JP2010228338A - 多色印刷機における初期見当合わせ方法および装置 - Google Patents

多色印刷機における初期見当合わせ方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010228338A
JP2010228338A JP2009079532A JP2009079532A JP2010228338A JP 2010228338 A JP2010228338 A JP 2010228338A JP 2009079532 A JP2009079532 A JP 2009079532A JP 2009079532 A JP2009079532 A JP 2009079532A JP 2010228338 A JP2010228338 A JP 2010228338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate cylinder
mark
print
detection head
print mark
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009079532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5326735B2 (ja
Inventor
Sumuto Nishimura
澄人 西村
Makoto Ishida
真 石田
Masanori Kubo
正規 久保
Nao Kamei
直 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2009079532A priority Critical patent/JP5326735B2/ja
Publication of JP2010228338A publication Critical patent/JP2010228338A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5326735B2 publication Critical patent/JP5326735B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

【課題】多色印刷機における見当合わせ作業が自動化でき、見当合わせ作業に伴う資源の無駄をなくし効率化を図ること。
【解決手段】印刷マーク検出ヘッド71と撮像装置72との位置関係を版胴55表面に形成された見当マーク80と十字トンボ81の設計上の形成位置を含む印刷絵柄の設計基準に合致するように決定し構成する。そして、版胴上に彫刻される印刷絵柄の設計条件を入力し、多色印刷の全印刷ユニット上にある印刷マーク検出ヘッド71の位置調整を前記設計条件をもとに自動的に行う。さらに、このとき撮像装置72により撮影された十字トンボ81の画像のXY軸と絵柄設計上の十字トンボの中心線との誤差が版胴の取り付け位置の誤差になるため、この誤差を零にするように版胴の取り付け位置を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェブに印刷されるマークを事前に印刷機上で検出し印刷見当合わせを自動化する多色印刷機における初期見当合わせ方法および装置に関する。
グラビア印刷機における従来の印刷見当合わせについて説明する。
図6は、従来のグラビア印刷機上のウェブ(フィルムや紙といった印刷される基材)201、インキ、第1ユニット202の版胴213、および第2ユニット203の版胴214の関係を示す説明図である。“印刷見当を合わせる”ということは、各ユニットで印刷された絵柄が重ねあわされた時点で要求される絵柄になるようにその位置関係を合わせる作業を意味する。ここで、オペレーターが各ユニットで印刷される印刷絵柄を目視しながら、その位置関係を合わせることは非常に難しいため、各印刷絵柄には十字トンボと呼ばれる基準のマークが存在し、オペレーターは各ユニットで印刷される十字トンボが重なるように、たとえば第2ユニット203の版胴214の左右位置、流れ方向の位相を移動させる。この作業が印刷見当合わせである。
グラビア印刷機は、この十字トンボが重なるように版胴を自動制御する機構(以下、カラコン)を有する。このカラコンは、第2ユニット203で印刷された印刷マークと、前の印刷ユニット、つまり第1ユニット202で印刷された印刷マークを印刷マーク検出ヘッド215(カラーセンサ)で読み取り、その位置関係が一定になるように版胴を制御する。前記印刷マークの位置関係は、版胴上に絵柄を彫刻する段階で設計されており、その設計基準は図2に示す。
また、カラコンが自動制御をするためには、印刷マークの位置関係がある狭い範囲に入っていることが条件となる。印刷開始後、その位置関係は自動制御範囲に入っていないことがほとんどである。
次に、印刷開始後のオペレータ作業について説明する。印刷開始後、印刷ユニット、すなわち第2ユニット203上に設けられた印刷マーク検出ヘッド215を前の印刷ユニット、つまり第1ユニット202で印刷された印刷マークの位置に移動する。その後、印刷ユニット、すなわち第2ユニット203で印刷された印刷マーク位置を目視確認し、前の印刷ユニットつまり第1ユニット202で印刷された印刷マークとの位置関係が自動制御範囲にはいるように、版胴の左右位置、流れ方向の位相を手動ボタンで調整する。
最後にオペレータは、カラコン装置の自動制御ボタンをオンする。ここまでの作業中、印刷速度は30m/min程度の低速度運転を行い、カラコン自動制御後に生産速度の高速度へ増速する。
ここで、印刷見当合わせ中に消費されるウェブおよびインキは不良品として扱われ、廃棄される。この廃棄量はオペレータによる見当合わせ作業に依存し、熟練度が低いオペレータほど、その廃棄量は多くなっている。
このような印刷見当合わせ作業における印刷マーク検出ヘッド215の位置調整を効率的に行うものとしては、左右方向に印刷マーク検出ヘッドを移動する検出ヘッド移動手段と、印刷マーク検出ヘッドの移動指示を入力する移動指示入力手段と、移動指示にもとづいて移動対象になる印刷マーク検出ヘッドの移動が行われると、他の印刷マーク検出ヘッドの位置を連動して対応する位置へと移動する連動移動制御を行う連動移動制御手段とを備えた位置決め装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、レーザポインタからのレーザ光とカラーマーク形成部とを利用して版胴を位置決め調整し、各版胴に関し縦見当調整と横見当調整、およびカラーマーク用のマークセンサの位置決めを容易かつ精度よく行うことのできる多色印刷システムが提案されている(特許文献2参照)。
特開2002−361842号公報 特開2006−334993号公報
この従来の方法において、特許文献1では、印刷開始後に印刷する全ユニットの調整は、特定の印刷マーク検出ヘッドの位置調整に連動して行われるだけであり、特定の印刷マーク検出ヘッドを位置調整する手間は必要であり、見当マークの位置関係がある狭い範囲に入っていないときには各ユニットごとの印刷マーク検出ヘッドの位置調整を行う必要があり調整を終えるまでに調整のための時間を要し印刷作業の効率が低下する課題があった。
また、特許文献2では、見当合わせ作業は印刷開始後に印刷する各ユニットでレーザポインタからのレーザ光とカラーマーク形成部とを利用して版胴を位置決め調整するため、各ユニットでの版胴の調整はこの位置決め調整精度に左右され、汚れなどの影響も受けやすく、高い精度で調整を行うのが容易でなく、調整を終えるまでに調整のための時間と材料(ウェブ、インキ)を使用することになり、印刷作業の効率が低下する課題があった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、多色印刷機における見当合わせ作業を自動化し、見当合わせ作業に伴う資源の無駄をなくし効率化を図れる多色印刷機における初期見当合わせ方法および装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、版胴の周面上に形成された印刷絵柄の基準となる十字トンボの設計データをもとに、ウェブ上に印刷される印刷マークを検出する印刷マーク検出ヘッドを所定の位置へ位置決めする印刷マーク検出ヘッド位置決め手段と、前記印刷絵柄の設計データをもとに、前記印刷マーク検出ヘッドとの間の位置関係が規定された、前記十字トンボを撮像する撮像装置と、前記版胴の円周長データをもとに前記十字トンボを撮像する前記撮像装置の焦点を調整する焦点調整手段と、前記撮像装置が撮像した前記十字トンボ画像の位置と前記十字トンボの設計データ上の位置との偏差をもとに前記版胴の位置調整を行う版胴位置制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、版胴の周面上に形成された印刷絵柄の基準となる十字トンボの設計データをもとに、ウェブ上に印刷される印刷マークを検出する印刷マーク検出ヘッドを所定の位置へ位置決めする印刷マーク検出ヘッド位置決めステップと、前記印刷絵柄の設計データをもとに、前記印刷マーク検出ヘッドとの間の位置関係が規定された撮像装置により前記十字トンボを撮像する十字トンボ撮像ステップと、前記版胴の円周長データをもとに前記十字トンボを撮像する前記撮像装置の焦点を調整する焦点調整ステップと、
前記撮像装置が撮像した前記十字トンボ画像の位置と前記十字トンボの設計データ上の位置との偏差をもとに前記版胴の位置調整を行う版胴位置制御ステップとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、多色印刷機における見当合わせ作業が自動化でき、見当合わせ作業に伴う資源の無駄をなくし効率化を図れる効果がある。
多色印刷機に適用された本実施の形態の初期見当調整装置の部分構成を示す斜視図である。 版胴の表面における見当マークと十字トンボの設計上の形成位置を示す説明図である。 本実施の形態の初期見当調整装置における初期見当合わせ機能を実現する制御回路の構成を示す機能ブロック図である。 本実施の形態の初期見当調整装置の動作を示すフローチャートである。 本実施の形態の初期見当調整装置にける過去の印刷条件を再現するプリセット初期見当合わせ機能の動作を示すフローチャートである。 従来のグラビア印刷機上のウェブ、インキ、第1ユニットおよび第2ユニットの版胴の関係を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、多色印刷機に適用された本実施の形態の初期見当調整装置の部分構成を示す斜視図である。多色印刷機は、多色印刷のための複数のユニットを備えている。各ユニットは、ウェブ51を矢印方向への流すための送り用ローラ52,53,54と、絵柄が形成された版胴55と、ウェブ51を版胴55の表面に形成された前記絵柄に圧接させ、前記絵柄をウェブ51の表面にインキにより印刷転写するための圧胴56とを備えている。
版胴55の表面の所定の位置には見当マーク80と、印刷絵柄の基準となる十字トンボ81とが形成されている。
図2は、版胴55の表面における見当マーク80と十字トンボ81の設計上の形成位置を示す説明図である。
図2に示すように、版胴55の表面における十字トンボ81のウェブ流れ方向の形成位置については、キー溝55kが構成された位置中央と合致する版胴55の周面上であり、
版胴55の左右方向の位置については絵柄幅/2の位置から設計上の距離X 離れた版胴端部の周面上の位置、つまり(絵柄幅/2)+X の位置に形成される。また、見当マーク80の版胴55の左右方向の位置については、十字トンボ81の形成位置からさらに距離X 離れた位置、つまり(絵柄幅/2)+X +X の位置に形成される。
図1に戻り、版胴55はその両端が円筒形状に形成されており、版胴55の前記両端へテーパ状の版胴コーン91が圧入されることで版胴コーン91の前記テーパ状の部分が版胴55の前記両端を内側から挟持する構造になっている。
このような構造により多色印刷機に組み付けられる版胴55の取り付け位置は、設計された版胴長、版胴55の両端の円筒形状寸法と実際の版胴寸法との間の誤差が存在することから版胴ごとにばらつく。
したがって、実際の版胴55の版胴長、両端の円筒形状寸法、版胴コーン91の摩耗状態を把握し、矢印Aまたは矢印Bで示す版胴55の左右方向の位置と、矢印Cまたは矢印Dで示す版胴55のウェブ流れ方向の位置とを調整する必要がある。
このため、図2に示す版胴55の所定の位置に形成され、印刷絵柄の基準となる十字トンボ81を撮像するCCDカメラである撮像装置72を備えている。
撮像装置72は、その光軸が版胴55の中心線と垂直に交わるように取り付けられている。
また、撮像装置72は十字トンボ81の画像のXY軸が絵柄設計上の十字トンボ81の中心軸線と一致するように組み付けされているため、十字トンボ81の画像のXY軸と絵柄設計上の十字トンボ81の中心軸線との偏差が前記版胴ごとのバラツキとなる。
また、ウェブ51に印刷された印刷マーク61を検出する印刷マーク検出ヘッド71を備えている。
この印刷マーク検出ヘッド71と、版胴55に形成された十字トンボ81を撮像する前記撮像装置72は同一のブラケット74に取り付けられている。
ブラケット74は、サーボモータ75により回転されるボールねじ76に係合しており、ボールねじ76の回転方向に応じてボールねじ76の中心軸線に沿って矢印aあるいは矢印b方向へ移動する。
また、印刷マーク検出ヘッド71の光軸と撮像装置72の光軸とは平行であり、その相関関係は図2に示す版胴55の周面上に形成された見当マーク80と十字トンボ81の設計上の形成位置を含む印刷絵柄の設計基準に一致するように決定され、構成されている。
さらに版胴55が製品ごとに円周長が異なることから、撮像装置72により版胴55の十字トンボ81を撮像する際に、十字トンボ81上で焦点が合うようにする焦点調整機能を備えている。
この焦点調整機能は、たとえば撮像装置72の光軸が版胴55の中心線と垂直に交わる状態を維持した状態で撮像装置72を矢印Eあるいは矢印Fの方向へ移動調整する撮像装置移動調整機構73により実現される。あるいは撮像装置72のレンズを移動調整することで異なる円周長の版胴55に対しても十字トンボ81に焦点が合うようにするレンズ移動調整機構により実現される。
また、矢印Aまたは矢印Bで示す版胴55の左右方向の位置と、矢印Cまたは矢印Dで示す版胴55のウェブ流れ方向の位置とを調整する版胴位置調整機構57,58を備えている。
この版胴位置調整機構57,58は、版胴55ごとの多色印刷機への組み付けに際して生じる前記バラツキが零になるように、前記撮像装置72により検出した前記偏差をもとに矢印Aまたは矢印Bで示す版胴55の左右方向の位置と、矢印Cまたは矢印Dで示す版胴55のウェブ流れ方向の位置とを調整する機能を備えている。
図3は、この実施の形態の初期見当調整装置における初期見当合わせ機能を実現する制御回路の構成を示す機能ブロック図である。図3において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。この初期見当調整装置の制御回路の構成は、
図3に示すように印刷マーク検出ヘッド71、撮像装置72、入力手段101、印刷マーク検出ヘッド駆動用インタフェース102、サーボモータ75、CCDカメラ駆動用インタフェース104、CCDカメラ焦点調整用の駆動モータ105、版胴位置調整用モータ107、版胴位置調整用モータ107の駆動用インタフェース106および制御部108を備えている。
入力手段101はキーボードおよびマウスなどを含み、十字トンボ81の版胴55の周面上における設計上の形成位置データD2、版胴55の円周長データD3など、CADデータを含む設計上の必要な各種データを入力することが可能である。
印刷マーク検出ヘッド駆動用インタフェース102は、版胴55の周面上に形成された見当マーク80の設計上の位置へ印刷マーク検出ヘッド71を移動させるための印刷マーク検出ヘッド駆動指令信号と、印刷マーク検出ヘッド71の現在の位置に対応したフィードバック信号とをもとに、サーボモータ75を駆動制御する。前記印刷マーク検出ヘッド駆動指令信号は、入力手段101から入力された設計上のデータ、あるいは前記CADデータをもとに制御部108から与えられる。
CCDカメラ駆動用インタフェース104は、版胴55の周面上に形成された十字トンボ81を撮像する撮像装置72の焦点調整を指示する焦点調整指令信号と、撮像装置72の現在の位置に対応したフィードバック信号とをもとに駆動モータ105を制御し、撮像装置72と十字トンボ81との間の距離を調整し、十字トンボ81を撮像する撮像装置72の焦点調整を行う。前記焦点調整指令信号は、入力手段101から入力された版胴55の円周長データなどの設計上のデータ、あるいは前記CADデータをもとに制御部108から与えられる。
版胴位置調整用モータの駆動用インタフェース106は、印刷マーク検出ヘッド71が
版胴55の周面上に形成された見当マーク80の設計上の位置へ位置決めされた状態にあるときに、撮像装置72により撮像された版胴55の周面上の十字トンボ81の画像のXY軸と絵柄設計上の十字トンボ81の中心軸線との偏差に応じて制御部108から与えられる版胴位置調整指令と、版胴55の現在の位置を示すフィードバック信号とをもとに、版胴位置調整用モータ107を制御する。そして、版胴の多色印刷機への組み付けに際して生じる前記バラツキが零になるように、前記撮像装置72により検出した前記偏差をもとに矢印Aまたは矢印Bで示す版胴55の左右方向の位置と、矢印Cまたは矢印Dで示す版胴55のウェブ流れ方向の位置とを調整する。
制御部108は、たとえばコンピュータにより構成されている。
次に動作について説明する。
図4は、この実施の形態の初期見当調整装置の動作を示すフローチャートである。
以下、このフローチャートに従って動作を説明する。
なお、前提条件として、図2に示すように版胴55の周面上における十字トンボ81の設計上の形成位置データD2は明らかになっている。また、版胴55の円周長データD3についても設計上のデータとして明らかになっている。
まず、オペレータは、版胴55の周面上における十字トンボ81の設計上の形成位置データD2の入力処理を入力手段101により行う(ステップS1)。続いて、版胴55の円周長データD3の入力処理を入力手段101により行う(ステップS2)。これら入力された十字トンボ81の設計上の形成位置データD2および版胴55の円周長データD3は所定のメモリエリアに記憶される。制御部108は、十字トンボ81の設計上の形成位置データD2、版胴55の円周長データD3が入力されると、これら入力されたデータをもとに、図2に示す版胴55の周面上の見当マーク80の設計上の位置に対応する印刷マーク検出ヘッド71の位置を演算する(ステップS3)。この印刷マーク検出ヘッド71の位置は、図1に示す矢印aあるいは矢印b方向の版胴55の左右方向の位置、つまり図2において(絵柄幅/2)+X +X で示された見当マーク80の設計上の位置である。
そして、制御部108は、前記演算した位置へ印刷マーク検出ヘッド71を移動させるための印刷マーク検出ヘッド駆動指令信号を印刷マーク検出ヘッド駆動用インタフェース102へ出力し、この印刷マーク検出ヘッド駆動指令信号とフィードバック信号とをもとにサーボモータ75を駆動する。この結果、ブラケット74はボールねじ76の中心軸線に沿って矢印aあるいは矢印b方向へ駆動され、前記演算した位置へ移動し(ステップS4)、印刷マーク検出ヘッド71は、ウェブ51に対面した状態で位置決めされる。印刷マーク検出ヘッド71は、ウェブ51に対面した状態で前記版胴55の周面上の見当マーク80の設計上の位置に位置決めされる。
制御部108は、さらに、前記入力された版胴55の円周長データD3をもとに、撮像装置72により版胴55の表面に形成された十字トンボ81を撮像する際の撮像装置72の焦点距離を演算する(ステップS5)。そして、制御部108は、前記演算した焦点距離に対応した焦点調整指令信号をCCDカメラ駆動用インタフェース104へ出力し、前記焦点調整指令信号と、撮像装置72の現在の位置に対応したフィードバック信号とをもとに、駆動モータ105を駆動制御し、撮像装置72を移動させ(ステップS6)、十字トンボ81に焦点を合わせた状態で版胴55の表面に形成された十字トンボ81を撮像する。
制御部108は、印刷マーク検出ヘッド71が前記版胴55の周面上の見当マーク80の設計上の位置に位置決めされた状態で、撮像装置72により版胴55の周面上に形成された十字トンボ81を撮像する(ステップS7)。そして、撮像された十字トンボ81の画像のXY軸と絵柄設計上の十字トンボ81の中心軸線との左右位置ずれ量を評価し(ステップS8)、左右位置ずれ量が存在するときにはそのずれ量に応じて制御部108から与えられる左右位置についての版胴位置調整指令と、版胴55の現在の位置を示すフィードバック信号とをもとに、版胴位置調整用モータ107を制御する。そして、版胴ごとの多色印刷機への組み付けに際して生じる前記左右位置ずれ量が零になるように、図1の矢印Aまたは矢印Bで示す版胴55の左右方向の位置を、版胴55の左右方向の位置調整用の版胴位置調整用モータ107を駆動させて調整する(ステップS9)。
また、前記ステップS8の左右位置ずれ量の評価において左右位置ずれ量が存在しないときには、さらに版胴55のウェブ流れ方向のずれ量を評価する(ステップS10)。そして、ウェブ流れ方向のずれ量が存在するときには、そのずれ量に応じて制御部108から与えられるウェブ流れ方向についての版胴55の位相を調整する版胴位置調整指令と、版胴55の現在の位相を示すフィードバック信号とをもとに、版胴55のウェブ流れ方向のずれ量調整用の版胴位置調整用モータ107を制御し、ウェブ流れ方向についての版胴55の位相を調整する(ステップS11)。この結果、版胴の多色印刷機への組み付けに際して生じる前記ウェブ流れ方向のずれ量が零になるように、ウェブ流れ方向のずれ量調整用の版胴位置調整用モータ107が制御され、矢印Cまたは矢印Dで示す版胴55の前記ウェブ流れ方向の位置が調整される。
このとき、印刷マーク検出ヘッド71と、版胴55に形成された十字トンボ81を撮像する前記撮像装置72は同一のブラケット74に取り付けられ、印刷マーク検出ヘッド71の光軸と撮像装置72の光軸とは平行である。また、印刷マーク検出ヘッド71と撮像装置72との関係は、図2に示す版胴55表面に形成された見当マーク80と十字トンボ81の設計上の形成位置を含む印刷絵柄の設計基準に合致するように決定され構成されている。従って、このとき、印刷マーク検出ヘッド71は、対面するウェブ51上の印刷マーク61を誤差のない状態で検出できる状態になっており、印刷準備が完了する(ステップS12)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、印刷マーク検出ヘッド71と撮像装置72との位置関係を版胴55表面に形成された見当マーク80と十字トンボ81の設計上の形成位置を含む印刷絵柄の設計基準に合致するように決定し構成する。そして、版胴上に彫刻される印刷絵柄の設計条件を印刷機に入力することで、多色印刷の全印刷ユニット上にある印刷マーク検出ヘッド71の位置調整を自動的に行う。さらに、このとき撮像装置72により撮影された十字トンボ81の映像のXY軸と絵柄設計上の十字トンボの中心線との誤差が版胴の取り付け位置の誤差になるため、この誤差を零にするように版胴の取り付け位置を調整する。
印刷が開始されると、ウェブ51に印刷された絵柄にある印刷マーク61は印刷マーク検出ヘッド71の印刷マーク検出範囲内を通過するため、印刷マーク検出ヘッド71が印刷マーク61を検出するたびに、撮像装置72により撮影された十字トンボ81の画像のXY軸と絵柄設計上の十字トンボの中心線との誤差を零にするように版胴の取り付け位置が自動的に調整される。この結果、印刷後に印刷マーク検出ヘッド71を調整する必要がなくなる。つまり、印刷開始後に実行していた見当合わせ作業が必要なくなる。そのため、印刷開始後の調整時間、その調整のため費やされる材料が不要になる。この作業は全自動、かつ、その制御数値を印刷絵柄の設計基準をもとにするため、印刷機のオペレータの熟練度に依存しない。
さらに、各ユニットの印刷マーク検出ヘッド71および版胴55の位置を印刷機に記憶することで、同じ版胴を使用して印刷を次回おこなうときは、印刷機に記憶された条件、各ユニットの印刷マーク検出ヘッド71および版胴55の位置を読み出すことのみで印刷を開始することが出来る。
次に、過去の印刷条件を再現するプリセットモードについて説明する。
印刷機では同じ版胴を使用して再度印刷をする製品が多々存在するが、再度印刷する場合でも、従来では新規の印刷同様に印刷見当合わせ作業が存在し、過去と同様の調整時間と材料を消費している。このため、同じ版胴を使用して再度印刷をする場合、各ユニットごとに印刷時の印刷マーク検出ヘッド71の位置と版胴55の位置の情報を印刷機に記憶しておき、印刷前に再現させることにより、初期見当合わせ作業、印刷開始後の調整作業を省くことが可能になる。
図5は、本実施の形態の初期見当調整装置におけるプリセット初期見当合わせ機能の動作を示すフローチャートである。
以下、図5に示すフローチャートに従い、このプリセットモードの動作について説明する。
まず、同じ版胴を使用した印刷であり過去の印刷実績の有無について判定を行う(ステップS23)。この結果、過去の印刷実績がなく、当該版胴を使用して初めての印刷を行う場合であると判定すると、図4のフローチャートに従って印刷マーク検出ヘッド71の位置の自動調整を行う(ステップS22)。一方、ステップS23において同一の版胴を使用した過去の印刷実績があると判定すると、各ユニットごとに記憶してある印刷マーク検出ヘッド71の位置の情報を読み出す(ステップS23)。そして、前記読み出した位置へ印刷マーク検出ヘッドを移動させる(ステップS24)。
次に、各ユニットごとに版胴55の左右方向の位置の情報を読み出し(ステップS25)、各ユニットごとの版胴55の左右方向の移動を行う(ステップS26)。さらに、各ユニットごとの版胴55の流れ方向の位置の情報を読み出し(ステップS27)、各ユニットごとに版胴55の流れ方向の移動を行う(ステップS28)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、各ユニットごとに印刷時の印刷マーク検出ヘッド71の位置と版胴55の位置の情報を印刷機に記憶しておくことで、同じ版胴を使用して再度印刷をする場合、印刷前にこれら情報を読み出して印刷マーク検出ヘッド71の位置、版胴55の左右方向、流れ方向の位置を再現することにより、初期見当合わせ作業、印刷開始後の調整作業を省ける初期見当調整装置を提供できる効果がある。
51……ウェブ、55……版胴、71……印刷マーク検出ヘッド、72……撮像装置、80……見当マーク、81……十字トンボ、101……入力手段(設計データ入力手段)、108……制御部(印刷マーク検出ヘッド位置決め手段、焦点調整手段、版胴位置制御手段、位置データ記憶手段、プリセット初期見当合わせ機能)。

Claims (5)

  1. 版胴の周面上に形成された印刷絵柄の基準となる十字トンボの設計データをもとに、ウェブ上に印刷される印刷マークを検出する印刷マーク検出ヘッドを所定の位置へ位置決めする印刷マーク検出ヘッド位置決め手段と、
    前記印刷絵柄の設計データをもとに前記印刷マーク検出ヘッドとの間の位置関係が規定された、前記十字トンボを撮像する撮像装置と、
    前記版胴の円周長データをもとに前記十字トンボを撮像する前記撮像装置の焦点を調整する焦点調整手段と、
    前記撮像装置が撮像した前記十字トンボ画像の位置と前記十字トンボの設計データ上の位置との偏差をもとに前記版胴の位置調整を行う版胴位置制御手段と、
    を備えたことを特徴とする多色印刷機における初期見当合わせ装置。
  2. 前記十字トンボの設計データおよび前記版胴の円周長データを入力する設計データ入力手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の多色印刷機における初期見当合わせ装置。
  3. 前記版胴位置制御手段は、前記版胴の左右位置とウェブ流れ方向の位置調整を行うことを特徴とする請求項1記載の多色印刷機における初期見当合わせ装置。
  4. 前記印刷マーク検出ヘッド位置決め手段により所定の位置へ位置決めされた前記印刷マーク検出ヘッドの位置データ、および前記版胴位置制御手段により位置調整された前記版胴の位置データを、前記版胴に対応させて、印刷を行う印刷機に記憶する位置データ記憶手段を備え、
    同一の版胴を使用し前記印刷機で同一印刷を行うとき、前記印刷マーク検出ヘッド位置決め手段は、前記位置データ記憶手段に記憶された前記印刷マーク検出ヘッドの位置データをもとに前記印刷マーク検出ヘッドを所定の位置へ位置決めし、前記版胴位置制御手段は、前記位置データ記憶手段に記憶された前記版胴の位置データをもとに前記版胴の位置調整を行うプリセット初期見当合わせ機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の多色印刷機における初期見当合わせ装置。
  5. 版胴の周面上に形成された印刷絵柄の基準となる十字トンボの設計データをもとに、ウェブ上に印刷される印刷マークを検出する印刷マーク検出ヘッドを所定の位置へ位置決めする印刷マーク検出ヘッド位置決めステップと、
    前記印刷絵柄の設計データをもとに、前記印刷マーク検出ヘッドとの間の位置関係が規定された撮像装置により前記十字トンボを撮像する十字トンボ撮像ステップと、
    前記版胴の円周長データをもとに前記十字トンボを撮像する前記撮像装置の焦点を調整する焦点調整ステップと、
    前記撮像装置が撮像した前記十字トンボ画像の位置と前記十字トンボの設計データ上の位置との偏差をもとに前記版胴の位置調整を行う版胴位置制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする多色印刷機における初期見当合わせ方法。
JP2009079532A 2009-03-27 2009-03-27 多色印刷機における初期見当合わせ方法および装置 Expired - Fee Related JP5326735B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009079532A JP5326735B2 (ja) 2009-03-27 2009-03-27 多色印刷機における初期見当合わせ方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009079532A JP5326735B2 (ja) 2009-03-27 2009-03-27 多色印刷機における初期見当合わせ方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010228338A true JP2010228338A (ja) 2010-10-14
JP5326735B2 JP5326735B2 (ja) 2013-10-30

Family

ID=43044649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009079532A Expired - Fee Related JP5326735B2 (ja) 2009-03-27 2009-03-27 多色印刷機における初期見当合わせ方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5326735B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012153006A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Toshiba Mach Co Ltd 輪転印刷機、版胴基準位置指示装置および版胴初期位置調整方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6356630U (ja) * 1986-10-01 1988-04-15
JPH01306246A (ja) * 1988-06-03 1989-12-11 Dainippon Printing Co Ltd オフセット輪転印刷機の印刷条件設定システム
JPH10278235A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Dainippon Printing Co Ltd 見当ずれ版誤差量のプリセット方法及び装置
JP2002361842A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Dainippon Printing Co Ltd 印刷マーク検出ヘッドの位置決め装置および方法
JP2004255667A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Dainippon Printing Co Ltd 版胴システム及び版胴のプリセット方法
JP2006334993A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Dainippon Printing Co Ltd 多色印刷システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6356630U (ja) * 1986-10-01 1988-04-15
JPH01306246A (ja) * 1988-06-03 1989-12-11 Dainippon Printing Co Ltd オフセット輪転印刷機の印刷条件設定システム
JPH10278235A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Dainippon Printing Co Ltd 見当ずれ版誤差量のプリセット方法及び装置
JP2002361842A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Dainippon Printing Co Ltd 印刷マーク検出ヘッドの位置決め装置および方法
JP2004255667A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Dainippon Printing Co Ltd 版胴システム及び版胴のプリセット方法
JP2006334993A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Dainippon Printing Co Ltd 多色印刷システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012153006A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Toshiba Mach Co Ltd 輪転印刷機、版胴基準位置指示装置および版胴初期位置調整方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5326735B2 (ja) 2013-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0906827B1 (en) Screen printing method and apparatus therefor
JPS5859845A (ja) 高品質の多色印刷紙を製造する方法と印刷装置
EP1015246A1 (en) Method and apparatus for use in offset printing
JP4891608B2 (ja) 印刷機の断裁制御装置及び断裁制御方法
CA2823059A1 (en) System and method for adjusting and monitoring the pressures of printing rollers in a flexographic printing machine with central drum
JP3283534B2 (ja) 圧胴の彫刻方法
JP2011104831A (ja) 印影印刷装置
EP2384889A1 (en) Method for adjusting and controlling a printing machine by employing minute marks
JP5326735B2 (ja) 多色印刷機における初期見当合わせ方法および装置
EP2583827B1 (en) An autofocus imaging apparatus
JP7598765B2 (ja) 手動プリンタを制御する方法
KR20130094982A (ko) 롤투롤 인쇄전자 윤전인쇄기의 레지스터 마크를 이용한 가늠맞춤장치 및 그 방법
US7146911B2 (en) Image recorder
US5566618A (en) Method and apparatus for use in offset printing
JP2007168441A (ja) インキング装置及び対応する調整方法
US20110278766A1 (en) Three-dimensional imaging of flexographic media
JPH08300693A (ja) ヘッド駆動制御装置
JP2000071461A (ja) インクジェットヘッドの位置決め方法及び装置
JP2008055782A (ja) 印刷機
JP2009012197A (ja) 印刷装置
JP2004354611A (ja) 画像記録装置
JP3122754B2 (ja) 印刷機における見当量検出方法及びその装置並びにその映像データの校正方法及び校正装置
JP2539639Y2 (ja) 製版用スキャナの原点設定装置
JP2008055783A (ja) 印刷機
JP5310981B2 (ja) 印刷機に於ける初期見当合わせ方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130625

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees