JP2010146497A - 交番代替ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】国民、市民に対して安全・安心感を与え、且つ、地理案内、迷子等の被保護者の保護取扱い、遺失物・拾得物取扱いの3業務に関して機械化、自動化を図り、交番警察官の代行が可能な交番代替ボックスを提供する。
【解決手段】屋外等の要所要所に多数配置された交番代理ボックス100のいずれかに入った利用者が対話スイッチ用踏台16に足を置くだけで対話受信案内室200との通信を開始し、対話用テレビモニタ3に表示された対話受信案内室200の担当者とのマイク4、スピーカ5による対話に基づき、地理案内の場合、案内用地図が受信されて縦形溝状のケース8に収納の用紙に印刷され、一方、被保護者の保護、遺失物・拾得物の場合、ケース9,10から取り出した用紙に必要事項を記載してファクシミリ送信機12にて対話受信案内室200と関連対処機関300とに送信するとともに、広報用テレビモニタ1および拡声器22にて周辺の人々に広報する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、交番代替ボックスに関し、特に、屋外の要所要所(すなわち、人出の多い街路等の例えば約100m間隔の地点)や公共的施設内に設置されて、交番業務の代わりとなる機能を備えた交番代替ボックスであって、交番取扱い業務の代表的な業務である地理案内に関する業務、迷子(迷い人)や被保護者等の保護に関する業務や遺失物・拾得物の取扱いに関する業務の3つの業務を交番の警察官に代わって遂行する交番代替ボックスに関する。
交番の存在価値は、人々が安心、安全に暮らすことに加え、交番業務として発生頻度が多い前述した3つの業務つまり地理案内、迷子(迷い人)等の保護に関すること、遺失物・拾得物の取扱いに関することについて、申出や届出があった際に、迅速かつ有効に機能することが期待されていることにある。しかしながら、交番の機能を代替し、交番業務の省力化を図ろうとする従来の技術としては、かかる観点に立って業務を代替可能としようとするものは存在していない。例えば、特許文献1の特開2004−259192号公報「緊急避難用セキュリティボックス」は、痴漢やストーカ、ひったくり等の危害から危害を避けるための駆け込みスペースを提供しようとするものであって、一時的な危険を避けるためのものであり、前述のような交番機能の代替的な存在になるわけではない。
また、特許文献2の特開2005−216107号公報「迷子予防検索システムおよび道案内システムとそれを利用した自動代替システム」についても、親子や仲間同士ではぐれた場合に互いの居場所を確認し合うことが可能なICタグを親子や仲間が自動販売機で購入して、各人が携行するとともに、該自動販売機にICタグを提示すると、相手が居る自動販売機の場所を表示させる仕組みを提供しようとするものであるが、かくのごとき仕組みを実際に使用するためには、以下のような疑問点がある。
先ず、一般の人が外出する等に当たっては、通常、迷子や迷い人になることを想定しないはずであり、有料のICタグをわざわざ事前に購入することを行わない場合が多い。つまり、通常は、人は煩雑性を嫌う傾向にあり、ましてや、有料のICタグを事前に購入して持ち歩くことには、疑問または矛盾がある。
さらに、迷子や迷い人になり易いいわゆる幼児や高齢者の中には、ICタグに関する理解に乏しい人や自動販売機の操作ができない人が存在し、充分な対応が困難である。
さらには、現状、交番における取扱い業務として最も発生頻度が多い業務である地理案内、迷子や迷い人の保護取扱いや、遺失物・拾得物取扱いの3つの業務について、現在の交番に代わって、代替的対処機関や軽減手段を取り扱っている機関も見当たらず、依然として、交番の警察官が対応するという旧態依然の状態にあると言わざるを得ない。
一方では、現状の交番には、次のような問題がある。最近、いわゆる、警察官が居ない無人の空き交番が目に付き、地域住民からの不安の苦情が後を絶たないという事実がある。空き交番の原因は、多々あるものと思われるが、交番が設置されている以上、少なくとも、地域住人や周辺の人々は、街の安全環境作りに貢献することを期待していることは自明のことである。それにも関わらず、現状では、空き交番が解消されるという状況にはない。
さらに、近年、携帯電話機等の普及により、有事の際に、110番通報がより容易になってきて、第一次受信先は、交番ではなく、ストレートに各都道府県の関連対処機関の通信司令室となる傾向にある。よって、現状の交番における第一次受理は、以前に比べて、極端に減少しているという側面もある。
しかしながら、現状の交番において最も頻度が多い業務である地理案内、迷子や迷い人の保護取扱い、遺失物・拾得物取扱いの3つに関する申出や届出があった場合に対して、受け皿が必要不可欠となっているはずである。それにも関わらず、地域住民以外の来訪者や往来者等にとっては、申出や届出を行う際に、有人の交番の位置が分かり難く、迅速な届出もできず、困惑してしまうという現実がある。
さらに、交番の存在の意義は、法を犯す者にとって脅威となり、犯罪抑止力になるという側面を有している点にある。しかし、反面、犯罪者にとっては、交番は、いわば、ターゲットにし易い前線基地に等しく、さらに、交番に常駐する警察官は拳銃等の武器を所持しているため、犯罪者にとって、凶悪的な犯意に心が動いたとき、交番は、特に入手したくなる魅力的な拳銃が存在している場所となっているという危険な側面も有している。そのため、今日まで、交番において拳銃が奪取される等の事件が、残念ながら、後を絶たない状態になっている。また、交番内における警察官による拳銃の暴発や自殺等の不祥事も発生しており、国民、市民にとっては、不安感を抱かざるを得ないという現実もある。
いわゆる前線に配属される交番の警察官自体が、犯罪者のターゲットになることを解消することができるという側面のみならず、交番内に警察官が常駐するよりも、周辺を隈なく、警邏や巡回を行うことの方が、むしろ、周辺の犯罪発生を防止するためには有効であるという見方も多い。したがって、IT時代の技術を活用することにより、警察官を、前述の3業務(地理案内、迷子や迷い人の保護取扱い、遺失物・拾得物取扱い)から開放して、あるいは、該3業務の負荷を大幅に軽減して、警邏や巡回を効率良く実施させることができるような体制にすれば、治安をより良い状態で確保・維持することができるはずである。
また、都道府県の警察官の約(1/3)は、交番を含む地域課に配属されているが、今日まで、社会変化に沿った体制改善は見受けられなく、いわゆる、旧態依然の様相を呈している。この結果として、各自治体は財政が逼迫しているにも関わらず、警察官の人数は、増員の傾向を重ねて、今日に至っている。
つまり、現状の警察組織においては、無駄を無くすための省力化やまたは機動性向上等に対する改善努力が乏しく、特に、IT時代と称される今日においても、人海戦術を用いた対応といっても過言ではない状況であり、残念ながら、省力化や機動性向上といった観点からの改善には手をつけないという聖域が存続していると看做さざるを得ない傾向があり、各自治体は財政的に益々厳しい状況に陥っている。
特開2004−259192号公報(第4−6頁) 特開2005−216107号公報(第7−9頁)
前述のように、各自治体の財政を緩和するために、警察予算、特に、人件費の削減・省力化を図ることが緊急のターゲットになりつつある。反面、単に、省力化を図ることのみを目標とするのではなく、あくまでも、国民、市民に対して、如何に、安全を確保し、且つ、より安心感を与えるかが課題であり、このことを主眼に、効果的・有効なシステムへ改善するための支弁が望まれる。
少なくとも、現状の交番において最も発生頻度が多い業務である地理案内、迷子や迷い人の保護取扱い、遺失物・拾得物取扱いの3つの業務については、IT時代に呼応して、機械化、自動化等その可能性を求めて、改善を図り、必要最少限の人員で対応することを可能とする仕組みを構築することが望ましい。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、国民、市民に対して安全且つ安心感を与えることができ、特に、現状の交番において最も発生頻度が多い業務である地理案内、迷子や迷い人の保護取扱い、遺失物・拾得物取扱いの3つの業務に関して機械化、自動化を図ることによって大幅な改善を可能とし、省力化を図り、少数精鋭体制を実現可能とする交番代替ボックスを提供することを、その目的としている。
ここで、該交番代替ボックスにおける前述の3業務(地理案内、迷子や迷い人の保護取扱い、遺失物・拾得物取扱い)は、言わば法の番人としての事件(被害者を含む)、事故や防犯巡回とは異にし、むしろ、サービス業務であるといっても過言ではない。本交番代替ボックスを設置することにより、警察官を前述の3業務から開放して、あるいは、前述の3業務の負荷を大幅に軽減して、地域または外勤の警察官として、犯罪を無くすあるいは減少に導くことが主たる任務となるように、交番に常勤する体制から、機動的警邏に比重を置く体制へと移行させることを可能とすることも、その目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明による交番代替ボックスは、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)交番機能を代替する設備として屋外または公共的施設内のあらかじめ定めた複数の設置場所それぞれに配置される交番代替ボックスであって、警察への申出または届出のために当該交番代替ボックスを利用する利用者が、対話による案内を行う対話受信案内室の担当者と対話するための対話用テレビモニタ、マイクおよびスピーカを備え、且つ、無線信号を送受信するための送受信装置を備えるとともに、当該交番代替ボックス内に踏み込むだけで、前記対話受信案内室との通信回線を確立する対話スイッチ用踏み台を備えることにより、当該交番代理ボックス内に入った利用者が、前記対話スイッチ用踏台に足を置くことにより、前記対話用テレビモニタとの通信回線を確立し、前記対話用テレビモニタに画面表示される前記対話受信案内室の担当者との対話による案内にしたがった操作を行うことにより、各種の交番業務のうち、地理案内に関する業務、迷子や迷い人や被保護者の保護に関する業務、および、遺失物・拾得物の取扱いに関する業務の3つの業務を、交番に在勤する警察官に代わって、遂行する交番代替ボックス。
(2)当該交番代替ボックスの側面が防護フェンスにより囲まれており、且つ、緊急時に、事件や事故等の対応を行う関連対処機関に対して緊急事態の発生を通報する緊急用ボタンを備えている上記(1)の交番代替ボックス。
(3)周辺に居る人々や付近を通行中の人々に対して各種の情報を広報する広報用テレビモニタと拡声器とをさらに備えている上記(1)または(2)の交番代替ボックス。
(4)凶悪事件の発生情報を前記送受信装置を介して受け取った場合、発生した凶悪事件に関する情報を前記広報用テレビモニタに画面表示するとともに、前記拡声器から注意を促す音声情報を出力することにより、周辺の人々に対して、凶悪事件の発生を広報する上記(3)の交番代替ボックス。
(5)ファクシミリ通信を行うファクシミリ受信機と地理案内用の地図情報を受信して印刷する地理案内受信ファクシミリ用紙が格納されている地理案内用地図取出しケースを備え、当該交番代替ボックスを利用する利用者から目的地への地理案内の申出があった場合、該地理案内の申出に応じて、前記対話受信案内室にて当該目的地へ案内するための地理案内用として作成された地図情報を、前記対話受信案内室から受信して、前記ファクシミリ受信機により前記地理案内受信ファクシミリ用紙に印刷して出力する上記(1)ないし(4)のいずれかの交番代替ボックス。
(6)ファクシミリ通信を行うファクシミリ送信機と、迷子や迷い人や被保護者の保護を届け出る保護願い用紙が格納されている保護用届出用紙取出しケースとを備え、当該交番代替ボックスを利用する利用者から迷子や迷い人や被保護者の保護の届出があった場合、該保護の届出に応じて前記対話受信案内室から送信されてくる無線信号により、前記保護用届出用紙取出しケースから前記保護願い用紙を排出させ、前記利用者は、前記対話受信案内室の担当者からの案内にしたがって、当該保護願い用紙に必要事項を記載し、且つ、当該迷子や迷い人や被保護者の写真がある場合には、該写真を当該保護願い用紙に貼付した後、当該保護願い用紙を前記ファクシミリ送信機にセットすることにより、当該保護願い用紙の記載内容を前記対話受信案内室へファクシミリ送信する上記(1)ないし(4)のいずれかの交番代替ボックス。
(7)各種の情報を広報する広報用テレビモニタと拡声器とを備えている場合において、前記保護願い用紙の記載内容を受信した前記対話受信案内室から該保護願い用紙の記載内容が転送されてきた場合、前記広報用テレビモニタに該保護願い用紙の記載内容を画面表示するとともに、前記拡声器を介して音声情報を出力することにより、周辺の人々に対して、迷子や迷い人や被保護者の探索・保護に関する情報を広報する上記(6)の交番代替ボックス。
(8)前記保護願い用紙の記載内容を前記対話受信案内室へファクシミリ送信する際に、同時に、当該保護願い用紙の記載内容を、事件や事故や保護の対応を行う関連対処機関に対してもファクシミリ送信する上記(6)または(7)の交番代替ボックス。
(9)前記保護願い用紙の記載内容を受信した前記関連対処機関からの無線信号に応じて、または、前記対話受信案内室または前記関連対処機関からの無線信号に応じて、前記対話用テレビモニタ、マイクおよびスピーカの状態を、前記対話受信案内室の担当者との対話状態から前記関連対処機関の担当者との対話状態に切り替える上記(8)の交番代替ボックス。
(10)被写体を撮影するカメラを備え、当該交番代替ボックスを利用する利用者から迷子や迷い人や被保護者を保護した旨の通報があった場合、該通報を受け取った前記対話受信案内室または前記関連対処機関から送信されてくる無線信号に応じて、保護された前記迷子や迷い人や被保護者を前記カメラにより自動的に撮影して、被保護者撮影画像情報として、前記対話受信案内室へ送信するとともに、前記関連対処機関に対しても送信する上記(8)または(9)の交番代替ボックス。
(11)各種の情報を広報する広報用テレビモニタと拡声器とを備えている場合において、前記被保護者撮影画像情報を受信した前記関連対処機関から該被保護者撮影画像情報を含む被保護者に関する情報が転送されてきた場合、前記広報用テレビモニタに前記被保護者に関する情報を画面表示するとともに、前記拡声器を介して音声情報を出力することにより、周辺の人々に対して、迷子や迷い人や被保護者を保護している旨を広報する上記(10)の交番代替ボックス。
(12)ファクシミリ通信を行うファクシミリ送信機と、遺失物や拾得物を届け出る遺失物拾得物届出用紙が格納されている遺失物等届出用紙取出しケースとを備え、当該交番代替ボックスを利用する利用者から遺失物や拾得物の届出があった場合、該届出に応じて前記対話受信案内室から送信されてくる無線信号により、前記遺失物等届出用紙取出しケースから前記遺失物拾得物届出用紙を排出させ、前記利用者は、前記対話受信案内室の担当者からの案内にしたがって、当該遺失物拾得物届出用紙に必要事項を記載した後、当該遺失物拾得物届出用紙を前記ファクシミリ送信機にセットすることにより、当該遺失物拾得物届出用紙の記載内容を前記対話受信案内室へファクシミリ送信する上記(1)ないし(4)のいずれかの交番代替ボックス。
(13)各種の情報を広報する広報用テレビモニタと拡声器とを備えている場合において、前記遺失物拾得物届出用紙の記載内容を受信した前記対話受信案内室から該遺失物拾得物届出用紙の記載内容が転送されてきた場合、前記広報用テレビモニタに該遺失物拾得物届出用紙の記載内容を画面表示するとともに、前記拡声器を介して音声情報を出力することにより、周辺の人々に対して、遺失物や拾得物の探索に関する情報を広報する上記(12)の交番代替ボックス。
(14)前記遺失物拾得物届出用紙の記載内容を前記対話受信案内室へファクシミリ送信する際に、同時に、当該遺失物拾得物届出用紙の記載内容を、事件や事故や保護の対応を行う関連対処機関に対してもファクシミリ送信する上記(12)または(13)の交番代替ボックス。
(15)前記遺失物拾得物届出用紙の記載内容を受信した前記関連対処機関からの無線信号に応じて、または、前記対話受信案内室または前記関連対処機関からの無線信号に応じて、前記対話用テレビモニタ、マイクおよびスピーカの状態を、前記対話受信案内室の担当者との対話状態から前記関連対処機関の担当者との対話状態に切り替える上記(14)の交番代替ボックス。
(16)被写体を撮影するカメラを備え、当該交番代替ボックスを利用する利用者から拾得物を拾得した旨の通報があった場合、該通報を受け取った前記対話受信案内室または前記関連対処機関から送信されてくる無線信号に応じて、拾得された前記拾得物を前記カメラにより自動的に撮影して、拾得物撮影画像情報として、前記対話受信案内室へ送信するとともに、前記関連対処機関に対しても送信する上記(14)または(15)の交番代替ボックス。
(17)各種の情報を広報する広報用テレビモニタと拡声器とを備えている場合において、前記拾得物撮影画像情報を受信した前記関連対処機関から該拾得物撮影画像情報を含む拾得物に関する情報が転送されてきた場合、前記広報用テレビモニタに前記拾得物に関する情報を画面表示するとともに、前記拡声器を介して音声情報を出力することにより、周辺の人々に対して、拾得物の届出がある旨を広報する上記(16)の交番代替ボックス。
本発明の交番代替ボックスによれば、以下のような効果を得ることができる。
現状の交番において、地理案内、迷子(迷い人)保護取扱や遺失物・拾得物取扱いの3つの業務は、最も取扱い頻度が多い業務であり、かかる3項目の業務を、本発明の交番代替ボックスにより、自動化・機械化を図ることによって、かかる3業務に関する交番の警察官の負担を大幅に軽減して、所謂、省力化を図り、警察官に要する人件費の削減を図ることを可能としている。さらには、前述の3つの項目に関する申出や届出に限って交番代替ボックスへ出入りすることになるので、かかる3つの項目のいずれかについての申出人や届出人側の気持ちについても、現状の交番への立ち寄りの場合のような暗い印象を与えることはなく、交番代替ボックスの利用には抵抗感は少なく、且つ、心理的な負担を与えることもなく、必要に応じて、容易に立ち寄り、自由に利用することができるという効果も得られる。
また、迷子(迷い人)保護や遺失物・拾得物の取扱いについては、現状の警察体制における仕組みでは、交番や警察局が届出を受け付けたとしても、残念ながら、一般の人々に対して即時に届出内容を広報する手段を備えていないので、届出内容を他の交番等へ通知するのみとしてしまう場合が多い。したがって、届出人が交番や警察局へ届出を行っても、届出案件が早期に解決されるという可能性が低くなっていると言わざるを得ない。
これに対して、本発明の交番代替ボックスは、街中等の要所要所に数多く設置されており、かつ、広報テレビモニタを備えているので、届出内容に沿って、広報テレビモニタによる一般の人々への即時の広報が可能であり、各交番代替ボックスの近辺を往来中の人々や周辺の公共施設を利用している人々や地域住民に対して、即時に、同時進行で、届出内容を広報することにより、届出内容について、飛躍的に早く、解決を図ることが期待できる。
さらには、前述のごとく、交番の警察官は、人を殺傷可能な拳銃を携行しており、このことは、凶行犯罪者にとって、警察官から拳銃を奪取して、手元に所持したくなるという邪悪な欲求を引き起こし易い。残念ながら、今日までにも、交番等における拳銃の奪取事件が発生し、奪取した拳銃を凶器として使った凶悪事件が発生している事実があり、さらに、警察官自身が、交番内等で自殺や暴発事件を引き起こし、付近の住民に対して不安を与えている場合も発生している。
かかる事態を防ぐためにも、前述の3つの業務(迷子(迷い人)保護や遺失物・拾得物の取扱いに関する業務)を、本発明の交番代替ボックスによって実施するようにして、警察官を前述の3つの業務(地理案内、迷子や迷い人の保護取扱い、遺失物・拾得物取扱い)から開放して、あるいは、かかる3つの業務の負荷を大幅に軽減することを可能にして、現在の警察官の交番常駐体制を改め、警察官は、交番という前線から一歩退き、位置確認発信器(GPS機能)搭載の携帯端末を携行して、周辺地域の警邏・巡回に重点を置く体制に切り替えることができる。さらには、警察官による覆面パトロールをも取り入れる体制に切り替えることも可能である。かかる警邏・巡回体制への切り替えにより、警察官のさらなる機動性を確保することができ、凶行犯罪等を含む犯罪の撲滅に大きな効果を期待することができる。
しかしながら、交番に警察官が常に不在であるという状態または交番がないという状態は、地域住民や周辺の人々に不安感を与えるのではないかとの疑問が生じる。かかる疑問に対して、本発明の交番代替ボックスは、要所要所に多数設置されるとともに、交番代替ボックスに監視カメラ等の防犯機器が備えられていることによって、不安感を解消させることができる。また、現状の警察官は、前線である交番の常駐体制から一歩退いて、周辺の警邏、巡回を主力とすることにより、反って、地域住民や周辺の人々の不安感を解消することができる。さらには、該交番代替ボックスを拠点として、地域住民を主力に警防員を一定のエリアに常駐させることが可能であれば、より安心感を増加させることができるとともに、警察予算の人件費の大幅な削減に繋げることもできる。
さらに、通り魔を含む凶悪事件の発生を知るには、現状では、報道機関によるニュースが主力になっているが、街中を往来中または周辺の屋外や各施設に居る人々は、凶悪事件または凶暴事件が突発的に発生しても、それを知ることは困難であると言わざるを得なく、周辺の人々の身の安全を図ることが難しい状態にある。そこで、国民、市民に対してより良い安全、安心を与えるために、本発明の交番代替ボックスは、街路や公共的施設内の要所要所(約100m間隔)に数多く設置されているとともに、各交番代替ボックスには、広報用テレビモニタも設置されている。
したがって、街中等において通り魔等の凶悪事件が発生した場合についても、交番代替ボックスの広報用テレビモニタによって、逸早く、付近を往来中の人々や周辺の公共施設等に居る人々、地域住民等に対して、凶悪事件の発生や危険回避方法を広報することができるので、付近を往来中の人々や周辺の公共施設等に居る人々、地域住民等に対して、安心・安全を与えることが可能となり、いわゆる、セーフティゾーンを提供することが可能となる。つまり、交番代替ボックスの広報用テレビモニタにより、凶悪事件の発生や危機回避の広報を行うことになり、交番代替ボックスは、安全な街づくりの一つの要素になり得る。
さらに、前述のごとく、交番代替ボックスは、街の要所要所(約100m間隔)に数多く設置するため、現状の交番の設置個数に比べ飛躍的に多くなり、国民、市民に対する対応も飛躍的に良くなり、利便性を向上させることができる。
なお、交番代替ボックスは、地理案内、迷子(迷い人)保護取扱い、遺失物拾得物取扱いの3つの業務を、自動化・機械化を図ったものであるため、いわゆる、事件・事故等の緊急時には、無人のボックスでは不安にならざるを得ないという懸念も生じる。しかし、かかる懸念に対しては、各交番代替ボックス内には対話用テレビモニタやマイク、スピーカが備えられており、交番代替ボックス内に入り込むだけで、該対話用テレビモニタやマイク、スピーカを介して、対話受信案内室の担当者へ届出や通報を行ったりすることが可能であり、また、各交番代替ボックス内に備えられている緊急用ボタンを押して、当該緊急用ボタンに対応する関連対処機関つまり各都道府県警察の通信司令室に通報したりすることも可能としている。したがって、事件・事故の解決を促進するためにも、街の要所要所(約100m間隔)に多数設置されている交番代替ボックスは、現状の交番体制よりも、より有効な設備として機能することができる。
以下、本発明による交番代替ボックスの好適な実施形態について添付図を参照して説明する。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。通常、一般人の心境として、事件・事故あるいは災害等の発生に遭遇した場合、心が狼狽し、いわゆる、一種のパニック状態になり、手が震える等により、警察への緊急電話である特番(110番)をダイヤルしようとしても、携帯電話機等の小さなキーでは、得てして、操作が難しくなり、また、公衆電話機にしても、同様な状況が起り得る。特に、老人や子供にとっては、その可能性が強くなる。
よって、かくのごとき課題を解決するために、本発明は、交番機能を代替する交番代替ボックスを、街中や公共的施設内等のあらかじめ定めた要所要所(例えば100m間隔)に多数設置し、かつ、交番代替ボックスにおける交番代替機能を自動化・機械化することにより、警察当局への申出や届出を容易にし、かつ、各交番代替ボックスに警察当局つまり対話受信案内室の担当者との対話が可能な対話テレビモニタ、および、周辺の人々への広報用の広報テレビモニタを備え、緊急事態が突発した場合においても、交番代替ボックスに駆け込んで、緊急ボタンを押すだけで警察への通報を可能とすることにより、利便性の向上を図るとともに、事件の早期解決へ繋げることができるという特徴を有している。
ここで、あらかじめ定めた複数の要所要所にそれぞれ配置する交番代替ボックスにおける自動化・機械化の対象業務は、現状の交番において取扱い頻度が最も多い地理案内、迷子(迷い人)や保護取扱い、遺失物・拾得物取扱いの3つの業務であり、かかる3つの業務については、警察官が居なくても、交番代替ボックスにおいて処理することができるようにしている。
要所要所のそれぞれに、かくのごとき交番代替ボックスを配置することにより、今日まで100年以上続いた警察官常駐体制の交番(旧派出所)や駐在所を無人化することができ、位置確認発信器(GPS機能)搭載の携帯端末を携行した警察官による周辺の警邏・巡回体制に切り替えることができる。ただし、鉄道の乗降客が多い駅前等の場合、問合せや届出が殺到して、交番代替ボックスに長い待ち行列が生じる可能性もあるので、駅前等の交番については、場合によっては、現状通り、警察官を常駐させる体制を存続させるようにしても良い。
ここで、地理案内に関する申出人や迷子(迷い人)等の被保護者の保護や遺失物等に関する届出者が、本交番代替ボックスの中に入って、対話用テレビモニタの画像として表示される対話受信案内室の担当者と対話を行い、該担当者からの案内に沿って、本交番代替ボックス内に備え付けられているそれぞれの用紙を用いて、該用紙に記載された項目毎に必要事項を記入して、ファクシミリ送信機等の通信機器を利用して、宛先の対話受信案内室等に対して送信する機能が備えられている。該用紙の記載内容に関する情報を受信した対話受信案内室においては、送信されてきたそれぞれの問合せ内容に応じて該当する案内または処理を行うことになる。
また、迷子(迷い人)等の保護に関する届出や遺失物・拾得物に関する届出については、対話受信案内室のみならず、同時進行で、法令に基づく関連対処機関に対しても、届出内容の通報を行う機能が備えられている。該届出内容を受信した対話受信案内室においては、当該交番代替ボックス以外も含め各所に設置されている交番代替ボックスに対して、送信されてきた届出内容を配信する。かかる届出内容を受信した各所の交番代替ボックスは、それぞれに設置されている広報用テレビモニタを用いて、周辺に居る人々または付近を往来中の人々に対して、受信した届出内容を広報することにより、届出内容に関する事案を逸早く解決することを可能としている。
さらに、本交番代替ボックスにおいては、前述の3つの業務を、警察官がいない無人交番と同様の環境であっても、処理解決することが可能であるとともに、付近において、凶悪事件等(例えば引ったくり事件や通り魔事件を含む)が発生した際には、再発防止のために、関連対処機関からの広報情報を受け取って、交番代替ボックスの広報用テレビモニタを用いて放映を行い、周辺に居る人々または付近を往来中の人々の注意を喚起することも可能としている。
(本発明の実施形態)
図1は、本発明に係る交番代替ボックスの構成の一例を示す構成図であり、当該交番代替ボックスの全体構成を示すとともに、当該交番代替ボックスが機能するための機器や付帯品を同時に示している。
図1に示すように、本実施形態の交番代替ボックス100は、屋外や公共的施設等の要所要所に例えば100m間隔で格子状に多数配置され、それぞれ、支柱15に固定された形で設置されている。また、交番代替ボックス100は、公衆電話ボックスと類似の直方体の形状であり、公衆電話ボックスよりもやや大きめの形状からなっている。また、交番代替ボックス100は、図1に示すように、広報用テレビモニタ1、カメラ2、対話用テレビモニタ3、マイク4、スピーカ5、緊急用ボタン6、筆記具テーブル7、地理案内用地図取出しケース8、迷子(迷い人)保護用届出用紙取出しケース9、遺失物等届出用紙取出しケース10、筆記具入箱11、ファクシミリ送信機12、ファクシミリスタートボタン13、開閉用ノブ14、対話スイッチ用踏み台16、防護フェンス17、通信用アンテナ(および無線信号の送受信装置)21、拡声器22、広報サーバ23を、少なくとも含んで構成されている。
図1において、交番代替ボックス100の利用者が、開閉用ノブ14を操作して、交番代替ボックス100内に入って、対話スイッチ用踏み台16の上に足を乗せた状態になると、通信用アンテナ(および無線信号の送受信装置)21から当該交番代替ボックス100に入室した旨を示す無線信号が対話受信案内室200に対して自動的に送信され、当該交番代替ボックス100内に居る利用者は、対話受信案内室200の担当者と、対話用テレビモニタ3、マイク4、スピーカ5を介して、逸早く対話を開始することができる。なお、交番代替ボックス100内に居る利用者の身の安全を図るため、交番代替ボックス100の側面は防護フェンス17によって保護されており、緊急事態が発生している場合には、緊急用ボタン6を押下することにより、事件や事故等の対応を行う関連対処機関(兼待機所)300に対して、緊急事態の発生を即時に通報することができる。
また、交番代替ボックス100の周辺に居る人々(例えば通行中の人々や付近の店舗に居る人々や付近の公共施設等に居る人々等)に対して、必要に応じて、広報を行う場合、広報サーバ23により、広報用テレビモニタ1に広報用の画像情報を画面表示するとともに、拡声器22を介して広報用の音声情報を出力することができる。また、図1に示す交番代替ボックス100は、必要に応じて、通信用アンテナ(および無線信号の送受信装置)21を介して、対話受信案内室200や関連対処機関(兼待機所)300との間のみならず、各種の情報を提供する他の情報提供機関との間で、情報を送受信することができる。例えば、交番代替ボックス100内に利用者が居ない通常時においては、広報用テレビモニタ1には、それぞれの情報提供機関が提供している天気予報やニュース等に関する画像情報が画面表示されて、周辺の人々に各種の情報を提供することができるとともに、カメラ2により周辺の状況を撮影して記録したり、対話受信案内室200や関連対処機関(兼待機所)300に対して、監視映像情報として転送したりすることができる。
また、図1に示すように、交番代替ボックス100の正面から見て、右側には、地理案内、迷子(迷い人)保護取扱い、遺失物・拾得物取扱いの3項目の用途に応じた小型ボックスつまり地理案内用地図取出しケース8、迷子(迷い人)保護用届出用紙取出しケース9、遺失物等届出用紙取出しケース10が設置されており、それぞれ、例えば縦形で溝状のケースであり、それぞれのケースの中には、それぞれの用途に必要とする用紙が保管されている。
まず、地理案内に関する図1の交番代替ボックス100の動作について説明する。交番代替ボックス100内の右側に設置されている3つの小型ボックスのうち、最も左側の溝状(孔)のケースつまり地理案内用地図取出しケース8の内部には、問い合わせた地理案内結果のファクシミリ情報を受信する地理案内受信ファクシミリ用紙が保管されている。
利用者は、対話用テレビモニタ3、マイク4、スピーカ5を介して、対話受信案内室200の担当者へ、目的地への地理案内を申し出ることにより、対話受信案内室200の担当者は、問い合わされた目的地を表した地図を作成する。しかる後、対話受信案内室200の担当者は、作成した地図を、地理案内結果として、問い合わせ元の交番代替ボックス100へファクシミリ送信する。地理案内結果に関するファクシミリ情報を受信した当該交番代替ボックス100においては、地理案内用地図取出しケース8に収納されている地理案内受信ファクシミリ用紙に該地理案内結果を示す地図情報が印刷される。したがって、利用者は、図2に示すように、地理案内用地図取出しケース8の中から地理案内結果として印刷された地理案内受信ファクシミリ用紙を取り出すことにより、問い合わせた目的地への地理案内情報を容易に取得することができる。
図2は、図1の交番代替ボックス100において地理案内の処理結果である地理案内受信ファクシミリ用紙を利用者が取り出す様子を示す説明図であり、対話用テレビモニタ3、マイク4、スピーカ5を用いて、目的地への地理案内の問い合わせを対話受信案内室200の担当者に対して行うことにより、対話受信案内室200の担当者からファクシミリ送信されてきた地理案内受信ファクシミリ用紙を、地理案内用地図取出しケース8から取り出している様子を示している。
なお、図2に示す例では、広報用テレビモニタ1には、通常の広報用メッセージの一例として、各地の今日の天気(図2の例では、横浜・川崎地区の天気)を表示して、周辺の人々に情報提供している様子を示している。
次に、迷子(迷い人)や被保護者を探索保護に関する図1の交番代替ボックス100の動作について説明する。交番代替ボックス100の右側に設置されている3つの小型ボックスのうち、真ん中に位置する溝状(孔)のケースつまり迷子(迷い人)保護用届出用紙取出しケース9の内部には、迷子(迷い人)や被保護者を探索し保護するための保護願い用紙が保管されている。利用者は、対話用テレビモニタ3、マイク4、スピーカ5を介して、対話受信案内室200の担当者へ、迷子(迷い人)や被保護者の探索・保護を届け出ると、対話受信案内室200の担当者からの指示信号が通信用アンテナ(および無線信号の送受信装置)21を介して受信されることにより、迷子(迷い人)保護用届出用紙取出しケース9から自動的に保護願い用紙が排出されてくる。
利用者は、自動的に排出されてきた保護願い用紙の所定項目に沿って、筆記具入箱11に収納されている筆記具を用いて、筆記具テーブル7上で、必要な事項を記入するとともに、迷子(迷い人)や被保護者の写真等があれば、保護願い用紙の所定の位置に貼付して、必要な届出事項をすべて保護願い用紙に記載する。保護願い用紙に必要な届出事項を記載した後、利用者は、図1の交番代替ボックス100の左側に設置されているファクシミリ送信機12に当該保護願い用紙をセットして、ファクシミリスタートボタン13を押下することによって、当該保護願い用紙の記載内容(すなわち迷子(迷い人)や被保護者の探索・保護に関する情報)を、対話受信案内室200の担当者へファクシミリ送信する。
当該保護願い用紙の記載内容をファクシミリ受信した対話受信案内室200の担当者は、保護願いの届出に際して、届出人が、届出内容を公開することに支障がないという意思表示があった場合には、当該申出内容つまり当該保護願い用紙の記載内容を、ファクシミリ送信元の当該交番代替ボックス100のみならず、他の交番代替ボックス100の広報用テレビモニタ1に対しても、ネットワークを介して送信することにより、それぞれの交番代替ボックス100の広報用テレビモニタ1から、周辺の人々に対して、迷子(迷い人)や被保護者の探索・保護に関する情報を逸早く広報する。この結果、迷子(迷い人)や被保護者に関する事案の早急な解決を図ることができるようになる。
さらに、ファクシミリスタートボタン13を押下することによって、ファクシミリ送信機12にセットされている当該保護願い用紙の記載内容は、同時に、関連対処機関300にもファクシミリ送信される。当該保護願い用紙に記載されている迷子(迷い人)や被保護者の探索・保護に関する情報を受信した関連対処機関300は、被保護者に関する捜索願いとし、かつ、被保護者受理扱いとし、当該関連対処機関300の広域ネットワークを活用して対処することが可能な案件として取り扱う。
さらに、当該関連対処機関300は、ファクシミリ受信した情報の分析結果として事件の可能性があると判断した場合には、当該関連対処機関300は、ファクシミリ情報の送信元の交番代替ボックス100に無線信号を送信して、直接、当該交番代替ボックス100の対話用テレビモニタ3、マイク4、スピーカ5を介して、当該交番代替ボックス100に居る届出者との対話に切り替えることができる。
また、当該関連対処機関300は、ファクシミリ受信した情報や届出者との対話の結果として、さらに詳細な事情聴取が必要であると判断した場合には、ファクシミリ情報の送信元の当該交番代替ボックス100の近辺を警邏中の警察官の携帯端末に通報して、当該交番代替ボックス100へ急行させて、届出者と対応させることも可能である。
また、迷子(迷い人)や被保護者を一般人等が保護した場合は、付近に設置されている交番代替ボックス100に入室して、対話用テレビモニタ3、マイク4、スピーカ5を介して、対話受信案内室200の担当者へ通報する。該通報を受け取った対話受信案内室200の担当者は、撮影指示用の無線信号を送信して、当該交番代替ボックス100に備え付けられているカメラ2にて迷子(迷い人)や被保護者を自動的に撮影して、被保護者撮影画像情報として、対話受信案内室200へ送信させると同時に、関連対処機関300へも送信させることが可能である。
該被保護者撮影画像情報を受信した関連対処機関300の担当者は、今までに届出があった迷子(迷い人)や被保護者の探索・保護に関する情報として保存している画像情報等を検索して、該当する被保護者が存在しているか否かを調べ、該当する被保護者が存在していた場合には、当該被保護者に関する保護願いの届出者に対して連絡する。
一方、該当する被保護者が存在していなかった場合には、新たな迷子(迷い人)が発見されたものとして、当該被保護者撮影画像とともに迷子(迷い人)や被保護者に関する情報を、関連対処機関300内に登録するとともに、対話受信案内室200に転送したり、当該被保護者撮影画像情報の送信元の交番代替ボックス100のみならず、他の交番代替ボックス100の広報用テレビモニタ1に対しても、ネットワークを介して、送信したりすることにより、図3に示すように、それぞれの交番代替ボックス100の広報用テレビモニタ1から、周辺の人々に対して、迷子(迷い人)の探索・保護に関する情報を逸早く広報する。
図3は、図1の交番代替ボックス100における迷子(迷い人)の保護に関する処理の一例である、被保護者を保護した場合の処理結果について広報用テレビモニタ1から当該被保護者に関する情報を広報している様子を示す説明図であり、周辺の一般の人々に対しても広報するために、「被保護者を知っている人は、当該交番代替ボックスに備え付けられているボタン(例えば緊急用ボタン6)を押してください。」というメッセージを当該被保護者の写真とともに広報用テレビモニタ1に画面表示すると同時に、拡声器22を介して、「保護している」旨を示す音声情報を出力している例を示している。
なお、迷子(迷い人)や被保護者を交番代替ボックス100に保護している場合は、関連対処機関300は、迷子(迷い人)や被保護者の身の安全を図るために、当該交番代替ボックス100の近辺を警邏・巡回中等の警察官に対して逸早く通報することにより、当該交番代替ボックス100へ急行させて、迷子(迷い人)や被保護者を保護することができる。その際、当該警察官は、保護した迷子(迷い人)や被保護者の氏名や連絡先を聴取して、確認した上で、対話用テレビモニタ3、マイク4、スピーカ5を介して、関連対処機関300へ報告させたり、あるいは、対話受信案内室200の担当者へ通報したりすることも可能であり、さらには、本署等へ移送して保護したりするようにしても良い。
次に、遺失物・拾得物の取扱いに関する図1の交番代替ボックス100の動作について説明する。交番代替ボックス100の右側に設置されている3つの小型ボックスのうち、最も右側に位置する溝状(孔)のケースつまり遺失物等届出用紙取出しケース10の内部には、遺失物を探索したり拾得物を届け出たりするための遺失物拾得物届出用紙が保管されている。利用者は、対話用テレビモニタ3、マイク4、スピーカ5を介して、対話受信案内室200の担当者へ、遺失物・拾得物の届出を行うと、対話受信案内室200の担当者からの指示信号を通信用アンテナ(および無線信号の送受信装置)21を介して受信することにより、遺失物等届出用紙取出しケース10から自動的に遺失物拾得物届出用紙が排出されてくる。
利用者は、自動的に排出されてきた遺失物拾得物届出用紙の所定項目に沿って、筆記具入箱11に収納されている筆記具を用いて、筆記具テーブル7上で、必要な事項を記入する。遺失物拾得物届用紙に必要な届出事項を記載した後、利用者は、図1の交番代替ボックス100の左側に設置されているファクシミリ送信機12に当該遺失物拾得物届出用紙をセットして、ファクシミリスタートボタン13を押下することによって、当該遺失物拾得物届出用紙の記載内容(すなわち遺失物や拾得物に関する情報)を、対話受信案内室200の担当者へファクシミリ送信する。
当該遺失物拾得物届出用紙の記載内容をファクシミリ受信した対話受信案内室200の担当者は、遺失物や拾得物の届出に際して、届出人が、届出内容を公開することに支障がないという意思表示があった場合には、当該届出内容つまり当該遺失物拾得物届出用紙の記載内容を、ファクシミリ送信元の当該交番代替ボックス100のみならず、他の交番代替ボックス100の広報用テレビモニタ1に対しても、ネットワークを介して、送信することにより、図4に示すように、それぞれの交番代替ボックス100の広報用テレビモニタ1から、周辺の人々に対して、遺失物の探索や拾得物の届出に関する情報を逸早く広報する。この結果、遺失物や拾得物に関する事案の早急な解決を図ることができるようになる。
図4は、図1の交番代替ボックス100における遺失物処理の一例である、居なくなった飼い犬の探索届出をした場合の処理結果として広報用テレビモニタ1から当該飼い犬に関する探索依頼情報を広報している様子を示す説明図であり、届出人は、前述のように、交番代替ボックス100の右側に設置されている遺失物等届出用紙取出しケース10に収納されている遺失物拾得物届出用紙を用いて、飼い犬の探索依頼を届け出た結果として、周辺の一般の人々に対しても広報するために、「芝犬のポンタがいなくなりました。」というメッセージを当該ポンタの写真とともに広報用テレビモニタ1に画面表示すると同時に、拡声器22を介して、その旨を示す音声情報を出力している例を示している。
さらに、ファクシミリスタートボタン13を押下することによって、ファクシミリ送信機12にセットされている当該遺失物拾得物届出用紙の記載内容は、同時に、関連対処機関300にもファクシミリ送信される。当該遺失物拾得物届出用紙に記載されている遺失物の探索や拾得物の届出に関する情報を受信した関連対処機関300は、法に則って、独自の広域ネットワークを用いて対処することになる。
さらに、当該関連対処機関300は、ファクシミリ受信した情報の分析結果として遺失物が盗難等の可能性があると判断した場合には、当該関連対処機関300は、ファクシミリ情報の送信元の交番代替ボックス100に無線信号を送信して、直接、当該交番代替ボックス100の対話用テレビモニタ3、マイク4、スピーカ5を介して、当該交番代替ボックス100に居る届出者との対話に切り替えることができる。
また、当該関連対処機関300は、ファクシミリ受信した情報や届出者との対話の結果として、さらに詳細な事情聴取が必要であると判断した場合には、ファクシミリ情報の送信元の当該交番代替ボックス100の近辺を警邏中の警察官の携帯端末に通報して、当該交番代替ボックス100へ急行させて、届出者と対応させることも可能である。
また、交番代替ボックス100に入室した一般人等が拾得物の届出を行う場合は、対話用テレビモニタ3、マイク4、スピーカ5を介して、対話受信案内室200の担当者へ通報する。該通報を受け取った対話受信案内室200の担当者は、撮影指示用の無線信号を送信して、当該交番代替ボックス100に備え付けられているカメラ2にて拾得物を自動的に撮影して、拾得物撮影画像情報として、対話受信案内室200へ送信させると同時に、関連対処機関300へも送信させることが可能である。
該拾得物撮影画像情報を受信した関連対処機関300の担当者は、今までに届出があった遺失物に関する情報を検索して、該当する遺失物が存在しているか否かを調べ、該当する遺失物が存在していた場合には、当該遺失物に関する届出を行った届出者に対して連絡する。
一方、該当する遺失物が存在していなかった場合には、新たな拾得物が届けられたものとして、当該拾得物撮影画像情報とともに拾得物に関する情報を、関連対処機関300内に登録するとともに、対話受信案内室200に転送したり、当該拾得物撮影画像情報の送信元の交番代替ボックス100のみならず、他の交番代替ボックス100の広報用テレビモニタ1に対しても、ネットワークを介して、送信したりすることにより、それぞれの交番代替ボックス100の広報用テレビモニタ1から、周辺の人々に対して、拾得物の届出に関する情報を逸早く広報する。
さらに、遺失物拾得物届出用紙に記載されている拾得物の届出に関する情報を受信した関連対処機関300は、ファクシミリ受信した情報の分析結果として拾得物に関するさらなる事情聴取が必要であると判断した場合には、遺失物の届出の場合と同様に、当該関連対処機関300は、ファクシミリ情報の送信元の交番代替ボックス100に無線信号を送信して、直接、当該交番代替ボックス100の対話用テレビモニタ3、マイク4、スピーカ5を介して、当該交番代替ボックス100に居る届出者との対話に切り替えることができる。
また、当該関連対処機関300は、ファクシミリ受信した情報や届出者との対話の結果として、さらに詳細な事情聴取が必要であると判断した場合には、遺失物の届出の場合と同様に、ファクシミリ情報の送信元の当該交番代替ボックス100の近辺を警邏中の警察官の携帯端末に通報して、当該交番代替ボックス100へ急行させて、届出者と対応させ、拾得物を受け取るとともに、必要事項を記入した受領証を届出人に手渡すことも可能である。
前述のごとく、地理案内、迷子(迷い人)保護取扱い、遺失物・拾得物取扱いの3項目の交番業務を、交番代替ボックス100により、無人(自動)で処理することが可能であり、警察官の負担を飛躍的に軽減することができるとともに、迷子(迷い人)や被保護者の保護願いに関する場合や、遺失物・拾得物の届出に関する場合については、必要に応じて、交番代替ボックス100の広報用テレビモニタ1を活用して、周辺に居る人々に広報することにより、それぞれの事案に関して逸早い解決に努めることができる。
また、街中等において通り魔等の凶悪事件が発生した場合には、図5に示すように、凶悪事件の発生を交番代替ボックス100の広報用テレビモニタ1および拡声器22によって、付近を往来中の人々や周辺の公共施設等に居る人々、地域住民等に対して、逸早く、凶悪事件の発生や危険回避方法を広報することができるので、付近を往来中の人々や周辺の公共施設等に居る人々、地域住民等に対して、安心・安全を与えることも可能である。
図5は、図1の交番代替ボックス100において通り魔等の凶悪事件が発生した場合の処理結果として広報用テレビモニタ1から凶悪事件発生速報を広報している様子を示す説明図であり、周辺の人々に対して凶悪事件の発生を広報するために、例えば「高島屋前で通り魔発生!!」という緊急メッセージを広報用テレビモニタ1に画面表示すると同時に、拡声器22を介して、例えば「ナイフを持った男が近くにいます。気をつけてください!!」と音声情報を出力している例を示している。周辺の人々が該凶悪犯人を見つけたりした場合には、近傍にある交番代替ボックス100に駆け込んで、身の安全を確保するとともに、対話受信案内室200の担当者に対して、地理案内、迷子(迷い人)保護取扱い、遺失物・拾得物取扱いの3つの項目以外の緊急の事件・事故・保護のいずれかの事態が発生している旨を通報することによって、関連対処機関300の担当者との通話に切り替えさせたり、あるいは、緊急用ボタン6を押下したりして、緊急事態の発生を、関連対処機関300に通報することもできる。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
本発明に係る交番代替ボックスの構成の一例を示す構成図である。 図1の交番代替ボックスにおいて地理案内の処理結果である地理案内受信ファクシミリ用紙を利用者が取り出す様子を示す説明図である。 図1の交番代替ボックスにおける迷子(迷い人)の保護に関する処理の一例である、被保護者を保護した場合の処理結果について広報用テレビモニタから当該被保護者に関する情報を広報している様子を示す説明図である。 図1の交番代替ボックスにおける遺失物処理の一例である、居なくなった飼い犬の探索届出をした場合の処理結果として広報用テレビモニタから当該飼い犬に関する探索依頼情報を広報している様子を示す説明図である。 図1の交番代替ボックスにおいて通り魔等の凶悪事件が発生した場合の処理結果として広報用テレビモニタから凶悪事件発生速報を広報している様子を示す説明図である。
符号の説明
1 広報用テレビモニタ
2 カメラ
3 対話用テレビモニタ
4 マイク
5 スピーカ
6 緊急用ボタン
7 筆記具テーブル
8 地理案内用地図取出しケース
9 迷子(迷い人)保護用届出用紙取出しケース
10 遺失物等届出用紙取出しケース
11 筆記具入箱
12 ファクシミリ送信機
13 ファクシミリスタートボタン
14 開閉用ノブ
15 支柱
16 対話スイッチ用踏み台
17 防護フェンス
21 通信用アンテナ(および無線信号の送受信装置)
22 拡声器
23 広報サーバ
100 交番代替ボックス
200 対話受信案内室
300 関連対処機関(兼待機所)

Claims (17)

  1. 交番機能を代替する設備として屋外または公共的施設内のあらかじめ定めた複数の設置場所それぞれに配置される交番代替ボックスであって、警察への申出または届出のために当該交番代替ボックスを利用する利用者が、対話による案内を行う対話受信案内室の担当者と対話するための対話用テレビモニタ、マイクおよびスピーカを備え、且つ、無線信号を送受信するための送受信装置を備えるとともに、当該交番代替ボックス内に踏み込むだけで、前記対話受信案内室との通信回線を確立する対話スイッチ用踏み台を備えることにより、当該交番代理ボックス内に入った利用者が、前記対話スイッチ用踏台に足を置くことにより、前記対話用テレビモニタとの通信回線を確立し、前記対話用テレビモニタに画面表示される前記対話受信案内室の担当者との対話による案内にしたがった操作を行うことにより、各種の交番業務のうち、地理案内に関する業務、迷子や迷い人や被保護者の保護に関する業務、および、遺失物・拾得物の取扱いに関する業務の3つの業務を、交番に在勤する警察官に代わって、遂行することを特徴とする交番代替ボックス。
  2. 当該交番代替ボックスの側面が防護フェンスにより囲まれており、且つ、緊急時に、事件や事故等の対応を行う関連対処機関に対して緊急事態の発生を通報する緊急用ボタンを備えていることを特徴とする請求項1に記載の交番代替ボックス。
  3. 周辺に居る人々や付近を通行中の人々に対して各種の情報を広報する広報用テレビモニタと拡声器とをさらに備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の交番代替ボックス。
  4. 凶悪事件の発生情報を前記送受信装置を介して受け取った場合、発生した凶悪事件に関する情報を前記広報用テレビモニタに画面表示するとともに、前記拡声器から注意を促す音声情報を出力することにより、周辺の人々に対して、凶悪事件の発生を広報することを特徴とする請求項3に記載の交番代替ボックス。
  5. ファクシミリ通信を行うファクシミリ受信機と地理案内用の地図情報を受信して印刷する地理案内受信ファクシミリ用紙が格納されている地理案内用地図取出しケースを備え、当該交番代替ボックスを利用する利用者から目的地への地理案内の申出があった場合、該地理案内の申出に応じて、前記対話受信案内室にて当該目的地へ案内するための地理案内用として作成された地図情報を、前記対話受信案内室から受信して、前記ファクシミリ受信機により前記地理案内受信ファクシミリ用紙に印刷して出力することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の交番代替ボックス。
  6. ファクシミリ通信を行うファクシミリ送信機と、迷子や迷い人や被保護者の保護を届け出る保護願い用紙が格納されている保護用届出用紙取出しケースとを備え、当該交番代替ボックスを利用する利用者から迷子や迷い人や被保護者の保護の届出があった場合、該保護の届出に応じて前記対話受信案内室から送信されてくる無線信号により、前記保護用届出用紙取出しケースから前記保護願い用紙を排出させ、前記利用者は、前記対話受信案内室の担当者からの案内にしたがって、当該保護願い用紙に必要事項を記載し、且つ、当該迷子や迷い人や被保護者の写真がある場合には、該写真を当該保護願い用紙に貼付した後、当該保護願い用紙を前記ファクシミリ送信機にセットすることにより、当該保護願い用紙の記載内容を前記対話受信案内室へファクシミリ送信することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の交番代替ボックス。
  7. 各種の情報を広報する広報用テレビモニタと拡声器とを備えている場合において、前記保護願い用紙の記載内容を受信した前記対話受信案内室から該保護願い用紙の記載内容が転送されてきた場合、前記広報用テレビモニタに該保護願い用紙の記載内容を画面表示するとともに、前記拡声器を介して音声情報を出力することにより、周辺の人々に対して、迷子や迷い人や被保護者の探索・保護に関する情報を広報することを特徴とする請求項6に記載の交番代替ボックス。
  8. 前記保護願い用紙の記載内容を前記対話受信案内室へファクシミリ送信する際に、同時に、当該保護願い用紙の記載内容を、事件や事故や保護の対応を行う関連対処機関に対してもファクシミリ送信することを特徴とする請求項6または7に記載の交番代替ボックス。
  9. 前記保護願い用紙の記載内容を受信した前記関連対処機関からの無線信号に応じて、または、前記対話受信案内室または前記関連対処機関からの無線信号に応じて、前記対話用テレビモニタ、マイクおよびスピーカの状態を、前記対話受信案内室の担当者との対話状態から前記関連対処機関の担当者との対話状態に切り替えることを特徴とする請求項8に記載の交番代替ボックス。
  10. 被写体を撮影するカメラを備え、当該交番代替ボックスを利用する利用者から迷子や迷い人や被保護者を保護した旨の通報があった場合、該通報を受け取った前記対話受信案内室または前記関連対処機関から送信されてくる無線信号に応じて、保護された前記迷子や迷い人や被保護者を前記カメラにより自動的に撮影して、被保護者撮影画像情報として、前記対話受信案内室へ送信するとともに、前記関連対処機関に対しても送信することを特徴とする請求項8または9に記載の交番代替ボックス。
  11. 各種の情報を広報する広報用テレビモニタと拡声器とを備えている場合において、前記被保護者撮影画像情報を受信した前記関連対処機関から該被保護者撮影画像情報を含む被保護者に関する情報が転送されてきた場合、前記広報用テレビモニタに前記被保護者に関する情報を画面表示するとともに、前記拡声器を介して音声情報を出力することにより、周辺の人々に対して、迷子や迷い人や被保護者を保護している旨を広報することを特徴とする請求項10に記載の交番代替ボックス。
  12. ファクシミリ通信を行うファクシミリ送信機と、遺失物や拾得物を届け出る遺失物拾得物届出用紙が格納されている遺失物等届出用紙取出しケースとを備え、当該交番代替ボックスを利用する利用者から遺失物や拾得物の届出があった場合、該届出に応じて前記対話受信案内室から送信されてくる無線信号により、前記遺失物等届出用紙取出しケースから前記遺失物拾得物届出用紙を排出させ、前記利用者は、前記対話受信案内室の担当者からの案内にしたがって、当該遺失物拾得物届出用紙に必要事項を記載した後、当該遺失物拾得物届出用紙を前記ファクシミリ送信機にセットすることにより、当該遺失物拾得物届出用紙の記載内容を前記対話受信案内室へファクシミリ送信することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の交番代替ボックス。
  13. 各種の情報を広報する広報用テレビモニタと拡声器とを備えている場合において、前記遺失物拾得物届出用紙の記載内容を受信した前記対話受信案内室から該遺失物拾得物届出用紙の記載内容が転送されてきた場合、前記広報用テレビモニタに該遺失物拾得物届出用紙の記載内容を画面表示するとともに、前記拡声器を介して音声情報を出力することにより、周辺の人々に対して、遺失物や拾得物の探索に関する情報を広報することを特徴とする請求項12に記載の交番代替ボックス。
  14. 前記遺失物拾得物届出用紙の記載内容を前記対話受信案内室へファクシミリ送信する際に、同時に、当該遺失物拾得物届出用紙の記載内容を、事件や事故や保護の対応を行う関連対処機関に対してもファクシミリ送信することを特徴とする請求項12または13に記載の交番代替ボックス。
  15. 前記遺失物拾得物届出用紙の記載内容を受信した前記関連対処機関からの無線信号に応じて、または、前記対話受信案内室または前記関連対処機関からの無線信号に応じて、前記対話用テレビモニタ、マイクおよびスピーカの状態を、前記対話受信案内室の担当者との対話状態から前記関連対処機関の担当者との対話状態に切り替えることを特徴とする請求項14に記載の交番代替ボックス。
  16. 被写体を撮影するカメラを備え、当該交番代替ボックスを利用する利用者から拾得物を拾得した旨の通報があった場合、該通報を受け取った前記対話受信案内室または前記関連対処機関から送信されてくる無線信号に応じて、拾得された前記拾得物を前記カメラにより自動的に撮影して、拾得物撮影画像情報として、前記対話受信案内室へ送信するとともに、前記関連対処機関に対しても送信することを特徴とする請求項14または15に記載の交番代替ボックス。
  17. 各種の情報を広報する広報用テレビモニタと拡声器とを備えている場合において、前記拾得物撮影画像情報を受信した前記関連対処機関から該拾得物撮影画像情報を含む拾得物に関する情報が転送されてきた場合、前記広報用テレビモニタに前記拾得物に関する情報を画面表示するとともに、前記拡声器を介して音声情報を出力することにより、周辺の人々に対して、拾得物の届出がある旨を広報することを特徴とする請求項16に記載の交番代替ボックス。
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