JP2011069883A - 内視鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】把持部を把持して操作部を操作するときに手や手首にかかる負担を軽減できる内視鏡装置を提供すること。
【解決手段】被検体の内部に先端10Aから挿入される挿入部10と、挿入部10の基端10Bに設けられた操作部20と、操作部20の外面に露出するように設けられた表示部30と、一端41が操作部20に位置し他端42が操作部20の外側に向かって延びる棒状の把持部40と、表示部30が設けられた側の操作部20の外面で表示部30と把持部40との間に設けられた入力部60と、把持部40の他端42から延びて設けられた腕あて部50と、を備え、入力部60に親指が添えられるとともに入力部60が位置する側と径方向で反対側の把持部40の外面に親指以外の指が添えられるように把持部40が手で把持されたときに、腕あて部50は前記手と同側の前腕で鉛直下方側の外面に向かって延びて設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡装置に関する。
従来、医療分野や工業用分野等の分野においては、使用者の手で把持する操作部と、被検体の内部に挿入されて被検体の内部の画像を観察する挿入部とを備える内視鏡装置が利用されている。
このような内視鏡装置の例として、特許文献1には、挿入部を操作するための入力を行う入力手段と観察対象の画像を表示するためのモニタ(表示部)とが一体化された操作部と、操作部に一端が固定された棒状の把持部とを備えた内視鏡装置が記載されている。
米国特許第5373317号明細書
ところで、特許文献1に記載の内視鏡装置には、入力手段や、表示部を制御するための制御基板などの重量物が操作部の内部に配置されており、操作部の端部に設けられた把持部を把持すると、操作部の重量が使用者の手や手首等にかかって負担になるという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は把持部を把持して操作部を操作するときに手や手首にかかる負担を軽減できる内視鏡装置を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の内視鏡装置は、先端と基端とを有し、被検体の内部に前記先端から挿入される挿入部と、前記挿入部の前記基端に設けられた操作部と、前記操作部の外面に露出するように設けられ、前記被検体の前記内部の像を表示する表示部と、一端が前記操作部に位置し他端が前記操作部の外側に向かって延びる棒状の把持部と、前記表示部が設けられた側の前記操作部の外面で前記表示部と前記把持部との間に設けられ、前記挿入部を操作するための入力を行う入力部と、前記把持部の前記他端から延びて設けられた腕あて部と、を備え、前記入力部に親指が添えられるとともに前記入力部が位置する側と径方向で反対側の前記把持部の外面に親指以外の指が添えられるように前記把持部が手で把持されたときに、前記腕あて部は前記手と同側の前腕で鉛直下方側の外面に向かって延びて設けられていることを特徴としている。
また、前記腕あて部は、前記前腕における前記外面に対向して前記外面に当接する当接領域を有することが好ましい。
また、前記腕あて部が前記把持部から突出する方向は、前記把持部を前記把持している前記手と同側の前腕が延びる方向に対して交差する方向であることが好ましい。
また、前記把持部と前記腕あて部との間には、前記把持部の長手軸に直交する回動軸回りに前記把持部と前記腕あて部とを相対回動可能に連結する回動軸部材を有することが好ましい。
また、前記腕あて部は、前記把持部の前記他端から前記突出する向きから、前記把持部の長手軸方向に一端側へ延びる向きになるまで前記回動軸回りに回動可能であることが好ましい。
また、前記腕あて部が前記把持部の長手軸方向に一端側へ延びる向きにあるときに、前記腕あて部は前記把持部の外表面の形状に沿って前記外表面の少なくとも一部を覆っていることが好ましい。
また、前記腕あて部は、前記把持部が把持される前記手の左右に応じて前記突出する方向を切り替える切替機構を有することが好ましい。
また、前記切替機構は、前記把持部の長手軸回りに前記把持部と前記腕あて部とを相対回動可能に連結する可動連結部を有することが好ましい。
また、前記把持部は、前記他端において前記腕あて部が係合する被係合部を有し、前記腕あて部は、前記被係合部に対して着脱自在に係合する係合部を有することが好ましい。
本発明の内視鏡装置によれば、使用者の手の親指を除く4指と使用者の腕の外面とによって操作部を支持することができるので、把持部を把持して操作部を操作するときに手や手首にかかる負担を軽減できる。
本発明の第1実施形態の内視鏡装置を示す平面図である。 同内視鏡装置を示す側面図である。 本発明の第2実施形態の内視鏡装置を示す平面図である。 同内視鏡装置の腕あて部を格納した状態を図3のA−A線における断面で示す断面図である 同内視鏡装置を示す側面図である。 本発明の第3実施形態の内視鏡装置を示す平面図である。 同内視鏡装置を示す側面図である。 図6のB−B線における断面図である。 本発明の第4実施形態の内視鏡装置を示す平面図である。 同内視鏡装置を示す側面図である。 (A)は同内視鏡装置の変形例の構成を示す部分断面図、(B)は同内視鏡装置の他の変形例の構成を示す部分断面図である。 同内視鏡装置のさらに他の変形例の構成を示す平面図である。 本発明の第5実施形態の内視鏡装置を示す斜視図である。 同内視鏡装置を示す側面図である。 同内視鏡装置を示す斜視図である。 第1実施形態の内視鏡装置の他の構成例を示す図であり、(A)は側面図、(B)は正面図である。 第1実施形態の内視鏡装置のさらに他の構成例を示す図であり、(A)は側面図、(B)は正面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態の内視鏡装置について図1及び図2を参照して説明する。
図1は、本実施形態の内視鏡装置1を示す平面図である。また、図2は、内視鏡装置1を示す側面図である。
図1及び図2に示すように、内視鏡装置1は、可撓性を有する長尺の挿入部10と、挿入部10の基端10Bの側に接続された操作部20とを備えている。
挿入部10は、被検体の内部に挿入される部分であり、管状の部材で形成されている。挿入部10の先端10Aの側には、撮像部11及び照明部12と、挿入部10の先端の向きを所望の方向に変化させるための湾曲部13とが設けられている。
撮像部11は、被検体の内部における観察対象の反射光を結像させる図示しない対物光学系、及び当該対物光学系が結像した当該観察部位の反射光を光電変換するCCD等の撮像素子を備えた公知の構成を有する。撮像部11には撮像素子の取得した映像信号を送信するための図示しない信号線が接続されており、挿入部10内を通って操作部20まで延びている。必要に応じて、撮像部11の視野角、視野方向、観察深度などを調節するための公知の光学アダプタが撮像部11に取り付けられてもよい。
照明部12は、挿入部10の先端10Aから照明光を射出し、この照明光によって撮像部11の視野を照明するものである。照明光は、操作部20の内部に配置された光源で発生され、挿入部10の内部に設けられた光ファイバーによって挿入部10の先端10Aまで伝送される。
湾曲部13は、筒状の節輪又は湾曲コマ(以下、「節輪等」と称する。)が軸線方向に整列されて連結された公知の構成を有し、挿入部10の軸線から離間する方向、例えば4方向に湾曲操作可能である。湾曲部13において挿入部10の先端10A側に位置する節輪等には、湾曲部13を湾曲させるためのワイヤ等の図示しない伝達部材の一端が取り付けられている。本実施形態の内視鏡装置1において、湾曲部13は、挿入部10の軸線から離間する4方向に湾曲させるために各方向に対応した4本の伝達部材が挿入部10内を通って操作部20まで延びている。
操作部20は、挿入部10などの操作を使用者が行う操作本体部21と、挿入部10の湾曲部13を駆動する動力を発生させる駆動部22(図2参照)とを備えている。
操作本体部21は、撮像部11の取得した映像信号を画像として表示する表示部30と、使用者が把持する把持部40と、湾曲部13の操作入力を行うためのジョイスティック61を有する入力部60と、を備えている。操作本体部21は略直方体形状に形成されており、表示部30と入力部60とは、操作本体部21の外面の同じ側にそれぞれ配置されている。
表示部30は、表示画面31と、撮像部11から送信された映像信号を表示画面31に表示可能に処理する図示しない画像処理部とを備えている。表示画面31及び画像処理部としては、公知の表示機構の表示画面及び画像処理部を適宜選択して採用可能である。また、表示画面31として、例えばタッチパネル型のディスプレイを採用することができる。
把持部40は、操作本体部21の入力部60側に一端41が位置し、他端42が操作本体部21の外方に延びて形成された棒状に形成されている。把持部40の内部には、駆動部22及び表示部30の電源となるバッテリーBが内部に収容されている。本実施形態の把持部40は、入力部60が位置する側(以下「上面側」と称する。)に使用者の親指を添え、入力部60が位置する側と反対側(以下「下面側」と称する。)に親指(第一指)を除く他の指(第二指から第五指)を添えて、使用者が片手で把持部40を把持するようになっている。
把持部40の他端42には、把持部40の長手軸X1に交差する方向に他端42から延びる腕あて部50が設けられている。
腕あて部50は、他端42に連結された切替機構51と、切替機構51に連結された腕あて本体部52とを有している。
切替機構51は、例えば周知のボールジョイントと、このボールジョイントを1または複数の折り曲げ角度で固定するラチェット機構とを有する。これにより、把持部40と腕あて本体部52とは切替機構51において折り曲げて固定することができるようになっている。
切替機構51において把持部40と腕あて本体部52とが折れ曲がる角度の範囲は、把持部40の軸が延びる方向を基準として、図1に示す平面視で−θ1°から+θ1°までの間、また図2に示す右側面視で時計回りに0°からθ2°まで間にそれぞれ設定されている。
腕あて本体部52の一部で切替機構51と反対側の端部近傍で上面側の外面は、使用者の腕に当接可能な当接領域52aになっている。当接領域52aは、使用者の手によって把持部が把持されたときに使用者の腕の尺骨側の外面に当接可能な領域であり、たとえばウレタン樹脂などの弾性を有する材料によって構成されていることが好ましい。
また、図2に示すように、腕あて本体部52は長さαだけ把持部40から手元側へ突出して設けられているので、腕あて本体部52を備えていない場合と比較して内視鏡装置1の重心位置は使用者の手(例えば左手100)に近い側に位置している。
入力部60は、4方向に操作可能なジョイスティック61を備え、湾曲部13の操作方向の入力及び表示部30の設定などの入力が可能である。ジョイスティック61に代えて、操作する4方向に対応したキーやボタン等が採用されてもよい。入力部60のジョイスティック61は、把持部40の外面で表示部30が向く側と同じ側に向いて設けられており、内視鏡装置1の使用者が把持部40を把持した手の親指の可動範囲内にジョイスティック61の先端が位置している。
また、バッテリーBは、操作部20の中央部に位置する把持部40の位置で把持部40の内部に配置されている。把持部40の長手方向の端部の一方に表示部30が設けられ、他方に腕あて本体部52が設けられているので、把持部40を挟んで操作部20の長手方向の両側に重量物が位置するいわゆるダンベル状の重量配分になっている。このため、把持部40を使用者が把持したときにバランスをとりやすくなっている。
以上に説明した構成の、本実施形態の内視鏡装置の使用時の動作について説明する。
内視鏡装置1の使用者は、把持部40を手に持って内視鏡装置1を使用する。例えば、図1に示すように、使用者の左手100によって把持部40が把持される場合には、使用者の左手100の親指102は入力部60のジョイスティック61に添えられる。さらに、使用者の左手100の親指102以外の指(以下「他の指101」)は、把持部40の下面側(表示部30及び入力部60が向く側と反対の側)に添えられる。このとき、把持部40の長手軸X1に交差する方向に使用者の他の指101が向いている。
内視鏡装置1の操作部20には表示部30が一体に設けられているとともに、操作部20の内部には駆動部22などの重量物が配置されている。内視鏡装置1において操作本体部21は把持部40よりも重い。したがって、把持部40が使用者の左手100によって把持されているときには、使用者の左手100の中間点P1を支点として、操作部20の操作本体部21が点P2から鉛直下方へ移動し、把持部40が鉛直上方へ移動するような力を内視鏡装置1は受ける。
このとき、把持部40の他端42から延びる腕あて本体部52は、使用者が把持部40を把持している左手100の側の手関節を超えて近位に延びており、左手100側の前腕103における尺骨が位置する側(尺側)の外面103a(以下単に「外面103aと称する。」)に接触している。内視鏡装置1が上述のように左手100を中心として回動しようとしても、腕あて本体部52は外面103aによって点P3から鉛直下方へ押し付けられることで支持されるため、内視鏡装置1の操作部20は回動せずに使用者の左手100及び前腕の外面103aに支持される。
腕あて部50を有さない場合には、把持部よりも操作部(あるいは表示部)の側に重心が偏っているため、把持部を把持した使用者の手は、手関節を小指側に傾ける力を受ける。このため、従来の内視鏡装置では使用者は手関節を親指側に傾ける(橈屈:radial flexion)ように力を加えて内視鏡装置を支持する必要がある。これに対して、本発明の内視鏡装置1では、従来と同様に操作部20及び表示部30の側に重心が偏っているが、当接領域52aが前腕103の外面103aに当接していることで、使用者の手100を中心としたときに、操作本体部21が手関節を小指側に傾ける力のモーメントと、前腕103の外面が当接領域52aを押す力のモーメントは、つりあっている。したがって、使用者は内視鏡装置1の把持部40を把持して内視鏡装置1を持つときに関節を小指側に傾ける力を受けない。
このように、本実施形態の内視鏡装置1によれば、使用者の手の親指を除く4指(他の指101)によって把持部40が把持される(支持される)とともに、使用者が把持部40を把持している手よりも近位側にある使用者の前腕103の外面に腕あて本体部52が当接する。このため、把持部40において他の指101に支持された部分を支点にして重量物が内蔵されている操作部20が回動するような力のモーメントは、腕あて本体部52が前腕103を押す力のモーメントとつりあう。これにより、使用者は、操作部20の重量に抗して操作部20を持ち上げるように手首を保持したり把持部40が手から滑り落ちないように把持部40を強く握ったりしなくても把持部40を他の指101で支えて操作部20を支持することができる。その結果、把持部40を把持して操作部20を操作するときに手にかかる負担を低減できる。
また、内視鏡装置1の使用者は、使用者の左手100の他の指101と前腕103の外面103aとによって内視鏡装置1を安定して支持することができる。このとき、使用者の左手100の親指102は内視鏡装置1を支持するためには必ずしも必要ではない。また、使用者が把持部40を把持した手の親指の可動範囲内に入力部60が設けられている。このため、使用者の親指102は内視鏡装置1の状態によらず自由に動作させることができ、使用者が内視鏡装置1の把持部40を把持した状態でも内視鏡装置1の入力部60に設けられたジョイスティック61を親指で操作することができる。
また、使用者が把持部40を把持している左手の前腕103の外面103aによって内視鏡装置1の重量の一部を支えているので、内視鏡装置1を使用する使用者は把持部40を下面側から支えるだけで把持部40を強く握る必要がない。このため、内視鏡装置1を長時間使用する場合や使用者の握力が弱い場合でも継続して内視鏡装置1を使用して観察対象を観察するなどの操作を行うことができる。
また、腕あて本体部52に設けられた当接領域52aに使用者の前腕103を当接させることができるので、例えば内視鏡装置1の挿入部10が引っ張られたりした場合には当接領域52aが使用者の前腕103に押し付けられて腕あて本体部52と前腕103とはより強固に固定される。このため、使用者の手から内視鏡装置1が落下しにくくなる。
また、腕あて本体部52において当接領域52aが弾性を有しているので、内視鏡装置1を長時間使用していても使用者の腕に対する違和感を緩和することができる。
また、腕あて本体部52が把持部40から延びる方向が、使用者が把持部40を把持している手と同側の前腕103が延びる方向に対して交差する方向であるので、把持部40を把持している手を自然な位置関係にしつつ腕あて本体部52を前腕103に接触させることができる。このため、使用者の手の手関節に対する負担を軽減することができる。
また、腕あて本体部52が設けられていることで内視鏡装置1の重心位置が使用者の手の近くに位置するので、腕あて本体部52を備えていない場合と比較して内視鏡装置1の把持部40を把持する手にかかる負担を低減することができる。
また、従来の内視鏡装置では、使用者の手に負担がかかりにくい重量配分とするために内視鏡装置における各構成要素の配置に制約がある。これに対して、本発明の内視鏡装置1では、腕あて部50が設けられていることで手関節及び手関節周辺の筋肉に対する負担を低減することができるので、操作部20及び表示部30の側に重心が偏っていても使用者は内視鏡装置1を楽に使用することができる。このため、内視鏡装置1における重量配分の制約が少なく、内視鏡装置1を構成するための設計の自由度を高めることができる。その結果、内視鏡装置1の操作感や機能を向上させたり、内視鏡装置1をコンパクト化したりする設計に重点を置いて内視鏡装置1を構成することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態の内視鏡装置について図3から図5を参照して説明する。なお、以下に説明する各実施形態において、上述した第1実施形態で説明した内視鏡装置と構成を共通とする箇所には同一符号を付けて、説明を省略することにする。図3は、本実施形態の内視鏡装置を示す平面図である。また、図4は腕あて部を折りたたんだ状態の、図3のA−A線における断面図である。図5は本実施形態の内視鏡装置を示す右側面図である。
図3ないし図5に示すように、内視鏡装置2は、把持部40に代えて設けられた把持部240と、腕あて部50に代えて設けられた腕あて部250とを備えている点で第1実施形態の内視鏡装置1と構成が異なっている。
把持部240には、外面の一部が径方向内側に窪んで形成された格納部240aが形成されている。格納部240aは、把持部240の長手軸X2方向に延びて形成されており、後述する腕あて部250が回動することによって腕あて部250が嵌まり込むようになっている。
把持部240は筒状に形成されており、把持部240の内部には、例えば表示部30などを駆動するための駆動電力を供給するためのバッテリーBが配置されている。また、把持部240の外壁において径方向に対向する二箇所のそれぞれには、円柱状の回動軸部材251が一対取り付けられている。
腕あて部250は、格納部240aを覆うように湾曲した形状に形成された腕あて本体部252を有しており、腕あて本体部252の一方の端部には径方向に対向するに箇所に孔が形成されており、この孔のそれぞれには回動軸部材251が挿通されている。
把持部240と腕あて部250とは、図4に示すように回動軸部材251にともに連結されているので、回動軸O1周りに相対回動可能である。回動軸O1は、図3及び図4に示すように、把持部240の長手軸X2に直交するとともに、把持部240の上面側から下面側に向かって(あるいは下面側から上面側に向かって)延びるように把持部240の長手軸X2回りに角度を有している。本実施形態の内視鏡装置2は、内視鏡装置2を使用者が左手で把持することを想定して構成されている、すなわち、回動軸O1は、把持部240の長手軸X2に沿って把持部240から表示部30方向に内視鏡装置1を見たとき(図4参照)に、内視鏡装置2の左側面L側から右側面R側に向かうにしたがって内視鏡装置2の下面D側から上面U側に向かうように延びている。
図3及び図5は把持部240に対して腕あて部250を最大に開いた状態を示している。このとき、把持部240の長手軸X2に対して腕あて本体部252の長手軸X252がなす角は、図3に示す平面視で最大角度θ3、図5に示す右側面視で最大角度θ4である。最大角度θ3と最大角度θ4とのそれぞれの大きさは、把持部240を使用者が把持したときに使用者の前腕103の尺側の外面103aに向かって腕あて本体部252が延びるように設定されている。本実施形態では、最大角度θ3の大きさは90度以上180度未満であることが好ましい。また、最大角度θ4の大きさは90度以上180度未満であることが好ましい。
本実施形態の内視鏡装置2の使用時の動作について説明する。
内視鏡装置2を使用していない場合、及び内視鏡装置2の把持部240を把持して内視鏡装置2を持つための十分な力がある使用者が内視鏡装置2の把持部240を把持する場合には、内視鏡装置2は、把持部240の格納部240aに腕あて本体部252が被せられた位置関係にセットされる。腕あて本体部252が格納部240aに格納されている状態では、図4に示すように把持部240と腕あて部250とが段差なく隣り合う位置関係になっている。
内視鏡装置2の把持部240を把持して内視鏡装置2を長時間使用する場合や、内視鏡装置2の把持部240を把持して内視鏡装置2を持つための十分な力がない使用者が内視鏡装置2の把持部240を把持する場合には、内視鏡装置2の使用者は、把持部240の格納部240aから腕あて本体部252を引き出し、回動軸O1周りに把持部240と腕あて本体部252を相対回動させる。
使用者は把持部240と腕あて本体部252を可動範囲の限界まで開いた後、第1実施形態で説明した把持部40の持ち方と同様の持ち方によって、使用者は内視鏡装置2の把持部240を左手100で把持する。このとき、把持部240の長手軸X2に対して腕あて本体部252の長手軸X252がなす角は、上述の通り最大角度θ3、かつ最大角度θ4である。
このとき、腕あて本体部252は、当接領域252aが使用者の左手の手関節よりも近位側に突出するとともに使用者の左手の前腕103の尺側の外面103aに向かう。また当接領域252aは、使用者の左手100の前腕103の尺側の外面103aに接触する。
このように、本実施形態の内視鏡装置2によっても、第1実施形態の内視鏡装置1と同様に、使用者の親指102は内視鏡装置2の状態によらず自由に動作させることができ、使用者が内視鏡装置2の把持部240を把持した状態でも内視鏡装置2の入力部60に設けられたジョイスティック61を親指で操作することができる。
さらに、把持部240と腕あて部250との間で回動軸O1周りに把持部240と腕あて部250とを回動させて折りたたむことができ、また把持部240の格納部240aに腕あて本体部252を格納することができるので、把持部240と腕あて部250とをあわせた内視鏡装置2の外形寸法を小さくすることができる。
また、腕あて本体部252が把持部240の格納部240aを覆った状態では把持部240の周方向に段差がないので、例えば内視鏡装置2を短時間だけ使用するような場合において腕あて部250を使用しない場合に把持部240を把持するときの感触がよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態の内視鏡装置について図6から図8を参照して説明する。図6は、本実施形態の内視鏡装置の平面図である。また、図7は、本実施例の内視鏡装置の右側面図である。また、図8は、図6のB−B線における断面図である。
図6ないし図8に示すように、本実施形態の内視鏡装置3は、把持部40に代えて設けられた把持部340と、腕あて部50に代えて設けられた腕あて部350を備えている点で上述の第1実施形態の内視鏡装置1と構成が異なっている。
把持部340は、第1実施形態の把持部40と同様に棒状に延びて形成されており、入力部60から遠い側の端部には腕あて部350が連結されている。図8に示すように、腕あて部350と把持部240との連結部分では、把持部240は外面の一部が切り欠かれた形状に形成されており、把持部340の長手軸X3回りに、内視鏡装置3の上面U方向を中心として把持部340の周方向に等しい大きさの角度θ5、θ6だけ離間した位置に接触壁340a、340bがそれぞれ形成されている。
腕あて部350は、把持部340の外周に沿ってリング状に延びて設けられた可動連結部353と、線材を折り曲げて形成された腕あて本体部352とを有している。腕あて本体部352は、把持部340の外周に沿って略半周分だけ延びるように湾曲する湾曲部352dと、把持部340の長手方向に沿って可動連結部353まで延びる平行部352eとを有している。
可動連結部353は、図8に示すように接触壁340a、340bの間の切欠部分に挿入された突起354を有している。また、可動連結部353には、腕あて本体部352の端部352b、352cが挿入されている。
腕あて本体部352の端部352b、352cは、リング状の可動連結部353において径方向に対向する二箇所の孔のそれぞれに挿入されて、腕あて本体部352の端部352b、352cが互いに対向するように接続されている。腕あて本体部352の端部352b、352cは、腕あて本体部352と可動連結部353とが相対的に回動する回動軸O2になっている。
本実施形態の内視鏡装置3の使用時の動作について説明する。
例えば内視鏡装置3の収納時など内視鏡装置3が未使用状態の場合には、把持部340の長手軸X3に沿って腕あて本体部352が延びて把持部340が腕あて本体部352に覆われるような位置関係にある。
内視鏡装置3の使用時には、内視鏡装置3の使用者は把持部340から腕あて本体部352を引き出して回動軸O2回りに回動させる。さらに、使用者は、内視鏡装置2の把持部340を把持する手の左右に合わせて、例えば内視鏡装置3の把持部340を左手100で把持する場合には可動連結部353を図8に示す断面視で反時計回りに回動させ、腕あて本体部352を把持部340から左側面L側に突出させる。可動連結部353は、突起354が接触壁340aに接触するまで把持部340に対して長手軸X3回りに回動し、突起354と接触壁340aとが接触した位置に位置決めされる。
第1実施形態の内視鏡装置1の把持部40と同様に内視鏡装置3の把持部340が使用者の左手100によって把持されたときに、腕あて本体部352は、使用者の左手100の前腕103の尺側の外面103aに向かって延びている。このため、腕あて本体部352の当接領域352aは使用者の前腕103の尺側の外面103aに当接している。
使用者が内視鏡装置3を右手で持って使用する場合には、上述の可動連結部353の動作とは反対に可動連結部353の突起354が把持部340の接触壁340bに接触するまで可動連結部353を把持部340に対して回動させる。すると、腕あて本体部352は、内視鏡装置2の右側面R側に延び、このとき把持部340を使用者の右手で把持すると腕あて本体部352の当接領域352aは使用者の右手の前腕の尺側の外面に当接する。
このように、本実施形態の内視鏡装置3によっても、第1実施形態の内視鏡装置1と同様に、使用者が把持部340を把持している手の親指は内視鏡装置3の状態によらず自由に動作させることができ、使用者が内視鏡装置3の把持部340を把持した状態でも内視鏡装置3の入力部60に設けられたジョイスティック61を親指で操作することができる。
さらに、可動連結部353が把持部340の長手軸X3回りに回動可能であるので、内視鏡装置2を使用する手を途中で交換した場合にも把持部340から腕あて部350が突出する向きを容易に変えることができる。このため、右手と左手とのそれぞれに好適に沿う位置関係で腕あて部350を使用することができる。
また、把持部340と腕あて部350との間で回動軸O2周りに把持部340と腕あて部350とを折りたたむことができるので、把持部340と腕あて部350とをあわせた内視鏡装置2の外形寸法を小さくすることができる。
また、腕あて本体部352が線材を曲げ加工することによって形成されているので、腕あて本体部352を軽量に構成する事ができるとともに、腕あて本体部352を容易に成型することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態の内視鏡装置について図9及び図10を参照して説明する。図9は、本実施形態の内視鏡装置を平面図である。また、図10は本実施形態の内視鏡装置の右側面図である。
図9及び図10に示すように、本実施形態の内視鏡装置4は、把持部40に代えて設けられた把持部440と、腕あて部50に変えて設けられた腕あて部450とを備えている点で第1実施形態の内視鏡装置1と構成が異なっている。
把持部440は、径方向外側に向かって隆起して形成された隆起部(係合部)440a、440bを、入力部60から遠い側の端部における径方向に対向する位置に有している。
腕あて部450は、隆起部440a、440bが位置する把持部440の端部の外周を覆うように把持部440に挿入可能な開口部451を有している。また腕あて部450において開口部451と反対側の端部には当接領域452aが設定されており、把持部440の長手軸X4に対して腕あて部450は交差する方向に延びて形成されている。
さらに、腕あて部450における開口部451の内部には、腕あて部450が把持部440に挿入された状態で隆起部440a、440bが嵌合する凹部(被係合部)451a、451bが形成されている。腕あて部450の材質は、少なくとも開口部451においては弾性を有していることが好ましく、また開口部451と反対側の端部においては柔軟性を有していることが好ましい。
また開口部451及び当接領域452aの他の腕あて部450の部分は当接領域452aより剛性が高く構成されていることが好ましい。具体的には、腕あて部450はウレタン樹脂やエラストマー、合成ゴムなどを単体で、あるいは組み合わせて使用することによって形成されていることが好ましい。
図9及び図10に示す腕あて部450は、使用者が内視鏡装置4の把持部440を左手で把持する場合に効果を奏するように形成されたものである。すなわち、腕あて部450が把持部440に取り付けられた状態では、腕あて部450は、上述の各実施形態で説明した腕あて部と同様に左手100の前腕103の尺側の外面103aに向かって把持部440から延びている。
また、図示していないが、把持部440に取り付けられた状態で使用者の左手100の前腕の尺側の外面に向かって把持部440から延びるように腕あて部450と対称な形状に形成された図示しない第二腕あて部を腕あて部450とは別に備えていてもよく、把持部440を把持する手の左右に応じて腕あて部450と第二腕あて部とを適宜選択して使用することもできる。
本実施形態の内視鏡装置4の使用時の動作について説明する。
内視鏡装置4の収納時などには、腕あて部450は把持部440から取り外された状態にある。内視鏡装置4を使用する際には、使用者は腕あて部450を開口部451側から把持部440に被せ、隆起部440a、440bのそれぞれを凹部451a、451bに嵌合させる。
このとき、腕あて部450は自身の弾性によって隆起部440a、440bを乗り越えるように弾性変形し、隆起部440a、440bが凹部451a、451bに嵌合している状態では開口部451の内表面が把持部440の外面に接触して把持部440を締め付けている。このため、凹部451a、451bから隆起部440a、440bが外れないようになっている。
内視鏡装置4の使用者は、上述の各実施形態で説明した把持部の持ち方と同様に内視鏡装置2の把持部440を左手100で把持する。このとき、腕あて部450の当接領域452aは使用者の左手100の前腕103の尺側の外面103aに当接して内視鏡装置4の重量の一部は使用者の前腕103の外面103aで支持される。
このように、本実施形態の内視鏡装置4によっても、第1実施形態の内視鏡装置1と同様に、使用者の親指は内視鏡装置4の状態によらず自由に動作させることができ、使用者が内視鏡装置4の把持部440を把持した状態でも内視鏡装置4の入力部60に設けられたジョイスティック61を親指で操作することができる。
また、把持部440から腕あて部450を取り外すことができるので、異なる形状の複数の腕あて部を用意して適宜選択して把持部440に装着して内視鏡装置4を使用することができる。その結果、内視鏡装置4を使用する使用者の手や腕の状態に適切に対応した腕あて部を使用することができるので、内視鏡装置4の使用時の疲労感を低減することができる。
(変形例1)
以下では、本実施形態の内視鏡装置4の変形例1の構成について図11を参照して説明する。図11(A)は本変形例の内視鏡装置の一部の構成を示す部分断面図である。図11(B)は、本変形例の他の構成例の内視鏡装置の一部の構成を示す部分断面図である。
上述の第4実施形態では、把持部440と腕あて部450との間は隆起部440a、440bと凹部451a、451bとが嵌合することによって連結されている構成を説明したが、本変形例では、図11(A)に示すように把持部440の周方向に延びる凸条部440cと、腕あて部450の開口部451の内部に周方向に延びる溝部451cとが、互いに嵌合可能に形成されている。
この場合、把持部440と腕あて部450との間で引っかかる部分の面積が上述の第4実施形態の構成よりも大きいので、把持部440と腕あて部450との間の接続がより確実になる。
また、図11(B)に示すように、把持部440と腕あて部450との間の接続構造は、把持部440の周方向に延びる凹部440dと、腕あて部450の開口部451の内部に周方向に延びる凸条部451dとが、互いに嵌合する構成であってもよい。このような構成であっても本実施形態と同様の効果を奏する。
(変形例2)
以下では、本実施形態の内視鏡装置4の変形例2の構成について図12を参照して説明する。図12は、本変形例の内視鏡装置を示す平面図である。
図12に示すように、本変形例では内視鏡装置4の把持部440には隆起部440a、440bは形成されておらず、把持部440は棒状である。
腕あて部450には、開口部451に代えて、把持部440が挿通可能な貫通孔451eが形成されている。把持部440の外面440eと貫通孔451eの内面との間の摩擦力によって、把持部440と腕あて部450とは固定されている。また、腕あて部450は、把持部440の長手軸X4に平行に延びるとともに把持部440の径方向外側の一方向に突出して形成された腕あて本体部452eを有している。
本変形例では、腕あて本体部452eが把持部440から突出する向きを把持部440の長手軸X4回りに異なる角度で取り付けることができる。このため、把持部440を左手で把持する場合にも把持部440を右手で把持する場合にも同一の腕あて部450を使用することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態の内視鏡装置について図13ないし図15を参照して説明する。図13は、本実施形態の内視鏡装置を示す斜視図である。また、図14は本実施形態の内視鏡装置を示す右側面図である。また、図15は、本実施形態の内視鏡装置の使用時の一形態を示す斜視図である。
図13ないし図15に示すように、本実施例の内視鏡装置は、操作部20に代えて設けられた操作部520と、把持部40に代えて設けられた把持部540と、腕あて部50に変えて設けられた腕あて部550とを備えている。また、表示部30は、第一表示部531と第二表示部532(図15参照)とを有している。
操作部520は、第1実施形態の操作部20と異なり、図14に示すように把持部540との間に設けられたヒンジ541を介して回動軸部材521回りに揺動可能に連結されている。操作部520の形状は略板状であり、厚さ方向の両面に第一表示部531と第二表示部532とがそれぞれ配置されている。
第一表示部531と第二表示部532とは、同形同大に構成された液晶ディスプレイである。第一表示部531と第二表示部532とはどちらも同様の機能を有し、第一表示部531と第二表示部532とのいずれによっても挿入部10の撮像部11で撮像された観察対象の像などを表示することができる。
把持部540は、第1実施形態の内視鏡装置1で説明した把持部40とほぼ同様の棒状に形成されており、具体的には、角柱形状に形成されている。把持部540において入力部60から遠い側の端部には、回動軸部材521と平行に延びる回動軸部材551を有し、回動軸部材551回りに、把持部540と腕あて部550とが相対移動する。
腕あて部550は、略直方体形状の腕あて本体部552を有し、腕あて本体部552の内部にはバッテリーBが内蔵されている。
本実施形態の内視鏡装置5の使用時の動作について説明する。
内視鏡装置5は、操作部520と腕あて部550とが平行に延びた位置関係にある第一形状(図13及び図14参照)と、操作部520が延びる方向と腕あて部550が延びる方向とが交差するようにくの字状の位置関係にある第二形状(図15参照)との二つの異なる形状となるように相互に変形可能である。
第一形状では、使用者は図14に示すように内視鏡装置5の把持部540を把持し、主に第一表示部531を見て内視鏡装置5を操作する。
本実施形態では、内視鏡装置5が第一形状になっているときには、挿入部10の自重によって内視鏡装置5が引っ張られたりすることで、内視鏡装置5の挿入部10側を下方向に向け、把持部540を上方向に向けるような力が内視鏡装置5から使用者の手に伝わる。このとき、腕あて部550の当接領域552aは使用者が把持部を把持している手の前腕の尺側の外面に当接しており、これによって、内視鏡装置5において挿入部10側を下方向に向け、把持部540を上方向に向ける力は相殺される。このため、内視鏡装置5の把持部540を把持した使用者の手関節にかかる負荷が軽減されている。
上述の第一形状では、水平方向に延びる第一表示部531を使用者は上から覗き込むように見て内視鏡装置5を操作するが、表示部30が鉛直方向寄りに傾いていたほうが都合が良い場合には、使用者は、操作部520と把持部540との間、及び把持部540と腕あて部550との間でそれぞれ回動させて上述の第二形状にする。第二形状では、内視鏡装置5の挿入部10が鉛直下方に向かって操作部520から延び、また把持部540及び腕あて部550は操作部520が上側になるようにくの字状に延びている。このときには、腕あて部550が使用者の腕に当接しない状態で内視鏡装置5を使用者は操作する。第二形状の内視鏡装置5を使用者が使用する場合には、第二表示部532が使用者側に向かうように使用者は把持部540を把持し、第二表示部532を見て内視鏡装置5を操作する。
第二形状では、把持部540の長手軸X5に沿うように腕あて部550の長手軸X550が延びる位置関係にある。このため、第一形状の場合の内視鏡装置5の重心位置よりも内視鏡装置5の重心位置が腕あて部550に近い側にある。このため、腕あて部550が使用者の腕に接触していなくても使用者が内視鏡装置5を把持するときに手関節にかかる負担は低減されている。
このように、本実施形態の内視鏡装置5によっても、第1実施形態の内視鏡装置1と同様に、使用者の親指は内視鏡装置5の状態によらず自由に動作させることができ、使用者が内視鏡装置5の把持部540を把持した状態でも内視鏡装置5の入力部60に設けられたジョイスティック61を親指で操作することができる。
また、内視鏡装置5の使用状況に応じて第一形状と第二形状とを選択して内視鏡装置5を使用することができ、いずれの形状の場合にも把持部540を把持する使用者の手の手関節への負担が低減されている。このため、内視鏡装置5を長時間使用する場合や、握力が弱い使用者が内視鏡装置5を使用する場合にも負担や疲労感を低減することができる。
また、バッテリーBが腕あて本体部552の内部に配置されているので、例えば図13に示すように折りたたまれた形状で机上などに載置して内視鏡装置5を使う場合に、机などの面の近くの低い位置に重量物が位置するため、内視鏡装置5の重心が低くなり内視鏡装置5を安定して載置することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、図16(A)及び図16(B)に示すように、第1実施形態の内視鏡装置1は、腕あて本体部52と使用者の前腕103とを束ねるベルト53をさらに備えていてもよい。ベルト53は、前腕103と腕あて本体部52とのそれぞれの外面に接触するような環状に形成されており、伸縮性を有している。これにより、腕あて本体部52が前腕103からずれることを防止することができる。その結果、内視鏡装置1を確実に支持することができる。
また、図17(A)及び図17(B)に示すように、上述のベルト53に代えてバンド153を内視鏡装置1に備えていても良い。
バンド153は、腕あて本体部52に一端が固定され、前腕103の外形に沿う湾曲形状に形成された接触壁部153a、153bを有している。接触壁部153bは弾性を有している。このため、接触壁部153bの突出端153cと接触壁部153aとの隙間を押し広げて前腕103を挿入すると、接触壁部153bの復元力によって接触壁部153bは前腕103の外面に接触するように変形する。
これにより、接触壁部153aと接触壁部153bとによって前腕103と腕あて本体部52とを連結することができる。このような構成であっても、内視鏡装置1を確実に支持することができる。
例えば、本発明の第2実施形態では、腕あて部250の腕あて本体部252は把持部440の外面に沿って湾曲した形状に形成されて把持部240の外面と段差がない状態で格納される例を示したが、これに限らず、腕あて本体部252が把持部240の外側を覆う形状に形成されていても良い。また、腕あて本体部252は、把持部240の径方向内側に完全に埋没するように把持部240の内部に格納されても良い。この場合には、腕あて本体部252が湾曲している必要はなく、把持部240の内部に格納可能な程度で自由な形状(例えば使用者の前腕の外面に沿った湾曲形状など)に構成することができる。
また、上述の第5実施形態において、第一表示部531と第二表示部532とは同様の機能を有している構成を説明したが、これに限らず、表示面積の大きさや画素数などが異なるものをそれぞれ採用しても良い。
また、第一表示部531と第二表示部532とは、上述の第一形状と第二形状とのそれぞれの形状において使用者側と反対側に向かう側に位置する方の表示部を省電力状態とすることもできる。
また、上述の実施形態及び変形例において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
1、2、3、4、5 内視鏡装置
10 挿入部
20、520 操作部
30 表示部
40、240、340、440、540 把持部
50、250、350、450、550 腕あて部
51 切替機構
52、252、352、452、552 腕あて本体部
52a、252a、352a、452a、552a 当接領域
60 入力部

Claims (9)

  1. 先端と基端とを有し、被検体の内部に前記先端から挿入される挿入部と、
    前記挿入部の前記基端に設けられた操作部と、
    前記操作部の外面に露出するように設けられ、前記被検体の前記内部の像を表示する表示部と、
    一端が前記操作部に位置し他端が前記操作部の外側に向かって延びる棒状の把持部と、
    前記表示部が設けられた側の前記操作部の外面で前記表示部と前記把持部との間に設けられ、前記挿入部を操作するための入力を行う入力部と、
    前記把持部の前記他端から延びて設けられた腕あて部と、
    を備え、
    前記入力部に親指が添えられるとともに前記入力部が位置する側と径方向で反対側の前記把持部の外面に親指以外の指が添えられるように前記把持部が手で把持されたときに、前記腕あて部は前記手と同側の前腕で鉛直下方側の外面に向かって延びて設けられている
    内視鏡装置。
  2. 前記腕あて部は、前記前腕における前記外面に対向して前記外面に当接する当接領域を有する請求項1に記載の内視鏡装置。
  3. 前記腕あて部が前記把持部から突出する方向は、前記把持部を前記把持している前記手と同側の前腕が延びる方向に対して交差する方向である請求項1または2に記載の内視鏡装置。
  4. 前記把持部と前記腕あて部との間には、前記把持部の長手軸に直交する回動軸回りに前記把持部と前記腕あて部とを相対回動可能に連結する回動軸部材を有する請求項1に記載の内視鏡装置。
  5. 前記腕あて部は、前記把持部の前記他端から前記突出する向きから、前記把持部の長手軸方向に一端側へ延びる向きになるまで前記回動軸回りに回動可能である請求項4に記載の内視鏡装置。
  6. 前記腕あて部が前記把持部の長手軸方向に一端側へ延びる向きにあるときに、前記腕あて部は前記把持部の外表面の形状に沿って前記外表面の少なくとも一部を覆っている請求項4または5に記載の内視鏡装置。
  7. 前記腕あて部は、前記把持部が把持される前記手の左右に応じて前記突出する方向を切り替える切替機構を有する請求項1または4に記載の内視鏡装置。
  8. 前記切替機構は、前記把持部の長手軸回りに前記把持部と前記腕あて部とを相対回動可能に連結する可動連結部を有する請求項7に記載の内視鏡装置。
  9. 前記把持部は、前記他端において前記腕あて部が係合する被係合部を有し、
    前記腕あて部は、前記被係合部に対して着脱自在に係合する係合部を有する、
    請求項1に記載の内視鏡装置。
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