JP2011071902A - リモコン操作機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】リモコン装置からの入力に備えて待機する待機モード時の消費電力を削減したリモコン操作機器を提供する。
【解決手段】リモコン操作機器がテレビジョン装置である場合、テレビジョン装置が待機状態にある時、周囲の明るさを光検出回路8によって検知し、テレビの周囲の明るさが所定の閾値より明るい時、リモコン装置からの信号を受信するリモコン信号受信回路5に電力供給を行い、閾値より暗い時にはリモコン信号受信回路5への電力供給を電源SWによって遮断する。また、リモコン信号受信回路への電源を遮断する際に、リモコン操作機器の動作状態を示す表示素子制御用の制御回路への電力供給も遮断している。
【選択図】図1

Description

本発明は、リモコン操作機器に関し、より詳細には、待機時の消費電力を削減したリモコン操作機器に関する。
近年、環境に配慮した省エネルギーの電子機器や電化製品が普及してきている。また、ユーザ操作の利便性を考慮して、種々の電子機器や電化製品にリモコン装置が付属するようになっている。
このようなリモコン装置によって操作されるリモコン操作機器にあっては、動作時と非動作時における消費電力の削減が求められている。
例えば、リモコン操作機器の一例としてテレビジョン装置の消費電力性能の向上を図る上では、テレビ視聴時における動作時の消費電力の削減とテレビ未視聴時における待機時の消費電力の削減という2つの課題がある。
前者については、人感センサを使ってテレビの前に人がいないかどうかを検知し、テレビの前から人が離れると消画状態にし、人が戻ってくると自動的に画面をオン状態に戻したり、明るさセンサを使って、周囲の明るさに応じて画面の明るさを調整したりすることで、動作時の消費電力を削減している。
また、DVDレコーダなどの電子機器のメイン電源の切り忘れを防止するために、例えば、特許文献1には、当該電子機器を設置した部屋の明るさを光センサで検出し、部屋の照明が点灯状態から消灯状態になったことを検出した時に、メイン電源のスイッチ回路をオフし、待機電源からの電力により特定の構成要素のみの待機動作を可能としたものが開示されている。
特開2007−95127号公報
例えば、従来のテレビジョン装置では、図7にそのブロック図を示すように、電源回路1、テレビ制御マイコン2、映像音声受信出力部3、主電源SW(スイッチ)4、リモコン信号受信回路5、パワーLED6、LED制御回路7を備えている。そして、テレビジョン放送の受信や出力に係る全ての機能が動作する通常動作モード(通常動作状態)と、商用電源に接続されただけの状態である待機モード(待機状態)を備えている。
通常動作モードでは、電源回路1から、すべての構成要素である、テレビ制御マイコン2、映像音声受信出力部3、リモコン信号受信回路5、パワーLED6、LED制御回路7へ電源が供給される。通常動作モードでは、テレビジョン装置の前面に配置されたLED6は、例えば緑色に点灯している。
また、待機モードでは、電源回路1から、テレビ制御マイコン2とその周辺の入出力回路であるリモコン信号受信回路5、パワーLED6、LED制御回路7のみへ電源が供給される。待機モードでは、パワーLED6は、例えば赤色に点灯している。
そして、待機モードでは、リモコン装置の電源ボタンが操作されること等によって電源投入の要求が行われると、所定の処理手順で通常動作モードに移行する。
なお、図1では、待機モードでは、電源回路1はスタンバイ電源1aから電力が供給されるように図示しており、また、通常動作モードでは、このスタンバイ電源1aに加えて映像音声受信出力部3にシステム電源1bから電力が供給される。また、主電源SW4をオフした場合は、スタンバイ電源1a、システム電源1bからの電力供給は行われないため、パワーLED6も消灯され、テレビジョン装置の消費電力はほぼゼロにすることができる。しかし、この場合には、リモコン装置によるテレビジョン装置のオン/オフができなくなるので利便性が失われてしまうという課題がある。
したがって、従来のテレビジョン装置では、動作モード中及び待機モード時においてリモコン信号受信回路5の電源はスタンバイ電源1aから常に供給され、リモコン装置からの制御コードを常に受信できる状態に置かれていた。そして、リモコン入力等の操作に備えて待機する待機モード時の消費電力はすでに非常に小さい値まで突き詰められており、殆どの部品が動作していない状態であるのでこの状態における消費電力削減は困難を極める状況にある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、リモコン装置からの入力に備えて待機する待機モード時の消費電力をさらに削減したリモコン操作機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、リモコン装置からの信号を受信するリモコン信号受信回路を備え、前記リモコン装置からの信号に応じた動作を行うリモコン操作機器において、周囲の明るさを検知する光検出回路と、待機時に前記光検出回路からの出力値が所定の明るさでの出力値よりも暗いときの出力値である場合に、前記リモコン信号受信回路への電力供給を遮断するスイッチ回路を設けたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記光検出回路からの出力値に応じて前記リモコン信号受信回路への電力供給を行う際に、ヒステリシス特性を持たせたことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または2の技術手段において、前記光検出回路に太陽電池を用いたことを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1から3のいずれか1の技術手段において、前記リモコン信号受信回路が赤外線方式又はRF無線方式であることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1から4のいずれか1の技術手段において、リモコン操作機器の動作状態を示す表示素子制御用の制御回路をさらに有し、前記リモコン信号受信回路への電力供給を遮断する際に、前記制御回路への電力供給を遮断することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1から5のいずれか1の技術手段において、リモコン操作機器がさらにタイマーを具備し、該タイマーが所定の時刻に前記リモコン操作機器を通常動作状態にするように設定されていることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1から6のいずれか1の技術手段において、前記所定の明るさよりも暗いときに前記リモコン装置によって前記リモコン操作機器の電源がオフされた際に、前記リモコン信号受信回路への電力供給を所定時間の間維持した後に遮断することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1から7のいずれか1の技術手段において、前記リモコン操作機器がテレビジョン装置であることを特徴としたものである。
本発明によれば、リモコン操作機器が設置された部屋が暗い時にリモコン信号受信回路への電力供給を遮断して、リモコン信号受信回路を無効にすることでリモコン操作機器の消費電力を削減できる。特に、リモコン操作機器がテレビジョン装置である場合、テレビを視聴しない就寝時や外出時は部屋が暗い状態にあるので、リモコン信号受信回路を無効にすることでテレビの消費電力を削減でき環境に易しい機器を提供することができる。
また、リモコン操作機器の周囲の明るさを検知した光検知信号に対して、リモコン信号受信回路への電力供給を遮断する閾値を種々設定可能とすることで、種々の明るさの部屋や照明に対応することが可能となる。
また、明るさを検知した光検知信号に対して、リモコン信号受信回路の電力供給をオンする時とオフする時の閾値に差をつけてヒステリシス特性を付与することにより、周囲の明るさの変動を吸収した安定した動作が実現可能となる。
また、明るさを検知する手段として太陽電池を用いる場合には、光検出回路の電源が不要になるので更なる消費電力の削減が可能となる。
また、リモコン信号受信回路を無効化するのと同時に、テレビジョン装置のパワーLEDへの電力供給を止めることで更なる消費電力の削減も可能となる。
本発明の一実施形態に係るリモコン操作機器をテレビジョン装置に適用した場合のブロック図である。 本発明の他の実施形態に係るリモコン操作機器をテレビジョン装置に適用した場合のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るテレビジョン装置において光検出信号の判定を1つの閾値で行う場合のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るテレビジョン装置において光検出信号の判定を2つの閾値で行う場合のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るテレビジョン装置において光検出信号の判定を1つの閾値で行う場合の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るテレビジョン装置において光検出信号の判定を2つの閾値で行う場合の動作を示すタイミングチャートである。 従来のテレビジョン装置のブロック図である。
本発明に係るリモコン操作装置は、周囲の明るさを検出して、その検出結果に応じて、リモコン信号受信回路への電力供給を遮断するものであり、これによって、リモコン操作機器の消費電力の削減が可能となる。本発明のリモコン操作機器は、リモコン操作が可能な機器であれば、種々の電子機器や家庭用電化製品に好適に適用できる。以下の具体的な実施形態では、リモコン操作機器をテレビジョン装置に適用した場合を例として説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るリモコン操作機器をテレビジョン装置に適用した場合のブロック図である。
テレビジョン装置は、電源回路1、テレビ制御マイコン2、映像音声受信出力部3、主電源SW(スイッチ)4、リモコン信号受信回路5、パワーLED6、LED制御回路7を備えており、これらの構成部材については図7で示した従来のテレビジョン装置と同じである。
ここで、映像音声受信出力部3は、テレビジョン装置の映像音声出力のための主たる機能を実現するための構成部であり、たとえば、液晶テレビジョン装置の場合は、デジタル放送受信部、映像信号処理回路、映像出力調整回路、液晶パネル、バックライト制御回路、音声信号処理回路、及び、スピーカなどを具備しており、テレビジョン装置の通常動作モード時における消費電力は映像音声受信出力部3によって大部分を占められている。
図1に示すテレビジョン装置では、さらに光検出回路8とリモコン信号受信回路5への電力供給を遮断するための電源SW(スイッチ)9とを備えている。ここで、光検出回路8はテレビジョン装置が設置された周囲の明るさを検出するためのもので、フォトダイオードやフォトトランジスタなどの光センサを備えている。この光検出回路8からの出力は光検出信号としてテレビ制御マイコン2に入力される。また、電源SW9はテレビ制御マイコン2からの制御信号であるリモコン−オン信号によって、リモコン信号受信回路5への電力供給をオン・オフしている。
テレビジョン装置がテレビジョン放送の受信や出力に係る全ての機能が動作する通常動作モードでは、従来のテレビジョン装置と同様に、電源回路1から、テレビ制御マイコン2、映像音声受信出力部3、リモコン信号受信回路5、パワーLED6、LED制御回路7へ電源が供給される。この通常動作モードでは、テレビジョン装置の前面に配置されテレビジョン装置の動作モードを表示するための表示素子であるパワーLED6は、例えば緑色に点灯している。また、通常動作モードでは、光検出回路への電力供給を行ってもよいが、光検出回路8からの光検出信号はテレビジョン装置の動作に利用しないため、光検出回路8への電力供給はオフの状態にしておいた方が省エネの点から望ましい。
この通常動作モードでは、リモコン信号受信回路5は常に動作しており、ユーザによって図示しないリモコン装置が操作されると、リモコン装置から送信される制御コードを受信し、テレビ制御マイコン2へリモコン信号として伝えている。そして、テレビ制御マイコン2は、リモコン信号受信回路5からのリモコン信号に応じて、視聴チャンネルの変更や音声の調整など種々のテレビジョン装置の制御を行うようになっている。ここで、リモコン装置とリモコン信号受信回路との信号の授受は、赤外線(IR)方式又はRF無線方式が用いられる。
次に、例えば、リモコン装置の操作によってテレビジョン装置の電源がオフされた場合は、テレビジョン装置は通常動作モードから待機モードへ移行する。待機モードでは、テレビジョン装置の消費電力の大部分を占める映像音声受信出力部3への電力の供給がストップされる。また、本発明のテレビジョン装置では、電源回路1から、少なくともテレビ制御マイコン2と光検出回路8への電力の供給が行われる。
そして、リモコン装置を備えたテレビジョン装置では、部屋が暗いときに視聴されることはほとんどなく、リモコン装置が操作されることもほとんどない。したがって、本発明では、テレビジョン装置が待機モードにあるときに光検出回路8からの光検出信号に値に応じて、テレビ制御マイコン2は電源SW9へのリモコン−オン信号を制御することで電源SW9をオン・オフし、リモコン信号受光回路5の有効/無効を制御している。具体的には、光検出回路8からの出力値を所定の閾値と比較し、所定の明るさよりも明るいときの出力値である場合に、リモコン信号受信回路5へ電力供給を行い、また、所定の明るさよりも暗いときの出力値である場合に、リモコン信号受信回路5へ電力供給を遮断している。
なお、後述するように、閾値を2つ設けてヒステリシス特性を持たせることも可能である。
また、テレビジョン装置の動作モードを示すパワーLED6は、テレビジョン装置が待機モードでかつリモコン信号受信回路5に電力が供給されて有効の場合に、例えば赤色に点灯し、リモコン装置による操作が受け付け可能であることを示すようにしている。この場合、電源回路1のスタンバイ電源1aからは、テレビ制御マイコン2、リモコン信号受信回路5、パワーLED6、LED制御回路7、光検出回路8へ電力が供給される。
また、テレビジョン装置が待機モードでかつリモコン信号受信回路5に電力が供給されずに無効の場合は、パワーLED6及びLED制御回路7への電力供給もストップすることで、パワーLED6を消灯し、更なる消費電力の低減を図っている。この場合、電源回路1のスタンバイ電源1aからは、テレビ制御マイコン2、光検出回路8へのみ電力が供給される。
図2は、本発明の他の実施形態に係るリモコン操作機器をテレビジョン装置に適用した場合のブロック図である。
図2で示すテレビジョン装置では、光検出回路8に光センサを用いていたため、光検出回路8はスタンバイ電源1aの供給を受け、暗い状態でも暗電流が流れるため、光検出のために少ないながらも電力を消費することになる。図3に示すテレビジョン装置では、光検出回路8’として太陽電池を用いて構成することで、光検出回路8’での消費電力を削減することを実現している。その他の構成及び動作については、図2に示したテレビジョン装置と同様であるので、説明を省略する。
図3は、本発明の一実施形態に係るテレビジョン装置において光検出信号の判定を1つの閾値で行う場合のフローチャートである。
テレビジョン装置の起動時にリモコン信号受信回路5を有効にするため、テレビ制御マイコン2はリモコン−オン信号をアサートし、リモコン信号受信回路5に電源SW9を介してスタンバイ電源1aを接続し、リモコン信号受信回路5を有効にする(ステップS1)。次に、ステップS1からステップS2に移り、テレビジョン装置の状態をチェックする。システム電源1bがオンで通常動作中(映像音声出力中)の場合はパワーLED6を緑にし(ステップS3)、リモコン信号受信回路5を有効にした状態を維持する。
ステップS2でテレビジョン装置が動作中でない場合、例えば、リモコン装置の操作によってテレビジョン装置の電源がオフされた状態になると、ステップS4に移行し、光検出回路8からの出力信号の出力値をチェックする。ステップS4で光検出回路3からの出力値が所定の明るさを示す閾値以上の場合は、パワーLED6を、待機モードでリモコン装置からの操作を受け入れることを示す赤色にし(ステップS5)、ステップ1に移行する。なお、図3ではステップS3からステップS1へ移行するようにしているが、すでにリモコン信号受信回路5は有効であるため、ステップS2へ戻ってもよい。
ステップS5の状態は、リモコン装置からの操作を受け入れることが可能なため、リモコン装置から電源ボタンが操作されると、リモコン信号受信回路5はリモコン装置からの信号を受け付け、テレビ制御マイコン2にリモコン装置からの制御コードをリモコン信号として伝え、テレビ制御マイコン2は所定の処理手順でシステム電源1bから映像音声受信出力回路3へ電力を供給して通常動作モードに移行する。
ステップS4で光検出回路8からの出力値が所定の明るさを示す閾値より低い場合は、ステップ6に移行し、リモコン信号受信回路5を無効化にするためリモコン−オン信号をネゲートし、電源SW9をオフすることによりリモコン信号受信回路5への電力供給を遮断し、さらにステップS7に移ってパワーLEDを消灯する。したがって、パワーLED6はリモコン操作が有効な時のみ点灯する。
図3に示すフローチャートおいて、ステップS7からステップS2へ手順を移行させているが、これは、リモコン装置によらずにテレビジョン装置本体での操作によって、通常動作モードに移る場合が想定されるためである。
図4は、本発明の一実施形態に係るテレビジョン装置において光検出信号の判定を2つの閾値で行う場合のフローチャートである。
閾値1はリモコン信号受信回路5を有効にするための判定に用い、閾値2はリモコン信号受信回路5を無効にするための判定に用いる。ここで光検出回路8からの出力値が所定の明るさの時の出力値を閾値1とした場合、閾値2の出力値に相当する明るさは閾値1の出力値に相当する明るさよりも暗い時の値となる。すなわち、周囲が明るいほど光検出回路8からの出力が大きな値を取る場合は、閾値1>閾値2となるように設定される。
図4に示すフローチャートの処理は、図3に示すフローチャートの処理に比べて、ステップ14において閾値1>出力>閾値2の状態を取った場合の処理が追加されており、ステップS11からステップS13までの処理は、図3に示すフローチャートのステップS1からステップS3までの処理と同様であるので、説明を省略する。
ステップS14において、光検出回路8の出力値が閾値1以上の場合は、図3に示すフローチャートと同様に、ステップS15へ移行し、パワーLED6を、待機モードでリモコン装置からの操作を受け入れることを示す赤色にし、さらにステップ1に移行する。なお、図4ではステップS15からステップS1へ移行するようにしているが、すでにリモコン信号受信回路5は有効であるため、ステップS12へ戻ってもよい。
ステップS14において、光検出回路8の出力値が閾値2より大きく閾値1より小さい場合は、リモコン信号受信回路5に対する電源供給のスイッチング処理を何ら行うことなくステップS12へ戻る。したがって、閾値1>出力>閾値2の状態にある場合は、リモコン信号受信回路5はそれまでの状態を維持することになる。
ステップS14において、光検出回路8からの出力値が所定の明るさを示す閾値2以下の場合には、ステップ16に移行し、リモコン信号受信回路5を無効化にするためリモコン−オン信号をネゲートし、電源SW9をオフすることによりリモコン信号受信回路5へ電力供給を遮断し、さらにステップS17に移ってパワーLED6を消灯する。
ここで、ステップS14及びステップS17からステップS2へ手順を移行させているが、これは、リモコン装置によらずにテレビジョン装置本体での操作によって、通常動作モードに移る場合を想定しているためである。このように、閾値を2つ設定してヒステリシスを持たせることにより、光検出回路8からの出力値がこれらの閾値を挟んで変化しても、リモコン信号受信回路5への電力供給のためのスイッチングが行われることがなく、ノイズ等の変動に強い制御回路にすることが可能となる。
図5及び図6は、本発明の一実施形態に係るテレビジョン装置の動作を示すタイミングチャートであり、光センサの照度とリモコン信号受信回路の電源スイッチのオン・オフの状態を示している。また、図5は光検出信号の判定を1つの閾値で行う場合、図6は光検出信号の判定を2つの閾値で行う場合を示す。図5、図6では、説明上これらの閾値を照度として示しているが、これらの閾値は光検出回路の出力値の閾値に対応している。
図5(A)は、天気が良く昼間の室内が外光により明るくなっている場合のタイミングチャートであり、図5において、時刻t及びtで室内の照明を点灯し、時刻t及びtで消灯した場合を示している。図5では、朝、まだ暗いうち(t)に室内の照明を点灯することにより、リモコン信号受信回路は有効になり、室内照明を消灯したt2の時点では、外光により室内が閾値より明るいため、リモコン信号受信回路は外光が少なくなるtの時点まで有効な状態を維持し、さらに夜になって、室内照明が点灯される時刻tからtの間有効になっていることを示している。
図5(B)は、カーテンが1日中閉まった状態で天気が良くない場合のタイミングチャートであり、リモコン信号受信回路5が有効となっている状態は、室内照明を点灯している時刻tからtの間と時刻tからtの間、及び、光センサの照度が閾値を超えた期間T、Tの間となる。ここで、光センサの照度が雲や建物の影の影響などで閾値を挟んで変化する場合は、リモコン信号受信回路5の有効・無効が繰り返され不安定な状態となる。
一方、図6は、図5(B)と同様に、カーテンが1日中閉まった状態で天気が良くない場合のタイミングチャートを示すが、閾値を2つ有し、リモコン信号受信回路5の有効・無効の切換えにヒステリシス特性を設けているため、リモコン信号受信回路5の有効・無効の状態が外光の影響により頻繁に切り替わることがない。
本発明では、基本的にリモコン操作を行う場合は、周囲が明るいことを前提にしているが、例えば、暗い部屋でもリモコン装置でテレビジョン装置をオンして視聴したいという要求がある。例えば、図5(A)において、朝の起床時に寝室にあるテレビをつけたい場合でも、部屋が暗くてはリモコンが効かない。この場合、部屋の照明を点灯することでリモコン操作が可能となる。しかし、このような場合に備えて、本発明のリモコン操作機器の追加機能として、オンタイマ機能を設けておくことが望ましい。このオンタイマ機能とは、テレビジョン装置を起動する時間及びチャンネルを予め設定しおき、設定した時間になると設定したチャンネルでテレビジョン装置を起動させて通常動作状態にする機能である。そして、一度テレビジョン装置が起動するとリモコン操作が可能となるため、通常動作モードでの操作が可能となる。
また、本発明では、部屋が暗い状態で視聴中のテレビジョン装置をリモコン操作で電源オフした場合、すでに部屋が暗い状態であるためにリモコン信号受信回路5は無効の状態となり、再度、リモコン装置でテレビジョン装置を電源オンの状態(視聴状態)にすることができない。この状態は、例えば、図5(A)のタイミングtでリモコン装置によってテレビジョン装置を電源オフした場合が挙げられる。このため、部屋が暗い状態で視聴中のテレビジョン装置をリモコン装置で電源オフしても一定期間の間はリモコン信号受信回路の電源をオンしたままで維持するタイムアウト機能を追加機能として設けることが望ましい。そして、このタイムアウトの期間をユーザ設定により変更可能に調整できるようにしてもよい。
また、図1、図2に示した実施態様では、テレビ制御マイコン2で閾値の設定を行い、光検出回路8からの出力値と比較を行うように構成したが、光検出回路8側で閾値の設定と出力値の比較を行うようにすることで、テレヒ制御マイコン2側での制御を簡単にすることも可能である。この場合、光検出回路2の出力はオンまたはオフのデジタル信号となりテレビ制御マイコン2側でのレベルの検出は不要になる。すなわち図3のフローチャートのステップ3で処理される判定は出力≧閾値または出力<閾値ではなく、出力=Highまたは出力=Lowの論理レベル判定で良いのでテレヒ制御マイコン2側での処理はシンプルになる。しかし、光検出回路2における閾値設定の可否により、種々の部屋の明るさの状況に対応することが難しくなる。またこの光検出回路2への閾値設定をソフトウェアで可能とするためにはハードウェアの追加が必要になりコストアップにつながる。
以上、本発明のリモコン操作機器としてテレビジョン装置を例に説明したが、本発明のリモコン操作機器はテレビジョン装置に限られるものではなく、オーディオ・ビデオ製品や、給湯器、エアコンなど種々のリモコン操作が可能な機器を含むものである。
1…電源回路、2…テレビ制御マイコン、3…映像音声受信出力部、4…主電源SW、5…リモコン信号受信回路、6…パワーLED、7…LED制御回路、8…光検出回路、9…電源SW。

Claims (8)

  1. リモコン装置からの信号を受信するリモコン信号受信回路を備え、前記リモコン装置からの信号に応じた動作を行うリモコン操作機器において、周囲の明るさを検知する光検出回路と、待機時に前記光検出回路からの出力値が所定の明るさでの出力値よりも暗いときの出力値である場合に、前記リモコン信号受信回路への電力供給を遮断するスイッチ回路を設けたことを特徴とするリモコン操作機器。
  2. 前記光検出回路からの出力値に応じて前記リモコン信号受信回路への電力供給を行う際に、ヒステリシス特性を持たせたことを特徴とする請求項1に記載のリモコン操作機器。
  3. 前記光検出回路に太陽電池を用いたことを特徴とする請求項1または2に記載のリモコン操作機器。
  4. 前記リモコン信号受信回路が赤外線方式又はRF無線方式であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載のリモコン操作機器。
  5. リモコン操作機器の動作状態を示す表示素子制御用の制御回路をさらに有し、前記リモコン信号受信回路への電力供給を遮断する際に、前記制御回路への電力供給を遮断することを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載のリモコン操作機器。
  6. リモコン操作機器がさらにタイマーを具備し、該タイマーが所定の時刻に前記リモコン操作機器を通常動作状態にするように設定されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1に記載のリモコン操作機器。
  7. 前記所定の明るさよりも暗いときに前記リモコン装置によって前記リモコン操作機器の電源がオフされた際に、前記リモコン信号受信回路への電力供給を所定時間の間維持した後に遮断することを特徴とする請求項1から6のいずれか1に記載のリモコン操作機器。
  8. 前記リモコン操作機器がテレビジョン装置であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1に記載リモコン操作機器。
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