溝と、前記環板を回転するモータとを含んで構成され、前記環板と前記複数の絞り羽根との間に前記環板と前記複数の絞り羽根とを隔て光路用孔が形成された仕切り板が設けられ、前記仕切り板は、前記駆動ピンが遊嵌される挿通部と、前記各絞り羽根に向けて突出し前記各絞り羽根に接触して各絞り羽根の移動を案内する複数のレールとが形成された板金製の鋼板である。
また本発明のレンズ鏡筒は、光学系の光軸を中心とする絞り用開口の大きさを調整する絞り装置を備え、光路用孔が設けられた板状のベース部材と、光学系の光軸方向に重ね合わされ前記光軸と直交する平面に沿って前記光軸に対して接離する方向に移動可能に前記ベース部材に支持され前記光軸を中心とする絞り用開口を前記光路用孔の内側に形成する複数の絞り羽根と、前記複数の絞り羽根を移動させることで前記絞り用開口の大きさを調整する駆動機構とを備え、前記駆動機構は、前記複数の絞り羽根寄りの前記ベース部材の面に前記光軸を中心として回転可能に設けられた環板と、前記複数の絞り羽根に対応して前記環板に突設された複数の駆動ピンと、前記各絞り羽根に形成され前記対応する駆動ピンが係合されるカム溝と、前記環板を回転するモータとを含んで構成され、前記環板と前記複数の絞り羽根との間に前記環板と前記複数の絞り羽根とを隔て光路用孔が形成された仕切り板が設けられ、前記仕切り板は、前記駆動ピンが遊嵌される挿通部と、前記各絞り羽根に向けて突出し前記各絞り羽根に接触して各絞り羽根の移動を案内する複数のレールとが形成された板金製の鋼板である。
また本発明の撮像装置は、光学系の光軸を中心とする絞り用開口の大きさを調整する絞り装置を備え、前記絞り装置は、光路用孔が設けられた板状のベース部材と、光学系の光軸方向に重ね合わされ前記光軸と直交する平面に沿って前記光軸に対して接離する方向に移動可能に前記ベース部材に支持され前記光軸を中心とする絞り用開口を前記光路用孔の内側に形成する複数の絞り羽根と、前記複数の絞り羽根を移動させることで前記絞り用開口の大きさを調整する駆動機構とを備え、前記駆動機構は、前記複数の絞り羽根寄りの前記ベース部材の面に前記光軸を中心として回転可能に設けられた環板と、前記複数の絞り羽根に対応して前記環板に突設された複数の駆動ピンと、前記各絞り羽根に形成され前記対応する駆動ピンが係合されるカム溝と、前記環板を回転するモータとを含んで構成され、前記環板と前記複数の絞り羽根との間に前記環板と前記複数の絞り羽根とを隔て光路用孔が形成された仕切り板が設けられ、前記仕切り板は、前記駆動ピンが遊嵌される挿通部と、前記各絞り羽根に向けて突出し前記各絞り羽根に接触して各絞り羽根の移動を案内する複数のレールとが形成された板金製の鋼板である。
本発明によれば、環板の上に複数の絞り羽根を重ねて配置したにも拘わらず仕切り板により複数の絞り羽根と環板との接触が防止されるため、それら絞り羽根の移動を円滑に行う上で有利となる。さらに、複数の絞り羽根は鋼板のレールによって案内されるため、それら絞り羽根の移動を円滑に行う上でより有利となる。
したがって、各絞り羽根に作用する摩擦負荷を軽減し、絞り用開口の大きさを安定して正確に調整する上で有利となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本実施の形態の撮像装置10の斜視図、図2は撮像装置10のディスプレイパネル22が開放位置に位置した状態の斜視図、図3は撮像装置10の制御系の構成を示すブロック図である。
まず、図3を参照して撮像装置10の制御系の構成について説明する。
本実施の形態では、撮像装置10はビデオカメラであり記録媒体に対して撮影した動画、静止画、音声などのデータを記録し、また、記録媒体からそれらのデータを再生する。
本実施の形態では、記録媒体として板状または棒状の記録媒体であるメモリカード2を用いた場合について説明する。しかしながら、記録媒体として磁気記録テープ、光ディスク、ハードディスク装置などを用いてもよいことは無論であり、記録媒体として何を用いるかは任意である。
撮像装置10は外装を構成する筐体12を有し、筐体12には撮影光学系14が組み込まれたレンズ鏡筒16が設けられている。
レンズ鏡筒16の後端には撮影光学系14によって導かれた被写体像を撮像する撮像素子18が設けられ、レンズ鏡筒16に本発明に係る絞り装置40が組み込まれている。
また、撮像装置10は、マイク20、ディスプレイパネル22、スピーカー26、映像信号用増幅部102、映像信号処理部104、マイクロフォン用増幅部106、音声信号処理部108、出力用増幅部110、記録再生部112、制御部114を備えている。
撮像装置10は、ディスプレイパネルドライバ116、バッファメモリ118、メモリカード用インターフェース120、操作部126、外部入出力インターフェース128、外部入出力端子130、モータ駆動部41などをさらに含んで構成されている。
撮像素子18で生成された撮像信号は映像信号用増幅部102で増幅され、映像信号処理部104に供給される。
映像信号処理部104は、撮像信号に所定の信号処理を行うことで、動画データおよび静止画データを生成し、記録再生部112に供給される。
マイクロフォン20で収音された音声信号はマイクロフォン用増幅部106で増幅され、音声信号処理部108によって所定の信号処理がなされ音声データとして記録再生部112に供給される。
記録再生部112は、映像信号処理部104から供給された動画データおよび静止画データと、音声信号処理部108から供給された音声データとを制御部114の制御にしたがってメモリカード用インターフェース120を介してメモリカード2に記録する。
記録再生部112によるメモリカード2へのデータの記録は、例えば、メモリカード2に記録すべきデータをいったんバッファメモリ118に蓄積したのち、バッファメモリ118から読み出したデータをメモリカード2に書き込むことでなされる。
また、記録再生部112は、記録再生部112から供給された動画データおよび静止画データを、ディスプレイパネルドライバ116を介してディスプレイパネル22に供給して画像の表示を行わせる。
また、記録再生部112は、メモリカード用インターフェース120を介してメモリカード2から供給される動画データ、静止画データを、ディスプレイパネルドライバ116を介してディスプレイパネル22に供給して画像の表示を行わせる。
また、記録再生部112は、メモリカード用インターフェース120を介してメモリカード2から供給される音声信号を出力用増幅部110を介してスピーカー26に供給して音声の出力を行わせる。
外部入出力インターフェース128は記録再生部112で再生された音声データおよび画像データを所定の信号形式に変換して、外部入出力端子130を介してテレビジョン装置、HDDレコーダー、パーソナルコンピュータなど外部機器に出力するものである。
操作部126は、図2に示す複数の操作スイッチ24、電源スイッチ28A、静止画撮影用スイッチ28B、ズーム用スイッチ28C、モード切り換え用スイッチ28D、動画撮影用スイッチ28Eを備えている。
これらスイッチ24、28A乃至28Eは撮影にまつわる種々の機能を実行するための操作スイッチを構成している。
制御部114は、電源スイッチ28Aの操作に基づいて撮像装置10の電源のオン、オフを行う。
制御部114は、静止画撮影用スイッチ28Bの操作に基づいて映像信号処理部104および記録再生部112に指令を与える。これにより、制御部114は、映像信号処理部104から供給される静止画データを記録再生部112を介してメモリカード用インターフェース120に供給することで静止画データをメモリカード2に記録させる。
言い換えると、静止画撮影用スイッチ28Bは、いわゆるシャッタボタンとして機能している。
制御部114は、ズーム用スイッチ28Cの操作に基づいて不図示のズーム駆動部に指令を与えることにより、撮影光学系14の可動レンズを移動させることにより、撮影光学系14のズーム率を変化させる。
制御部114は、モード切り換え用スイッチ28Dの操作に基づいて映像信号処理部104に指令を与える。これにより、制御部114は、映像信号処理部104によって動画データを生成させる動画撮影モードと、映像信号処理部104によって静止画データを生成させる静止画撮影モードとを切り換える。
なお、動画撮影モードでは、映像信号処理部104で生成された動画データが記録再生部112を介してメモリカード2に記録される。また、静止画撮影モードでは、映像信号処理部104で生成されたで生成された静止画データが記録再生部112を介してメモリカード2に記録される。
制御部114は、動画撮影用スイッチ28Eの操作に基づいて動画データの記録の開始、記録の停止を行わせる。
すなわち、制御部114は、動画撮影用スイッチ28Eの操作に基づいて映像信号処理部104および記録再生部112に指令を与える。これにより、制御部114は、映像信号処理部104からに供給される動画データを記録再生部112を介してメモリカード用インターフェース120に供給する。この結果、制御部114は、動画データをメモリカード2に記録させる動作を開始させ、あるいは、その動作を停止させる。
言い換えると、動画撮影用スイッチ28Eは、いわゆる撮影スタート/ストップの操作部材として機能している。
また、パネル側動画撮影用スイッチ30A、パネル側ズーム用スイッチ30B、メニュー操作用スイッチ30Cは制御部114に接続されている。
パネル側動画撮影用スイッチ30Aは動画撮影用スイッチ28Eと同様の機能を有している。
パネル側ズーム用スイッチ30Bはズーム用スイッチ28Cと同様の機能を有している。
また、メニュー操作用スイッチ30Cは、ディスプレイパネル22に表示されるメニューの階層を最上位の階層に直接戻すために操作されるスイッチである。
モータ駆動部41は、制御部114の制御に基づいて後述する絞り装置40のモータ56(図4)の駆動制御を行うものである。
次に撮像装置10の構成について説明する。
図1、図2に示すように、筐体12は、左右方向の幅よりも大きな寸法の前後方向の長さおよび上下方向の高さを有している。なお、本明細書において左右は、撮像装置10を後方から見た状態でいうものとし、また、光学系の光軸方向で被写体側を前方といい、撮像素子側を後方という。
レンズ鏡筒16は、筐体12の上部の前部で前後に延在し、その前部が筐体12の前面に臨むように設けられている。したがって、被写体像は筐体12の前部から筐体12の内部に導かれる。
撮像素子18(図3)はレンズ鏡筒16の後端に設けられている。
マイクロフォン20はレンズ鏡筒16の上面に設けられている。
ディスプレイパネル22は、筐体12の左側部に開閉可能に設けられている。
ディスプレイパネル22は、ディスプレイ装置32とパネル用ケース34とを備え、長方形板状を呈している。
図2に示すように、ディスプレイ装置32は、撮像素子18によって撮像された被写体像などを表示するものである。
ディスプレイ装置32は、画像を表示する長方形の表示面3202を有し、この表示面3202はディスプレイパネル22の内面を構成している。
本実施の形態では、ディスプレイ装置32は液晶ディスプレイ装置で構成されているが、ディスプレイ装置32の種類は任意であり、例えば、有機ELディスプレイ装置であってもよい。
ディスプレイパネル22は、その一方の短辺寄りの箇所がヒンジ2202を介して筐体12の左側部の前部寄りの箇所に連結されている。
これにより、ディスプレイパネル22は、筐体12の上下方向に延在する第1の軸線O1回りに揺動可能に、かつ、第1の軸線O1と直交する第2の軸線O2回りに揺動可能に連結されている。
本実施の形態では、ディスプレイパネル22は、図1に示す収容位置と、図2に示す開放位置との間で揺動するように構成されている。
すなわち、図1の収容位置では、ディスプレイパネル22は、第1の軸線O1回りで、ディスプレイ装置32の表示面3202(パネル22の内面)が筐体12の左側面12Aに重ね合わされている。
また、図2の開放位置では、ディスプレイパネル22は、収容位置から90度開かれディスプレイ装置32の表示面3202が後方を向いている。
なお、表示面3202(パネル22の内面)を筐体12の左側面12Aに重ね合わせた収容位置においてディスプレイパネル22の外面2210(図1)が外方に向けられる。
また、ディスプレイパネル22は、前記開放位置において第2の軸線O2回りに、ディスプレイ装置32の表示面3202が前方を向いた位置と、下方を向いた位置との間で270度の範囲で揺動するように構成されている。
図2に示すように、筐体12の左側面12Aには、種々の操作を行うための複数の操作スイッチ24、スピーカー26などが設けられている。
筐体12の上部の後部寄りの箇所には、電源スイッチ28A、静止画撮影用スイッチ28B、ズーム用スイッチ28C、モード切り換え用スイッチ28Dなどが設けられている。
また、筐体12の後面には、動画撮影用スイッチ28Eが設けられている。
また、ディスプレイパネル22には、パネル側動画撮影用スイッチ30A、パネル側ズーム用スイッチ30B、メニュー操作用スイッチ30Cなどが設けられている。
図2に示すように、筐体12の左側面12Aの下部に、メモリカード2が挿脱されるスロット36とスロット36の開口3602を開閉する蓋体38が設けられている。
メモリカード2はスロット36に挿入されることで、メモリカード2の接続端子がスロット36内部のコネクタ(不図示)に電気的に接続される。これにより、メモリカード2は、コネクタを介してメモリカード用インターフェース120との間で信号の授受を行う。
次に本発明の要旨である絞り装置40について説明する。
図4は前方から見た絞り装置40の分解斜視図、図5は後方から見た絞り装置40の分解斜視図である。
図6はベース部材42に対するモータ56の組み立て説明図、図7はベース部材42にモータ56と環板54とが組み込まれた状態を示す平面図である。
図8はベース部材42に対する環板54と固定絞り70と仕切り板44の組み立て説明図、図9は仕切り板44、蓋体58、各絞り羽根46、48、50およびスペーサ52を示す分解斜視図である。
図10は仕切り板44を後方から見た斜視図、図11は蓋体58を前方から見た斜視図である。
図12は絞り用開口2が開放状態にある絞り装置40を後方から見た平面図である。
図13は絞り用開口2を1段絞った状態の絞り装置40を後方から見た平面図である。
図14は絞り用開口2を6段絞った状態の絞り装置40を後方から見た平面図である。
図15は絞り用開口2が全閉状態にある絞り装置40を後方から見た平面図である。
図3、図12に示すように、絞り装置40は、撮影光学系14を介して撮像素子18に導かれる光線束を制限する絞り用開口2の大きさを調整することで、撮像素子18に導かれる光量の調整を行うものである。
絞り装置40は、撮像素子18の前方に配置され、本実施の形態では、絞り装置40は、ベース部材42と、仕切り板44と、一対の直進絞り羽根46と、一対の第1揺動絞り羽根48と、一対の第2揺動絞り羽根50と、2枚のスペーサ52と、環板54と、モータ56と、蓋体58などを含んで構成されている。
ベース部材42は光を透過しない合成樹脂製で長方形板状を呈し、その長辺方向を筐体12の上下に向けた状態でレンズ鏡筒16に組み込まれている。
ベース部材42は、図4、図5に示すように、前方に臨む前面42Aと後方に臨む後面42Bとを有し、ベース部材42には撮影光学系14の光軸Lを中心とした円形の光路用孔42Cが形成されている。
ベース部材42の後面42Bには、図5に示すように、仕切り板44と、一対の直進絞り羽根46と、一対の第1揺動絞り羽根48と、一対の第2揺動絞り羽根50と、2枚のスペーサ52と、環板54とを収容する凹状の収容部60が設けられている。
また、後面42には、図7に示すように、2つの直進絞り羽根46をそれぞれスライド可能に案内する直進絞り羽根用ガイドピン62が1つの直進絞り羽根46について2つずつ設けられている。それら直進絞り羽根用ガイドピン62は光路用孔42Cの周囲近傍に設けられている。
また、後面42Bには、図7に示すように、一対の第1揺動絞り羽根48をそれぞれ揺動可能に支持する第1揺動絞り羽根用支軸64がそれぞれ設けられている。また、後面42Bには、一対の第2揺動絞り羽根50をそれぞれ揺動可能に支持する第2揺動絞り羽根用支軸66がそれぞれ設けられている。
凹状の収容部60の底部で光路用孔42Cの周囲には、図6に示すように、環板54を収容すると共に、環板54を回転可能に支持する円形の凹部68が形成されている。
凹部68には、図7、図8に示すように、後述する環板54の突片54Cおよびギア部55が移動するための扇状凹部68A、68Bが凹部68の半径方向外側に突出しかつ凹部68の周方向に延在形成されている。
環板54は光を透過しない合成樹脂製で、図5、図7に示すように、環板状の環板部54Aを有し、環板部54Aの中心には光路用孔54Bが形成されている。
環板部54Aの外周の一部に、突片54Cが設けられている。
また、環板部54Aの外周の一部で、突片54Cに対して180度の間隔をおいた箇所にギア部55が設けられ、ギア部55は、環板54の中心軸を中心とする扇状に形成されている。
環板部54Aが厚さ方向の他方に臨む面(後方に臨む面)には、2つの直進絞り羽根用駆動ピン54Dと、2つの第1揺動絞り羽根用駆動ピン54Eとが設けられている。
突片54Cが厚さ方向の他方に臨む面(後方に臨む面)とギア部55が厚さ方向の他方に臨む面(後方に臨む面)とには、第2揺動絞り羽根用駆動ピン54Fがそれぞれ1つずつ突設されている。
2つの直進絞り羽根用駆動ピン54Dは、環板54の中心軸を中心に180度の間隔をおいて設けられている。
2つの第1揺動絞り羽根用駆動ピン54Eは、環板54の中心軸を中心に180度の間隔をおいて設けられている。
2つの第2揺動絞り羽根用駆動ピン54Fは、環板54の中心軸を中心に180度の間隔をおいて設けられている。
モータ56は、図6に示すように、ケース56Aと、取り付け片56Bと、駆動ギア56Cとを有し、モータ駆動部41(図3)から供給される駆動電流に基づいて駆動ギア56Cが正方向あるいは逆方向に回転駆動される。
ケース56Aは取り付け片56Bを介してベース42の前面42Aに取着されている。
駆動ギア56Cはケース56Aの一端から突出する駆動軸に固定されている。
図7に示すように、駆動ギア56Cは、ベース42に設けられた開口4202を介してベース42の後面42Bに臨み、環板54のギア部55に噛合している。
モータ56が正逆方向に回転駆動することにより、駆動ギア56Cおよびギア部55を介して環板54が該環板54の中心軸を中心として時計回り、反時計回りに揺動される。
図5において、符号70は環板54と仕切り板44との間に設けられる固定絞りである。
固定絞り70は、光を透過しない合成樹脂製で薄板状に形成されている。
図8に示すように、固定絞り70の中央には、絞り用開口2の最大径を決定する正円状の孔70Aが形成されている。
固定絞り70には、2つの直進絞り羽根用駆動ピン54Dと、2つの第1揺動絞り羽根用駆動ピン54Eとが挿通される逃げ溝70Bが光軸Lの周方向に延在して2つ設けられている。
さらに、固定絞り70には、4つの直進絞り羽根用ガイドピン62が挿通される挿通孔70Cが形成されている。
固定絞り70は、各挿通孔70Cに直進絞り羽根用ガイドピン62が挿通されることで光軸Lと直交する面内で移動不能とされる。
仕切り板44は、図4、図5に示すように、環板54と複数の絞り羽根46、48、50との間に設けられ、環板54と複数の絞り羽根46、48、50とを隔てるものである。
仕切り板44は、矩形状を呈する板金製の鋼板で形成され、ベース部材42に取り付けられた状態で絞り用開口2を光軸L方向に露出させる光路用孔44Aが形成されている。
光路用孔44Aは固定絞り70の孔70Aと同一またはそれ以上の直径を有している。
図5、図10に示すように、仕切り板44には、第1の挿通部4402、第2の挿通部4404と、第1のレール4410、第2のレール4412、第3のレール4414、第4のレール4416、第5のレール4418とが形成されている。
第1の挿通部4402は、2つの直進絞り羽根用駆動ピン54Dと2つの第1揺動絞り羽根用駆動ピン54Eが遊嵌されるものであり、光軸Lの周方向に延在して2つ形成されている。2つの直進絞り羽根用駆動ピン54Dと2つの第1揺動絞り羽根用駆動ピン54Eは第1の挿通部4402内において仕切り板44に干渉されずに揺動する。
第2の挿通部4404は、2つの第2揺動絞り羽根用駆動ピン54Fが遊嵌されるものであり、光軸Lの周方向に延在して2つ形成されている。2つの第2揺動絞り羽根用駆動ピン54Fは、第2の挿通部4404内において仕切り板44に干渉されずに揺動する。
第1のレール4410は、一対の直進絞り羽根46のうち仕切り板44寄りに配置される直進絞り羽根46の移動を案内するものであり、本実施の形態では、直進絞り羽根46の移動方向に沿って(上下方向に沿って)直線状に延在して4つ設けられている。
第2のレール4412は、一対の第2揺動絞り羽根50のうち仕切り板44寄りに配置される第2揺動絞り羽根50の移動を案内するものであり、本実施の形態では、第2揺動絞り羽根50の移動方向に沿って円弧状に延在して2つ設けられている。
第3のレール4414は、一対の直進絞り羽根46のうち蓋体58寄りに配置される直進絞り羽根46の移動を案内するものであり、本実施の形態では、直進絞り羽根46の移動方向に沿って(上下方向に沿って)直線状に延在して3つ設けられている。
第4のレール4416は、一対のスペーサ52のうち仕切り板44の幅方向の一方に配置されるスペーサ52に当接するものである。本実施の形態では、第4のレール4416は、スペーサ52の延在方向に沿って(上下方向に沿って)直線状に延在して2つ設けられている。
第5のレール4418は、一対のスペーサ52のうち仕切り板44の幅方向の他方に配置されるスペーサ52に当接するものである。本実施の形態では、第5のレール4418は、スペーサ52の延在方向に沿って(上下方向に沿って)直線状に延在して1つ設けられている。
図10において、符号4420は仕切り板44に形成され、4つの直進絞り羽根用ガイドピン62がそれぞれ遊嵌される切り欠きを示している。
また、符号4422は仕切り板44に形成され、2つの第1揺動絞り羽根用支軸64がそれぞれ挿通される挿通孔を示している。
また、符号4424は仕切り板44に形成され、2つの第2揺動絞り羽根用支軸66がそれぞれ挿通される挿通孔を示している。
これら2つの第1揺動絞り羽根用支軸64と2つの第2揺動絞り羽根用支軸66とがそれぞれ挿通穴4422、4424に挿通されることで、仕切り板44は光軸Lと直交する面内で移動不能とされる。
また、符号4426は仕切り板44に形成され、仕切り板44をベース部材42に係合させる係合爪を示し、本実施の形態では、係合爪4426は、仕切り板44の長手方向の一方(上側)の縁部に1つ、他方(下側)の縁部に2つ設けられている。
図21は直進絞り羽根46の平面図である。
直進絞り羽根46は光を透過しない合成樹脂製で薄板状を呈し、直線部と、該直線部に続く湾曲部とで構成されている。
直線部には、2つの直線状案内溝4602と、カム溝4604が形成され、湾曲部には、開口形成用縁部46Aが形成されている。
2つの直線状案内溝4602は、該直進絞り羽根46を直進移動可能に案内するものであり、板部46Aの直線部に沿った同一直線上に延在形成されている。
カム溝4604は2つの直線状案内溝4602の間の箇所で前記直線と直交する方向に延在形成されている。
開口形成用縁部46Aは、絞り装置40の絞り用開口2を形成するものであり、板部46Aの湾曲部に沿って凹状の半円弧状に延在形成されている。
図22は第1揺動絞り羽根48の平面図である。
第1揺動絞り羽根48は光を透過しない合成樹脂製で薄板状を呈し細長形状を呈している。
第1揺動絞り羽根48には、孔4802と、カム溝4804と、開口形成用縁部48Aが設けられている。
孔4802は、第1揺動絞り羽根48の長手方向の一端に形成されている。
カム溝4804は、第1揺動絞り羽根48の長手方向の中間部に延在形成されている。
開口形成用縁部48Aは、絞り装置40の絞り用開口2を形成するものであり、第1揺動絞り羽根48の長手方向の他端寄りの幅方向の一側に沿って凹状の円弧状に延在形成されている。
図23は第2揺動絞り羽根50の平面図である。
第2揺動絞り羽根50は光を透過しない合成樹脂製で薄板状を呈し、長手方向の両端に至るに従ってその幅が次第に狭くなる形状を呈している。
第2揺動絞り羽根50には、孔5002と、カム溝5004と、開口形成用縁部50Aが設けられている。
孔5002は、板部50Aの長手方向の一端に形成されている。
カム溝5004は、板部50Aの長手方向の中間部に延在形成される。
開口形成用縁部50Aは、絞り装置40の絞り用開口2を形成するものであり、第2揺動絞り羽根50の長手方向の他端寄りの幅方向の一側に沿って凹状の円弧状に延在形成されている。
図24はスペーサ52の平面図である。
スペーサ52は光を透過しない合成樹脂製で薄板状を呈し細長形状を呈している。
スペーサ52は長手方向に間隔をおいて2つの取付孔5202が形成されている。
蓋体58は、ベース部材42に取着され収容部60に収容した複数の絞り羽根46、48、50、スペーサ52、固定絞り70、環板54を覆うものであり、それら部材をベース部材42に脱落不能に保持している。
蓋体58は、板金製の矩形状の薄い鋼板からなる。
蓋体58には、ベース部材42に取り付けられた状態で絞り用開口2を光軸L方向に露出させる光路用孔58Aが形成されている。
光路用孔58Aは固定絞り70の孔70Aと同一またはそれ以上の直径を有している。
図5、図11に示すように、蓋体58には、第3の挿通部5802、第4の挿通部5804と、第6のレール5810、第7のレール5812、第8のレール5814、第9のレール5816、第10のレール5818とが形成されている。
第3の挿通部5802は、2つの直進絞り羽根用駆動ピン54Dと2つの第1揺動絞り羽根用駆動ピン54Eが遊嵌されるものであり、光軸Lの周方向に延在して2つ形成されている。
第4の挿通部5804は、2つの第2揺動絞り羽根用駆動ピン54Fが遊嵌されるものであり、光軸Lの周方向に延在して2つ形成されている。
第6のレール5810は、一対の直進絞り羽根46のうち蓋体58寄りに配置される直進絞り羽根46の移動を案内するものであり、本実施の形態では、直進絞り羽根46の移動方向に沿って(上下方向に沿って)直線状に延在して4つ設けられている。
第7のレール5812は、一対の第2揺動絞り羽根50のうち蓋体58寄りに第2揺動絞り羽根50の移動を案内するおのであり、本実施の形態では、第2揺動絞り羽根50の移動方向に沿って円弧状に延在して2つ設けられている。
第8のレール5814は、一対の直進絞り羽根46のうち仕切り板44寄りに配置される直進絞り羽根46の移動を案内するものであり、本実施の形態では、直進絞り羽根46の移動方向に沿って(上下方向に沿って)直線状に延在して3つ設けられている。
第9のレール5816は、一対のスペーサ52のうち仕切り板44の幅方向の一方に配置されるスペーサ52に当接するものである。本実施の形態では、第9のレール5816は、スペーサ52の延在方向に沿って(上下方向に沿って)直線状に延在して1つ設けられている。
第10のレール5818は、一対のスペーサ52のうち仕切り板44の幅方向の他方に配置されるスペーサ52に当接するものである。本実施の形態では、第10のレール5818は、スペーサ52の延在方向に沿って(上下方向に沿って)直線状に延在して2つ設けられている。
したがって、本実施の形態では、仕切り板44の幅方向の一方に配置されるスペーサ52は、第4のレール4416と第9のレール5816により光軸L方向において挟まれ、光軸L方向の位置決めがなされている。
また、本実施の形態では、仕切り板44の幅方向の他方に配置されるスペーサ52は、第5のレール4418と第10のレール5818により光軸L方向において挟まれ、光軸L方向の位置決めがなされている。
図11において、符号5820は4つの直進絞り羽根用ガイドピン62がそれぞれ挿通される挿通孔を示している。
また、符号5822は蓋体58に形成され、2つの第1揺動絞り羽根用支軸64がそれぞれ挿通される挿通孔を示している。
また、符号5824は蓋体58に形成され、2つの第2揺動絞り羽根用支軸66がそれぞれ挿通される挿通孔を示している。
これら2つの第1揺動絞り羽根用支軸64と2つの第2揺動絞り羽根用支軸66とがそれぞれ挿通穴5822、5824に挿通されることで、蓋体58は光軸Lと直交する面内で移動不能とされる。
また、符号5826は蓋体58に形成され、蓋体58をベース部材42に係合させる係合爪を示し、本実施の形態では、係合爪5826は、蓋体58の長手方向の一方(上側)の縁部に2つ、他方(下側)の縁部に1つ設けられている。
次に、絞り装置40の組み付けについて説明する。
図4、図5に示すように、まず、環板54の直進絞り羽根用駆動ピン54D、第1揺動絞り羽根用駆動ピン54E、第2揺動絞り羽根用駆動ピン54Fを後方に向けた状態で環板54をベース部材42の凹部68に収容する。
次いで、固定絞り70の逃げ溝70Bに、各駆動ピン54D、54Eを挿通させ、挿通孔70Cに、各直進絞り羽根用ガイドピン62を挿通させることで固定絞り70を環板部54を挟んでベース部材42に取着する。
次に、仕切り板44をベース部材42に組み付ける。
すなわち、仕切り板44の各レール4410、4412、4414、4416、4418を後方に向け、第1の挿通部4402に直進絞り羽根用駆動ピン54Dと第1揺動絞り羽根用駆動ピン54Eを挿通させる。これと共に、第2の挿通部4404に各第2揺動絞り羽根用駆動ピン54Fを挿通させる。
またこれと共に、挿通孔4422、4424に第1揺動絞り羽根用支軸64、第2揺動絞り羽根用支軸66をそれぞれ挿通させる。
そして、係合爪4426をベース部材42に係合させることにより、仕切り板44を固定絞り70および環板部54を挟んでベース部材42に取着する。
次に、一対の直進絞り羽根46の一方と、一対の第1揺動絞り羽根48の一方と、一対の第2揺動絞り羽根50の一方と、2枚のスペーサ52の一方とをベース部材42に組み付ける。
すなわち、図5に示すように、一対の第2揺動絞り羽根50のうち一方の第2揺動絞り羽根50をベース部材42の後面42Bに臨ませつつ、第2揺動絞り羽根50の孔5002に一方の第2揺動絞り羽根用支軸66を挿通する。これと共に、一方の第2揺動絞り羽根50のカム溝5004に一方の第2揺動絞り羽根用駆動ピン54Fを挿通する。
次いで、一対の第1揺動絞り羽根48のうち一方の第1揺動絞り羽根48を一方の第2揺動絞り羽根50の上に重ね合わせるように、一方の第1揺動絞り羽根48の孔4802に一方の第1揺動絞り羽根用支軸64を挿通する。これと共に、一方の第1揺動絞り羽根48のカム溝4804に一方の第1揺動絞り羽根用駆動ピン54Eを挿通する。
次いで、一対の直進絞り羽根46のうち一方の直進絞り羽根46を、一方の第1、第2揺動絞り羽根48、50の上に重ね合わせるように、一方の直進絞り羽根46の2つの直線状案内溝4602に一方の直進絞り羽根用ガイドピン62をそれぞれ挿通する。これと共に、一方の直進絞り羽根46のカム溝4604に一方の直進絞り羽根用駆動ピン54Dを挿通する。
次いで、2枚のスペーサ52のうち一方のスペーサ52を一方の直進絞り羽根46の上に重ね合わせるように、一方のスペーサ52の2つの取付孔5202に一方の2つの直進絞り羽根用ガイドピン62をそれぞれ挿通する。
次に、一対の直進絞り羽根46の他方と、一対の第1揺動絞り羽根48の他方と、一対の第2揺動絞り羽根50の他方と、2枚のスペーサ52の他方とをベース部材42に組み付ける。
すなわち、2枚のスペーサ52のうち他方のスペーサ52を一方の第1揺動絞り羽根48の上に重ね合わせるように、他方のスペーサ52の2つの取付孔5202に他方の2つの直進絞り羽根用ガイドピン62をそれぞれ挿通する。
次いで、一対の直進絞り羽根46のうち他方の直進絞り羽根46を、2枚のスペーサ52の上に重ね合わせるように、他方の直進絞り羽根46の2つの直線状案内溝4602に他方の直進絞り羽根用ガイドピン62をそれぞれ挿通する。これと共に、他方の直進絞り羽根46のカム溝4604に他方の直進絞り羽根用駆動ピン54Dを挿通する。
次いで、一対の第1揺動絞り羽根48のうち他方の第1揺動絞り羽根48を他方の直進絞り羽根46の上に重ね合わせるように、他方の第1揺動絞り羽根48の孔4802に他方の第1揺動絞り羽根用支軸64を挿通する。これと共に、他方の第1揺動絞り羽根48のカム溝4804に他方の第1揺動絞り羽根用駆動ピン54Eを挿通する。
次いで、一対の第2揺動絞り羽根50のうち他方の第2揺動絞り羽根50を他方の直進絞り羽根46および他方の第1揺動絞り羽根48の上に重ね合わせるように、他方の第2揺動絞り羽根50の孔5002に他方の第2揺動絞り羽根用支軸66を挿通する。これと共に、他方の第2揺動絞り羽根50のカム溝5004に他方の第2揺動絞り羽根用駆動ピン54Fを挿通する。
このようにして、一対の直進絞り羽根46と、一対の第1揺動絞り羽根48と、一対の第2揺動絞り羽根50と、2枚のスペーサ52が孔42Cの周囲に配置される。そして、それら羽根46、48、50、スペーサ52とベース部材42とにより仕切り板44、固定絞り70、環板54が挟まれる。
最後に、図4、図5に示すように、蓋体58を、ベース部材42の後方からベース部材42に取り付ける。
すなわち、蓋体58の各レール5810、5812、5814、5816、5818を前方に向け、第3の挿通部5802に直進絞り羽根用駆動ピン54Dと第1揺動絞り羽根用駆動ピン54Eを挿通させる。これと共に、第4の挿通部5804に各第2揺動絞り羽根用駆動ピン54Fを挿通させる。
またこれと共に、挿通孔5822、5824に第1揺動絞り羽根用支軸64、第2揺動絞り羽根用支軸66をそれぞれ挿通させる。
そして、係合爪5826をベース部材42に係合させる。
これにより、収容部60に収容されてベース部材42に組み付けられた環板54と、固定絞り70と、仕切り板44と一対の直進絞り羽根46と、一対の第1揺動絞り羽根48と、一対の第2揺動絞り羽根50と、2枚のスペーサ52とが蓋体58によって覆われる。
したがって、仕切り板44上に、一方の第2揺動絞り羽根50、一方の第1揺動絞り羽根48、一方の直進絞り羽根46、他方の直進絞り羽根46、他方の第1揺動絞り羽根48、他方の第2揺動絞り羽根50がこれらの順番に重ね合わされた状態となる。
また、これと共に、一方のスペーサ52が一方の直進絞り羽根46と他方の第1揺動絞り羽根48との間に介在され、他方のスペーサ52が一方の第1揺動絞り羽根48と他方の直進絞り羽根46との間に介在された状態となる。
また、2組の各一対の揺動絞り羽根46、48のうちの一方の揺動絞り羽根46、48は、一対の直進絞り羽根46が光軸方向に臨む両面のうちの一方の面である前面側に配置される。
また、2組の各一対の揺動絞り羽根46、48のうちの他方の揺動絞り羽根46、48は、一対の直進絞り羽根46が光軸方向に臨む両面のうちの他方の面である後面側に配置されることになる。
また、一対の直進絞り羽根46は、絞り用開口2の対向する箇所に光軸Lと直交する平面に沿って光軸Lに対して接離する方向に直線移動可能に設けられることになる。
また、一対の第1揺動絞り羽根48は、絞り用開口2の対向する箇所に光軸Lと平行する軸心を中心として光軸Lに対して接離する方向に揺動可能に設けられることになる。
また、一対の第2揺動絞り羽根50は、絞り用開口2の対向する箇所に光軸Lと平行する軸心を中心として光軸Lに対して接離する方向に揺動可能に設けられることになる。
また、直進絞り羽根46を直線移動させると共に第1、第2揺動絞り羽根48、50を揺動させることで絞り用開口2の大きさを調整する駆動機構が、モータ56と、駆動ギア56Cと、ギア部55と、環板54とを含んで構成されている。
また、図12乃至図15に示すように、直進絞り羽根46の開口形成用縁部44Aにより、直進絞り羽根46が直線移動される方向における絞り用開口2の縁部分が形成される。
また、第1揺動絞り羽根48の開口形成用縁部46Aおよび第2揺動絞り羽根50の開口形成用縁部48Aにより、直進絞り羽根46が直線移動される方向と直交する方向おける絞り用開口2の縁部分が形成される。
また、図12乃至図15に示すように、第1揺動絞り羽根用支軸64(一対の第1揺動絞り羽根48の揺動支点)は、光軸方向から見て一対の直進絞り羽根46の移動軌跡の延長範囲内に位置している。
また、図12乃至図15に示すように、第2揺動絞り羽根用支軸66(一対の第2揺動絞り羽根50の揺動支点)は、光軸方向から見て一対の直進絞り羽根46の移動軌跡の延長範囲内に位置している。
また、図12乃至図15に示すように、前記駆動機構は、光軸方向から見て一対の直進絞り羽根46の移動軌跡の延長範囲内に位置している。
次に、絞り装置40の動作について説明する。
まず、図12に示すように、絞り用開口2が開放状態にある場合について説明する。
直進絞り羽根46の直線状案内溝4602の長手方向の一端に直進絞り羽根用ガイドピン62が位置している。
また、第1揺動絞り羽根48のカム溝4804の長手方向の一端に第1揺動絞り羽根用駆動ピン54Eが位置し、第2揺動絞り羽根50のカム溝5004の長手方向の一端に第2揺動絞り羽根用駆動ピン54Fが位置している。
この状態で、絞り用開口2は、一対の直進絞り羽根46の開口形成用縁部44Aと、一対の第1揺動絞り羽根48の開口形成用縁部46Aと、一対の第2揺動絞り羽根50の開口形成用縁部48Aとによって略円形の形状となるように形成されている。
また、本実施の形態では、この開放状態において絞り用開口2の直径と固定絞り70の孔70Aの直径とが同一となっている。
ここで、モータ56が正方向に回転駆動されることにより、環板54が所定量回転されると、一対の直進絞り羽根46のカム溝4404に係合する直進絞り羽根用駆動ピン54Dが揺動する。
これにより、直進絞り羽根46は、ガイド溝4402およびこのガイド溝4402に係合する直進絞り羽根用ガイドピン62を介して所定量直線移動する。
この結果、図13に示すように、対向する一対の直進絞り羽根46の開口形成用縁部46Aの間隔、すなわち、絞り用開口2の直径が縮小される。
また、環板54が所定量回転されると、第1揺動絞り羽根用駆動ピン54Eが揺動することによりカム溝4604を介して一対の第1揺動絞り羽根48は第1揺動絞り羽根用支軸64を中心に所定量揺動する。
これにより、図13に示すように、対向する一対の第1揺動絞り羽根48の開口形成用縁部48Aの間隔、すなわち、絞り用開口2の直径が縮小される。
また、環板54が所定量回転されると、第2揺動絞り羽根用駆動ピン54Fが揺動することによりカム溝4804を介して一対の第2揺動絞り羽根50は第2揺動絞り羽根用支軸66を中心に所定量揺動する。
これにより、図13に示すように、対向する一対の第2揺動絞り羽根50の開口形成用縁部50Aの間隔、すなわち、絞り用開口2の直径が縮小される。
この際、一対の直進絞り羽根46の開口形成用縁部46Aの間隔と、一対の第1揺動絞り羽根48の開口形成用縁部48Aの間隔と、一対の第2揺動絞り羽根50の開口形成用縁部50Aの間隔との3つの間隔は略同一寸法となる。
言い換えると、一対の直進絞り羽根46で形成される絞り用開口2の直径と、一対の第1揺動絞り羽根48で形成される絞り用開口2の直径と、一対の第2揺動絞り羽根50で形成される絞り用開口2の直径とが等しくなるようにした。
この結果、一対の直進絞り羽根46の開口形成用縁部46Aと、一対の第1揺動絞り羽根48の開口形成用縁部48Aと、一対の第2揺動絞り羽根50の開口形成用縁部50Aとによって形成される絞り用開口2が縮小される。
図13の場合は、絞り用開口2が1段分絞られており、絞り用開口2の形状は、開口形成用縁部46A、48A、50Aによって略正六角形の形状となる。
なお、絞り用開口2が図12の開放状態から図13の1段絞られた状態に至る過程において、絞り用開口2の形状は略円形から略正六角形の形状に連続的に変化している。
図13の状態から、さらに、モータ56が正方向に回転駆動され、環板54がさらに回転されると、上述と同様の動作により、一対の直進絞り羽根46が直線移動する。これと共に、一対の第1揺動絞り羽根48および一対の第2揺動絞り羽根50が揺動する。
これにより、図14に示すように、一対の直進絞り羽根46の開口形成用縁部46Aと、一対の第1揺動絞り羽根48の開口形成用縁部48Aと、一対の第2揺動絞り羽根50の開口形成用縁部50Aとによって形成される絞り用開口2がさらに縮小される。
図14の場合は、絞り用開口2が6段分絞られており、絞り用開口2の形状は、開口形成用縁部46A、48A、50Aによって略正六角形の形状となる。
図14の状態から、さらに、モータ56が正方向に回転駆動され、環板54がさらに回転されると、上述と同様の動作により、一対の直進絞り羽根46が直線移動する。これと共に、第1、第2揺動絞り羽根48、50が揺動する。
これにより、一対の直進絞り羽根46の開口形成用縁部46Aと、一対の第1揺動絞り羽根48の開口形成用縁部48Aと、一対の第2揺動絞り羽根50の開口形成用縁部50Aとによって形成される絞り用開口2がさらに縮小される。やがて、図15に示すように、絞り用開口2の全閉状態が形成される。
なお、この全閉状態において、一対の直進絞り羽根46のガイド溝4402の長手方向の他端に直進絞り羽根用ガイドピン62が位置している。
また、一対の第1揺動絞り羽根48のカム溝4604の長手方向の他端に第1揺動絞り羽根用駆動ピン54Eが位置し、一対の第2揺動絞り羽根50のカム溝4804の長手方向の他端に第2揺動絞り羽根用駆動ピン54Fが位置している。
図15の全閉状態から、モータ56が逆方向に回転駆動され、環板54が上記とは逆方向に回転されると、一対の直進絞り羽根46が上述と逆の方向に直線移動すると共に、一対の第1揺動絞り羽根48および一対の第2揺動絞り羽根50が上述と逆方向に揺動する。
これにより、一対の直進絞り羽根46の開口形成用縁部46Aと、一対の第1揺動絞り羽根48の開口形成用縁部48Aと、一対の第2揺動絞り羽根50の開口形成用縁部50Aとによって絞り用開口2が形成される。
そして、図14、図13に示すように、絞り用開口2が形成され、モータ56の逆方向への回転駆動により、絞り用開口2が次第に拡大され、やがて、図12に示す絞り用開口2の開放状態が形成される。
なお、絞り用開口2が図13の1段絞られた状態から図12の開放状態に至る過程において、絞り用開口2の形状は略正六角形から略円形の形状に連続的に変化している。
したがって、モータ56の回転方向および回転量を制御することにより、絞り装置40の絞り用開口2が開放状態と全閉状態との間で調整される。
次に、スペーサ52の機能について説明する。
図25はスペーサ52近傍箇所の拡大図であり、図26は図25からスペーサ52を省いた拡大図である。
スペーサ52は一対の第1揺動絞り羽根48の揺動の円滑化を図るものである。
すなわち、図26に示すように、2つの直進絞り羽根46のうち一方の直進絞り羽根46の直線状案内溝4602に対して2つの第1揺動絞り羽根48のうち他方の第1揺動絞り羽根48の縁部4810が臨んでいる。
そのため、縁部4810が直線状案内溝4602に近接する方向に揺動したときに、縁部4810と直線状案内溝4602の縁部とが干渉して第1揺動絞り羽根48の円滑な揺動が阻害されるおそれがある。
そこで、本実施の形態では、図25に示すように、スペーサ52を一方の直線絞り羽根46の直線状案内溝4602と他方の第1揺動絞り羽根48の縁部4810との間に介在させる。言い換えると、直線絞り羽根46と第1揺動絞り羽根48とを、それらの厚さ方向においてスペーサ52を用いて分離する。
これにより、縁部4810と直線状案内溝4602の縁部との干渉が防止され、2つの第1揺動絞り羽根48のうち他方の第1揺動絞り羽根48の揺動の円滑化が図られている。
なお、2つのスペーサ52のうち他方のスペーサ52は、2つの直線絞り羽根46のうち他方の直線絞り羽根46の直線状案内溝4602と2つの第1揺動絞り羽根48のうち一方の第1揺動絞り羽根48の縁部4810との間に介在されている。
これにより上述と同様に、2つの第1揺動絞り羽根48のうち一方の第1揺動絞り羽根48の揺動の円滑化が図られている。
図16は絞り用開口2の開放状態における一方の第2揺動絞り羽根50の位置を示す平面図である。
図17は絞り用開口2の全閉状態における一方の第2揺動絞り羽根50を示す平面図である。
図18は絞り用開口2の開放状態における一方の直進絞り羽根46、第1揺動絞り羽根48、一方の第2揺動絞り羽根50の位置を示す平面図である。
図19は絞り用開口2の全閉状態における一方の直進絞り羽根46、第1揺動絞り羽根48、一方の第2揺動絞り羽根50の位置を示す平面図である。
図20は、仕切り板44、一方の直進絞り羽根46、第1揺動絞り羽根48、一方の第2揺動絞り羽根50の断面図である。
次に、仕切り板44に形成された各レールの機能について詳細に説明する。
図20に示すように、一対の第2揺動絞り羽根50のうちの一方の第2絞り羽根50、一対の第1揺動絞り羽根48のうちの一方の第1揺動絞り羽根48、一対の直進絞り羽根46のうちの一方の直進絞り羽根46がこの順番で仕切り板44上に重ねられている。
また、図18、図19に示すように、一方の直進絞り羽根46を案内する第1のレール4410は、一方の直進絞り羽根46の移動軌跡内に配置され、一方の直進絞り羽根46を案内するに足る高さで形成されている。
また、図16、図17に示すように、一方の第2揺動絞り羽根50を案内する第2のレール4412は、一方の第2揺動絞り羽根50の移動軌跡内に配置され、一方の第2揺動絞り羽根50を案内するに足る高さで形成されている。この第2のレール4412は、第1のレール4410と異なる高さで形成されている。
また、図16、図17に示すように、第1、第2のレール4410、4412は、第1揺動絞り羽根48の移動軌跡外に配置されている。
この結果、一方の直進絞り羽根46は、第2のレール4412に接触することなく、第1のレール4410によって円滑に案内される。
また、一方の第2揺動絞り羽根50は、第1のレール4410に接触することなく、第2のレール4412によって円滑に案内される。
また、第1揺動絞り羽根48は、図20に示すように、直進絞り羽根46と第2絞り羽根50との間に挟持された状態で、仕切り板44に形成された複数のレールに接触することなく揺動される。
なお、本実施の形態では、一方の直進絞り羽根46は、図11に示す蓋体58に形成された第8のレール5814によっても案内されるため、一方の直進絞り羽根46の移動の円滑化がより一層図られている。
図11に示すように、蓋体58に形成された各レールの機能についても仕切り板44に形成された各レールの機能と同様である。
図5に示すように、一対の直進絞り羽根46のうちの他方の直進絞り羽根46、一対の第1揺動絞り羽根48のうちの他方の第1揺動絞り羽根48、一対の第2揺動絞り羽根50のうちの他方の第2絞り羽根50がこの順番で一対のスペーサ52上に重ねられている。
また、他方の直進絞り羽根46を案内する第6のレール5810は、他方の直進絞り羽根46の移動軌跡内に配置され、他方の直進絞り羽根46を案内するに足る高さで形成されている。
また、他方の第2揺動絞り羽根50を案内する第7のレール5812は、他方の第2揺動絞り羽根50の移動軌跡内に配置され、他方の第2揺動絞り羽根50を案内するに足る高さで形成されている。この第7のレール5812は、第6のレール5810と異なる高さで形成されている。
また、第6、第7のレール5810、5812は、第1揺動絞り羽根48の移動軌跡外に配置されている。
この結果、他方の直進絞り羽根46は、第7のレール5812に接触することなく、第6のレール5810に円滑に案内される。
また、他方の第2揺動絞り羽根50は、第6のレール5810に接触することなく、第7のレール5812に円滑に案内される。
また、第1揺動絞り羽根48は、直進絞り羽根46と第2絞り羽根50との間に挟持された状態で、仕切り板44に形成された複数のレールに接触することなく揺動される。
したがって、他方の直進絞り羽根46および他方の第2絞り羽根50は、第6、第7のレール5810、5812によって円滑に案内されるため、移動の安定化が図られている。
なお、他方の直進絞り羽根46、他方の第1揺動絞り羽根48、他方の第2絞り羽根50についても、仕切り板44によって環板54と隔てられ環板54に接触しないため、摩擦負荷が軽減されることは無論である。
また、本実施の形態では、他方の直進絞り羽根46は、図10に示す仕切り板44に形成された第3のレール4414によっても案内されるため、他方の直進絞り羽根46の移動の円滑化がより一層図られている。
本実施の形態によれば、環板54と複数の絞り羽根との間に、環板54と複数の絞り羽根とを隔て各絞り羽根の移動を案内する複数のレールが形成された仕切り板44を設けた。
したがって、一方の直進絞り羽根46、一方の第1揺動絞り羽根48、一方の第2絞り羽根50は、仕切り板44によって環板54と隔てられる。
言い換えると、環板54の上に一方の直進絞り羽根46、一方の第1揺動絞り羽根48、一方の第2絞り羽根50を重ねて配置したにも拘わらず仕切り板44により環板54との接触が防止されるため、それら羽根の移動を円滑に行う上で有利となる。
さらに、一方の直進絞り羽根46および一方の第2絞り羽根50は、仕切り板44の第1、第2のレール4410、4412によって案内されるため、それら羽根の移動を円滑に行う上でより有利となる。
その結果、各絞り羽根に作用する摩擦負荷を軽減し、絞り用開口2の大きさを安定して正確に調整する上で有利となり、ひいては、撮像時の露出制御を安定して正確に行う上で有利となる。
また、本実施の形態では、仕切り板44に複数の絞り羽根の移動を円滑に行うためのレールを設けた。そのため、ベース部材42に環板54を配置し、環板54の上に仕切り板44を配置し、仕切り板44の上に、一対の直進絞り羽根46と、一対の第1揺動絞り羽根48と、一対の第2揺動絞り羽根50と、2枚のスペーサ52を単に重ねて配置できる。
したがって、ベース部材42に対して環板54、仕切り板44、複数の絞り羽根を順番に重ねることで組み立てが極めて簡単に行えるため、製造コストの低減を図る上で有利となる。しかも、仕切り板44が板金製の鋼板であるため、仕切り板44の剛性を確保しつつ厚さを薄くできるため小型化を図る上でも有利となる。
これに対して、ベース部材42の前面42Aに凹部を設け該凹部に環板54を回転可能に保持させる構成が考えられる。
例えば、ベース部材42の後面42Bに設けた収容部に一対の直進絞り羽根46と、一対の第1揺動絞り羽根48と、一対の第2揺動絞り羽根50と、2枚のスペーサ52と、蓋体58とを設ける構成が考えられる。そして、この場合、環板54とそれら絞り羽根のうちの一部の絞り羽根とが接触することになる。
この場合、複数の絞り羽根を案内するレールをベース部材42に形成することはその構造上難しく、一部の絞り羽根が環板54に接触することでそれら絞り羽根が受ける摩擦負荷が大きなものとなり、絞り羽根の移動を円滑に安定して行う上で不利がある。
しかも、この場合には、凹部に環板54を回転可能に保持させる構成として、いわゆるバヨネット構造などを採用しなくてはならず、構造の複雑化を招きベース部材42の厚さ寸法が大きなものとなり、小型化を図る上で不利となる。
さらに、環板54を凹部に組み込む際の作業が煩雑なものとなり、製造コストの低減を図る上でも不利となる。
これに対して、本実施の形態では、レールが形成された仕切り板44を設けるといった極めて簡単な構造により、各絞り羽根に作用する摩擦負荷を軽減できることは無論のこと、小型化および製造コストの低減化を図れるため有利である。
なお、本実施の形態では、絞り装置40が一対の直進絞り羽根46と、一対の第1揺動絞り羽根48と、一対の第2揺動絞り羽根50との合計6枚の絞り羽根を有する場合について説明したが、絞り装置40は一対の直進絞り羽根と一対の揺動絞り羽根で構成されていてもよく、その場合、一対の揺動絞り羽根は複数組設けられていてもよく、要するに絞り羽根の合計枚数は4枚であってもあるいは8枚以上であってもよい。
また、本実施の形態では、撮像装置がビデオカメラである場合について説明したが、本発明は、デジタルスチルカメラやカメラ付き携帯電話機、監視カメラ装置などの撮像装置に広く適用可能である。
また、本実施の形態では、絞り装置が撮像装置に適用される場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、本発明に係る絞り装置をプロジェクター装置における光源の絞り装置として用いるなど任意である。
本実施の形態の撮像装置10の斜視図である。 撮像装置10のディスプレイパネル22が開放位置に位置した状態の斜視図である。 撮像装置10の制御系の構成を示すブロック図である。 前方から見た絞り装置40の分解斜視図である。 後方から見た絞り装置40の分解斜視図である。 ベース部材42に対するモータ56の組み立て説明図である。 ベース部材42にモータ56と環板54とが組み込まれた状態を示す平面図である。 ベース部材42に対する環板54と固定絞り70と仕切り板44の組み立て説明図である。 仕切り板44、蓋体58、各絞り羽根46、48、50およびスペーサ52を示す分解斜視図である。 仕切り板44を後方から見た斜視図である。 蓋体58を前方から見た斜視図である。 絞り用開口2が開放状態にある絞り装置40を後方から見た平面図である。 絞り用開口2を1段絞った状態の絞り装置40を後方から見た平面図である。 絞り用開口2を6段絞った状態の絞り装置40を後方から見た平面図である。 絞り用開口2が全閉状態にある絞り装置40を後方から見た平面図である。 絞り用開口2の開放状態における一方の第2揺動絞り羽根50の位置を示す平面図である。 絞り用開口2の全閉状態における一方の第2揺動絞り羽根50を示す平面図である。 絞り用開口2の開放状態における一方の直進絞り羽根46、第1揺動絞り羽根48、一方の第2揺動絞り羽根50の位置を示す平面図である。 絞り用開口2の全閉状態における一方の直進絞り羽根46、第1揺動絞り羽根48、一方の第2揺動絞り羽根50の位置を示す平面図である。 仕切り板44、一方の直進絞り羽根46、第1揺動絞り羽根48、一方の第2揺動絞り羽根50の断面図である。 直進絞り羽根46の平面図である。 第1揺動絞り羽根48の平面図である。 第2揺動絞り羽根50の平面図である。 スペーサ52の平面図である。 スペーサ52近傍箇所の拡大図である。 図25からスペーサ52を省いた拡大図である。
符号の説明
L……光軸、2……絞り用開口、10……撮像装置、16……レンズ鏡筒、40……絞り装置、42……ベース部材、42C……光路用孔、44……仕切り板44A……光路用孔、4402……第1の挿通部、4404……第2の挿通部、4410……第1のレール、4412……第2のレール、4414……第3のレール、4416……第4のレール、4418……第5のレール、46……直進絞り羽根、4604……カム溝4604、48……第1揺動絞り羽根、4804……カム溝、50……第2揺動絞り羽根、5004……カム溝、54……環板、54D……直進絞り羽根用駆動ピン、54E……第1揺動絞り羽根用駆動ピン、54F……第2揺動絞り羽根用駆動ピン、56……モータ。

Claims (11)

  1. 光路用孔が設けられた板状のベース部材と、
    光学系の光軸方向に重ね合わされ前記光軸と直交する平面に沿って前記光軸に対して接離する方向に移動可能に前記ベース部材に支持され前記光軸を中心とする絞り用開口を前記光路用孔の内側に形成する複数の絞り羽根と、
    前記複数の絞り羽根を移動させることで前記絞り用開口の大きさを調整する駆動機構とを備え、
    前記駆動機構は、前記複数の絞り羽根寄りの前記ベース部材の面に前記光軸を中心として回転可能に設けられた環板と、前記複数の絞り羽根に対応して前記環板に突設された複数の駆動ピンと、前記各絞り羽根に形成され前記対応する駆動ピンが係合されるカム溝と、前記環板を回転するモータとを含んで構成され、
    前記環板と前記複数の絞り羽根との間に前記環板と前記複数の絞り羽根とを隔て光路用孔が形成された仕切り板が設けられ、
    前記仕切り板は、前記駆動ピンが遊嵌される挿通部と、前記各絞り羽根に向けて突出し前記各絞り羽根に接触して各絞り羽根の移動を案内する複数のレールとが形成された板金製の鋼板である、
    絞り装置。
  2. 前記各レールは前記対応する絞り羽根の移動方向に沿って延在形成されている、
    請求項1記載の絞り装置。
  3. 前記各レールは前記各絞り羽根に対応して突出高さが異なっている、
    請求項1記載の絞り装置。
  4. 前記ベース部材に、前記環板、前記仕切り板、前記複数の絞り羽根を収容する収容部が設けられ、
    更に、前記ベース部材に取着され前記収容部に収容した前記環板、前記仕切り板、前記複数の絞り羽根を覆う蓋体が設けられている、
    請求項1記載の絞り装置。
  5. 前記絞り羽根は、前記絞り用開口の対向する箇所に、前記光軸に対して接離する方向に直線移動可能に設けられた一対の直進絞り羽根と、前記光軸に対して接離する方向に揺動可能に設けられた一対の揺動絞り羽根とを含み、
    前記仕切り板に、前記一対の揺動絞り羽根のうちの一方と、前記一対の直進絞り羽根のうちの一方と、前記一対の直進絞り羽根のうちの他方と、前記一対の揺動絞り羽根のうちの他方とがそれらの順に重ねられ、
    前記仕切り板に形成された前記レールは、前記一対の揺動絞り羽根のうちの一方と、前記一対の直進絞り羽根のうちの一方とを案内するレールであり、
    前記蓋体に、前記一対の揺動絞り羽根のうちの他方と、前記一対の直進絞り羽根のうちの他方とに接触してそれら絞り羽根の移動を案内するレールが形成されている、
    請求項3記載の絞り装置。
  6. 前記絞り羽根は、前記絞り用開口の対向する箇所に、前記光軸に対して接離する方向に直線移動可能に設けられた一対の直進絞り羽根と、前記光軸に対して接離する方向に揺動可能に設けられた一対の揺動絞り羽根とを含み、
    前記仕切り板に、前記一対の揺動絞り羽根のうちの一方と、前記一対の直進絞り羽根のうちの一方と、前記一対の直進絞り羽根のうちの他方と、前記一対の揺動絞り羽根のうちの他方とがそれらの順に重ねられ、
    前記仕切り板に形成された前記レールは、前記一対の揺動絞り羽根のうちの一方と、前記一対の直進絞り羽根のうちの双方とを案内するレールであり、
    前記蓋体に、前記一対の揺動絞り羽根のうちの他方と、前記一対の直進絞り羽根のうちの双方とに接触してそれら絞り羽根の移動を案内するレールが形成されている、
    請求項3記載の絞り装置。
  7. 前記一対の直進絞り羽根のうちの一方と他方との間に一対のスペーサが介在され、
    前記一対の直進絞り羽根に、該直進絞り羽根を直進移動可能に案内する直線状案内溝がそれぞれ形成され、
    一対のスペーサのうちの一方は、前記一対の直進絞り羽根のうちの一方の前記直線状案内溝を覆い、前記一対の揺動絞り羽根のうちの一方の縁部の前記直線状案内溝への干渉を防止し、一対のスペーサのうちの他方は、前記一対の直進絞り羽根のうちの他方の直進絞り羽根の前記直線状案内溝を覆い、前記一対の揺動絞り羽根のうちの他方の揺動絞り羽根の縁部の前記直線状案内溝への干渉を防止している、
    請求項4記載の絞り装置。
  8. 前記仕切り板と前記蓋体の双方に、前記一対のスペーサにそれぞれ前記光軸方向においてそれらスペーサを挟むように当接し前記光軸方向におけるそれらスペーサの位置決めを行うレールが設けられている、
    請求項7記載の絞り装置。
  9. 前記環板と前記仕切り板との間に固定絞りが設けられている、
    請求項1記載の絞り装置。
  10. 光学系の光軸を中心とする絞り用開口の大きさを調整する絞り装置を備え、
    光路用孔が設けられた板状のベース部材と、
    光学系の光軸方向に重ね合わされ前記光軸と直交する平面に沿って前記光軸に対して接離する方向に移動可能に前記ベース部材に支持され前記光軸を中心とする絞り用開口を前記光路用孔の内側に形成する複数の絞り羽根と、
    前記複数の絞り羽根を移動させることで前記絞り用開口の大きさを調整する駆動機構とを備え、
    前記駆動機構は、前記複数の絞り羽根寄りの前記ベース部材の面に前記光軸を中心として回転可能に設けられた環板と、前記複数の絞り羽根に対応して前記環板に突設された複数の駆動ピンと、前記各絞り羽根に形成され前記対応する駆動ピンが係合されるカム溝と、前記環板を回転するモータとを含んで構成され、
    前記環板と前記複数の絞り羽根との間に前記環板と前記複数の絞り羽根とを隔て光路用孔が形成された仕切り板が設けられ、
    前記仕切り板は、前記駆動ピンが遊嵌される挿通部と、前記各絞り羽根に向けて突出し前記各絞り羽根に接触して各絞り羽根の移動を案内する複数のレールとが形成された板金製の鋼板である、
    レンズ鏡筒。
  11. 光学系の光軸を中心とする絞り用開口の大きさを調整する絞り装置を備え、
    前記絞り装置は、
    光路用孔が設けられた板状のベース部材と、
    光学系の光軸方向に重ね合わされ前記光軸と直交する平面に沿って前記光軸に対して接離する方向に移動可能に前記ベース部材に支持され前記光軸を中心とする絞り用開口を前記光路用孔の内側に形成する複数の絞り羽根と、
    前記複数の絞り羽根を移動させることで前記絞り用開口の大きさを調整する駆動機構とを備え、
    前記駆動機構は、前記複数の絞り羽根寄りの前記ベース部材の面に前記光軸を中心として回転可能に設けられた環板と、前記複数の絞り羽根に対応して前記環板に突設された複数の駆動ピンと、前記各絞り羽根に形成され前記対応する駆動ピンが係合されるカム溝と、前記環板を回転するモータとを含んで構成され、
    前記環板と前記複数の絞り羽根との間に前記環板と前記複数の絞り羽根とを隔て光路用孔が形成された仕切り板が設けられ、
    前記仕切り板は、前記駆動ピンが遊嵌される挿通部と、前記各絞り羽根に向けて突出し前記各絞り羽根に接触して各絞り羽根の移動を案内する複数のレールとが形成された板金製の鋼板である、
    撮像装置。
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