JP2010202061A - ウェビング巻取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動部材の移動が停止された際にウェビングによる乗員の拘束力が低下することを抑制する。
【解決手段】ウェビング巻取装置10では、プリテンショナ機構34が作動されることで、ピストン56が移動されて、ピニオン36が巻取方向へ回転される。このため、ウェビング16が巻き取られて、ウェビング16による乗員の拘束力が増加される。ここで、ピストン56が移動された際には、ピストン56のフランジ部56Aが係合リンク62の他端62Bを移動させて、バンド60がピニオン36を締め付けることで、ピニオン36の巻取方向への回転が停止されて、ピニオン36の回転が制限されると共に、ピストン56の移動が停止される。このため、ピストン56が反動で移動されてピニオン36が引出方向へ回転されることを防止でき、ウェビング16による乗員の拘束力が低下することを防止できる。
【選択図】図1
【解決手段】ウェビング巻取装置10では、プリテンショナ機構34が作動されることで、ピストン56が移動されて、ピニオン36が巻取方向へ回転される。このため、ウェビング16が巻き取られて、ウェビング16による乗員の拘束力が増加される。ここで、ピストン56が移動された際には、ピストン56のフランジ部56Aが係合リンク62の他端62Bを移動させて、バンド60がピニオン36を締め付けることで、ピニオン36の巻取方向への回転が停止されて、ピニオン36の回転が制限されると共に、ピストン56の移動が停止される。このため、ピストン56が反動で移動されてピニオン36が引出方向へ回転されることを防止でき、ウェビング16による乗員の拘束力が低下することを防止できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の緊急時にウェビングを巻き取るウェビング巻取装置に関する。
下記特許文献1に記載されたウェビング巻取装置では、プリテンショナー機構部において、ラックが移動されることで、ピニオンギヤ体が回転される。これにより、ピニオンギヤ体と一体に巻取ドラムが回転されて、巻取ドラムにウェビングが巻き取られることで、ウェビングによる乗員の拘束力が増加される。
このウェビング巻取装置では、移動されるラックがハウジング体の第1当接部とカバー体の第2当接部及び終端部とに当接することで、ラックの移動が停止される。
ここで、このようなウェビング巻取装置では、ラックの移動が停止された際に、ラックが反動で移動されて巻取ドラムからウェビングが引き出されることを抑制できて、ウェビングによる乗員の拘束力が低下することを抑制できるのが好ましい。
本発明は、上記事実を考慮し、移動部材の移動が停止された際にウェビングによる乗員の拘束力が低下することを抑制できるウェビング巻取装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のウェビング巻取装置は、車両の乗員に装着されるウェビングが、巻取方向へ回転されることで巻き取られると共に、引出方向へ回転されることで引き出される回転部材と、車両の緊急時に移動されることで前記回転部材を巻取方向へ回転させる移動部材と、前記移動部材の移動力により前記回転部材に接触されることで前記回転部材の巻取方向への回転を停止させて前記回転部材の回転を制限すると共に前記移動部材の移動を停止させる制限部材と、を備えている。
請求項2に記載のウェビング巻取装置は、請求項1に記載のウェビング巻取装置において、前記移動部材の移動力により前記制限部材が前記回転部材を外周から締め付ける。
請求項3に記載のウェビング巻取装置は、請求項1又は請求項2に記載のウェビング巻取装置において、前記移動部材の移動が停止された後に前記制限部材による前記回転部材の回転の制限が維持される。
請求項1に記載のウェビング巻取装置では、回転部材が巻取方向へ回転されることでウェビングが巻き取られると共に、回転部材が引出方向へ回転されることでウェビングが引き出される。
また、車両の緊急時に、移動部材が移動されることで、回転部材が巻取方向へ回転される。このため、ウェビングが巻き取られて、ウェビングによる乗員の拘束力が増加される。
ここで、移動部材の移動力により、制限部材が回転部材に接触されることで、制限部材が、回転部材の巻取方向への回転を停止させて、回転部材の回転を制限すると共に、移動部材の移動を停止させる。
このように、移動部材の移動力が回転部材の巻取方向への回転を停止させるために使用されると共に、回転部材の回転が制限される。これにより、移動部材の移動が停止された際には、移動部材が反動で移動されて回転部材が引出方向へ回転されることを抑制でき、ウェビングによる乗員の拘束力が低下することを抑制できる。
請求項2に記載のウェビング巻取装置では、移動部材の移動力により、制限部材が回転部材を外周から締め付ける。このため、制限部材が回転部材の巻取方向への回転を効果的に停止させることができると共に、制限部材が回転部材の回転を効果的に制限できる。
請求項3に記載のウェビング巻取装置では、移動部材の移動が停止された後に、制限部材による回転部材の回転の制限が維持される。これにより、移動部材の移動が停止された後にも、ウェビングによる乗員の拘束力が低下することを抑制できる。
[第1の実施の形態]
図1には、本発明の第1の実施の形態に係るウェビング巻取装置10が車両前後方向一側から見た側面図にて示されており、図2には、ウェビング巻取装置10が車幅方向内側から見た断面図にて示されている。なお、図面では、車幅方向内側を矢印INで示し、車両前後方向一側を矢印LOで示し、上方を矢印UPで示す。
図1には、本発明の第1の実施の形態に係るウェビング巻取装置10が車両前後方向一側から見た側面図にて示されており、図2には、ウェビング巻取装置10が車幅方向内側から見た断面図にて示されている。なお、図面では、車幅方向内側を矢印INで示し、車両前後方向一側を矢印LOで示し、上方を矢印UPで示す。
図2に示す如く、本実施の形態に係るウェビング巻取装置10には、断面U字形板状のフレーム12が設けられており、フレーム12には、車幅方向内側の背板12Aと、車両前後方向一側の脚板12Bと、車両前後方向他側の脚板12Cと、が設けられている。フレーム12は、背板12Aにおいて、車両に固定されており、これにより、ウェビング巻取装置10が車両に設置されている。
フレーム12の脚板12Bと脚板12Cとの間には、巻取軸を構成する巻取部材としての略円筒状のスプール14が回転可能に配置されている。スプール14の外周には、長尺帯状のウェビング16(ベルト)が基端側から巻き取られており、ウェビング16は、フレーム12から上側へ延出されて、車両のシート(図示省略)に着座した乗員に装着される。また、スプール14が巻取方向(図1等の矢印Aの方向)へ回転されることで、ウェビング16がスプール14に巻き取られると共に、スプール14が引出方向(図1等の矢印Bの方向)へ回転されることで、ウェビング16がスプール14から引き出される。
スプール14内には、巻取軸及びフォースリミッタ機構18を構成するエネルギー吸収部材としてのトーションシャフト20が同軸上に挿入されている。トーションシャフト20の脚板12B側の一端20Aは、スプール14の脚板12B側の一端内に回転可能に配置されている。トーションシャフト20の脚板12C側の他端20Bは、スプール14の脚板12C側の他端内に一体回転可能に連結(嵌入)されている。これにより、トーションシャフト20は、スプール14と一体に回転可能にされている。
スプール14の脚板12B側には、ロック機構22(規制手段)を構成する規制部材としてのロックギヤ24が設けられている。
ロックギヤ24のスプール14側部分には、略円筒状のスリーブ部26が設けられており、スリーブ部26は、スプール14の一端内に回転可能に装着(嵌入)されている。スリーブ部26内には、トーションシャフト20の一端20Aが一体回転可能に連結(嵌入)されており、ロックギヤ24は、トーションシャフト20及びスプール14と一体に回転可能にされている。
ロックギヤ24のスプール14とは反対側部分には、ギヤ部28が設けられており、ギヤ部28は、スプール14の一端面から突出されて、フレーム12の脚板12Bを貫通している。ロックギヤ24のスプール14とは反対側の面には、円柱状のクラッチ凹部28Aが形成されており、クラッチ凹部28Aの外周面は摩擦係数が高くされている。また、ギヤ部28の外周全体には、ラチェット歯28B(外歯)が形成されている。
図1に示す如く、フレーム12の脚板12Bと脚板12Cとの間には、ロック機構22を構成する規制体としての断面U字形板状のロック体30が回動可能に架け渡されており、ロック体30は、スプール14の下側かつ背板12A側に配置されている。ロック体30の脚板12B側の一端には、ロックプレート32が設けられており、ロックプレート32のロックギヤ24側部分には、ロック歯32Aが形成されている。
フレーム12の脚板12B外側には、ロック機構22を構成する検出手段としてのセンサ機構(図示省略)が設けられており、センサ機構は、車両の緊急状態(特に急減速)を検出可能にされている。センサ機構が車両の緊急状態を検出した際(特に車両の急減速時)には、図3に示す如く、センサ機構がロック体30(ロックプレート32を含む)をロックギヤ24側へ回動させることで、ロック体30のロックプレート32(ロック歯32A)がロックギヤ24のギヤ部28(ラチェット歯28B)に噛合される。これにより、ロックギヤ24、トーションシャフト20及びスプール14の引出方向への回転が規制(ロック)される(ロックギヤ24、トーションシャフト20及びスプール14の巻取方向への回転は許可される)。
図1及び図2に示す如く、フレーム12の脚板12Bとロック機構22のセンサ機構との間には、巻取手段としてのラック&ピニオン方式によるプリテンショナ機構34が設けられている。
プリテンショナ機構34には、回転部材としてのピニオン36が設けられており、ピニオン36は、ロックギヤ24のスプール14とは反対側に配置されている。ピニオン36のロックギヤ24とは反対側部分には、歯車38が設けられており、歯車38の外周全体には、ピニオン歯38Aが複数設けられている。
ピニオン36のロックギヤ24側部分には、柱状のクラッチ部40が設けられており、クラッチ部40は、ロックギヤ24(ギヤ部28)のクラッチ凹部28A内に回転可能に収容されている。クラッチ部40の外周面には、所定数(本実施の形態では5つ)の凸部40Aが形成されており、所定数の凸部40Aは、クラッチ部40の周方向へ等間隔で配置されると共に、それぞれ突出高さが引出方向へ向かうに従い徐々に高くされている。
ロックギヤ24(ギヤ部28)のクラッチ凹部28A内には、クラッチ部40の外側において、クラッチ部材としての円柱状のローラ42が所定数(本実施の形態では5つ)収容されており、ローラ42は、クラッチ部40の凸部40Aの巻取方向側位置に配置されている。
ピニオン36の歯車38とクラッチ部40との間の部分には、円柱状の制限部44が設けられており、制限部44の外周面全体は、ピニオン36の他の部分に比し摩擦係数が高くされている。
ピニオン36の下側には、維持手段を構成する案内部材としての有底円筒状のシリンダ46が設けられており、シリンダ46は、上下方向に沿って配置されている。シリンダ46は、フレーム12の脚板12Bに固定されており、シリンダ46の上端は、ピニオン36の下側において開口されている。
シリンダ46内の下端(底部)は、略円筒状の連通筒48の一端内に連通されている。連通筒48の他端には、維持手段を構成する移動手段としてのガス発生装置50が固定されており、ガス発生装置50は、連通筒48の他端を閉塞している。ガス発生装置50は、車両の制御装置52に電気的に接続されており、制御装置52には、車両の検知装置54が電気的に接続されている。検知装置54は、車両の緊急状態(衝突)を検知可能にされており、検知装置54が車両の緊急状態を検知した際(車両の衝突時)には、制御装置52の制御によって、プリテンショナ機構34が作動されることで、ガス発生装置50が高圧のガスを瞬時に発生して連通筒48を介してシリンダ46内の下端に供給可能にされている。
シリンダ46内には、移動部材としての略柱状のピストン56が設けられており、ピストン56は、シリンダ46内を上下方向へ移動可能にされている。ピストン56の下部には、係合部としての円盤状のフランジ部56Aが設けられており、フランジ部56Aは、ピストン56の他の部分に比し外周に突出されて、シリンダ46内に移動可能に略嵌合されている。
ピストン56には、フランジ部56Aの上側において、矩形柱状のラック58が設けられており、ラック58の背板12A側部分には、ラック歯58Aが複数形成されている。ラック58は、シリンダ46から上側に突出されており、ラック58の上端は、ピニオン36の歯車38の下側近傍に配置されている。
図3及び図4に示す如く、車両の緊急時には、ガス発生装置50からシリンダ46内の下端へ供給された高圧のガスの圧力をピストン56が受けて、ピストン56が移動される。これにより、ピストン56のラック58(ラック歯58A)がピニオン36の歯車38(ピニオン歯38A)に噛合されて、ピニオン36が巻取方向へ回転される。
図1及び図2に示す如く、フレーム12の脚板12B外側には、ピニオン36の外周において、制限部材としての長尺板状のバンド60が設けられており、バンド60は、可撓性を有して、逆U字状に湾曲されている。バンド60の内周面は、ピニオン36の制限部44外周面に対し僅かに離間された状態で対向されており、バンド60の少なくとも内周面は、摩擦係数が高くされている。また、バンド60の一端60Aは、フレーム12の脚板12Bに回動可能に支持されている。
バンド60の他端60Bは、係合部材としての屈曲板状の係合リンク62の一端62Aに回動可能に連結されており、係合リンク62の中間部は、フレーム12の脚板12Bに回動可能に支持されている。また、係合リンク62の他端62Bは、シリンダ46内の上側に配置されている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成のウェビング巻取装置10では、図3及び図4に示す如く、車両の緊急時に、ロック機構22において、センサ機構がロック体30(ロックプレート32を含む)をロックギヤ24側へ回動させることで、ロック体30のロックプレート32(ロック歯32A)がロックギヤ24のギヤ部28(ラチェット歯28B)に噛合される。これにより、ロックギヤ24、トーションシャフト20及びスプール14の引出方向への回転が規制されることで、スプール14からのウェビング16の引き出しが規制されて、ウェビング16によって乗員が拘束される。
また、車両の緊急時には、プリテンショナ機構34が作動されることで、ガス発生装置50が高圧のガスを瞬時に発生して連通筒48を介してシリンダ46内の下端に供給する。このため、当該高圧のガスの圧力をピストン56が受けて、ピストン56が移動される。これにより、ピストン56のラック58(ラック歯58A)がピニオン36の歯車38(ピニオン歯38A)に噛合されて、ピニオン36が巻取方向へ回転される。
ピニオン36が巻取方向へ回転された際には、ピニオン36のクラッチ部40外周とロックギヤ24のクラッチ凹部28A外周との間のローラ42が、ピニオン36の巻取方向への回転によって、クラッチ部40の凸部40Aの巻取方向側位置から引出方向側位置に移動される。このため、ローラ42がクラッチ部40(凸部40A)とロックギヤ24(クラッチ凹部28Aの外周面)との間に噛み込まれて(係合されて)、ピニオン36とロックギヤ24とが一体回転可能にされる。これにより、ピニオン36と一体にロックギヤ24、トーションシャフト20及びスプール14が巻取方向へ回転されて、スプール14にウェビング16が巻き取られることで、ウェビング16による乗員の拘束力が増加される。
さらに、トーションシャフト20の一端20Aの引出方向への回転が規制された状態で、乗員からウェビング16に作用するスプール14からの引出力によってトーションシャフト20の他端20Bに作用する引出方向への荷重が、フォースリミッタ荷重(トーションシャフト20が捩れ変形される荷重)以上になった際には、フォースリミッタ機構18が作動されることで、トーションシャフト20が、捩れ変形されて、他端20B側を一端20A側に対し引出方向へ回転される。これにより、スプール14が引出方向へ回転されて、スプール14からウェビング16が引き出されることで、ウェビング16から乗員へ作用する荷重(乗員の運動エネルギー)が吸収される。
ここで、上述の如く、プリテンショナ機構34が作動されて、ピストン56が移動された際には、ピストン56のフランジ部56Aがシリンダ46上側の係合リンク62の他端62Bを移動させることで、係合リンク62が中間部を中心として回動されて、係合リンク62の一端62Aの回動と共にバンド60の他端60Bが移動される。このため、ピストン56の移動力により、バンド60がピニオン36側へ移動されて、バンド60の内周面がピニオン36の制限部44外周面を締め付けることで、バンド60の内周面と制限部44の外周面との間に摩擦力が作用する。これにより、ピニオン36の巻取方向への回転が停止されて、ピニオン36の巻取方向及び引出方向への回転が制限(ロック)されると共に、ピストン56の移動が停止される。
このように、ピストン56の移動力がピニオン36の巻取方向への回転を停止させるために使用されてピストン56の移動が急激に停止されることが抑制されると共に、ピニオン36の巻取方向及び引出方向への回転が制限される。これにより、ピストン56の移動が停止された際には、ピストン56が反動で移動されてピニオン36が引出方向へ回転されることを防止でき、ロックギヤ24、トーションシャフト20及びスプール14が引出方向へ回転されてスプール14からウェビング16が引き出されることによってウェビング16による乗員の拘束力が低下することを防止できる。
さらに、上述の如く、ピストン56の移動力により、バンド60の内周面がピニオン36の制限部44外周面を締め付ける。このため、バンド60がピニオン36の巻取方向への回転を効果的に停止させることができると共に、バンド60がピニオン36の巻取方向及び引出方向への回転を効果的に制限できる。
また、ピストン56の移動が停止された後にも、シリンダ46内に残留する高圧のガスの圧力によりピストン56に移動力が作用する。このため、ピストン56の移動力によりバンド60がピニオン36の巻取方向及び引出方向への回転を制限する状態が維持される。これにより、ピストン56の移動が停止された後にも、ウェビング16による乗員の拘束力が低下することを抑制できる。
さらに、ピストン56の移動が停止された際以降には、バンド60がピニオン36の引出方向への回転を制限して、ロックギヤ24及びトーションシャフト20の一端20Aの引出方向への回転が規制されることで、フォースリミッタ機構18を作動させることができる。
[第2の実施の形態]
図5には、本発明の第2の実施の形態に係るウェビング巻取装置80が車両前後方向一側から見た側面図にて示されている。
図5には、本発明の第2の実施の形態に係るウェビング巻取装置80が車両前後方向一側から見た側面図にて示されている。
本実施の形態に係るウェビング巻取装置80は、上記第1の実施の形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図5に示す如く、本実施の形態に係るウェビング巻取装置80では、上記第1の実施の形態における係合リンク62が設けられていない。
シリンダ46の上側には、係合部材としての板状の係合板82が載置されており、係合板82には、ピストン56のラック58が移動可能に貫通している。係合板82の上側には、バンド60の他端60Bが回動可能に連結されており、係合板82とバンド60の他端60Bとは一体に移動可能にされている。
ここで、図6に示す如く、プリテンショナ機構34が作動されて、ピストン56が移動された際には、ピストン56のフランジ部56Aが係合板82を移動させることで、係合板82と共にバンド60の他端60Bが移動される。このため、ピストン56の移動力により、バンド60がピニオン36側へ移動されて、バンド60の内周面がピニオン36の制限部44外周面を締め付けることで、バンド60の内周面と制限部44の外周面との間に摩擦力が作用する。これにより、ピニオン36の巻取方向への回転が停止されて、ピニオン36の巻取方向及び引出方向への回転が制限(ロック)されると共に、ピストン56の移動が停止される。
これにより、本実施の形態でも、上記第1の実施の形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
なお、上記第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、本発明の回転部材をピニオン36にした構成としたが、本発明の回転部材をロックギヤ24又はトーションシャフト20にした構成としてもよい。
10 ウェビング巻取装置
16 ウェビング
36 ピニオン(回転部材)
56 ピストン(移動部材)
60 バンド(制限部材)
80 ウェビング巻取装置
16 ウェビング
36 ピニオン(回転部材)
56 ピストン(移動部材)
60 バンド(制限部材)
80 ウェビング巻取装置
Claims (3)
- 車両の乗員に装着されるウェビングが、巻取方向へ回転されることで巻き取られると共に、引出方向へ回転されることで引き出される回転部材と、
車両の緊急時に移動されることで前記回転部材を巻取方向へ回転させる移動部材と、
前記移動部材の移動力により前記回転部材に接触されることで前記回転部材の巻取方向への回転を停止させて前記回転部材の回転を制限すると共に前記移動部材の移動を停止させる制限部材と、
を備えたウェビング巻取装置。 - 前記移動部材の移動力により前記制限部材が前記回転部材を外周から締め付ける請求項1記載のウェビング巻取装置。
- 前記移動部材の移動が停止された後に前記制限部材による前記回転部材の回転の制限が維持される請求項1又は請求項2記載のウェビング巻取装置。
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| JP2009050495A JP2010202061A (ja) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | ウェビング巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2009050495A JP2010202061A (ja) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | ウェビング巻取装置 |
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| JP (1) | JP2010202061A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9950690B2 (en) | 2015-04-03 | 2018-04-24 | Takata Corporation | Seat belt retractor and seat belt device |
-
2009
- 2009-03-04 JP JP2009050495A patent/JP2010202061A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9950690B2 (en) | 2015-04-03 | 2018-04-24 | Takata Corporation | Seat belt retractor and seat belt device |
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