JP2012114838A - 固体撮像装置およびカメラシステム - Google Patents

固体撮像装置およびカメラシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2012114838A
JP2012114838A JP2010264105A JP2010264105A JP2012114838A JP 2012114838 A JP2012114838 A JP 2012114838A JP 2010264105 A JP2010264105 A JP 2010264105A JP 2010264105 A JP2010264105 A JP 2010264105A JP 2012114838 A JP2012114838 A JP 2012114838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reset
unit
imaging device
state imaging
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010264105A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetaka Kasuga
繁孝 春日
Yutaka Hirose
裕 廣瀬
Motonori Ishii
基範 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2010264105A priority Critical patent/JP2012114838A/ja
Publication of JP2012114838A publication Critical patent/JP2012114838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

【課題】シェーディングを発生させることなくランダム雑音を抑圧することが可能な固体撮像装置およびその駆動方法を提供する。
【解決手段】複数の単位画素42と、垂直信号線9と、フィードバックアンプ12と、フィードバック線16と、画素リセット信号線7と、タイミング制御回路50と、タイミング制御回路50から出力されたリセット信号36に含まれるリセットパルスの後縁の波形に傾斜を付与するようリセット信号36の波形を調整するリセット信号制御回路60とを備え、単位画素42は、増幅トランジスタ4、選択トランジスタ5、リセットトランジスタ3及び光電変換部1を有し、リセットトランジスタ3のオンオフを制御するリセットパルスの後縁の変化の開始からリセットトランジスタ3がオフになるまでのソフトリセット時間は、同じ行の単位画素42のそれぞれで揃えられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像装置に関し、特に積層型の固体撮像装置およびカメラシステムに関する。
一般的な固体撮像装置では、受光部として埋め込みフォトダイオード構造が用いられている。
また、特許文献1は、固体増幅装置を構成する制御電極の上に光電変換層を形成しこの上に透明電極層を設け、ここに印加した電圧の作用を、光電変換層を介して制御電極に及ぼすことにより良好なSN比で光情報を電気信号に変える装置、いわゆる、積層型の固体撮像装置を開示している。
特開昭55−120182号公報
積層型の固体撮像装置は、画素回路が形成された半導体基板の上に絶縁膜を介して光電変換膜が形成された構成を有している。このため、光電変換膜にアモルファスシリコン等の光吸収係数が大きい材料を用いることが可能となる。例えば、アモルファスシリコンの場合、波長550nmの緑色の光は、0.4nm程度の厚さでほとんど吸収される。
また埋め込みフォトダイオード構造が用いられないため、光電変換部の容量を大きくすることが可能であり、飽和電荷量を大きくできる。さらに、電荷を完全転送しないため付加容量を積極的に付加することも可能であり、微細化された単位画素においても十分な大きさの容量が実現でき、さらに、ダイナミックランダムアクセスメモリにおけるスタックセルのような構造とすることも可能である。
しかしながら、特許文献1に示された固体撮像装置は、一般的な埋め込みフォトダイオード型の固体撮像装置よりもランダム雑音が大きいという問題を有している。
まず、一般的な埋め込みフォトダイオード型の固体撮像装置は、電荷の転送がほぼ完全に出来るので、(信号レベル+固定パターンノイズ)−(黒レベル+固定パターンノイズ)=信号レベルというサンプリングをCDS回路で行えば、固定パターンノイズのキャンセルが可能である。従って、信号をリセットする際にリセットトランジスタの強反転動作と弱反転動作とを組み合わせることにより雑音を1/√2に抑圧する方法を用いるが、この方法を積層型の固体撮像装置に用いることは出来ない。
また、特許文献1に示された固体撮像装置では、信号電荷をリセットするときに雑音が発生する。すなわち、リセットトランジスタを制御するリセット信号を急峻な矩形波とすると、リセット信号に含まれるリセットパルスの後縁に起因してランダムノイズが発生する。積層型の固体撮像装置では電荷の完全転送が出来ないために、雑音が発生した状態において次の信号電荷が加算され、リセット雑音が重畳された信号電荷が読み出される。このため、ランダム雑音が大きくなる。なお、リセットパルスの後縁(後ろエッジ)は、リセット信号に含まれるリセットパルスが正パルス(上向きのパルス)である場合は立ち下がりエッジであり、リセットパルスが負パルス(下向きのパルス)である場合は立ち上がりエッジである。
さらに、近年はHD(High Definition)と言った1秒間に60枚のフレームレートを必要とする映像規格があり、動画像に関して、高フレームレートに関する要望もあり、ランダム雑音抑圧に時間をかけて、フレームレートを遅くするという方法を用いることは出来ない。
このとき、上記ランダム雑音の問題を解決するために、端子画素内のリセットトランジスタを緩やかにオフするソフトリセットを行うことや、列毎に単位画素に対してフィードバックアンプを接続することが考えられる。しかしながら、ソフトリセットを行う場合には、行方向に配線されたリセットトランジスタを制御するリセット信号線の配線抵抗や寄生容量が配線長に依存するため、行方向に並ぶ各単位画素のリセットトランジスタに対して同一の波形のリセット信号を入力できない。また、フィードバックアンプを接続する場合には、各列に配置したフィードバックアンプについて、その出力が列方向に並ぶ各単位画素でリセットトランジスタのドレインに接続するまでの配線抵抗や寄生容量が異なるため、フィードバックアンプの出力ゲインと遅延量とをそろえることができない。その結果、ソフトリセットおよびフィードバックアンプによるランダム雑音の低減効果が行および列毎に異なり、撮像画像に行および列シェーディングが発生する。
前記課題を鑑み、本発明は、シェーディングを発生させることなくランダム雑音を抑圧することが可能な固体撮像装置およびカメラシステムを提供することを目的とする。
本発明は、前記の目的を達成する一手段として、以下の構成を備える。
上記課題を解決するために本発明の固体撮像装置は、半導体基板で行列状に配置された複数の単位画素と、前記単位画素の列ごとに設けられた垂直信号線と、前記垂直信号線と接続された反転増幅器と、前記反転増幅器の出力信号を対応する列の前記単位画素にフィードバックするために前記単位画素の列ごとに設けられたフィードバック線と、前記単位画素の信号をリセットするために前記単位画素の行ごとに設けられたリセット信号線と、前記リセット信号線を伝達するリセット信号を生成するタイミング制御回路と、前記タイミング制御回路から出力されたリセット信号に含まれるリセットパルスの後縁の波形に傾斜を付与するよう前記リセット信号の波形を調整するリセット信号制御回路とを備え、前記単位画素は、増幅トランジスタ、選択トランジスタ、リセットトランジスタ及び光電変換部を有し、前記光電変換部は、前記半導体基板の上方に形成された光電変換膜と、前記光電変換膜の前記半導体基板側の面に形成された画素電極と、前記光電変換膜の前記画素電極と反対側の面に形成された透明電極とを有し、前記増幅トランジスタは、ゲートが前記画素電極に接続され、ソースが前記垂直信号線と接続され、ドレインが電源線と接続され、前記リセットトランジスタは、ゲートが前記リセット信号線に接続され、ソースが前記画素電極と接続され、ドレインが前記フィードバック線と接続され、前記選択トランジスタは、前記増幅トランジスタのソースと前記垂直信号線との間又は前記増幅トランジスタのドレインと前記電源線との間に挿入され、前記リセットトランジスタのオンオフを制御する前記リセットパルスの後縁の変化の開始から前記リセットトランジスタがオフになるまでのソフトリセット時間は、同じ行の前記単位画素のそれぞれで揃えられていることを特徴とする。
このような構成によって、ソフトリセット動作を行うため、単位画素内のリセットトランジスタで発生するランダム雑音を低減することができ、高画質化が可能となる。このとき、ソフトリセット時間は同じ行の各単位画素で揃えられるため、ランダム雑音の低減効果が各単位画素で揃えられ、シェーディングは抑えられる。
ここで、前記選択トランジスタのゲートに供給される行選択信号は、前記選択トランジスタのオンオフを制御する行選択パルスを含み、前記ソフトリセット時間は、前記行選択パルスの後縁の変化の開始から前記選択トランジスタがオフになるまでの時間の十倍以上であってもよい。
このような構成によって、ソフトリセット時間が長くなるため、ランダム雑音を極めて大きく低減することができ、さらなる高画質化が可能になる。
また、前記固体撮像装置は、さらに、前記リセット信号線上に設けられた増幅器を備え、少なくとも1つの前記リセットトランジスタのゲートは、前記増幅器を介して前記リセット信号線と接続されてもよい。
このような構成によって、リセット信号線にボルテージフォロアなどを挿入してリセット信号をインピーダンス変換し、信号のドライブ能力を強化することで遅延や減衰を抑えることができる。その結果、ソフトリセット時間を行方向に並ぶ単位画素で均一にすることができ、列シェーディングを抑えることができる。
また、前記固体撮像装置は、さらに、前記タイミング制御回路と前記単位画素との間に設けられ、前記リセット信号を所定行の単位画素に対応する前記リセット信号線に選択的に供給するマルチプレクサ回路を備え、前記リセット信号線では、前記マルチプレクサ回路と前記マルチプレクサ回路から近い距離の第1の単位画素とをつなぐ部分の配線抵抗は、前記マルチプレクサ回路から遠い距離の第2の単位画素と前記第1の単位画素とをつなぐ部分の配線抵抗より大きくてもよい。
このような構成によって、配線抵抗を均一にしてソフトリセット時間を行方向に並ぶ単位画素で均一にすることができ、列シェーディングを抑えることができる。
また、前記固体撮像装置は、さらに、前記タイミング制御回路と前記単位画素との間に設けられ、前記リセット信号を所定行の単位画素に対応する前記リセット信号線に選択的に供給するマルチプレクサ回路を備え、同じ行の前記単位画素の前記リセットトランジスタのゲートサイズは、前記マルチプレクサ回路から近い距離の第1の単位画素で大きく、前記マルチプレクサ回路から遠い距離の第2の単位画素で小さくてもよい。
行方向に並ぶ単位画素について、ゲートサイズに変化をつけることでリセットトランジスタの抵抗成分を変えて、ソフトリセット時間を均一にすることができ、列シェーディングを抑えることができる。
また、前記固体撮像装置は、さらに、前記タイミング制御回路と前記単位画素との間に設けられ、前記リセット信号を所定行の単位画素に対応する前記リセット信号線に選択的に供給するマルチプレクサ回路を備え、同じ行の前記単位画素の前記リセットトランジスタの閾値電圧は、前記マルチプレクサ回路から近い距離の第1の単位画素で高く、前記マルチプレクサ回路から遠い距離の第2の単位画素で低くてもよい。
行方向に並ぶ単位画素について、リセットトランジスタの閾値に変化をつけることでソフトリセット時間を均一にすることができ、列シェーディングを抑えることができる。
また、上記課題を解決するために本発明の固体撮像装置は、半導体基板で行列状に配置された複数の単位画素と、前記単位画素の列ごとに設けられた垂直信号線と、前記垂直信号線と接続された反転増幅器と、前記反転増幅器の出力信号を対応する列の前記単位画素にフィードバックするために前記単位画素の列ごとに設けられたフィードバック線とを備え、前記単位画素は、増幅トランジスタ、選択トランジスタ、リセットトランジスタ及び光電変換部を有し、前記光電変換部は、前記半導体基板の上方に形成された光電変換膜と、前記光電変換膜の前記半導体基板側の面に形成された画素電極と、前記光電変換膜の前記画素電極と反対側の面に形成された透明電極とを有し、前記増幅トランジスタは、ゲートが前記画素電極に接続され、ソースが前記垂直信号線と接続され、ドレインが電源線と接続され、前記リセットトランジスタは、ソースが前記画素電極と接続され、ドレインが前記フィードバック線と接続され、前記選択トランジスタは、前記増幅トランジスタのソースと前記垂直信号線との間又は前記増幅トランジスタのドレインと前記電源線との間に挿入され、前記反転増幅器の出力信号の前記単位画素に入力される信号の位相は、同じ列の前記単位画素のそれぞれで揃えられていることを特徴とする。
このような構成によって、ソフトリセット動作を行うため、単位画素内のリセットトランジスタで発生するランダム雑音を低減することができ、高画質化が可能となる。このとき、単位画素に入力されるフィードバックアンプの出力信号の位相は同じ列の各単位画素で揃えられるため、ランダム雑音の低減効果が各単位画素で揃えられ、シェーディングは抑えられる。
また、前記固体撮像装置は、さらに、前記フィードバック線上に設けられた増幅器を備え、少なくとも1つの前記リセットトランジスタのドレインは、前記増幅器を介して前記フィードバック線と接続されてもよい。
このような構成によって、フィードバック線にボルテージフォロアなどを挿入してフィードバックアンプの出力信号をインピーダンス変換し、信号のドライブ能力を強化することで遅延や減衰を抑えることができる。その結果、単位画素に入力されるフィードバックアンプの出力信号の位相が同じ列の各単位画素において揃えられるため、ランダム雑音の低減効果が各単位画素で揃えられ、行シェーディングを抑えることができる。
また、前記フィードバック線では、前記反転増幅器の出力と前記反転増幅器の出力から近い第1の単位画素とをつなぐ部分の配線抵抗は、前記反転増幅器の出力から遠い第2の単位画素と前記第1の単位画素とをつなぐ部分の配線抵抗より大きくてもよい。
このような構成によって、配線抵抗を均一にして、単位画素に入力されるフィードバックアンプの出力信号の位相を均一にすることができるので、行シェーディングを抑えることができる。
また、同じ列の前記単位画素の前記リセットトランジスタのドレイン拡散容量は、前記反転増幅器の出力から近い距離の第1の単位画素で大きく、前記反転増幅器の出力から遠い距離の第2の単位画素で小さくてもよい。
この構成によれば、フィードバックアンプの出力とそれに対応する列の各単位画素のリセットドレインが1対1になるため、各単位画素のリセットトランジスタのドレイン拡散容量を調整することで、フィードバックアンプの出力ゲインと遅延量を調整できる。その結果、単位画素に入力されるフィードバックアンプの出力信号の位相を均一にして同じ列の単位画素のリセットトランジスタのドレインに返すことができるので、行シェーディングを抑えることができる。
また、前記反転増幅器は、1入力型であってもよい。
このような構成によれば、増幅器を一般的な差動増幅器よりも小型化でき、基準信号を内部発生させることができるため、ノイズ対策が必要なく、小型化、低コスト化、高性能化が同時に実現できる。
また、上記課題を解決するために本発明のカメラシステムは、上記固体撮像装置を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、シェーディングを発生させることなくランダム雑音を抑えることが可能な固体撮像装置を備えるため、高画質化を実現できる。
本発明によれば、単位画素で発生するランダム雑音を低減し、さらに行および列方向のシェーディングを抑えた高画質な積層型イメージセンサを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る積層型の固体撮像装置のチップ構成を示す図である。 同実施形態に係る画素部およびその周辺回路の構成の詳細を示す図である。 同実施形態に係る単位画素の断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像装置の動作を説明するための回路図である。 同実施形態に係るリセット信号制御回路の回路例を示す図である。 同実施形態に係るリセット信号制御回路の回路例を示す図である。 同実施形態に係るリセット信号制御回路の回路例を示す図である。 同実施形態に係るリセット信号制御回路の回路例を示す図である。 同実施形態に係るリセット信号制御回路の回路例を示す図である。 同実施の形態に係る固体撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 比較例としての固体撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 比較例としての固体撮像装置および同実施の形態に係る固体撮像装置におけるリセット信号の波形を示す図である。 同実施の形態に係る固体撮像装置の単位画素の構成および行方向に並ぶ単位画素でのリセット信号の波形を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る積層型の固体撮像装置の単位画素の構成および行方向に並ぶ単位画素でのリセット信号の波形を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る積層型の固体撮像装置の単位画素の構成および行方向に並ぶ単位画素でのリセット信号の波形を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る積層型の固体撮像装置のチップ構成を示す図である。 同実施形態に係る画素部およびその周辺回路の構成の詳細を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る積層型の固体撮像装置のチップ構成を示す図である。 本発明の第6の実施形態に係る積層型の固体撮像装置の回路図である。 同実施の形態に係る固体撮像装置における列方向に並ぶ単位画素でのフィードバック信号の波形を示す図である。 本発明の第7の実施形態に係る積層型の固体撮像装置の単位画素の構成および行方向に並ぶ単位画素42でのリセット信号の波形を示す図である。 本発明の第8の実施形態に係る積層型の固体撮像装置のチップ構成を示す図である。 同実施形態に係る画素部およびその周辺回路の構成の詳細を示す図である。 本発明の第9の実施形態に係る積層型の固体撮像装置のチップ構成を示す図である。 本発明の第10の実施形態に係る積層型の固体撮像装置の回路図である。 本発明の第11の実施形態に係るカメラシステムのブロック図である。
以下、本発明の実施の形態における固体撮像装置およびカメラシステムについて、図面を参照しながら説明する。
なお、図面において、実質的に同一の構成、動作、および効果を表す要素については、同一の符号を付す。また、以下において記述される数値は、すべて本発明を具体的に説明するために例示するものであり、本発明は例示された数値に制限されない。さらに、構成要素間の接続関係は、本発明を具体的に説明するために例示するものであり、本発明の機能を実現する接続関係はこれに限定されない。さらにまた、FETのソース電極およびドレイン電極は同一の構造および機能である場合が殆どであり、明確に区別されないことも多いが、以下の説明では便宜上、信号が入力される電極をソース電極、出力される電極をドレイン電極と表記する。
(第1の実施形態)
図1は本実施形態に係る積層型の固体撮像装置のチップ構成を示している。図2Aは画素部43およびその周辺回路の構成の詳細を示している。図2Bは単位画素42の断面図を示している。図3は、本実施の形態に係る固体撮像装置の回路図である。なお、図2Aにおいて、単位画素42は「2行2列」分だけ記載されているが、単位画素42の行数及び列数は任意に設定されてよい。
図1に示すように、固体撮像装置つまりセンサチップ52は、画素リセット信号線7、画素アドレス信号線8、垂直信号線9、フィードバック線16、列選択トランジスタ27、列走査回路(水平走査部)29、水平信号線30、出力アンプ31、行走査回路(垂直走査部)33、マルチプレクサ回路(MUX)41、VOUT端子32、画素部43、フィードバック回路44、CDS(Correlated Double Sampling)回路45、タイミング制御回路50、基準電圧発生回路51およびリセット信号制御回路60を備える。
画素部43では、複数の単位画素42が半導体基板で行列状に配置され、単位画素42の列毎に垂直信号線9が設けられている。センサチップ52内において、画素部43の単位画素42は行走査回路33とマルチプレクサ回路41とによって選択される。
図2Aに示すように、各単位画素42は、光電変換部1と、一端が光電変換部1と接続された蓄積部2と、ソースが垂直信号線9と接続され、ドレインが電源線6と接続され、ゲートが蓄積部2と接続された増幅トランジスタ4と、ゲートが画素リセット信号線7に接続され、ドレインがフィードバック線16と接続されたリセットトランジスタ3と、増幅トランジスタ4と直列に接続された選択トランジスタ5とを有している。なお、選択トランジスタ5は、増幅トランジスタ4のソースと垂直信号線9との間に挿入されているが、増幅トランジスタ4のドレインと電源線6との間に挿入されてもよい。
図2Bに示すように、シリコンからなる半導体基板71に増幅トランジスタ4、選択トランジスタ5及びリセットトランジスタ3が形成されている。増幅トランジスタ4は、ゲート電極72と、ドレインである拡散層73及びソースである拡散層74とを有している。選択トランジスタ5はゲート電極75と、ドレインである拡散層74及びソースである拡散層76とを有している。増幅トランジスタ4のソースと選択トランジスタ5のドレインとは、共通の拡散層74である。リセットトランジスタ3は、ゲート電極77と、ドレインである拡散層78及びソースである拡散層79とを有している。拡散層73と拡散層78とは素子分離領域80により分離されている。
半導体基板71の上には、各トランジスタを覆うように絶縁膜84が形成されている。絶縁膜84の上には光電変換部1が形成されている。光電変換部1は、半導体基板の上方に形成されたアモルファスシリコン等からなる光電変換する光電変換膜81と、光電変換膜81の半導体基板71側の面に形成された画素電極82と、光電変換膜81の画素電極82と反対側の面に形成された透明電極83とを有する。画素電極82は、コンタクト85を介して増幅トランジスタ4のゲート電極72及びリセットトランジスタ3のソースである拡散層78と接続されている。画素電極82と接続された拡散層78は蓄積ダイオード(蓄積部2)として機能する。
行走査回路33は、画素リセット信号線7および画素アドレス信号線8等を介して画素部43に種々のタイミング信号を供給する。列走査回路29は、列選択トランジスタ27に列選択信号28を供給することにより、画素部43の信号を順次水平信号線30へ読み出させる。出力アンプ31は、水平信号線30を介して伝達された信号を増幅してVOUT端子32に出力する。
画素リセット信号線7は、リセット信号が伝達する信号線であり、対応する行の単位画素42の信号をリセットするために単位画素42の行ごとに設けられている。
フィードバック回路44は、反転増幅器から構成され、入力が垂直信号線9と接続され、出力がフィードバック線16に接続されている。フィードバック線16は、フィードバック回路44(フィードバックアンプ12)の出力信号(フィードバック信号)を対応する列の単位画素42にフィードバックするために垂直信号線9毎に設けられている。
フィードバック回路44は、垂直信号線9と接続された反転増幅器であるフィードバックアンプ12と、垂直信号線リセットトランジスタ制御信号15によりゲートが制御される垂直信号線リセットトランジスタ14と、フィードバック線リセットトランジスタ制御信号18によりゲートが制御されるフィードバック線リセットトランジスタ17とを有する。フィードバックアンプ12の出力はリセットトランジスタ3のドレインに接続されており、選択トランジスタ5とリセットトランジスタ3が導通状態にある時、選択トランジスタ5の出力を受け取り、増幅トランジスタ4のゲート電位が一定になるようにフィードバック動作する。このとき、フィードバックアンプ12の出力は、0Vもしくは0V近傍の正電圧となる。
CDS回路45は、垂直信号線9毎に設けられ、対応する垂直信号線9における任意の異なる二つのタイミングにおける電位差、つまりリセット動作時の電位(リセットトランジスタ3がオンしている時の垂直信号線9の電位)と信号出力動作時の電位(リセットトランジスタ3がオフしている時の垂直信号線9の電位)との差に応じた信号をCDS出力ノード26から出力する。
CDS回路45は、コンデンサ19および25と、サンプルトランジスタ制御信号21でオンオフが制御されるサンプルトランジスタ20と、クランプトランジスタ制御信号23でオンオフが制御され、クランプ信号線24と接続されたクランプトランジスタ22とを有する。
垂直信号線9には、画素負荷トランジスタ制御線11でオンオフが制御される画素負荷トランジスタ10が接続されている。
タイミング制御回路50は、行走査回路33に垂直走査信号40を供給し、マルチプレクサ回路41に行選択信号35およびリセット信号36を供給し、列走査回路29に水平走査信号39を供給する。タイミング制御回路50は、行選択信号35およびリセット信号36を生成する。
マルチプレクサ回路41は、画素リセット信号スイッチ37および画素アドレス信号スイッチ38から構成され、行選択信号34に基づいて行選択信号35およびリセット信号36の画素部43への出力を制御する。マルチプレクサ回路41は、タイミング制御回路50と単位画素42との間に設けられ、リセット信号36を所定行の単位画素42に対応する画素リセット信号線7に選択的に供給する。
基準電圧発生回路51は、フィードバック回路44にフィードバックAMP基準信号13を供給する。
リセット信号制御回路60は、リセットトランジスタ3のゲートに印加すべきリセット信号36の波形を調整する波形調整部である。リセット信号制御回路60は、タイミング制御回路50から出力されたリセット信号36に含まれるリセットパルス(リセットトランジスタ3のオンオフを制御するパルス)の後縁の波形に傾斜を付与する、言い換えると立ち下がりエッジに傾斜を付与するようリセット信号36の波形を調整し、リセットトランジスタ3のゲートに供給する。
リセット信号制御回路60の回路例を図4A〜図4Eに示す。
リセット信号制御回路60は、図4Aの様に抵抗値Rの抵抗素子1001で構成されても、図4Bの様に抵抗素子1002およびコンデンサ1003を有するRCのフィルタ回路で構成されても良い。なお、図4Bには、RCのフィルタ回路を記したが、フィルタ回路構成は、タイミング制御回路50から出力されるリセット信号36に含まれるリセットパルスの後縁の立ち下がり波形を調整出来れば、これに限定しない。また、図4Bのリセット信号制御回路60は、図4Cの様に抵抗素子1002およびコンデンサ1003の値を回路的に変更可能な構成にして複数のフィルタ係数に変更可能な構成とされてもよい。
リセット信号制御回路60は、図4Dの様に、複数の抵抗素子つまり抵抗値R1の抵抗素子1004、抵抗値R2の抵抗素子1005および抵抗値R3の抵抗素子1006とセレクタ1008とを有し、抵抗値を選択可能な回路で構成されてもよい。リセット信号制御回路60内の抵抗値はR3>R2>R1になっており、抵抗値選択信号1007によって、セレクタ1008で選択した抵抗値を通過してリセット信号36がリセットトランジスタ3のゲートへ入力される。図4Dのリセット信号制御回路60では、R3はR1に比べて抵抗値が大きいので、リセット信号が鈍り、リセットに必要な時間が長くなる。なお、図4Dでは、抵抗値を3種類選択可能な場合を記載したが、選択可能な抵抗値数は限定しない。
リセット信号制御回路60は、図4Eの様に、テーパード回路で構成されてもよい。この場合には、各単位画素42のアナログ出力のデジタル変換に用いられるDAC回路(D/Aコンバーター回路)をリセット信号制御回路60と兼用してもよい。具体的には、DAC回路で生成したアナログ/デジタル変換に用いている波形をテーパードリセット信号として用いても構わないし、アナログ/デジタル変換にDAC回路を使用していない時に、DAC回路を用いてテーパードリセット信号を生成しても構わない。この場合、タイミング制御回路50からテーパードリセット信号を選択する信号を出力するようにして、リセット信号制御回路60で選択し、該当した場合はリセットトランジスタ3のゲートにテーパードリセット信号を印加する。
なお、リセット信号制御回路60は、タイミング制御回路50内に設けられてもよい。
次に、本実施の形態に係る固体撮像装置の動作を説明する。
図5は、本実施の形態に係る固体撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。図6は、比較例としての固体撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。図7(a)は比較例としての固体撮像装置におけるリセット信号の波形を示す図であり、図7(b)は本実施の形態に係る固体撮像装置におけるリセット信号の波形を示す図である。
本実施の形態に係る固体撮像装置において、積層膜である光電変換部1により光が電気信号Sに変換されて、電気信号Sは蓄積部2で蓄えられる。ここで選択トランジスタ5をオンにすると、この電気信号Sは、増幅トランジスタ4と画素負荷トランジスタ10とにより形成されるソースフォロア回路でインピーダンス変換され、垂直信号線9を介して、CDS回路45に入力される。そして、CDS回路45で電気信号Sは一旦サンプルホールドされる。
次に、単位画素42内に画素リセット信号線7を介してリセットトランジスタ3のゲートを制御するリセット信号36が入れられて、リセットトランジスタ3がオンすると、先ほど蓄積部2で蓄えられた電気信号Sがリセット(初期化)される。
このとき、リセット時の蓄積部2の電気信号をNとすると、フィードバック線16に一定電圧ではなく、ランダムノイズを含んだ画素信号Nをフィードバック回路44で反転増幅した信号にして入力することで、蓄積部2の熱ノイズを打ち消させることができる。
しかしながら、リセット信号36を図7(a)に示されるような急峻な矩形波で印加すると、図6に示されるように、蓄積部2に熱ノイズが発生する。すなわち蓄積部2は、リセット信号36によってフィードバック線16の信号レベルでリセットされるべきところが、さらに熱ノイズが重畳した状態となり、これがランダムノイズの原因となる。このときの電気信号Nはランダムノイズが載ったままの状態で、先の電気信号Sと同じ経路でCDS回路45に入力されて、CDS回路45でサンプルホールドされる。
これに対し、画素リセット信号線7に印加するリセット信号36を急峻な矩形波ではなく、図7(b)に示されるようなリセットパルスの後縁に緩やかな傾きをもった波形とし、この波形のリセット信号36でリセットを行うソフトリセット動作をさせることで、図5に示されるように、熱ノイズ自身の発生量を低減することができる。これにより、電気信号Nのランダムノイズを大幅に少なくすることができる。さらに、ソフトリセット動作におけるリセットパルスの後縁を、図7(b)に示されるように、熱ノイズの発生を十分に抑えることが可能な時間、例えば数百nsecから数十μsecの期間をかけて立ち下げるいわゆるテーパー波形にすることで、熱ノイズを極めて大きく低減することができ、高画質化が確実に可能になる。
例えば、リセットパルスの後縁の変化(立ち下がり)の開始からリセットトランジスタ3がオフになるまでのテーパー波形の時間、つまりリセットトランジスタ3のソフトリセット時間は、選択トランジスタ5のゲートに供給される行選択信号35に含まれる行選択パルス(選択トランジスタ5のオンオフを制御するパルス)の後縁の変化(立ち下がり)の開始から選択トランジスタ5がオフになるまでの時間、例えば数十nsecに対して十倍以上、例えば100倍長い。
次に、CDS回路45で電気信号Sと電気信号Nとが差分されて、差分がCDS出力ノード26に出力され、画素信号Pとして扱われる。このとき、図6では画素信号Pには先のランダムノイズ成分の影響が残ってしまう。
最後に、列走査回路29からの列選択信号28により列選択トランジスタ27がオンすることで、先の画素信号Pは水平信号線30に読み出されて、出力アンプ31で増幅後にVOUT端子32から外部出力される。
ここで、本実施の形態に係る固体撮像装置において、リセットトランジスタ3のゲート長は、マルチプレクサ回路41に近い単位画素42(第1の単位画素)のリセットトランジスタ3ほど大きく、マルチプレクサ回路41から遠い(距離の近い単位画素42との比較でマルチプレクサ回路41から遠い)単位画素42(第2の単位画素)のリセットトランジスタ3ほど小さい。
図8は、本実施の形態に係る固体撮像装置の単位画素42の構成および行方向に並ぶ単位画素42でのリセット信号との関係を示す図である。
単位画素42内の画素リセット信号線7には抵抗と寄生容量があるため、CR時定数の影響を無視できない。特に画素数の多いセンサチップ52になると、リセット信号36の発生源から距離が遠い単位画素42には、電圧が印加しにくいため、理想的なソフトリセットを全単位画素42に均一に行うことが難しい。しかしながら、本実施の形態に係る固体撮像装置では、同じ行の単位画素42のリセットトランジスタ3のゲートサイズ(ゲート長)は、マルチプレクサ回路41から近い距離の単位画素42ほど大きく、マルチプレクサ回路41から遠い距離の単位画素42ほど小さい。言い換えると、マルチプレクサ回路41から遠い単位画素42のリセットトランジスタ3ほどオン抵抗の成分が小さい。従って、均一な波形のリセット信号36を全単位画素42に印加することができ、リセットトランジスタ3のソフトリセット時間を行方向に並ぶ同じ行の各単位画素42で揃えて均一にすることができる。その結果、行方向の各単位画素42で同じソフトリセットを掛けることが可能となり、全単位画素42で同程度のランダムノイズが低減できるので、列シェーディングを抑えることができる。
以上のように本実施の形態に係る固体撮像装置によれば、ソフトリセット動作を行うため、単位画素42内のリセットトランジスタ3で発生する熱ノイズを低減することができ、高画質化が可能となる。このとき、行方向に並ぶ同じ行の各単位画素42のリセットトランジスタ3に対して同一波形のリセット信号を入力できるため、ランダム雑音の低減効果が各単位画素42で揃えられ、シェーディングは抑えられる。
なお、本実施の形態に係る固体撮像装置において、マルチプレクサ回路41からの配線距離でなく、タイミング制御回路50からの配線距離に応じてリセットトランジスタ3のゲートサイズを変化させてもよい。
(第2の実施形態)
本実施の形態に係る固体撮像装置は、マルチプレクサ回路41と異なる距離の単位画素42でリセットトランジスタ3のゲート長を変化させるのではなく、リセットトランジスタ3の閾値電圧Vtを変化させるという点で第1の実施形態の固体撮像装置と異なる。
図9は、本実施の形態に係る積層型の固体撮像装置の単位画素42の構成および行方向に並ぶ単位画素42でのリセット信号の波形を示す図である。
本実施形態に係る固体撮像装置において、同じ行の単位画素42のリセットトランジスタ3の閾値電圧Vtは、マルチプレクサ回路41から近い距離の単位画素42で高く、この距離の近い単位画素42との比較でマルチプレクサ回路41から遠い距離の単位画素42で低い。これにより、ソフトリセット時間を行方向に並ぶ同じ行の単位画素42で揃えて均一にして同程度のランダムノイズ低減効果を施し、列シェーディングを抑えることができる。
以上のように本実施の形態に係る固体撮像装置によれば、シェーディングを発生させることなくランダム雑音を抑圧することができる。
なお、本実施の形態に係る固体撮像装置において、マルチプレクサ回路41からの配線距離でなく、タイミング制御回路50からの配線距離に応じてリセットトランジスタ3の閾値電圧Vtを変化させてもよい。
(第3の実施形態)
本実施の形態に係る固体撮像装置は、マルチプレクサ回路41と異なる距離の単位画素42でリセットトランジスタ3のゲート長を変化させるのではなく、画素リセット信号線7の単位長さあたりの配線抵抗を変化させるという点で第1の実施形態の固体撮像装置と異なる。
図10は、本実施の形態に係る積層型の固体撮像装置の単位画素42の構成および行方向に並ぶ単位画素42でのリセット信号の波形を示す図である。
本実施形態に係る固体撮像装置において、マルチプレクサ回路41とマルチプレクサ回路41に近い単位画素42とをつなぐ画素リセット信号線7の単位長さあたりの配線抵抗は、そのマルチプレクサ回路41に近い単位画素42とマルチプレクサ回路41より遠い単位画素42とをつなぐ画素リセット信号線7の単位長さあたりの配線抵抗より大きい。つまり、マルチプレクサ回路41とリセットトランジスタ3のゲートとの間の距離が遠くなるにつれて、画素リセット信号線7の単位あたりの抵抗が小さくなっている。これにより、画素リセット信号線7で、マルチプレクサ回路41とマルチプレクサ回路41から近い距離の単位画素42とをつなぐ部分の配線抵抗と、マルチプレクサ回路41とマルチプレクサ回路41から遠い距離の単位画素42とをつなぐ部分の配線抵抗との差が小さくなる。その結果、配線抵抗によるCR時定数の影響を極力なくすことができ、ソフトリセット時間を行方向に並ぶ同じ行の各単位画素42で揃えて均一にして同程度のランダムノイズ低減効果を施し、列シェーディングを抑えることができる。
例えば、マルチプレクサ回路41とマルチプレクサ回路41に近い単位画素42とをつなぐ画素リセット信号線7と、そのマルチプレクサ回路41に近い単位画素42とマルチプレクサ回路41より遠い単位画素42とをつなぐ画素リセット信号線7とで異なる配線構造とされる。具体的には、マルチプレクサ回路41からマルチプレクサ回路41に近い単位画素42までの画素リセット信号線7がポリシリコン配線のみで構成される。そして、その距離の近い単位画素42からマルチプレクサ回路41より少し遠い単位画素42までの画素リセット信号線7がポリシリコン配線をアルミニウム配線および銅配線等の単層のメタル配線で裏打ち配線したもので構成される。さらに、その距離の少し遠い単位画素42からマルチプレクサ回路41よりかなり遠い単位画素42までの画素リセット信号線7がポリシリコン配線をアルミニウム配線および銅配線等の複数層のメタル配線で裏打ち配線したもので構成される。
以上のように本実施の形態に係る固体撮像装置によれば、シェーディングを発生させることなくランダム雑音を抑圧することができる。
なお、本実施の形態に係る固体撮像装置において、マルチプレクサ回路41からの配線距離でなく、タイミング制御回路50からの配線距離に応じて画素リセット信号線7の単位あたりの抵抗を変化させてもよい。
なお、本実施の形態に係る固体撮像装置において、ポリシリコン配線の配線層数を変えることで画素リセット信号線7の単位長さあたりの配線抵抗を変更してもよい。また、配線の太さを変えることで画素リセット信号線7の単位長さあたりの配線抵抗を変更してもよい。
(第4の実施形態)
図11は本実施形態に係る積層型の固体撮像装置のチップ構成を示している。図12は画素部43およびその周辺回路の構成の詳細を示している。なお、図12において、単位画素42は「2行2列」分だけ記載されているが、単位画素42の行数及び列数は任意に設定されてよい。
本実施形態に係る固体撮像装置は、マルチプレクサ回路41と異なる距離の単位画素42でリセットトランジスタ3のゲート長を変化させるのではなく、画素リセット信号線7上に一定の間隔でゲイン1のボルテージフォロア等の増幅器61を配置しているという点で第1の実施形態の固体撮像装置と異なる。
少なくとも1つのリセットトランジスタ3のゲートは、増幅器61を介して画素リセット信号線7と接続される。
増幅器61は、画素部43で2000個の単位画素42が行方向に並んでいる場合、例えば500個の単位画素42に対して1つ設けられる。増幅器61は、リセット信号36をインピーダンス変換し、リセット信号36のドライブ能力を強化することで遅延や減衰を抑えている。これにより、ソフトリセット時間を行方向に並ぶ同じ行の各単位画素42で揃えて均一にして同程度のランダムノイズ低減効果を施し、列シェーディングを抑えることができる。
以上のように本実施の形態に係る固体撮像装置によれば、シェーディングを発生させることなくランダム雑音を抑圧することができる。
(第5の実施形態)
図13は本実施形態に係る積層型の固体撮像装置のチップ構成を示している。
本実施形態に係る固体撮像装置は、画素リセット信号線7上に1つだけ増幅器61を配置しているという点で第4の実施形態の固体撮像装置と異なる。
同じ行の全てのリセットトランジスタ3のゲートは、増幅器61を介して画素リセット信号線7と接続される。
増幅器61は、リセット信号36をインピーダンス変換し、リセット信号36のドライブ能力を強化することで遅延や減衰を抑えている。これにより、ソフトリセット時間を行方向に並ぶ同じ行の各単位画素42で揃えて均一にして同程度のランダムノイズ低減効果を施し、列シェーディングを抑えることができる。
1個の増幅器61ではドライブ能力を確保するために増幅器61の回路規模が大きくなるため、画素ピッチが微細化されている場合には、図11のように小さなサイズの増幅器61を一定間隔で刻んで挿入することが好ましい。しかし、画素数が少なくドライブする画素リセット信号線7自体の寄生容量や抵抗が少ないか、あるいは一眼レフのように画素ピッチが大きい場合には、増幅器61の回路規模が大きくなってもよいため、1個の増幅器61が適用される。
以上のように本実施の形態に係る固体撮像装置によれば、シェーディングを発生させることなくランダム雑音を抑圧することができる。
(第6の実施形態)
本実施形態に係る積層型の固体撮像装置は、マルチプレクサ回路41と異なる距離の単位画素42でリセットトランジスタ3のゲート長を変化させるのではなく、フィードバックアンプ12の出力と異なる距離の単位画素42でリセットトランジスタ3のドレインを構成する拡散領域の容量を変化させているという点で第1の実施形態の固体撮像装置と異なる。
図14は本実施形態に係る固体撮像装置の回路図である。
本実施形態に係る固体撮像装置において、各単位画素42でフィードバックアンプ12の出力とリセットトランジスタ3のドレインとの間にフィードバック選択トランジスタ46が挿入されている。そして、同じフィードバックアンプ12と接続された同じ列の単位画素42のリセットトランジスタ3のドレインの拡散容量(例えば、ドレインの面積および不純物濃度)が、フィードバックアンプ12の出力から近い距離の単位画素42(第1の単位画素)で大きく、フィードバックアンプ12の出力から遠い距離の単位画素42(第2の単位画素)で小さい。
図15は、本実施の形態に係る固体撮像装置における列方向に並ぶ単位画素42でのフィードバック信号の波形を示す図である。なお、図15において、「対策未フィードバック信号」とはドレインの拡散容量が各単位画素42で同じ場合の単位画素42でのフィードバック信号を示し、「対策後フィードバック信号」とは本実施形態に係る各単位画素42でのフィードバック信号を示している。
フィードバック線16には抵抗と寄生容量があるため、CR時定数の影響を無視できない。また、リセットの時間は数μsecと短いため、フィードバック信号が安定する前にソフトリセット動作が終了する。フィードバック信号の発生源(フィードバックアンプ12)から距離が遠い単位画素42では、信号の遅延量が大きくなるため、同じ位相のフィードバック信号を列方向に並ぶ単位画素42に供給することが難しい。しかしながら、本実施の形態に係る固体撮像装置では、リセット時にフィードバックアンプ12の出力と各単位画素42のリセットトランジスタ3のドレインとが1対1になるため、各単位画素42のリセットトランジスタ3のドレイン拡散容量を調整することで、フィードバック信号の遅延量を列方向の単位画素42で合わせることができる。従って、配線遅延を均一化することで単位画素42に入力されるフィードバック信号の位相を列方向に並ぶ同じ列の単位画素42のそれぞれで揃え、つまりフィードバック信号の列方向に並ぶ同じ列の単位画素42での位相差を抑え、均一なフィードバック信号をリセットトランジスタ3のドレインに返すことができる。その結果、列方向に並ぶ同じ列の各単位画素42で同程度のランダムノイズ低減効果を施し、行シェーディングを抑えることができる。
以上のように本実施の形態に係る固体撮像装置によれば、シェーディングを発生させることなくランダム雑音を抑圧することができる。
(第7の実施形態)
本実施の形態に係る固体撮像装置は、フィードバックアンプ12の出力と異なる距離の単位画素42でリセットトランジスタ3のドレイン拡散容量を変化させるのではなく、フィードバック線16の単位長さあたりの配線抵抗を変化させるという点で第6の実施形態の固体撮像装置と異なる。
図16は、本実施の形態に係る積層型の固体撮像装置の単位画素42の構成および行方向に並ぶ単位画素42でのリセット信号の波形を示す図である。なお、図16において、「対策未フィードバック信号」とはフィードバック線16の単位長さあたりの配線抵抗が各単位画素42で同じ場合の単位画素42でのフィードバック信号を示し、「対策後フィードバック信号」とは本実施形態に係る各単位画素42でのフィードバック信号を示している。
本実施形態に係る固体撮像装置において、フィードバックアンプ12の出力からフィードバックアンプ12の出力に近い単位画素42までのフィードバック線16の単位長さあたりの配線抵抗は、フィードバックアンプ12の出力に近い単位画素42からフィードバックアンプ12の出力より遠い単位画素42(第2の単位画素)までのフィードバック線16の単位長さあたりの配線抵抗より大きい。つまり、フィードバックアンプ12の出力とリセットトランジスタ3のドレインとの間の距離が遠くなるにつれて、フィードバック線16の単位あたりの抵抗が小さくなっている。これにより、フィードバック線16で、フィードバックアンプ12の出力とフィードバックアンプ12の出力から近い単位画素42とをつなぐ部分の配線抵抗が、そのフィードバックアンプ12の出力から近い単位画素42とフィードバックアンプ12の出力より遠い単位画素42とをつなぐ部分の配線抵抗より大きくなる。その結果、配線抵抗によるCR時定数の影響を極力なくして配線遅延を均一化することで単位画素42に入力されるフィードバック信号の列方向に並ぶ同じ列の単位画素42での位相差を抑え、均一なフィードバック信号をリセットトランジスタ3のドレインに返すことができる。その結果、列方向に並ぶ同じ列の各単位画素42で同程度のランダムノイズ低減効果を施し、行シェーディングを抑えることができる。
例えば、フィードバックアンプ12の出力とフィードバックアンプ12の出力に近い単位画素42とをつなぐフィードバック線16と、そのフィードバックアンプ12の出力に近い単位画素42とフィードバックアンプ12の出力より遠い単位画素42とをつなぐフィードバック線16とで異なる配線構造とされる。具体的に、フィードバックアンプ12の出力からフィードバックアンプ12の出力に近い単位画素42までのフィードバック線16が1層のポリシリコン配線で構成される。そして、そのフィードバックアンプ12の出力に近い単位画素42からフィードバックアンプ12の出力より少し遠い単位画素42までのフィードバック線16が2層のポリシリコン配線で構成される。さらに、そのフィードバックアンプ12の出力より少し遠い単位画素42からフィードバックアンプ12の出力よりかなり遠い単位画素42までのフィードバック線16が3層のポリシリコン配線で構成される。
以上のように本実施の形態に係る固体撮像装置によれば、シェーディングを発生させることなくランダム雑音を抑圧することができる。
なお、本実施の形態に係る固体撮像装置において、第3の実施形態のようにフィードバック線16の配線材料を変えることで単位長さあたりの配線抵抗を変更してもよい。また、配線の太さを変えることでフィードバック線16の単位長さあたりの配線抵抗を変更してもよい。
(第8の実施形態)
図17は本実施形態に係る積層型の固体撮像装置のチップ構成を示している。図18は画素部43およびその周辺回路の構成の詳細を示している。なお、図18において、単位画素42は「2行2列」分だけ記載されているが、単位画素42の行数及び列数は任意に設定されてよい。
本実施形態に係る固体撮像装置は、フィードバックアンプ12の出力と異なる距離の単位画素42でリセットトランジスタ3のドレイン拡散容量を変化させるのではなく、フィードバック線16上に一定の間隔でゲイン1のボルテージフォロア等の増幅器61を配置しているという点で第1の実施形態の固体撮像装置と異なる。
少なくとも1つのリセットトランジスタ3のドレインは、増幅器61を介してフィードバック線16と接続される。
増幅器61は、画素部43で2000個の単位画素42が列方向に並んでいる場合、例えば500個の単位画素42に対して1つ設けられる。増幅器61は、フィードバック信号をインピーダンス変換し、フィードバック信号のドライブ能力を強化することで遅延や減衰を抑えている。これにより、単位画素42に入力されるフィードバック信号の位相を列方向に並ぶ同じ列の単位画素42のそれぞれで揃え、位相の揃った均一なフィードバック信号をリセットトランジスタ3のドレインに返すことができる。その結果、列方向に並ぶ同じ列の各単位画素42で同程度のランダムノイズ低減効果を施し、行シェーディングを抑えることができる。
以上のように本実施の形態に係る固体撮像装置によれば、シェーディングを発生させることなくランダム雑音を抑圧することができる。
また、本実施の形態に係る固体撮像装置によれば、フィードバックアンプ12の出力とフィードバック線16の配線容量との間に増幅器61が挿入される。従って、フィードバック線16の配線容量がフィードバックアンプ12の入出力容量にのってゲインが列方向に並ぶ同じ列の各単位画素42でばらつくのを抑えることができ、同程度のランダムノイズ低減効果を施して行シェーディングを抑えることができる。
(第9の実施形態)
図19は本実施形態に係る積層型の固体撮像装置のチップ構成を示している。
本実施形態に係る固体撮像装置は、フィードバック線16上に1つだけ増幅器61を配置しているという点で第8の実施形態の固体撮像装置と異なる。
同じ列の全てのリセットトランジスタ3のドレインは、増幅器61を介してフィードバック線16と接続される。
増幅器61は、フィードバック信号をインピーダンス変換し、フィードバック信号のドライブ能力を強化することで遅延や減衰を抑えている。これにより、位相の揃った均一なフィードバック信号をリセットトランジスタ3のドレインに返すことができる。その結果、列方向に並ぶ同じ列の各単位画素42で同程度のランダムノイズ低減効果を施し、行シェーディングを抑えることができる。
1個の増幅器61ではドライブ能力を確保するために増幅器61の回路規模が大きくなるため、画素ピッチが微細化されている場合には、図17のように小さなサイズの増幅器61を一定間隔で刻んで挿入することが好ましい。しかし、画素数が少なくドライブするフィードバック線16自体の寄生容量や抵抗が少ないか、あるいは一眼レフのように画素ピッチが大きい場合には、増幅器61の回路規模が大きくなってもよいため、1個の増幅器61が適用される。
以上のように本実施の形態に係る固体撮像装置によれば、シェーディングを発生させることなくランダム雑音を抑圧することができる。
また、本実施の形態に係る固体撮像装置によれば、フィードバックアンプ12の出力とフィードバック線16の配線容量との間に増幅器61が挿入される。従って、フィードバック線16の配線容量がフィードバックアンプ12の入出力容量にのってゲインが列方向に並ぶ同じ列の各単位画素42でばらつくのを抑えることができ、同程度のランダムノイズ低減効果を施して行シェーディングを抑えることができる。
(第10の実施形態)
図20は、本実施の形態に係る積層型の固体撮像装置の回路図である。
本実施形態に係る固体撮像装置は、反転増幅器が差動増幅型でなく1入力型(例えばインバータ)であるという点で第1〜9の実施形態の固体撮像装置と異なる。この構成によれば、一般的な差動増幅器よりも反転増幅器を小型化でき、基準信号が内部発生できるため、ノイズ対策が必要なく、小型化、低コスト化および高性能化が同時に実現できる。
以上のように本実施の形態に係る固体撮像装置によれば、シェーディングを発生させることなくランダム雑音を抑圧することができる。
(第11の実施形態)
図21は、本実施の形態に係るカメラシステムのブロック図である。
このカメラシステムは、レンズ600と、第1〜10の実施形態の固体撮像装置601と、駆動回路602と、外部インターフェイス部604とを備える。
上記構成を有するカメラにおいて、外部に信号が出力されるまでの処理は以下のような順序に沿っておこなわれる。
(1)レンズ600を光が通過し、固体撮像装置601に入る。
(2)信号処理部603は、駆動回路602を通して固体撮像装置601を駆動し、固体撮像装置601からの出力信号を取り込む。
(3)信号処理部603で処理した信号を、外部インターフェイス部604を通して外部に出力する。
以上説明したように、本実施形態に係るカメラシステムは、シェーディングを発生させることなくランダム雑音を抑圧することが可能な固体撮像装置601を備えるため、高画質化を実現できる。
以上、本発明の固体撮像装置およびカメラシステムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、複数の実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態では、リセットトランジスタ3および選択トランジスタ5がn型MOSトランジスタであり、そのゲートに入力されるリセット信号および行選択信号に含まれるリセットパルスおよび行選択パルスが正パルス(上向きのパルス)であり、リセットパルスおよび行選択パルスの後縁が立ち下がりエッジである例について説明した。しかし、リセットトランジスタ3および選択トランジスタ5がp型MOSトランジスタである場合には、そのゲートに入力されるリセット信号および行選択信号に含まれるリセットパルスおよび行選択パルスが負パルス(下向きのパルス)であり、リセットパルスおよび行選択パルスの後縁が立ち上がりエッジとなる。
また、上記実施形態のそれぞれを組み合わせてもよく、列シェーディング及び行シェーディングを共に抑えるために、例えば第1〜5の実施形態の固体撮像装置の構成に第6〜9の実施形態の固体撮像装置の構成を付加してもよい。この場合には、例えばマルチプレクサ回路41と異なる距離の単位画素42でリセットトランジスタ3のゲート長が変化されると共に、フィードバックアンプ12の出力と異なる距離の単位画素42でリセットトランジスタ3のドレインを構成する拡散領域の容量が変化される。
本発明は、固体撮像装置およびカメラシステムに応用でき、特にランダムノイズが少なくかつ行列間のシェーディング補正が可能であり、高画質なデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯端末用カメラ、車載用カメラ、街頭カメラ、防犯用カメラおよび医療用カメラなどに応用できる。
1 光電変換部
2 蓄積部
3 リセットトランジスタ
4 増幅トランジスタ
5 選択トランジスタ
6 電源線
7 画素リセット信号線
8 画素アドレス信号線
9 垂直信号線
10 画素負荷トランジスタ
11 画素負荷トランジスタ制御線
12 フィードバックアンプ
13 フィードバックAMP基準信号
14 垂直信号線リセットトランジスタ
15 垂直信号線リセットトランジスタ制御信号
16 フィードバック線
17 フィードバック線リセットトランジスタ
18 フィードバック線リセットトランジスタ制御信号
19、25、1003 コンデンサ
20 サンプルトランジスタ
21 サンプルトランジスタ制御信号
22 クランプトランジスタ
23 クランプトランジスタ制御信号
24 クランプ信号線
26 CDS出力ノード
27 列選択トランジスタ
28 列選択信号
29 列走査回路
30 水平信号線
31 出力アンプ
32 VOUT端子
33 行走査回路
34、35 行選択信号
36 リセット信号
37 画素リセット信号スイッチ
38 画素アドレス信号スイッチ
39 水平走査信号
40 垂直走査信号
41 マルチプレクサ回路
42 単位画素
43 画素部
44 フィードバック回路
45 CDS回路
46 フィードバック選択トランジスタ
50 タイミング制御回路
51 基準電圧発生回路
52 センサチップ
60 リセット信号制御回路
61 増幅器
71 半導体基板
72、75、77 ゲート電極
73、74、76、78、79 拡散層
80 素子分離領域
81 光電変換膜
82 画素電極
83 透明電極
84 絶縁膜
85 コンタクト
600 レンズ
601 固体撮像装置
602 駆動回路
603 信号処理部
604 外部インターフェイス部
1001、1002、1004、1005、1006 抵抗素子
1007 抵抗値選択信号
1008 セレクタ

Claims (12)

  1. 半導体基板で行列状に配置された複数の単位画素と、
    前記単位画素の列ごとに設けられた垂直信号線と、
    前記垂直信号線と接続された反転増幅器と、
    前記反転増幅器の出力信号を対応する列の前記単位画素にフィードバックするために前記単位画素の列ごとに設けられたフィードバック線と、
    前記単位画素の信号をリセットするために前記単位画素の行ごとに設けられたリセット信号線と、
    前記リセット信号線を伝達するリセット信号を生成するタイミング制御回路と、
    前記タイミング制御回路から出力されたリセット信号に含まれるリセットパルスの後縁の波形に傾斜を付与するよう前記リセット信号の波形を調整するリセット信号制御回路とを備え、
    前記単位画素は、増幅トランジスタ、選択トランジスタ、リセットトランジスタ及び光電変換部を有し、
    前記光電変換部は、前記半導体基板の上方に形成された光電変換膜と、前記光電変換膜の前記半導体基板側の面に形成された画素電極と、前記光電変換膜の前記画素電極と反対側の面に形成された透明電極とを有し、
    前記増幅トランジスタは、ゲートが前記画素電極に接続され、ソースが前記垂直信号線と接続され、ドレインが電源線と接続され、
    前記リセットトランジスタは、ゲートが前記リセット信号線に接続され、ソースが前記画素電極と接続され、ドレインが前記フィードバック線と接続され、
    前記選択トランジスタは、前記増幅トランジスタのソースと前記垂直信号線との間又は前記増幅トランジスタのドレインと前記電源線との間に挿入され、
    前記リセットトランジスタのオンオフを制御する前記リセットパルスの後縁の変化の開始から前記リセットトランジスタがオフになるまでのソフトリセット時間は、同じ行の前記単位画素のそれぞれで揃えられている
    固体撮像装置。
  2. 前記選択トランジスタのゲートに供給される行選択信号は、前記選択トランジスタのオンオフを制御する行選択パルスを含み、
    前記ソフトリセット時間は、前記行選択パルスの後縁の変化の開始から前記選択トランジスタがオフになるまでの時間の十倍以上である
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記固体撮像装置は、さらに、前記リセット信号線上に設けられた増幅器を備え、
    少なくとも1つの前記リセットトランジスタのゲートは、前記増幅器を介して前記リセット信号線と接続される
    請求項1又は2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記固体撮像装置は、さらに、前記タイミング制御回路と前記単位画素との間に設けられ、前記リセット信号を所定行の単位画素に対応する前記リセット信号線に選択的に供給するマルチプレクサ回路を備え、
    前記リセット信号線では、前記マルチプレクサ回路と前記マルチプレクサ回路から近い距離の第1の単位画素とをつなぐ部分の配線抵抗は、前記マルチプレクサ回路から遠い距離の第2の単位画素と前記第1の単位画素とをつなぐ部分の配線抵抗より大きい
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記固体撮像装置は、さらに、前記タイミング制御回路と前記単位画素との間に設けられ、前記リセット信号を所定行の単位画素に対応する前記リセット信号線に選択的に供給するマルチプレクサ回路を備え、
    同じ行の前記単位画素の前記リセットトランジスタのゲートサイズは、前記マルチプレクサ回路から近い距離の第1の単位画素で大きく、前記マルチプレクサ回路から遠い距離の第2の単位画素で小さい
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 前記固体撮像装置は、さらに、前記タイミング制御回路と前記単位画素との間に設けられ、前記リセット信号を所定行の単位画素に対応する前記リセット信号線に選択的に供給するマルチプレクサ回路を備え、
    同じ行の前記単位画素の前記リセットトランジスタの閾値電圧は、前記マルチプレクサ回路から近い距離の第1の単位画素で高く、前記マルチプレクサ回路から遠い距離の第2の単位画素で低い
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  7. 半導体基板で行列状に配置された複数の単位画素と、
    前記単位画素の列ごとに設けられた垂直信号線と、
    前記垂直信号線と接続された反転増幅器と、
    前記反転増幅器の出力信号を対応する列の前記単位画素にフィードバックするために前記単位画素の列ごとに設けられたフィードバック線とを備え、
    前記単位画素は、増幅トランジスタ、選択トランジスタ、リセットトランジスタ及び光電変換部を有し、
    前記光電変換部は、前記半導体基板の上方に形成された光電変換膜と、前記光電変換膜の前記半導体基板側の面に形成された画素電極と、前記光電変換膜の前記画素電極と反対側の面に形成された透明電極とを有し、
    前記増幅トランジスタは、ゲートが前記画素電極に接続され、ソースが前記垂直信号線と接続され、ドレインが電源線と接続され、
    前記リセットトランジスタは、ソースが前記画素電極と接続され、ドレインが前記フィードバック線と接続され、
    前記選択トランジスタは、前記増幅トランジスタのソースと前記垂直信号線との間又は前記増幅トランジスタのドレインと前記電源線との間に挿入され、
    前記反転増幅器の出力信号の前記単位画素に入力される信号の位相は、同じ列の前記単位画素のそれぞれで揃えられている
    固体撮像装置。
  8. 前記固体撮像装置は、さらに、前記フィードバック線上に設けられた増幅器を備え、
    少なくとも1つの前記リセットトランジスタのドレインは、前記増幅器を介して前記フィードバック線と接続される
    請求項7に記載の固体撮像装置。
  9. 前記フィードバック線では、前記反転増幅器の出力と前記反転増幅器の出力から近い第1の単位画素とをつなぐ部分の配線抵抗は、前記反転増幅器の出力から遠い第2の単位画素と前記第1の単位画素とをつなぐ部分の配線抵抗より大きい
    請求項7又は8に記載の固体撮像装置。
  10. 同じ列の前記単位画素の前記リセットトランジスタのドレイン拡散容量は、前記反転増幅器の出力から近い距離の第1の単位画素で大きく、前記反転増幅器の出力から遠い距離の第2の単位画素で小さい
    請求項7又は8に記載の固体撮像装置。
  11. 前記反転増幅器は、1入力型である
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の固体撮像装置を備える
    カメラシステム。
JP2010264105A 2010-11-26 2010-11-26 固体撮像装置およびカメラシステム Pending JP2012114838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010264105A JP2012114838A (ja) 2010-11-26 2010-11-26 固体撮像装置およびカメラシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010264105A JP2012114838A (ja) 2010-11-26 2010-11-26 固体撮像装置およびカメラシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012114838A true JP2012114838A (ja) 2012-06-14

Family

ID=46498514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010264105A Pending JP2012114838A (ja) 2010-11-26 2010-11-26 固体撮像装置およびカメラシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012114838A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014002333A1 (ja) * 2012-06-27 2014-01-03 パナソニック株式会社 固体撮像装置
WO2014083730A1 (ja) * 2012-11-27 2014-06-05 パナソニック株式会社 固体撮像装置およびその駆動方法
WO2015182390A1 (ja) * 2014-05-26 2015-12-03 ソニー株式会社 信号処理装置、制御方法、撮像素子、並びに、電子機器
WO2015186509A1 (ja) * 2014-06-03 2015-12-10 ソニー株式会社 信号処理装置、制御方法、撮像素子、並びに、電子機器
JP2016152495A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
JP2017158191A (ja) * 2012-08-09 2017-09-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体撮像装置
WO2020100697A1 (ja) * 2018-11-13 2020-05-22 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 固体撮像素子、固体撮像装置及び電子機器
JPWO2021084971A1 (ja) * 2019-10-28 2021-05-06
CN113365001A (zh) * 2020-03-06 2021-09-07 爱思开海力士有限公司 图像感测装置及其操作方法
US11457165B2 (en) 2020-04-24 2022-09-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Pixel array and image sensor including the same

Cited By (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014002333A1 (ja) * 2012-06-27 2014-01-03 パナソニック株式会社 固体撮像装置
JPWO2014002333A1 (ja) * 2012-06-27 2016-05-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体撮像装置
CN104412574A (zh) * 2012-06-27 2015-03-11 松下知识产权经营株式会社 固体摄像装置
JP2018011361A (ja) * 2012-06-27 2018-01-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体撮像装置
CN104412574B (zh) * 2012-06-27 2017-12-12 松下知识产权经营株式会社 固体摄像装置
CN107888853A (zh) * 2012-06-27 2018-04-06 松下知识产权经营株式会社 固体摄像装置
US9319609B2 (en) 2012-06-27 2016-04-19 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Solid-state imaging device
CN107888853B (zh) * 2012-06-27 2020-09-01 松下知识产权经营株式会社 固体摄像装置
JP2017158191A (ja) * 2012-08-09 2017-09-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体撮像装置
WO2014083730A1 (ja) * 2012-11-27 2014-06-05 パナソニック株式会社 固体撮像装置およびその駆動方法
US11722798B2 (en) 2012-11-27 2023-08-08 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Solid-state imaging apparatus and method of driving the same
US10897590B2 (en) 2012-11-27 2021-01-19 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Solid-state imaging apparatus and method of driving the same
US10212371B2 (en) 2012-11-27 2019-02-19 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Solid-state imaging apparatus and method of driving the same
US12177585B2 (en) 2012-11-27 2024-12-24 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Solid-state imaging apparatus and method of driving the same
US20150256777A1 (en) 2012-11-27 2015-09-10 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Solid-state imaging apparatus and method of driving the same
KR20170008732A (ko) 2014-05-26 2017-01-24 소니 주식회사 신호 처리 장치, 제어 방법, 촬상 소자 및 전자 기기
KR20210115064A (ko) 2014-05-26 2021-09-24 소니그룹주식회사 신호 처리 장치, 제어 방법, 촬상 소자 및 전자 기기
JPWO2015182390A1 (ja) * 2014-05-26 2017-04-20 ソニー株式会社 信号処理装置、制御方法、撮像素子、並びに、電子機器
WO2015182390A1 (ja) * 2014-05-26 2015-12-03 ソニー株式会社 信号処理装置、制御方法、撮像素子、並びに、電子機器
CN106464819A (zh) * 2014-05-26 2017-02-22 索尼公司 信号处理器件、控制方法、图像传感器件和电子设备
US10044955B2 (en) 2014-05-26 2018-08-07 Sony Corporation Signal processing device, controlling method, image sensing device, and electronic device
US10084981B2 (en) 2014-06-03 2018-09-25 Sony Semiconductor Solutions Corporation Signal processing apparatus, control method, image sensor, and electronic apparatus
WO2015186509A1 (ja) * 2014-06-03 2015-12-10 ソニー株式会社 信号処理装置、制御方法、撮像素子、並びに、電子機器
JP2016152495A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
US12080735B2 (en) 2018-11-13 2024-09-03 Sony Semiconductor Solutions Corporation Solid-state imaging element, solid-state imaging device, and electronic equipment
TWI728504B (zh) * 2018-11-13 2021-05-21 日商索尼半導體解決方案公司 固體攝像元件、固體攝像裝置及電子機器
CN112771672A (zh) * 2018-11-13 2021-05-07 索尼半导体解决方案公司 固态摄像元件、固态摄像装置和电子设备
WO2020100697A1 (ja) * 2018-11-13 2020-05-22 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 固体撮像素子、固体撮像装置及び電子機器
WO2021084971A1 (ja) * 2019-10-28 2021-05-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
US12051710B2 (en) 2019-10-28 2024-07-30 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Imaging device
JPWO2021084971A1 (ja) * 2019-10-28 2021-05-06
JP7645477B2 (ja) 2019-10-28 2025-03-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
US12543394B2 (en) 2019-10-28 2026-02-03 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Imaging device
CN113365001A (zh) * 2020-03-06 2021-09-07 爱思开海力士有限公司 图像感测装置及其操作方法
CN113365001B (zh) * 2020-03-06 2024-09-17 爱思开海力士有限公司 图像感测装置及其操作方法
US11457165B2 (en) 2020-04-24 2022-09-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Pixel array and image sensor including the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012114838A (ja) 固体撮像装置およびカメラシステム
US8922687B2 (en) Solid-state imaging device
CN101719993B (zh) 固态图像拾取装置
JP3734717B2 (ja) イメージセンサ
US8994864B2 (en) Solid-state imaging device, and method for driving the same
CN111901540B (zh) 摄像装置
US8563916B2 (en) Compact low noise signal readout circuit having at least one open-loop amplifier and method for operating thereof
CN102572324B (zh) 图像拾取装置
WO2011058684A1 (ja) 固体撮像装置
JP5173503B2 (ja) 撮像装置及び撮像システム
JP2016046284A (ja) 半導体装置、固体撮像装置、および撮像システム
WO2012147302A1 (ja) 固体撮像装置及びそれを用いたカメラシステム
WO2011058683A1 (ja) 固体撮像装置
JP2009218680A (ja) 駆動回路、駆動方法、固体撮像装置および電子機器
US20220132067A1 (en) Solid-state imaging device, method for driving solid-state imaging device, and electronic apparatus
JP2006093517A (ja) 固体撮像装置
JP2013009207A (ja) 固体撮像装置
JP2014239266A (ja) 固体撮像装置およびその駆動方法
JP4442590B2 (ja) 固体撮像素子およびその駆動装置、撮像装置、並びに、固体撮像素子の駆動方法
JP2009038505A (ja) 固体撮像素子、固体撮像装置、カメラおよび駆動方法
JP2001177084A (ja) 固体撮像素子
JP2004274229A (ja) 撮像装置
WO2011105018A1 (ja) 固体撮像装置及びカメラシステム
US20250168530A1 (en) Solid-state imaging element and electronic device
JP2008042675A (ja) 光電変換装置及び撮像装置