JP2011199131A - 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】寄生容量を抑制した不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】第1方向に沿って交互に積層された複数の電極膜WLと複数の電極間絶縁膜14とを有する積層構造体MLと、積層構造体MLを第1方向に貫通する半導体ピラーSPと、複数の電極膜WLのそれぞれと半導体ピラーSPとの間に設けられた電荷蓄積膜48と、電荷蓄積膜48と半導体ピラーSPとの間に設けられた内側絶縁膜42と、電極膜WLのそれぞれと電荷蓄積膜48との間に設けられた外側絶縁膜43と、を有するメモリ部MUと、メモリ部MUと、第1方向に対して直交する第2方向に沿って併設され、積層構造体MLの第1方向に沿った少なくとも一つの電極膜WLの位置と同じ位置に絶縁部50と、を有する非メモリ部PR10とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】第1方向に沿って交互に積層された複数の電極膜WLと複数の電極間絶縁膜14とを有する積層構造体MLと、積層構造体MLを第1方向に貫通する半導体ピラーSPと、複数の電極膜WLのそれぞれと半導体ピラーSPとの間に設けられた電荷蓄積膜48と、電荷蓄積膜48と半導体ピラーSPとの間に設けられた内側絶縁膜42と、電極膜WLのそれぞれと電荷蓄積膜48との間に設けられた外側絶縁膜43と、を有するメモリ部MUと、メモリ部MUと、第1方向に対して直交する第2方向に沿って併設され、積層構造体MLの第1方向に沿った少なくとも一つの電極膜WLの位置と同じ位置に絶縁部50と、を有する非メモリ部PR10とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
従来のLSI(Large Scale Integration)は、シリコン基板上の2次元平面内に素子を集積している。半導体記憶装置(メモリ)については、記憶容量を増加させるために一素子の寸法を小さくする(微細化する)必要がある。しかし、近年その微細化も技術的、コスト的に困難なものになってきている。
特許文献1には、一括加工型3次元積層メモリセルが提案されている。この一括加工型3次元積層メモリにおいては、交互に積層された絶縁膜と電極膜とを有する積層体と、積層体を貫通するシリコンピラーと、シリコンピラーと電極膜との間に電荷蓄積層(記憶層)と、が設けられ、これにより、シリコンピラーと各電極膜との交差部にメモリセルが設けられる。
このように、3次元一括加工メモリにおいては、ゲート電極となる電極膜と、絶縁膜と、を積層した多層構造体が用いられている。
ここで、この多層構造体は、メモリセルの領域だけでなく、メモリセルの周辺の領域にも及ぶ。このため、メモリセルの周辺の領域では、多層構造体によるポリシリコンと絶縁膜との間で寄生容量が形成され、場合によっては、動作が不安定になることがある。
本発明は、動作安定性の高い不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法を提供する。
本発明の一態様によれば、第1方向に沿って交互に積層された複数の電極膜と複数の電極間絶縁膜とを有する積層構造体と、前記積層構造体を前記第1方向に貫通する半導体ピラーと、前記複数の電極膜のそれぞれと、前記半導体ピラーと、の間に設けられた記憶層と、前記記憶層と前記半導体ピラーとの間に設けられた内側絶縁膜と、前記複数の電極膜のそれぞれと、前記記憶層と、の間に設けられた外側絶縁膜と、を有するメモリ部と、前記メモリ部と、前記第1方向に対して直交する第2方向に沿って併設され、前記積層構造体の前記第1方向に沿った少なくとも一つの前記電極膜の位置と同じ位置に設けられた絶縁部と、を有する非メモリ部と、を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置が提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、第1方向に沿って交互に積層された複数の電極膜と複数の電極間絶縁膜とを有する積層構造体と、前記積層構造体を前記第1方向に貫通する半導体ピラーと、前記複数の電極膜のそれぞれと、前記半導体ピラーと、の間に設けられた記憶層と、前記記憶層と前記半導体ピラーとの間に設けられた内側絶縁膜と、前記複数の電極膜のそれぞれと、前記記憶層と、の間に設けられた外側絶縁膜と、を有するメモリ部と、前記メモリ部と、前記第1方向に対して直交する第2方向に沿って併設され、前記積層構造体の前記第1方向に沿った少なくとも一つの前記電極間絶縁膜の位置と同じ位置に設けられた積層導電部、を有する非メモリ部と、前記メモリ部と前記非メモリ部との間に設けられ、前記複数の電極膜と、前記積層導電部と、を電気的に分離する分離部と、を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置が提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、基板の主面上の第1領域と、前記第1領域の内側の第2領域と、において、基板の主面上に、複数の第1導電膜と複数の第1膜とを交互に積層して積層構造体を形成し、前記第1領域と前記第2領域との境界において、前記積層構造体の積層方向に沿って、前記積層構造体の最下段の前記第1導電膜の上面よりも下まで貫通する溝を形成し、前記溝に絶縁材料を埋め込んで前記複数の第1導電膜を支持する支持材を形成し、前記第2領域において、前記複数の第1膜を除去し、前記第2領域において、前記複数の第1導電膜を酸化し、前記第1領域において、前記積層方向に貫通するスルーホールを形成し、前記スルーホールの内壁に、順に外側絶縁膜、記憶層及び内側絶縁膜を形成することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、動作安定性の高い不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法が提供される。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比係数などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比係数が異なって表される場合もある。また、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比係数などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比係数が異なって表される場合もある。また、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を説明する模式的断面図である。
図2は、不揮発性半導体記憶装置の全体構成を例示する模式的断面図である。
図3は、不揮発性半導体記憶装置の構成を例示する模式的斜視図である。
なお、図3においては、図を見易くするために、導電部分のみを示し、絶縁部分は図示を省略している。
図4は、不揮発性半導体記憶装置の一部の構成を例示する模式的断面図である。
図5は、不揮発性半導体記憶装置の電極膜の構成を例示する模式的平面図である。
図2は、不揮発性半導体記憶装置の全体構成を例示する模式的断面図である。
図3は、不揮発性半導体記憶装置の構成を例示する模式的斜視図である。
なお、図3においては、図を見易くするために、導電部分のみを示し、絶縁部分は図示を省略している。
図4は、不揮発性半導体記憶装置の一部の構成を例示する模式的断面図である。
図5は、不揮発性半導体記憶装置の電極膜の構成を例示する模式的平面図である。
(第1の実施の形態)
図1、図2及び図3に表したように、本実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置110は、メモリ部MUと、非メモリ部PR10と、を備えている。メモリ部MUは、複数の電極膜WLと複数の電極間絶縁膜14とが、第1方向に沿って交互に積層された積層構造体MLと、積層構造体MLを貫通する半導体ピラーSPと、を有する。
図1、図2及び図3に表したように、本実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置110は、メモリ部MUと、非メモリ部PR10と、を備えている。メモリ部MUは、複数の電極膜WLと複数の電極間絶縁膜14とが、第1方向に沿って交互に積層された積層構造体MLと、積層構造体MLを貫通する半導体ピラーSPと、を有する。
ここで、本願明細書において、説明の便宜上、XYZ直交座標系を導入する。この座標系においては、第1方向をZ軸方向とする。そして、Z軸方向に対して垂直な方向をY軸方向(第2方向)とする。そして、Z軸方向とY軸方向とに垂直な方向をX軸方向(第3方向)とする。
図4に表したように、メモリ部MUは、複数の電極膜WLのそれぞれと、半導体ピラーSPと、の間に設けられた電荷蓄積膜(記憶層)48と、電荷蓄積膜48と半導体ピラーSPとの間に設けられた内側絶縁膜42と、複数の電極膜WLのそれぞれと、電荷蓄積膜48と、の間に設けられた外側絶縁膜43と、をさらに有する。
積層構造体MLの電極膜WLと、半導体ピラーSPと、の交差部に、メモリセルMCが設けられる。すなわち、電極膜WLと半導体ピラーSPとが交差する部分において、電荷蓄積膜48を有するメモリセルトランジスタが3次元マトリクス状に設けられ、この電荷蓄積膜48に電荷を蓄積させることにより、各メモリセルトランジスタが、データを記憶するメモリセルMCとして機能する。
上記の構成を備えた本実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置110は、3次元積層型のフラッシュメモリである。
図1に表したように、非メモリ部PR10は、メモリ部MUと、第1方向に対して直交する方向に沿って併設される。非メモリ部PR10は、例えば、メモリ部MUに対する周辺領域PRに設けられる。非メモリ部PR10は、周辺領域PRに複数設けられていてもよい。
非メモリ部PR10は、積層構造体MLの第1方向に沿った位置と同じ位置に設けられた絶縁部50を有する。
絶縁部50は、例えば、複数の電極膜WLの第1方向に沿ったそれぞれの位置と同じ位置にそれぞれ設けられた複数の第1絶縁膜50aと、複数の電極間絶縁膜14の第1方向に沿ったそれぞれの位置と同じ位置にそれぞれ設けられた第2絶縁膜50bと、を有する。
絶縁部50は、例えば、複数の電極膜WLの第1方向に沿ったそれぞれの位置と同じ位置にそれぞれ設けられた複数の第1絶縁膜50aと、複数の電極間絶縁膜14の第1方向に沿ったそれぞれの位置と同じ位置にそれぞれ設けられた第2絶縁膜50bと、を有する。
すなわち、図2に表したように、不揮発性半導体記憶装置110は、メモリ部MUと、周辺領域PRと、を備える。周辺領域PRは、メモリ部MUの周辺に設けられた領域である。周辺領域PRには、非メモリ部PR10が含まれる。これらメモリ部MUは、例えば単結晶シリコンからなる半導体基板11の主面11aの上に設けられる。
ここで、不揮発性半導体記憶装置110では、第1絶縁膜50aと第2絶縁膜50bとが一体になっている場合のほか、互いの境界が把握し易い場合もある。すなわち、後述するように、第1絶縁膜50aである絶縁材料が成長して第2絶縁膜50bになる場合には、第1絶縁膜50aと第2絶縁膜50bとが一体になる。一方、例えば、第1絶縁膜50aを形成した後、別工程(例えば、CVD:Chemical Vapor Deposition)によって第2絶縁膜50bを埋め込む場合には、第1絶縁膜50aと第2絶縁膜50bとは別体となり、互いの境界が把握し易い。
非メモリ部PR10においては、必要に応じて、絶縁部50を第1方向に貫通するスルーホールTH1が設けられ、スルーホールTH1の内部に貫通導電部51が設けられている。貫通導電部51は、例えば、非メモリ部PR10の半導体基板11上に設けられる周辺領域回路PR1と導通している。貫通導電部51は、周辺領域回路PR1に対する信号入出力や電位設定のための配線として利用されることができる。
第1絶縁膜50aは、例えば、メモリ部MUから延出する複数の電極膜WLを加熱して形成された熱酸化膜を含む。複数の電極膜WLが、例えばポリシリコンやアモルファスシリコンを含む材料で形成されている場合、加熱によって酸化シリコンになる。非メモリ部PR10において、複数の電極膜WLが存在していた位置に形成された酸化シリコン等が第1絶縁膜50aになる。加熱の条件によって、電極膜WLは、全てが酸化シリコンになる。また、加熱の条件によって、電極膜WLは、材質の一部を残した状態で酸化シリコンになる場合もある。
また、非メモリ部PR10において、複数の電極間絶縁膜14が存在していた位置に形成された酸化シリコン等が第2絶縁膜50bになる。第2絶縁膜50bは、例えば、熱酸化膜を含む。すなわち、加熱によって電極膜WLが酸化シリコン等になった場合、この酸化シリコン等が成長して、複数の電極膜WLの間に埋め込まれる状態となる。この埋め込まれた酸化シリコン等が、第2絶縁膜50bになる。
また、第2絶縁膜50bは、複数の第1絶縁膜50aどうしの間に絶縁材料が埋め込まれることで形成される場合もある。絶縁材料の埋め込みは、例えばCVDが用いられる。このように、非メモリ部PR10に絶縁部50が形成されることで、寄生容量が抑制され、動作安定性の高い不揮発性半導体記憶装置110が提供される。
(比較例)
図6は、比較例に係る不揮発性半導体記憶装置120の主要部を例示する模式的断面図である。
同図では、メモリ部MU及びメモリ部MUの周辺に設けられた周辺領域PRの一部である非メモリ部PR20を例示している。
図6は、比較例に係る不揮発性半導体記憶装置120の主要部を例示する模式的断面図である。
同図では、メモリ部MU及びメモリ部MUの周辺に設けられた周辺領域PRの一部である非メモリ部PR20を例示している。
先に説明したように、非メモリ部PR20は、メモリ部MUから積層構造体MLの複数の電極膜WLが延出する部分である。すなわち、メモリ部MUの製造においては、積層構造体MLを形成した後、半導体ピラーSP等によるメモリストリングを形成する。この際、メモリ部MUの周辺で積層構造体MLが残っている部分が発生する。このメモリ部MUの周辺で積層構造体MLが残った部分が非メモリ部PR20になる。非メモリ部PR20の半導体基板11には、周辺領域回路PR1が設けられている。
ここで、メモリ部MUの積層構造体MLは、主面11aに対して垂直な方向に交互に積層された複数の電極膜WLと複数の電極間絶縁膜14とを有する。電極膜WLには、例えばポリシリコンが用いられる。一方、電極間絶縁膜14には、例えば酸化シリコンが用いられる。図6に例示する比較例に係る不揮発性半導体記憶装置120のように、積層構造体MLが非メモリ部PR20にそのまま残っていると、複数の電極膜WLと複数の電極間絶縁膜14との積層構造で寄生容量が発生する。この寄生容量は、周辺領域回路PR1の動作に影響を及ぼすことになる。
一方、図1に表したように、第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置110では、非メモリ部PR10に、少なくとも積層構造体MLの位置に合わせて絶縁部50が設けられている。つまり、非メモリ部PR10では、図6に表した不揮発性半導体記憶装置120の非メモリ部PR20のような複数の電極膜WL及び複数の電極間絶縁膜14の積層構造体MLがない。したがって、非メモリ部PR10での寄生容量の発生が抑制される。
非メモリ部PR10は、メモリ部MUから積層構造体MLが延出していた領域に設けられている。このため、非メモリ部PR10では、もともと延出していた積層構造体MLの全部または一部が、絶縁部50になっている。これによって、絶縁部50は、積層構造体MLの第1方向に沿った少なくとも一つの電極膜WLの位置に合わせて絶縁材料が設けられた部分を含むようになる。
例えば、非メモリ部PR10において、メモリ部MUから延出していた積層構造体MLでは、電極間絶縁膜14がいったん除去される。その後、残った電極膜WLを熱酸化膜(例えば、酸化シリコン膜)にして、複数の電極膜WLが存在していた領域の例えば全体を熱酸化膜にする。これにより、非メモリ部PR10には、複数の電極膜WLが存在していた位置に第1絶縁膜50aが設けられることになる。また、複数の電極膜WLの間にも、電極膜WLから成長した熱酸化膜が埋め込まれる。これが第2絶縁膜50bになる。
ここで、第1絶縁膜50aでは、複数の電極膜WLが全て絶縁材料になる場合のほか、複数の電極膜WLの一部が絶縁材料になっていない場合も含まれる。すなわち、電極膜WLを加熱によって酸化膜にする際、電極膜WLの表面に酸化膜が生成されるとともに、電極膜WL自体も酸化膜になる。これにより、隣り合う電極膜WLの間が酸化膜で埋め込まれる。この際、加熱の条件によって、電極膜WLが全て酸化膜になる場合と、酸化されずに残る場合とがある。絶縁部50としては、これらいずれの場合も含まれる。
絶縁部50においては、積層構造体MLが存在していた全領域が絶縁材料になることが、寄生容量を抑制する上で望ましい。しかし、電極膜WLの一部が酸化されずに残っている場合でも、残った電極膜WLの間隔は、もともとの積層構造体MLによる電極膜WLの間隔に比べて広くなる。したがって、寄生容量の抑制効果を十分に発揮できることになる。
これにより、不揮発性半導体記憶装置110の動作安定性を高めることができる。
これにより、不揮発性半導体記憶装置110の動作安定性を高めることができる。
なお、絶縁部50の絶縁材料には、酸化シリコンのほか、窒化シリコンなども用いられる。絶縁部50として窒化シリコンを用いる場合には、電極間絶縁膜14が除去された部分に、CVD等によって窒化シリコンを埋め込むようにすればよい。
なお、不揮発性半導体記憶装置110の構成の例についてさらに説明する。
メモリ部MUは、複数のメモリセルトランジスタを有するマトリクスメモリセル部MU1と、マトリクスメモリセル部MU1の配線を接続する配線接続部MU2と、を有する。
メモリ部MUは、複数のメモリセルトランジスタを有するマトリクスメモリセル部MU1と、マトリクスメモリセル部MU1の配線を接続する配線接続部MU2と、を有する。
図4は、マトリクスメモリセル部MU1の構成を例示している。
すなわち、図4においては、マトリクスメモリセル部MU1として、図3のA−A’断面の一部と、図3のB−B’線断面の一部が例示されている。
図3及び図4に表したように、マトリクスメモリセル部MU1においては、半導体基板11の主面11a上に、積層構造体MLが設けられる。積層構造体MLは、主面11aに対して垂直な方向に交互に積層された複数の電極膜(電極部)WLと複数の電極間絶縁膜14とを有する。
すなわち、図4においては、マトリクスメモリセル部MU1として、図3のA−A’断面の一部と、図3のB−B’線断面の一部が例示されている。
図3及び図4に表したように、マトリクスメモリセル部MU1においては、半導体基板11の主面11a上に、積層構造体MLが設けられる。積層構造体MLは、主面11aに対して垂直な方向に交互に積層された複数の電極膜(電極部)WLと複数の電極間絶縁膜14とを有する。
積層構造体MLにおける電極膜WLおよび電極間絶縁膜14の積層方向は、第1方向である。すなわち、電極膜WLおよび電極間絶縁膜14は、主面11aに対して平行に設けられる。電極膜WLは、例えば、消去ブロック単位で分断される。
図4は、マトリクスメモリセル部MU1の構成を例示しており、例えば図3のB−B’線断面の一部に相当する。
図3及び図4に表したように、不揮発性半導体記憶装置110のメモリ部MUは、上記の積層構造体MLと、積層構造体MLを第1方向に貫通する半導体部である半導体ピラーSP(第1半導体ピラーSP1)と、電荷蓄積膜48と、内側絶縁膜(第1の絶縁膜)42と、外側絶縁膜(第2の絶縁膜)43と、配線WRと、を有する。
図4は、マトリクスメモリセル部MU1の構成を例示しており、例えば図3のB−B’線断面の一部に相当する。
図3及び図4に表したように、不揮発性半導体記憶装置110のメモリ部MUは、上記の積層構造体MLと、積層構造体MLを第1方向に貫通する半導体部である半導体ピラーSP(第1半導体ピラーSP1)と、電荷蓄積膜48と、内側絶縁膜(第1の絶縁膜)42と、外側絶縁膜(第2の絶縁膜)43と、配線WRと、を有する。
電荷蓄積膜48は、電極膜WLのそれぞれと半導体ピラーSPとの間に設けられる。内側絶縁膜42は、電荷蓄積膜48と半導体ピラーSPとの間に設けられる。外側絶縁膜43は、電極膜WLのそれぞれと電荷蓄積膜48との間に設けられる。配線WRは、半導体ピラーSPの一端と電気的に接続される。
すなわち、積層構造体MLを第1方向に貫通するスルーホールTHの内部の壁面に、外側絶縁膜43、電荷蓄積膜48および内側絶縁膜42がこの順番で形成され、その残余の空間に半導体が埋め込まれ、半導体ピラーSPが形成される。
したがって、メモリセルMCの記憶層4における電極膜WLの位置が記憶領域として機能し、電荷蓄積膜48の延出方向に沿って複数の記憶領域が設けられることになる。
内側絶縁膜42は、メモリセルMCのメモリセルトランジスタにおけるトンネル絶縁膜として機能する。一方、外側絶縁膜43は、メモリセルMCのメモリセルトランジスタにおけるブロック絶縁膜として機能する。電極間絶縁膜14は、電極膜WLどうしを絶縁する層間絶縁膜として機能する。
電極膜WLには、任意の導電材料を用いることができ、例えば、不純物が導入されて導電性が付与されたアモルファスシリコンまたはポリシリコンを用いることができ、また、金属および合金なども用いることができる。電極膜WLには所定の電気信号が印加され、電極膜WLは、不揮発性半導体記憶装置110のワード線として機能する。
電極間絶縁膜14および内側絶縁膜42および外側絶縁膜43には、例えばシリコン酸化膜を用いることができる。なお、電極間絶縁膜14、内側絶縁膜42および外側絶縁膜43は、単層膜でも良く、また積層膜でも良い。
電荷蓄積膜48には、例えばシリコン窒化膜を用いることができ、半導体ピラーSPと電極膜WLとの間に印加される電界によって、電荷を蓄積または放出し、情報を記憶する部分として機能する。電荷蓄積膜48は、単層膜でも良く、また積層膜でも良い。
なお、後述するように電極間絶縁膜14、内側絶縁膜42、電荷蓄積膜48および外側絶縁膜43には、上記に例示した材料に限らず、任意の材料を用いることができる。
また、図2および図3においては、積層構造体MLが電極膜WLを4層有している場合が例示されているが、積層構造体MLにおいて、設けられる電極膜WLの数は任意である。
図2に表したように、本具体例における不揮発性半導体記憶装置110では、2本の半導体ピラーSPが、接続部CP(接続部半導体層)によって接続されている。
すなわち、メモリ部MUは、第2半導体ピラーSP2(半導体ピラーSP)と、第1接続部CP1(接続部CP)と、をさらに有する。
すなわち、メモリ部MUは、第2半導体ピラーSP2(半導体ピラーSP)と、第1接続部CP1(接続部CP)と、をさらに有する。
第2半導体ピラーSP2は、例えば第2方向において第1半導体ピラーSP1(半導体ピラーSP)と隣接し、積層構造体MLを第1方向に貫通する。第1接続部CP1は、第1半導体ピラーSP1と第2半導体ピラーSP2とを第1方向における同じ側(半導体基板11の側)で電気的に接続する。第1接続部CP1は、第2方向に延在して設けられる。第1接続部CP1には、第1および第2半導体ピラーSP1およびSP2と同じ材料が用いられる。
すなわち、半導体基板11の主面11aの上に、層間絶縁膜13を介してバックゲートBG(接続部導電層)が設けられる。そして、バックゲートBGの第1および第2半導体ピラーSP1およびSP2に対向する部分に溝(後述する溝CTR)が設けられ、溝の内部に、外側絶縁膜43、電荷蓄積膜48および内側絶縁膜42が形成され、その残余の空間に半導体からなる接続部CPが埋め込まれる。なお、上記の溝における外側絶縁膜43、電荷蓄積膜48、内側絶縁膜42および接続部CPの形成は、スルーホールTHにおける外側絶縁膜43、電荷蓄積膜48、内側絶縁膜42および半導体ピラーSPの形成と同時に、一括して行われる。このように、バックゲートBGは、接続部CPに対向して設けられる。
これにより、第1および第2半導体ピラーSP1およびSP2と、接続部CPと、によって、U字形状の半導体ピラーが形成され、これが、U字形状のNANDストリングとなる。
なお、接続部CPは、第1および第2半導体ピラーSP1およびSP2を電気的に接続する機能を有するが、接続部CPを1つのメモリセルとして利用することもでき、これにより、記憶ビットを増やすこともできる。以下では、接続部CPは、第1および第2半導体ピラーSP1およびSP2を電気的に接続し、記憶部として用いられない場合として説明する。この場合、接続部CPに対向する電荷蓄積膜48は記憶部として機能させないが、説明を簡単にするために、接続部CPに対向する電荷蓄積膜48の部分も「記憶層」という名称を用いる。
図2および図3に表したように、第1半導体ピラーSP1の第1接続部CP1とは反対の端は、ビット線BL(第2配線W2)に接続され、第2半導体ピラーSP2の第1接続部CP1とは反対の端は、ソース線SL(第1配線W1)に接続されている。なお、半導体ピラーSPとビット線BLとはビアV1およびビアV2により接続される。なお、配線WRは、第1配線W1と第2配線W2とを含む。
本具体例では、ビット線BLは、第2方向に延在し、ソース線SLは、第3方向に延在する。
本具体例では、ビット線BLは、第2方向に延在し、ソース線SLは、第3方向に延在する。
そして、積層構造体MLとビット線BLとの間において、第1半導体ピラーSP1に対向して、ドレイン側選択ゲート電極SGD(第1選択ゲート電極SG1すなわち選択ゲート電極SG)が設けられ、第2半導体ピラーSP2に対向して、ソース側選択ゲート電極SGS(第2選択ゲート電極SG2すなわち選択ゲート電極SG)が設けられる。これにより、任意の半導体ピラーSPの任意のメモリセルMCに所望のデータを書き込み、また読み出すことができる。
選択ゲート電極SGには、任意の導電材料を用いることができ、例えばポリシリコンまたはアモルファスシリコンを用いることができる。本具体例では選択ゲート電極SGは、第2方向に分断され、第3方向に沿って延在する帯状の形状を有している。
なお、図2に表したように、積層構造体MLの最上部(半導体基板11から最も遠い側)には、層間絶縁膜15が設けられている。そして、積層構造体MLの上に層間絶縁膜16が設けられ、その上に選択ゲート電極SGが設けられ、選択ゲート電極SGどうしの間には層間絶縁膜17が設けられている。そして、選択ゲート電極SGに貫通ホールが設けられ、その内側面に選択ゲートトランジスタの選択ゲート絶縁膜SGIが設けられ、その内側に半導体が埋め込まれている。この半導体は、半導体ピラーSPと繋がっている。すなわち、メモリ部MUは、第1方向において積層構造体MLに積層され、配線WR(ソース線SLおよびビット線BLの少なくともいずれか)の側で半導体ピラーSPに貫通された選択ゲート電極SGをさらに有している。
そして、層間絶縁膜17の上に層間絶縁膜18が設けられ、その上に、ソース線SLとビア22(ビアV1、V2)が設けられ、ソース線SLの周りには層間絶縁膜19が設けられている。そして、ソース線SLの上に層間絶縁膜23が設けられ、その上にビット線BLが設けられている。ビット線BLは、第2方向に沿った帯状の形状を有している。
なお、層間絶縁膜15、16、17、18、19及び23、並びに、選択ゲート絶縁膜SGIには、例えば酸化シリコンを用いることができる。
なお、ここで、不揮発性半導体記憶装置110において複数設けられる半導体ピラーに関し、半導体ピラーの全体または任意の半導体ピラーを指す場合には、「半導体ピラーSP」と言い、半導体ピラーどうしの関係を説明する際などにおいて、特定の半導体ピラーを指す場合に、「第n半導体ピラーSPn」(nは1以上の任意の整数)と言うことにする。
図5に表したように、電極膜WLにおいては、0以上の整数であるmにおいて、nが(4m+1)および(4m+4)である半導体ピラーSP(4m+1)およびSP(4m+4)に対応する電極膜が共通に接続され電極膜WLAとなり、nが(4m+2)および(4m+3)である半導体ピラーSP(4m+2)および(4m+3)に対応する電極膜が共通に接続され電極膜WLBとなる。すなわち、電極膜WLは、第3方向に対向して櫛歯状に互いに組み合わされた電極膜WLAおよび電極膜WLBの形状を有している。
図4および図5に表したように、電極膜WLは、絶縁層ILによって分断され、電極膜WLは、第1領域(電極膜WLA)および第2領域(電極膜WLB)に分かれている。
そして、図2に例示した配線接続部MU2のように、第3方向における一方の端において、電極膜WLBは、ビアプラグ31によってワード配線32に接続され、例えば半導体基板11に設けられる駆動回路と電気的に接続される。そして、同様に、第3方向における他方の端において、電極膜WLAは、ビアプラグによってワード配線に接続され、駆動回路と電気的に接続される。すなわち、第1方向に積層された各電極膜WL(電極膜WLAおよび電極膜WLB)の第3方向における長さが階段状に変化させられ、第3方向の一方の端では電極膜WLAによって駆動回路との電気的接続が行われ、第3方向の他方の端では、電極膜WLBによって駆動回路との電気的接続が行われる。
そして、図3に表したように、メモリ部MUは、第3半導体ピラーSP3(半導体ピラーSP)と、第4半導体ピラーSP4(半導体ピラーSP)と、第2接続部CP2(接続部CP)と、をさらに有することができる。
第3半導体ピラーSP3は、第2方向において、第2半導体ピラーSP1の第1半導体ピラーSP1とは反対の側で第2半導体ピラーSP2と隣接し、積層構造体MLを第1方向に貫通する。第4半導体ピラーSP4は、第2方向において、第3半導体ピラーSP3の第2半導体ピラーSP2とは反対の側で第3半導体ピラーSP3と隣接し、積層構造体MLを第1方向に貫通する。
第2接続部CP2は、第3半導体ピラーSP3と第4半導体ピラーSP4とを第1方向における同じ側(第1接続部CP1と同じ側)で電気的に接続する。第2接続部CP2は、第2方向に延在して設けられ、バックゲートBGに対向している。
電荷蓄積膜48は、電極膜WLのそれぞれと第3および第4半導体ピラーSP3およびSP4との間、並びに、バックゲートBGと第2接続部CP2との間、にも設けられる。内側絶縁膜42は、第3および第4半導体ピラーSP3およびSP4と電荷蓄積膜48との間、並びに、電荷蓄積膜48と第2接続部CP2との間、にも設けられる。外側絶縁膜43は、電極膜WLのそれぞれと電荷蓄積膜48との間、並びに、電荷蓄積膜48とバックゲートBGとの間、にも設けられる。
そして、ソース線SLは、第3半導体ピラーSP3の第2接続部CP2とは反対の側の第3端部と接続される。そして、ビット線BLは、第4半導体ピラーSP4の第2接続部CP2とは反対の側の第4端部と接続される。
そして、第3半導体ピラーSP3に対向して、ソース側選択ゲート電極SGS(第3選択ゲート電極SG3、すなわち選択ゲート電極SG)が設けられ、第4半導体ピラーSP4に対向して、ドレイン側選択ゲート電極SGD(第4選択ゲート電極SG4、すなわち選択ゲート電極SG)が設けられる。
(第2の実施の形態)
図7は、第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置130の主要部を例示する模式的断面図である。
不揮発性半導体記憶装置130では、非メモリ部PR10は、絶縁部50をZ軸方向に貫通する貫通導電部51と、貫通導電部51とスルーホールTH1の内壁との間に設けられた絶縁膜52と、を有している。
図7は、第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置130の主要部を例示する模式的断面図である。
不揮発性半導体記憶装置130では、非メモリ部PR10は、絶縁部50をZ軸方向に貫通する貫通導電部51と、貫通導電部51とスルーホールTH1の内壁との間に設けられた絶縁膜52と、を有している。
ここで、絶縁部50は、もともとの積層構造体MLの電極膜WLが絶縁材料になった第1絶縁膜50aを含んでいる。絶縁部50では、電極膜WLが絶縁材料になり、第1絶縁膜50aになる際、隣り合う電極膜WLの間に隙間が生じる場合がある。このような隙間が生じている絶縁部50にスルーホールTH1を設け、貫通導電部51を埋め込むと、その隙間に貫通導電部51の材料が浸透する可能性が考えられる。そこで、スルーホールTH1の内壁に絶縁膜52を設け、前記の隙間がスルーホールTH1に露出しないようにする。貫通導電部51は、絶縁膜52を介してスルーホールTH1内に埋め込まれている。絶縁膜52は、貫通導電部51の材料が、前記の隙間に浸透しないよう防ぐ役目を果たしている。
絶縁膜52には、例えば酸化シリコンや窒化シリコンの任意の絶縁材料が用いられる。 これにより、動作安定性の高い不揮発性半導体記憶装置が安定して製造できる。
絶縁膜52には、例えば酸化シリコンや窒化シリコンの任意の絶縁材料が用いられる。 これにより、動作安定性の高い不揮発性半導体記憶装置が安定して製造できる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、不揮発性半導体記憶装置110の製造方法である。
この不揮発性半導体記憶装置の製造方法においては、基板(例えば、半導体基板11)の主面11a上の第1領域と、第1領域の内側の第2領域と、において、半導体基板11の主面11a上に、複数の第1導電膜(電極膜WL)と複数の第1膜とを交互に積層して積層構造体MLを形成し、第1領域と第2領域との境界において、積層構造体MLの積層方向(第1方向)に沿って、積層構造体MLの少なくとも最下段の第1導電膜の上面よりも下まで貫通する溝を形成し、溝に複数の第1導電膜を支持する支持材を埋め込み、第2領域において、複数の第1膜を除去し、第2領域において、複数の第1導電膜を酸化し、第1領域において、積層構造体MLを第1方向に貫通したスルーホールTHを形成し、スルーホールTHの内壁に、順に外側絶縁膜43、電荷蓄積膜48及び内側絶縁膜42を形成する。
ここで、メモリ部MUになる領域が第1領域であり、非メモリ部PR10になる領域が第2領域である。
第3の実施の形態は、不揮発性半導体記憶装置110の製造方法である。
この不揮発性半導体記憶装置の製造方法においては、基板(例えば、半導体基板11)の主面11a上の第1領域と、第1領域の内側の第2領域と、において、半導体基板11の主面11a上に、複数の第1導電膜(電極膜WL)と複数の第1膜とを交互に積層して積層構造体MLを形成し、第1領域と第2領域との境界において、積層構造体MLの積層方向(第1方向)に沿って、積層構造体MLの少なくとも最下段の第1導電膜の上面よりも下まで貫通する溝を形成し、溝に複数の第1導電膜を支持する支持材を埋め込み、第2領域において、複数の第1膜を除去し、第2領域において、複数の第1導電膜を酸化し、第1領域において、積層構造体MLを第1方向に貫通したスルーホールTHを形成し、スルーホールTHの内壁に、順に外側絶縁膜43、電荷蓄積膜48及び内側絶縁膜42を形成する。
ここで、メモリ部MUになる領域が第1領域であり、非メモリ部PR10になる領域が第2領域である。
以下、図面に基づいて、具体的な製造方法を説明する。
図8〜図17は、第3の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する模式図である。
図8〜図17は、第3の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する模式図である。
先ず、図8に表したように、例えばシリコンの半導体基板11上に、層間絶縁膜13となるシリコン酸化膜を例えば厚さ100nmで堆積させ、さらに、バックゲートBGとなる導電膜BGfを例えば200nmで堆積させる。導電膜BGfには、例えばAsドープのアモルファスシリコン、または、Pドープのアモルファスシリコン等を用いることができる。その後、導電膜BGfに、リソグラフィ及びRIE(Reactive Ion Etching)を用いて、半導体接続部CPが形成される溝パターンCPpを形成し、溝パターンCPp中に、シリコン窒化膜からなる犠牲層Sfを埋め込む。
一方、メモリ部MUの周辺に配置される非メモリ部PR10では、必要に応じて、半導体基板11上に、層間絶縁膜13を介してトランジスタ等の周辺領域回路PR1を形成する。本製造方法では、周辺領域回路PR1を形成するものとする。
その後、導電膜BGf、犠牲層Sf及び周辺領域回路PR1の上に、第1膜である電極間絶縁膜14及び電極膜WLを、交互に所望の繰り返しの数で堆積させ、その上に層間絶縁膜15を堆積させる。導電膜BGfには、例えばAsドープのアモルファスシリコン、または、Pドープのアモルファスシリコン等を用いることができる。これにより積層構造体MLが形成される。積層構造体MLが形成された半導体基板11上においては、メモリ部MUになる領域が第1領域であり、非メモリ部PR10になる領域が第2領域である。なお、ここでは、層間絶縁膜15は積層構造体MLに含まれるものとする。
つぎに、図9に表したように、メモリ部MUと非メモリ部PR10との境界において、溝STを形成する。溝STは、リソグラフィ及びRIEによって設けられる。溝STは、積層構造体MLの最下段の電極膜WL1の上面より下まで彫り込まれる。また、溝STは、非メモリ部PR10において、第1方向(Z軸方向)とは垂直な方向(X−Y軸方向)に沿って囲むよう形成される。
図10は、積層構造体MLのX−Y軸方向に沿った模式的平面図である。
同図では、積層構造体MLにおける非メモリ部PR10において、X−Y軸方向に沿って囲むよう溝STが設けられた状態を例示している。溝STは、非メモリ部PR10の全部または一部を囲むように形成される。なお、同図では、X−Y軸方向に沿って矩形に囲む溝STが設けられた例を示しているが、矩形以外であってもよい。
同図では、積層構造体MLにおける非メモリ部PR10において、X−Y軸方向に沿って囲むよう溝STが設けられた状態を例示している。溝STは、非メモリ部PR10の全部または一部を囲むように形成される。なお、同図では、X−Y軸方向に沿って矩形に囲む溝STが設けられた例を示しているが、矩形以外であってもよい。
つぎに、図11に表したように、溝STに絶縁材料を埋め込んで、複数の電極膜WLを支える支持部STmを形成する。ここで、支持部STmは、後述する工程で電極間絶縁膜14をエッチングする際に、エッチングされない材料を用いる。支持部STmには、例えば窒化シリコンが用いられる。
なお、電極膜WLとして、B(ボロン)がドープされたポリシリコンが用いられ、電極間絶縁膜14として、アンドープのポリシリコンが用いられている場合には、溝STに埋め込まれる支持部STmとして、例えば酸化シリコンが用いられる。
つぎに、図12に表したように、溝STで囲まれた領域内に、スルーホールTH2を形成する。スルーホールTH2は、溝STと同じ深さまで形成される。スルーホールTH2は、リソグラフィ及びRIEによって設けられる。図12に例示されるスルーホールTH2は、積層構造体MLの最下段の電極膜WL1の上面まで彫り込まれている。
図13は、積層構造体MLのX−Y軸方向に沿った模式的平面図である。
同図では、積層構造体MLにおける非メモリ部PR10において、溝STで囲まれた領域内にスルーホールTH2が形成された状態を例示している。スルーホールTH2は、溝STで囲まれた領域内で、例えば複数個、形成されている。同図では、3×3の合計9個のスルーホールTH2が形成されている。スルーホールTH2には、同図に示すような丸形の孔のほか、矩形の孔、多角形の孔、長円形の孔、楕円形の孔など、適宜の形状が用いられる。
同図では、積層構造体MLにおける非メモリ部PR10において、溝STで囲まれた領域内にスルーホールTH2が形成された状態を例示している。スルーホールTH2は、溝STで囲まれた領域内で、例えば複数個、形成されている。同図では、3×3の合計9個のスルーホールTH2が形成されている。スルーホールTH2には、同図に示すような丸形の孔のほか、矩形の孔、多角形の孔、長円形の孔、楕円形の孔など、適宜の形状が用いられる。
つぎに、図14に表したように、非メモリ部PR10における積層構造体MLの電極間絶縁膜14を除去する。例えば、スルーホールTH2から電極間絶縁膜14をエッチングするエッチング液を流し込み、溝STで囲まれた領域内の電極間絶縁膜14をエッチングにより除去する。電極間絶縁膜14として酸化シリコンが用いられている場合、エッチング液には、例えば希フッ酸が用いられる。このエッチングでは、電極間絶縁膜14のみがエッチングされ、溝STに埋め込まれた支持部STmはエッチングされない。
また、電極膜WLとして、B(ボロン)がドープされたポリシリコンが用いられ、電極間絶縁膜14として、アンドープのポリシリコンが用いられ、溝STに埋め込まれた支持部STmとして、酸化シリコンが用いられた場合、例えばトリメチル-2ヒドロキシエチルアンモニウムハイドロオキサイドといったアルカリ系のエッチング液を用いて電極間絶縁膜14を除去すればよい。これにより、支持部STmはエッチングされず、アンドープのポリシリコンによる電極間絶縁膜14のみがエッチングされる。
電極間絶縁膜14が除去されると、複数の電極膜WLの間には空間が形成される。この際、エッチングされずに残った溝ST内の支持部STmが支柱の役目を果たし、複数の電極膜WLの倒れや潰れを防いでいる。
つぎに、図15に表したように、電極間絶縁膜14が除去された後の電極膜WLに、加熱処理を施し、熱酸化膜を形成する。これにより、絶縁部50を形成する。
ここで、電極膜WLがポリシリコンやアモルファスシリコンの場合には、この熱処理によって酸化シリコン膜55が形成される。すなわち、電極膜WLは、熱処理によって酸化シリコン膜55になる。また、酸化シリコン膜55は、電極膜WLの表面にも成長する。
図16は、酸化シリコン膜55の形成について説明する模式的断面図である。
すなわち、同図(a)は、酸化シリコン膜55の形成途中の状態を例示し、同図(b)は、電極膜WLの間が酸化シリコン膜55によって埋め込まれた状態を例示している。
すなわち、同図(a)は、酸化シリコン膜55の形成途中の状態を例示し、同図(b)は、電極膜WLの間が酸化シリコン膜55によって埋め込まれた状態を例示している。
例えば、ポリシリコンやアモルファスシリコンが用いられた電極膜WLでは、熱処理によって電極膜WLの表面に酸化シリコン膜55が形成される。酸化シリコン膜55は、電極膜WLの材料と酸素とが結合することで形成される。したがって、図16(a)に表したように、酸化シリコン膜55は、電極膜WLの酸化によって形成されるとともに、電極膜WLの表面から外方を成長していく。
そして、酸化シリコン膜55の成長が進むと、図16(b)に表したように、隣接する電極膜WLの間に酸化シリコン膜55が埋め込まれる状態となる。熱処理の条件によっては、電極膜WLの全てが酸化シリコン膜55になり、非メモリ部PR10における、積層構造体MLの第1方向に沿った少なくとも一つの電極膜WLの位置と同じ位置に、酸化シリコン膜55で埋め込まれた絶縁部50が形成される。なお、絶縁部50は、熱処理で形成された酸化シリコン膜55のほか、これと一体となった層間絶縁膜13を含む場合もある。
つぎに、図17に表したように、積層構造体MLにおけるメモリ部MUに、メモリストリングを形成する。すなわち、積層構造体MLにおけるメモリ部MUに、フォトリソグラフィ及びRIEによってスルーホールTHを形成する。スルーホールTHは、半導体接続部CPの溝パターンCPpに埋め込まれた犠牲層Sfの位置まで達するよう形成される。その後、スルーホールTHから犠牲層Sfをエッチングし、スルーホールTH及び溝パターンCPpを連通させる。そして、スルーホールTH及び溝パターンCPpの内壁から順に外側絶縁膜43、電荷蓄積膜48及び内側絶縁膜42を形成し、半導体ピラーSPを埋め込む。これにより、メモリストリングが形成される。
また、積層構造体MLにおける非メモリ部PR10には、必要に応じてスルーホールTH1を形成し、スルーホールTH1に貫通導電部51を形成する。これにより、非メモリ部PR10の半導体基板11上に設けられた周辺領域回路PR1との導通を得る。
これにより、不揮発性半導体記憶装置110が作製される。
これにより、不揮発性半導体記憶装置110が作製される。
このようにして作製された不揮発性半導体記憶装置110では、非メモリ部PR10に絶縁部50が設けられ、不揮発性半導体記憶装置120のような積層構造体MLは存在しない。したがって、不揮発性半導体記憶装置110では、非メモリ部PR10において、積層構造体MLによる寄生容量の発生が抑制される。
(第4の実施の形態)
図18は、第4の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置140を例示する模式的断面図である。
すなわち、不揮発性半導体記憶装置140は、非メモリ部PR10において、積層構造体MLの第1方向に沿った少なくとも一つの電極間絶縁膜14の位置と同じ位置に設けられた積層導電部54と、メモリ部MUと非メモリ部PR10との間に設けられ、複数の電極膜WLと積層導電部54と電気的に分離する分離部53と、を有している。
図18は、第4の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置140を例示する模式的断面図である。
すなわち、不揮発性半導体記憶装置140は、非メモリ部PR10において、積層構造体MLの第1方向に沿った少なくとも一つの電極間絶縁膜14の位置と同じ位置に設けられた積層導電部54と、メモリ部MUと非メモリ部PR10との間に設けられ、複数の電極膜WLと積層導電部54と電気的に分離する分離部53と、を有している。
分離部53は、メモリ部MUと非メモリ部PR10との間において、積層構造体MLの最下段の電極膜WL1の位置まで達するよう設けられている。分離部53には、例えば酸化シリコンや窒化シリコンといった絶縁材料が用いられる。分離部53は、メモリ部MUと非メモリ部PR10との間で、複数の電極膜WLを電気的に分離する役目を果たしている。したがって、分離部53は、溝STのように、X−Y軸方向に沿って囲むよう形成されていることが望ましい。
層間導電部54は、複数の電極膜WLの第1方向に沿ったそれぞれの位置と同じ位置にそれぞれ設けられた複数の第1導体膜54aと、複数の電極間絶縁膜14の第1方向に沿ったそれぞれの位置と同じ位置にそれぞれ設けられた第2導体膜54bと、を有する。例えば、層間導電部54には、ポリシリコンやアモルファスシリコンによる導電性の材料が用いられている。不揮発性半導体記憶装置140では、非メモリ部PR10に層間導電部54が設けられたことで、比較例に係る不揮発性半導体記憶装置120に比べて、寄生容量の発生が抑制される。
ここで、不揮発性半導体記憶装置140において、非メモリ部PR10に周辺領域回路PR1と導通を得る貫通導電部51を設けるには、層間導電部54と貫通導電部51との間に絶縁性の絶縁膜52を設けるようにする。これにより、層間導電部54及び貫通導電部51が短絡することを防止する。
不揮発性半導体記憶装置140の作製は、次のようになる。
すなわち、図9に表した工程において、溝STを積層構造体MLの最下段の電極膜WLまで達するよう形成する。その後、この溝STに、絶縁材料を埋め込む。この溝STに埋め込まれた絶縁材料が、分離部53になる。
すなわち、図9に表した工程において、溝STを積層構造体MLの最下段の電極膜WLまで達するよう形成する。その後、この溝STに、絶縁材料を埋め込む。この溝STに埋め込まれた絶縁材料が、分離部53になる。
分離部53が設けられると、非メモリ部PR10では、メモリ部MUの複数の電極膜WLとの間の電気的導通が遮られる。非メモリ部PR10において、この分離部53により電極膜WLと電気的導通が遮られた部分が、第1導電膜54aになる。
この状態で、図12に表したスルーホールTH2を形成し、エッチング液によって電極間絶縁膜14を除去する。
その後、スルーホールTH2及び空間となった複数の第1導電膜54aの間を、例えばポリシリコンやアモルファスシリコンの導電性材料で埋め込む。これにより、複数の第1導電膜54aの間に第2導電膜54bが形成される。すなわち、非メモリ部PR10において、分離部53によりメモリ部MUとの間で電気的に分離された積層導電部54が設けられる。これにより不揮発性半導体記憶装置140が作製される。
なお、上記説明した実施の形態では、主として2つの半導体ピラーを接続部によって接続したU字形状のNANDストリングを備える不揮発性半導体記憶装置を例としたが、接続部を備えず、各半導体ピラーが独立しているI字形状のNANDストリングを備える不揮発性半導体記憶装置であっても適用可能である。
また、本実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置において、電極間絶縁膜14、内側絶縁膜42および外側絶縁膜43には、酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、酸化アルミニウム、酸窒化アルミニウム、ハフニア、ハフニウム・アルミネート、窒化ハフニア、窒化ハフニウム・アルミネート、ハフニウム・シリケート、窒化ハフニウム・シリケート、酸化ランタンおよびランタン・アルミネートよりなる群から選択されたいずれかの単層膜、または、前記群から選択された複数からなる積層膜を用いることができる。
また、電荷蓄積膜48には、窒化シリコン、酸窒化シリコン、酸化アルミニウム、酸窒化アルミニウム、ハフニア、ハフニウム・アルミネート、窒化ハフニア、窒化ハフニウム・アルミネート、ハフニウム・シリケート、窒化ハフニウム・シリケート、酸化ランタンおよびランタン・アルミネートよりなる群から選択されたいずれかの単層膜、または、前記群から選択された複数からなる積層膜を用いることができる。
なお、本願明細書において、「垂直」および「平行」は、厳密な垂直および厳密な平行だけではなく、例えば製造工程におけるばらつきなどを含むものであり、実質的に垂直および実質的に平行であれは良い。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、不揮発性半導体記憶装置を構成する半導体基板、電極膜、絶縁膜、絶縁層、積層構造体、記憶層、電荷蓄積膜、半導体ピラー、ワード線、ビット線、ソース線、配線、メモリセルトランジスタ、選択ゲートトランジスタ等、各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した不揮発性半導体記憶装置を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての不揮発性半導体記憶装置も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例および修正例に想到し得るものであり、それら変更例および修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。例えば、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
11…半導体基板、 11a…主面、 13…層間絶縁膜、 14…電極間絶縁膜、 15…層間絶縁膜、 22…ビア、 23…層間絶縁膜、 31…ビアプラグ、 42…内側絶縁膜、 43…外側絶縁膜、 48…電荷蓄積膜、 50…絶縁部、 50a…第1絶縁膜、 50b…第2絶縁膜、 51…貫通導電部、 52…保護膜、 53…分離部、 54…層間導電部、 54a…第1導電膜、 54b…第2導電膜、 55…酸化シリコン膜、 110,120,130,140…不揮発性半導体記憶装置、 BG…バックゲート、 CP…半導体接続部、 CPp…溝パターン CTR…溝 IL…絶縁層 MC…メモリセル ML…積層構造体、 MU…メモリ部、 MU1…マトリクスメモリセル部 MU2…配線接続部 PR…周辺領域、 PR1…周辺領域回路、 PR10,PR20…非メモリ部、 SG,SG1,SG2,SG3,SG4…選択ゲート電極、 SGD…ドレイン側選択ゲート電極、 SGI…選択ゲート絶縁膜、 SGS…ソース側選択ゲート電極、 SL…ソース線、 SP…半導体ピラー、 ST…溝、 STm…支持部 Sf…犠牲層 TH,TH1,TH2…スルーホール、 WL,WL1,WLA,WLB…電極膜、 WR…配線
Claims (7)
- 第1方向に沿って交互に積層された複数の電極膜と複数の電極間絶縁膜とを有する積層構造体と、
前記積層構造体を前記第1方向に貫通する半導体ピラーと、
前記複数の電極膜のそれぞれと、前記半導体ピラーと、の間に設けられた記憶層と、
前記記憶層と前記半導体ピラーとの間に設けられた内側絶縁膜と、
前記複数の電極膜のそれぞれと、前記記憶層と、の間に設けられた外側絶縁膜と、
を有するメモリ部と、
前記メモリ部と、前記第1方向に対して直交する第2方向に沿って併設され、
前記積層構造体の前記第1方向に沿った少なくとも一つの前記電極膜の位置と同じ位置に設けられた絶縁部と、を有する非メモリ部と、
を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 前記絶縁部は、前記複数の電極膜に用いられる材料と同じ材料を含む導電層を加熱して形成された熱酸化膜を含むことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
- 前記絶縁部は、前記複数の電極膜の前記第1方向に沿ったそれぞれの位置と同じ位置にそれぞれ設けられた複数の第1絶縁膜と、前記複数の電極間絶縁膜の前記第1方向に沿ったそれぞれの位置と同じ位置にそれぞれ設けられた複数の第2絶縁膜と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
- 前記複数の第1絶縁膜のそれぞれは、前記複数の電極膜に用いられる材料と同じ材料を含む導電層を加熱して形成された熱酸化膜を含むことを特徴とする請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置。
- 前記非メモリ部は、
前記第1方向に沿って前記絶縁部を貫通する貫通導電部と、
前記絶縁部と、前記貫通導電部と、の間に設けられた第3絶縁膜と、
をさらに有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 第1方向に沿って交互に積層された複数の電極膜と複数の電極間絶縁膜とを有する積層構造体と、
前記積層構造体を前記第1方向に貫通する半導体ピラーと、
前記複数の電極膜のそれぞれと、前記半導体ピラーと、の間に設けられた記憶層と、
前記記憶層と前記半導体ピラーとの間に設けられた内側絶縁膜と、
前記複数の電極膜のそれぞれと、前記記憶層と、の間に設けられた外側絶縁膜と、
を有するメモリ部と、
前記メモリ部と、前記第1方向に対して直交する第2方向に沿って併設され、前記積層構造体の前記第1方向に沿った少なくとも一つの前記電極間絶縁膜の位置と同じ位置に設けられた積層導電部、を有する非メモリ部と、
前記メモリ部と前記非メモリ部との間に設けられ、前記複数の電極膜と、前記積層導電部と、を電気的に分離する分離部と、
を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 基板の主面上の第1領域と、前記第1領域の内側の第2領域と、において、基板の主面上に、複数の第1導電膜と複数の第1膜とを交互に積層して積層構造体を形成し、
前記第1領域と前記第2領域との境界において、前記積層構造体の積層方向に沿って、前記積層構造体の最下段の前記第1導電膜の上面よりも下まで貫通する溝を形成し、前記溝に絶縁材料を埋め込んで前記複数の第1導電膜を支持する支持部を形成し、
前記第2領域において、前記複数の第1膜を除去し、
前記第2領域において、前記複数の第1導電膜を酸化し、
前記第1領域において、前記積層方向に貫通するスルーホールを形成し、前記スルーホールの内壁に、順に外側絶縁膜、記憶層及び内側絶縁膜を形成することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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