JP2012013184A - 駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来よりも簡単な構造で、ケース内に収容された遊星歯車装置やパーキングロック機構を十分に潤滑することができ、従来よりも小型化することができる駆動装置を提供すること。
【解決手段】モータジェネレータMG1、モータジェネレータMG2、遊星歯車機構13、ディファレンシャル、ギヤ機構16、ギヤ機構16の動力の伝達を阻止するロック状態と動力の伝達を許容するアンロック状態とを取り得るパーキングロック機構17、トランスアクスルハウジング、トランスアクスルケース22およびトランスアクスルリヤカバーを備え、ディファレンシャルリングギヤ58により掻き上げられた潤滑油によって各潤滑要素が潤滑されるよう構成され、トランスアクスルケース22が、遊星歯車機構収容ケース24と、取付ボス92とを有し、遊星歯車機構収容ケース24が取付ボス92に対向して形成された切欠き24dを有する。
【選択図】図3
【解決手段】モータジェネレータMG1、モータジェネレータMG2、遊星歯車機構13、ディファレンシャル、ギヤ機構16、ギヤ機構16の動力の伝達を阻止するロック状態と動力の伝達を許容するアンロック状態とを取り得るパーキングロック機構17、トランスアクスルハウジング、トランスアクスルケース22およびトランスアクスルリヤカバーを備え、ディファレンシャルリングギヤ58により掻き上げられた潤滑油によって各潤滑要素が潤滑されるよう構成され、トランスアクスルケース22が、遊星歯車機構収容ケース24と、取付ボス92とを有し、遊星歯車機構収容ケース24が取付ボス92に対向して形成された切欠き24dを有する。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両の回転軸を駆動する駆動装置、特に、ギヤ機構により掻き上げられた潤滑油で潤滑要素を潤滑する駆動装置に関する。
従来、この種の駆動装置として、駆動源に連結された動力伝達要素と、動力伝達要素を収納するケーシングと、動力伝達要素の上方に位置するようにケーシングの上部に設けられ、潤滑油を一時的に貯留する貯留部と、貯留部から自然流下する潤滑油を動力伝達要素に供給する潤滑油供給路とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この駆動装置においては、潤滑油供給路が、貯留部に貯留された潤滑油をケーシングの下部に向けて自然流下させる傾斜部を有している。また、潤滑油供給路は、傾斜部の途中部分に形成され、傾斜部を流下する潤滑油の流線方向と交差する方向に開口する開口部を有し、この開口部を通じて導入された潤滑油を動力伝達要素に導く油路を有している。
この駆動装置においては、傾斜部の途中部分に、傾斜部を流下する潤滑油の流線方向と交差する方向に開口部を開口するようにして、傾斜部を流下する潤滑油が開口部により分岐されて一部の潤滑油のみを開口部を通じて動力伝達要素に供給するようにしている。
このため、駆動装置が常用の運転領域にある場合においても、動力伝達要素に必要以上にギヤ機構により掻き上げられた潤滑油が供給されることがなく、動力伝達要素が潤滑油の抵抗の影響を受けて増加する攪拌損失や、燃費の悪化が防止される。その結果、開口部の径を小さくすることなく、動力伝達要素に必要以上の潤滑油が供給されるのが防止されることになる。
また、潤滑油が高粘度となる低温時の運転領域においても、動力伝達要素の焼き付きの防止および耐久性を維持するのに必要な量の潤滑油が供給されることになる。この駆動装置においては、運転領域に関らずギヤ機構により掻き上げられた潤滑油が、動力伝達要素に適量で供給されることになる。
また、従来の駆動装置として、エンジンと、エンジンに対して同軸上に配置された第1の電動機と、エンジンおよび第1の電動機に連結させて同軸上に配置された出力部材と、出力部材を並行軸で車輪に連結するカウンタシャフトと、車輪の回転をロックするパーキングロック機構とを備え、パーキングロック機構のパーキングギヤが出力部材に配置されたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
この駆動装置は、ギヤ機構により掻き上げられた潤滑油で潤滑要素を潤滑するとともに、車両の停止状態を維持するパーキングロック維持状態と、車両の停止状態を解除するパーキングロック解除状態を取り得るパーキングロック機構が設けられている。この駆動装置においては、パーキングギヤをカウンタシャフト上に配置した従来の構成に比べて、動力伝達の流れ上で、より上流側のトルク増幅の小さな部位にパーキングギヤが配置されることになる。その結果、パーキングギヤの回転をロックするパーキングロック機構に加わるトルクが下がることになり、パーキングロック機構の関連部品が小型化されることになる。
しかしながら、潤滑油供給路を備えた従来の駆動装置においては、貯留部から自然流下する潤滑油を動力伝達要素に供給する潤滑油供給路という潤滑油のガイド部分が形成されているので、構造が複雑となってしまうという問題がある。すなわち、この潤滑油供給路は、貯留部に貯留された潤滑油をケーシングの下部に向けて自然流下させる傾斜部と、傾斜部の途中部分に形成され、傾斜部を流下する潤滑油の流線方向と交差する方向に開口する開口部を有し、この開口部を通じて導入された潤滑油を動力伝達要素に導く油路をも有しているので、複雑な構造になっていた。
また、ギヤ機構により掻き上げられた潤滑油は、潤滑油供給路を経由してケース内に収容された遊星歯車装置に供給されるので、貯留部から直接遊星歯車装置に供給することができず、ギヤ機構により掻き上げられた後、貯留部から速やかに遊星歯車装置に供給することができないおそれがあった。
また、ギヤ機構により掻き上げられた潤滑油は、潤滑油供給路を経由してケース内に収容された遊星歯車装置に供給されるので、貯留部から直接遊星歯車装置に供給することができず、ギヤ機構により掻き上げられた後、貯留部から速やかに遊星歯車装置に供給することができないおそれがあった。
また、パーキングロック機構を備えた従来の駆動装置においては、遊星歯車装置を収容するケースの開口部は、ケースの下部に設けられているパーキングギヤとパーキングポールとの噛み合い部に形成されているため、潤滑油がケース内の遊星歯車装置に供給され難いという問題があった。すなわち、ギヤ機構により掻き上げられ貯留部に貯留された潤滑油や、ギヤ機構により飛散した潤滑油は、ケース内の遊星歯車装置に到達し難くなっていた。そのため、遊星歯車装置の潤滑が困難になり潤滑が不十分になってしまうというおそれがあった。
また、パーキングギヤが遊星歯車装置に設けられ、パーキングギヤとパーキングポールとの噛み合い部が遊星歯車装置を収容するケースの下部に配置されているので、遊星歯車装置の軸線方向に直交する方向にパーキングロック機構の配置するスペースが必要となってしまう。そのため、駆動装置のハウジングが遊星歯車装置の軸線方向に直交する方向に大きくなってしまい、小型化が不十分となっていた。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、従来よりも簡単な構造で、ケース内に収容された遊星歯車装置やパーキングロック機構を十分に潤滑することができ、従来よりも小型化することができる駆動装置を提供することを課題とする。
本発明に係る駆動装置は、上記課題を解決するため、(1)回転軸を有する回転電機と、前記回転軸に連結された遊星歯車機構と、前記回転電機から出力された動力を出力する出力軸と、前記遊星歯車機構と前記出力軸との間で前記動力を伝達するギヤ機構と、前記ギヤ機構の前記動力の伝達を阻止するロック状態と前記動力の伝達を許容するアンロック状態とを取り得るパーキングロック機構と、前記回転電機、前記出力軸、前記遊星歯車機構、前記ギヤ機構および前記パーキングロック機構を収容するケースと、を備え、前記ギヤ機構により掻き上げられた潤滑油によって潤滑要素が潤滑される駆動装置であって、前記ケースが、前記遊星歯車機構を収容する遊星歯車機構収容ケースと、前記パーキングロック機構を取り付けるよう前記回転軸の軸線方向に突出して形成された取付ボスとを有し、前記遊星歯車機構収容ケースが前記取付ボスに対向するよう形成された開口を有することを特徴とする。
この構成により、本発明に係る駆動装置においては、従来よりも簡単な構造で、ケースの内部に収容された遊星歯車機構やパーキングロック機構が十分に潤滑され、従来よりも小型化される。
すなわち、ギヤ機構によって掻き上げられたケース内の潤滑油は、ケースの上方の内壁を伝わって、遊星歯車機構収容ケースの上方で勢いよく流通する。本発明に係る駆動装置のケースは、遊星歯車機構収容ケースと、パーキングロック機構を取り付ける取付ボスとを有しており、遊星歯車機構収容ケースが、この取付ボスに対向するよう形成された開口を有しているので、ケースの上方で勢いよく流通する潤滑油は、取付ボスに衝突して飛散し、好適に遊星歯車機構収容ケースの開口を通って、その内部に速やかに流入する。開口から流入した潤滑油は、遊星歯車機構収容ケース内で、遊星歯車機構により、掻き上げられて遊星歯車機構収容ケース内の各潤滑要素に供給され、各潤滑要素が潤滑される。その結果、従来の駆動装置における潤滑油供給路という潤滑油のガイド部分を形成する必要が解消されるので、潤滑油供給路の形成によって構造が複雑となることはなく、本発明に係る駆動装置のケースは、従来よりも簡単な構造で、速やかに内部の各潤滑要素が十分に潤滑される。
すなわち、ギヤ機構によって掻き上げられたケース内の潤滑油は、ケースの上方の内壁を伝わって、遊星歯車機構収容ケースの上方で勢いよく流通する。本発明に係る駆動装置のケースは、遊星歯車機構収容ケースと、パーキングロック機構を取り付ける取付ボスとを有しており、遊星歯車機構収容ケースが、この取付ボスに対向するよう形成された開口を有しているので、ケースの上方で勢いよく流通する潤滑油は、取付ボスに衝突して飛散し、好適に遊星歯車機構収容ケースの開口を通って、その内部に速やかに流入する。開口から流入した潤滑油は、遊星歯車機構収容ケース内で、遊星歯車機構により、掻き上げられて遊星歯車機構収容ケース内の各潤滑要素に供給され、各潤滑要素が潤滑される。その結果、従来の駆動装置における潤滑油供給路という潤滑油のガイド部分を形成する必要が解消されるので、潤滑油供給路の形成によって構造が複雑となることはなく、本発明に係る駆動装置のケースは、従来よりも簡単な構造で、速やかに内部の各潤滑要素が十分に潤滑される。
本発明に係る駆動装置の回転数(rpm)が高まった場合、ギヤ機構により掻き上げられる潤滑油の量が増大し、遊星歯車機構収容ケースの上方で流通する潤滑油の流量も増大する。そして、取付ボスに衝突して飛散し、遊星歯車機構収容ケースの開口を通って、その内部に流入する潤滑油の量も増大し、内部の各潤滑要素が十分に潤滑される。
また、ケースが、パーキングロック機構を取り付けるよう回転軸の軸線方向に突出して形成された取付ボスを有し、遊星歯車機構収容ケースが取付ボスに対向するよう形成された開口を有する構成としたので、本発明に係る駆動装置は、従来よりも小型化され低コスト化が図られる。
すなわち、遊星歯車機構を収容する遊星歯車機構収容ケースに開口が形成され、この開口に対向するよう、取付ボスが形成されているので、取付ボスの一部が、この取付ボスに対向する遊星歯車機構収容ケースの開口部分にオーパラップさせて配置することが可能となる。その結果、取付ボスと遊星歯車機構収容ケースとを配置するスペースを小さくすることができる。パーキングロック機構を、ケース内にコンパクトに設置することができ駆動装置が従来よりも小型化される。
すなわち、遊星歯車機構を収容する遊星歯車機構収容ケースに開口が形成され、この開口に対向するよう、取付ボスが形成されているので、取付ボスの一部が、この取付ボスに対向する遊星歯車機構収容ケースの開口部分にオーパラップさせて配置することが可能となる。その結果、取付ボスと遊星歯車機構収容ケースとを配置するスペースを小さくすることができる。パーキングロック機構を、ケース内にコンパクトに設置することができ駆動装置が従来よりも小型化される。
上記(1)に記載の駆動装置において、(2)前記ケースが、前記ギヤ機構によって掻き上げられた潤滑油を貯留する潤滑油貯留タンクを有し、前記潤滑油貯留タンクが、前記取付ボスに前記潤滑油を滴下するよう前記取付ボスの上方に形成された潤滑油滴下孔を有することを特徴とする。
この構成により、ケースが、ギヤ機構によって掻き上げられた潤滑油を貯留する潤滑油貯留タンクを有し、潤滑油貯留タンクが、取付ボスに潤滑油を滴下するよう取付ボスの上方に形成された潤滑油滴下孔を有しているので、従来の駆動装置における潤滑油供給路という潤滑油のガイド部分を形成する必要が解消される。このような、潤滑油供給路の形成によって構造が複雑となることはなく、従来よりも簡単な構造で、内部の各潤滑要素に十分な潤滑油が供給される。
また、駆動装置が停止した状態にあるとき、内部の潤滑油は潤滑油貯留タンクの一部に貯留されている。この状態で駆動装置が駆動を開始すると、潤滑油貯留タンクに貯留された潤滑油が、始動時の振動などの衝撃により、潤滑油貯留タンクから潤滑油滴下孔を流通して滴下される。そして、滴下された潤滑油は取付ボスに当たって飛散し、遊星歯車機構収容ケースの開口から、その内部に入り込み、遊星歯車機構の内部の各潤滑要素が潤滑される。
したがって、潤滑油の供給量が比較的に少ない駆動装置の始動時や始動直後の場合にも、遊星歯車機構の内部の各潤滑要素やパーキングロック機構の各潤滑要素が好適に潤滑される。
駆動装置の回転数(rpm)が高まった場合、ギヤ機構により掻き上げられる潤滑油の流量が増大し、潤滑油貯留タンク内に流入する潤滑油の量も増大する。潤滑油貯留タンク内に流入した潤滑油は、潤滑油滴下孔から勢いよく滴下される。滴下された潤滑油は取付ボスに当たって飛散する量も増大し、遊星歯車機構収容ケースの開口から、その内部に入り込む潤滑油の量も増大する。
したがって、駆動装置の回転数が高くなっても、遊星歯車機構の内部に十分な潤滑油が速やかに供給され、各潤滑要素が潤滑される。その結果、駆動装置の低回転時から高回転時に至るまで、十分な潤滑油が遊星歯車機構の内部および駆動装置を構成する潤滑要素に供給される。
また、遊星歯車機構収容ケースの開口が、潤滑油滴下孔の下方に形成された取付ボスに対向して形成されているので、開口から遊星歯車機構収容ケース内に流入し、遊星歯車機構の回転により掻き上げられた遊星歯車機構収容ケース内の潤滑油が開口から外部に飛散することはなく、潤滑油の最適な量が確保される。
上記(1)または(2)に記載の駆動装置において、(3)前記遊星歯車機構が、前記回転軸と連結され前記回転電機とともに回転するサンギヤと、前記サンギヤと噛み合うピニオンギヤと、前記ピニオンギヤを回転自在に支持するキャリヤと、前記ピニオンギヤと噛み合う内歯を有するリングギヤとを有し、前記ギヤ機構が、前記遊星歯車機構の前記リングギヤに連結された第1ギヤを支持する第1回転軸と、前記第1ギヤに噛み合う第2ギヤを支持する第2回転軸と、前記第2回転軸に支持され前記出力軸を構成する差動装置のリングギヤと噛み合う第3ギヤとを有し、前記パーキングロック機構が、前記第2回転軸に設けられたパーキングギヤおよび前記パーキングギヤと係合する係合状態および前記パーキングギヤと非係合する非係合状態を取り得るパーキングポールとを有することを特徴とする。
この構成により、ギヤ機構により掻き上げられる潤滑油が、取付ボスに衝突して飛散し、遊星歯車機構収容ケースの開口を通って、その内部に流入し、遊星歯車機構を構成するリングギヤの回転により遊星歯車機構収容ケース内で掻き上げられる。掻き上げられた潤滑油により、サンギヤ、ピニオンギヤ、キャリヤなどの潤滑要素が潤滑される。また、ギヤ機構が、第1ギヤを支持する第1回転軸と、第2ギヤを支持する第2回転軸と、出力軸を構成する差動装置のリングギヤと噛み合う第3ギヤとを有するとともに、パーキングロック機構が、第2回転軸に設けられたパーキングギヤおよびパーキングギヤと係合するパーキングポールとを有しているので、取付ボスと遊星歯車機構収容ケースとを配置するスペースを小さくすることができる。その結果、パーキングロック機構を、ケース内にコンパクトに設置することができ駆動装置が確実に小型化される。
上記(3)に記載の駆動装置において、(4)前記第1回転軸が中空の回転軸により構成され、前記遊星歯車機構の前記キャリヤが、内燃機関の駆動軸に連結されるとともに、前記第1回転軸の内部に回転自在に挿通された連結軸と連結され前記駆動軸とともに回転するよう構成され、前記ギヤ機構が、前記第2ギヤと噛み合う第4ギヤを支持する第3回転軸を有し、前記回転電機が、前記回転軸に連結された第1回転電機と、前記第3回転軸に連結され動力を出力する第2回転電機とを有することを特徴とする。
この構成により、駆動装置が、第1回転電機、第2回転電機および内燃機関の少なくともいずれかの構成要素から出力される動力で駆動されるとともに、パーキングロック機構が、第2回転軸に設けられたパーキングギヤおよびパーキングギヤと係合するパーキングポールとを有しているので、取付ボスと遊星歯車機構収容ケースとを配置するスペースを小さくすることができる。その結果、パーキングロック機構を、ケース内にコンパクトに設置することができ駆動装置が確実に小型化される。
本発明によれば、従来よりも簡単な構造で、ケース内に収容された遊星歯車装置やパーキングロック機構を十分に潤滑することができ、従来よりも小型化することができる駆動装置を提供することができる。
以下、本発明に係る駆動装置の第1実施形態ないし第3実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1ないし図11は、本発明の第1実施形態に係る駆動装置10の構成を示す図であり、図12ないし図14は、本発明の第1実施形態に係る駆動装置10の稼働状態を示す図である。
駆動装置10は、図1に示すように、燃料によって駆動されるエンジンおよび回転電機としてのモータジェネレータの双方またはいずれか一方により駆動されるハイブリッドの車両1のトランスアクスルを構成している。この車両1は、前輪駆動車(FF:Front engine Front drive)で、内燃機関としてのエンジン2と、駆動装置10と、駆動装置10に連結された左右のドライブシャフト3と、左右のドライブシャフト3に連結された左右の車輪4と、エンジン2および駆動装置10を制御する図示しない電子制御ユニット(ECU:Electrically Control Unit)とを備えている。
図1ないし図11は、本発明の第1実施形態に係る駆動装置10の構成を示す図であり、図12ないし図14は、本発明の第1実施形態に係る駆動装置10の稼働状態を示す図である。
駆動装置10は、図1に示すように、燃料によって駆動されるエンジンおよび回転電機としてのモータジェネレータの双方またはいずれか一方により駆動されるハイブリッドの車両1のトランスアクスルを構成している。この車両1は、前輪駆動車(FF:Front engine Front drive)で、内燃機関としてのエンジン2と、駆動装置10と、駆動装置10に連結された左右のドライブシャフト3と、左右のドライブシャフト3に連結された左右の車輪4と、エンジン2および駆動装置10を制御する図示しない電子制御ユニット(ECU:Electrically Control Unit)とを備えている。
この電子制御ユニットは、CPU(Central Processing Unit)と、処理プログラムなどを記憶するROMと、一時的にデータを記憶するRAMと、電気的に書換え可能な不揮発性のメモリからなるEEPROMと、A/D変換器やバッファなどを含む入力ポート、出力ポートとを含んで構成されている。
なお、本発明に係る駆動装置は、このようなハイブリッドのトランスアクスルに限定されず、回転電機としてのモータにより駆動されるいわゆる電気自動車に搭載されるトランスアクスルであってもよく、燃料によって駆動されるエンジンを備えた燃料自動車に搭載されるトランスアクスルであってもよい。
駆動装置10は、エンジン2の駆動軸としてのクランクシャフト2aのフライホイール2bに連結され、クランクシャフト2aのトルク変動を吸収するトランスアクスルダンパ11と、一端でトランスアクスルダンパ11に連結されエンジン2の動力が入力される連結軸としてのインプットシャフト12と、インプットシャフト12の他端に連結された遊星歯車機構13と、遊星歯車機構13に連結され主にバッテリーの充電や駆動用電力の供給を行う第1回転電機としてのモータジェネレータMG1と、主に動力を出力する第2回転電機としてのモータジェネレータMG2とを含んで構成されている。
また、駆動装置10は、エンジン2およびモータジェネレータMG1、MG2から伝達される動力を出力する出力軸としてのディファレンシャル15と、エンジン2およびモータジェネレータMG1と、ディファレンシャル15との間、並びにモータジェネレータMG2と、ディファレンシャル15との間で動力を伝達するよう複数のギヤおよびシャフトにより構成されたギヤ機構16とを含んで構成されている。
また、駆動装置10は、ギヤ機構16の動力の伝達を阻止するロック状態と動力の伝達を許容するアンロック状態とを取り得るパーキングロック機構17と、遊星歯車機構13、モータジェネレータMG1、MG2、ディファレンシャル15、ギヤ機構16およびパーキングロック機構17を収容するケースとしてのトランスアクスルハウジング21、トランスアクスルケース22およびトランスアクスルリヤカバー23と、トランスアクスルケース22に取り付けられ、遊星歯車機構13を収容する遊星歯車機構収容ケース24と、この遊星歯車機構収容ケース24をトランスアクスルケース22に取り付ける取付ボルト25と含んで構成されている。
さらに、駆動装置10は、モータジェネレータMG1を支持する玉軸受31a、31bと、モータジェネレータMG2を支持する玉軸受32a、32bと、ディファレンシャル15を支持する円錐ころ軸受33a、33bと、ギヤ機構16を支持する玉軸受34a、34b、35a、35bおよび円錐ころ軸受36a、36bとを含んで構成されている。
遊星歯車機構13は、図1および図2に示すように、ギヤ機構16に連結されたリングギヤ41と、このリングギヤ41内に軸線をリングギヤ41の軸線と一致させて配置されたサンギヤ42と、リングギヤ41およびサンギヤ42の軸線と一致させてリングギヤ41とサンギヤ42との間に挿入され、インプットシャフト12に連結されたキャリヤ43と、このキャリヤ43に回転自在に支持されてリングギヤ41およびサンギヤ42と噛み合うピニオンギヤ44とを含んで構成されている。
このキャリヤ43は、インプットシャフト12およびトランスアクスルダンパ11を介してクランクシャフト2aに連結されており、エンジン2の動力が入力されるようになっている。また、サンギヤ42は、モータジェネレータMG1に連結されており、この遊星歯車機構13は、エンジン2の動力をモータジェネレータMG1とギヤ機構16とに分割するいわゆる動力分割機構を構成している。
モータジェネレータMG1は、車両1を駆動するための電動機の機能およびバッテリーに充填するための発電機の機能の双方の機能を有しているが、主にバッテリーの充電や駆動用電力の供給を行うよう電子制御ユニットにより制御されるようになっており、ステータ、ロータを含んで構成されている。
このステータは、トランスアクスルケース22の内周部に固定されたコアを有しており、このコアの外周には、磁界を発生させるため巻線が三相になるよう巻回されている。また、ロータは、MG1ロータシャフト26と、MG1ロータシャフト26の周りに設けられたN極およびS極からなる永久磁石を有している。MG1ロータシャフト26は、トランスアクスルリヤカバー23に支持された玉軸受31aと、トランスアクスルケース22に支持された玉軸受31bとにより回転自在に支持されている。また、MG1ロータシャフト26は、その一端部で遊星歯車機構13のサンギヤ42に連結され、サンギヤ42と一緒に回転するようになっている。
この構成により、電子制御ユニットの指令に基づいてステータの三相巻線に三相交流電流が流されると、モータジェネレータMG1内に回転磁界が発生し、この回転磁界がロータの回転位置および速度に合わせて制御され、ロータに配置された永久磁石が回転磁界に引かれてトルクが発生するようになっている。発生するトルクの大きさは、電流により制御され、回転数の大きさは、交流電源の周波数により制御されるようになっている。
また、このモータジェネレータMG1は、図示しないインバータに接続されており、電子制御ユニットにより、インバータを構成するスイッチング素子を介して電動機と発電機のどちらかに切り替えられ、電動機または発電機のいずれかで機能するようになっている。
モータジェネレータMG2は、モータジェネレータMG1と同様の構成および機能を有し、主に動力を出力する動力源として電子制御ユニットにより制御されるようになっており、ステータ、ロータを含んで構成されている。
このステータは、モータジェネレータMG1と同様、トランスアクスルケース22の内周部に固定されたコアを有しており、このコアの外周には、磁界を発生させるため巻線が三相になるよう巻回されている。また、ロータは、MG2ロータシャフト27と、MG2ロータシャフト27の周りに設けられたN極およびS極からなる永久磁石を有している。MG2ロータシャフト27は、トランスアクスルリヤカバー23に支持された玉軸受32aと、トランスアクスルケース22に支持された玉軸受32bとにより回転自在に支持されている。また、MG2ロータシャフト27は、その一端部でギヤ機構16に連結され動力をギヤ機構16に出力するようになっている。
また、モータジェネレータMG2は、モータジェネレータMG1と同様、図示しないインバータに接続されており、電子制御ユニットにより、スイッチング素子で構成されているインバータを介して電動機と発電機のどちらかに切り替えられ、電動機または発電機のいずれかで機能するようになっている。
ディファレンシャル15は、中空のディファレンシャルケース15aを備えており、ディファレンシャルケース15aは、トランスアクスルケース22に設けられた円錐ころ軸受33aと、トランスアクスルハウジング21に設けられた円錐ころ軸受33bとによって回転自在に支持されている。
ディファレンシャルケース15aには、ピニオンシャフト15pが支持されており、ピニオンシャフト15pには、一対のピニオンギヤ15gが回転自在に支持されている。この一対のピニオンギヤ15gと、一対のサイドギヤ15sとが噛み合っており、各サイドギヤ15sには左右のドライブシャフト3がそれぞれ接続されており、ギヤ機構16から動力が入力され、左右のドライブシャフト3を介して左右の車輪4に出力されるようになっている。このディファレンシャル15は、車両1の方向転換やコーナリング時に発生する左右の車輪4の回転差を許容するようになっている。
ギヤ機構16は、遊星歯車機構13のリングギヤ41に連結されインプットシャフト12が挿通された中空シャフト51と、中空シャフト51に支持されたカウンタドライブギヤ52と、カウンタドライブギヤ52と噛み合うカウンタドリブンギヤ53と、カウンタドリブンギヤ53を支持するカウンタシャフト54と、カウンタシャフト54に支持されたドライブピニオン55とを含んで構成されている。
また、ギヤ機構16は、カウンタドリブンギヤ53と噛み合うリダクションギヤ56と、モータジェネレータMG2のMG2ロータシャフト27と連結され、リダクションギヤ56を支持するリダクションシャフト57と、ドライブピニオン55と噛み合うとともにディファレンシャル15のディファレンシャルケース15aに固定されたディファレンシャルリングギヤ58とを含んで構成されている。
中空シャフト51は、トランスアクスルケース22に設けられた玉軸受34aと、トランスアクスルハウジング21に設けられた玉軸受34bとによって回転自在に支持されている。
カウンタシャフト54は、トランスアクスルケース22に設けられた円錐ころ軸受36aと、トランスアクスルハウジング21に設けられた円錐ころ軸受36bとによって回転自在に支持されている。
リダクションシャフト57は、トランスアクスルケース22に設けられた玉軸受35aと、トランスアクスルハウジング21に設けられた玉軸受35bとによって回転自在に支持されている。
カウンタシャフト54は、トランスアクスルケース22に設けられた円錐ころ軸受36aと、トランスアクスルハウジング21に設けられた円錐ころ軸受36bとによって回転自在に支持されている。
リダクションシャフト57は、トランスアクスルケース22に設けられた玉軸受35aと、トランスアクスルハウジング21に設けられた玉軸受35bとによって回転自在に支持されている。
カウンタドリブンギヤ53と噛み合うリダクションギヤ56、およびドライブピニオン55と噛み合うディファレンシャルリングギヤ58とにより、モータジェネレータMG2の回転を減速する減速機能を有している。
また、ディファレンシャルリングギヤ58は、その回転により、トランスアクスルハウジング21、トランスアクスルケース22およびトランスアクスルリヤカバー23からなるケースの下部に貯留された潤滑油をケースの上部に掻き上げるようになっている。ディファレンシャルリングギヤ58により掻き上げられた潤滑油により、駆動装置10を構成する遊星歯車機構13、ギヤ機構16および玉軸受31a、31bや円錐ころ軸受33a、33bなどの潤滑要素が潤滑されるようになっている。
なお、第1実施形態に係る駆動装置10のギヤ機構16を構成するカウンタドライブギヤ52は、本発明に係る駆動装置における第1ギヤを構成し、中空シャフト51は第1回転軸を構成し、カウンタドリブンギヤ53は第2ギヤを構成し、カウンタシャフト54は第2回転軸を構成し、ドライブピニオン55は第3ギヤを構成し、リダクションギヤ56は第4ギヤを構成し、リダクションシャフト57は第3回転軸を構成している。
パーキングロック機構17は、図3ないし図8に示すように、電動アクチュエータ61と、電動アクチュエータ61に連結されたパーキングシャフト62と、パーキングシャフト62と連結された切替機構63と、切替機構63と連結されたロック機構64とを含んで構成されている。
このパーキングロック機構17は、車両1の運転者のシフト操作入力をセンサやスイッチによって検出し、その検出信号に応じたシフトポジションを選択するという、いわゆるシフトバイワイヤ方式のシフト制御システムを構成している。このパーキングロック機構17は、パーキングポジションとパーキングポジション以外の非パーキングポジションとからなるシフトポジションを切り替えるようになっている。
このパーキングロック機構17においては、車両1の運転席に設けられたパーキングスイッチが操作されてONになると、パーキングポジションに切り替えられ、ギヤ機構16のカウンタシャフト54がロックされ、車両1の停止状態が維持されるよう構成されている。また、パーキングスイッチが解除されてOFFになると、非パーキングポジションに切り替えられ、ギヤ機構16のカウンタシャフト54がアンロックされ、車両1が走行可能な状態になるよう構成されている。
電動アクチュエータ61は、図10および図11に示すように、ケース61aと、カバー61bと、モータ61cと、コネクタ61dと、貫通孔61eが形成されたブラケット61fおよび一対のベアリング61gとを含んで構成されている。
ケース61aは、内部にモータ61cを収容するようになっており、ブラケット61fを介してトランスアクスルケース22に固定されている。
カバー61bは、ケース61aに固定され、ケース61aを覆うようになっている。
カバー61bは、ケース61aに固定され、ケース61aを覆うようになっている。
モータ61cは、永久磁石や電磁石を有するステータ61hと、巻き線により形成されるロータ61iと、ロータ軸61jとを有するDCモータやSRモータ(Switched Reluctance Motor)などの電動機で構成されている。
ロータ軸61jは、ケース61aおよびカバー61bに、一対のベアリング61gを介して回転自在に支持されている。
このモータ61cは、コネクタ61dを介して前述のECUに接続されており、ECUによって制御されるようになっている。
ロータ軸61jは、ケース61aおよびカバー61bに、一対のベアリング61gを介して回転自在に支持されている。
このモータ61cは、コネクタ61dを介して前述のECUに接続されており、ECUによって制御されるようになっている。
パーキングシャフト62は、図4に示すように、一端部62aが電動アクチュエータ61のロータ軸61jと連結しており、大径部62bに連結された切替機構63にモータ61cから出力される動力が伝達されるようになっている。図6に示すように、大径部62bは、一端部62aよりも大きい外形で形成されている。
切替機構63は、図4ないし図8に示すように、ディテントプレート71と、ディテントスプリング72と、スプリングリテーナ73と、ディテントスプリング72にスプリングリテーナ73を固定するリベット74と、ディテントスプリング72およびスプリングリテーナ73をトランスアクスルケース22に取り付ける取付ボルト75とを含んで構成されている。この切替機構63は、電動アクチュエータ61の動力によりパーキングポジションとパーキングポジション以外の非パーキングポジションとからなるシフトポジションとを切り替えるようになっている。
ディテントプレート71は、図6および図7に示すように、パーキングシャフト62の大径部62bと連結する連結部71aと、ディテントスプリング72と係合する係合凹部71b、71c、ロック機構64と連結される連結部71dとを有している。
連結部71aは、パーキングシャフト62の大径部62bに形成された嵌合孔回り止め62cと嵌合し、パーキングシャフト62とディテントプレート71とが一体回転するよう連結されている。
係合凹部71bは、半円状の凹みを有しており、ディテントスプリング72と係合した際、切替機構63が非パーキングポジションとなるよう構成されている。
係合凹部71cは、係合凹部71bと同様、半円状の凹みを有しており、ディテントスプリング72と係合した際、切替機構63がパーキングポジションとなるよう構成されている。
係合凹部71bは、半円状の凹みを有しており、ディテントスプリング72と係合した際、切替機構63が非パーキングポジションとなるよう構成されている。
係合凹部71cは、係合凹部71bと同様、半円状の凹みを有しており、ディテントスプリング72と係合した際、切替機構63がパーキングポジションとなるよう構成されている。
連結部71dは、連結部71aに対して屈曲して一体的に形成されており、切欠を有する貫通孔71eを有している。
ディテントスプリング72は、図4、図6ないし図8に示すように、本体72aと、ローラ部72bとを有しており、ローラ部72bがディテントプレート71の係合凹部71b、71cにそれぞれ係合した際、所定の接触押圧力(N)でローラ部72bと係合凹部71b、71cとがそれぞれ係合するようになっている。
本体72aは、弾性材料からなる板ばねで形成されており、その一端がローラ部72bと一体的に形成されている。本体72aは、その他端部でリベット74により、スプリングリテーナ73と一体化されている。
ローラ部72bは、回転自在に支持されたローラ72cを有しており、ディテントプレート71に沿って滑らかに摺動するとともに、ディテントプレート71の係合凹部71b、71cと確実に係合するようになっている。
ローラ部72bは、回転自在に支持されたローラ72cを有しており、ディテントプレート71に沿って滑らかに摺動するとともに、ディテントプレート71の係合凹部71b、71cと確実に係合するようになっている。
スプリングリテーナ73は、ディテントスプリング72とともに取付ボルト75によりトランスアクスルケース22に固定されている。このスプリングリテーナ73は、ディテントスプリング72の本体72aが弾性変形した際に本体72aの、取付ボルト75で固定されている部分の変形が過度にならないよう規制している。
ロック機構64は、図4、図6ないし図9に示すように、パーキングロッド81と、パーキングカム82と、カムスプリング83と、パーキングポール84と、パーキングギヤ85と、ロッドカバー86と、パーキングポール84を回動自在に支持する回動シャフト87と、回動シャフト87を支持する支持プレート88と、ポールスプリング89と、支持プレート88をトランスアクスルリヤカバー23に取り付ける取付ボルト64aを含んで構成されている。
パーキングロッド81は、棒状の部材からなり、その軸線方向に直交するよう屈曲して形成されディテントプレート71の連結部71dと連結される連結端部81aと、トランスアクスルケース22に軸線方向に移動可能に支持される支持端部81bと、カムスプリング83を支持するスプリング支持部81cとを有している。
連結端部81aは、ディテントプレート71の連結部71dの切欠きを有する貫通孔71eに挿入され、連結部71dに回転可能に連結されている。
スプリング支持部81cは、連結端部81aと支持端部81bとの間で、パーキングロッド81の軸線方向に直交するよう突出して形成されており、カムスプリング83の端部を支持している。
パーキングカム82は、パーキングポール84に係合する傾斜係合面を有し円錐台形状に形成されている。また、パーキングカム82は、その軸線方向に貫通する貫通孔を有しており、この貫通孔にパーキングロッド81が挿通され、パーキングロッド81に、その軸線方向に移動可能に取り付けられている。
カムスプリング83は、圧縮コイルばねからなり、パーキングロッド81に装着され、一端がパーキングロッド81のスプリング支持部81cに支持され、他端がパーキングカム82をパーキングロッド81の支持端部81b側に押圧している。
パーキングポール84は、パーキングカム82と係合するカム係合部84aと、回動シャフト87に回動自在に支持される支持部84bと、パーキングギヤ85と噛み合う噛合部84cとを有している。このパーキングポール84は、ディテントプレート71が回動し、パーキングロッド81が、その支持端部81b側に移動したとき、パーキングカム82に押圧され、支持部84bを中心として回動し、図4および図6に示すように、噛合部84cがパーキングギヤ85に噛み合うようになっている。
また、このパーキングポール84は、ディテントプレート71が回動し、パーキングロッド81が、その連結端部81a側に移動したとき、パーキングカム82の押圧が解除され、支持部84bを中心として回動し、図7および図8に示すように、噛合部84cとパーキングギヤ85との噛み合いが解除されるようになっている。
パーキングギヤ85は、ギヤ機構16のカウンタシャフト54に相対回転不能に設けられカウンタシャフト54とともに回転するよう構成されている。
このパーキングギヤ85は、パーキングポール84の噛合部84cと噛み合うよう円周上に等間隔に形成された複数の凹部85aと、この凹部85a間に形成された複数の凸部85bとを有している。
このパーキングギヤ85は、パーキングポール84の噛合部84cと噛み合うよう円周上に等間隔に形成された複数の凹部85aと、この凹部85a間に形成された複数の凸部85bとを有している。
ロッドカバー86は、パーキングロッド81を摺動可能に収容する円筒部86aを有しており、図示しない取付部でトランスアクスルケース22に取り付けられている。
回動シャフト87は、図9に示すように、パーキングポール84を回動自在に支持するとともに、ポールスプリング89を支持するよう、支持プレート88を介してトランスアクスルケース22に装着されている。
ポールスプリング89は、回動シャフト87に支持され、パーキングポール84を、その噛合部84cとパーキングギヤ85との噛み合いが解除される方向に回動するようパーキングポール84を付勢している。
トランスアクスルハウジング21は、アルミダイキャストなどの鋳造により成型され、複数の図示しないリブが配置されており高い剛性を有している。このトランスアクスルハウジング21は、図1および図2に示すように、一端部でエンジン2に図示しない固定ボルトで固定されており、内部にフライホイール2bおよびトランスアクスルダンパ11を収容している。
トランスアクスルケース22は、トランスアクスルハウジング21と同様にアルミダイキャストなどの鋳造により成型され、複数の図示しないリブが配置されており高い剛性を有している。
このトランスアクスルケース22は、図3、図6および図7に示すように、潤滑油貯留タンク91を有しており、この潤滑油貯留タンク91はトランスアクスルハウジング21にもトランスアクスルケース22と同様に形成されている。したがって、潤滑油貯留タンク91は、トランスアクスルハウジング21およびトランスアクスルケース22の両方により画成され、潤滑油が貯留されるようになっている。また、トランスアクスルケース22は、図1に示すモータジェネレータMG1のMG1ロータシャフト26の軸線方向に、その内壁22aから突出して形成された図6および図7に示す取付ボス92とを有している。
また、このトランスアクスルケース22は、潤滑油貯留タンク91の下方に、複数のねじ穴を有するケース取付部93が形成されている。このケース取付部93には、遊星歯車機構13を収容する遊星歯車機構収容ケース24が取り付けられるようになっている。
潤滑油貯留タンク91は、前述のように、トランスアクスルハウジング21およびトランスアクスルケース22の両方により画成されている。潤滑油貯留タンク91は、トランスアクスルハウジング21においては、その内壁21aの上方に位置する部分と、図1に示すモータジェネレータMG1のMG1ロータシャフト26の軸線方向に、内壁21aから所定の高さで突出して帯状に形成されたタンク壁21bとにより画成されている。また、トランスアクスルケース22においては、その内壁22aの上方に位置する部分と、図1に示すモータジェネレータMG1のMG1ロータシャフト26の軸線方向に、内壁22aから所定の高さで突出して帯状に形成されたタンク壁22bとにより画成されている。
したがって、この潤滑油貯留タンク91は、タンク壁21bと、タンク壁22bと、トランスアクスルハウジング21の側壁21cと、トランスアクスルケース22の側壁22cとにより画成された空間で構成されている。
したがって、この潤滑油貯留タンク91は、タンク壁21bと、タンク壁22bと、トランスアクスルハウジング21の側壁21cと、トランスアクスルケース22の側壁22cとにより画成された空間で構成されている。
潤滑油貯留タンク91は、その上方に位置しディファレンシャルリングギヤ58の回転により掻き上げられた潤滑油を流入させる流入口91aと、取付ボス92の上方に位置し潤滑油貯留タンク91内に貯留された潤滑油を取付ボス92に向けて滴下させる潤滑油滴下孔91bとを有している。
取付ボス92は、図6および図7に示すように、その先端部にねじ穴92aが形成されており、このねじ穴92aに取付ボルト75が挿入されパーキングロック機構17のディテントスプリング72およびスプリングリテーナ73が、この取付ボス92に取り付けられている。
トランスアクスルリヤカバー23は、トランスアクスルケース22と同様にアルミダイキャストなどの鋳造により成型され、複数の図示しないリブが配置されており高い剛性を有している。
このトランスアクスルハウジング21には、図3、図4、図6および図7に示すように、凹部が形成されており、この凹部にパーキングロックスリーブ94が設けられており、パーキングロック機構17のパーキングロッド81の支持端部81bがこのパーキングロックスリーブ94に摺動可能に支持されている。
また、トランスアクスルハウジング21には、図3、図4、図8および図9に示すように、その内壁21aから所定の高さで突出した取付部95が設けられており、この取付部95には、ねじ穴95aが形成されている。このねじ穴95aに、取付ボルト64aが挿入されパーキングロック機構17の回動シャフト87および支持プレート88が取付部95に取り付けられている。
遊星歯車機構収容ケース24は、トランスアクスルケース22と同様にアルミダイキャストなどの鋳造により成型され、図1および図2に示すように、円筒状に形成された本体部24aと、玉軸受34aを支持する軸受支持部24bと、本体部24aの一端で半径方向に環状に突出して形成されたフランジ部24cとを有している。
遊星歯車機構収容ケース24内には、遊星歯車機構13が収容されている。
本体部24aは、トランスアクスルケース22の取付ボス92に対向するよう、車両1の前方側に形成された開口としての切欠き24dを有している。
本体部24aは、トランスアクスルケース22の取付ボス92に対向するよう、車両1の前方側に形成された開口としての切欠き24dを有している。
この切欠き24dから、トランスアクスルケース22の潤滑油貯留タンク91の潤滑油滴下孔91bから滴下され、取付ボス92に当たって飛散した潤滑油が本体部24aの内部に入り込むようになっている。
フランジ部24cには、複数のねじ穴が形成されており、このねじ穴には取付ボルト25が挿入され、遊星歯車機構収容ケース24がトランスアクスルケース22のケース取付部93に取り付けられるようになっている。
この遊星歯車機構収容ケース24内に遊星歯車機構13を収容する構成により、遊星歯車機構13をトランスアクスルケース22内に容易に組み込みすることができる。
次いで、駆動装置10の動作について簡単に説明する。
図12に示すように、駆動装置10が停止した状態にあるとき、内部の潤滑油はトランスアクスルハウジング21、トランスアクスルケース22およびトランスアクスルリヤカバー23の内壁を伝わって下部に流れるとともに、遊星歯車機構13、ギヤ機構16および玉軸受31a、31bや円錐ころ軸受33a、33bなどの潤滑要素から下部に滴下され、矢印aで示すように、下部に集合して貯留される。
図12に示すように、駆動装置10が停止した状態にあるとき、内部の潤滑油はトランスアクスルハウジング21、トランスアクスルケース22およびトランスアクスルリヤカバー23の内壁を伝わって下部に流れるとともに、遊星歯車機構13、ギヤ機構16および玉軸受31a、31bや円錐ころ軸受33a、33bなどの潤滑要素から下部に滴下され、矢印aで示すように、下部に集合して貯留される。
この状態で、エンジン2が始動していない、いわゆるEV走行状態にあるとき、エンジン2の回転によって駆動される図示しないオイルポンプによる潤滑油の遊星歯車機構13への流入がない。
しかしながら、ディファレンシャルリングギヤ58の回転によって、掻き上げられる潤滑油が遊星歯車機構13内に流入し、遊星歯車機構13の内部の各潤滑要素が潤滑される。
しかしながら、ディファレンシャルリングギヤ58の回転によって、掻き上げられる潤滑油が遊星歯車機構13内に流入し、遊星歯車機構13の内部の各潤滑要素が潤滑される。
したがって、遊星歯車機構13内への潤滑油の供給量が少ないエンジン2の停止時にも、遊星歯車機構13の内部の各潤滑要素が好適に潤滑される。
また、パーキングロック機構17は、車両1が停止した状態にあるときは、操作者のパーキングスイッチの操作に応じて、例えば、パーキングスイッチがONになると、ECUにより電動アクチュエータ61が動作し、図12に示すように、切替機構63がパーキングポジションとなり、ロック機構64のパーキングポール84がパーキングギヤ85に噛み合っており、カウンタシャフト54がロックされている。
また、パーキングロック機構17は、車両1が停止した状態にあるときは、操作者のパーキングスイッチの操作に応じて、例えば、パーキングスイッチがONになると、ECUにより電動アクチュエータ61が動作し、図12に示すように、切替機構63がパーキングポジションとなり、ロック機構64のパーキングポール84がパーキングギヤ85に噛み合っており、カウンタシャフト54がロックされている。
この状態で、パーキングスイッチが解除されてOFFになると、ECUにより電動アクチュエータ61が動作し、切替機構63が非パーキングポジションに切り替わり、ロック機構64のパーキングポール84がパーキングギヤ85から離隔し、噛み合いが解除され、カウンタシャフト54がアンロックされる。
車両1が走行状態になると、エンジン2の回転数(rpm)が高まり、駆動装置10のディファレンシャルリングギヤ58の回転数が高くなるので、図13および図14に示すように、ディファレンシャルリングギヤ58の回転により掻き上げられる潤滑油の量が増大し、流入口91aから潤滑油貯留タンク91内に流入する潤滑油も増大する。潤滑油貯留タンク91内に流入した潤滑油は、潤滑油滴下孔91bから勢いよく滴下される。
滴下された潤滑油は取付ボス92に当たって飛散する量も増大し、遊星歯車機構収容ケース24の切欠き24dから、その内部に入り込む潤滑油の量も増大する。したがって、エンジン2の回転数が高くなった車両1の走行状態において、遊星歯車機構13の内部に十分な潤滑油が供給され、各潤滑要素が潤滑される。その結果、エンジン2の停止時から高回転時に至るまで、十分な潤滑油が遊星歯車機構13の内部および駆動装置10を構成する潤滑要素に供給される。
第1実施形態に係る駆動装置10は、前述のように構成されているので、以下の効果が得られる。
すなわち、駆動装置10は、MG1ロータシャフト26を有するモータジェネレータMG1と、MG2ロータシャフト27を有するモータジェネレータMG2と、MG1ロータシャフト26に連結された遊星歯車機構13と、モータジェネレータMG2、モータジェネレータMG1またはエンジン2から出力された動力を出力するディファレンシャル15と、遊星歯車機構13とディファレンシャル15との間で動力を伝達するギヤ機構16と、ギヤ機構16の動力の伝達を阻止するロック状態と動力の伝達を許容するアンロック状態とを取り得るパーキングロック機構17と、トランスアクスルハウジング21、トランスアクスルケース22およびトランスアクスルリヤカバー23とを備えている。
この駆動装置10は、ディファレンシャルリングギヤ58により掻き上げられた潤滑油によって各潤滑要素が潤滑されるよう構成され、トランスアクスルケース22が、遊星歯車機構13を収容する遊星歯車機構収容ケース24と、パーキングロック機構17の切替機構63を取り付けるようMG1ロータシャフト26の軸線方向に突出して形成された取付ボス92とを有し、遊星歯車機構収容ケース24が取付ボス92に対向するよう形成された切欠き24dを有することを特徴としている。
トランスアクスルケース22は、ディファレンシャルリングギヤ58によって掻き上げられた潤滑油を貯留する潤滑油貯留タンク91を有し、潤滑油貯留タンク91が、取付ボス92に潤滑油を滴下するよう取付ボス92の上方に形成された潤滑油滴下孔91bを有している。
遊星歯車機構13は、MG1ロータシャフト26と連結されモータジェネレータMG1とともに回転するサンギヤ42と、サンギヤ42と噛み合うピニオンギヤ44と、ピニオンギヤ44を回転自在に支持するキャリヤ43と、ピニオンギヤ44と噛み合う内歯を有するリングギヤ41とを有している。
また、ギヤ機構16は、遊星歯車機構13のリングギヤ41に連結されたカウンタドライブギヤ52を支持する中空シャフト51と、カウンタドライブギヤ52に噛み合うカウンタドリブンギヤ53を支持するカウンタシャフト54と、カウンタシャフト54に支持されディファレンシャル15のディファレンシャルリングギヤ58と噛み合うドライブピニオン55と、カウンタドリブンギヤ53と噛み合うリダクションギヤ56と、モータジェネレータMG2のMG2ロータシャフト27と連結され、リダクションギヤ56を支持するリダクションシャフト57とを有している。
また、パーキングロック機構17は、カウンタシャフト54に設けられたパーキングギヤ85およびパーキングギヤ85と係合する係合状態およびパーキングギヤ85と非係合する非係合状態を取り得るパーキングポール84とを有している。
その結果、第1実施形態に係る駆動装置10においては、従来よりも簡単な構造で、トランスアクスルハウジング21、トランスアクスルケース22およびトランスアクスルリヤカバー23の内部に収容された遊星歯車機構13やパーキングロック機構17を十分に潤滑することができ、従来よりも小型化することができるという効果が得られる。
具体的には、トランスアクスルハウジング21およびトランスアクスルケース22が、ディファレンシャルリングギヤ58によって掻き上げられた潤滑油を貯留する潤滑油貯留タンク91を有し、潤滑油貯留タンク91が、取付ボス92に潤滑油を滴下するよう取付ボス92の上方に形成された潤滑油滴下孔91bを有しているので、従来の駆動装置における潤滑油供給路という潤滑油のガイド部分を形成する必要が解消されるという効果が得られる。このような、潤滑油供給路の形成によって構造が複雑となることはなく、第1実施形態に係る駆動装置10は、従来よりも簡単な構造で、内部の各潤滑要素に十分に潤滑油を供給することができる。
また、エンジン2の回転によって駆動されるオイルポンプによる遊星歯車機構13への潤滑油の流入がないEV走行状態においても、ディファレンシャルリングギヤ58に掻き上げられる潤滑油が潤滑油貯留タンク91に貯留される。そして、この潤滑油貯留タンク91内に貯留された潤滑油は、潤滑油滴下孔91bを流通して滴下される。このように滴下された潤滑油は、取付ボス92に当たって飛散し、遊星歯車機構収容ケース24の切欠き24dから、その内部に速やかに入り込み、遊星歯車機構13の内部の各潤滑要素が潤滑される。
したがって、遊星歯車機構13への潤滑油の供給量が少ないエンジン2の停止時の場合にも、遊星歯車機構13の内部の各潤滑要素やパーキングロック機構17の各潤滑要素が好適に潤滑されるという効果が得られる。
エンジン2の回転数(rpm)が高まった場合、ディファレンシャルリングギヤ58の回転により掻き上げられる潤滑油の量が増大し、流入口91aから潤滑油貯留タンク91内に流入する潤滑油も増大する。潤滑油貯留タンク91内に流入した潤滑油は、潤滑油滴下孔91bから勢いよく滴下される。滴下された潤滑油は取付ボス92に当たって飛散する量も増大し、遊星歯車機構収容ケース24の切欠き24dから、その内部に入り込む潤滑油の量も増大する。
したがって、エンジン2の回転数が高くなった車両1の走行状態においても、遊星歯車機構13の内部に十分な潤滑油が供給され、各潤滑要素が潤滑される。その結果、エンジン2の停止時から高回転時に至るまで、十分な潤滑油が遊星歯車機構13の内部および駆動装置10を構成する潤滑要素に供給されるという効果が得られる。
また、遊星歯車機構収容ケース24の切欠き24dが、車両1の前方側に形成されているので、切欠き24dから遊星歯車機構収容ケース24内に流入し、遊星歯車機構13のリングギヤ41の回転により掻き上げられた潤滑油が切欠き24dから外部に飛散することはなく、潤滑油の最適な量を確保することができるという効果が得られる。
また、第1実施形態に係る駆動装置10は、図3に示す駆動装置10の左右方向すなわち、車両1の前後方向に、パーキングロック機構17を設置するスペースが小さくなるので、トランスアクスルハウジング21およびトランスアクスルケース22を小型化することができ低コスト化を図ることができるという効果が得られる。
すなわち、図3に示すように、トランスアクスルケース22において、パーキングロック機構17の切替機構63を構成するディテントスプリング72を取り付ける取付ボス92と、遊星歯車機構13を収容する遊星歯車機構収容ケース24を取り付けるケース取付部93とを、車両1の前後方向に隣接させ、遊星歯車機構収容ケース24と取付ボス92がオーパラップする部分の遊星歯車機構収容ケース24に切欠き24dを設けているので車両1の前後方向にパーキングロック機構17を設置するスペースを小さくすることができる。
この構成においては、パーキングロック機構17のパーキングギヤ85をギヤ機構16のカウンタシャフト54に設けているので、省スペース化を実現することができ、パーキングロック機構17の全体として、車両1の前後方向にコンパクトに設置することができる。
第1実施形態に係る駆動装置10においては、トランスアクスルケース22が、潤滑油滴下孔91bを有する潤滑油貯留タンク91と、その下方に形成されたパーキングロック機構を取り付ける取付ボス92とを有している。
また、遊星歯車機構収容ケース24が、トランスアクスルケース22の取付ボス92に対向するよう車両1の前方側に形成された切欠き24dを有しており、トランスアクスルハウジング21およびトランスアクスルケース22の潤滑油貯留タンク91の潤滑油滴下孔91bから滴下され、取付ボス92に当たって飛散した潤滑油がこの切欠き24dから本体部24aの内部に入り込むよう構成した場合、すなわち潤滑油貯留タンク91の潤滑油滴下孔91bと取付ボス92とが比較的に近接して設けられた場合について説明した。
しかしながら、本発明に係る駆動装置においては、トランスアクスルケースにおける潤滑油貯留タンクの潤滑油滴下孔と取付ボスとが比較的に近接した構造以外の構造で構成するようにしてもよい。
例えば、トランスアクスルケースにおける潤滑油貯留タンクの潤滑油滴下孔から離隔した下方の位置に取付ボスを形成し、潤滑油滴下孔と取付ボスとが比較的に離れた構造とし、この取付ボスに対向するよう遊星歯車機構収容ケースの切欠きを形成するようにしてもよい。
また、トランスアクスルケースにおける潤滑油貯留タンクの潤滑油滴下孔に隣接した位置に取付ボスを形成し、潤滑油滴下孔から排出される潤滑油が取付ボスを伝わって下方に滴下される構造とし、この取付ボスから滴下される潤滑油が内部に入り込むよう遊星歯車機構収容ケースに切欠きを設けた構造で構成するようにしてもよい。
これらの場合、ギヤ機構により掻き上げられた潤滑油が、潤滑油貯留タンクの潤滑油滴下孔から滴下または排出され、潤滑油貯留タンクの下方に設けられた取付ボスで飛散させ、好適に遊星歯車機構収容ケースの切欠きを通って、その内部に流入させることができる。
また、トランスアクスルケースにおける潤滑油貯留タンクを形成することなく、潤滑油貯留タンクのないトランスアクスルケースで構成するようにしてもよい。
この場合、取付ボスは遊星歯車機構収容ケースに対向する位置に形成されるとともに、この取付ボスに対向して遊星歯車機構収容ケースに切欠きが設けられる。
そして、ギヤ機構により掻き上げられた潤滑油は、トランスアクスルケースの上方の内壁を伝わって、遊星歯車機構収容ケースの上方に勢いよく流通する。その結果、掻き上げられた潤滑油は、取付ボスに衝突して飛散し、好適に遊星歯車機構収容ケースの切欠きを通って、その内部に流入させることができる。
この場合、取付ボスは遊星歯車機構収容ケースに対向する位置に形成されるとともに、この取付ボスに対向して遊星歯車機構収容ケースに切欠きが設けられる。
そして、ギヤ機構により掻き上げられた潤滑油は、トランスアクスルケースの上方の内壁を伝わって、遊星歯車機構収容ケースの上方に勢いよく流通する。その結果、掻き上げられた潤滑油は、取付ボスに衝突して飛散し、好適に遊星歯車機構収容ケースの切欠きを通って、その内部に流入させることができる。
(第2実施形態)
図15および図16は、本発明に係る駆動装置の第2実施形態を示す図であり、第1実施形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図15および図16は、本発明に係る駆動装置の第2実施形態を示す図であり、第1実施形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
第2実施形態に係る駆動装置20は、図15に示すように、第1実施形態に係る駆動装置10と、トランスアクスルハウジング21およびトランスアクスルケース22の潤滑油貯留タンク91の潤滑油滴下孔91fの位置のみが異なり、他の構成要素は第1実施形態に係る駆動装置10と同様に構成されている。以下、第1実施形態に係る駆動装置10と異なる部分、すなわち、潤滑油貯留タンク91の潤滑油滴下孔91fについて説明する。
トランスアクスルケース22の潤滑油貯留タンク91には、潤滑油貯留タンク91内に貯留された潤滑油を取付ボス92に向けて滴下させる潤滑油滴下孔91fが形成されている。
この潤滑油滴下孔91fは、タンク壁22bの先端部91gから、タンク壁22bの基端部91hに向かって、所定の幅を有する深さDの切欠きで構成されている。また、タンク壁22bの先端部91gは、トランスアクスルハウジング21とトランスアクスルケース22の合わせ面部20aとほぼ同じ位置になっている。
すなわち、潤滑油滴下孔91fの一端が合わせ面部20aとほぼ同じ位置になるようタンク壁22bがトランスアクスルケース22に設けられている。
すなわち、潤滑油滴下孔91fの一端が合わせ面部20aとほぼ同じ位置になるようタンク壁22bがトランスアクスルケース22に設けられている。
この構成により、図16に示すように、車両1が走行状態になると、駆動装置20のディファレンシャルリングギヤ58の回転により潤滑油が掻き上げられ、流入口91aから潤滑油貯留タンク91内に流入し、潤滑油貯留タンク91内に流入した潤滑油は、潤滑油滴下孔91fから勢いよく滴下される。
滴下された潤滑油は取付ボス92に当たって飛散し、遊星歯車機構収容ケース24の切欠き24dから、その内部に入り込み、遊星歯車機構13の内部に十分な潤滑油が供給され、各潤滑要素が潤滑される。
滴下された潤滑油は取付ボス92に当たって飛散し、遊星歯車機構収容ケース24の切欠き24dから、その内部に入り込み、遊星歯車機構13の内部に十分な潤滑油が供給され、各潤滑要素が潤滑される。
第2実施形態に係る駆動装置20は、前述のように構成されているので、第1実施形態に係る駆動装置10と同様の効果が得られる。
第2実施形態に係る駆動装置20においても、第1実施形態に係る駆動装置10と同様、従来よりも簡単な構造で、トランスアクスルハウジング21、トランスアクスルケース22およびトランスアクスルリヤカバー23の内部に収容された遊星歯車機構13やパーキングロック機構17を十分に潤滑することができ、従来よりも小型化することができるという効果が得られる。
具体的には、トランスアクスルハウジング21およびトランスアクスルケース22が、ディファレンシャルリングギヤ58によって掻き上げられた潤滑油を貯留する潤滑油貯留タンク91を有し、潤滑油貯留タンク91が、取付ボス92に潤滑油を滴下するよう取付ボス92の上方に形成された潤滑油滴下孔91fを有しているので、潤滑油滴下孔91fから滴下された潤滑油が取付ボス92で飛散し、遊星歯車機構収容ケース24の切欠き24dからその内部に流入し、内部の潤滑要素が十分に潤滑される。
また、潤滑油滴下孔91fがトランスアクスルハウジング21とトランスアクスルケース22の合わせ面部20aとほぼ同じ位置に形成されているので、第1実施形態に係る駆動装置10における潤滑油滴下孔91bよりも、より確実に、潤滑油を遊星歯車機構収容ケース24の内部に流入させることができるという効果が得られる。
また、潤滑油滴下孔91fが合わせ面部20aとほぼ同じ位置に形成されていると、取付ボス92に取り付けられているパーキングロック機構17に、潤滑油滴下孔91fから滴下された潤滑油がより確実に供給されることになり、パーキングロック機構17が、より確実に潤滑される。
潤滑油貯留タンク91の潤滑油滴下孔91fおよび取付ボス92を設けた構成により、従来の駆動装置における潤滑油供給路という潤滑油のガイド部分を形成する必要が解消されるという効果が得られる。このような、潤滑油供給路の形成によって構造が複雑となることはなく、第2実施形態に係る駆動装置20は、従来よりも簡単な構造で、内部の各潤滑要素に十分に潤滑油を供給することができる。
また、第2実施形態に係る駆動装置20においても、第1実施形態に係る駆動装置10と同様、駆動装置20の左右方向すなわち、車両1の前後方向に、パーキングロック機構17を設置するスペースが小さくなるので、トランスアクスルケース22を小型化することができ低コスト化を図ることができるという効果が得られる。
すなわち、第1実施形態に係る駆動装置10と同様、トランスアクスルケース22において、パーキングロック機構17の切替機構63を構成するディテントスプリング72を取り付ける取付ボス92と、遊星歯車機構13を収容する遊星歯車機構収容ケース24を取り付けるケース取付部93とを、車両1の前後方向に隣接させ、遊星歯車機構収容ケース24と取付ボス92がオーパラップする部分の遊星歯車機構収容ケース24に切欠き24dを設けているので車両1の前後方向にパーキングロック機構17を設置するスペースを小さくすることができる。
この構成においては、パーキングロック機構17のパーキングギヤ85をギヤ機構16のカウンタシャフト54に設けているので、省スペース化を実現することができ、パーキングロック機構17の全体として、車両1の前後方向にコンパクトに設置することができる。
(第3実施形態)
図17ないし図20は、本発明に係る駆動装置の第3実施形態を示す図であり、第1実施形態および第2実施形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図17ないし図20は、本発明に係る駆動装置の第3実施形態を示す図であり、第1実施形態および第2実施形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
第3実施形態に係る駆動装置30は、図17および図18に示すように、第2実施形態に係る駆動装置20と、トランスアクスルハウジング21およびトランスアクスルケース22の潤滑油貯留タンク91の潤滑油滴下孔91fと取付ボス92との間に、潤滑油誘導リブ22eを有する構成のみが異なり、他の構成要素は第2実施形態に係る駆動装置20と同様に構成されている。以下、第2実施形態に係る駆動装置20と異なる部分、すなわち、トランスアクスルケース22の潤滑油誘導リブ22eについて説明する。
トランスアクスルハウジング21およびトランスアクスルケース22の潤滑油貯留タンク91には、潤滑油貯留タンク91内に貯留された潤滑油を取付ボス92に向けて滴下させる潤滑油滴下孔91bが形成されている。
この潤滑油誘導リブ22eは、潤滑油滴下孔91fと取付ボス92との間で、トランスアクスルケース22の内壁22aから、モータジェネレータMG1のMG1ロータシャフト26の軸線方向に、トランスアクスルケース22のタンク壁22bと同様の厚みを有し所定の高さで突出して形成されている。
潤滑油誘導リブ22eは、図18に示すように、取付ボス92の基端部92cでは、高さh1で形成され、取付ボス92の先端部92dでは、高さh2で形成されている。高さh1および高さh2は、高さh1が、高さh2よりも高く形成されていてもよく、高さh1と高さh2とが、同じ高さで形成されていてもよい。
この構成により、図19および図20に示すように、車両1が走行状態になると、駆動装置30のディファレンシャルリングギヤ58の回転により潤滑油が掻き上げられ、流入口91aから潤滑油貯留タンク91内に流入し、潤滑油貯留タンク91内に流入した潤滑油は、潤滑油滴下孔91fから勢いよく滴下される。
このとき、滴下された潤滑油は、潤滑油誘導リブ22eに誘導され、取付ボス92を伝わって遊星歯車機構収容ケース24の切欠き24dから、その内部に入り込むと同時に、取付ボス92に当たって飛散し、遊星歯車機構収容ケース24の切欠き24dから、その内部に入り込み、遊星歯車機構13の内部に十分な潤滑油が供給され、各潤滑要素が潤滑される。
第3実施形態に係る駆動装置30は、前述のように構成されているので、第1実施形態に係る駆動装置10および第2実施形態に係る駆動装置20と同様の効果が得られる。
第3実施形態に係る駆動装置30においても、第2実施形態に係る駆動装置20と同様、従来よりも簡単な構造で、トランスアクスルハウジング21、トランスアクスルケース22およびトランスアクスルリヤカバー23の内部に収容された遊星歯車機構13やパーキングロック機構17を十分に潤滑することができ、従来よりも小型化することができるという効果が得られる。
具体的には、トランスアクスルハウジング21およびトランスアクスルケース22が、ディファレンシャルリングギヤ58によって掻き上げられた潤滑油を貯留する潤滑油貯留タンク91を有し、潤滑油貯留タンク91が、取付ボス92に潤滑油を滴下するよう取付ボス92の上方に形成された潤滑油滴下孔91fを有しているので、潤滑油滴下孔91fから滴下された潤滑油が取付ボス92で飛散し、遊星歯車機構収容ケース24の切欠き24dからその内部に流入し、内部の潤滑要素が十分に潤滑される。
また、潤滑油滴下孔91fと取付ボス92との間に潤滑油誘導リブ22eが設けられているので、潤滑油滴下孔91fから滴下された潤滑油は、潤滑油誘導リブ22eに誘導され、取付ボス92を伝わって遊星歯車機構収容ケース24の切欠き24dから、その内部に入り込むので、より確実により多くの潤滑油を遊星歯車機構収容ケース24内に流入させることができるという効果が得られる。
また、潤滑油滴下孔91fが合わせ面部20aとほぼ同じ位置に形成されていると、取付ボス92に取り付けられているパーキングロック機構17に、潤滑油滴下孔91fから滴下された潤滑油がより確実に供給されることになり、パーキングロック機構17が、より確実に潤滑される。
潤滑油貯留タンク91の潤滑油滴下孔91fおよび取付ボス92を設けた構成により、従来の駆動装置における潤滑油供給路という潤滑油のガイド部分を形成する必要が解消されるという効果が得られる。このような、潤滑油供給路の形成によって構造が複雑となることはなく、第3実施形態に係る駆動装置30は、従来よりも簡単な構造で、内部の各潤滑要素に十分に潤滑油を供給することができる。
また、第3実施形態に係る駆動装置30においても、第1実施形態に係る駆動装置10と同様、駆動装置20の左右方向すなわち、車両1の前後方向に、パーキングロック機構17を設置するスペースが小さくなるので、トランスアクスルケース22を小型化することができ低コスト化を図ることができるという効果が得られる。
すなわち、第1実施形態に係る駆動装置10と同様、トランスアクスルケース22において、パーキングロック機構17の切替機構63を構成するディテントスプリング72を取り付ける取付ボス92と、遊星歯車機構13を収容する遊星歯車機構収容ケース24を取り付けるケース取付部93とを、車両1の前後方向に隣接させ、遊星歯車機構収容ケース24と取付ボス92がオーパラップする部分の遊星歯車機構収容ケース24に切欠き24dを設けているので車両1の前後方向にパーキングロック機構17を設置するスペースを小さくすることができる。
この構成においても、パーキングロック機構17のパーキングギヤ85をギヤ機構16のカウンタシャフト54に設けているので、省スペース化を実現することができ、パーキングロック機構17の全体として、車両1の前後方向にコンパクトに設置することができる。
以上説明したように、本発明に係る駆動装置は、従来よりも簡単な構造で、ケース内に収容された遊星歯車装置やパーキングロック機構を十分に潤滑することができ、従来よりも小型化することができる駆動装置を提供することができるという効果を奏するものであり、自動車などの車両の駆動装置全般に有用である。
1 車両
2 エンジン(内燃機関)
2a クランクシャフト(駆動軸)
10、20、30 駆動装置
11 トランスアクスルダンパ
12 インプットシャフト(連結軸)
13 遊星歯車機構
15 ディファレンシャル(出力軸)
16 ギヤ機構
17 パーキングロック機構
21 トランスアクスルハウジング(ケース)
22 トランスアクスルケース(ケース)
23 トランスアクスルリヤカバー(ケース)
24 遊星歯車機構収容ケース
24d 切欠き(開口)
26 MG1ロータシャフト(回転軸)
27 MG2ロータシャフト(回転軸)
51 中空シャフト(第1回転軸)
52 カウンタドライブギヤ(第1ギヤ)
53 カウンタドリブンギヤ(第2ギヤ)
54 カウンタシャフト(第2回転軸)
55 ドライブピニオン(第3ギヤ)
56 リダクションギヤ(第4ギヤ)
57 リダクションシャフト(第3回転軸)
58 ディファレンシャルリングギヤ
84 パーキングポール
85 パーキングギヤ
91 潤滑油貯留タンク
91a 流入口
91b、91f 潤滑油滴下孔
92 取付ボス
MG1 モータジェネレータ(第1回転電機、回転電機)
MG2 モータジェネレータ(第2回転電機、回転電機)
2 エンジン(内燃機関)
2a クランクシャフト(駆動軸)
10、20、30 駆動装置
11 トランスアクスルダンパ
12 インプットシャフト(連結軸)
13 遊星歯車機構
15 ディファレンシャル(出力軸)
16 ギヤ機構
17 パーキングロック機構
21 トランスアクスルハウジング(ケース)
22 トランスアクスルケース(ケース)
23 トランスアクスルリヤカバー(ケース)
24 遊星歯車機構収容ケース
24d 切欠き(開口)
26 MG1ロータシャフト(回転軸)
27 MG2ロータシャフト(回転軸)
51 中空シャフト(第1回転軸)
52 カウンタドライブギヤ(第1ギヤ)
53 カウンタドリブンギヤ(第2ギヤ)
54 カウンタシャフト(第2回転軸)
55 ドライブピニオン(第3ギヤ)
56 リダクションギヤ(第4ギヤ)
57 リダクションシャフト(第3回転軸)
58 ディファレンシャルリングギヤ
84 パーキングポール
85 パーキングギヤ
91 潤滑油貯留タンク
91a 流入口
91b、91f 潤滑油滴下孔
92 取付ボス
MG1 モータジェネレータ(第1回転電機、回転電機)
MG2 モータジェネレータ(第2回転電機、回転電機)
Claims (4)
- 回転軸を有する回転電機と、前記回転軸に連結された遊星歯車機構と、前記回転電機から出力された動力を出力する出力軸と、前記遊星歯車機構と前記出力軸との間で前記動力を伝達するギヤ機構と、前記ギヤ機構の前記動力の伝達を阻止するロック状態と前記動力の伝達を許容するアンロック状態とを取り得るパーキングロック機構と、前記回転電機、前記出力軸、前記遊星歯車機構、前記ギヤ機構および前記パーキングロック機構を収容するケースと、を備え、前記ギヤ機構により掻き上げられた潤滑油によって潤滑要素が潤滑される駆動装置であって、
前記ケースが、前記遊星歯車機構を収容する遊星歯車機構収容ケースと、前記パーキングロック機構を取り付けるよう前記回転軸の軸線方向に突出して形成された取付ボスとを有し、
前記遊星歯車機構収容ケースが前記取付ボスに対向するよう形成された開口を有することを特徴とする駆動装置。 - 前記ケースが、前記ギヤ機構によって掻き上げられた潤滑油を貯留する潤滑油貯留タンクを有し、前記潤滑油貯留タンクが、前記取付ボスに前記潤滑油を滴下するよう前記取付ボスの上方に形成された潤滑油滴下孔を有することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
- 前記遊星歯車機構が、前記回転軸と連結され前記回転電機とともに回転するサンギヤと、前記サンギヤと噛み合うピニオンギヤと、前記ピニオンギヤを回転自在に支持するキャリヤと、前記ピニオンギヤと噛み合う内歯を有するリングギヤとを有し、前記ギヤ機構が、前記遊星歯車機構の前記リングギヤに連結された第1ギヤを支持する第1回転軸と、前記第1ギヤに噛み合う第2ギヤを支持する第2回転軸と、前記第2回転軸に支持され前記出力軸を構成する差動装置のリングギヤと噛み合う第3ギヤとを有し、前記パーキングロック機構が、前記第2回転軸に設けられたパーキングギヤおよび前記パーキングギヤと係合する係合状態および前記パーキングギヤと非係合する非係合状態を取り得るパーキングポールとを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の駆動装置。
- 前記第1回転軸が中空の回転軸により構成され、前記遊星歯車機構の前記キャリヤが、内燃機関の駆動軸に連結されるとともに、前記第1回転軸の内部に回転自在に挿通された連結軸と連結され前記駆動軸とともに回転するよう構成され、前記ギヤ機構が、前記第2ギヤと噛み合う第4ギヤを支持する第3回転軸を有し、前記回転電機が、前記回転軸に連結された第1回転電機と、前記第3回転軸に連結され動力を出力する第2回転電機とを有することを特徴とする請求項3に記載の駆動装置。
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2010
- 2010-07-02 JP JP2010152068A patent/JP2012013184A/ja active Pending
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