JP2012103114A - ペットボトルのリーク検査装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ペットボトル1を支持して搬送するメインロータ5と、ペットボトル1の口部1mに係合して口部1mをシールするとともに気体をペットボトル1内に供給する複数のヘッド35とを備え、メインロータ5にペットボトル1のサポートリング1aを支持するポケット17を設け、ヘッド35からペットボトル1に加わる荷重をポケット17で受けることを可能とし、ペットボトル1をメインロータ5に受け渡す際に、ペットボトル1のサポートリング1aがメインロータ5のポケット17により支持されると同時又は直後にヘッド35をペットボトル1の口部1mに係合させて口部1mをシールするようにした。
【選択図】図3
Description
本発明において、ペットボトルのサポートリングがメインロータのポケットにより支持されると同時又は直後とは、ペットボトルのサポートリングがメインロータのポケットに支持されるときを基準とすると、同時とは0秒を云い、直後とは支持後0.048秒以内を云う。すなわち、メインロータが48個の容器押えヘッドを備え、メインロータの搬送速度が1000bpm(本/min)の場合、ヘッドの荷重がペットボトルにかかるまでの区間は1°であり、したがって、直後とは支持後約0.008秒以内である。ヘッドの個数が同一でメインロータの搬送速度が500bpmになると、直後とは支持後約0.016秒以内である。メインロータの搬送速度が低速になって250bpmの場合もあり、この場合には、直後とは支持後約0.032秒以内である。さらに、ヘッドの個数が減って36個の場合もあるため、メインロータの搬送速度が250bpmであるとすると、直後とは支持後約0.048秒以内である。
本発明によれば、メインロータの回転に伴って、カムとカムフォロワの作用により容器押えヘッドが上下動し、容器押えヘッドをペットボトルの口部に係合させることができる。
本発明によれば、メインロータに、ペットボトルのサポートリングを支持するためのポケットと、ペットボトルの口部側面に接触する凹部とを設けたため、ペットボトルが遠心力等により傾くことがなく鉛直姿勢を保つことができ、リーク検査を安定して行うことができる。また、前記メインロータに設けられた凹部にペットボトルの口部側面が接触することにより、容器押えヘッドのシールの中心とペットボトルの中心とを一致させることができるため、口部シールを確実に行うことができる。
本発明によれば、容器押えヘッドの下端が平坦面であるため、容器押えヘッドの下端をペットボトルの口部に近接させることができる。そのため、容器押えヘッドをわずかな距離下降させるだけで、直ちにペットボトルの口部をシールすることができる。
本発明によれば、リーク検査後にペットボトルをメインロータからスターホイールに受け渡す前に、ペットボトルを持ち上げてサポートリングをメインロータのポケットから離間させるようにしたため、ポケットとサポートリング間の摩擦抵抗をなくすことができ、ペットボトルをメインロータからスターホイールにスムーズに受け渡すことができる。
本発明によれば、飲料充填前のペットボトル検査では、外観検査とピンホールなどのリーク検査とが欠かせないものとなるが、本発明のペットボトル外観リーク検査機によれば、飲料充填前のペットボトル検査における外観検査とピンホールなどのリーク検査を1台の装置で行うことが可能となる。
(1)リーク検査時に容器押えヘッドによりペットボトルの口部に加えられるシール用の荷重はペットボトルのサポートリング(ネックリング)を支持するメインロータのポケットによって受けることができるため、軽量化および薄肉化を図るためにペットボトルの肉厚が薄くても、サポートリング及びペットボトルの口部はキャップを取りつける等のために高い強度を有するように作られているので、ペットボトルの変形がない。したがって、容器押えヘッドとペットボトル口部との間のシールを確実に行うことができ、リーク検査を精度良く安定して行うことができる。
(2)入口スターホイール等からメインロータにペットボトルを受け渡す際に、受け渡し部(乗り移り点)においてメインロータのポケットによりペットボトルのサポートリングの支持を行うとともに容器押えヘッドによるペットボトル口部のシールも同時に行うようにしたため、メインロータ側にチャック機構を設ける必要がない。そのため、メインロータの構造が簡素になり、装置コストを低減できる。
(3)メインロータに、ペットボトルのサポートリングを支持するためのポケットと、ペットボトルの口部側面に接触する凹部とを設けたため、ペットボトルが遠心力等により傾くことがなく鉛直姿勢を保つことができ、リーク検査を安定して行うことができる。また、前記メインロータに設けられた凹部にペットボトルの口部側面が接触することにより、容器押えヘッドのシールの中心とペットボトルの中心とを一致させることができるため、口部シールを確実に行うことができる。
(4)ペットボトルの底部を容器台により支持してペットボトルのリーク検査を行う方式の場合、検査後にメインロータからスターホイールに受け渡す際にチャック機構でペットボトルの口部を把持しようとすると、ペットボトルの高さのバラツキがあるため把持できないことがあるが、ペットボトルのサポートリングをポケットで支持するようにしたため、ペットボトルの口部天面からサポートリングまでの距離が短くほぼ一定であるため、ペットボトルの加工精度に影響されることなく、チャック機構によりペットボトルの口部を把持することができる。
図1は、ペットボトル外観リーク検査機の全体構成を示す平面図である。図1に示すように、ペットボトル外観リーク検査機は、検査対象のペットボトル1に定間隔を形成するための入口スクリュー2と、入口スクリュー2からペットボトル1を受け取って搬送するための入口スターホイール3と、ペットボトル1のリーク検査を行うためのリーク検査用メインロータ5を備えている。さらに、ペットボトル外観リーク検査機は、リーク検査後にペットボトル1の底部外観検査を行うための外観検査用スターホイール6と、底部検査後に口部および胴部の外観検査を行うための外観検査用メインロータ7と、検査後のペットボトル1を良品と不良品とに分けて排出するための排出スターホイール8と、良品のペットボトル1を移送する出口スターホイール9とを備えている。また、検査機内にペットボトル1を搬入するためのエアフローコンベヤAFC1が入口スクリュー2に隣接して設置されており、検査機からペットボトル1を外部に搬出するためのエアフローコンベヤAFC2が出口スターホイール9に隣接して設置されている。
図3(b)は、リーク検査用スターホイール5に設けられたポケット17にペットボトル1のサポートリング1aが支持されている状態を示す平面図である。図3(b)においては、ポケット17を実線で示し、ポケット17上に載せられたサポートリング1aを二点鎖線で示している。図3(b)に示すように、サポートリング下面を支えるものは、スターホイール形状のポケット17だけとし、ペットボトル1を安定させるため、ポケット17の歯先の外径(OD)は、搬送の障害にならない程度にピッチ円直径(PCD)より径を大きくしている。
このように、ペットボトル1の口部側面にスターホイール16の凹部16aが接触し、ペットボトル1のサポートリング1aをスターホイール形状のポケット17で支持することにより、ペットボトル1が遠心力等により傾くことがなく鉛直姿勢を保つことができる。また、ペットボトル1の口部側面にスターホイール16の凹部16aが接触することにより、ヘッド35のシールの中心とペットボトル1の中心とが一致するようにできるため、口部シールを確実に行うことができる。
図4は、入口スターホイール3に設置されたチャック機構50を示す平面図である。図4に示すように、入口スターホイール3の外周部には多数のチャック機構50が所定の間隔で設置されている(図4では一部のチャック機構50のみ示す)。なお、外観検査用スターホイール6にも、入口スターホイール3と同様にチャック機構50が設置されている。
ペットボトル1は、エアフローコンベヤAFC1により検査装置内に搬入され、入口スクリュー2により隣接するペットボトル間に定間隔を形成した後に入口スターホイール3に移送される。
図7は、ペットボトル1が入口スターホイール3により保持されて円形軌道に沿って搬送される状態を示す模式的立面図である。図7に示すように、ペットボトル1の口部1mの側面が入口スターホイール3のチャック機構50により把持され、ペットボトル1の胴部1bが胴スターホイール10により保持された状態で、ペットボトル1は円形軌道に沿って搬送される。このように、ペットボトル1は、口部1mの側面がチャック機構50により把持され、胴部1bが胴スターホイール10により支持されるために、ペットボトル1は傾くことなく鉛直の姿勢を維持しつつ入口スターホイール3により円形軌道に沿って搬送される。
図8および図9に示すように、ペットボトル1を入口スターホイール3からリーク検査用メインロータ5に受け渡すための受け渡し位置(乗り移り点)TPにペットボトル1が到達した時に、スターホイール3のチャック機構50の爪部55,56が開いてペットボトル1を放すと、ペットボトル1のサポートリング1aはリーク検査用スターホイール5のポケット17により支持され、この支持と同時にリーク検査用メインロータ5におけるカム34のカム輪郭とカムフォロワ29の作用によりヘッド35が下降してヘッド35がペットボトル1の口部1mの天面に当接する。このとき、ヘッド35の下端面にはパッキン38が設けられているため、パッキン38はペットボトル1の口部1mの天面に密接し、口部1mのシールを行うことができる。このように、スターホイール3のチャック機構50の爪部55,56が開いてペットボトル1を放すと、ペットボトル1のサポートリング1aはリーク検査用スターホイール5のポケット17により支持され、この支持と同時にヘッド35でペットボトル1を押さえることができる。そのため、ヘッド35の下端の口部シール構造はフラット(平坦)な形状になっており、かつヘッド35がわずかな距離Δdだけ下降することによりパッキン38が口部1mに当接するようになっている。
1a サポートリング(ネックリング)
1b 胴部
1m 口部
1mt 突部
2 入口スクリュー
3 入口スターホイール
5 リーク検査用メインロータ
6 外観検査用スターホイール
7 外観検査用メインロータ
8 排出スターホイール
9 出口スターホイール
10 胴スターホイール
11 カップリング
12 回転軸
13 ベースプレート
14 支持プレート
15 サポート
16 スターホイール
16a 凹部
17 ポケット
18 軸受ハウジング
19 指示フレーム
20 軸受ハウジング
21 固定軸
28 ガイドバー
29 カムフォロワ
30 スライド部材
32 固定プレート
33 サポート
34 円筒状のカム
35 ヘッド
36 支持棒
37 ヘッド本体
37a 連通路
38 パッキン
39 ノズル
39a 開口
39b 連通路
41 空気供給用チューブ
44 空気圧縮源
50 チャック機構
51,52 アーム
53,54 アーム本体
55,56 爪部
55a,56a 凹部
61,62 回転軸
63 チャック基板
64 軸受
66 ばねホルダ
68 捩りコイルばね
68a 一端部
68b 他端部
70 ばね受け
80 操作レバー
82 カムフォロワ
81 ボルト
83 転がり軸受
84 伝達ローラ
85 突起部
85a カム面
87 ストッパ
AFC1,AFC2 エアフローコンベヤ
CAM1,CAM2,CAM3 カメラ
SH 不良品排出シュート
Claims (6)
- 複数のペットボトルを支持して所定の円形軌道に沿って搬送するメインロータと、
前記メインロータに設置され、ペットボトルの口部に係合して該口部をシールするとともに気体をペットボトル内に供給する複数の容器押えヘッドとを備えたペットボトルのリーク検査装置において、
前記メインロータにペットボトルのサポートリングを支持するポケットを設け、前記容器押えヘッドからペットボトルに加わる荷重をポケットで受けることを可能とし、
ペットボトルを前記メインロータに受け渡す際に、ペットボトルのサポートリングが前記メインロータのポケットにより支持されると同時又は直後に前記容器押えヘッドをペットボトルの口部に係合させて該口部をシールするようにしたことを特徴とするペットボトルのリーク検査装置。 - 前記メインロータの固定部に設置されたカムと、前記容器押えヘッドに連結されるとともに前記カムに接触可能なカムフォロワとを設け、前記メインロータの回転に伴い前記カムフォロワを前記カムに接触させながら移動させることにより、前記容器押えヘッドを上下動させて容器押えヘッドをペットボトルの口部に係合可能とすることを特徴とする請求項1記載のペットボトルのリーク検査装置。
- 前記メインロータに、ペットボトルの口部側面が接触する凹部を有した部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のペットボトルのリーク検査装置。
- 前記容器押えヘッドの下端は平坦面であり、該平坦面でペットボトルの口部をシールすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のペットボトルのリーク検査装置。
- リーク検査後にペットボトルを前記メインロータからスターホイールに受け渡す前にペットボトルを持ち上げてサポートリングを前記メインロータのポケットから離間させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のペットボトルのリーク検査装置。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のペットボトルのリーク検査装置と、該リーク検査装置の後段に設置され、カメラによる撮像によりペットボトルの外観検査を行う外観検査用装置とを備えたことを特徴とするペットボトル外観リーク検査機。
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