JP2010287105A - ネットワークデバイス情報管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 特別な管理装置を設けることなくネットワークに接続されたプリンタ自身で情報を収集する方法では、情報・ステータスを収集するためには、情報収集プロトコルを各デバイスに実装する必要あった。このためデバイスに実装するソフトウエアの規模や処理を増大させ、リソースの乏しいデバイスでの実装負荷やコスト増を招いていた。
【解決手段】 ホストからデバイスのWebサーバーへのリクエストに対してデバイスの機器情報を返送するWebサーバー機能を有し、Webサーバーへのリクエストの際に、動作希望するプロトコルを通知する手段を有する。前記デバイスは前記ホストから前記通知手段により受け取った動作希望するプロトコルを用いて、ネットワークに接続された他のデバイスに対して検索・情報取得を行う。収集したデバイスの機器情報を前記Webサーバー機能を使って前記ホストへ通知することを特徴とする。
【選択図】 図8
【解決手段】 ホストからデバイスのWebサーバーへのリクエストに対してデバイスの機器情報を返送するWebサーバー機能を有し、Webサーバーへのリクエストの際に、動作希望するプロトコルを通知する手段を有する。前記デバイスは前記ホストから前記通知手段により受け取った動作希望するプロトコルを用いて、ネットワークに接続された他のデバイスに対して検索・情報取得を行う。収集したデバイスの機器情報を前記Webサーバー機能を使って前記ホストへ通知することを特徴とする。
【選択図】 図8
Description
本発明は、ネットワークデバイスの情報・ステータスをネットワークデバイス自身が実動作プロトコル(たとえば印刷プロトコル)を用いて検索・取得し通知することが出来るシステムに関する。
近年、プリンタや家電製品を含めたネットワーク対応機器の増加に伴い、ネットワーク上のデバイス同士の為の通信プロトコル、デバイスのディスカバリの仕組み、デバイスのインストールの仕組み、印刷・スキャン等の各種サービスの仕様が標準規格化されている。また、クライアントPCからより汎用的にネットワーク機器を利用する為の標準通信プロトコルや、より簡単にデバイスを使用するためのサービスが規格化されている。例えば、WSD(Web Service for Devices)やUPnP(Universal Plug&Play)(「WSD」「UPNP」は登録商標)がある。
WSDは、デバイスを用いた様々なサービスの要求に答える為に定義された標準仕様である(非特許文献1)。基本的にWebサービスのアーキテクチャを使用し、標準化された通信プロトコル群、印刷サービス及びスキャンサービスを提供している。WSDはWebサービスをベースとしたデバイス同士の相互接続を可能とする為のネットワーク上の標準通信プロトコル群を用いる。デバイス用のWebサービスの構成要素として、デバイス発見(Discovery)、デバイス情報提示(Description)、デバイス制御(Control)、デバイスのイベント通知(Eventing)等の仕様が定められている。
また、ネットワーク経由で接続するデバイスに対してMicrosoft社が提唱するPnP−X(Plug and Play eXtensions)を使用して、PnP−X対応のクライアントPCへのデバイスドライバの簡単なインストールが可能である。従来のPnP(Plug and Play)では各デバイスとクライアントPCを様々なローカルのI/Oポートに直接ケーブルやコネクタで接続した際に働く機能である。PnPでは、デバイスが機種名(デバイスID)や製造者名(ベンダID)、シリアル番号等をホストPCに送信する。ホストPCはこれら受信した情報を参照して、デバイスを使用するためのデバイスドライバをクライアントに自動でインストールすることが可能である。
印刷サービスはPrint Service Definition V1.0 for Web Services on Devicesで定められている(非特許文献2)。
スキャンサービスはScan Service Definition V1.0 for Web Services on Devicesで定められている(非特許文献3)。
これらにより、印刷・スキャンサービスを利用するクライアントPCやクライアントデバイスと、印刷・スキャンサービスによる印刷・スキャンを提供する印刷・スキャナデバイスの相互接続性を提供している。
Upnpも、WSDと同様にデバイスを用いた様々なサービスの要求に答える為に定義された標準仕様である(非特許文献4)。標準化された通信プロトコル群、印刷サービス及びスキャンサービス、AV機器制御サービスなどを提供している。デバイス発見(Discovery)、デバイス情報提示(Description)、デバイス制御(Control)、デバイスのイベント通知(Eventing)等の仕様が定められている。
また、ネットワーク経由で接続するデバイスに対してMicrosoft社が提唱するPnP−X(Plug and Play eXtensions)を使用して、PnP−X対応のクライアントPCへのデバイスドライバの簡単なインストールが可能である。従来のPnP(Plug and Play)では各デバイスとクライアントPCを様々なローカルのI/Oポートに直接ケーブルやコネクタで接続した際に働く機能である。PnPでは、デバイスが機種名(デバイスID)や製造者名(ベンダID)、シリアル番号等をホストPCに送信する。ホストPCはこれら受信した情報を参照して、デバイスを使用するためのデバイスドライバをクライアントに自動でインストールすることが可能である。
印刷サービスはPrintEnhanced:1 , Service Print V1.0(Printer Basic:1)で定められている(非特許文献5)。
スキャンサービスはScan V1.0で定められている(非特許文献6)。
またUpnpを用いてデバイスの相互接続性を確保するためDLNA(Digital Living Network Alliance)などの組織で互換性に関する活動が行われている。UpnpはPC以外にも多くのAV機器、家電、ネットワーク機器での採用が進んでいる。
WSD通信プロトコルの概要
WSD通信プロトコルは、UDPを用いたMultiCastパケットとTCP/IPを用いたUnicastパケットを使用する。MultiCastパケットはデバイスを発見するためのDiscoveryと切断を通知するByeメッセージで用いられる。Discoveryにはデバイスの新規接続を示すHelloメッセージとデバイスを検索するProbe,Resolveメッセージがある。Helloメッセージを受け取ることによりネットワークの他のデバイスは新しいデバイスがネットワークに参加したことを知ることが出来る。Probe,Resolveメッセージは特定のサービスに対応したデバイスを検索するために用いられ、対応するデバイスはそれぞれのメッセージに対してレスポンスを送信する。Probe,ResolveレスポンスはUnicastパケットを用いてProbe,Resolveメッセージの送信元に送られる。Byeメッセージはデバイスがネットワークから離脱する場合に送信されるメッセージである。Byeメッセージを受け取ることによりネットワークの他のデバイスはデバイスがネットワークから離脱したことを検知することが出来る。以上のDiscoveryによりWSDのデバイスがネットワークに新規に参加した場合と離脱した場合を知ることが出来る。Discoveryで特定のサービスを持つデバイスが発見されると、そのデバイスの持つサービスを利用するためにさらに詳しいデバイスの情報を取得する処理を実行する。これがDescriptionの処理でProbe,Resolveレスポンスで得た情報の中からサービスの詳細な情報にアクセスするためのアドレスを取り出す。このアドレスに対して取得(WSD-Transfer GET)コマンドを実行することで詳細情報(MetaData)を取得する。MetadataはXML(Extensible Markup Language)で記述されたデバイスの設定項目などの情報となる。Metadataの中にデバイスのサービスを実行するためのコマンドを送信すためのアドレスが含まれている。各サービス(印刷・スキャン)はこのアドレスに対してそれぞれのサービスで規定されているコマンドを送信することにより実行される。WSD印刷サービスであれば(非特許文献2)で規定されているコマンドが用いられる。WSD印刷コマンドは、印刷データを送信するためのSendDocumentコマンドやプリンタのステータス情報を取得するためのGetPrinterElemntsなどがある。印刷を行うにはこれらコマンドを組み合わせて使用することで実行することが出来る。これらコマンド処理がControlとなる。またデバイスで起きたイベントをホストへ知らせるための仕組みとしてEventingがあり、ホストは取得したいイベントに対してSubscribeコマンドを出し、ホスト側のイベントに対するアクセス先を登録する。デバイスは登録されたイベントに対する事象が起きた場合、登録されたホストに対してイベントを通知する。コマンド・イベントのやり取りはTCP/IP上でHTTP(Hyper Text Transport Protocol)を使用し、HTTP上でSOAP(Simple Object Access Protocol)を利用する。SOAP上にXMLで記述されたサービスのコマンドをやり取りすることで各種コマンドが実行される。Discoveryで使用されるメッセージのやり取りはUDP上でSOAPを利用する。SOAP上にXMLで記述されたメッセージをやり取りすることでメッセージの交換が実行される。これをSOAP−Over−UDP通信という。以上簡単な概略であるがWSDプロトコルと印刷サービスの動作を説明した。
WSD通信プロトコルは、UDPを用いたMultiCastパケットとTCP/IPを用いたUnicastパケットを使用する。MultiCastパケットはデバイスを発見するためのDiscoveryと切断を通知するByeメッセージで用いられる。Discoveryにはデバイスの新規接続を示すHelloメッセージとデバイスを検索するProbe,Resolveメッセージがある。Helloメッセージを受け取ることによりネットワークの他のデバイスは新しいデバイスがネットワークに参加したことを知ることが出来る。Probe,Resolveメッセージは特定のサービスに対応したデバイスを検索するために用いられ、対応するデバイスはそれぞれのメッセージに対してレスポンスを送信する。Probe,ResolveレスポンスはUnicastパケットを用いてProbe,Resolveメッセージの送信元に送られる。Byeメッセージはデバイスがネットワークから離脱する場合に送信されるメッセージである。Byeメッセージを受け取ることによりネットワークの他のデバイスはデバイスがネットワークから離脱したことを検知することが出来る。以上のDiscoveryによりWSDのデバイスがネットワークに新規に参加した場合と離脱した場合を知ることが出来る。Discoveryで特定のサービスを持つデバイスが発見されると、そのデバイスの持つサービスを利用するためにさらに詳しいデバイスの情報を取得する処理を実行する。これがDescriptionの処理でProbe,Resolveレスポンスで得た情報の中からサービスの詳細な情報にアクセスするためのアドレスを取り出す。このアドレスに対して取得(WSD-Transfer GET)コマンドを実行することで詳細情報(MetaData)を取得する。MetadataはXML(Extensible Markup Language)で記述されたデバイスの設定項目などの情報となる。Metadataの中にデバイスのサービスを実行するためのコマンドを送信すためのアドレスが含まれている。各サービス(印刷・スキャン)はこのアドレスに対してそれぞれのサービスで規定されているコマンドを送信することにより実行される。WSD印刷サービスであれば(非特許文献2)で規定されているコマンドが用いられる。WSD印刷コマンドは、印刷データを送信するためのSendDocumentコマンドやプリンタのステータス情報を取得するためのGetPrinterElemntsなどがある。印刷を行うにはこれらコマンドを組み合わせて使用することで実行することが出来る。これらコマンド処理がControlとなる。またデバイスで起きたイベントをホストへ知らせるための仕組みとしてEventingがあり、ホストは取得したいイベントに対してSubscribeコマンドを出し、ホスト側のイベントに対するアクセス先を登録する。デバイスは登録されたイベントに対する事象が起きた場合、登録されたホストに対してイベントを通知する。コマンド・イベントのやり取りはTCP/IP上でHTTP(Hyper Text Transport Protocol)を使用し、HTTP上でSOAP(Simple Object Access Protocol)を利用する。SOAP上にXMLで記述されたサービスのコマンドをやり取りすることで各種コマンドが実行される。Discoveryで使用されるメッセージのやり取りはUDP上でSOAPを利用する。SOAP上にXMLで記述されたメッセージをやり取りすることでメッセージの交換が実行される。これをSOAP−Over−UDP通信という。以上簡単な概略であるがWSDプロトコルと印刷サービスの動作を説明した。
Upnp通信プロトコルの概要
Upnp通信プロトコルは、UDPを用いたMultiCastパケットとTCP/IPを用いたUnicastパケットを使用する。MultiCastパケットはデバイスを発見するためのDiscovery(Adertise)と切断を通知するためにSSDP(Simple Service Discovery Protocol)が用いられる。Discoveryにはデバイスの新規接続を示すaliveメッセージとデバイスを検索するM-searchメッセージがある。Aliveメッセージによりネットワークの他のデバイスは新しいデバイスがネットワークに参加したことを知ることが出来る。M-searchメッセージは特定のサービスに対応したデバイスを検索するために用いられ、対応するデバイスはそれぞれに対してレスポンスを送信する。M-searchレスポンスはUnicastパケットを用いてM-searchメッセージの送信元に送られる。Byebyeメッセージはデバイスがネットワークから離脱する場合に送信されるメッセージである。Byebyeメッセージを受け取ることによりネットワークの他のデバイスはデバイスがネットワークから離脱したことを知ることが出来る。以上のDiscoveryによりUpnpのデバイスがネットワークに新規に参加した場合と離脱した場合を検知することが出来る。Discoveryで特定のサービスを持つデバイスが発見されると、そのデバイスの持つサービスを利用するためにさらに詳しいデバイスの情報を取得する処理を実行する。これがDescriptionの処理でM-searchレスポンスかSSDPで得た情報の中から詳細な情報にアクセスするためのアドレスを取り出す。このアドレスに対して取得(HTTP GET)コマンドを実行することで詳細情報(Device Description)を取得する。Device DescriptionはXMLで記述されたデバイスの設定項目などの情報となる。Device Descriptionの中にデバイスのサービスを実行するためのコマンドを送信するためのアドレスが含まれている。各サービス(印刷・スキャン・AV機器制御)はこのアドレスに対してそれぞれのサービスで規定されているコマンドを送信することにより実行される。Upnp印刷サービスであれば(非特許文献5)で規定されているコマンドが用いられる。Upnp印刷コマンドは、印刷データを送信するためのHTTP POSTコマンドやプリンタのステータス情報を取得するためのGetPrinterAttributesなどがある。印刷を行うにはこれらコマンドを組み合わせて使用することで実行することが出来る。これらコマンド処理がControlとなる。またデバイスで起きたイベントをホストへ知らせるための仕組みとしてEventingがあり、ホストは取得したいイベントに対してSubscribeコマンドを出し、ホスト側のイベントに対するアクセス先を登録する。デバイスは登録されたイベントに対する事象が起きた場合、登録されたホストに対してイベントを通知する。コマンド・イベントのやり取りはTCP/IP上でHTTPを使用し、HTTP上でSOAPを利用する。SOAP上にXMLで記述されたサービスのコマンドをやり取りすることで各種コマンドが実行される。UpnpとWSDでの違いはUpnpでは定期的にSSDPを使いデバイスの状態を通知する機能がある。UpnpではこのSSDPのメッセージを受け取ることで最新のデバイスの接続状態を知ることが出来る。以上簡単な概略であるがUpnpプロトコルと印刷サービスの動作を説明した。
Upnp通信プロトコルは、UDPを用いたMultiCastパケットとTCP/IPを用いたUnicastパケットを使用する。MultiCastパケットはデバイスを発見するためのDiscovery(Adertise)と切断を通知するためにSSDP(Simple Service Discovery Protocol)が用いられる。Discoveryにはデバイスの新規接続を示すaliveメッセージとデバイスを検索するM-searchメッセージがある。Aliveメッセージによりネットワークの他のデバイスは新しいデバイスがネットワークに参加したことを知ることが出来る。M-searchメッセージは特定のサービスに対応したデバイスを検索するために用いられ、対応するデバイスはそれぞれに対してレスポンスを送信する。M-searchレスポンスはUnicastパケットを用いてM-searchメッセージの送信元に送られる。Byebyeメッセージはデバイスがネットワークから離脱する場合に送信されるメッセージである。Byebyeメッセージを受け取ることによりネットワークの他のデバイスはデバイスがネットワークから離脱したことを知ることが出来る。以上のDiscoveryによりUpnpのデバイスがネットワークに新規に参加した場合と離脱した場合を検知することが出来る。Discoveryで特定のサービスを持つデバイスが発見されると、そのデバイスの持つサービスを利用するためにさらに詳しいデバイスの情報を取得する処理を実行する。これがDescriptionの処理でM-searchレスポンスかSSDPで得た情報の中から詳細な情報にアクセスするためのアドレスを取り出す。このアドレスに対して取得(HTTP GET)コマンドを実行することで詳細情報(Device Description)を取得する。Device DescriptionはXMLで記述されたデバイスの設定項目などの情報となる。Device Descriptionの中にデバイスのサービスを実行するためのコマンドを送信するためのアドレスが含まれている。各サービス(印刷・スキャン・AV機器制御)はこのアドレスに対してそれぞれのサービスで規定されているコマンドを送信することにより実行される。Upnp印刷サービスであれば(非特許文献5)で規定されているコマンドが用いられる。Upnp印刷コマンドは、印刷データを送信するためのHTTP POSTコマンドやプリンタのステータス情報を取得するためのGetPrinterAttributesなどがある。印刷を行うにはこれらコマンドを組み合わせて使用することで実行することが出来る。これらコマンド処理がControlとなる。またデバイスで起きたイベントをホストへ知らせるための仕組みとしてEventingがあり、ホストは取得したいイベントに対してSubscribeコマンドを出し、ホスト側のイベントに対するアクセス先を登録する。デバイスは登録されたイベントに対する事象が起きた場合、登録されたホストに対してイベントを通知する。コマンド・イベントのやり取りはTCP/IP上でHTTPを使用し、HTTP上でSOAPを利用する。SOAP上にXMLで記述されたサービスのコマンドをやり取りすることで各種コマンドが実行される。UpnpとWSDでの違いはUpnpでは定期的にSSDPを使いデバイスの状態を通知する機能がある。UpnpではこのSSDPのメッセージを受け取ることで最新のデバイスの接続状態を知ることが出来る。以上簡単な概略であるがUpnpプロトコルと印刷サービスの動作を説明した。
Device Profile for Web Services, Feb 2006( http://specs.xmlsoap.org/ws/2006/02/devprof/ )
Print Service Definition V1.0 for Web Services on Devices
Scan Service Definition V1.0 for Web Services on Devices(http://www.microsoft.com/japan/whdc/connect/rally/wsdspecs.mspx)
UPnP(tm) Device Architecture (http://www.upnp.org/specs/arch/UPnP-arch-DeviceArchitecture-v1.0-20080424.pdf)
PrintEnhanced:1, Printer Basic:1 (http://www.upnp.org/standardizeddcps/documents/Service_PrintEnhanced_v1_050504_000.pdf)(http://www.upnp.org/standardizeddcps/documents/Service_print_v1_020808.pdf)
Scanner V1.0(http://www.upnp.org/standardizeddcps/documents/Scan1.0.pdf)
[特許文献1]に記載されたシステムにおいては、ネットワークに接続されている機器の情報を取得・管理するためには管理するための装置(プリントサーバーなど)を設けているため、特別な装置と管理装置に準備されたソフトウエアを用いる必要があった。一般的に多くの異なるプロトコルを持つようなプリンタを管理するには、それなりに規模の大きなソフトウエアを準備する必要とそれらを扱うためのユーザーのスキルやリソースを必要としていた。
特別な管理装置を設けることなくネットワークに接続されたプリンタ自身で情報を収集して情報を送信するシステムが[特許文献2]に開示されている。
しかし情報・ステータスを収集するためには、情報収集プロトコルを各デバイス(プリンタ)に実装する必要あった。このためデバイス(プリンタ)に実装するソフトウエアの規模や処理を増大させ、リソースの乏しいデバイス(プリンタ)での実装負荷やコスト増を招いていた。
また情報収集プロトコルは実動作プロトコル(印刷プロトコル)とは異なっている為、情報収集したデバイス(プリンタ)が実動作に使えるものであるかどうかは、ユーザーの判断に任されていた。このためユーザーは自分が実際に動作させることができるデバイス情報を簡単かつ的確に得ることは難しかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、以下の技術を提供することを目的とする。ホストからリクエストされたデバイス(プリンタ)が、ホストの指定する実動作プロトコル(印刷プロトコル)を用いてプリンタ探索メッセージ・情報取得メッセージを発行する。これにより対応する他のデバイス(プリンタ)の情報を取得し、対応する他のデバイス(プリンタ)の情報も含めてホストに返答する。以上の技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、デバイス自身が実動作プロトコル(印刷プロトコル)を用いて他の対応するデバイスを検索し情報を取得するネットワークデバイス情報管理システムであり、以下を特徴とする。
ネットワークに接続される複数のデバイスから構成され、ホストからデバイスのWebサーバーへのリクエストに対してデバイスの機器情報を返送するWebサーバー機能を有する。前記ホストは前記デバイスのWebサーバーへのリクエストの際に、動作希望するプロトコルを通知する手段を有する。前記デバイスは前記ホストから前記通知手段により受け取った動作希望するプロトコルを用いて、ネットワークに接続された他のデバイスに対して検索・情報取得を行う。収集したデバイスの機器情報を前記Webサーバー機能を使って前記ホストへ通知することを特徴とする。
前記デバイスは、プリンタ・スキャナ・FAXなどの機器あるいはそれらを複合した複合機(MFP)であることを特徴とする。
前記プロトコルは、WSD、UpnpなどのネットワークPNP(Plug&Play)を有するプロトコルであることを特徴とする。
前記デバイスの機器情報は、デバイスのステータス情報を含むことを特徴とする。
ネットワークに接続される複数のデバイスから構成され、ホストからデバイスのWebサーバーへのリクエストに対してデバイスの機器情報を返送するWebサーバー機能を有する。前記ホストがデバイスのWebサーバーへのリクエストの際に、デバイスは自身が有する実動作可能な特定のプロトコルを用いる。ネットワークに接続された他のデバイスから、特定の時点に検索した接続情報を基にデバイスの機器情報取得をおこない、前記Webサーバー機能を使って前記ホストへ通知することを特徴とする。
以上の構成により、本発明によれば、
特別に管理装置を設ける必要がないので、廉価な機器として提供することが可能となる。
特別に管理装置を設ける必要がないので、廉価な機器として提供することが可能となる。
実動作プロトコルを用いて、情報・ステータスの収集を行うため、デバイス(プリンタ)に実装するソフトウエアの規模や処理を増大させることを防ぎ、リソースの乏しいデバイス(プリンタ)での実装負荷やコスト増を回避することが可能となる。
実動作プロトコルを実装していれば既存のデバイス(プリンタ)の情報・ステータスを取得することが出来るため、過去の機種にも適用することが可能となる。
実動作プロトコル(プリントプロトコル)を用いて、情報・ステータス収集を行う為、ユーザーは自分が実際に動作させることができるデバイス情報を簡単かつ的確に得ることが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。また、以下の各実施形態では、デバイスの一例としてプリンタを用いた説明を行う。本発明は、WSD、Upnp標準仕様に準拠した印刷・スキャナなどのデバイスにとって特に有効である。また、以下の各実施形態において、(デバイスプリンタ)は、通信ネットワークにおいてWSD、Upnpを具備した情報処理装置(例えば、Window Vista PC)に接続されている。この情報処理装置からWSD、Upnpのコマンドを受信するものとする。
図1は、本発明の一実施形態でネットワーク接続形態を示した図である。ネットワーク12には2台のPC(PC1 1、PC2 2)と3台のプリンタ(プリンタ1 3、プリンタ2 4、プリンタ3 5)が接続され、ネットワークを介して相互にデータの交換を行っている。PCにはプリンタのWebサーバー9に保持されたデータを表示・操作するためのWebブラウザ6と特定のプロトコルを用いて印刷を実行するための印刷クライアント(WSD印刷クライアント7、Upnp印刷クライアント8)を持つ。PCを使うユーザーは各印刷クライアントを使い印刷を行うことが出来る。PC1ではWSD印刷クライアントを用いてWSDプロトコルでの印刷を行うことが出来る。PC2ではUpnp印刷クライアントを用いてUpnpプロトコルでの印刷を行うことが出来る。プリンタにはプリンタの状態・設定をPCのWebブラウザ6から行うためにWebサーバー9を持つ。Webサーバー9はHTML(Hyper Text Markup Language)を用いてプリンタの状態・設定を行える記述をWebブラウザ6の要求に従って送信する。またプリンタにはそれぞれのプリンタが対応する印刷サービス(WSD印刷サービス10、Upnp印刷サービス11など)を持ち、各印刷リクエストに対応して印刷を実行する。さらにプリンタ1には、他のプリンタの検索・情報取得を行えるようにするために、印刷クライアント(WSD印刷クライアント7、Upnp印刷クライアント8)を持つ。説明を分かりやすくするためにプリンタ2、3はそれぞれが対応する印刷サービスを持っているが、印刷クライアントは持っていないものとしている。全てのプリンタが印刷クライアントを持つ構成にすることも可能である。プリンタ2にはWSD印刷サービス、プリンタ3にはUpnp印刷サービスを持つ。
図2は、プリンタ内部の構成を示した図である。CPU20は、基本制御などのプログラムが書き込まれたROM25に従って装置全体の制御を行う。またRAM21は、ROM25から読み出されたプログラムを実行する時のワークエリア、データ送受信時のバッファ、そして読み取りデバイス27で生成した画像データの一時バッファに用いられる。Ethernet(登録商標)コントローラ24に、IEEE802.3によって規定されたEthernet(登録商標)(通称)によって接続された有線LANネットワーク12を介して、クライアントPCから印刷・スキャンを実行するためのコマンドの送受信が行われる。また、スキャナからクライアントPCへ画像データが送信される。Ethernet(登録商標)コントローラ24は、有線LAN通信に対応する為のイーサネット(登録商標)ケーブル用のコネクタとインターフェース制御を司るコントローラで構成されている。Ethernet(登録商標)ケーブルをコネクタに接続して通信を行う。無線LAN対応PCカードと無線コントローラを追加することでIEEE802.11a/b/gによって規定された無線LANネットワークを使用しても良い。無線LANに対応する場合は、無線LAN通信に対応する為のPCカードを接続する為のPCカード・インターフェースで構成される。本発明の一実施例では通信プロトコルとして、印刷・スキャンサービスであるWSD、Upnpプロトコルに対応した印刷・スキャナを提供する。WSDで使用される通信プロトコル方式、並びに印刷・スキャンに関する要求形態と応答形態は標準規格として定められている。
ROM25には、標準プロトコルであるWSD通信プロトコル・印刷サービス(WSD印刷サービス10)に従って、プリントエンジン26を使い印刷を実行させる為のプログラムが書き込まれている。またROM25には、標準プロトコルであるUpnp通信プロトコル・印刷サービス(Upnp印刷サービス11)に従って、プリントエンジン26を使い印刷を実行させる為のプログラムが書き込まれている。他のプリンタの検索・情報取得を行えるようにするために、印刷クライアント(WSD印刷クライアント7、Upnp印刷クライアント8)を持つ。プリンタ1が持つ印刷クライアントは、デバイスの検索・情報取得に使われるが、印刷までを行う必要性はない。このためPC内に存在する印刷クライアントに比較して小規模なソフトウエアで構成することが出来る。プリンタ2、3はそれぞれが対応する印刷サービスを含んでいる。印刷クライアントを持たない構成も可能であり、その場合には他のプリンタの検索を行うことは出来なくなる。表示部23は、様々な情報をユーザーに通知する又は表示するためのものであり、LCDやLED等から構成される。ユーザーに通知する又は表示する情報には、例えばスキャナの状態(印刷・スキャニング状態、アイドル状態など)や、操作部22の操作に連動した画面などがある。プリントエンジン26は印刷を行うためのモジュールで印刷のコントローラと印刷機構から構成される。スキャンエンジン27はスキャンを行うためのモジュールでスキャンのコントローラとスキャナー機構から構成される。
図3は、図2で示した本発明の一実施形態を示すネットワーク対応プリンタのROM25に記憶されたプログラムのネットワーク印刷処理に関係するモジュール構成を示した図である。プログラムはアプリケーション層30、ミドルウェア層31、オペレーティングシステム32に分類される。最初にオペレーティングシステム32が起動されミドルウェア層31が呼ばれる。装置の起動状態に応じて、必要なモジュールを順番に起動する。ミドルウェア層31はオペレーティングシステム32とアプリケーション層30のモジュール群の間に介在して通信制御を行う。ミドルウェア32のLANドライバ45、TCP/IPモジュール43、UDPモジュール44は、Ethernet(登録商標)コントローラ24を制御してTCP/IP、UDP経由の通信を行う。HTTP(Hyper Text Transport Protocol)プロトコル関係の処理を行うHTTPモジュール42を含む。HTTPはTCP/IP上でデータの送信・受信を行うプロトコルである。アプリケーション層30には、Webサーバーを動作させるWebサーバー41、WSD関係モジュールとUpnp関係モジュールとプリンタエンジンを制御して印刷を実行する印刷処理34とステータス関連の処理を行うステータス処理33からなる。WSD関係モジュールはWSDモジュール37、WSD印刷クライアント35、WSD印刷サービス36からなる。Upnp関係モジュールはUpnpモジュール40、Upnp印刷クライアント38、Upnp印刷サービス39からなる。図示していないがXML(Extensible Markup Language)解析するモジュールも含まれる。一般的に印刷・スキャナーのIPアドレス等を含むネットワークの設定は、操作部22からだけではなく、ネットワーク経由でクライアントPCのWebブラウザを起動して、プリンタへアクセスすることで実行することができる。HTTPモジュール42は、設定用のWebサーバーとしての管理と、WSD・Upnpで規定されたHTTP通信の両方の目的で使用する。WSD・UpnpではHTTP上にSOAP(Simple Object Access Protocol)を用いてXMLで記述されたコマンド・情報を相互にやり取りすることで各種サービスを実行することが出来る。XML解析モジュールはWSD・Upnpの通信で使用され、WSDのSOAP−Over−UDP通信などの受信データの解析やHTTPで送受信されるSOAPの解析などに使用する。SOAP−Over−UDP通信はUDPにSOAPでXMLを転送する通信である。
図4はPCとプリンタとの間で情報・ステータスのやり取りを行うデータの流れを示した図である。PC1のWebブラウザ6からプリンタに対して情報ページへのアクセスするためのHTTPプロトコルによるリクエスト50が出される。このHTTPリクエストはステータス処理33に通知されステータス情報を作成する処理を実行する。出来上がった情報ページのデータ51をPC1のWebブラウザ6へ送る。Webブラウザ6では図10、11に示したステータス情報をPCの表示画面上に表示する。
図5は図4に示したHTTPリクエストに対応して行われるHTTPリクエスト処理の詳細なフローチャートである。まずステップS500でWebサーバーに指定されてくる情報ページのURI(Uniform Resource Identifier)を判定する。本実施例では印刷サービスにWSDとUpnpの2種類を準備しており、URIはそれぞれのサービスに固有なアドレスが定義されている。ステップS500ではリクエストに指定されているアドレスを基にWSDとUpnpでのリクエストを判別する。次にステップS501でWSDでのリクエストかどうかを判断し、WSDであればステップS502へ進み、WSDステータス取得処理S502を実施する。WSDステータス取得処理はWSDプロトコルを用いて他のプリンタのステータスを取得する処理で、図6で詳細に説明する。次にステップS503へ進む。ステップS501でWSDでないと判定された場合ステップS506へ進み、Upnpでのリクエストかどうかを判断し、UpnpであればステップS507へ進み、Upnpステータス取得処理S507を実施する。Upnpステータス取得処理S507はUpnpプロトコルを用いて他のプリンタのステータスを取得する処理で、図7で詳細に説明する。次にステップS503へ進む。ステップS502かステップS507でステータス処理を実行する。その後、ステップS503でWSDステータス取得処理S502で取得したステータスかUpnpステータス取得処理S507で取得したステータスをWebサーバーで送信するためのHTMLデータを作成する。ここで作成されるデータは自分以外の他のプリンタの情報である。図10 102,103、図11 112,113で表示されるデータに相当する。次にステップS504へ進み、自プリンタの情報のHTMLデータを作成する。図10 101、図11 111で表示されるデータに相当する。ステップS506でUpnpでないと判断さえれた場合もステップS504へ進み、自プリンタの情報のHTMLデータを作成する。次にステップS506へ進み、出来たプリンタの情報・ステータスデータをリクエスト元にのPCに送信する。図4の情報ページのデータ51に相当する。
図6はWSDステータス取得処理S502の詳細なフローチャートでWSDプロトコルを用いてWSD印刷サービスに対応するプリンタからステータス情報を取得する処理となる。まずステップS600でプリンタ1はProbeリクエストをマルチキャストで送信する。ProbeリクエストはネットワークにあるWSD印刷サービスに対応するデバイスを検索するために送信され、このリクエストを受け取ったWSD印刷サービスに対応するデバイスはProbeMatchレスポンスを返送する。次にステップS601へ進み、他のWSD印刷サービス対応プリンタからのProbeMacthレスポンスの受信を行う。ProbeMacthレスポンスは複数のプリンタから送られてくる可能性があるため、ある程度の時間ProbeMacthレスポンスの受信を許可する。S600,S601の処理は複数回実行することで発見されないデバイスを減らすことが出来る。次にステップS602へ進み、ProbeMacthレスポンスを返してきたプリンタに対してプリンタの持つサービスの内容を記述したMetadataの取得を行う。ステップS601のProbeMacthレスポンスの中にMetadataを取得するためのendpointを示すアドレスが記載されている。このアドレスに対して取得(WSD-Transfer GET)を実行することでMetadataの取得が出来る。WSD-TransferはWSDプロトコルでデータの転送を行うもので、GETではデータの取得を行うことが出来る。ステップS602ではProbeMacthレスポンスを戻してきた全てのプリンタに対して、Metadataの取得処理を行う。次にステップS603へ進み、ステップS602で得られたMetadataから図12に示したプリンタのリストを作成する。見つかったプリンタの数をprinter_counter120に設定し、Metadataに含まれるサービスにアクセスするためのendpointアドレスをservice_endpoint_adderss121に設定する。同様に見つかったプリンタ分だけ図12のリストを追加していく。ステップS600〜S602までの処理はWS-discoveryと呼ばれ、WSDに対応するデバイスを発見する処理となる。次にステップS604へ進み、ステップS603で作成したプリンタのリストを基にステータスを取得する処理となり、リストに登録したプリンタ全てを処理したかを判断する。全てのプリンタに対して処理が終わると終了となる。全てのプリンタに対して処理が終わっていなければ、ステップS605へ進み、WSD印刷に対応したプリンタのステータス情報を取得するWSD印刷サービスのコマンドGetPrinterElementsを送信する。このコマンドの送信先は、ステップS603でMetadataから作成したプリンタのリストに登録された図12 service_endpoint_adderss121,123になる。GetPrinterElementsコマンドには取得したい情報を指定することで行うことが出来、ステータス情報たとえばインク情報、エラー情報などを指定することが出来る。次にステップS606へ進み、プリンタからのGetPrinterElementsレスポンスを受信する。GetPrinterElementsレスポンスに指定したステータス情報が含まれる。次にステップS607へ進み、ステップS606で得られたステータス情報を図12のstatus_data122,124に保存する。プリンタのリストにステータス情報を追加して、プリンタのリストが完成する。次にステップS604へ戻り、同様の処理を全ての見つかったプリンタに対して繰り返し行い、プリンタ情報リストを完成させることが出来る。
図7はUpnpステータス取得処理S507の詳細なフローチャートであり、Upnpプロトコルを用いてUpnp印刷サービスに対応するプリンタからステータス情報を取得する処理となる。まずステップS700でプリンタ1はM−searchリクエストをマルチキャストで送信する。M−searchリクエストはネットワークにあるUpnp印刷サービスに対応するデバイスを検索するために送信され、このリクエストを受け取ったUpnp印刷サービスに対応するデバイスはM−searchレスポンスを返送する。次にステップS701へ進み、他のUpnp印刷サービス対応プリンタからのM−searchレスポンスの受信を行う。M−searchレスポンスは複数のプリンタから送られてくる可能性があるため、ある程度の時間M−searchレスポンスの受信を許可する。S700,S701の処理は複数回実行することで発見されないデバイスを減らすことが出来る。次にステップS702へ進み、M−searchレスポンスを返してきたプリンタに対してプリンタの持つサービスの内容を記述したDeviceDescriptionの取得を行う。ステップS701のM−searchレスポンスの中にDeviceDescriptionを取得するためのendpointを示すアドレスが記載されている。このアドレスに対して取得(HTTP GETメソッド)を実行することでDeviceDescriptionの取得が出来る。ステップS702ではM−searchレスポンスを戻してきた全てのプリンタに対して、DeviceDescriptionの取得処理を行う。次にステップS703へ進み、ステップS702で得られたDeviceDescriptionから図12に示したプリンタのリストを作成する。見つかったプリンタの数をprinter_counter120に追加し、DeviceDescriptionに含まれるサービスにコントロールするためのendpointアドレスをservice_endpoint_adderss121に設定する。同様に見つかったプリンタ分だけ図12のリストを追加していく。ステップS700〜S702までの処理はUpnpのDiscoveryと呼ばれ、Upnpに対応するデバイスを発見する処理となる。次にステップS704へ進み、ステップS703で作成したプリンタのリストを基にステータスを取得する処理となり、リストに登録したプリンタ全てを処理したかを判断する。全てのプリンタに対して処理が終わると終了となる。全てのプリンタに対して処理が終わっていなければ、ステップS705へ進む。Upnp印刷に対応したプリンタのステータス情報を取得するUpnp印刷サービスのコマンドGetPrinterAttributesあるいはGetPrinterAttributesV2を送信する。このコマンドの送信先は、ステップS703でDeviceDescriptionから作成したプリンタのリストに登録された図12 service_endpoint_adderss121,123になる。GetPrinterAttributesコマンドは、ステータス情報たとえばインク情報、エラー情報などを得ることが出来る。次にステップS706へ進み、プリンタからのGetPrinterAttributesレスポンスを受信する。GetPrinterAttributesレスポンスにステータス情報が含まれる。次にステップS707へ進み、ステップS706で得られたステータス情報を図12のstatus_data122,124に保存する。プリンタのリストにステータス情報を追加して、プリンタのリストが完成する。次にステップS704へ戻り、同様の処理を全ての見つかったプリンタに対して繰り返し行い、プリンタ情報リストを完成させることが出来る。
図8は図6のWSDステータス取得処理をリクエストとレスポンスの流れをシーケンスとして示した図となる。図8では理解のためプリンタ4 60を追加しておりプリンタ4はWSD、Upnp印刷サービスに対応している。プリンタ1からProbeリクエストをマルチキャストで送信する61。マルチキャスト送信されるためプリンタ2〜4までの全てのプリンタに送信される。プリンタ2、4はWSD印刷サービスに対応しているので、Probeリクエストに対する応答ProbeMatchをプリンタ1へ送信する62,63。プリンタ3はWSD印刷サービスには対応指定していないのでProbeリクエストに対する応答は行われない。ProbeMatchが戻されたプリンタ2に対してMetadata取得のためのWSD-Transfer GETリクエスト64が送信される。プリンタ2からMetadataがプリンタ1に返送される65。同様にプリンタ4に対するMetadataの取得が行われる66,67。ステータス情報を取得するためにプリンタ2にGetPrinterElementsコマンドを送信する68。プリンタ2からGetPrinterElementsのレスポンスがプリンタ1に送信される69。同様にプリンタ4に対するGetPrinterElementsの取得が行われる70,71。
図9は図7のUpnpステータス取得処理をリクエストとレスポンスの流れをシーケンスとして示した図となる。図9では理解のためプリンタ4 60を追加しておりプリンタ4はWSD、Upnp印刷サービスに対応している。プリンタ1からM−searchリクエストをマルチキャストで送信する80。マルチキャスト送信されるためプリンタ2〜4までの全てのプリンタに送信される。プリンタ3、4はUpnp印刷サービスに対応しているので、M−searchリクエストに対する応答レスポンスをプリンタ1へ送信する81,82。M−searchに対するレスポンスはSSDP(Simple Service Discovery Protocol)で行われる。プリンタ2はUpnp印刷サービスには対応指定していないのでM−searchリクエストに対する応答は行われない。M−searchレスポンスが戻されたプリンタ3に対してDeviceDescription取得のためのHTTP GETリクエスト85が送信される。プリンタ3からDeviceDescriptionがプリンタ1に返送される86。同様にプリンタ4に対するDeviceDescriptionの取得が行われる85,86。ステータス情報を取得するためにプリンタ2にGetPrinterAttributesコマンドを送信する87。プリンタ3からGetPrinterAttributesのレスポンスがプリンタ1に送信される88。同様にプリンタ4に対するGetPrinterAttributesの取得が行われる89,90。
図10はプリンタのWebサーバーから返送されたステータス情報をPCのWebブラウザで表示した表示例を示している。図10は図6、8のWSD印刷サービスからステータス情報を取得した場合の例であり、プリンタ1、2、4のステータスが表示される101,102,103。
図11はプリンタのWebサーバーから返送されたステータス情報をPCのWebブラウザで表示した表示例を示している。図11は図7、9のUpnp印刷サービスからステータス情報を取得した場合の例であり、プリンタ1、3、4のステータスが表示される111,112,113。
図12は検索したプリンタの情報を管理・保存するためのデータ領域の詳細を示した図である。プリンタの総数を管理するprinter_count120と1つのプリンタに関する情報を保持する領域からなる。プリンタに関する情報はサービスアクセスするためのアドレスservice_endpoint_adderss121と各プリンタのステータス情報を保持するstatus_data122との組み合わせで管理される。この組み合わせがプリンタの総数分用意されることになる。図12では2つ分の領域が図示され121,122と123,124の組み合わせとなる。必要となる分だけの領域を追加することが出来る。
以上の説明によりWSDではPC1からプリンタ1に対するステータス情報の取得処理が行われる。PC1のWebブラウザからプリンタ1のWebサーバーへのリクエストが送られる(図4)。プリンタ1はPC1がWSD印刷サービスを利用していることを判断しWSD印刷サービスに対応したプリンタのステータス情報を取得しPC1へ返送する(図5、6、8)。PC1はプリンタ1から返送されたステータス情報をWebブラウザ画面で表示する(図10)。
UpnpではPC1のWebブラウザからプリンタ1のWebサーバーへのリクエストが送られる(図4)。プリンタ1はPC1がUpnp印刷サービスを利用していることを判断しUpnp印刷サービスに対応したプリンタのステータス情報を取得しPC1へ返送する(図5、7、9)。PC1はプリンタ1から返送されたステータス情報をWebブラウザ画面で表示する(図11)。
PCが対応する印刷サービスに一致するネットワーク上にある全てのプリンタのステータスを1度に表示することが出来る。
ユーザーはこの結果を表示画面で見ることが出来、1度に自分が印刷できるプリンタのステータスを確認することが出来る。この中から所望するプリンタを選んで印刷を実行することの手助けになる。
実施例1では、PCからプリンタに対してステータスの取得をリクエストするWebブラウザからのHTTPリクエストがWebサーバーに受け取られた後に、検索・ステータス情報の取得を行っていた。実施例2ではプリンタの検索はネットワークにおけるPNP(Plug&Play)が行われる時点、すなわちプリンタがネットワークに接続された時点とプリンタがネットワークから離脱した時点に行われるようにしたものである。以下詳細に説明する。
図13は、図5のWSDステータス処理S502を示したフローチャートで実施例1の図6に相当する。ステップS801ですでに作成されているWSDプリンタリスト用いる。リストの作成処理は図16で説明する。ステップS802〜S805は図6のステップS604〜S607と同様の処理であり、説明は省略する。
図14は、図5のUpnpステータス処理S507を示したフローチャートで実施例1の図7に相当する。ステップS901ですでに作成されているUpnpプリンタリスト用いる。リストの作成処理は図16で説明する。ステップS902〜S905は図7のステップS704〜S707と同様の処理であり、説明は省略する。
図15はプリンタ1の電源が入れられた後の処理を示しており、実施例2に関連する処理のみを記載している。プリンタは電源が入れられた後、WSDプリンタの検索処理とUpnpプリンタの検索処理を行い、それぞれのプリンタリストを作成する。ステップS1001〜S1004でWSDプリンタのリスト作成を行う。処理としては図6のステップS600〜S603の処理と同様であり、説明は省略する。ステップS1005〜S1008でUpnpプリンタのリスト作成を行う。処理としては図7のステップS700〜S703の処理と同様であり、説明は省略する。図15に示した処理でプリンタは電源が入れられた時点でネットワークに接続された他のプリンタのリストを作成を完了していることになる。
図16はネットワークに新規にプリンタが追加された場合のプリンタリストを管理しているプリンタ1内の処理を示している。WSDであれば新規プリンタからのHelloメッセージを受け取った場合であり、UpnpであればSSDPのaliveメッセージを受け取った場合に相当する。どちらも新規のプリンタがネットワークに接続された時点で新規のプリンタから出されるメッセージであり、このメッセージを受け取ることでネットワークに新規のプリンタが接続されたことを知ることが出来る。ステップS1101で受け取ったメッセージからプリンタの情報を取得する。取得方法はWSDであれば図6のS600〜S602と同様であり、Upnpであれば、図7のS700〜S702に相当する。次にステップS1102へ進み、受け取ったプリンタの情報がすでにプリンタリストに登録されているものかどうかを判定する。すでにリストに登録されているプリンタと同じであれば、終了となる。ステップS1102でリストになければ、ステップS1103へ進み、ステップS1101で得た情報をプリンタのリストへ追加する。図16の処理により新規のプリンタがネットワークに追加されるとプリンタリストに情報が追加される。
図17はネットワークからプリンタが離脱された場合のプリンタリストを管理しているプリンタ内の処理を示している。WSDであれば離脱するプリンタからのByeメッセージを受け取った場合であり、UpnpであればSSDPのbyebyeメッセージを受け取った場合に相当する。どちらも離脱するプリンタがネットワークから離脱する時点で離脱するプリンタから出されるメッセージであり、このメッセージを受け取ることでネットワークからプリンタが離脱されたことを知ることが出来る。ステップS1201で受け取ったメッセージからプリンタの情報を取得する。取得方法はWSDであれば図6のS600〜S602と同様であり、Upnpであれば、図7のS700〜S702に相当する。次にステップS1202へ進み、受け取ったプリンタの情報がすでにプリンタリストに登録されているものかどうかを判定する。リストに登録されていないプリンタであれば、終了となる。ステップS1202でリストにあれば、ステップS1203へ進み、ステップS1101で得た情報のプリンタをリストから削除する。図17の処理によりプリンタがネットワークに離脱されるとプリンタリストから情報が削除される。
以上、図13から図17の処理により、プリンタの新規追加、離脱した時点でプリンタリストは更新される。実施例2ではPCからのステータス表示のリクエストがあった時点でプリンタの検索処理を行う必要がなくなるため、迅速に返答を返すことが出来るようになる。ネットワークPNPに対応したプロトコルを採用したプリンタであれば、実施例2のように構成することが出来る。
実施例においてはプリンタを用いた例を提示したが、ネットワークにおいてステータスを取得する手段をもつものであればこの限りではない。たとえばWSD、Upnpスキャナ、FAXなどが考えられる。
実施例においてはネットワークプロトコルとしてWSD、Upnpを用いた例を提示したが、必要とされる機能(検索、情報取得など)が行えるプロトコルであればこれらに限られるものではない。
実施例においてはWSDとUpnpとで別々のURIを用いて判別していたが、同一のURIであってもよく、パラメータ等で区別する方法を取ることも出来る。
1 PC1
3 プリンタ1
6 PCのWebブラウザアプリケーション
7 PC1のWSDプリントクライアント
8 PC2のUpnpプリントクライアント
9 プリンタのWebサーバーアプリケーション
10 プリンタのWSDプリントサービス
11 プリンタのUpnpプリントサービス
24 ネットワーク接続するネットワークコントローラ
25 各種制御プログラムを保持するROM
26 印刷を実行するプリントエンジン
27 スキャンを実行するスキャンエンジン
30 ソフト構成のアプリケーション部分
31 ソフト構成のミドルウエア部分
32 ソフト構成のオペレーティングシステム部分
3 プリンタ1
6 PCのWebブラウザアプリケーション
7 PC1のWSDプリントクライアント
8 PC2のUpnpプリントクライアント
9 プリンタのWebサーバーアプリケーション
10 プリンタのWSDプリントサービス
11 プリンタのUpnpプリントサービス
24 ネットワーク接続するネットワークコントローラ
25 各種制御プログラムを保持するROM
26 印刷を実行するプリントエンジン
27 スキャンを実行するスキャンエンジン
30 ソフト構成のアプリケーション部分
31 ソフト構成のミドルウエア部分
32 ソフト構成のオペレーティングシステム部分
Claims (9)
- ネットワークに接続される複数のデバイスから構成され、ホストからデバイスのWebサーバーへのリクエストに対してデバイスの機器情報を返送するWebサーバー機能を有するデバイスにおいて、
前記ホストは前記デバイスのWebサーバーへのリクエストの際に、動作希望するプロトコルを通知する手段を有し、
前記デバイスは前記ホストから前記通知手段により受け取った動作希望するプロトコルを用いて、ネットワークに接続された他のデバイスに対して検索・情報取得を行い、収集したデバイスの機器情報を前記Webサーバー機能を使って前記ホストへ通知することを特徴とするネットワークデバイス情報管理システム。 - 前記デバイスは、プリンタ・スキャナ・FAXから選ばれた機器あるいはそれらを複合した複合機であることを特徴とする請求項1記載のネットワークデバイス情報管理システム。
- 前記プロトコルは、ネットワークプラグアンドプレイを有するプロトコルであることを特徴とする請求項1記載のネットワークデバイス情報管理システム。
- 前記デバイスの機器情報は、デバイスのステータス情報を含むことを特徴とする請求項1記載のネットワークデバイス情報管理システム。
- ネットワークに接続される複数のデバイスから構成され、ホストからデバイスのWebサーバーへのリクエストに対してデバイスの機器情報を返送するWebサーバー機能を有するデバイスにおいて、
前記ホストがデバイスのWebサーバーへのリクエストの際に、デバイスは自身が有する実動作可能な特定のプロトコルを用いて、ネットワークに接続された他のデバイスから、特定の時点に検索した接続情報を基にデバイスの機器情報取得をおこない、前記Webサーバー機能を使って前記ホストへ通知することを特徴とするネットワークデバイス情報管理システム。 - 前記デバイスは、プリンタ・スキャナ・FAXから選ばれた機器あるいはそれらを複合した複合機(MFP)であることを特徴とする請求項5記載のネットワークデバイス情報管理システム。
- 前記プロトコルは、ネットワークプラグアンドプレイを有するプロトコルであることを特徴とする請求項5記載のネットワークデバイス情報管理システム。
- 前記デバイスの機器情報は、デバイスのステータス情報を含むことを特徴とする請求項5記載のネットワークデバイス情報管理システム。
- 前記特定の時点とは、電源を投入時を含むデバイスがネットワークに新規接続した時点またはデバイスがネットワークから離脱した時点であることを特徴とする請求項5に記載のネットワークデバイス情報管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009141354A JP2010287105A (ja) | 2009-06-12 | 2009-06-12 | ネットワークデバイス情報管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009141354A JP2010287105A (ja) | 2009-06-12 | 2009-06-12 | ネットワークデバイス情報管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010287105A true JP2010287105A (ja) | 2010-12-24 |
Family
ID=43542750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009141354A Pending JP2010287105A (ja) | 2009-06-12 | 2009-06-12 | ネットワークデバイス情報管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010287105A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014017058A1 (en) * | 2012-07-24 | 2014-01-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing device, image forming device, printing system control method, and storage medium |
-
2009
- 2009-06-12 JP JP2009141354A patent/JP2010287105A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014017058A1 (en) * | 2012-07-24 | 2014-01-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing device, image forming device, printing system control method, and storage medium |
| JP2014026333A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-06 | Canon Inc | 情報処理装置、画像形成装置、印刷システムの制御方法およびコンピュータプログラム |
| US9268504B2 (en) | 2012-07-24 | 2016-02-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing device, image forming device, printing system control method, and storage medium for searching, retrieving image forming devices that are collectively registered on a service providing device |
| DE112013003673B4 (de) | 2012-07-24 | 2025-02-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Informationsverarbeitungsvorrichtung, Bilderzeugungsvorrichtung, Drucksystemsteuerverfahren und Speichermedium |
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