JP2010209656A - 建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱材にずれが生じた場合であっても、高い断熱性能を確保する。
【解決手段】第2居室20の第2の居室壁面用断熱材64の下端側の一部分と、第1収納室22の第1収納室壁面側断熱材90の上端側の一部分とが対向している間に、弾性を有する連結用断熱材92を圧縮して配置する。地震等で第2の居室壁面用断熱材64、及び第1収納室壁面側断熱材90にずれが生じ、両者の間隔が変わる場合があるが、間隔に連結用断熱材92が追従するので、第1収納室壁面側断熱材90と連結用断熱材92との間に隙間が生ずることは無く、第2居室20、及び第1収納室22の各々の高い断熱性能が確保できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、断熱材を備えた複数の構造体からなる建物に関する。
下記特許文献1には、居室の下側に半地下の収納室を備えた建物が開示されている。
特開2007−315167号公報
例えば、居室の壁面に沿って断熱材が配置され、収納室の壁面にも断熱材が配置されている場合、地震等により居室の振動(挙動)と収納室の振動とが異なると、断熱材同士の接触、その他の要因で断熱材にずれが生じ、地震後の建物において、居室の断熱材と収納室の断熱材との間に隙間を生じたままとなり、各室の断熱性能が低下する場合が考えられる。
本発明は上記事実を考慮し、断熱材を備えた複数の構造体からなる建物において、断熱材にずれが生じた場合であっても、高い断熱性能を確保することのできる建物を得ることが目的である。
請求項1に記載の建物は、第1の構造体の壁面に配置される第1の断熱材と、前記第1の構造体に隣接して配置され第2の構造体の壁面に配置される第2の断熱材と、前記第1の断熱材と前記第2の断熱材との相対移動時においてもそれぞれ接触するように設けられ、前記第1の構造体から前記第2の構造体にかけて連続した断熱性能を確保する第3の断熱材と、を有する。
次に、請求項1に記載の建物の作用を説明する。
第1の構造体は第1の断熱材で断熱され、第2の構造体は第2の断熱材で断熱される。
第1の断熱材と第2の断熱材とが離間して隙間が形成されると、隙間部分で断熱性能が途切れ、第1の構造体、及び第2の構造体の断熱性能を低下させることに繋がる。
ここで、地震等の揺れで、第1の構造体と第2の構造体とが相対移動し、揺れが収まった後において、第1の断熱材、及び第2の断熱材の少なくとも一方が初期位置(建築時の位置)からずれてしまい、第1の断熱材と第2の断熱材の間隔が広がる、または狭くなる場合が想定される。
しかしながら、請求項1の建物では、第1の断熱材と第2の断熱材との間に配置される第3の断熱材が、第1の断熱材と第2の断熱材との相対移動時においても第1の断熱材、及び第2の断熱材のそれぞれに接触するので、仮に、第1の構造体と第2の構造体とが相対移動しても、第1の構造体から第2の構造体にかけて断熱性能が連続するので、第1の構造体の断熱性能、及び第2の構造体の断熱性能が低下することは無く、第1の構造体、及び第2の構造体の双方において高い断熱性能が確保される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の建物において、前記第1の構造体と前記第2の構造体とは、各々独立して設けられている。
次に、請求項2に記載の建物の作用を説明する。
第1の構造体と第2の構造体とが独立して設けられていることで、例えば、地震時等において建物が揺れた際に、第1の構造体と第2の構造体とはそれぞれ異なる振動を発生し易い。なお、第1の構造体と第2の構造体とが独立しているとは、第1の構造体と第2の構造体とが梁、柱等の構造材で連結されていない場合を意味する。
このように第1の構造体と第2の構造体とが独立して異なる振動を発生し易い建物であっても、第3の断熱材の存在により第1の構造体から第2の構造体にかけて断熱性能が途切れることは無く、第1の構造体、及び第2の構造体の双方において高い断熱性能が確保される。
また、第1の構造体と第2の構造体とが独立していることで、各々の構造計算を個別に行うことができ、第1の構造体と第2の構造体とを一体化させて構造が複雑化した構造体の構造計算をするよりも、トータルでの構造計算が容易になる。
なお、ここでいう異なる振動とは、例えば、振幅の大きさ、振動の向き、振動の周波数、振動の位相等の少なくとも一つが異なることを意味する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の建物において、前記第1の構造体、及び前記第2の構造体は、各々同一の基礎に連結されている。
次に、請求項3に記載の建物の作用を説明する。
第1の構造体、及び第2の構造体の各々に専用の基礎が設けられている場合、地震時の地面の揺れによって基礎間の距離が変わる場合がある。
請求項3の建物のように、第1の構造体と第2の構造体を同一の基礎に連結することで、第1の構造体、及び第2の構造体の各々に専用の基礎を設ける場合に比較して、第1の構造体と第2の構造体との相対移動、即ち、第1の断熱材と第2の断熱材との相対移動、即ちずれを減少させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の建物において、前記第1の構造体、及び前記第1の断熱材は、基礎の内側に設けられている。
次に、請求項4に記載の建物の作用を説明する。
第1の構造体が基礎の内側に設けられている場合、第1の断熱材を基礎の内側に設けることで、第1の構造体と基礎との間で断熱を行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の建物において、前記第2の断熱材は、基礎の上面に配置されている。
次に、請求項5に記載の建物の作用を説明する。
第2の断熱材を基礎の上面に配置することで、第2の断熱材の支持、即ち、自重による下方へのずれ防止を、他の部材を用いることなく実現できる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の建物において、前記第3の断熱材は前記基礎の上面に配置されている。
次に、請求項6に記載の建物の作用を説明する。
第3の断熱材を記基礎の上面に配置することで、第3の断熱材の支持、即ち、自重による下方へのずれ防止を、他の部材を用いることなく実現できる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の建物において、基礎の上面が前記第3の断熱材の下面を支持している。
次に、請求項7に記載の建物の作用を説明する。
基礎の上面が第3の断熱材の下面を支持することで、第3の断熱材の支持、即ち、自重による下方へのずれ防止を、他の部材を用いることなく実現できる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の建物において、前記第3の断熱材は、前記第1の断熱材、及び前記第2の断熱材よりも、大きく伸縮可能な材料で形成されている。
次に、請求項8に記載の建物の作用を説明する。
第3の断熱材が、第1の断熱材、及び第2の断熱材よりも大きく伸縮可能な材料で形成されているので、第1の断熱材と第2の断熱材との間隔が変わっても、間隔に応じて第3の断熱材が伸縮することで、第3の断熱材は、第1の断熱材、及び第2の断熱材への接触を維持できる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の建物において、前記第3の断熱材は、前記第1の断熱材と前記第2の断熱材との間に、圧縮された状態で配置されている。
次に、請求項9に記載の建物の作用を説明する。
第3の断熱材を、第1の断熱材と第2の断熱材との間に圧縮して配置すると、第1の断熱材と第2の断熱材との間隔が広がった場合に第3の断熱材が伸びて(膨張して)、第1の断熱材、及び第2の断熱材への接触を維持できる。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の建物において、前記第3の断熱材は、前記第1の断熱材、及び前記第2の断熱材よりも振動吸収性能が高い材料で形成されている。
次に、請求項10に記載の建物の作用を説明する。
第3の断熱材を、第1の断熱材、及び第2の断熱材よりも振動吸収性能が高い材料で形成することで、第1の断熱材から第2の断熱材へ、または第2の断熱材から第1の断熱材への振動伝達を抑えることができる。
これにより、第1の構造体から第2の構造体へ、または第2の構造体から第1の構造体への、第1の断熱材、及び第2の断熱材を介しての振動の伝達を抑えることができる。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜請求項10の何れか1項に記載の建物において、前記第3の断熱材は、前記第1の断熱材、及び前記第2の断熱材よりも吸音性が高い材料で形成されている。
次に、請求項11に記載の建物の作用を説明する。
仮に、第1の断熱材と第2の断熱材との間に隙間があると、隙間を介して第1の構造体側から第2の構造体側へ、または第2の構造体側から第1の構造体側へ音が伝播する場合がある。
請求項11の建物では、第1の断熱材と第2の断熱材との間に配置された第3の断熱材が音を吸収し、上記音の伝播を抑えることができる。
請求項12に記載の発明は、請求項1〜請求項11の何れか1項に記載の建物において、前記第1の構造体は、ステップダウンフロア、またはロアストレージである。
次に、請求項12に記載の建物の作用を説明する。
第1の構造体をステップダウンフロア、またはロアストレージとすることで、これらステップダウンフロア、またはロアストレージの断熱性能が低下することは無く、高い断熱性能が確保される。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の建物において、前記第3の断熱材は、前記第1の構造体を水平方向に囲むように配置されている。
次に、請求項13に記載の建物の作用を説明する。
第1の構造体の外周を水平方向に囲むように第3の断熱材を配置することで、上方から第1の構造体を見た時に第3の断熱材が途切れる部分が無くなり、高い断熱性能が確保される。
以上説明したように請求項1に記載の建物は上記の構成としたので、地震等により第1の断熱材、及び第2の断熱材にずれが生じた場合であっても、常に第1の構造体から第2の構造体にかけて断熱性能が連続するので、第1の構造体、及び第2の構造体において高い断熱性能を確保できる、という優れた効果を有する。
請求項2に記載の建物は上記の構成としたので、 第1の構造体と第2の構造体とが独立して設けられている場合であっても、高い断熱性能を確保できる。
請求項3に記載の建物は上記の構成としたので、第1の断熱材と第2の断熱材との相対移動を減少させることができ、より大きな地震にも対応できる、という優れた効果を有する。
請求項4に記載の建物は上記の構成としたので、第1の構造体と基礎との間で断熱を行うことができ、基礎の内側に配置された第1の構造体において、高い断熱性能が確保できる。
請求項5に記載の建物は上記の構成としたので、部品点数を増やさずに第2の断熱材を支持することができる、という優れた効果を有する。
請求項6に記載の建物は上記の構成としたので、部品点数を増やさずに第3の断熱材を支持することができる、という優れた効果を有する。
請求項7に記載の建物は上記の構成としたので、部品点数を増やさずに第3の断熱材を支持することができる、という優れた効果を有する。
請求項8に記載の建物は上記の構成としたので、第1の断熱材と第2の断熱材との間隔の変更に追従して第3の断熱材は、第1の断熱材、及び第2の断熱材への接触を維持できる、という優れた効果を有する。
請求項9に記載の建物は上記の構成としたので、圧縮した第3の断熱材を配置するという簡単な構成で、第1の断熱材、及び第2の断熱材への接触を維持できる、という優れた効果を有する。
請求項10に記載の建物は上記の構成としたので、第1の構造体と第2の構造体の相互間の、第1の断熱材、及び第2の断熱材を介しての振動伝達を抑えることができる、第1の構造体、及び第2の構造体において快適な空間が得られる、という優れた効果を有する。
請求項11に記載の建物は上記の構成としたので、第1の構造体と第2の構造体との間において音の伝播を抑えることができ、第1の構造体、及び第2の構造体において快適な空間が得られる、という優れた効果を有する。
請求項12に記載の建物は上記の構成としたので、ステップダウンフロア、またはロアストレージにおいて、高い断熱性能が確保できる。
請求項13に記載の建物は上記の構成としたので、第1の構造体において、第3の断熱材が部分的に途切れている場合に比較して高い断熱性能が確保できる。
本実施形態に建物の要部を示す断面図である。 本実施形態に建物の全体構成図である。
以下、図1、及び図2を用いて、本発明に係る建物の一実施形態について説明する。図2には、本実施形態に係る建物10の概略の全体構成図が示されている。
図2に示すように、本実施形態の建物10は、基礎上に形成された下階としての一階部分12と、その1階部分12の上方に形成された上階としての2階部分14と、その2階部分14の上方に形成された屋根部分16とを備えている。
建物10の1階部分12には、例えば、第1居室18、第2居室20、第1収納室22、第2収納室24、及びガレージ26がそれぞれ形成されている。また、建物10の2階部分14には、例えば、第3居室28、及び第4居室30が形成されている。
本実施形態では、1階部分12に第1スキップ部32が構築されている。第1居室18は、通常の1階の居室として構築され、第2居室20が第1居室18よりも若干フロア位置を高く形成した第1スキップ部32として構築され、第2居室20の下方、即ち第1スキップ部32の下方に第1収納室22が形成されている。
図1に示すように、地盤33に設けられた基礎34、及び基礎36には、互いに向かい合う側面に、それぞれ複数の固定ブラケット38が設けられている(なお、図面右側の基礎34では、固定ブラケット38の図示が省略されている。)。図1において、基礎34、及び基礎36は、図面表裏方向に延びており、各々の基礎内側面に1対の固定ブラケット38が図1の紙面表裏方向に間隔をおいて設けられている。
基礎34の1対の固定ブラケット38(図示省略)には、各々第1の門型フレーム柱40が固定されており、第1の門型フレーム柱40の上端には、紙面表裏方向に延びる第1の床梁42が掛け渡されて固定されている。
基礎36の1対の固定ブラケット38には、各々第2の門型フレーム柱44が固定されており、第2の門型フレーム柱44の上端には、紙面表裏方向に延びる第2の床梁46が掛け渡されて固定されている。
第1の床梁42と第2の床梁46とは、図面の紙面裏側端部同士が第3の床梁48で連結され、図面の紙面表側端部同士が図示しない第4の床梁で連結され、第1の床梁42〜第4の床梁が矩形の枠形状に連結されている。
また、第3の床梁48と第4の床梁とは、各々の長手方向中間部分が第5の床梁50によって連結されている。
本実施形態の第1の床梁42〜第5の床梁50には、H型鋼が用いられている。
第1の床梁42〜第5の床梁50の梁側面には、各々複数のブラケット52が取り付けられており、これらのブラケット52によって第2の居室用ALCパネル54の下面が支持されている。
なお、第1の床梁42〜第5の床梁50は、基礎34、及び基礎36の上面よりも上方に配置されている。
第2の居室用ALCパネル54の上面には、断熱気密シート(図示せず)、パーチクルボード56、及びフローリング58が配置されている。
なお、図1において符号60は、パーチクルボード56の上面から上方に延びる内壁を構成する石膏ボードである。
外壁側の石膏ボード60の外面側には、内壁フレーム62が配置されており、内壁フレーム62の外壁側に第2の居室壁面用断熱材64が配置されている。
第2の居室壁面用断熱材64の外壁側には、鋼材からなる外壁フレーム66、及び外壁サイディング68が配置されている。
第2の居室壁面用断熱材64、外壁フレーム66、及び外壁サイディング68は、各々第1の床梁42〜第5の床梁50よりも下方に延びており、その下端は基礎34の上面よりも若干上側に位置している。
基礎34の上面には、支持プレート70を介して第2の居室壁面用断熱材64の下面が接触している。
第1収納室22は、基礎34と基礎36との間に半地下状態で設けられている。基礎34と基礎36の間には、土間コンクリート72が敷設され、土間コンクリート72の上面には、複数本の木根太74を介してパーチクルボード76、及びフローリング78が配置されている。なお、木根太74と木根太74との間には、土間用断熱材80が配置されている。本実施形態では、土間用断熱材80として、硬質ウレタンフォーム、イソシアヌレートフォーム等の硬質の断熱材が用いられている。
パーチクルボード76の上部には、第1収納室22の内壁を構成する石膏ボード82が、基礎34の内側面、及び基礎36の内側面と間隔を開けて平行に配置されている。なお、石膏ボード82の外面側には、上下方向に延びる内壁フレーム84が間隔を開けて複数配置されている。
第3の床梁48と第4の床梁の下側には、図1の紙面裏表方向に延びる複数本の野縁86が第3の床梁48、及び第4の床梁に支持されており、これらの野縁86に天井材としての石膏ボード88が支持されている。
第1収納室22に対向する各基礎の内側面には、第1収納室壁面側断熱材90が配置されている。第1収納室壁面側断熱材90は、基礎34の上面よりも上方に延びており、上端側の一部分と、第2の居室壁面用断熱材64の下端側の一部分とは、基礎34の上面よりも上方において、互いに間隔を開けて対向している。
そして、第1収納室壁面側断熱材90の一部分と、第2の居室壁面用断熱材64の一部分とが対向している隙間部分には、連結用断熱材92が配置されている。
連結用断熱材92は、第2の居室壁面用断熱材64、及び第1収納室壁面側断熱材90よりも柔軟な弾性(ばね性)、及び大きな伸縮性を有することが好ましく、また、第2の居室壁面用断熱材64、及び第1収納室壁面側断熱材90よりも振動吸収性に優れ、かつ吸音性にも優れていることが好ましい。連結用断熱材92としては、例えば、ロックウール、グラスファイバー等の繊維系の断熱材を用いることが好ましく、本実施形態の連結用断熱材92にはロックウールが用いられている。
連結用断熱材92は、上記隙間部分に隙間厚さ方向に圧縮された状態で配置されており、第2の居室壁面用断熱材64、及び第1収納室壁面側断熱材90の各々の側面を押圧するように密着している。
なお、連結用断熱材92は、第2の居室壁面用断熱材64と同様に、基礎34の上面に支持プレート70を介して配置されている。
図1に示すように、第2居室20、及び第1収納室22の図面左側に第1居室18が配置されており、基礎36の上部に、支持プレート70を介して第1の居室用ALCパネル94が配置されている。
また、第1の居室用ALCパネル94の側端部と、基礎36に配置された第1収納室壁面側断熱材90の上端側の一部分との間にも、圧縮された連結用断熱材92が基礎36の上面に配置されている。
なお、連結用断熱材92は第1収納室壁面側断熱材90の周囲を取り囲むように水平方向に途切れる事無く連続して設けられている。
(作用)
本実施形態の建物10において、第2の居室壁面用断熱材64が第2居室20の外壁面側の断熱を行い、第1収納室壁面側断熱材90が第1収納室22の壁面側の断熱を行う。
ここで、例えば、地震等によって建物10が揺れ、第2居室20と第1収納室22とが水平方向に相対移動することで、第2の居室壁面用断熱材64、及び第1収納室壁面側断熱材90の少なくとも一方が建築時の初期位置からずれ、第2の居室壁面用断熱材64と第1収納室壁面側断熱材90との間隔が部分的または全体に広がる(または狭まる)場合が考えられる。
しなしながら、本実施形態の建物10では、第2の居室壁面用断熱材64と第1収納室壁面側断熱材90との間に圧縮された連結用断熱材92が配置されているので、第2の居室壁面用断熱材64と第1収納室壁面側断熱材90との間隔が広がった部位が生じても、該部位において連結用断熱材92が膨張して伸び、第2の居室壁面用断熱材64と第1収納室壁面側断熱材90との接触状態を保って隙間を開けることは無く、外壁側において、第2居室20から第1収納室22にかけて断熱性能が連続し、第2居室20、及び第1収納室22の各々の断熱性能が低下することが無く、第2居室20、及び第1収納室22の双方において高い断熱性能が確保できる。
本実施形態の建物10では、第2居室20と第1収納室22とが独立して設けられているため、地震時等において建物10が揺れた際に、各々が別々の振動(挙動)を示す場合があるが、このような場合が生じても第2居室20、及び第1収納室22の各々の断熱性能が低下することは無い。なお、第2居室20と第1収納室22とが独立しているため、各々の構造計算を個別に行うことができ、第2居室20と第1収納室22とを構造体で連結した場合よりも構造計算は容易になる。
また、本実施形態の建物10では、第2居室20と第1収納室22とが共通の基礎34、及び基礎36に支持されているので、第2居室20と第1収納室22との相対移動、即ちずれを減少できる。
また、本実施形態では、第2の居室壁面用断熱材64、及び連結用断熱材92を支持プレート70を介して基礎34の上面に支持したので、各々の自重による下方へのずれ防止を、コストアップに繋がる他の部材を用いることなく実現できる。
本実施形態では、連結用断熱材92に、第2の居室壁面用断熱材64、及び第1収納室壁面側断熱材90よりも振動吸収性能が高く、また、吸音性に優れたロックウールを用いているので、第2の居室壁面用断熱材64から第1収納室壁面側断熱材90へ、または第1収納室壁面側断熱材90から第2の居室壁面用断熱材64への振動伝達を抑えることができ、第2の居室壁面用断熱材64と第1収納室壁面側断熱材90との間からの音の伝播を抑えることがきる。
また、本実施形態では、第1居室18の第1の居室用ALCパネル94の端部と第1収納室22の第1収納室壁面側断熱材90との間に圧縮した連結用断熱材92を配置しているので、第1居室18と第1収納室22とが相対移動して、第1の居室用ALCパネル94の端部と第1収納室壁面側断熱材90との間隔が変わっても、第1の居室用ALCパネル94の端部と第1収納室壁面側断熱材90との間に隙間が形成されないように連結用断熱材92が間隔に応じて追従する。
また、第1収納室22の外周を水平方向に囲むように連結用断熱材92を配置することで、上方から第1収納室22を見た時に連結用断熱材92が途切れる部分が無くなり、第1収納室22において高い断熱性能が確保できる。
なお、第2の居室壁面用断熱材64と第1収納室壁面側断熱材90との間に配置される連結用断熱材92は、地震等で第2の居室壁面用断熱材64、及び第1収納室壁面側断熱材90にずれが生じ、想定される第2の居室壁面用断熱材64と第1収納室壁面側断熱材90との最大離間寸法となった場合においても、膨張して両者から離れないように弾性限度内で圧縮量が決められている。
[その他の実施形態]
上述した実施形態では、第2居室20の下側が、半地下のロアストレージとしての第1収納室22であったが、第2居室20の下側を居室として用いることのできるステップダウンフロアとしても良い。
本発明の適用される構造体は、上記実施形態のものに限るものではなく、本発明は住宅に限らず、全ての建物に適用可能である。
第1収納室壁面側断熱材90、第2の居室壁面用断熱材64、及び連結用断熱材92は、上記実施形態に記載したものに限らず、従来公知の断熱材を用いることができる。
10 建物
20 第2居室(第2の構造体)
22 第1収納室(第1の構造体)
64 居室壁面用断熱材(第2の断熱材)
90 収納室壁面側断熱材(第1の断熱材)
92 連結用断熱材(第3の断熱材)
34 基礎
36 基礎

Claims (13)

  1. 第1の構造体の壁面に配置される第1の断熱材と、前記第1の構造体に隣接して配置され第2の構造体の壁面に配置される第2の断熱材と、前記第1の断熱材と前記第2の断熱材との相対移動時においてもそれぞれ接触するように設けられ、前記第1の構造体から前記第2の構造体にかけて連続した断熱性能を確保する第3の断熱材と、を有する建物。
  2. 前記第1の構造体と前記第2の構造体とは、各々独立して設けられている、請求項1に記載の建物。
  3. 前記第1の構造体、及び前記第2の構造体は、各々同一の基礎に連結されている、請求項1または請求項2に記載の建物。
  4. 前記第1の構造体、及び前記第1の断熱材は、基礎の内側に設けられている、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の建物。
  5. 前記第2の断熱材は、基礎の上面に配置されている、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の建物。
  6. 前記第3の断熱材は前記基礎の上面に配置されている、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の建物。
  7. 基礎の上面が前記第3の断熱材の下面を支持している、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の建物。
  8. 前記第3の断熱材は、前記第1の断熱材、及び前記第2の断熱材よりも、大きく伸縮可能な材料で形成されている、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の建物。
  9. 前記第3の断熱材は、前記第1の断熱材と前記第2の断熱材との間に、圧縮された状態で配置されている、請求項8に記載の建物。
  10. 前記第3の断熱材は、前記第1の断熱材、及び前記第2の断熱材よりも振動吸収性能が高い材料で形成されている、請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の建物。
  11. 前記第3の断熱材は、前記第1の断熱材、及び前記第2の断熱材よりも吸音性が高い材料で形成されている、請求項1〜請求項10の何れか1項に記載の建物。
  12. 前記第1の構造体は、ステップダウンフロア、またはロアストレージである、請求項1〜請求項11の何れか1項に記載の建物。
  13. 前記第3の断熱材は、前記第1の構造体を水平方向に囲むように配置されている、請求項12に記載の建物。
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