JP2012106452A - シャープペンシル - Google Patents

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Takahiko Suzuki
孝彦 鈴木
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Abstract

【課題】クッション機能を備えたシャープペンシルを改良して、筆記性の良いシャープペンシルを提供する。
【解決手段】外筒12、13、14と、外筒内に配設された芯送り出し機構20と、外筒に対して摺動可能で外筒の先端から突出・引込可能な芯スライダ40と、を備える。芯送り出し機構20は、芯を貯蔵する芯タンク22と、芯タンク22の先端に固定されるチャック24と、チャック24の先端に外嵌されたチャックリング26と、チャックリング26の後端に当接するスリーブ28と、芯タンク22をスリーブ28に対して後方に付勢するチャックスプリング30と、スリーブ28を前方に付勢するクッションスプリング32と、を備える。クッションスプリング32による予圧縮力は、通常筆記時に芯に作用する最大力よりも小さく設定されており、クッションスプリング32は筆記中に圧縮して芯が後退する。
【選択図】図9

Description

本発明は、クッション機能を有したシャープペンシルに関する。
従来、この種のクッション機能を備えたシャープペンシルとして、クッションスプリングを備えたシャープペンシルが一般的に知られており、例えば、図12に記載された構成をしている。
ここで、112は軸筒であり、軸筒112の先端には先具114が螺着されている。そして、軸筒112及び先具114の内部には、芯送り出し機構120が配設される。
芯送り出し機構120は、芯を貯蔵し供給する芯タンク122と、芯タンク122の先端にその後端が固定されるチャック124と、チャック124の先端に外嵌されたチャックリング126と、チャックリング126の後端に当接するスリーブ128と、スリーブ128と芯タンク122の先端との間に介挿されるチャックスプリング130と、スリーブ128の後方に配設されたクッションスプリング132と、を備える。
先具114内には、先具114に対して所定の範囲内で軸方向に移動可能な芯パイプ134が嵌挿されており、芯パイプ134の後端には摩擦部材136が固定されている。
チャックスプリング130は、芯タンク122及びチャック124をスリーブ128及びチャックリング126に対して常時後方に付勢しており、これによって、チャック124の先端に設けられた芯把持部124aはチャックリング126内に入り込むように付勢されるので、芯把持部124aは閉じた状態となり、芯を締め付けて把持した状態が常時は維持される。
クッションスプリング132は、スリーブ128を常時前方に付勢しており、チャック124が芯を把持した状態で、芯に過大な力が作用したときに、芯からチャック124及びチャックリング126を介してスリーブ128にこの力が伝わり、クッションスプリング132が収縮して、過大な力を緩衝するようになっている。
チャックスプリング130は、芯の把持を確実にするために、強い予圧縮力が設定されており、予圧縮状態において、通常、5.88〜6.86N(600g重〜700g重)程度の予圧縮力が設定される。
また、クッションスプリング132は、過大な力に対応するべく、予圧縮状態で通常、3.43〜3.92N(350g重〜400g重)程度の予圧縮力が設定される。
実公昭56−7506号公報
しかしながら、従来のシャープペンシルでは過大な力が作用したときにのみクッションスプリングが作用するようになっており、その過大な力とは、通常筆記時に筆記面に対して加える力を超えるものである。通常筆記時に筆記面に対して加える力は1.47〜2.45N(150g重〜250g重)程度であるために、通常の筆記状態ではクッションスプリングが収縮せずに、使用者は特にその存在を感じずに筆記している。
本発明は、従来のクッション機能を備えたシャープペンシルを改良して、筆記性の良いシャープペンシルを提供することである。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明によるシャープペンシルは、
外筒と、
外筒内に配設された芯送り出し機構と、
芯の先端を包囲すると共に、外筒に対して摺動可能で外筒の先端から突出・引込可能となった芯スライダと、
を備え、
前記芯送り出し機構は、
芯を貯蔵し供給する芯タンクと、
芯タンクの先端に固定されるチャックと、
チャックの先端に外嵌されたチャックリングと、
チャックリングの後端に当接するスリーブと、
スリーブと芯タンクとの間に介挿されて、芯タンクをスリーブに対して後方に付勢するチャックスプリングと、
スリーブを前方に向かって付勢するクッションスプリングと、を備え、
クッションスプリングによる予付勢力は、通常筆記時に芯に作用する最大力よりも小さく設定されており、クッションスプリングは筆記中に圧縮して芯が後退可能であることを特徴とする。
請求項2記載の発明によるシャープペンシルは、
外筒と、
外筒内に配設された芯送り出し機構と、
芯の先端を包囲すると共に、外筒に対して摺動可能で外筒の先端から突出・引込可能となった芯スライダと、
を備え、
前記芯送り出し機構は、
芯を貯蔵し供給する芯タンクと、
芯タンクの先端に固定されるチャックと、
チャックの先端に外嵌されたチャックリングと、
チャックリングの後端に当接するスリーブと、
スリーブと芯タンクとの間に介挿されて、芯タンクをスリーブに対して後方に付勢するチャックスプリングと、
スリーブを前方に向かって付勢するクッションスプリングと、を備え、
クッションスプリングによる予付勢力は、0.30N以下に設定されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のシャープペンシルにおいて、前記芯スライダの芯に対する最大静止摩擦力は、芯スライダの外筒に対する最大静止摩擦力に対して小さく設定されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシャープペンシルにおいて、前記芯スライダの芯に対する最大静止摩擦力は、前記クッションスプリングによる予付勢力よりも小さく設定されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシャープペンシルにおいて、前記芯スライダの芯に対する最大静止摩擦力は、通常筆記時に芯に作用する最大力よりも小さく設定されることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシャープペンシルにおいて、前記芯スライダには、その先端から延びる少なくとも2つのスリットが形成されており、スリットに挟まれた部分が芯に対して摺接することを特徴とする。
本発明によれば、クッションスプリングによる予付勢力が通常筆記時に芯に作用する最大力よりも弱いために、通常筆記時にクッションスプリングが変形し、芯は僅かに後退して、使用者はクッションスプリングによる緩衝力を受ける。そのため、筆記開始時に急激な力が芯に作用することを防ぎ、ソフトなタッチで筆記を行うことができ、芯折れを防ぎ筆記性の良いものとすることができる。
本発明の第1実施形態によるシャープペンシルの全体縦断面図である。 本発明の第1実施形態によるシャープペンシルの芯スライダが引き込んだ状態の要部拡大縦断面図である。 本発明の第1実施形態によるシャープペンシルの芯スライダが突出した状態の要部拡大縦断面図である。 本発明の第1実施形態によるシャープペンシルの芯送り出し時の要部拡大縦断面図である。 本発明の第1実施形態によるシャープペンシルの芯スライダが引き込んだ状態の先端部分の拡大縦断面図である。 本発明の第1実施形態によるシャープペンシルの芯スライダが突出した状態の先端部分の拡大縦断面図である。 第1実施形態の芯スライダの側面図である。 芯スライダの図7の8方向矢視図である。 本発明の第1実施形態によるシャープペンシルの使用時の要部拡大縦断面図である。 本発明の第2実施形態によるシャープペンシルの要部拡大縦断面図である。 第2実施形態の芯スライダの断面図である。 従来のシャープペンシルの要部拡大縦断面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1〜図3は、本発明の第1実施形態に係るシャープペンシルを表す。シャープペンシル10は、軸筒12を有し、軸筒12の先端には継手13を介して先具14が接続される。即ち、軸筒12の先端部に継手13の後端部がねじ込まれ、先具14の後端部に継手13の先端部がねじ込まれて、これらが一体化されて外筒が形成される。また、軸筒12の先端部の外周側には弾性材よりなるグリッパ16が装着されている。
外筒内には、芯を前方へと送り出す芯送り出し機構20が配設される。
芯送り出し機構20は、主として、芯を貯蔵し供給する芯タンク22と、芯タンク22の先端にその後端が固定されるチャック24と、チャック24の先端に外嵌されたチャックリング26と、チャックリング26の後端に当接するスリーブ28と、スリーブ28と芯タンク22の先端との間に介挿されるチャックスプリング30と、スリーブ28の後方に配設されたクッションスプリング32と、芯タンク22の後端に設けられた消しゴム繰り出し機構34と、を備える。
チャック24の先端は複数のチャック片からなる芯把持部24aとなっており、芯把持部24aは芯の把持及び送り出しを行うようになっている。芯把持部24aがチャックリング26内に入り込むと、芯把持部24aは内径方向に押されて芯を締め付けて把持し、チャックリング26から脱出すると、芯把持部24aは外径方向に広がり芯を解放する。
クッションスプリング32は、スリーブ28の後端と継手13の後端に内径側に折曲されて形成された鍔部13aとの間に介挿されて、スリーブ28を前方へと付勢してスリーブ28の最大前方位置となる先具14に形成された段部14aに押し付けた状態にしている。
このスリーブ28が最大前方位置にあるときのクッションスプリング32の予圧縮力(予付勢力)は、従来のものとは異なり非常に弱く、0.30N(30g重)以下に設定され、この予圧縮力は、通常筆記時に筆記者が筆記面に対して加える最大力(1.47〜2.45N(150g重〜250g重))に比較して十分に小さいものとなっている。
ここで、「通常筆記時」とは、成人が通常の文字等を筆記する時を表し、「通常筆記時に筆記者が筆記面に対して加える最大力」とは、通常の文字等を筆記する時に作用する最大力を意味するものとし、文字等を筆記するのに不要な、意図的なまたは衝撃が作用したときのような強い力を除外する。
また、クッションスプリング32が予圧縮状態から最大に圧縮するまでの最大ストロークは、芯の芯送り出し機構20による1回の送り出し量よりも小さいものとするとよい。
一方、チャックスプリング30は、芯の把持を確実にするために、強い予圧縮力が設定されており、芯把持状態において、従来と同様の5.88〜6.86N(600g重〜700g重)程度の予圧縮力が設定される。
先具14内には、芯の先端を包囲すると共に、先具14に対して摺動可能で先具14の先端から所定の範囲内で軸方向に移動可能となった芯スライダ40が嵌挿される。
芯スライダ40は、図7に示すように、本体42と摩擦部材としてのOリング44とから構成される。本体42は金属材料を挽物等により加工することができる。
本体42の中心には芯を挿通可能な芯挿通孔42bが形成されており、本体42の先端部には、先端から途中まで延びる一対のスリット42c、42cが形成される。一対のスリット42c、42cによって挟まれる狭い方の摺接部分42dは、芯スライダ40の中心軸から見て成す角度が180度未満の円弧となっており(図8)、芯挿通孔42bを挿通する芯に対して摺接部分42dが摺接して、芯と摺接部分42dとの間に摩擦力が発生するようになっている。
また、芯スライダ40の本体42の外周面は、先端部が先端に向かって小径となるテーパ部42gとなっており、テーパ部42gの後端は段部42hとなって、後端部は円筒部42iとなっている。
円筒部42iの外周の環状溝には、Oリング44が装着される。Oリング44は、先具14の内周面に摺接して、Oリング44と先具14の内周面との間に摩擦力が発生するようになっている。図では、2個のOリング44としているが、1個のOリング44で必要な摩擦力を発生させることでもよい。但し、複数のOリング44を設けることで、一部が破損した場合でも、摩擦力を維持することができる。
芯と芯スライダ40(即ち、摺接部分42d)との間に発生する最大静止摩擦力は、芯スライダ40(即ち、Oリング44)と先具14の内周面の間に発生する最大静止摩擦力に比較して小さくなるように設定される。
芯スライダ40は、先具14の先端開口から円筒部42iが挿入され、Oリング44と先具14の内周面との間の摩擦力によって抜け止めがなされ、段部42hが先具14の先端に当接するまで外筒内に最大引込むことができるようになっている。
尚、このように芯スライダ40を、本体42とOリング44との複数部品で構成する代わりに、芯スライダ40を一部品で構成することも可能である。
芯タンク22の後端に設けられた消しゴム繰出し機構34は、軸筒12の後端から突出して消しゴムを繰出すことができると共に、芯タンク22の蓋を兼ねており、さらにはノック操作部を兼ねている。消しゴム繰出し機構34をノックすることで、芯の送り出し操作を行うことができるようになっている。
以上のように構成されるシャープペンシル10においては、図2及び図5に示すように、芯スライダ40が最大引き込んだ状態から、消しゴム繰出し機構34をノックすると、芯タンク22、チャック24及びチャックリング26が前進してチャック24に把持された芯が前進する。チャックリング26は先具14内の段部14bに当接するとそれ以上前進することができないので、チャック24の芯把持部24aがチャックリング26から脱出し、チャック24の芯把持部24aが開き、芯の把持が解除される。さらにチャック24が芯スライダ40に達すると、芯スライダ40を押し出すために(図4)、芯スライダ40と芯とが共に前進する。そして、消しゴム繰出し機構34のノックを解除すると、チャック24は後退するが芯と芯スライダ40とは、芯と芯スライダ40との摩擦力及び芯スライダ40と先具14との摩擦力により、突出した位置を維持する(図3及び図6)。そして、芯把持部24aがチャックリング26内に入り込むと芯を再び把持する。尚、この際に芯の引き込みが僅かに発生するが、その引き込み量は微量である。
こうして通常のノック操作であれば芯が芯スライダ40の先端から突出した状態となるが、突出量が十分でない場合には、再び消しゴム繰出し機構34をノックすると、芯スライダ40はこれ以上前進しないので、芯だけが所定の送り出し量(基本的にはチャックリング26のストロークにほぼ対応する)だけ前進することができる。
このようにして芯が芯スライダ40の先端から突出した状態で筆記を開始すると、通常筆記時に筆記面に対して加える最大力に対してクッションスプリング32の予圧縮力が弱いため、クッションスプリング32は収縮して、スリーブ28は段部14aから離れ、芯は後退する(図9)。このとき、芯スライダ40の芯に対する最大静止摩擦力は、通常筆記時に筆記面に対して加える最大力、即ち芯に作用する最大力よりも小さく、クッションスプリング32の予圧縮力よりも弱く、且つ芯スライダ40の先具14に対する最大静止摩擦力よりも小さいために、芯は、芯スライダ40に対して滑りながら後退することになり、芯スライダ40は外筒に対して静止している。
クッションスプリング32の最大ストロークは芯の送り出し量よりも小さいために、通常、芯は後退したとしても芯スライダ40よりも突出している状態を維持して筆記をすることができる。このようにクッションスプリング32によって筆記開始時の力が緩衝されるために、ソフトなタッチで筆記を行うことができる。また、筆記開始時に急激に強い力が芯に作用しないようにすることができるため、芯折れを防ぐことができる。さらには、筆記時に芯の芯スライダ40からの突出量が低減されるため、芯は芯スライダ40によって保護されており、より折れ難い構成となっている。また、筆記面にも強い筆記跡が残らないようにすることができる。
筆記中の動作を細かく分析すると、漢字、かな、カタカナ、アルファベット、数字等の文字を記載し、または絵を描くにしても、一画または一筆ごとに筆記面に芯を当接して芯を離反する動作を繰り返すことが一般的である。つまり、筆記開始と筆記終了とを頻繁に繰り返しており、最大力で筆記面から芯を離さずに書き続けることは稀である。従って、筆記開始、終了の度にクッションスプリング32が伸縮して、クッションスプリング32による緩衝力を受けることになる。
また、筆記面から芯を離すと、クッションスプリング32が復元するので、芯が芯スライダ40に対して滑り、僅かに前進して図3及び図6の状態に戻る。従って、このとき使用者には芯が送り出されたかのような感覚を与えることができる。
芯が消耗して芯スライダ40に対する突出量が僅かとなった場合には、筆記を行うと、筆記面に芯のみならず芯スライダ40が当接するので、芯スライダ40は直接筆記面からの力を受けて芯と一緒に後退する。従って、芯スライダ40が邪魔になることはなく、筆記を継続して行うことができる。
そして、筆記面から芯を放すと、クッションスプリング32が復元するので芯は前進する。しかしながら、芯スライダ40においては、芯スライダ40の芯に対する最大静止摩擦力は芯スライダ40の先具14に対する最大静止摩擦力よりも小さいために、芯スライダ40はほとんど前進せず、そのため、芯だけが前進して、芯スライダ40に対して十分に突出することができるようになる。
上述のように、通常筆記時においては、筆記面への当接と筆記面からの離反とを頻繁に繰り返しているので、芯が消耗して芯スライダ40からの芯の突出量が小さい場合でも、離反の度に芯の芯スライダ40からの突出を行うことができるようになる。
また、芯スライダ40の先端にある摺接部分42dが芯を保持するため、芯が消耗して短くなってチャック24から把持されなくなった場合でも、芯をそのまま使用することができ、残って捨てる芯の量を低減させることができる。
次に、図10は、本発明の第2実施形態に係るシャープペンシルを表す。第1実施形態と同一・同様の部材は同一の符号を付してその説明を省略する。
この実施形態では、継手13が省略されて、クッションスプリング32の後端は、先具14の後端に取り付けられたバネ受け36によって受けられているが、クッションスプリング32の動作は第1実施形態と同様である。
この実施形態の芯スライダ50は、パイプ状となった本体52と、本体52の後端に設けられた摩擦部材54とから構成される。摩擦部材54は、あまり強い摩擦力を芯に対して付与せずに、芯との間の最大静止摩擦力が、先具14の内面との最大静止摩擦力よりも小さくなるように、クッションスプリング32の予圧縮力よりも弱く、且つ芯に作用する最大力よりも小さくなっており、具体的には、図11に示すように使用前は薄肉片54aが形成されており、この薄肉片54aを芯が突き破ることで芯挿通孔54bが形成されるようになっている。こうして形成された芯挿通孔54bは、芯の太さに対応したものとなり、また、薄肉片54a(例えば、その厚みは、シリコンラバーで0.15〜0.02mm程度)が薄いため、芯との接触面積が小さく、最大静止摩擦力は、最低限、芯がチャック24の芯把持部24aから解放された状態で芯を保持することができる程度に十分小さいものとなっている。
これによって、筆記開始時における芯の後退を円滑に行うことができる。
尚、以上の実施形態では、クッションスプリングは圧縮コイルバネによって構成されているが、これに限るものではなく、弾性変形可能な任意の部材で構成することができる。例えば、スリーブ24の後端にスリットを形成して弾性変形可能部位をスリーブ24と一体的に構成し、この弾性変形可能部位をクッションスプリングとすることも可能である。
また、以上の実施形態において複数の部材で構成した部品を単一部材で構成することも可能であり、または単一の部材で構成した部品を複数の部材で構成することも可能である。
10 シャープペンシル
12 軸筒(外筒)
13 継手(外筒)
14 先具(外筒)
20 芯送り出し機構
22 芯タンク
24 チャック
26 チャックリング
28 スリーブ
30 チャックスプリング
32 クッションスプリング
40、50 芯スライダ
42c スリット
42d 摺接部分

Claims (6)

  1. 外筒と、
    外筒内に配設された芯送り出し機構と、
    芯の先端を包囲すると共に、外筒に対して摺動可能で外筒の先端から突出・引込可能となった芯スライダと、
    を備え、
    前記芯送り出し機構は、
    芯を貯蔵し供給する芯タンクと、
    芯タンクの先端に固定されるチャックと、
    チャックの先端に外嵌されたチャックリングと、
    チャックリングの後端に当接するスリーブと、
    スリーブと芯タンクとの間に介挿されて、芯タンクをスリーブに対して後方に付勢するチャックスプリングと、
    スリーブを前方に向かって付勢するクッションスプリングと、を備え、
    クッションスプリングによる予付勢力は、通常筆記時に芯に作用する最大力よりも小さく設定されており、クッションスプリングは筆記中に圧縮して芯が後退可能であることを特徴とするシャープペンシル。
  2. 外筒と、
    外筒内に配設された芯送り出し機構と、
    芯の先端を包囲すると共に、外筒に対して摺動可能で外筒の先端から突出・引込可能となった芯スライダと、
    を備え、
    前記芯送り出し機構は、
    芯を貯蔵し供給する芯タンクと、
    芯タンクの先端に固定されるチャックと、
    チャックの先端に外嵌されたチャックリングと、
    チャックリングの後端に当接するスリーブと、
    スリーブと芯タンクとの間に介挿されて、芯タンクをスリーブに対して後方に付勢するチャックスプリングと、
    スリーブを前方に向かって付勢するクッションスプリングと、を備え、
    クッションスプリングによる予付勢力は、0.30N以下に設定されることを特徴とするシャープペンシル。
  3. 前記芯スライダの芯に対する最大静止摩擦力は、芯スライダの外筒に対する最大静止摩擦力に対して小さく設定されることを特徴とする請求項1または2記載のシャープペンシル。
  4. 前記芯スライダの芯に対する最大静止摩擦力は、前記クッションスプリングによる予付勢力よりも小さく設定されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシャープペンシル。
  5. 前記芯スライダの芯に対する最大静止摩擦力は、通常筆記時に芯に作用する最大力よりも小さく設定されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシャープペンシル。
  6. 前記芯スライダは、その先端から延びる少なくとも2つのスリットが形成されており、スリットに挟まれた部分が芯に対して摺接することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシャープペンシル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014104682A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Pentel Corp クッション機構を有した筆記具
JP2015063124A (ja) * 2013-08-28 2015-04-09 ぺんてる株式会社 緩衝装置を備えた容器
JP2019119097A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 株式会社パイロットコーポレーション 筆記具

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