JP2012012154A - シート状物品の巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート状物品を容易に筒状に丸めることができるシート状物品の巻取装置の提供。
【解決手段】回転手段35により回転させられる巻取軸45にシート状物品を筒状に巻き取る装置であって、巻取軸45は、一端に設けられて回転手段35により回転させられる回転軸本体と、回転軸本体に固定されるとともに、軸方向に沿って延在し他端に抜ける形状のスリット44が形成された筒状の巻取部42とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、カレンダーやポスター等のシート状物品を筒状に巻き取るシート状物品の巻取装置に関する。
カレンダーやポスター等のシート状物品を巻装して発送する書類発送用具がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−46786号公報(図1,図2)
複数枚のシートを重ねて構成されるカレンダーや、一枚のシートからなるポスター等のシート状物品は、印刷会社から発注会社へ納品される際に、広げられ平積みされた状態で荷受されるのが一般的である。一方で、これらを運搬等する場合、広げた状態のままでは取り扱いが面倒なため、担当者が一部ずつ、手作業で筒状に丸める必要がある。
この際、処理すべきシート状物品の部数が少量であれば、担当者の負担も大きくないが、例えば、年末時に取引先へ配るカレンダー等の場合にあっては、処理すべき部数が大量になってしまうことも想定される。
この場合、担当者が一部ずつ手作業で筒状に形成するとなると過大な負担になり、日々の通常業務に支障をきたすことが考えられる。
本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、シート状物品を容易に筒状に丸めることができるシート状物品の巻取装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、回転手段により回転させられる巻取軸にシート状物品を筒状に巻き取る装置であって、前記巻取軸は、一端に設けられて前記回転手段により回転させられる回転軸本体と、該回転軸本体に固定されるとともに、軸方向に沿って延在し他端に抜ける形状のスリットが形成された筒状の巻取部と、を備えていることを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記巻取部の外周面を、径方向に所定の間隔をあけて覆う巻取ガイド部を有することを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、一端縁部が前記巻取部に近接するように傾斜配置されてシート状物品の端縁部を前記スリットに差し込む際のガイドとなる装着ガイド部を有することを特徴としている。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、前記回転手段は手動ハンドルであり、前記スリットが前記装着ガイド部の前記一端縁部に近接する位置で前記手動ハンドルに回転抵抗を発生させる停止感覚発生機構を有することを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、筒状の巻取部の、軸方向に沿って延在し端部に抜ける形状のスリットに、シート状物品の端縁部が差し込まれた状態で、回転手段により巻取部が回転させられると、シート状物品を巻取部が筒状に巻き取ることになり、その後、筒状を維持した状態のままシート状物品が巻取部のスリットが抜ける側から抜き出されることになる。このようにして、シート状物品を容易に筒状に丸めることができる。
請求項2に係る発明によれば、シート状物品を巻取部が筒状に巻き取る際に、巻取部の外周面を、径方向に所定の間隔をあけて覆う巻取ガイド部が、シート状物品の戻りを規制することになる。したがって、シート状物品を一層容易に筒状に丸めることができる。
請求項3に係る発明によれば、一端縁部が巻取部に近接するように傾斜配置された装着ガイド部の案内で、シート状物品の端縁部をスリットに容易に差し込むことができる。したがって、シート状物品を一層容易に筒状に丸めることができる。
請求項4に係る発明によれば、停止感覚発生機構が回転抵抗を発生させる位置で手動ハンドルを停止させれば、スリットが装着ガイド部の一端縁部に近接する位置で巻取部を停止させることができる。したがって、シート状物品を一層容易に筒状に丸めることができる。
本発明の一実施形態に係るシート状物品の巻取装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るシート状物品の巻取装置を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るシート状物品の巻取装置を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るシート状物品の巻取装置を示す側面図である。
本発明に係る一実施形態を図面を参照して以下に説明する。
図1〜図4に示す本実施形態の巻取装置11は、複数枚のシートを重ねて構成されるカレンダーや、一枚のシートからなるポスター等のシート状物品を筒状に巻き取ることで丸めるものである。
巻取装置11は、図1に示すように下部にフレーム12を有している。フレーム12は、図2に示すように、同長さで互いに平行に配置される略角筒状の二本の主フレーム材13と、これら主フレーム材13に直交しこれら主フレーム材13を連結させる略角筒状の三本の連結フレーム材14と、二本の主フレーム材13のそれぞれの両端の下部に取り付けられるゴム製の図3および図4に示す足部材15とからなっている。
主フレーム材13には、長さ方向に延在する全ての面に、長さ方向に延在する図2に示す係止溝13aが形成されており、連結フレーム材14にも、長さ方向に延在する全ての面に、長さ方向に延在する係止溝14aが形成されている。係止溝13a,14aは、底側の幅が開口側の幅よりも広くされており、ナットが底側にスライド自在かつ回転不可に係合可能となっている。主フレーム材13および連結フレーム材14は、アルミニウム合金の押出材をそれぞれの長さに切断することで形成されている。
ここで、一本の連結フレーム材14が主フレーム材13の一端同士を連結させており、他の一本の連結フレーム材14が主フレーム材13の他端同士を連結させていて、残りの一本の連結フレーム材14が主フレーム材13の一端側の中間位置同士を連結させている。そして、間隔が近い二本の連結フレーム材14上に、これらに跨って支持台22が載置されている。支持台22は、係止溝14aに挿入される図示略のナットとこれに螺合されるボルト23とで二本の連結フレーム14に固定されており、ボルト23をナットに対し緩めることで連結フレーム14に沿う方向に位置調整可能となっている。
支持台22には、主フレーム材13の長さ方向に沿って水平配置される回転軸本体27が二つの軸受28によって回転可能に支持されており、回転軸本体27には、中間位置に図4に示す傘歯車29が固定されている。また、支持台22の上部には、鉛直方向に沿うハンドル軸31が二つの軸受32によって回転可能に支持されており、このハンドル軸31の下端部には上記傘歯車29に噛み合う傘歯車33が固定されている。
そして、ハンドル軸31の支持台22から突出する上端部には手動ハンドル(回転手段)35が固定されている。手動ハンドル35は、ハンドル軸31に固定されるボス部36と、ボス部36から径方向外側に延出する複数のスポーク部37と、これらスポーク部37に連結される円環状のリム部38と、上方に延出するようにリム部38に鉛直軸回りに回転自在に連結される回転棒39とを有している。よって、回転棒39が把持されて旋回させられることにより、手動ハンドル35、ハンドル軸31および傘歯車33が一体に回転し、これらと同期して、傘歯車33に噛み合う傘歯車29および回転軸本体27が一体回転する。
回転軸本体27の支持台22から突出する部分には、有底円筒状の巻取部42が同軸をなして底部において固定されている。この巻取部42は、図2および図3に示すように軸方向一端が回転軸本体27に連結されており、この一端側を除いて、巻取部42には、図1に示すように軸方向に沿う直線状のスリット44が形成されている。スリット44は、一定幅で巻取部42の軸方向他端つまり手動ハンドル35および回転軸本体27とは反対側に抜ける形状をなしている。回転軸本体27と巻取部42とが、水平配置されて手動ハンドル35と同期回転する巻取軸45を構成する。言い換えれば、巻取軸45は、一端に設けられて手動ハンドル35への入力により回転させられる回転軸本体27と、軸方向に沿って延在し他端に抜ける形状のスリット44が形成された筒状の巻取部42とを備えている。
ここで、図4に示す回転軸本体27、傘歯車29、ハンドル軸31および傘歯車33のいずれかには、図示は略すが、径方向に凹む凹部が形成されており、支持台22には、この凹部に入り込み可能な位置にボールプランジャが取り付けられている。よって、回転軸本体27は、この凹部にボールプランジャが入り込む位置では、それ以外の位置よりも大きい回転抵抗が発生しこの位置に止まろうとすることになる。よって、これら凹部とボールプランジャとが、手動ハンドル35に所定の回転位置で回転抵抗を発生させる停止感覚発生機構を構成している。
図2に示すように手動ハンドル35を左側に巻取部42を手動ハンドル35よりも右側に配置した状態で、奥側となる一方の主フレーム材13には、巻取ガイド部材48が、係止溝13aに挿入される図示略のナットとこれに螺合される蝶ボルト49とで固定されている。この巻取ガイド部材48は、蝶ボルト49をナットに対し緩めると主フレーム材13に沿って摺動可能となり、蝶ボルト49をナットに対し締めることで任意の位置で主フレーム材13に固定可能となっている。巻取ガイド部材48は、蝶ボルト49およびナットによって主フレーム材13に摺動可能に連結される取付部51と、図4に示すように巻取部42の外周面を、径方向に所定の間隔をあけて覆うように取付部51に固定される円弧状の巻取ガイド部52とを有している。よって、巻取ガイド部52は、主フレーム材13の長さ方向つまり巻取軸45の軸方向に沿って位置調整可能に設けられている。巻取ガイド部52は、巻取部42の外周面と同心円形状をなしており、樹脂材からなっている。
図2に示すように手動ハンドル35を左側に巻取部42を手動ハンドル35よりも右側に配置した状態で手前側となる他方の主フレーム材13と、手動ハンドル35とは反対側の連結フレーム14とには、装着ガイド部材55が、係止溝13a,14aに挿入された図示略のナットとこれに螺合する蝶ボルト57とで固定されている。装着ガイド部材55は、図1に示すように、巻取軸45と平行をなして延在するとともに幅方向の一端縁部が巻取部42に近接するように巻取部42側ほど高く傾斜配置される板状の装着ガイド部58と、装着ガイド部58の幅方向の巻取部42とは反対側から水平に配置される板状の水平ガイド部59と、装着ガイド部58および水平ガイド部59の手動ハンドル35側の一端縁部から巻取軸45の軸直交方向に沿って立設された板状の鉛直ガイド部60とを有している。ここで、図4に示すように、装着ガイド部58の水平ガイド部59とは反対側の一端縁部は、巻取部42の水平方向における装着ガイド部58側の端部より下側に対向しており、装着ガイド部58の上面の延長上に巻取部42の中心軸線が位置する。
上記した図示略の停止感覚発生機構が凹部にボールプランジャを嵌合させる、上記した所定の回転位置に手動ハンドル35があるとき、巻取部42は、図4に示す装着ガイド部58の巻取部42側の一端縁部にスリット44を近接させる状態となり、より具体的には、装着ガイド部58の巻取部42側の一端縁部にスリット44の下端縁部を対向させることになる。巻取部42がこの状態にあるとき、装着ガイド部58の上面の延長上にスリット44が位置することになる。よって、装着ガイド部58でシート状物品Sの下面を案内することで、シート状物品Sは巻き取り方向の一端縁部を円滑にスリット44内に差し込むことになる。つまり、装着ガイド部58がシート状物品Sの巻き取り方向の一端縁部を巻取部42のスリット44に差し込む際の下面のガイドとなる。また、鉛直ガイド部60が、シート状物品Sを巻取部42側に移動させる際に手動ハンドル35側の端縁部のガイドとなる。
以上に述べた本実施形態の巻取装置11を用いてシート状物品Sを筒状に丸める場合に、操作者は、まず、シート状物品Sの巻き取り方向に対し直交する方向の幅に合わせて巻取ガイド部材48の巻取ガイド部52の位置を調整する。つまり、巻取ガイド部材48の巻取ガイド部52と装着ガイド部材55の鉛直ガイド部60との距離がシート状物品Sの幅よりも所定量短くなる位置に巻取ガイド部材48を固定する。
そして、操作者は、図示略の停止感覚発生機構が凹部にボールプランジャを嵌合させる所定の回転位置に手動ハンドル35を位置させた図4に示す状態で、装着ガイド部材55の鉛直ガイド部60で幅方向の一端を案内させながら、シート状物品Sを装着ガイド部58上で巻取部42側に移動させる。すると、シート状物品Sの巻取部42側の一端縁部が巻取部42のスリット44内に円滑に入り込む。
このようにして、シート状物品Sが所定長さスリット44に挿入された状態で、操作者が、手動ハンドル35を所定方向に回転させると、巻取軸45が図4の時計回り方向に回転することになり、スリット44の回転でシート状物品Sの先端側が折り曲げられてスリット44に係止され、シート状物品Sがこの先端側部分を先頭にして巻取部42とともに回転して、巻取部42の外周面と巻取ガイド部52の内周面との間に入り込みながら巻取部42の外周面に巻き付けられ、その後は、巻取部42に巻き付けられた部分と巻取ガイド部52との間に入り込みながら巻取部42に巻き付けられた部分の外側にさらに巻き付けられる。このようにして、シート状物品Sがすべて巻取部42に巻き取られると、操作者は、その端末が巻取ガイド部52によって係止される位置で手動ハンドル35を停止させる。これにより、シート状物品Sが巻取部42に巻き取られた状態に維持される。この状態で、例えば、筒状のフィルムカバーをシート状物品Sの外側に被せた後、シート状物品Sを手動ハンドル35とは反対側に移動させて巻取部42から引き抜く。すると、フィルムカバーで戻りが規制され筒状に丸められた状態のシート状物品Sが得られることになる。なお、この引き抜き持に、シート状物品Sの巻取部42に係止されていた先端側部分はスリット44の抜け方向と引き抜きの方向とが一致するため、円滑にスリット44から引き抜かれる。
以上に述べた本実施形態の巻取装置11によれば、筒状の巻取部42の、軸方向に沿って延在し端部に抜ける形状のスリット44に、シート状物品Sの端縁部が差し込まれた状態で、手動ハンドル35への操作により巻取部42が回転させられると、シート状物品Sを巻取部42が筒状に巻き取ることになり、その後、筒状を維持した状態のままシート状物品Sが巻取部42のスリット44が抜ける側から抜き出されることになる。このようにして、シート状物品Sを容易に筒状に丸めることができる。
また、シート状物品Sを巻取部42が筒状に巻き取る際に、巻取部42の外周面を、径方向に所定の間隔をあけて覆う巻取ガイド部52が、シート状物品Sの戻りを規制することになる。したがって、シート状物品Sを一層容易に筒状に丸めることができる。
また、一端縁部が巻取部42に近接するように傾斜配置された装着ガイド部58の案内で、シート状物品Sの端縁部をスリット44に容易に差し込むことができる。したがって、シート状物品Sを一層容易に筒状に丸めることができる。
また、停止感覚発生機構が回転抵抗を発生させる位置で手動ハンドル35を停止させれば、スリット44が装着ガイド部58の一端縁部に近接する位置で巻取部42を停止させることができる。したがって、シート状物品Sを一層容易に筒状に丸めることができる。
11 巻取装置
27 回転軸本体
35 手動ハンドル(回転手段)
42 巻取部
44 スリット
45 巻取軸
52 巻取ガイド部
58 装着ガイド部
S シート状物品

Claims (4)

  1. 回転手段により回転させられる巻取軸にシート状物品を筒状に巻き取る装置であって、
    前記巻取軸は、
    一端に設けられて前記回転手段により回転させられる回転軸本体と、
    該回転軸本体に固定されるとともに、軸方向に沿って延在し他端に抜ける形状のスリットが形成された筒状の巻取部と、を備えていることを特徴とするシート状物品の巻取装置。
  2. 前記巻取部の外周面を、径方向に所定の間隔をあけて覆う巻取ガイド部を有することを特徴とする請求項1に記載のシート状物品の巻取装置。
  3. 一端縁部が前記巻取部に近接するように傾斜配置されてシート状物品の端縁部を前記スリットに差し込む際のガイドとなる装着ガイド部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のシート状物品の巻取装置。
  4. 前記回転手段は手動ハンドルであり、
    前記スリットが前記装着ガイド部の前記一端縁部に近接する位置で前記手動ハンドルに回転抵抗を発生させる停止感覚発生機構を有することを特徴とする請求項3に記載のシート状物品の巻取装置。
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