JP2012129103A - 同軸コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】インピーダンス特性が良い同軸コネクタを提供する。
【解決手段】メスハウジング10Hと、メスハウジング10H内に設けられたメスアウター端子10Toと、メスアウター端子10To内に設けられたメスインナー端子10Tiと、メスアウター端子10Toとメスインナー端子10Tiとの間に設けられた誘電体10Dと、を備えたメスコネクタ10と、オスハウジング20Hと、オスハウジング20H内に設けられたオスアウター端子20Toと、オスアウター端子20To内に設けられたオスインナー端子20Tiとを備えたオスコネクタ20と、を備えた同軸コネクタであって、メスハウジング10Hと誘電体10Dとを一体成形し、メスインナー端子10Tiとオスインナー端子20Tiとの接触部位の全周のシールドを、オスアウター端子20Toの半円筒部とメスアウター端子10Toの半円筒部で構成した。
【選択図】図2
【解決手段】メスハウジング10Hと、メスハウジング10H内に設けられたメスアウター端子10Toと、メスアウター端子10To内に設けられたメスインナー端子10Tiと、メスアウター端子10Toとメスインナー端子10Tiとの間に設けられた誘電体10Dと、を備えたメスコネクタ10と、オスハウジング20Hと、オスハウジング20H内に設けられたオスアウター端子20Toと、オスアウター端子20To内に設けられたオスインナー端子20Tiとを備えたオスコネクタ20と、を備えた同軸コネクタであって、メスハウジング10Hと誘電体10Dとを一体成形し、メスインナー端子10Tiとオスインナー端子20Tiとの接触部位の全周のシールドを、オスアウター端子20Toの半円筒部とメスアウター端子10Toの半円筒部で構成した。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば自動車に搭載される電気部品間の高周波信号の伝送などに用いられ、高周波特性が優れていることが要求される同軸コネクタに関するもので、特に、部品点数を削減できて、かつ部品間のガタがなくなり同軸度が合った高周波特性が優れた同軸コネクタに関する。
シールド性が高く高周波特性が優れた同軸コネクタとしては、例えば、特許文献1記載のコネクタが公知である。特許文献1記載の同軸コネクタは、以下に述べるシールド端子をコネクタハウジングに収容して同軸コネクタとしたもので、そのシールド端子は、外導体端子本体に内導体端子と誘電体とを収容し、後方から蓋体を嵌合して成るものであり、外導体端子本体の一部を成す誘電体収容部は、その誘電体挿入口側端部から突設された突片がその誘電体収容部側の誘電体挿入方向に折り曲げられてばね片を形成している。
このような構成によって、シールド性が高く高周波特性が優れたシールドコネクタが得られた。
このような構成によって、シールド性が高く高周波特性が優れたシールドコネクタが得られた。
〈従来装置の問題点〉
しかしながら、特許文献1記載の同軸コネクタは、部品点数が多くガタが大きくなるため、各部品の軸が合いにくく高周波性能が悪くなるといった問題点や、部品点数が多くガタが大きくなるため、コネクタ嵌合時のどつきの原因になり、したがって端子どつきによる端子曲がりが発生し、コネクタ挿入力が高くなるといった問題点、部品点数が多いため、部品組み立て時の組み付け性が悪くなるといった問題点があった。
しかしながら、特許文献1記載の同軸コネクタは、部品点数が多くガタが大きくなるため、各部品の軸が合いにくく高周波性能が悪くなるといった問題点や、部品点数が多くガタが大きくなるため、コネクタ嵌合時のどつきの原因になり、したがって端子どつきによる端子曲がりが発生し、コネクタ挿入力が高くなるといった問題点、部品点数が多いため、部品組み立て時の組み付け性が悪くなるといった問題点があった。
〈本発明の目的〉
本発明は上記欠点を解決するためになされたもので、部品点数を少なくして各部品の軸を合い易くして高周波特性の良い、コネクタ嵌合時のどつきをなくし、コネクタ挿入力が小さい、部品組み立て時の組み付け性が良い同軸コネクタを提供することを目的としている。
本発明は上記欠点を解決するためになされたもので、部品点数を少なくして各部品の軸を合い易くして高周波特性の良い、コネクタ嵌合時のどつきをなくし、コネクタ挿入力が小さい、部品組み立て時の組み付け性が良い同軸コネクタを提供することを目的としている。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、本願の第1発明は、メスハウジングと、前記メスハウジング内に設けられたメスアウター端子と、前記メスアウター端子内に設けられたメスインナー端子と、前記メスアウター端子と前記メスインナー端子との間に設けられた誘電体と、を備えたメスコネクタと、
オスハウジングと、前記オスハウジング内に設けられたオスアウター端子と、前記オスアウター端子内に設けられたオスインナー端子とを備えたオスコネクタと、
を備えた同軸コネクタであって、
前記メスハウジングと前記誘電体とを一体成形し、
前記メスアウター端子の嵌合方向先端近傍を半円筒部に形成し、かつ前記オスアウター端子の嵌合方向先端近傍を半円筒部に形成することで、前記メスインナー端子と前記オスインナー端子との接触部位の全周のシールドを、前記オスアウター端子の半円筒部と前記メスアウター端子の半円筒部で構成したことを特徴としている。
オスハウジングと、前記オスハウジング内に設けられたオスアウター端子と、前記オスアウター端子内に設けられたオスインナー端子とを備えたオスコネクタと、
を備えた同軸コネクタであって、
前記メスハウジングと前記誘電体とを一体成形し、
前記メスアウター端子の嵌合方向先端近傍を半円筒部に形成し、かつ前記オスアウター端子の嵌合方向先端近傍を半円筒部に形成することで、前記メスインナー端子と前記オスインナー端子との接触部位の全周のシールドを、前記オスアウター端子の半円筒部と前記メスアウター端子の半円筒部で構成したことを特徴としている。
また、第2発明は、第1発明の同軸コネクタにおいて、前記オスハウジングがプリント配線基板(PCB:Printed Circuit Board)であり、前記オスアウター端子が90度に曲がった形状でかつその外側にペグを設けたことを特徴としている。
第1発明によれば、部品点数が少なくなったので、各部品の軸が合い易くなり、高周波性能が改善される。また、部品点数が少なくなったので、コネクタ嵌合時のどつきの原因が解消し、したがって端子どつきによる端子曲がりが発生しなく、コネクタ挿入力が小さい、部品組み立て時の組み付け性が良い同軸コネクタが得られる。
第2発明によれば、オスアウター端子の外側にペグを設けることで、SMD(表面実装型)コネクタが簡単に得られるようになる。
次に、部品点数を少なくして各部品の軸を合い易くした高周波性能の良い、コネクタ嵌合時のどつきをなくしてコネクタ挿入力を小さくした、かつ部品組み立て時の組み付け性が良い本発明に係る同軸コネクタについて、図1〜図6を用いて説明する。
〈本発明に係る同軸コネクタの構成〉
本発明に係る同軸コネクタは、メスコネクタ10と、オスコネクタ20と、誘電体10Dと、ペグPとから成っている。
メスコネクタ10とオスコネクタ20は、メスコネクタ10とオスコネクタ20の嵌合前の状態を描いている図6(1)から分かるように、それぞれが次のようにハウジングとインナー端子とアウター端子を備えている。すなわち、メスコネクタ10はメスハウジング10Hとメスインナー端子10Tiとメスアウター端子10Toとを備え、オスコネクタ20はオスハウジング20Hとオスインナー端子20Tiとオスアウター端子20Toとを備えている。以下で、それぞれについて説明する。
本発明に係る同軸コネクタは、メスコネクタ10と、オスコネクタ20と、誘電体10Dと、ペグPとから成っている。
メスコネクタ10とオスコネクタ20は、メスコネクタ10とオスコネクタ20の嵌合前の状態を描いている図6(1)から分かるように、それぞれが次のようにハウジングとインナー端子とアウター端子を備えている。すなわち、メスコネクタ10はメスハウジング10Hとメスインナー端子10Tiとメスアウター端子10Toとを備え、オスコネクタ20はオスハウジング20Hとオスインナー端子20Tiとオスアウター端子20Toとを備えている。以下で、それぞれについて説明する。
〈メスコネクタ10の構成〉
メスコネクタ10は、以下に説明するメスハウジング10Hとメスインナー端子10Tiとメスアウター端子10Toとを備えて成る。
メスコネクタ10は、以下に説明するメスハウジング10Hとメスインナー端子10Tiとメスアウター端子10Toとを備えて成る。
《メスハウジング10H》
メスハウジング10Hは、図1(A)のように、同軸ケーブル端部を内側に収納するための空間を有する四角筒状をした樹脂から成り、四角筒状のメスインナー端子10Tiとメスアウター端子10Toを収容する嵌合側は、オスハウジング20Hの内側空間に嵌(はま)り込むようになっている(図2)。メスハウジング10Hの内部空間の中心にメスインナー端子10Tiが配置され、メスインナー端子10Tiを同軸状に囲って誘電体10Dが配置されている。さらに、この誘電体10Dを囲うようにメスアウター端子10Toが配置されている。
従来製品では誘電体10Dはメスハウジング10Hとは別部品となっていた。そのため、メスハウジング10Hの中心を通るメスインナー端子10Tiと誘電体10D間の位置合わせが難く、インピーダンス特性が低下する原因となっていたが、本発明では、図2において誘電体10Dとメスハウジング10Hとを同じハッチングで示したように、誘電体10Dをメスハウジング10Hと一体成形したのが特徴である。これによって、誘電体10Dの位置合わせの必要がなくなり、したがってインピーダンス特性が低下する原因が除去されることとなった。
メスハウジング10Hは、図1(A)のように、同軸ケーブル端部を内側に収納するための空間を有する四角筒状をした樹脂から成り、四角筒状のメスインナー端子10Tiとメスアウター端子10Toを収容する嵌合側は、オスハウジング20Hの内側空間に嵌(はま)り込むようになっている(図2)。メスハウジング10Hの内部空間の中心にメスインナー端子10Tiが配置され、メスインナー端子10Tiを同軸状に囲って誘電体10Dが配置されている。さらに、この誘電体10Dを囲うようにメスアウター端子10Toが配置されている。
従来製品では誘電体10Dはメスハウジング10Hとは別部品となっていた。そのため、メスハウジング10Hの中心を通るメスインナー端子10Tiと誘電体10D間の位置合わせが難く、インピーダンス特性が低下する原因となっていたが、本発明では、図2において誘電体10Dとメスハウジング10Hとを同じハッチングで示したように、誘電体10Dをメスハウジング10Hと一体成形したのが特徴である。これによって、誘電体10Dの位置合わせの必要がなくなり、したがってインピーダンス特性が低下する原因が除去されることとなった。
《メスインナー端子10Ti》
メスインナー端子10Tiは、図5(A)のように、同軸ケーブルWの芯線と電気的接続されるもので、メスハウジング10Hの内部空間の中心に配置され、これを誘電体10Dが同軸状に囲って、メスアウター端子10Toとの電気絶縁をしている。
メスインナー端子10Tiは、図5(A)のように、同軸ケーブルWの芯線と電気的接続されるもので、メスハウジング10Hの内部空間の中心に配置され、これを誘電体10Dが同軸状に囲って、メスアウター端子10Toとの電気絶縁をしている。
《メスアウター端子10To》
メスアウター端子10Toは、図5(A)および(B)のように、同軸ケーブルWの端部を固定するもので、カシメ端子Twで同軸ケーブルWの外皮を固定し、カシメ端子Tnで同軸ケーブルWのシールド編み線を固定し、端子Tdで誘電体10Dを固定し、さらに半円筒端子10hでオス端子20Tとの電気的接触部位の下半分をシールドしている(なお、オス端子20Tとの電気的接触部位の上半分のシールドは、オス端子側が受け持っている(後述)。)。
メスアウター端子10Toは、図5(A)および(B)のように、同軸ケーブルWの端部を固定するもので、カシメ端子Twで同軸ケーブルWの外皮を固定し、カシメ端子Tnで同軸ケーブルWのシールド編み線を固定し、端子Tdで誘電体10Dを固定し、さらに半円筒端子10hでオス端子20Tとの電気的接触部位の下半分をシールドしている(なお、オス端子20Tとの電気的接触部位の上半分のシールドは、オス端子側が受け持っている(後述)。)。
《誘電体10D》
誘電体10Dは、メスインナー端子10Tiを同軸状に覆ってメスインナー端子10Tiの外側に同軸的に位置するメスアウター端子10Toとの間を絶縁状態に保持する誘電体材料である。従来製品では誘電体10Dはメスハウジング10Hとは別部品となっていた。そのため、メスハウジング10Hの中心を通るメスインナー端子10Tiと誘電体10D間の位置合わせが難く、インピーダンス特性が低下する原因となっていた。
誘電体10Dは、メスインナー端子10Tiを同軸状に覆ってメスインナー端子10Tiの外側に同軸的に位置するメスアウター端子10Toとの間を絶縁状態に保持する誘電体材料である。従来製品では誘電体10Dはメスハウジング10Hとは別部品となっていた。そのため、メスハウジング10Hの中心を通るメスインナー端子10Tiと誘電体10D間の位置合わせが難く、インピーダンス特性が低下する原因となっていた。
《誘電体とメスハウジングとの本発明による一体成形》
本発明では、従来別部品であった誘電体10Dとメスハウジング10Hとを一体成形することを特徴としている。
このようにしたことで、誘電体10Dの位置合わせの必要がなくなり、したがってインピーダンス特性が改善されることとなった。
本発明では、従来別部品であった誘電体10Dとメスハウジング10Hとを一体成形することを特徴としている。
このようにしたことで、誘電体10Dの位置合わせの必要がなくなり、したがってインピーダンス特性が改善されることとなった。
〈オスコネクタ20の構成〉
オスコネクタ20は、以下に説明するオスハウジング20Hとオスインナー端子20Tiとオスアウター端子20Toとを備えて成る。
オスコネクタ20は、以下に説明するオスハウジング20Hとオスインナー端子20Tiとオスアウター端子20Toとを備えて成る。
《オスハウジング20H》
オスハウジング20Hは、図3(A)のような内部空間を備えた四角筒状の樹脂から成り、内部空間に嵌合側からメスハウジング10Hが嵌り込み、反嵌合側からオスインナー端子20Tiとオスアウター端子20Toが導入されている。この空間内でメスハウジング10Hのメスインナー端子10Tiがオスインナー端子20Ti(図3(C))と接触するようになる(図2)。
オスハウジング20Hは、図3(A)のような内部空間を備えた四角筒状の樹脂から成り、内部空間に嵌合側からメスハウジング10Hが嵌り込み、反嵌合側からオスインナー端子20Tiとオスアウター端子20Toが導入されている。この空間内でメスハウジング10Hのメスインナー端子10Tiがオスインナー端子20Ti(図3(C))と接触するようになる(図2)。
《オスインナー端子20Ti》
オスインナー端子20Tiは、図3(B)および(C)のように、オスハウジング20Hの反嵌合側から導入され、その先端部はオスハウジング20Hの内部空間の中心に配置され、先端が折り返された形状によって弾性を備えている。そこで、オスインナー端子20Tiの弾性先端はメスハウジング10Hのメスインナー端子10Tiの内部空間に潜り込んで接触して、電気的接続がなされるようになる。
オスインナー端子20Tiの周囲はオスアウター端子20Toが囲い、その間をオスハウジング20Hの樹脂で埋めて電気絶縁している。
オスインナー端子20Tiは、図3(B)および(C)のように、オスハウジング20Hの反嵌合側から導入され、その先端部はオスハウジング20Hの内部空間の中心に配置され、先端が折り返された形状によって弾性を備えている。そこで、オスインナー端子20Tiの弾性先端はメスハウジング10Hのメスインナー端子10Tiの内部空間に潜り込んで接触して、電気的接続がなされるようになる。
オスインナー端子20Tiの周囲はオスアウター端子20Toが囲い、その間をオスハウジング20Hの樹脂で埋めて電気絶縁している。
《オスアウター端子20To》
オスアウター端子20ToはSMD(Surface Mount Device:表面実装型)コネクタタイプのため、90度に曲がって形成され、オスハウジング20Hの背面(反嵌合側)から圧入可能となっている(図3(C))。その先端側は、図4(B)のように、本発明により半円筒部Cに形成されている。
オスアウター端子20ToはSMD(Surface Mount Device:表面実装型)コネクタタイプのため、90度に曲がって形成され、オスハウジング20Hの背面(反嵌合側)から圧入可能となっている(図3(C))。その先端側は、図4(B)のように、本発明により半円筒部Cに形成されている。
《本発明による半円筒部C》
本発明による半円筒部Cによって、メスコネクタとオスコネクタを嵌合した状態で、半円筒部Cの内側にメスインナー端子10Tiとオスインナー端子20Toとの電気的接触部位が位置するようになり、電気的接触部位の上半分のシールドを受け持つようになる。 そして、電気的接触部位の下半分のシールドは前述したメスアウター端子10Toが行っている。このように簡単な分業構成により、従来製品の全周360度に亘って囲う円筒部の効果と同じ効果、すなわち電気的接触部位の全周シールドがなされることとなる。
本発明による半円筒部Cによって、メスコネクタとオスコネクタを嵌合した状態で、半円筒部Cの内側にメスインナー端子10Tiとオスインナー端子20Toとの電気的接触部位が位置するようになり、電気的接触部位の上半分のシールドを受け持つようになる。 そして、電気的接触部位の下半分のシールドは前述したメスアウター端子10Toが行っている。このように簡単な分業構成により、従来製品の全周360度に亘って囲う円筒部の効果と同じ効果、すなわち電気的接触部位の全周シールドがなされることとなる。
《ペグP》
さらに、ペグPをオスアウター端子20Toの外側に設けて、高周波信号を伝送する基板用SMDコネクタ化している。
さらに、ペグPをオスアウター端子20Toの外側に設けて、高周波信号を伝送する基板用SMDコネクタ化している。
〈オス・メスコネクタの嵌合過程〉
図6は本発明に係る同軸コネクタであるオスメスコネクタの嵌合までを説明する縦断面図である。
(1)はハウジング同士の嵌合中を示す図で、メスハウジング10Hの先端部がオスハウジング20Hの内側に入り込んでいる。このとき誘電体10Dはメスハウジング10Hと一体でオスハウジング20Hの内側に進んでいる。端子同士はまだ接触していない。
(2)は端子同士の嵌合中を示す図で、メスインナー端子10Tiの入口にオスインナー端子20Tiの先端部が入っている。このとき誘電体10Dはメスハウジング10Hと一体なので、格別位置合わせの労なくオスアウター端子20Toの内側に入り込むことができる。
(3)は完全嵌合状態を示す図で、メスインナー端子10Tiとオスインナー端子20Tiが接触し、誘電体10Dもオスアウター端子20Toの内側に入り込んでいる。このように、本発明によれば、誘電体の軸合わせが不要となり、インピーダンス特性を向上させることができる。
図6は本発明に係る同軸コネクタであるオスメスコネクタの嵌合までを説明する縦断面図である。
(1)はハウジング同士の嵌合中を示す図で、メスハウジング10Hの先端部がオスハウジング20Hの内側に入り込んでいる。このとき誘電体10Dはメスハウジング10Hと一体でオスハウジング20Hの内側に進んでいる。端子同士はまだ接触していない。
(2)は端子同士の嵌合中を示す図で、メスインナー端子10Tiの入口にオスインナー端子20Tiの先端部が入っている。このとき誘電体10Dはメスハウジング10Hと一体なので、格別位置合わせの労なくオスアウター端子20Toの内側に入り込むことができる。
(3)は完全嵌合状態を示す図で、メスインナー端子10Tiとオスインナー端子20Tiが接触し、誘電体10Dもオスアウター端子20Toの内側に入り込んでいる。このように、本発明によれば、誘電体の軸合わせが不要となり、インピーダンス特性を向上させることができる。
〈まとめ〉
以上のように、従来製品は、アウター端子が全周の円筒形や四角筒形状をしていて、その中へ誘電体が組み付けられていた。すなわち、ハウジングと誘電体が別部品となっていた。そのため、部品構成間のガタが大きくなり、各構成部品の軸が合わせ難く、インピーダンス特性が低下する原因となっていた。しかしながら、本発明により、アウター端子の先端部を半円筒形状にし、かつハウジングと誘電体を1つの部品とした。性能的には、嵌合時にX寸法(図5(C))の部位がアウター端子でシールドされていれば高周波性能を満足するということが確認できたため、アウター端子の成形性や歩留まりといった観点や、ハウジングの一体成形といった観点からオス側のアウター端子を半円筒形状にすることで、従来技術の代替技術とした。このことにより誘電体の軸合わせが不要となり、したがって、インナー端子とアウター端子の軸合わせが簡単となり、インピーダンス特性を向上させることができた。
また、ハウジングと誘電体が一体成形になったことで、コネクタの部品点数を削減することができた。さらに、ハウジングと誘電体が一体成形になったことで、部品間のガタがなくなり、同軸度が合い、インピーダンス特性(高周波信号の伝送測定)を向上させることができた。オス側アウター端子の先端を半円筒形状にすることで、ハウジングと誘電体の樹脂一体成形が可能となり、したがって、SMDタイプのため90度に曲がったアウター端子がコネクタ背面から圧入可能となる。しかも、アウター端子の先端が半円筒形状であるため、嵌合相手側の相手端子と接触点が少なくなり、挿入力を低くすることができた。
以上のように、従来製品は、アウター端子が全周の円筒形や四角筒形状をしていて、その中へ誘電体が組み付けられていた。すなわち、ハウジングと誘電体が別部品となっていた。そのため、部品構成間のガタが大きくなり、各構成部品の軸が合わせ難く、インピーダンス特性が低下する原因となっていた。しかしながら、本発明により、アウター端子の先端部を半円筒形状にし、かつハウジングと誘電体を1つの部品とした。性能的には、嵌合時にX寸法(図5(C))の部位がアウター端子でシールドされていれば高周波性能を満足するということが確認できたため、アウター端子の成形性や歩留まりといった観点や、ハウジングの一体成形といった観点からオス側のアウター端子を半円筒形状にすることで、従来技術の代替技術とした。このことにより誘電体の軸合わせが不要となり、したがって、インナー端子とアウター端子の軸合わせが簡単となり、インピーダンス特性を向上させることができた。
また、ハウジングと誘電体が一体成形になったことで、コネクタの部品点数を削減することができた。さらに、ハウジングと誘電体が一体成形になったことで、部品間のガタがなくなり、同軸度が合い、インピーダンス特性(高周波信号の伝送測定)を向上させることができた。オス側アウター端子の先端を半円筒形状にすることで、ハウジングと誘電体の樹脂一体成形が可能となり、したがって、SMDタイプのため90度に曲がったアウター端子がコネクタ背面から圧入可能となる。しかも、アウター端子の先端が半円筒形状であるため、嵌合相手側の相手端子と接触点が少なくなり、挿入力を低くすることができた。
10 メスコネクタ
10H メスハウジング
10To メスアウター端子
10Ti メスインナー端子
10D 誘電体
10h 半円筒端子
20 オスコネクタ
20H オスハウジング
20To オスアウター端子
20Ti オスインナー端子
C 半円筒部
Td 誘電体固定端子
Tn シールド編み線カシメ端子
Tw ケーブル外皮カシメ端子
W 同軸ケーブル
10H メスハウジング
10To メスアウター端子
10Ti メスインナー端子
10D 誘電体
10h 半円筒端子
20 オスコネクタ
20H オスハウジング
20To オスアウター端子
20Ti オスインナー端子
C 半円筒部
Td 誘電体固定端子
Tn シールド編み線カシメ端子
Tw ケーブル外皮カシメ端子
W 同軸ケーブル
Claims (2)
- メスハウジングと、前記メスハウジング内に設けられたメスアウター端子と、前記メスアウター端子内に設けられたメスインナー端子と、前記メスアウター端子と前記メスインナー端子との間に設けられた誘電体と、を備えたメスコネクタと、
オスハウジングと、前記オスハウジング内に設けられたオスアウター端子と、前記オスアウター端子内に設けられたオスインナー端子とを備えたオスコネクタと、
を備えた同軸コネクタであって、
前記メスハウジングと前記誘電体とを一体成形し、
前記メスアウター端子の嵌合方向先端近傍を半円筒部に形成し、かつ前記オスアウター端子の嵌合方向先端近傍を半円筒部に形成することで、前記メスインナー端子と前記オスインナー端子との接触部位の全周のシールドを、前記オスアウター端子の半円筒部と前記メスアウター端子の半円筒部で構成したことを特徴とする同軸コネクタ。 - 前記オスハウジングがプリント配線基板(PCB:Printed Circuit Board)であり、前記オスアウター端子が90度に曲がった形状でかつその外側にペグを設けたことを特徴とする請求項1記載の同軸コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010280612A JP2012129103A (ja) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | 同軸コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
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