JP2010240077A - ゴルフクラブのグリップ及びそれを用いたゴルフクラブ - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴルフクラブのグリップを握った両手の親指を固定することができ、それによって両手の動きを防ぎ、打球の方向性の精度を著しく上げることができる。
【解決手段】グリップ部に、最初に握る手の親指の、少なくともその第一関節部分までが挿入されて固定される第一の基部3と、その略先端に、次に握る手の親指の、少なくともその第一関節部分までが挿入されて固定される第二の基部4と、この第二の基部4の基端より後方に向けて設けた規制部5とが、一体に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、両手の親指を固定することにより、両手の動き(ずれ)を防ぎ、打球の方向の精度を上げることができるようにした、ゴルフクラブのグリップ及びそれを用いたゴルフクラブに関するものである。
ゴルフクラブのグリップに関するもので、手の動き(ずれ)を防ぐようにしたものは、例えば実開平4−111374号公報(特許文献1)に記載されたようなものが提案されている。
実開平4−111374号公報
しかしながら、上記特許文献1等の従来のグリップでは、基部に挿入されている左手親指はその第一関節部までが挿入されるので、左手親指は固定されるものの、指示部に挿入される右手親指は固定されなかった。何故なら、指示部は、単に握った指の正しい方向(正しいグリップ位置)を示すためだけのものであって、右手親指の関節部の動きを規制して、右手親指を固定することはできなかった。従って、両手の親指を固定して、両手の動き(ずれ)を防ぐことができず、打球の方向の精度を上げることができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上記問題点を解消するために、グリップを握った左手と右手の両手の親指を固定することができ、それによって両手の動きを防ぎ打球の方向性の精度を著しく上げることができるようにしたゴルフクラブのグリップ及びそれを用いゴルフクラブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1のゴルフクラブのグリップは、グリップに、このグリップ部を最初に握る手の親指の、少なくともその第一関節部分までが挿入されて固定される第一の基部と、この第一の基部の略先端であって、前記グリップ部を次に握る手の親指の、少なくとも第一関節部分までが挿入されて固定される第二の基部と、この第二の基部の基端より後方に向けて設けた規制部とが一体に設けられていることを特徴とする。
ここで、「最初に握る手」とは、右利きの人であれば左手であり、左利きの人であれば右手である。また、「次に握る手」では、右利きの人であれば右手であり、左利きの人であれば左手である。なお、本発明の実施例の説明では、右利きの人の場合に基づいて説明するが、左利きの人の場合は、左右を逆にして考えればよい。また、グリップや第一の基部および第二の基部の材質や、それらを一体的に設ける方法は、実施例のものに限定されるものではない。
また、第一の基部及び第二の基部の親指挿入部の深さは、少なくとも親指の第一関節部分までが挿入できる深さであればよいが、第二関節部分までが挿入できるように深くしてもよい。前記規制部は、次に握る手の親指の少なくとも第二関節の上方までを被覆すると共に、該第二関節近傍が打球方向へ揺動するのを固定する廂状のものが好適であるが、屋根部は無くして側壁のみとすることもできるし、その他の形状でもよい。
更には、第一の基部や第二の基部の親指挿入部の径の大きさや両基部の間隔は、手の大きさに応じて、例えば大、中、小等の三種類を設けることが好ましい。しかし、第一の基部及び第二の基部の一方又は両方には上面部に切欠きを形成して、使用者の手の親指の大きさに対応するようにすることもできる。
その他、実施例では、第一基部に挿入される親指の方向は、グリップの軸方向と平行になるように設けられているが、第二の基部に挿入される親指の方向は、パターに使用される場合には、実施例のように第一の基部と平行となるように設けられるのが好ましく、パター以外のクラブに使用される場合は、少し傾いた角度となるように設けられるのが好ましい。
なお、前記グリップは、単独で両手の正しい握り方や、スイング中に両手が動かない正しいスイングを、習慣づけるための練習具として使用することができる。その場合はグリップ自体がクラブ全体の重量と略等しくなるように、グリップ自体を比重の大きい材質で形成して重くするか、または、グリップの先端部等に重りを一体的に設ける等の手段を講じることが好ましい。
請求項2のゴルフクラブは、前記請求項1記載のグリップを使用したゴルフクラブである。なお、ゴルフクラブはパターをはじめ、パター以外のすべてのクラブに使用することができる。
請求項1のゴルフクラブのグリップによれば、これを練習具として使用することにより、グリップを最初に握る手の親指の、少なくともその第一関節部分までが挿入されて固定される第一の基部と、グリップを次に握る手の親指の、少なくともその第一関節部分までが挿入されて固定される第二の基部と、この第二の基部の基端より後方に向けて設けた規制部とが一体に設けられているので、グリップを握った両手の親指が固定されるので、スイング中に両手の動き(ずれ)を防ぎ、それによりパッティングやショットした打球の方向性の精度を上げることができるスイングを修得することができる。特に、第二の基部の基端より後方に向けて設けた規制部が、第二関節近傍がボールを打つ方向へ揺動するのを規制するので、両手の親指が固定され手首の動きを制限して、パッティングの精度が飛躍的に向上される。さらに、左右両親指を上下状態で一直線上に重合してグリップを把持することもできる。
請求項2のゴルフクラブによれば、上記請求項1のグリップで得られる効果を有するゴルフクラブを提供することができるので、パッティングやショット等の打球の方向性の精度を著しく上げることができる。
本発明の実施例1に係るゴルフクラブのグリップの右側面図である。 図1のグリップを、軸方向に沿って切断した断面図である。 (A)はグリップを、その握る方向の手前側から見た正面図である。(B)は変形例を示す。 グリップを、両手で握った状態の平面図である。 グリップを、パターのグリップに使用した場合の第2実施例のゴルフクラブの全体図である。 グリップを、アイアンに使用した場合のゴルフクラブの全体図である。 本発明の実施例3に係るゴルフクラブのグリップの右側面図である。 第一の基部と第二の基部とをグリップ部の上部外周方向に並設した変形例の 概略正面図である。
本発明は、一言すれば、ゴルフクラブのグリップにおいて、グリップ部を握る両手の親指のうち最初に握る手の親指の、少なくともその第一関節部分までが挿入されて固定される第一の基部と、次に握る手の親指の少なくとも第一関節部分まで挿入されて固定される第二の基部と、この第二の基部の基端より後方(手前側)に向けて設けた規制部とが、グリップに一体に設けられているものである。
本発明の実施例1を図1〜図4に基づいて以下に説明する。これは請求項1に基づいたものである。
このゴルフクラブのグリップ1は、手で握るグリップ部2に、(右利きの人が)最初に握る左手の親指が挿入される第一の基部3と、次に握る右手の親指が挿入される第二の基部4と、この第二の基部4の基端より後方(図1で手前の左方)に向けて設けた規制部5とが、一体に形成されているものである。
グリップ部2は、図2の如く中空状のものでもよく、中空部が無い棒状の一体のものでもよい。そして、通常のゴルフクラブのグリップと同様の合成樹脂を材料として一体成型したものである。
第一の基部3は、最初に握る左手の親指が挿入される挿入部3aを有する略パイプ状のもので、グリップ部に一体に設けられている。この挿入部3aは、人の親指の大きさに対応する大きさに設けられており、軸方向の長さ(深さ)は、少なくとも親指の第一関節部分より深く挿入される長さに設けられている。
第二の基部4は、次に握る右手の親指が挿入される挿入部4aを有する略パイプ状のもので、第一の基部3と同様にグリップ部2に一体に設けられている。この挿入部4aの大きさや軸方向の長さも、上記第一の基部3の挿入部3aと同様に設けられている。
第一の基部3と第二の基部4との位置関係は図1に示されるように、グリップを正しく握った状態での両手の親指に対応するよう、右手の親指が挿入される第二の基部は、第一の基部3より少し先端部の方に設けられているが、適宜設計変更される。
第一の基部3および第二の基部4は、一体成型によりグリップ部と一体に設けてもよいが、第一の基部3および第二の基部4を別体に形成し、それぞれをグリップ部2に溶着あるいは接着剤等によって接着して一体に設けてもよい。その他、ネジ止めして一体に設けてもよい。
また、第一の基部3および第二の基部4に設けられた親指挿入用の挿入部3aおよび4aは、図3(A)に示されるように、親指の全周部を被冠して親指を固定するようにしてもよいが、図3(B)に示されるように、第一の基部3および第二の基部4の左右の側面の、または片側に開口部3b、4bを形成して、親指の上面部を被冠して親指を固定するようにしてもよく、親指の動きを防ぐようにしてあればよく、その形状等は任意である。
第二の基部4に設けた規制部4は、次に握る手の親指(右利きの場合は右親指)を第二の基部4に挿入した場合に、該親指の第2関節より上方までが被覆されると共に、その規制部の右側縁部が親指の右側縁部と人差し指の左側縁部との谷部上に臨むようにしてある。
なお、図4のように、第一の基部3に挿入される左手の親指の方向は、グリップの軸方向と平行となるように第一の基部3が設けられており、第二の基部4に挿入される右手の親指の方向も、左手の親指と同じ方向となるように第二の基部4が設けられているが、これはパターの場合に適した握り方になる。もし、パター以外のクラブに適した握り方をする場合は、右手の親指は図4に於いて、少し左に傾斜した方向を向くように、第二の基部4を第二の基部3に対して少し左に傾斜させて設けることが好ましい。その他、図2において6は重りで、グリップ1全体の重さをクラブの重さと略等しくなるようにするためのものである。
本発明の実施例2を図5と図6に基づいて以下に説明する。これは請求項2に基づいたものである。
この実施例2は、実施例1のグリップ1をゴルフクラブに使用したものであり、図5はパター10に使用した場合、図6はアイアン15に使用した場合を示す。
どちらの場合も、通常のクラブのグリップと同様に、パター10およびアイアン15のシャフト11、16にそれぞれグリップ1のグリップ部2を装着して接着剤等により固定すればよい。
図7は、実施例3を示し、実施例1で示した第一の基部3と規制部5との変形例である。すなわち、この場合の第一の基部3は上面に切欠き部33を形成して、使用者の手の親指の大きさに対応できるようにしてある。また、規制部5は前記実施例1の図1と異なり、上面の廂部を無くして図7に示しているように左側壁のみとしたものである。
なお、この図7において、第二の基部4の上面にも切欠き部を形成することもできる。
図8は実施例4を示し、第一の基部3と第二の基部4とをグリップ部2の上部外周方向に並設した変形例を示すものである。
1 グリップ
2 グリップ部
3 第一の基部
3a 挿入部
4 第二の基部
4a 挿入部
5 規制部
6 重り
10 パター
11 シャフト
15 アイアン
16 シャフト
33 切欠き部

Claims (2)

  1. グリップに、このグリップ部を最初に握る手の親指の、少なくともその第一関節部分までが挿入されて固定される第一の基部と、この第一の基部の略先端であって、前記グリップ部を次に握る手の親指の、少なくとも第一関節部分までが挿入されて固定される第二の基部と、この第二の基部の基端より後方に向けて設けた規制部とが一体に設けられていることを特徴とするゴルフクラブのグリップ。
  2. ゴルフクラブのグリップに、請求項1記載のグリップを使用したことを特徴とするゴルフクラブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0180173U (ja) * 1987-11-16 1989-05-30

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JPH0180173U (ja) * 1987-11-16 1989-05-30

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