JP2012113627A - 携帯端末、カロリー推定方法及びカロリー推定プログラム - Google Patents

携帯端末、カロリー推定方法及びカロリー推定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ユーザに煩雑な操作を強いることなく、少ないデータ量で処理負荷を低減して料理のカロリーを推定する。
【解決手段】本発明は、撮像部15により斜め方向から撮像された料理の料理画像G1から器CTを検出し、該器CTの形状、色及び器CTに盛られた料理の色を検出し、検出された器CTの形状、CTの色及び料理の色に基づいて料理推定データベースDBから料理及びそのカロリーを推定するので、ユーザに煩雑な操作を強いることなく、また処理負荷及びデータ容量を低減して料理及びそのカロリーを推定することができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、携帯端末、カロリー推定方法及びカロリー推定プログラムに関し、例えばカメラで撮影した食事のカロリーを推定する場合に適用して好適なものである。
近年、メタボリックシンドロームや生活習慣病が社会問題となっており、これらの予防及び改善や日々の健康管理のために食事ごとの摂取カロリーを確認及び管理することが重要である。
そこで、近赤外線を照射して撮影された近赤外線画像から、料理における赤外線の吸収率を測定することにより該料理のカロリーを算出するようになされたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、撮影した料理の画像と、予め記憶された多数の料理の画像とを比較して、最も似ているものを選出することにより該料理の栄養成分を抽出するようになされたものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−105655公報 特開2007−226621公報
ところで、上述した近赤外線を照射して画像を撮影する装置では、近赤外線を照射する光源及び近赤外線画像を撮影する近赤外カメラを設けなくてはならず、ユーザに容易に撮影させることができないといった問題があった。
また、上述した撮影された料理の画像と予め記憶された多数の料理の画像とを比較する装置においては、予め多数の料理の画像を記憶しておかなくてはならずデータ量が膨大になる共に、各画像に対するマッチングの処理負荷が大きいといった問題があった。特に携帯端末のように記憶できるデータ量が限られかつ処理能力が高くない装置では、この問題が重大な問題となる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ユーザに煩雑な操作を強いることなく、少ないデータ量で処理負荷を低減して料理のカロリーを推定し得る携帯端末、カロリー推定方法及びカロリー推定プログラムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の携帯端末においては、撮像部と、複数の料理及び該料理のカロリーが器の形状及び料理の色に対応付けられるデータベースが記憶される記憶部と、撮像部で撮像された画像から器を検出する器検出部と、器検出部により検出された器の形状を検出する器形状分類部と、器検出部により検出された器における料理が盛られているとされる領域の色を料理の色として検出する色検出部と、器検出部により検出された器の形状と、色検出部により検出された料理の色とに基づいてデータベースから料理及びそのカロリーを推定する料理推定部とを有する。
また、本発明の携帯端末は、前記記憶部のデータベースが、複数の料理及び該料理のカロリーが、さらに器の色に対応付けられており、前記色検出部が、さらに前記器とされる領域の色を検出するものであり、前記料理推定部がさらに該器の色とに基づいて該データベースから料理及びそのカロリーを推定するものである。
また本発明においては、カロリー推定方法であって、水平方向に対して所定の角度傾けられた斜め方向から撮像された料理の画像から、該料理が盛られた器を検出する器検出ステップと、器検出ステップにより検出された器の形状を分類する器形状分類ステップと、器検出ステップにより検出された器における料理が盛られているとされる領域の色を料理の色として検出する色検出ステップと、器検出ステップにより検出された器の形状と、色検出ステップにより検出された料理の色とに基づいて、複数の料理及び該料理のカロリーが器の形状及び料理の色に対応付けられるデータベースから料理及びそのカロリーを推定する料理推定ステップとを有する。
また、本発明のカロリー推定方法は、前記色検出ステップが、さらに前記器とされる領域の色を検出するものであり、前記料理推定ステップが、複数の料理及び料理のカロリーが、さらに器の色に対応付けてられる前記データベースから、料理およびそのカロリーを推定するものである。
また本発明においては、カロリー推定プログラムであって、水平方向に対して所定の角度傾けられた斜め方向から撮像された料理の画像から、該料理が盛られた器を検出する器検出ステップと、器検出ステップにより検出された器の形状を分類する器形状分類ステップと、器検出ステップにより検出された器における料理が盛られているとされる領域の色を料理の色として検出する色検出ステップと、器検出ステップにより検出された器の形状と、色検出ステップにより検出された料理の色とに基づいて、複数の料理及び該料理のカロリーが器の形状及び料理の色に対応付けられるデータベースから料理及びそのカロリーを推定する料理推定ステップとを実行させる。
また、本発明のカロリー推定プログラムは、前記色検出ステップが、さらに前記器とされる領域の色を検出するものであり、前記料理推定ステップが、複数の料理及び料理のカロリーが、さらに器の色に対応付けてられる前記データベースから、料理およびそのカロリーを推定するものである。
これにより、ユーザに対して料理の画像を1枚撮影させるだけで該画像に写る器の形状及び器に盛られた料理の色、あるいはさらに器の色を検出し、該器の形状、色及び器に盛られた料理の色に基づいて料理及びそのカロリーを算出することができる。
本発明によれば、ユーザに対して料理の画像を1枚撮影させるだけで該画像に写る器の形状及び器に盛られた料理の色、あるいはさらに器の色を検出し、該器の形状、色及び器に盛られた料理の色に基づいて料理及びそのカロリーを算出することができ、かくしてユーザに煩雑な操作を強いることなく、少ないデータ量で処理負荷を低減して料理のカロリーを推定することができる。
携帯端末の外観構成を示す略線図である。 携帯端末の回路構成を示す略線図である。 CPUの機能的構成を示す略線図である。 料理画像を示す略線図である。 器の形状(1)を示す略線図である。 器の形状(2)を示す略線図である。 器の形状(3)を示す略線図である。 器の楕円領域及び輪状領域を示す略線図である。 料理推定データベースを示す略線図である。 カロリー推定処理手順を示すフローチャートである。 器形状分類処理手順を示すフローチャートである。 学習処理手順を示すフローチャートである。
以下に、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
〔1.携帯端末の構成〕
〔1−1.携帯端末の外観構成〕
図1(A)及び(B)に示すように、例えば携帯電話機である携帯端末1は、手のひらサイズの略直方体に形成された扁平形状であり、その前面1Aに表示部2が設けられ、該表示部2の上面にユーザのタッチ操作を受け付けるタッチパネル3が設けられる。
表示部2は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどが適応される。タッチパネル3は、抵抗膜方式や静電容量方式などが適応される。
携帯端末1は、背面1Bにカメラ4が設けられる。また携帯端末1は、カメラ4の撮像開始を行わせるためのシャッタボタン5Aが上側面1Cに設けられ、カメラ4のズームの倍率を変更させるためのズームインボタン5B及びズームアウトボタン5Cが横側面1Dに設けられる。
なお、シャッタボタン5A、ズームインボタン5B及びズームアウトボタン5Cをまとめて操作ボタン5とも呼ぶ。
〔1−2.携帯端末の回路構成〕
携帯端末1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、操作入力部14、撮像部15、記憶部16及び表示部2がバス17を介して接続される。
CPU11は、ROM13に格納された基本プログラムをRAM12に読み出して実行することより全体を統括制御すると共に、ROM13に記憶された各種アプリケーションプログラムをRAM12に読み出して実行することにより各種処理を実行する。
操作入力部14は、操作ボタン5及びタッチパネル3により構成される。撮像部15は、カメラ4及び該カメラ4により撮像された像を画像に変換するとともに各種画像処理を施す画像処理部18により構成される。記憶部16は、例えば不揮発性メモリなどが適応される。
〔2.カロリー推定処理〕
次に携帯端末1が行うカロリー推定処理について説明する。CPU11は、ROM13に記憶されたカロリー推定処理プログラムをRAM12に読み出して実行することによりカロリー推定処理を実行する。
CPU11は、カロリー推定処理を実行する際、図3に示すように、画像取得部21、器検出部22、器形状分類部23、色検出部24、料理推定部25及び表示制御部26として機能する。
画像取得部21は、カロリー推定処理を実行すると、例えば「料理全体が写るように斜めから撮影してください」等のメッセージを表示部2に表示すると共に、撮像部15を制御して画像を撮像させる。
これにより画像取得部21は、ユーザに、料理全体が斜め(例えば水平に対して45度)から写るようにズームインボタン5B又はズームアウトボタン5Cを操作して画角を調整させ、料理全体が斜めに写っている状態でシャッタボタン5Aを押下操作することを促す。
撮像部15は、ユーザにズームインボタン5B又はズームアウトボタン5Cを介して画角が設定され、シャッタボタン5Aが押下操作されると、AF(Auto Focus)機能によりカメラ4の焦点を料理に合わせた後、被写体(料理)から発せられる光をカメラ4の撮像素子に結像した後に光電変換し、該光電変換したことにより得られた画像信号を画像処理回路18に送出する。
画像処理回路18は、カメラ4から供給された画像信号に画像処理を施した後にA/D(Analog / Digital)変換して画像データを生成する。
画像取得部21は、画像処理回路18により生成された画像データに対応する画像を表示部2に表示すると共に、該画像データに対して撮影時のカメラ4のフラッシュの有無や焦点距離などの画像情報を例えばExif(Exchangeable Image File Format)形式で関連付けて記憶部16に記憶する。
器検出部22は、記憶部16に記憶された例えば図4に示すような料理全体が撮像された料理画像G1の画像データを読み出すと、該料理画像G1から料理が盛られた器CT(CTa、CTb、・・・)を検出する。
具体的に器検出部22は、例えば、料理画像G1に対してエッジ検出処理を施し、背景と器との境界を示すエッジに囲まれた所定面積を有する領域を器CTとして検出する。また別例としては、器検出部22は、料理画像G1に対してHough変換を行って該料理画像G1から直線や円を検出し、該直線又は円に囲まれた所定面積を有する領域を器CTとして検出するようにしてもよい。なお、料理画像G1から他の方法により器CTを検出するようにしてもよい。
器形状分類部23は、図5〜7に示すように、検出した器CTにおける最も画素数が多い列及び行を器CTにおける最も長い横幅(以下、これを最長横幅とも呼ぶ)MW、及び最も長い縦幅(以下、これを最長縦幅とも呼ぶ)MLを検出する。また器形状分類部23は、検出した最長横幅MW及び最長縦幅MLの長さを、該最長横幅MW及び最長縦幅MLの画素数と料理画像G1に関連付けられた焦点距離との関係に基づいて算出する。
また器形状分類部23は、最長横幅MW及び最長縦幅MLの交点を器CTの中心点CPとして検出する。
最長横幅MWは、器CTが丸皿、碗、どんぶり、小鉢、コップ、ジョッキ等である場合には該器CTの口径であり、角皿である場合にはその一辺の長さとなる。中心点CPは、器CTが丸皿、碗、どんぶり、小鉢、コップ、ジョッキ等である場合には器CTの口部の中心となる。
ところで食事で用いられる器は大きく分けて、角皿、丸皿、碗、どんぶり、小鉢、コップ、ジョッキ及びカップ等が用いられる。
そこで器形状分類部23は、器検出部22により検出された器CTを例えば角皿、丸皿、碗、どんぶり、小鉢、コップ、ジョッキ、カップ及びその他のいずれかに分類する。
器形状分類部23は、器検出部22により検出された器CTの輪郭とされる上述したエッジ検出処理で検出されたエッジから直線成分を検出し、該直線成分を4つ有するものを図5(A)に示すような角皿CTaに分類する。
器形状分類部23は、角皿CTaとして分類されたもの以外の器CTの最長横幅MWに対する最長縦幅MLの比(以下、これを縦横比とも呼ぶ)を算出し、該縦横比が所定の縦横閾値よりも大きいものと小さいものに分ける。
ここで縦横閾値とは、丸皿、碗、どんぶり、カップ、小鉢及びその他と、コップ及びジョッキとを分けるために設定された値である。これは、コップ及びジョッキは細長い形状をしており最長縦幅MLに比べて最長横幅MWが長く、それ以外の器は細長い形状をしておらず最長横幅MWに対して最長縦幅MLが短い又は同等程度であり、これらを分けられるように設定される。
従って、縦横比が縦横閾値より大きいと判断された器CTはコップ又はジョッキのどちらか分類されるものであり、縦横比が縦横閾値より小さいと判断された器CTは丸皿、碗、どんぶり、カップ、小鉢又はその他のどれかに分類されるものである。
縦横比が縦横閾値より大きいと判断された器CTはコップであるかジョッキであり、またその大きさにより大よそ判断され、器形状分類部23は、縦横比が縦横閾値より大きいと判断された器CTのうち、例えば最長横幅MWがコップ又はジョッキとされる境界の長さより長いものをジョッキCTbに分類し、該最長横幅MWの長さがコップ又はジョッキとされる境界の長さより短いものをコップCTcに分類する。
一方、器形状分類部23は、縦横比が縦横閾値より小さいと判断された器CTの最長縦幅MLにおける中心点CPから上側の長さ(以下、これを上縦幅長さと呼ぶ)UL及び下側の長さ(以下、これを下縦幅長さと呼ぶ)LLを算出し、上縦幅長さULに対する下縦幅長さLLの比(以下、これを上下比とも呼ぶ)を算出する。
ここで、図6(A)に示すように、丸皿CTdは、浅く平たい形状であり、斜め方向から撮像された場合、上縦幅長さULと下縦幅長さLLがほぼ一致するか、下縦幅長さLLが上縦幅長さULより若干長い。
一方、図6(B)〜(E)に示すように、碗CTe、どんぶりCTf、小鉢CTg及びカップCThは、丸皿CTdよりも深い形状をしており、斜め方向から撮像された場合、下縦幅長さLLが上縦幅長さULより長い。
また図7(A)に示すように、例えば丸皿にケーキなどの高さのある料理が盛られている場合、斜め方向から撮像されると料理の一部が丸皿より上に写る。この場合、器検出部22が器CTを検出する際に料理とともに検出されてしまうので、下縦幅長さLLが上縦幅長さULより短くなる。
また図7(B)に示すように、例えば茶碗蒸しのように料理が盛られた器が該器の口径よりも大きい口径でなる下皿の上に置かれる場合、最長横幅MWとして下皿の口径を測定することになるので、下縦幅長さLLが上縦幅長さULより短くなる。
従って器形状分類部23は、上下比に基づいて、丸皿CTdであるか、碗CTe、どんぶりCTf、小鉢CTg及びカップCThのいずれかであるか、またはその他の器CTiであるかを判別できる。
そこで器形状分類部23は、算出した器CTの上下比と第1及び第2の上下閾値とを比較する。ここで第1の上下閾値は、下縦幅長さLLが上縦幅長さULより短いとされるその他の器CTiの上下比と丸皿CTdとされる上下比との境界値に設定される。また第2の上下閾値は、丸皿CTdとされる上下比と碗CTe、どんぶりCTf、小鉢CTg及びカップCThのいずれかとされる上下比との境界値に設定される。
器形状分類部23は、比較結果として上下比が第1の上下閾値未満の場合、その器CTをその他の器CTiに分類する。また器形状分類部23は、上下比が第1の上下閾値以上でかつ第2の上下閾値未満の器CTを丸皿CTdに分類する。
さらに器形状分類部23は、上下比が第2の上下閾値以上の器CTを碗CTe、どんぶりCTf、小鉢CTg及びカップCThのいずれかと判断する。
器形状分類部23は、碗CTe、どんぶりCTf、小鉢CTg及びカップCThのいずれかと判断した場合、それらの器CTの最長横幅MWの長さ(口径)と、予め設定された碗CTe、どんぶりCTf、小鉢CTg及びカップCThとされる口径と比較することにより、碗CTe、どんぶりCTf、小鉢CTg及びカップCThのいずれかに分類する。
これにより、器検出部22により検出された器CTは、角皿CTa、ジョッキCTb、コップCTc、丸皿CTd、碗CTe、どんぶりCTf、小鉢CTg、カップCTh及びその他の器CTiのいずれかに分類される。
色検出部24は、図8に示すように、器CTの中心点CPを中心として最長横幅MWの半分の例えば60%を長辺とし、上縦幅長さUL及び下縦幅長さLLのうちの短い方の例えば60%を短辺とした楕円領域EAの色成分を料理の色として検出する。
また色検出部24は、ジョッキCTb及びコップCTc以外の器CTについて、楕円領域EAの外側で、中心点CPを中心とした器CTの外縁から最長横幅辺MWの半分の例えば20%に相当する長さを幅とする輪状領域RAを器CTの色として検出する。
この楕円領域EAは、中心点CPが器CTの口の中心に位置するので、該中心点CPを中心とした料理が盛られているであろう領域である。従って、楕円領域EAの色成分を検出することにより料理の色を検出することができる。
また輪状領域RAは、楕円領域EAの外側であり器CTの外縁から料理が盛られていないであろう一定領域である。従って、輪状領域RAの色成分を検出することにより器CTの色を検出することができる。
一方、ジョッキCTb及びコップCTcはそのほとんどが透明なガラスが用いられているので、色検出部24は、ジョッキCTb及びコップCTcについては輪状領域RAの色を検出することなく器の色を透明とする。
料理推定部25は、器形状分類部23により分類された器CTの形状、色検出部24により検出された料理の色あるいはさらに器CTの色に基づき、図9に示すような料理推定データベースDBから該器CTに盛られた料理及びそのカロリーを推定する。
ここで料理推定データベースDBは、予め記憶部16に記憶されており、例えば数十種類の料理(料理名)及びその料理のカロリーに対して器の形状、器の色及び料理の色が対応付けられている。
また料理推定データベースDBには、器の形状、器の色及び料理の色が対応付けられていない料理及びそのカロリーも多数登録されており、後述する学習処理においてユーザ操作に応じて料理及びそのカロリーに対して器の形状、器の色及び料理の色を対応付けることができる。
従って料理推定部25は、器形状分類部23により分類された器CTの形状、色検出部24により検出された料理の色、あるいはさらに器CTの色の組み合わせと一致する料理及びそのカロリーを料理推定データベースDBから検索し、一致した料理及びそのカロリーを器CTに盛られた料理及びそのカロリーと推定する。例えば、料理推定部25は、器CTの形状が「丸皿」で料理の色が「茶」の場合、料理を「ハンバーグ」、カロリーを「500kcal」と推定する。
そして料理推定部25は、料理画像G1と、料理画像G1に写る推定した料理及びそのカロリーと、料理画像G1が撮像された日時とを対応付けて記憶部16に記憶されたカロリー管理データベースに追加する。
表示制御部26は、料理推定部25により推定された料理名及びそのカロリーを料理画像G1における対応する器CTの近傍に重ねて表示する。
ところで1回の食事では複数回に分けて料理が提供される場合があるので、料理推定部25は、例えば1時間以内に複数の料理画像G1が撮像された場合、その複数の料理画像G1を1回の食事として対応付けて記憶する。
また表示制御部26は、ユーザの操作入力部14に対する入力操作に応じて例えば1週間などの期間が選択されると、現在の日時を基準として該基準から選択された期間分の各食事ごとの摂取カロリーをカロリー管理データベースから読み出して表示部2に一覧表示する。
これにより、ユーザは自身が摂取した料理及びそのカロリーを容易に把握することができるとともに、推定された料理が異なる場合には後述する学習処理を実行してその料理を変更及び学習させることができる。
ところで、上述したカロリー推定処理では器の形状、器の色及び料理の色に基づいて料理を推定するため、おおまかにしか料理を推定することができない。しかしながら、ユーザに煩雑な操作を強いることなく食事の度に摂取カロリーを記録させるためには、普段から持ち歩いている計算処理能力及びデータ容量が限られる携帯電話機等の携帯端末1で1枚だけ食事の写真を撮像させるだけでカロリーを推定できることが重要である。
すなわち、多少の正確さを犠牲にしてでも毎食のカロリーを記録していく方が健康管理には重要なのである。そこで本発明は1枚の料理画像G1に写る食事をおおまかに推定してカロリーを算出する。
一方で、より正確に料理及びカロリーを推定してほしいと望むユーザに対しては学習処理を実行させることにより料理画像G1に写る器CTに盛られた料理を学習していき、料理及びそのカロリーの推定精度を向上することができる。
〔3.学習処理〕
CPU11は、ROM13に記憶された学習処理プログラムをRAM12に読み出して実行することにより学習処理を実行する。CPU11は、学習処理を実行する際、学習部として機能する。
CPU11は、記憶部16に記憶されたカロリー管理データベースの中からユーザの操作入力部14に対する入力操作に応じて学習対象の料理画像G1が選択されると、その料理画像G1に対して該料理画像G1に対応付けられた料理名及びそのカロリーを重ねて表示部2に表示する。
そしてCPU11は、料理画像G1に写る器CTのいずれかが例えばタッチパネル3を介して選択されると、料理推定データベースDBに記憶された料理名を表示部2に一覧表示し、該器CTに盛られた料理を選択させる。
CPU11は、一覧表示した料理名の内の一つが例えばタッチパネル3を介して選択されると、その選択された料理及びそのカロリーをその器CTの形状、器CTの色及び料理の色に対応付けて料理推定データベースDBのリストに追加する。
これにより、料理推定部25により推定された料理名が誤っている場合には正しい料理名に変更して料理推定データベースDBに追加し、次回以降の推定の精度を向上させることができる。
これは、自分の行きつけの店がある場合にはその店で出される料理と器は毎回同じものであることが多いので特に有効である。
〔4.カロリー推定処理手順〕
次に上述したカロリー推定処理の手順について図10及び図11に示すフローチャートに従って説明する。
CPU11は、ルーチンRT1の開始ステップから次のステップSP1に移り、撮像部15により料理全体が斜めから撮像された料理画像G1を取得し、次のステップSP2に移る。
ステップSP2においてCPU11は、料理画像G1から器CTを検出し、次のサブルーチンSRTに移って該器CTの形状を分類する。
サブルーチンSRT(図11)でCPU11は、ステップSP11において料理画像G1から検出された器CTの最長横幅MW、最長縦幅ML及び中心点CPを検出し、次のステップSP12に移る。
ステップSP12においてCPU11は、器CTの輪郭に直線成分が4つ有するか否かを判断し、肯定結果が得られるとステップSP13に移って該器CTを角皿CTaに分類し、否定結果が得られるステップSP14に移る。
ステップSP14においてCPU11は、器CTの縦横比を算出し、ステップSP15に移って該縦横比が縦横閾値以上か否かを判断する。ここで肯定結果が得られるとCPU11はステップSP16に移って、最長横幅MWに基づいてジョッキCTb及びコップCTcに分類する。
ステップSP15において否定結果が得られるとCPU11は、ステップSP17に移って器CTの上下比を算出し、ステップSP18に移って該上下比が第1の上下閾値未満か否かを判断する。ここで肯定結果が得られるとCPU11はステップSP19に移って、その器CTをその他の器CTiに分類する。
一方、ステップSP18で否定結果が得られるとCPU11はステップSP20に移って、上下比が第1の上下閾値以上でかつ第2の上下閾値未満か否かを判断する。
ここで肯定結果が得られるとCPU11はステップSP21に移って、その器CTを丸皿CTdに分類する。またここで否定結果が得られるとCPU11はステップSP22に移って、器CTの最長横幅MWの長さ(口径)に基づいて碗CTe、どんぶりCTf、小鉢CTg及びカップCThのいずれかに分類する。
CPU11は、サブルーチンSRTを終了すると次のステップSP3に移り、器CTにおける楕円領域EA及び輪状領域RAの色成分を料理の色及び器CTの色として検出し、次のステップSP4に移る。
ステップSP4においてCPU11は、器CTの形状及び料理の色に基づいて、あるいはさらに器CTの色に基づいて料理推定データベースDBから料理及びそのカロリーを推定し、次のステップSP5に移る。
ステップSP5においてCPU11は、料理画像G1に写る全ての器CTについて料理及びそのカロリーを推定したか否かを判断し、まだ料理及びそのカロリーが推定されていない器CTがある場合には、全ての器CTに対してサブルーチンSRT、ステップSP3及びSP4を行って料理及びそのカロリーを推定する。
ステップSP5において全ての器CTに対して料理及びそのカロリーが推定されていると判断された場合、CPU11はステップSP6に移って、料理画像G1に対して料理名及びそのカロリーを重ねて表示し、次のステップSP7に移る。
ステップSP7においてCPU11は、料理画像G1と、料理画像G1に写る推定した料理及びそのカロリーと、料理画像G1が撮像された日時とを対応付けてカロリー管理データベースに追加し、処理を終了する。
〔5.学習処理手順〕
次に上述した学習処理の手順について図12に示すフローチャートに従って説明する。
CPU11は、開始ステップから入ってステップSP31に移り、カロリー管理データベースの中から学習対象の料理画像G1が選択されたか否かを判断し、選択された場合にはステップSP32に移ってその料理画像G1に対して対応付けられた料理名及びそのカロリーを重ねて表示し、次のステップSP33に移る。
ステップSP33においてCPU11は、料理画像G1に写る器CTのいずれかが選択されると、料理推定データベースDBに記憶された料理名を一覧表示する。そしてCPU11は、一覧表示した料理名の内の一つが選択されると、その選択された料理名及びそのカロリーをその器CTの形状、器CTの色及び料理の色に対応付けて料理推定データベースDBのリストに追加し、処理を終了する。
〔6.動作及び効果〕
以上の構成において携帯端末1は、撮像部15により斜め方向から撮像された料理の料理画像G1から器CTを検出し、該器CTの形状を分類すると共に該器CTの色及び該器CTに盛られた料理の色を検出する。
そして携帯端末1は、複数の料理及びそのカロリーが器の形状及び料理の色、あるいはさらに器の色に対応付けられる料理推定データベースDBから検出された器CTの形状、器CTの色及び料理の色に基づいて、該器CTに盛られた料理及びそのカロリーを推定する。
これにより携帯端末1は、ユーザに対して水平方向に対して所定の斜め方向から料理の料理画像G1を1枚撮影させるだけで料理及びそのカロリーを推定することができるので、ユーザに煩雑な操作を強いることなく容易に料理及びそのカロリーを推定することができる。
また携帯端末1は、器CTの形状及び料理の色、あるいはさらに器CTの色から料理及びそのカロリーを推定するので、例えば多数の料理の画像を記憶しておき該多数の料理の画像とマッチングするような従来と比して処理負荷及びデータ容量を低減することができる。
以上の構成によれば携帯端末1は、撮像部15により斜め方向から撮像された料理の料理画像G1から器CTを検出し、該器CTの形状及び器CTに盛られた料理の色、あるいはさらに器の色を検出し、検出された器CTの形状及び料理の色、あるいはさらに器CTの色に基づいて料理推定データベースDBから料理及びそのカロリーを推定するので、ユーザに対して料理の料理画像G1を1枚撮影させるだけの簡易な操作でユーザに煩雑な操作を強いることなく、また処理負荷及びデータ容量を低減することができる。
〔7.他の実施の形態〕
なお上述した実施の形態においては、器CTから角皿CTaを分類する方法として、器CTの輪郭とされるエッジから直線成分を検出して該直線成分を4つ有するものを角皿CTaとして分類するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、料理画像G1に対してHough変換を行って該料理画像G1から器CTを検出した場合、該Hough変換を行った際に検出された器CTの輪郭として直線が4つ以上検出されたものを角皿CTaとして分類するようにしてもよい。
また、料理画像G1から検出された器CTに対して四角形とパターンマッチングを行い、所定の類似度以上となったものを角皿CTaとして分類するようにしてもよい。
上述した実施の形態においては、器CTをいずれかに分類した後に、該器CTの色及び料理の色を検出するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、器CTの色及び料理の色を検出した後に器CTをいずれかに分類するようにしてもよい。この場合、色検出部24が最長横幅MW及び最長縦幅MLを算出するとともに中心点CPを検出する。
上述した実施の形態においては、器CTの形状、器CTの色及び料理の色に基づいて、料理推定データベースDBから検出された該器CTに盛られた料理及びそのカロリーを推定するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば携帯端末1にGPSが設けられている場合、該GPSから料理画像G1が撮像された現在位置を取得し、該現在位置を料理画像G1に関連付け、学習処理において器CTの形状、器CTの色及び料理の色に加えて現在位置を料理及びそのカロリーに対応付けるようにしてもよい。これにより、例えばよく行く店での料理を精度よく推定できる。
上述した実施の形態においては、料理推定データベースDBから器CTに盛られた料理を推定するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば検出した器CTの形状、器CTの色及び料理の色の組み合わせが料理推定データベースDBから判断できない場合、ユーザにタッチパネル3を介して選択させるようにしてもよい。
この場合CPU11は、料理及びそのカロリーが推定できない器CTを表示部2に表示すると共に、例えば洋食、和食、中華、麺類などの候補を表示して選択させる。この場合、ユーザに煩雑な作業をさせないために料理推定データベースDBに記憶された料理名を全て表示するのではなく20個位の選択肢から選択させる。
上述した実施の形態においては、CPU11がROM13に格納されているプログラムに従い、上述した各種処理を行うようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、記憶媒体からインストールしたり、インターネットからダウンロードしたプログラムに従って上述した各種処理を行うようにしても良い。またその他種々のルートによってインストールしたプログラムに従って上述した各種処理を行うようにしても良い。
本発明は、例えば携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯音楽プレーヤ、ゲーム機等の携帯端末に適用することができる。
1……携帯端末、2……表示部、3……タッチパネル、4……カメラ、5……操作ボタン、11……CPU、12……RAM、13……ROM、14……操作入力部、15……撮像部、16……記憶部、17……バス、21……画像取得部、22……器検出部、23……器形状分類部、24……色検出部、25……料理推定部、26……表示制御部。

Claims (8)

  1. 撮像部と、
    複数の料理及び該料理のカロリーが器の形状及び料理の色に対応付けられるデータベースが記憶される記憶部と、
    水平方向に対して所定の角度傾けられた斜め方向から前記撮像部により料理が撮像された画像から、該料理が盛られた器を検出する器検出部と、
    前記器検出部により検出された器の形状を分類する器形状分類部と、
    前記器検出部により検出された器における料理が盛られているとされる領域の色を料理の色として検出する色検出部と、
    前記器検出部により検出された器の形状と、前記色検出部により検出された料理の色とに基づいて前記データベースから料理及びそのカロリーを推定する料理推定部と
    を具える携帯端末。
  2. 前記器形状分類部は、
    前記器検出部により検出された器における最長とされる横幅及び縦幅を検出し、該横幅及び縦幅の比に基づいて器の形状を分類する
    請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記器形状分類部は、
    前記横幅及び縦幅の交わる中心点を検出し、前記縦幅における前記中心点から上側の長さ及び下側の長さの比に応じて器の形状を分類する
    請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記記憶部のデータベースが、複数の料理及び該料理のカロリーが、さらに器の色に対応付けられており、前記色検出部が、さらに前記器とされる領域の色を検出するものであり、前記料理推定部がさらに該器の色とに基づいて該データベースから料理及びそのカロリーを推定するものである
    請求項1に記載の携帯端末。
  5. 前記器形状分類部は、
    前記器検出部により検出された器における最長とされる横幅及び縦幅の交わる中心点を検出し、
    前記色検出部は、
    前記中心点を中心とした所定範囲の色成分を前記料理の色として検出すると共に、前記器における前記所定範囲の外側の所定範囲の色成分を前記器の色として検出する
    請求項4に記載の携帯端末。
  6. 前記画像におけるユーザに選択された料理が盛られた器に対して、ユーザにより料理名を選択させるために前記データベースの料理名を一覧表示する表示制御部と、
    前記一覧表示された料理名のいずれかが選択されると、選択された料理名に対応する料理及びそのカロリーを前記ユーザに選択された器の形状及び料理の色を対応付けて前記データベースに追加する学習部と
    をさらに具える請求項1に記載の携帯端末。
  7. 水平方向に対して所定の角度傾けられた斜め方向から撮像された料理の画像から、該料理が盛られた器を検出する器検出ステップと、
    前記器検出ステップにより検出された器の形状を分類する器形状分類ステップと、
    前記器検出ステップにより検出された器における料理が盛られているとされる領域の色を料理の色として検出する色検出ステップと、
    前記器検出ステップにより検出された器の形状と、前記色検出ステップにより検出された料理の色とに基づいて、複数の料理及び該料理のカロリーが器の形状及び料理の色に対応付けられるデータベースから料理及びそのカロリーを推定する料理推定ステップと
    を有するカロリー推定方法。
  8. コンピュータに対して、
    水平方向に対して所定の角度傾けられた斜め方向から撮像された料理の画像から、該料理が盛られた器を検出する器検出ステップと、
    前記器検出ステップにより検出された器の形状を分類する器形状分類ステップと、
    前記器検出ステップにより検出された器における料理が盛られているとされる領域の色を料理の色として検出する色検出ステップと、
    前記器検出ステップにより検出された器の形状と、前記色検出ステップにより検出された料理の色とに基づいて、複数の料理及び該料理のカロリーが器の形状及び料理の色に対応付けられるデータベースから料理及びそのカロリーを推定する料理推定ステップと
    を実行させるカロリー推定プログラム。
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