JP2011237115A - 冷蔵庫 - Google Patents

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正人 渡邉
Kazuya Nakanishi
和也 中西
Shinya Nagahata
真也 永幡
Katsunori Horii
克則 堀井
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Abstract

【課題】防露パイプの熱をマグネット保持部で庫外に放熱して、庫内に侵入するのを防止する冷蔵庫を提供することを目的としたものである。
【解決手段】冷蔵庫本体21と扉とを有し、扉は冷蔵庫本体21の前面開口部44の周縁部41aに吸着するガスケット40を備え、扉に取り付ける取付部49と、内部にマグネット47を保持し周縁部41aに吸着するマグネット保持部48と、取付部49とマグネット保持部48とを伸縮自在に接続する可撓部50とからなるガスケット40を備えた冷蔵庫において、マグネット保持部48には庫外に延びるヒレ51を形成し、外部の熱が庫内へ侵入するのを防止する放熱構造を形成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、扉の裏面側周縁に磁石を内蔵したマグネットガスケットを取り付けた冷蔵庫に関するものである。
従来、この種の冷蔵庫としてはマグネットガスケットの磁力を簡単な構成で強くし、また熱伝導性能を改善して冷却能力や庫外側への露付き防止性能を向上している(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図のように、冷蔵庫本体は外箱2と断熱層3を介して設けた内箱4によって、内部に貯蔵空間を形成し、貯蔵空間の前面開口部をいくつかの断熱された仕切壁で区分して、庫内を複数の独立空間を形成し、冷蔵室6やその他貯蔵室に構成されている。
図は冷蔵室扉9の要部横断面で、マグネットガスケット11が取付けられ、外箱2の前面開口部周縁に形成された鍔部2aと扉9の裏面側周縁との隙間を密閉シールして冷蔵室6内と、外部とを熱的に遮断し、本体壁面の内外箱間に充填した断熱材3と併せて熱漏洩を防止する。
また外箱2の鍔部2aの裏面側には、庫内6側にその一部が露出している鍔部が冷蔵室6内の冷却により冷やされて結露することを防止する加熱源として、冷凍サイクルを構成する凝縮器の一部である高温の冷媒パイプ12が配設されている。
マグネットガスケット11は、磁石17を保持するマグネット保持部13、扉内板14側への取付部15、これらを伸縮自在に連結する薄肉の袋状部16からなる断面形状を有し、軟質合成樹脂によって長尺のひも状に押出成形されている。
マグネット保持部13は、袋状ではなく吸着部となる本体側面を開放した断面略コ字状をし、磁石の外方面17aを直接鍔部2aに吸着するマグネットガスケット11で、また間隔を設けて凹溝17cを有し、庫外の熱が外箱の鍔部2aから磁石17に伝導して庫内6側に侵入することを抑制できる。
特開2005−188840号公報
しかしながら、上記従来の構成は、マグネットガスケット11の磁石17が凹溝17cを表面に形成し、庫外から庫内へ防露パイプ12の熱を吸熱する熱伝導を抑制するとしているが、熱は磁石内部を伝わり冷蔵室6内に熱を放熱するおそれがあった。また防露パイプ12の熱は凹溝17cに関係なく鍔部2aを庫内側へ熱伝導し、また袋状部からむき出しになった比較的熱伝導性の高い磁性体粉末材料の磁石に伝導するので、あまり省エネ効に寄与しないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、防露パイプの熱をマグネット保持部で庫外に放熱して、庫内に侵入するのを防止する冷蔵庫を提供することを目的としたものであ
る。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、扉と、前記扉は前記冷蔵庫本体の前面開口部の周縁部に吸着するガスケットを有し、前記ガスケットは前記扉に取り付ける取付部と、内部にマグネットを保持し前記周縁部に吸着するマグネット保持部と、前記取付部と前記マグネット保持部とを伸縮自在に接続する可撓部とを備える冷蔵庫において、前記マグネット保持部には庫外に延びるヒレを形成したものである。
これによって、庫外の熱、例えば防露パイプから放熱される熱が周縁部を伝わってマグネット保持部材からマグネットに侵入しマグネットが得た熱を、ヒレによって庫外に放熱し、庫内への熱侵入を防止できることとなる。
本発明の冷蔵庫は、ガスケットを通じて庫外から侵入する熱を抑制し、冷蔵庫の消費電力量を低減することができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面図 本発明の実施の形態1における扉ガスケット部の拡大断面図 本発明のガスケットの断面図 従来例の扉ガスケット部の拡大断面図
第1の発明は、冷蔵庫本体と、扉と、前記扉は前記冷蔵庫本体の前面開口部の周縁部に吸着するガスケットを有し、前記ガスケットは前記扉に取り付ける取付部と、内部にマグネットを保持し前記周縁部に吸着するマグネット保持部と、前記取付部と前記マグネット保持部とを伸縮自在に接続する可撓部とを備える冷蔵庫において、前記マグネット保持部には庫外に延びるヒレを形成することにより、防露パイプから冷蔵庫本体の外箱の鉄板を介してガスケットが暖められ、ガスケットには熱伝達の良いマグネット部に熱が伝わりマグネットより庫内に熱が侵入しようとするのをマグネット保持部に形成したヒレによって、マグネットの熱を庫外に放熱でき、庫内への熱侵入を抑制することが出来、省エネ効果を発揮することができる。
第2の発明は、第1の発明において、扉を閉じた状態で、ヒレと周縁部との間に空隙部が構成されることにより、空隙部によってヒレは空気と接触する放熱面積を確保することができ放熱能力を確保することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、ヒレを複数枚設置したことにより、ヒレの放熱面積をさらに拡大する事により放熱能力をさらに向上させる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成について同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面図。
図1において、冷蔵庫本体21は、上から順に冷蔵室22、製氷室23、切換室24、冷凍室25、野菜室26がレイアウトされている。冷蔵室22の冷蔵室扉22aの中央部付近には操作部27が配置され、操作部27の内部には操作基板(図示しない)が構成されており、操作基板の垂直軸延長線上でかつ上方に照度検知手段である照度センサ(図示しない)が設けられている。照度センサ36は、フォトダイオードやフォトトランジスタをベース素子とした光センサを用いることで具体的に構成することができる。
図において、冷蔵庫本体21の断熱箱体は、主に鋼板を用いた外箱41と、ABSなどの樹脂で成型された内箱42と、外箱41と内箱42との間の空間に発泡充填される硬質発泡ウレタンなどの発泡断熱材43とで構成され、周囲と断熱され、仕切り壁によって複数の貯蔵室に断熱区画されている。最上部に冷蔵室22、その冷蔵室の下部に切換室24もしくは製氷室23が横並びに設けられ、その切換室24と製氷室23の下部に冷凍室25、そして最下部に野菜室26が配置され、各貯蔵室の前面には外気と区画するためそれぞれドアが冷蔵庫本体の前面開口部に構成されている。
冷蔵室22は冷蔵保存のために凍らない温度を下限に通常1℃〜5℃とし、最下部の野菜室26は冷蔵室22と同等もしくは若干高い温度設定の2℃〜7℃としている。また、冷凍室25は冷凍温度帯に設定されており、冷凍保存のために通常−22℃〜−15℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温で設定されることもある。
切換室24は、1℃〜5℃で設定される冷蔵、2℃〜7℃で設定される野菜、通常−22℃〜−15℃で設定される冷凍の温度帯以外に、冷蔵温度帯から冷凍温度帯の間で予め設定された温度帯に切り換えることができる。切換室24は製氷室23に並設された独立扉を備えた貯蔵室であり、引き出し式の扉を備えることが多い。
なお、本実施の形態では、切換室24を、冷蔵と冷凍の温度帯までを含めた貯蔵室としているが、冷蔵は冷蔵室22と野菜室26、冷凍は冷凍室25に委ねて、冷蔵と冷凍の中間の上記温度帯のみの切り換えに特化した貯蔵室としても構わない。また、特定の温度帯、例えば近年冷凍食品の需要が多くなってきたことに伴い、冷凍に固定された貯蔵室でも構わない。
製氷室23は、冷蔵室内の貯水タンク(図示せず)から送られた水で室内上部に設けられた自動製氷機(図示せず)で氷を作り、室内下部に配置した貯氷容器(図示せず)に貯蔵する。
断熱箱体の天面部は冷蔵庫の背面方向に向かって階段状に凹みを設けた形状であり、この階段状の凹部に機械室を形成して、機械室に、圧縮機28、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の冷凍サイクルの高圧側構成部品が収容されている。すなわち、圧縮機28を配設する機械室は、冷蔵室22内の最上部の後方領域に食い込んで形成されることになる。
なお、本実施の形態における、以下に述べる発明の要部に関する事項は、従来一般的であった断熱箱体の最下部の貯蔵室後方領域に機械室を設けて圧縮機28を配置するタイプの冷蔵庫本体21に適用しても構わない。
冷凍室25の背面には冷気を生成する冷却室29が設けられ、風路と区画されており、その間には、断熱性を有する各室への冷気の搬送風路と、各貯蔵室と断熱区画するために構成された奥面仕切り壁が構成されている。また、冷凍室吐出風路と冷却室29とを隔離
するための仕切り板を備えている。冷却室内には、冷却器30が配設されており、冷却器30の上部空間には強制対流方式により冷却器30で冷却した冷気を冷蔵室、切換室、製氷室、野菜室、冷凍室に送風する冷却ファン31が配置される。
また、冷却器30の下部空間には冷却時に冷却器30やその周辺に付着する霜や氷を除霜するためのガラス管製のラジアントヒータ32が設けられ、さらにその下部には除霜時に生じる除霜水を受けるためのドレンパン、その最深部から庫外に貫通したドレンチューブが構成され、その下流側の庫外に蒸発皿が構成されている。
図3は本発明の実施の形態1における要部の断面図である。図4はガスケットの断面図である。図3は、冷蔵室22の開口部を冷蔵室扉22aに取り付けられたガスケット40でシールした断面図である。
また冷蔵庫本体21の外箱41は前面開口部44を構成する外箱41の周縁部41aとなる位置で密着曲げ形状を形成し、さらに折返し部41bを形成している。そして内箱42を折返し部41b内に挿入している。
また周縁部41aの裏面側で、折返し部41bと外箱41との間に、周縁部41aの表面が冷蔵室22内の冷却により冷やされて結露することを防止する加熱源として、冷凍サイクルに接続された防露パイプ45が配設されている。そして外箱41と内箱42の間の空間に硬質発泡ウレタンなどの発泡断熱材43が充填発泡される。
冷蔵室扉22aを形成する扉外板53と扉内板46を有し、扉内板46にはガスケット40を取り付ける取付溝46aが形成されている。ガスケット40は、内部にマグネット47を保持するマグネット保持部48と、取付溝46aに挿入して取り付けられる取付部49と、取付部49とマグネット保持部48とを伸縮自在に接続する薄肉の可撓部50から構成されている。マグネット保持部48は断面が略矩形状に形成されている。
周縁部41aに磁力によって吸着するマグネット保持部48の吸着面部48aに対して略垂直方向に立ち上がって形成されたマグネット保持部48の略垂直面部48bにはヒレ51を備え、ヒレ51の基部51aをマグネット保持部48と一体に形成し、自由端部51bは冷蔵庫外方向に延在して形成されている。
略矩形状に形成されたマグネット保持部48の各面の内、防露パイプ45に最も近い面となる略垂直面部48bにヒレ51を形成している。
またヒレ51と周縁部41aとの間には空気層となる空隙部52が形成されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷蔵庫本体21に構成された冷蔵室22前面開口部の周縁部41a内には上記のように、冷蔵室22内の冷却により周縁部41aの表面も冷やされる。冷やされた周縁部41aが結露するのを防止するために周縁部41aに埋設した熱源となる防露パイプ45の熱が金属製の周縁部41aに熱伝導し、ガスケット40の周縁部41aに密着しているマグネット保持部48に伝わる。
このとき、防露パイプ45から最も近い距離にあるマグネット保持部48に形成したヒレ51が防露パイプ45の熱を基部51aから自由端部51bに熱伝導させてヒレ51の周囲に備えた空隙部52によってヒレ51の放熱面積を確保し防露パイプ45の熱を放熱する。したがってマグネット47への熱伝導を抑制し、外部の熱がガスケット40を通じ
て冷蔵室22内へ吸熱されるのを低減することができる。
また、複数個のヒレ51が略垂直面部48bに、ヒレ51間に空隙部52を形成して防露パイプ45の熱を放熱する放熱面積をさらに大きくしているので、さらに冷蔵室22内へ吸熱されるのを低減することができる。
ガスケット40は軟質合成樹脂材で押出し成型によって形成され、ヒレ51は一体成形されている。また上記の冷蔵室22以外に製氷室23、切換室24、冷凍室25、野菜室26の周縁部41a、また仕切り壁(図示しない)間に埋設される防露パイプ45に対してもガスケット40は上記と同様にヒレ51を構成し、室内への吸熱を低減することができる。
また冷蔵室22で説明したが、特に室内が低温に冷却される冷凍室25、製氷室23の周縁部41aのみに防露パイプ45が配管される場合もあり、防露パイプ45が埋設される周縁部41aに対応するガスケット40の部分のみにヒレ51を形成してもよい。これによって防露パイプ45の庫内への熱侵入を低減できる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、例えば、家庭用又は業務用冷蔵庫のマグネットガスケットに応用できるものである。
21 冷蔵庫本体
22a 冷蔵室扉
40 ガスケット
41a 周縁部
44 前面開口部
47 マグネット
48 マグネット保持部
49 取付部
50 可撓部
51 ヒレ
52 空隙部

Claims (3)

  1. 冷蔵庫本体と、扉と、前記扉は前記冷蔵庫本体の前面開口部の周縁部に吸着するガスケットを有し、前記ガスケットは前記扉に取り付ける取付部と、内部にマグネットを保持し前記周縁部に吸着するマグネット保持部と、前記取付部と前記マグネット保持部とを伸縮自在に接続する可撓部とを備える冷蔵庫において、前記マグネット保持部には庫外に延びるヒレを形成することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 扉を閉じた状態で、ヒレと周縁部との間に空隙部が構成されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. ヒレを複数個形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US12535262B2 (en) 2021-08-10 2026-01-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Refrigerator
US12618610B2 (en) 2021-08-26 2026-05-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Refrigerator

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