JP2012004190A - Led駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】特別の専用の光検出素子を用いることなく、LED輝度ばらつきの抑制が可能なLED駆動装置を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態は、複数のLEDを発光させるLED駆動装置であって、複数のLED1,2のうちの1つを被測定用LED1として発光させたとき、その被測定用LEDから発光される光量のデータを検出し、被測定用LED1の周辺の少なくとも1つのLEDが光量検出用LED2に用いられてその起電圧を検出する光検出部4と、被測定用LED1を発光させそれ以外のLED2を発光しない駆動をするLED駆動回路3と、を具備し、LED駆動回路3は、複数のLEDの全て又は一部を発光させて照明光として用いる際には、光量に応じたデータに基づいて複数のLEDの光量を個別に可変し基準の発光量となるように複数のLEDを発光駆動する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の一実施形態は、複数のLEDを発光させるLED駆動装置であって、複数のLED1,2のうちの1つを被測定用LED1として発光させたとき、その被測定用LEDから発光される光量のデータを検出し、被測定用LED1の周辺の少なくとも1つのLEDが光量検出用LED2に用いられてその起電圧を検出する光検出部4と、被測定用LED1を発光させそれ以外のLED2を発光しない駆動をするLED駆動回路3と、を具備し、LED駆動回路3は、複数のLEDの全て又は一部を発光させて照明光として用いる際には、光量に応じたデータに基づいて複数のLEDの光量を個別に可変し基準の発光量となるように複数のLEDを発光駆動する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、LEDの輝度ばらつき抑制を行うLED駆動装置に関する。
従来の発光ダイオード(以下、LED)を用いたバックライト装置ではLEDの輝度ばらつきがあるため、電流値を一定にしても輝度のばらつきが発生する。そのためLEDについてはばらつきを抑制する手段として製品組立て前に輝度選別を行うか、またはLED駆動時にフォトダイオード等の専用の光検出器による検出結果に基づきフィードバック制御し、LEDの輝度ばらつき抑制を行っている。
本発明は、輝度ばらつきのランク選別を実施することなく、また光検知器として特別な光検出素子を用意する必要がなく、輝度ばらつきの抑制が可能なLED駆動装置を提供することである。
本発明の実施形態によれば、複数のLEDを発光駆動するLED駆動装置において、前記複数のLEDのうちの1つを被測定用LEDとして発光させたとき、その1つの被測定用LEDから発光される光量に応じたデータを検出するものであって、前記被測定用LEDの周辺の少なくとも1つのLEDが光量検出用LEDとして用いられてその起電圧を検出する光検出部と、前記被測定用LEDを発光させ、それ以外のLEDを発光させないように駆動するLED駆動回路と、を具備し、前記LED駆動回路は、前記複数のLEDの全て又は一部を発光させて照明光として用いる際には、前記光量に応じたデータに基づいて前記複数のLEDの光量を個別に可変し基準の発光量となるように前記複数のLEDを発光駆動する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態のLED駆動装置のブロック図を示している。
図1において、LED駆動装置20は、2つのLED1,2と、2つのLED1,2を駆動するLED駆動回路3と、光検出部4と、比較器5と、記憶部であるメモリ6と、制御部であるコントローラ7と、を備えている。以下の構成では、使用されるLED1,2は白色発光ダイオードであるとして説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態のLED駆動装置のブロック図を示している。
図1において、LED駆動装置20は、2つのLED1,2と、2つのLED1,2を駆動するLED駆動回路3と、光検出部4と、比較器5と、記憶部であるメモリ6と、制御部であるコントローラ7と、を備えている。以下の構成では、使用されるLED1,2は白色発光ダイオードであるとして説明する。
LED駆動装置20は、複数(図では2つ)のLED1,2を発光させて照明光を得る機能と、複数のLED1,2を個別に発光させて光量検出し、複数のLED1,2個々の光量ばらつきを補正する光量補正値を得る機能と、を少なくとも備えている。
光検出部4は、複数のLED1,2のうちの1つのLED1を被測定用LEDとして発光させたとき、その被測定用LED1から発光される光量に応じたデータを検出するものであって、複数のLED1,2のうちの被測定用LED1の周辺にあるもう1つの他のLED2が光量検出用LED(即ち受光素子)として用いられる。反対に、複数のLED1,2のうちのLED2を被測定用LEDとして発光させたときは、LED2の周辺にあるもう1つのLED1が光量検出用LED(受光素子)として用いられる。従って、光検出部4は、複数のLED1,2のうちの他方のLED2を被測定用として発光させたときは、その1つの被測定用LED2から発光される光量に応じたデータを検出するものとなる。
以下の説明では、発光させる1つの被測定用LEDはLED1の場合について説明する。
この場合、LED駆動回路3は、複数のLED1,2のうちの1つの被測定用LED1を発光駆動し、それ以外のLED2を発光駆動しないようにする。この発光駆動の制御は、コントローラ7の指示に基づいて行われる。
メモリ6は、LED一個分が発光する光量の基準となる基準データを記憶する一方、複数のLEDのLED毎の光量補正値を記憶することが可能である。
メモリ6は、LED一個分が発光する光量の基準となる基準データを記憶する一方、複数のLEDのLED毎の光量補正値を記憶することが可能である。
比較器5は、メモリ6に記憶した基準データと、LED2に生ずる起電圧を検出する光検出部4で検出した1つの被測定用LED1の光量データとを比較し、その比較結果を被測定用LED1の光量補正値として記憶させるためにメモリ6に出力する。なお、他方のLED2を被測定用LEDとして発光駆動させ、LED1を光量検出用LEDとしてLED2の光量を検出した場合には、LED2の光量補正値がメモリ6に記憶される。従って、LED1,2を個別に発光させて光量検出を行い、各LED1,2の光量補正値の取得が完了すると、メモリ6にはLED毎の光量補正値が記憶されることになる。
光検出部4には、光量検出ライン選択回路4aが設けられている。光量検出ライン選択回路4aは、発光している1つの被測定用LED1及びその周辺の少なくとも1つの他の光量検出用LED2を含む複数のLED1,2の各アノードからの出力ラインが接続され、発光させる1つの被測定用LED1以外の光量検出用LED2の光量検出ラインのみを選択して光量検出できるようにし、被測定用LED1の出力ラインについては電気的に切断できるようにしている。これは、LED1,2の検出ラインに生じる電圧が閾値以上か否かを検出し、閾値以上の検出ラインを切断し、閾値より小さい検出ラインは接続状態といることによって実現される。
また、LED駆動回路3は、複数のLED1,2の全て又は一部を発光させて照明光として用いる際には、メモリ6に記憶したLED毎の光量補正値に応じて、複数のLED1,2の光量を個別に可変し一定の基準光量となるように複数のLED1,2を発光駆動する。
コントローラ7は、メモリ6に対してLED発光の基準データの設定を行ったり、光量測定時はLED駆動回路3に対して複数のLEDのうちのどのLEDを被測定用LEDとして発光させていくかの駆動制御を行う。また、コントローラ7は、複数のLEDを照明用の光源として使用する時には、メモリ6に記憶したLED毎の光量補正値を読み出し、その光量補正値に基づいてLED毎に輝度を制御するためにLED駆動回路3に対して輝度補正用の制御信号を供給する。
なお、複数のLEDとして3つ以上のLEDがあり、そのうち1つが被測定用のLEDとなり、残りの2つ以上のLEDが光量検出用LEDが光量検出用LEDとして用いられることになるが、このような場合については第2の実施形態以降に説明する。
以上の構成を以下にさらに具体的に説明する。
LED駆動回路3は、2つのLED1,2それぞれのアノード・カソード間に駆動電圧に基づく駆動電流を流すことによって発光(点灯)させ、また駆動電流の供給を止めることによって発光停止(消灯)させることが可能となっている。
LED駆動回路3は、2つのLED1,2それぞれのアノード・カソード間に駆動電圧に基づく駆動電流を流すことによって発光(点灯)させ、また駆動電流の供給を止めることによって発光停止(消灯)させることが可能となっている。
LED1,2それぞれのアノードは光検出部4に接続している。LED駆動回路3は、コントローラ7からの指示によって2つのLED1,2のうちの一方のLED(例えばLED1)の光量を検出し光量補正値を測定する際には、LED1に駆動電流を供給して発光(点灯)させ、もう一方のLED(例えばLED2)には駆動電流を供給しないように制御する。反対に、LED駆動回路3は、コントローラ7からの指示によって2つのLED1,2のうちの一方のLED2の光量を検出し光量補正値を測定する際には、LED2に駆動電流を供給して発光(点灯)させ、もう一方のLED1には駆動電流を供給しないように制御する。
LED1,2のそれぞれのアノードのうち発光されるLED(例えばLED1)のアノードには駆動電流に見合った大きな電圧が生じており、発光駆動されずに光量検出用として用いられるLED(例えばLED2)のアノードには光電効果による起電圧が生じている。
このように、発光されるLED1のアノードに生じる電圧と、発光されないLED2のアノードに生じる電圧とでは、比較的大きな電圧差が存在するので、アノード電圧の大きい方のLED1の光量を検出し光量補正値を測定する際には、LED2のアノードの光量検出ラインに出力される起電圧のみを光検出部4に入力し、LED1のアノードの光量検出ラインに出力される駆動電圧を光検出部4に入力しないように切断する。
このために、光検出部4内には、光量検出ライン選択回路4aが設けられ、2つのLED1,2のうちの光量検出用として用いられるLEDのアノードに接続する検出ラインを選択し、発光される被測定用のLEDのアノードに接続した検出ラインは切断できるようにしている。
以上の本実施形態の構成においては、LEDは光電効果があるので、光を受光することにより出力端子としてのアノード端子に電圧が発生することを利用している。被測定用LED1が発光することによって、光量検出用LED2にその発光輝度に応じた電圧が発生するので、これを光検出部4を用いて検出する。反対に、LED2が発光している場合には、LED1が光量検出用になることは既に説明した通りである。
検出した電圧がどの位かは、メモリ6に記憶した基準となる電圧と比較することにより測定可能となる。比較結果としては、検出電圧と基準電圧との差分を求め、これを光量補正値としてメモリ6にLED毎に記憶しておく。そして、光量補正値の測定後に、LED1及び2を照明光として発光(点灯)した際には、コントローラ7はメモリ6に記憶されているLED毎の光量補正値を読み出し、LED駆動回路3を制御してLED1,2毎の駆動電流を増減して、LED毎にばらつきのない均質な照明光を得ることが可能となる。
第1の実施形態によれば、光検出部からのデータを用い、発光させるLEDの光量を調整できるためLED単体で発光量にばらつきがあっても一定の光量とすることができ、輝度選別を実施していない廉価なLEDを用いることが可能となる。
複数のLEDのうちの1つのLEDを被測定用のLEDとし、被測定用LEDの周辺のLEDを受光素子として用いることで特別に専用の光検出素子を用意する必要がなくなり、廉価なLED駆動装置を構成することが可能となる。
[第2の実施形態]
図2は本発明の第2の実施形態のLED駆動装置のブロック図を示している。
第2の実施形態では、第1の実施形態とは異なり、図2に示すように光検出部4の一部として用いる光量検出用のLED2が複数ある場合であって、複数の光量検出用のLED2からの光電出力に基づく複数の光量検出値の平均値を計算するために平均値計算部8を新たに設けた構成となっている。
図2は本発明の第2の実施形態のLED駆動装置のブロック図を示している。
第2の実施形態では、第1の実施形態とは異なり、図2に示すように光検出部4の一部として用いる光量検出用のLED2が複数ある場合であって、複数の光量検出用のLED2からの光電出力に基づく複数の光量検出値の平均値を計算するために平均値計算部8を新たに設けた構成となっている。
第2の実施形態は、発光させる1つの被測定用LED1のほかに、複数の光量検出用のLED2がある場合を示すものである。
縦横にそれぞれ複数のLEDが並んだ平面上のLED光源装置(例えばバックライト装置)を考える。例えば図3に示すように縦横に3×3個のLEDがある場合のLED輝度ばらつきを抑制するLED駆動装置を実現する。この場合は、1つの被測定用LED1の周辺に他の複数(例えば8つ)の光量検出用のLED2を設定することができる。○がLEDを示す。しかし、図3のように1つの被測定用LED1の周辺の8つのLEDを光量検出用LEDとする場合は、被測定用LED1に対する上下左右の4つのLED2aとそれ以外の斜め方向の4つのLED2bとの距離差を生じるので、その距離差を補正する点については次の第3の実施形態で述べることにする。
縦横にそれぞれ複数のLEDが並んだ平面上のLED光源装置(例えばバックライト装置)を考える。例えば図3に示すように縦横に3×3個のLEDがある場合のLED輝度ばらつきを抑制するLED駆動装置を実現する。この場合は、1つの被測定用LED1の周辺に他の複数(例えば8つ)の光量検出用のLED2を設定することができる。○がLEDを示す。しかし、図3のように1つの被測定用LED1の周辺の8つのLEDを光量検出用LEDとする場合は、被測定用LED1に対する上下左右の4つのLED2aとそれ以外の斜め方向の4つのLED2bとの距離差を生じるので、その距離差を補正する点については次の第3の実施形態で述べることにする。
従って、第2の実施形態としては、1つの被測定用LED1に対して図3に示す上下左右の4つのLED2a、又は図3に示す右上斜め及び左下斜め位置及び左上斜め及び右下斜め位置の4つのLED2bを光量検出用のLEDとして用いることが好ましい。
また、光検出部4には、発光している1つの被測定用LED1及びその周辺の光量検出用の複数の他のLED2を含む複数のLEDの出力ラインが接続され、発光させる1つの被測定のLED1の出力ラインを切断し、それ以外の複数の他の光量検出用LED2の光量検出ラインを選択するための光量検出ライン選択回路4aが設けられていることは図1の場合と同様であるが、図2の第2の実施形態では複数のLED2による複数の光量検出信号が得られて、これらの複数の検出電圧を、新たに設けた平均値計算部8でLED1個当たり平均電圧に計算して比較器5に出力する構成としている。
上記のように、図2に示す第2の実施形態では、発光させるLED1の近傍でかつ等距離にある複数のLED2を受光素子として利用している。
液晶ディスプレイのようなTV用のLEDバックライト装置などでは、LEDを多数使用しているため、光量を測定する際には、発光させる1つの被測定用LEDの近傍には複数のLEDが存在することになる。この複数のLEDを光量検出用の受光素子として使用し、検出された光量データの平均を取ることで、受光素子として動作させる複数のLEDの光電効果のばらつきを平均化することができ、より正確な光量検出器として機能させることが可能となる。
液晶ディスプレイのようなTV用のLEDバックライト装置などでは、LEDを多数使用しているため、光量を測定する際には、発光させる1つの被測定用LEDの近傍には複数のLEDが存在することになる。この複数のLEDを光量検出用の受光素子として使用し、検出された光量データの平均を取ることで、受光素子として動作させる複数のLEDの光電効果のばらつきを平均化することができ、より正確な光量検出器として機能させることが可能となる。
第2の実施形態によれば、複数のLEDを配列した照明用のLED駆動装置において、複数のLEDを個別に光量測定する際に、被測定用のLEDの周辺の複数のLEDを受光素子として使用し検出値を平均化することによって、LEDの受光素子としてのばらつきの影響を少なくすることが可能となり、より精度の高い光量の検出が可能となる。
[第3の実施形態]
図4は本発明の第3の実施形態のLED駆動装置のブロック図を示している。
第3の実施形態では、図2の第2の実施形態において示した複数の光量検出用LEDによる光量検出の場合、光量検出用LEDによっては発光している被測定用LED1からの距離が異なることがある。例えば、図3において、1つの被測定用LED1に対してその周辺の8つのLED2は、LED1との距離がいずれもL1の4つのLED2aと、LED1との距離がいずれもL2(L2>L1)の4つのLED2bとの2組が存在している。この場合は、距離に応じて光量検出用LED2の光量検出に基づいた光検出部4からの複数の検出出力のレベルをLED2aの組とLED2bの組とで調整し距離による差をなくすことにより、発光している被測定用LED1からの距離が一定でない場合に対応することができる。
図4は本発明の第3の実施形態のLED駆動装置のブロック図を示している。
第3の実施形態では、図2の第2の実施形態において示した複数の光量検出用LEDによる光量検出の場合、光量検出用LEDによっては発光している被測定用LED1からの距離が異なることがある。例えば、図3において、1つの被測定用LED1に対してその周辺の8つのLED2は、LED1との距離がいずれもL1の4つのLED2aと、LED1との距離がいずれもL2(L2>L1)の4つのLED2bとの2組が存在している。この場合は、距離に応じて光量検出用LED2の光量検出に基づいた光検出部4からの複数の検出出力のレベルをLED2aの組とLED2bの組とで調整し距離による差をなくすことにより、発光している被測定用LED1からの距離が一定でない場合に対応することができる。
本第3の実施形態においては、受光素子として用いる光量検出用のLED2が複数ある場合で、かつその複数の光量検出用のLED2が、発光させる1つの被測定用LED1に対して距離が異なる場合、その距離に応じて複数の光量検出用LED2の検出出力のうちの例えば距離的に離れた位置の光量検出用LED2bの検出出力を補正し、光量検出用LED2aと同じ距離の検出出力とするためにゲイン調整回路9をさらに設けている。
この第3の実施形態の場合にも、光検出部4には、発光している1つの被測定用LED及びその周辺の複数の光量測定用のLEDとを含む複数のLEDの出力ラインが接続され、発光させる1つの被測定用LEDを除いた周辺の他の光量検出用LEDの光量検出ラインを選択するための光量検出ライン選択回路4aが設けられていることは前述した通りである。
なお、1つの被測定用LED1と、その被測定用LED1の周辺に8つの光量検出用のLED2との計9個のLEDがある場合に限らず、さらに外周辺にLEDが多数配列されていてもよいが、1つの被測定用LED1の周辺に他の複数の光量検出用のLED2が9個以上存在する場合に、光量検出用のLED2として9個以上使用すると通常の格子状配列では9個目以上のLEDが距離的に遠くなり中心位置にある被測定用LED1の光量を測定するのに距離差に基づく受光量誤差の影響が大きくなるのでその誤差を補正することがより複雑となるが、第3の実施形態と同様にして同じ距離の光量検出値に換算することは可能である。
第3の実施形態によれば、発光される1つの被測定用LEDの周辺の複数の光量検出用LEDがそれぞれ、1つの被測定用LEDに対して距離的に異なった位置にある場合でも、光量検出値はその距離の違い分の補正を付けてから全て足して平均値を計算する。即ち、ゲイン調整回路で光量検出出力を補正して距離による差をなくしてから平均値を計算する。これによって、複数の光量検出用LEDの検出値は発光している被測定用LEDから、全て同じ距離のLEDの光量に変換でき、被測定用LEDからの距離が一定でない光量検出用LEDがある場合にも対応することが可能となる。
[第4の実施形態]
図5は本発明の第4の実施形態のLED駆動装置のブロック図を示している。
第4の実施形態では、LEDが経年変化等で劣化(ショート、断線を含む)したときに、光量検出用LEDで検出される電圧が異常値になり、結果として光量補正値が大きくなり過ぎることによって、照明光として点灯した場合に非常に明るくなるといった異常事態を生ずるので、これを防ぐために光検出部4からの複数の検出電圧における異常値を検出するために異常値検出部10を設けて、複数の光量検出用LEDのうちでショートやオープンが生じていると考えられる場合は、その検出電圧を除いて明るさ(光量)の計算を行えるようにしたものである。なお、異常値検出部10は、図1,図2及び図4の第1乃至第3の実施形態に示したLED駆動装置に対しても用いることができる。
図5は本発明の第4の実施形態のLED駆動装置のブロック図を示している。
第4の実施形態では、LEDが経年変化等で劣化(ショート、断線を含む)したときに、光量検出用LEDで検出される電圧が異常値になり、結果として光量補正値が大きくなり過ぎることによって、照明光として点灯した場合に非常に明るくなるといった異常事態を生ずるので、これを防ぐために光検出部4からの複数の検出電圧における異常値を検出するために異常値検出部10を設けて、複数の光量検出用LEDのうちでショートやオープンが生じていると考えられる場合は、その検出電圧を除いて明るさ(光量)の計算を行えるようにしたものである。なお、異常値検出部10は、図1,図2及び図4の第1乃至第3の実施形態に示したLED駆動装置に対しても用いることができる。
つまり、受光素子として用いる光量検出用の他のLED2が少なくとも1つある場合、その少なくとも1つの他のLED2の出力が正常かどうかの判定をするための異常値検出部10をさらに設けた構成とするものである。
上記の第4の実施形態では、1つの被測定用LEDに対して光量検出用のLEDが複数個ある場合に、複数の光量検出値が得られてそのうちのどれかが異常どあると分かると、それを省いてゲイン調整した後、検出電圧の平均値を計算することになる。
第4の実施形態によれば、光検出部4からの複数の検出出力に対して異常値検出部10による異常検出を用いると、LEDの経年変化等で劣化(ショート、断線を含む)した場合に、劣化したLEDの光検出のデータを除くことが可能になるため、適正なデータのみを元に光量を計算でき基準の一定の発光量を維持することが可能となる。さらに、異常値検出部を付加することで製造時の調整だけでなく、製造後の使用中などにLEDが不良となっても、それを見つけて大きな問題を生じることなく、LEDの光量の再調整がなされる。
[第5の実施形態]
図6は本発明の第5の実施形態のLED駆動装置のブロック図を示している。
図6において、TV画面の1枚分の大きさに相当する多数のLEDの光量測定を一度に行うことは困難であるので、実際には図7に示すように1つの画面を幾つかのブロックに分けてコントロールしていることが多い。図7では3×3ずつに分けた4ブロックを示している。白丸印○は光量測定時に発光している被測定用LED、黒丸印●は発光停止しているLEDである。また、実線枠18内の●は光量検出用として機能するLEDである。しかし、図7のようにブロック分けすると、1つの被測定用LEDの光る範囲は予め決められた1つのブロック内に収まらなくて、隣接する複数のブロックにも光が及ぶことになる。例えば、1つのブロック14内における1つの被測定用LED1の位置によって、1つの被測定用LED1の周辺に存在する光量検出用の8つのLED(実線枠18内の●に相当する)は、被測定用LED1が位置する1つのブロック14内のみならず隣接する他のブロック15〜17内の対応した位置にまたがることになる。その場合に、隣のブロックとの光量検出値のやり取りを考えておかないと、1つの被測定用のLED1の光量検出値を精確に計算することができない。従って、図6の第5の実施形態では、図5の第4の実施形態に対して、他ブロックへ検出値を出力する出力部11と他ブロックからの検出値を受ける入力部12とを追加した構成としてある。
図6は本発明の第5の実施形態のLED駆動装置のブロック図を示している。
図6において、TV画面の1枚分の大きさに相当する多数のLEDの光量測定を一度に行うことは困難であるので、実際には図7に示すように1つの画面を幾つかのブロックに分けてコントロールしていることが多い。図7では3×3ずつに分けた4ブロックを示している。白丸印○は光量測定時に発光している被測定用LED、黒丸印●は発光停止しているLEDである。また、実線枠18内の●は光量検出用として機能するLEDである。しかし、図7のようにブロック分けすると、1つの被測定用LEDの光る範囲は予め決められた1つのブロック内に収まらなくて、隣接する複数のブロックにも光が及ぶことになる。例えば、1つのブロック14内における1つの被測定用LED1の位置によって、1つの被測定用LED1の周辺に存在する光量検出用の8つのLED(実線枠18内の●に相当する)は、被測定用LED1が位置する1つのブロック14内のみならず隣接する他のブロック15〜17内の対応した位置にまたがることになる。その場合に、隣のブロックとの光量検出値のやり取りを考えておかないと、1つの被測定用のLED1の光量検出値を精確に計算することができない。従って、図6の第5の実施形態では、図5の第4の実施形態に対して、他ブロックへ検出値を出力する出力部11と他ブロックからの検出値を受ける入力部12とを追加した構成としてある。
図7で、例えば1画面分のバックライト装置が6×6=36個のLEDを備えている場合について考える。符号14に示す3×3=9個のLEDが1ブロックを構成し、1画面分が4ブロック14〜17で構成されている。4つのブロック14〜17のうちの左上のブロック14内の白丸印○が1つの発光している被測定用LED1を示し、この被測定用LED1の周辺の8つのLEDが受光素子として働く。従って、図7の実線枠18にて示すように、これらの9つのLEDは4つのブロックにまたがって存在していることになる。すると、1つの発光している被測定用LED1から出射された光量を検出するための8つの受光素子の出力は、4つのブロック14〜17から取り出さなければならない。なお、図6に示すLED駆動装置20Dは、1ブロック毎に必要とされる回路構成を示している。従って、実際には例えばTV受信機では、TV画面を構成するブロック数分のLED駆動装置が存在することになる。しかし、コントローラ7とメモリ6については、所定数のブロック或いは1画面分の複数のブロックについて共通に使用されるものであってもよい。
装置としては、光量ばらつき測定時には、1画面におけるどのブロックのどのLEDが発光(点灯)しているかが分かっているから、その発光している場所が分かればその周りの受光用として用いるべきLEDも分かるので、図7の例で言えば4つのブロック14〜17のうちのどのブロックのLEDが光量検出用として1個受光しているのか、2個受光しているのかが分かるので、対向する他の第1のブロック17から1個のLEDの光量データをもらい、また隣接する他の第2のブロック15から2個のLEDの光量データをもらい、さらに隣接する他の第3のブロック16から2個のLEDの光量データをもらって、さらに自身の発光しているLED1を含むブロック14からの3個の光量データを集めて光量平均値を計算した後、比較器5にてその平均値と基準値とを比較することによって基準値との差分を光量補正値としてメモリ6に記憶することにより、光量ばらつき補正値取得のための動作を終了する。
このように、LED駆動回路3の出力ライン数には通常、制限があるため、図7のように複数のブロックに分割され、画面全体を1つの回路ではコントロールできない。この場合、検出値を他ブロックへ出力する出力部11と他ブロックからの入力を受ける入力部12を設けることにより複数のブロックにまたがる場合でも問題なく平均値を計算することができる。
第5の実施形態によれば、バックライト装置のように複数のLEDを平面状に配列して照明光を得る装置を構成するに際して、平面状に出射する複数のLEDの発光量を均質なものとし、かつ1画面に相当する照明光出射範囲を複数のブロックに分けて発光駆動する照明用のLED駆動装置において、光量検出用LEDが複数のブロックにまたがる場合でも問題なく光量平均値を算出することが可能となり、バックライト照明光に使用する全てのLEDについて個別に光量ばらつきを算出することが、特別な専用の光検出素子を用意することなく可能となる。
図8は液晶ディスプレイに用いられるバックライト装置におけるLED配列及びこれらのLEDを発光駆動する第1乃至第5の実施形態に示したLED駆動装置の配置の一例を示している。
以上述べた本発明の実施形態によれば、製品組み立て前の輝度選別を実施することなく、また光検知器として特別な専用の光検出素子を用意する必要がなく、輝度ばらつきの抑制が可能なLED駆動装置を提供することができる。
以上述べた本発明の実施形態によれば、製品組み立て前の輝度選別を実施することなく、また光検知器として特別な専用の光検出素子を用意する必要がなく、輝度ばらつきの抑制が可能なLED駆動装置を提供することができる。
尚、以上の実施形態では、白色LEDを用いるLED駆動装置について説明したが、カラーLEDについてはR,G,Bそれぞれを光源として用いる場合、R,G,Bごとに発光効率が異なるので基準値の設定をR,G,Bごとに変えたものとすれば、各色LEDについては本発明の実施形態を応用することが可能である。
1…被測定用LED、2…光量検出用LED、3…LED駆動回路、4…光検出部、4a…光量検出ライン選択回路、…コントローラ、8…平均値計算部、9…ゲイン調整回路、10…異常値検出部、11…出力部、12…入力部、14〜17…ブロック。
Claims (8)
- 複数のLEDを発光駆動するLED駆動装置において、
前記複数のLEDのうちの1つを被測定用LEDとして発光させたとき、その1つの被測定用LEDから発光される光量に応じたデータを検出するものであって、前記被測定用LEDの周辺の少なくとも1つのLEDが光量検出用LEDとして用いられてその起電圧を検出する光検出部と、
前記被測定用LEDを発光させ、それ以外のLEDを発光させないように駆動するLED駆動回路と、を具備し、
前記LED駆動回路は、前記複数のLEDの全て又は一部を発光させて照明光として用いる際には、前記光量に応じたデータに基づいて前記複数のLEDの光量を個別に可変し基準の発光量となるように前記複数のLEDを発光駆動することを特徴とするLED駆動装置。 - LEDの発光量の基準となる基準データ及びその基準データに対する前記複数のLEDのLED毎の光量補正値を記憶するメモリと、
前記メモリに記憶した前記基準データと前記光検出部で検出した少なくとも1つの光量データの平均値とを比較し、その比較結果を前記被測定用LEDの光量補正値としてLED毎に前記メモリに出力する比較器と、
をさらに具備したことを特徴とする請求項1に記載のLED駆動装置。 - 前記LED駆動回路は、前記複数のLEDの全て又は一部を発光させて照明光として用いる際には、前記メモリに記憶したLED毎の光量補正値に応じて、前記複数のLEDの光量を個別に可変し基準の発光量となるように前記複数のLEDを発光駆動することを特徴とする請求項2に記載のLED駆動装置。
- 前記光量検出用LEDが複数ある場合、その複数の光量検出用LEDの検出出力の平均値を計算する平均値計算部をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のLED駆動装置。
- 前記光量検出用LEDが複数ある場合、その光量検出用LEDの各々につき前記被測定用LEDからの距離が異なるとき、その距離に応じて前記複数の光量検出用LEDの出力を補正するためのゲイン調整回路をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のLED駆動装置。
- 前記光量検出用LEDが少なくとも1つある場合、前記光量検出用LEDの出力が正常か否かの判定をするための異常値検出部をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のLED駆動装置。
- 前記光検出部には、前記被測定用LED及びその周辺の少なくとも1つの光量検出用LEDを含む複数のLEDの出力ラインが接続され、それらの複数のLEDの出力ラインのうちから必要な少なくとも1つの前記光量検出用LEDの光量検出ラインを選択する光量検出ライン選択回路が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載のLED駆動装置。
- 平面状に配置された複数のLEDを所定数毎に1ブロックとして複数のブロックに分割して発光駆動制御を行うようにLED駆動装置を構成している場合に、ブロック毎に用いられるLED駆動回路は、LED毎の光量検出時に、1つのブロック内の被測定用LEDの発光する範囲が隣接する複数のブロックにまたがる場合に、他のブロックからの光量検出値を受け取る入力部と、他のブロックへ出力する光量検出値を出力する出力部とを備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載のLED駆動装置。
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