JP2012017121A - 蓋付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉に際しての作業性の低下を抑制しつつ、不用意に蓋部材が浮いたり脱落したりすることを抑制することのできる蓋付き容器を提供する。
【解決手段】蓋付き容器1は、上方に開口する略箱状の収容部3と、収容部3の上縁部全周域から収容部3の開口部の外周方向に向けて突出するフランジ部4とを具備する容器本体2と、収容部3の開口部を閉鎖可能な蓋部材7とを備えている。蓋部材7は、その下面から下方に突出する枠リブ21を備え、蓋部材7によって収容部3の開口部を閉鎖した状態においては、蓋部材7の外周縁に沿って蓋部材7の下面がフランジ部4の上面に支持されるとともに、枠リブ21が収容部3の内周面に当接又は近接する。また、蓋部材7の外周寸法は、フランジ部4の外周寸法よりも小さく構成されている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、物品の運搬等に使用される蓋付き容器に関するものである。
一般に、蓋付き容器は、上方に開口する箱状の容器本体と、容器本体の開口部を閉鎖する蓋部材とを備えている。また、蓋部材が風等の影響を受けて容器本体から不用意に浮いたり外れたりすることを防止するべく、蓋部材及び容器本体のうち一方に対して係合部を設けるとともに、他方に対して前記係合部に係合する被係合部を設けたり、蓋部材の外周面と容器本体の外周面とにかけて封印用のラベルを貼着したりするといった技術がある(例えば、特許文献1、2等参照。)。
特開2009−23681号公報 実開昭59−196448号公報
ところで、特許文献1に記載の技術では、蓋付き容器を閉めたり開けたりする際に、係合部と被係合部とを係合させたり係合状態を解除させたりする必要がある。すなわち、容器本体に装着された蓋部材を真直ぐ持ち上げるだけでは蓋部材を容器本体から取外すことができず、各係合部位の近傍において容器本体を抑えつつ蓋部材を引っ張って、各係合部位の係合状態を順に解除していく必要がある。また、蓋部材を容器本体に装着する際には、単に蓋部材を容器本体の上側に載せるだけではなく、各係合部位の近傍において蓋部材を容器本体に押し込むような力を掛け、順に係合させていく必要がある。
また、特許文献2のように、蓋部材と容器本体とにかけてラベルを貼着する場合、ラベルを別途用意する必要がある上、蓋付き容器を閉めたり開けたりする際に、ラベルを貼着したり剥がしたりする必要がある。従って、蓋付き容器の開閉作業性の低下を招き、ひいては運搬効率の低下等を招いてしまうことが懸念される。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、開閉に際しての作業性の低下を抑制しつつ、不用意に蓋部材が浮いたり脱落したりすることを抑制することのできる蓋付き容器を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.上方に開口する略箱状の収容部と、前記収容部の上縁部全周域から前記収容部の開口部の外周方向に向けて突出するフランジ部とを具備する容器本体と、
前記収容部の開口部を閉鎖可能な蓋部材とを備え、
前記蓋部材は、その下面から下方に突出する下側突部を備え、前記蓋部材によって前記収容部の開口部を閉鎖した状態においては、前記蓋部材の外周縁に沿って前記蓋部材の下面が前記フランジ部の上面に支持されるとともに、前記下側突部が前記収容部の内周面に当接又は近接する構成であって、
前記蓋部材の外周寸法は、前記フランジ部の外周寸法よりも小さく構成されていることを特徴とする蓋付き容器。
手段1によれば、蓋部材の外周寸法がフランジ部の外周寸法よりも小さく構成され、また、下側突部によって容器本体に対する蓋部材の水平方向における位置ずれが防止されることで、蓋部材の外周縁をフランジ部の外周縁よりも内周側に位置させることができる。当該構成により、フランジ部の下方から吹き上がる風が蓋部材の下面に当たり、蓋部材が持ち上げられてしまうといった事態を回避することができる。さらに、例えば、蓋部材がフランジ部の外周縁よりも外周側にはみ出している場合のように、運搬などに際し、蓋部材のフランジ部よりも外周側にはみ出した部位に対して、所定の物体等が接触して、蓋部材を押上げてしまうといった事態を抑止することができる。従って、蓋部材と容器本体とを係合させる係合手段や、蓋部材と容器本体とにかけて貼着されるシール手段等を設けなくても、蓋部材が不用意に浮き上がったり外れたりしてしまうといった事態を抑制することができる。また、前記係合手段を設けるような場合に比べ、蓋付き容器の製造が複雑とならず、開閉作業に際しての利便性を高めることができる。さらに、前記シール手段を貼着するような場合に比べ、蓋付き容器の開閉作業性の向上等を図ることができるとともに、蓋部材や容器本体にシール手段を剥がした跡(接着剤等)が残り、見た目、手触り、衛生面等の悪化等を招くといったおそれを回避することができる。
手段2.前記蓋部材によって前記収容部の開口部を閉鎖した状態においては、前記蓋部材と前記フランジ部とが、前記蓋部材の外周縁全域にわたり連続して接触していることを特徴とする手段1に記載の蓋付き容器。
手段2によれば、収容部の開口部を完全に閉塞できるとともに、蓋部材全域において蓋部材の下面に風が直接当たるといった事態を回避することができ、上記手段1の作用効果が一層確実に奏される。
手段3.前記蓋部材は、その上面から上方に突出し、前記蓋部材の上面に前記容器本体を載せた場合に、当該上面に載せられた容器本体の水平方向における位置ずれを防止する上側突部を備え、
前記上側突部には、水平方向に貫通する通風孔が形成されていることを特徴とする手段1又は2に記載の蓋付き容器。
手段3のように、蓋部材に対して上側突部が設けられる場合、当該上側突部を段積みに際しての位置決め部材として利用することができる上、上側突部を蓋部材の着脱や持ち運びに際しての持ち手として利用することができる。しかしながら、蓋部材の上面から上方に突出する上側突部が設けられることによって、蓋部材が横風等の影響を受け易くなり、蓋部材が容器本体から浮いたり外れたりし易くなってしまうことが懸念される。これに対し、本手段3によれば、上側突部に通風孔が形成されているため、上側突部に吹付けられた風を通風孔から逃がすことができる。従って、上側突部が受ける風圧を低減させることができ、結果として、上記不具合を抑制することができる。
尚、上記のように蓋部材の外周縁がフランジ部の外周縁よりも内周側に位置する構成においては、蓋部材の取外しに際して蓋部材の外周縁に指を掛け難いため、上側突部が持ち手として利用できることで、飛躍的に取外し作業性の向上を図ることができる。
手段4.前記上側突部の上縁部から略水平方向に延出する張り出し部を備え、
前記張り出し部には、上下方向に貫通する上面通風孔が形成されていることを特徴とする手段3に記載の蓋付き容器。
手段4のように張り出し部が設けられる場合、上側突部の強度を高めることができる上、略水平方向に延在する張り出し部に指を掛けて蓋部材の着脱を行うことができるため、蓋付き容器の開閉作業がより行い易くなる。しかしながら、張り出し部の下面に風が吹付けることで、蓋部材が容器本体から浮いたり外れたりし易くなってしまうことが懸念される。これに対し、本手段4によれば、張り出し部に対して上面通風孔が形成されているため、張り出し部に吹付けられた風を上面通風孔から逃がすことができる。従って、張り出し部が受ける風圧を低減させることができ、結果として、上記不具合を抑制することができる。
尚、張り出し部は上側突部から蓋部材の外周側に張り出していることとしてもよい。この場合、蓋部材の着脱に際し、張り出し部に対して蓋部材の外周側から指を掛けることができ、力が入り易く、蓋付き容器の開閉作業性が飛躍的に向上する。
手段5.前記収容部は上方に開口する略四角箱状をなし、前記蓋部材は前記収容部に対応して略四角板状をなし、
前記上側突部は前記蓋部材の4隅に対応して設けられ、
前記蓋部材の下面には、前記蓋部材の対角の隅部間を結ぶようにして十字状に延在する十字リブが下方に突出形成されていることを特徴とする手段3又は4に記載の蓋付き容器。
手段5によれば、上側突部が蓋部材の4隅に対応して設けられることで、比較的変形し易い4隅の剛性を高め、変形を抑制することができる。また、蓋部材の4隅の重さが増すため、蓋部材が風を受けたときに、蓋部材の隅部が浮き上がってしまうといった事態を抑制することができる。
さらに、十字リブによって蓋部材の変形がより確実に抑制されることとなる。すなわち、成形時の変形が抑制されるのは勿論のこと、蓋付き容器を段積みした場合にも変形することなく上側に載置された蓋付き容器を十分支持できるだけの強度を確保することができる。従って、蓋部材の変形が防止されることで、フランジ部の上面と蓋部材の下面とを確実に当接させることができ、両者間の隙間に風が吹き込んで蓋部材が容器本体から浮いたり外れたりし易くなるといった事態を防止することができる。
蓋付き容器の斜視図である。 蓋付き容器の平面図である。 装着前の蓋部材及び容器本体を示す斜視図である。 装着前の蓋部材及び容器本体を示す斜視図である。 コーナーリブ等を示す部分拡大斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 コーナーリブ等を示す部分拡大断面図である。 段積みした蓋付き容器を示す斜視図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1〜図4等に示すように、蓋付き容器1は、物品を収容可能な容器本体2と、容器本体2の開口部を閉鎖可能な蓋部材7とを備えている。容器本体2は、上方に開口する略四角箱状の収容部3と、収容部3の上縁部全周から開口部の外周方向に延出するフランジ部4とを備え、これらが一体的に形成されてなる。本実施形態の容器本体2及び蓋部材7はポリプロピレンにより構成されている。
図1、図5等に示すように、蓋部材7の上面には、蓋部材7の4隅に対応して略L字状のコーナーリブ11が設けられている。コーナーリブ11は、蓋部材7の外周縁よりも若干内周側の部位において、蓋部材7の上面から上方に突出し、蓋部材7の外周縁に沿って略L字状に延在する上側突部としての縦壁部12と、縦壁部12の上縁部から蓋部材7の外周側に延出する張り出し部13と、張り出し部13の下面と蓋部材7の上面との間を連結する連結部14とを備えている。尚、張り出し部13の先端縁は、蓋部材7の外周縁よりも内周側に位置している。
図5、図8等に示すように、縦壁部12には、蓋部材7の外周方向に貫通する通風孔15が形成されている。また、張り出し部13には上下方向に貫通する上面通風孔16が形成されている。尚、本実施形態では、通風孔15は、縦壁部12の下部において蓋部材7の上面に連続するようにして形成されている。さらに、上面通風孔16は、蓋部材7の周方向において通風孔15と同じ位置に形成されている。
また、図4等に示すように、蓋部材7には、蓋部材7の外周縁よりも内周側の位置において、蓋部材7の下面から下方に突出し、蓋部材7の外周縁に沿って略四角枠状に延在する下側突部としての枠リブ21が設けられている。また、枠リブ21の対角のコーナー部間を連結するようにして十字状に延在する十字リブ22が設けられている。
そして、図6〜図8等に示すように、容器本体2の上側に蓋部材7を被せる(装着する)ことによって、蓋部材7の下面のうち枠リブ21よりも外周側に位置する部位が、容器本体2のフランジ部4の上面に当接して支持される。また、枠リブ21の外周面が収容部3の内周面に対向して当接又は近接し、これによって容器本体2に対する蓋部材7の水平方向における位置ずれが防止される。
本実施形態では、蓋部材7の外周寸法が、フランジ部4の外周寸法よりも小さく構成されている。また、蓋部材7は、上面視で隅部が面取り加工された略正方形状をなし、フランジ部4は、4辺が同じ長さであり、上面視で隅部が面取り加工された四角枠状をなしている。さらに、蓋部材7の各側辺部は、フランジ部4の各辺部よりも短く、かつ、収容部3の内径(収容部3の相対する側壁部間の距離)よりも長くなっている。このため、蓋部材7が容器本体2に装着されると、蓋部材7の外周縁が、フランジ部4の外周縁よりも内周側、かつ、フランジ部4の内周縁よりも外周側に位置するようになっている(図2、図6等参照)。また、枠リブ21の存在により、容器本体2に蓋部材7が装着された状態において、上記のような蓋部材7とフランジ部4との相対位置関係が維持されることとなる。
さらに、本実施形態の蓋部材7は、平板状の蓋部材7の本体部の上面側や下面側に、コーナーリブ11や枠リブ21等が突設される構成となっており、蓋部材7の上面及び下面は平坦面となっている。また、収容部3の上縁部全域から延出するフランジ部4の上面は、平坦面であって、周方向におけるいずれの部位においても高さ位置が同じとなっている。このため、蓋部材7を容器本体2に装着した状態においては、蓋部材7とフランジ部4とが、蓋部材7の外周縁全域にわたり途切れることなく連続して接触することとなる。
また、本実施形態では、蓋部材7の上側に容器本体2を載せると、当該上側の容器本体2(収容部3)の外周面が、その各コーナー部において、下側の蓋部材7のコーナーリブ11の縦壁部12に当接又は近接する構成となっている。これにより、下側の蓋部材7と上側の容器本体2との水平方向における位置ずれが防止され、図9に示すように、好適に蓋付き容器1を段積みすることができるようになっている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、蓋部材7の外周寸法がフランジ部4の外周寸法よりも小さく構成されており、蓋部材7の容器本体2への装着状態において、蓋部材7の外周縁がフランジ部4の外周縁よりも内周側に位置する構成となっている。当該構成により、フランジ部4の下方から吹き上がる風が蓋部材7の下面に当たり、蓋部材7が持ち上げられてしまうといった事態を回避することができる。さらに、例えば、蓋部材7がフランジ部4の外周縁よりも外周側にはみ出している場合のように、運搬などに際し、蓋部材7のフランジ部4よりも外周側にはみ出した部位に対して、所定の物体等(例えば、蓋付き容器1同士を横並びで互いに突き当てるようにして保管する場合などに、隣に設置された蓋付き容器1の蓋部材7)が接触して、蓋部材7を押上げてしまうといった事態を抑止することができる。従って、蓋部材7と容器本体2とを係合させる係合手段や、蓋部材7と容器本体2とにかけて貼着されるシール手段等を設けなくても、蓋部材7が不用意に浮き上がったり外れたりしてしまうといった事態を抑制することができる。また、前記係合手段を設けるような場合に比べ、蓋付き容器1の製造が複雑とならず、蓋付き容器1の開閉作業に際しての利便性を高めることができる。さらに、前記シール手段を貼着するような場合に比べ、蓋付き容器1の開閉作業性の向上等を図ることができるとともに、蓋部材7や容器本体2にシール手段を剥がした跡(接着剤等)が残り、見た目、手触り、衛生面等の悪化等を招くといったおそれを回避することができる。
また、例えば、蓋部材7がフランジ部4の外周縁よりも外周側にはみ出している場合のように、蓋部材7が装着された状態の蓋付き容器1をフランジ部4の下面に指をかけて手で持ち上げようとした際に、蓋部材7のうちフランジ部4よりも外周側にはみ出した部位によってフランジ部4に対して指を掛け難くなってしまうといった事態を回避することができる。
さらに、本実施形態では、蓋部材7を容器本体2に装着した状態においては、蓋部材7とフランジ部4とが、蓋部材7の外周縁全域にわたり途切れることなく連続して接触している。このため、容器本体2の開口部を完全に閉塞できるとともに、蓋部材7全域において蓋部材7の下面に風が直接当たるといった事態を回避することができ、蓋部材7の不用意な脱落等を抑制するといった上記作用効果が一層確実に奏される。
また、蓋部材7の上面の4隅に対してコーナーリブ11が設けられているため、蓋付き容器1を安定して段積みすることができる上、コーナーリブ11を蓋部材7の着脱や持ち運びに際しての持ち手として利用することができる。但し、蓋部材7にコーナーリブ11が設けられることによって、蓋部材7が横風等の影響を受け易くなり、蓋部材7が容器本体2から浮いたり外れたりし易くなってしまうことが懸念される。これに対し、本実施形態では、コーナーリブ11の縦壁部12に通風孔15が形成されている。このため、縦壁部12に吹付けられた風を通風孔15から逃がすことができる。従って、縦壁部12が受ける風圧を低減させることができ、結果として、上記不具合を抑制することができる。
さらに、コーナーリブ11は、縦壁部12の上縁部から蓋部材7の外周側に延出する張り出し部13を備えており、これにより、コーナーリブ11の強度を高めることができる上、張り出し部13に指を掛けて蓋部材7の着脱を行うことができるため、蓋付き容器1の開閉作業がより行い易くなる。しかしながら、張り出し部13の下面に風が吹付けることで、蓋部材7が容器本体2から浮いたり外れたりし易くなってしまうことが懸念される。これに対し、本実施形態によれば、張り出し部13に対して上面通風孔16が形成されているため、張り出し部13に吹付けられた風を上面通風孔16から逃がすことができる。従って、張り出し部13が受ける風圧を低減させることができ、結果として、上記不具合を抑制することができる。
尚、上記のように蓋部材7の外周縁がフランジ部4の外周縁よりも内周側に位置する構成においては、蓋部材7の取外しに際して蓋部材7の外周縁に指を掛け難いため、コーナーリブ11が持ち手として利用できることで、飛躍的に取外し作業性の向上を図ることができる。さらに、コーナーリブ11の張り出し部13は縦壁部12の上縁部から蓋部材7の外周側に張り出しているため、蓋部材7の着脱に際し、張り出し部13に対して蓋部材7の外周側から指を掛けることができ、力が入り易く、蓋付き容器1の開閉作業性をより行い易くすることができる。
また、安定した蓋付き容器1の段積みを行うための位置決め用のリブ(コーナーリブ11)が蓋部材7の4隅に対応して設けられていることから、比較的変形し易い4隅の剛性を高め、変形を抑制することができる。また、蓋部材7の4隅の重さが増すため、蓋部材7が風を受けたときに、蓋部材7の隅部が浮き上がってしまうといった事態を抑制することができる。
さらに、蓋部材7の下面側において、枠リブ21の対角のコーナー部間を連結する十字リブ22が設けられることによって、蓋部材7の変形がより確実に抑制されることとなる。すなわち、成形時の変形が抑制されるのは勿論のこと、蓋付き容器1を段積みした場合にも変形することなく上側に載置された蓋付き容器1を十分支持できるだけの強度を確保することができる。従って、蓋部材7の変形が防止されることで、フランジ部4の上面と蓋部材7の下面とを確実に当接させることができ、両者間の隙間に風が吹き込んで蓋部材7が容器本体2から浮いたり外れたりし易くなるといった事態を防止することができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、容器本体2及び蓋部材7はポリプロピレンにより構成されているが、ポリエチレン、PET、ポリアミド等その他の樹脂材料により構成されることとしてもよい。また、収容部3の底壁部や側壁部に水抜き孔やリブ等が形成されたり、側壁部に開口部及び当該開口部を閉鎖する扉部材が設けられたりする容器本体を備えた蓋付き容器に上記実施形態の構成を適用することも可能である。
(b)上記実施形態において、連結部14にも蓋部材7の周方向に貫通する通風孔を形成することとしてもよい。また、縦壁部12や張り出し部13を格子状等に形成し、通風孔15、16の開口面積を増やしてもよい。
(c)上記実施形態では、蓋部材7の各側辺部が略直線状に構成されているが、中間位置において湾曲したり屈曲したりするよう構成してもよい。また、上記実施形態では、段積み用の位置決めリブ(コーナーリブ11)が蓋部材7の4隅に対応して設けられているが、蓋部材7の側辺部の中間位置に設けられていてもよいし、全周にわたって設けられていてもよい。但し、全周に設けられる場合には、蓋部材7が風の影響を受け易くなり、中間位置に設けられる場合には、蓋部材7の隅部における重さが軽くなって隅部が浮き上がり易くなることが懸念されることから、上記実施形態のように、4隅に設けることが望ましい。
1…蓋付き容器、2…容器本体、3…収容部、4…フランジ部、7…蓋部材、11…コーナーリブ、12…縦壁部、13…張り出し部、15…通風孔、16…上面通風孔、21…枠リブ、22…十字リブ。

Claims (2)

  1. 上方に開口する略箱状の収容部と、前記収容部の上縁部全周域から前記収容部の開口部の外周方向に向けて突出するフランジ部とを具備する容器本体と、
    前記収容部の開口部を閉鎖可能な蓋部材とを備え、
    前記蓋部材は、その下面から下方に突出する下側突部を備え、前記蓋部材によって前記収容部の開口部を閉鎖した状態においては、前記蓋部材の外周縁に沿って前記蓋部材の下面が前記フランジ部の上面に支持されるとともに、前記下側突部が前記収容部の内周面に当接又は近接する構成であって、
    前記蓋部材の外周寸法は、前記フランジ部の外周寸法よりも小さく構成されていることを特徴とする蓋付き容器。
  2. 前記蓋部材によって前記収容部の開口部を閉鎖した状態においては、前記蓋部材と前記フランジ部とが、前記蓋部材の外周縁全域にわたり連続して接触していることを特徴とする請求項1に記載の蓋付き容器。
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