JP2012129732A - 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】識別情報の付いた原稿のコピー時に対応する画像を読み出して出力するケースにおいて、想定通り動作しない場合の画像形成装置の操作性向上を図る。
【解決手段】保存された画像を取得できないと判断された場合には、再実行を操作手段に表示し、操作手段による指示を確認する確認手段とを備えることにより、操作者の意図する処理を設定、実行する。
【選択図】図1
【解決手段】保存された画像を取得できないと判断された場合には、再実行を操作手段に表示し、操作手段による指示を確認する確認手段とを備えることにより、操作者の意図する処理を設定、実行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像処理装置及び画像処理装置の制御方法に関し、特に読み取り原稿に対応する画像を記憶装置から読み出して印刷する機能を備える画像処理装置及び画像処理装置の制御方法に関する。
従来、複写機で画像データを複写する場合、用紙上に画像が印刷された印刷物を複写機能によって光学的に読み取り画像データを生成することが通常知られている。
これに対し、このような通常の方法とは異なる画像データの複写方法も知られている。すなわち、プリンタで作成した印刷物と当該印刷物の元となった画像データに同じ識別子(ID)を埋め込み、当該識別子が埋め込まれた画像データをネットワークで接続された装置内の記憶装置にテンポラリとして記憶しておく。そして、当該プリンタで作成した印刷物のコピーが指示されると、この印刷物に埋め込まれている識別子を用いて記憶装置から画像データを検索して複写画像データとして得るという技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。このようにして得られた複写画像データを印刷することにより、前記プリンタで作成した印刷物の画質が劣化していても、高画質な印刷物を出力することができる。
また、記憶された画像データを検索して印刷する際、印刷物に識別子が埋め込まれていない場合や画像データが記憶されていない場合には、通常の印刷処理(印刷物を読み取った画像データを印刷する処理)に切り替える技術が存在する(例えば特許文献2参照)。
上述したように識別子が埋め込まれた印刷物のコピーを複写機に対して指示すると、それに対応する画像を記憶装置から読み出し、高画質な複写物を出力することが可能である。また、記憶装置から画像データを検索して印刷する際、印刷物に識別子が埋め込まれていない場合や画像データが記憶されていない場合には、通常の複写処理に切り替えることが可能である。しかしながら、記憶装置から画像データ読み出して出力する際の不具合には、その他にも、記憶装置と複写機の間のネットワークの状態が悪い、反応が遅いなどのケースもある。さらに、複写機を使用する操作者が記憶装置からの出力を希望する場合には、自動的に通常の複写処理に切り替わってしまっては操作者の意図する処理とならない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものである。本発明の目的は、記憶装置から複写画像データを読み出す処理が想定どおり動作しない場合であっても、操作者の意図を反映させた処理を行い、かつ、高い操作性を実現する画像処理装置及び画像処理装置の制御方法を提供することである。
本発明に係る画像処理装置は、読み取られた原稿画像に含まれる識別情報に対応する対応画像を記憶手段から取得する取得手段と、前記取得された対応画像を出力する出力手段とを有する画像処理装置であって、前記取得手段により前記対応画像を取得できない場合、前記出力手段は、ユーザからの指示に応じて、前記読み取られた原稿画像を出力することを特徴とする。
本発明によれば、記憶装置から複写画像データを読み出す処理が想定どおり動作しない場合であっても、操作者の意図を反映させた処理を行い、かつ、高い操作性を実現する画像処理装置及び画像処理装置の制御方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る一実施形態の前提となるシステムの構成及び処理の流れについて説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらに限定する趣旨のものではない。
<実施例1>
図1は、スキャン原稿に対応する画像を記憶装置から読み出して印刷する機能を具備する印刷システムの一例を示すシステム構成図である。図1に示すように、本印刷システムは、ホストコンピュータ100と、印刷装置(プリンタ)110と、複合機120とがLAN等のネットワーク130を介して互いに接続されている。以下に各装置の説明を行う。
図1は、スキャン原稿に対応する画像を記憶装置から読み出して印刷する機能を具備する印刷システムの一例を示すシステム構成図である。図1に示すように、本印刷システムは、ホストコンピュータ100と、印刷装置(プリンタ)110と、複合機120とがLAN等のネットワーク130を介して互いに接続されている。以下に各装置の説明を行う。
まず、ホストコンピュータ100について説明を行う。CPU102は、ホストコンピュータ100で行われる処理を統括的に制御する。RAM103は、CPU102のワークエリアとして使用される。またRAM103はデータの保存場所として使用される。ハードディスク(HDD)104は、ソフトウェア等を保存する。通信インターフェース部(I/F)105は、ネットワーク130を介して他装置とデータ送受信を行うためのインターフェースである。
印刷装置110について説明を行う。印刷装置110は、画像処理装置として機能する。パネル(Panel)111は、ユーザが印刷装置110の各種処理設定を行うための操作部である。CPU112は、印刷装置110で行われる処理を統括的に制御する。RAM113は、CPU112のワークエリアとして使用される。またRAM113はデータの保存場所として使用される。ROM114は、ソフトウェア等を保存する。プリンタエンジン(Printer Engine)115は、受信した画像データを出力用紙上に形成する。通信インターフェース部(I/F)116は、ネットワーク130を介して他装置とデータ送受信を行うためのインターフェースである。
複合機120について説明を行う。複合機120は、画像処理装置として機能する。パネル(Panel)121は、ユーザが複合機120の各種処理設定を行うための操作部である。CPU122は、当該複写機120で行われる処理を統括的に制御する。RAM123は、CPU122のワークエリアとして使用される。またRAM123はデータの保存場所として使用される。ハードディスク(HDD)124は、ソフトウェア等を保存する。プリンタエンジン(Printer Engine)125は、受信した画像データを出力用紙上に形成する。通信インターフェース部(I/F)126は、ネットワーク130を介して他装置とデータ送受信を行うためのインターフェースである。スキャナ(Scanner)127は、印刷物を光学的に読み取って電子的なイメージを生成する。
サーバー140について説明を行う。サーバー140はネットワーク上で使用される画像データの管理を行い、必要に応じてデータの受信、蓄積(記憶)、送信を行う。CPU142は、サーバー140で行われる処理を統括的に制御する。RAM143は、CPU142のワークエリアとして使用される。またRAM143は、データの保存場所として使用される。ハードディスク(HDD)144は、画像データやソフトウェア等を保存する。通信インターフェース部(I/F)145は、ネットワーク130を介して他装置とデータ送受信を行うためのインターフェースである。
図2は、本印刷システム内に存在するソフトウェアモジュール、ハードウェア及びデータを示す。以下では、これらについて説明を行う。なお、各ソフトウェアモジュール及びハードウェアは各装置のCPUにより統括的に制御される。
ホストコンピュータ100について説明する。符号201は、RAM103又はHDD104に保持されている印刷データである。符号202は、印刷データ201を印刷する際に使用されるプリンタドライバである。
印刷装置110について説明する。符号210はデータ受信部である。このデータ受信部210は、通信インターフェース部116を介して外部装置からデータを受信する。そして、受信したデータを解析し、その解析結果に基づいて当該受信データの転送先を決定する。符号211は印刷制御部である。この印刷制御部211が実行する機能の詳細は後述する。符号212はデータ送信部である。このデータ送信部212は、ネットワーク130上に接続された外部装置に対し、通信インターフェース部116を介してデータを送信する。符号213はPDL解釈部(PDL Interpreter)であり、受信した印刷データの解釈を行う。PDL解釈部213は、PostScript(登録商標)、LIPS(登録商標)等のPDLを解釈することができる。PDL解釈部213がPDLを解釈し、当該解釈により得られた中間言語データが符号214である。符号215はレンダラ(Renderer)であり、中間言語データ214をビットマップ展開し、イメージデータ216を生成する。なお、イメージデータ216及び中間言語データ214を総称して画像データと称する。
複合機120について説明する。符号220はデータ受信部である。このデータ受信部220は、通信インターフェース部126を介して外部装置からデータを受信する。そして、受信したデータを解析し、その解析結果に基づいて当該受信データの転送先を決定する。符号221は印刷制御部である。この印刷制御部221が実行する機能の詳細は後述する。符号222はデータ送信部である。このデータ送信部222は、ネットワーク130上に接続された外部装置に対し、通信インターフェース部116を介してデータを送信する。符号223はPDL解釈部(PDL Interpreter)であり、受信した印刷データの解釈を行う。PDL解釈部223は、PostScript(登録商標)、LIPS(登録商標)等のPDLを解釈することができる。PDL解釈部223がPDLを解釈し、当該解釈により得られた中間言語データが符号224である。なお、このPDL解釈部223は上記したPDL解釈部213と同じものである必要はなく、上記したPDL以外のPDLを解釈することができるものでもよい。符号225はレンダラ(Renderer)であり、中間言語データ224をビットマップ展開し、イメージデータ226を生成する。
サーバー140について説明する。符号203は、RAM143又はHDD144に保持されている画像データである。符号204は、画像データ203の受信、蓄積(記憶)及び送信を制御するデータ制御部である。
図3は、本印刷システムにおける印刷処理手順を説明するための基本フローチャートである。以下では、この基本フローチャートを用いて処理手順の説明を行う。図1及び図2に示す印刷システムにおいて、まずPDL処理が実行される。この処理により印刷物が作られる(ステップS301)。その後、作られた印刷物に対してコピー処理が実行される(ステップS302)。
以下では、ステップS301のPDL処理の詳細について図4のフローチャートを、ステップS302のコピー処理の詳細について図8のフローチャートを用いてそれぞれ説明する。
図4は、上記PDL処理の詳細を説明するためのフローチャートである。このPDL処理は、印刷装置110がホストコンピュータ100で生成されたPDLデータ形式の原稿画像データを受け取り、当該原稿画像データに基づいて画像形成及び画像の記憶を行う処理を指すものとする。以下では、この処理の詳細について説明を行う。
ステップS401では、印刷装置110は、ホストコンピュータ100で生成されたPDLデータを通信インターフェース部116を介してデータ受信部210で受信する。なお、この場合のPDLデータは、印刷装置110に搭載されているPDL解釈部213で解釈できるものである必要がある。但し、解釈できるものであれば、特にPDLの種別は問わない。
ステップS402では、PDL解釈部213が、データ受信部210からPDLデータを受信し、当該PDLデータに基づいて中間言語データ214を生成する。この中間言語データ214は、「ビットマップ」、「ランレングス」、「台形」、「ボックス」、及び「高速境界符合化されたビットマップ」等の描画オブジェクトと背景パターン、並びに、それらをラスタメモリに描画する際の描画論理の総称を指すものとする。なお、この中間言語データは、一般に知られているようにPDLの種別には依存しない形式となっている。そのため、この中間言語データがあれば、異なるPDL解釈部を有するプリンタであっても印刷処理を実行することができる。
ステップS403では、印刷制御部211は、ストレージ先(格納先)の選択を行う。このストレージ先の選択は、イメージデータ形式の原稿画像データを格納する記憶装置を選択することを指すものとする。図5は、このステップS403におけるストレージ選択処理の詳細を説明するためのフローチャートである。以下では、この処理の詳細について説明を行う。
図6は、この図5のステップS501におけるストレージ検索処理の詳細を説明するためのフローチャートである。以下では、この処理の詳細について説明を行う。ステップS601では、印刷制御部211が図9に示すパケットデータを生成する。そしてデータ送信部212がネットワーク130上の不特定多数の装置に対して、このパケットデータを送信する。以下では、パケットデータを不特定多数の装置に対して送信することをブロードキャストと称する。このパケットデータでは、符号901に送信先(印刷装置110の)アドレスを示したアドレスが記述され、符号902に送信元アドレスを示したアドレスが記述され、符号903に「ストレージ検索」を示すコマンドが記述されている。なお、ストレージの検索処理は上述した方法に限定されるものではない。
ステップS602では、印刷制御部211は、ステップS601で行ったブロードキャストに対する応答があったか否かを調べる。その結果、応答があった場合(Yes)はステップS603に移行し、応答がない場合(No)はステップS604に移行する。なお、以下では、サーバー140が上記ブロードキャストに対して応答したものとして説明を行う。
ステップS603では、データ制御部204が、応答した装置であるサーバー140内のRAM143又はHDD144に原稿画像データをストレージできるか否かを調べる。
データ制御部204は、中間言語データ形式の原稿画像データから生成されうるイメージデータのデータサイズを計算する。そして、データ制御部204は、当該データサイズとストレージ領域(RAM143又はHDD144)の空き容量とを比較することで、イメージデータ形式で原稿画像データをストレージ場所にストレージすることが可能であるか否かを判定する。なお、中間データ214から生成されうるイメージデータのデータサイズは、枚数、解像度、階調数により決まる。例えば、解像度が600dpiで階調が1bpp(bits per pixel)のモノクロデータの場合のデータサイズは、約4MB×ページ数となる。なお、任意の符号化方法を用いてデータを符号化した後のデータサイズをもって、本ステップにおける判断を行ってもよい。なお、この処理を行うにあたって、データ制御部204は印刷装置110からネットワーク130を介して原稿画像データ又は原稿画像データのデータサイズを受け取る必要がある。なお、この判定処理についてはサーバー140内ではなく、印刷装置110内で行ってもよい。
ステップS603において、サーバー140がRAM143又はHDD144に原稿画像データをストレージできると判定した場合(Yes)は、ステップS605に移行する。
ステップS605では、データ制御部204が図10に示すパケットデータを生成する。そして通信インターフェース部145を介して印刷装置110に対してパケットデータを送信する。パケットデータの送信が終了すると、図5のステップS502に移行する。
図10に示すパケットデータでは、符号1001に送信先アドレス(サーバー140のアドレス)が記述され、符号1002に送信元アドレス(印刷装置110のアドレス)が記述される。また、符号1003にコマンド(ストレージ検索結果を示すコマンド)が記述され、符号1004に格納場所(記憶装置のディレクトリ)が記述され、符号1005にサイズ(記憶装置の空き容量)が記述されている。以上の処理が終了すると、図5のステップS502に移行する。なお、このパケットデータを生成する処理についてもサーバー140内ではなく、印刷装置110内で行ってもよい。その場合には、図10に示すパケットデータを送信する必要はない。
一方、ステップS603において、サーバー140内のデータ制御部204がRAM143又はHDD144に原稿画像データをストレージできないと判断した場合(No)は、再びステップS602に移行する。
ステップS604では、印刷装置110内の印刷制御部211が、ストレージ検索処理等においてタイムアウトが発生しているか否かを判定する。その結果、タイムアウトが発生している場合(Yes)はストレージ不可能と判定し、ストレージ検索処理を終了し図5のステップS502に移行する。一方、タイムアウトが発生していない場合(No)は、ステップS602に移行する。
ステップS502では、印刷装置110内の印刷制御部211が、上述したストレージ検索処理の結果に基づいて原稿画像データをいずれかのストレージにストレージできるか否かを判定する。そしてストレージ可能であった場合(Yes)はステップS503に移行し、ストレージ不可能であった場合(No)は図5の処理を終了する。
ステップS503では、印刷装置110内の印刷制御部211が、ステップS502の結果に基づいてストレージ情報の作成を行う。この処理では、図10に示したパケットデータを生成する。この図10に示すパケットデータでは、符号1001に送信先アドレス(原稿画像データを記憶可能な装置であるサーバ140のアドレス)が記述され、符号1002に送信元アドレス(PDL処理を行った装置である印刷装置110のアドレス)が記述されている。符号1003、1004、1005については上述した通りであるので説明を省略する。なお、既に図10に示すパケットデータを生成していた場合は、もう一度新たに生成する必要はない。以上の処理が終了すると、ステップS404に移行する。
ステップS404では、レンダラ215がレンダリング処理を実行する。レンダリング処理は、ステップS402で生成された中間言語データ形式の原稿画像データをビットマップ展開しイメージデータ形式の原稿画像データを生成する処理を指すものとする。
ステップS405では、印刷制御部211が、生成されたイメージデータのストレージを行うか否かの判定を行う。この判定は、ステップS403のストレージ選択結果を基にして行われる。そしてストレージ可能であった場合(Yes)は、ステップS406に移行する。一方、ストレージ不可能であった場合(No)は、ステップS407に移行する。即ち、ストレージ可能であった場合は、決定されたストレージにイメージデータをストレージするとともに、ステップS407で印刷処理が行われる。
図7は、このステップS406におけるストレージ処理の詳細を説明するためのフローチャートである。以下では、この処理の詳細について説明を行う。ステップS701では、印刷制御部211が図10に示すパケットデータから、パケットデータ内の情報の取得を行う。以下では、この情報をストレージ情報と称する。
ステップS702では、印刷制御部211は識別子(ID)を生成し、原稿画像データに関連付ける処理を行う。この識別子のことを識別情報とも称する。なお、この識別情報又は識別子は、ストレージされた原稿画像データやストレージ先を特定するための情報を有する。具体的には、例えばサーバー140のIPアドレスと、サーバー140内の記憶装置に格納された原稿画像データのディレクトリ情報などを含む。また、PDL処理を行った装置である印刷装置110のアドレスなどについて含んでいてもよい。
ステップS703では、印刷制御部211は、識別子及び原稿画像データの転送と格納の指令を行う。この転送と格納の指令は、ステップS701で取得したストレージ情報に基づいて行う。より詳細には、ネットワーク130を介して印刷装置110から、原稿画像データを記憶する装置であるサーバー140に対して、原稿画像データ及び識別子を送信する。そして、サーバー140内の記憶装置に、この原稿画像データが格納される。以上が、ステップS406におけるストレージ処理の詳細である。
上述したストレージ処理の後、ステップS407では、原稿画像データ上の所定の領域に識別子を元に生成された識別子画像を合成し、当該合成画像データをプリンタエンジン115に送り出力用紙上に形成する。二つのデータを合成するにあたって、識別子から生成される識別子画像は、後のコピー処理時に認識され、識別情報が取得可能となるような識別子画像であればよい。例えば、1次元や2次元のバーコードや電子透かしなど、様々な形式を採用することが可能である。また、これらの画像データの合成方法も、識別子画像から識別情報が取得可能となるような合成方法を採用すればよく、如何なる方法であっても構わない。
なお、ステップS403におけるストレージの選択処理及びステップS406のストレージ処理における識別子の生成処理を印刷装置110が行うものとして説明を行ったが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、印刷装置110の代わりにホストコンピュータ100が行ってもよい。
以上で、ステップS301におけるPDL処理の説明を終了し、ステップS302におけるコピー処理を説明する。なおコピー処理を説明するにあたっては、上記PDL処理において、サーバー140内の記憶装置に原稿画像データが記憶されたものとして説明を行う。
図8は、ステップS302におけるコピー処理の詳細を説明するためのフローチャートである。以下では、上記PDL処理で出力された紙原稿がネットワークに接続された任意の複合機の原稿台にセットされ、コピーが指示される場合のコピー処理の詳細な説明を行う。なお、コピー処理を実行する複合機は、図2に示した複合機120とほぼ同等の構成を有するものとする。例えばコピー処理を行う複合機の印刷制御部は、図2に示した複合機120の印刷制御部と同様であるため、コピー処理を行う複合機の印刷制御部にも符号221を付すものとする。
ステップS801では、ユーザにより複合機の操作部(不図示)で、COPY処理、iCOPY処理の選択が行われ、コピースタートキーが押下され、印刷物に対するコピー処理が実行される。COPY処理は、通常の紙原稿を読み取って複製物を生成する処理である。iCOPY処理は、紙原稿を読み取り対応する画像を記憶装置から読み出して複製物を生成する処理である。iCOPYでは常に保存された画像を読み出すため、原稿画像の劣化にかかわらず、保存された画質での複製が可能となる。
ステップS802では、複合機のスキャナ(不図示)が紙原稿(印刷物)を読み取り、紙原稿画像データ(原稿画像)を生成する。
ステップS803では、ステップS801での設定に応じて処理を分岐する。COPY処理が設定された場合には、通常のコピー処理となり、ステップS802でスキャンされた画像データを図1のHDD124上に展開する。そして、この展開した画像データに対して二値化等の所定の画像処理がなされ、プリンタエンジン125によって画像を用紙上に出力する(ステップS804)。
ステップS801でiCOPYが設定された場合には、ステップS805に進む。
ステップS805では、印刷制御部221が原稿画像データ内に識別子画像が存在するか否かを判定する。識別子画像が存在する場合(YES)はステップS806に移行し、識別子画像が存在しない場合(NO)はステップS811に移行する。
ステップS805では、印刷制御部221が原稿画像データ内に識別子画像が存在するか否かを判定する。識別子画像が存在する場合(YES)はステップS806に移行し、識別子画像が存在しない場合(NO)はステップS811に移行する。
ステップS806では、印刷制御部221がストレージ引き出し要求を行う。すなわち、印刷制御部221は、原稿画像データに含まれている識別子(識別情報)に対応する対応画像をストレージ(記憶手段)から引き出す要求を行う。引き出し要求を行うにあたっては、まず上記PDL処理で画像データを格納した装置であるサーバ140のアドレス、画像データを記憶している装置であるサーバー140内の記憶装置のディレクトリ情報等を識別子画像から取得する。
そして、これらの情報に基づいて、例えば図11に示すパケットデータを生成する。
なお、以下において、画像の識別情報を取得すると表現した場合には、例えば、前記画像に含まれる識別子画像が有する情報を取得することを示す。
なお、以下において、画像の識別情報を取得すると表現した場合には、例えば、前記画像に含まれる識別子画像が有する情報を取得することを示す。
なお、画像の識別情報や識別子が取得可能であると表現した場合には、この画像には識別情報が含まれており且つこの識別情報が、例えば複合機120などの装置によって取得することができる状態にあることを示す。また、画像の識別情報や識別子が消失していると表現した場合には、以下のような状態であることを示す。すなわち、この画像には識別情報が含まれていないこと、又はこの画像には識別情報が含まれているものの、この識別情報が例えば複合機120などの装置によって取得することができない状態である。
図11に示すパケットデータは、生成されたパケットデータの例である。このパケットデータは、符号1101に送信先アドレス(原稿画像データをストレージした装置であるサーバー140のアドレス)が記述されている。また、符号1102に送信元アドレス(上記PDL処理を行った装置である印刷装置110のアドレス)が記述されている。また、符号1103にコマンド(ストレージ引き出し要求を示すコマンド)が記述されている。また、符号1104に格納場所(記憶装置のディレクトリ)が記述されている。また、符号1105にファイル名(原稿画像データのファイル名)が記述されている。
また、図12に示すパケットデータは、図11に示したパケットデータを受信したデバイスから返信されるパケットデータの例である。このパケットデータは、図11に示したパケットデータが有する情報に加え、原稿画像データのデータ形式1206が記述されている。
ステップS806ではさらに、ネットワーク130を介して印刷制御部221が、原稿画像データをストレージした装置であるサーバー140のアドレスに対して図11に示すパケットデータを送信する。これにより、ストレージ先の装置と通信ができた場合には、ストレージ引き出し要求に対して、自装置に図12に示すパケットデータが戻ってくることになる。なお、ストレージ先の装置とコピー処理を行なっている装置が一致する場合には、ネットワーク130を介してパケットデータを送信する必要はなく、自装置内のストレージに格納された原稿画像データを取得すればよい。なお、ストレージ先の装置との通信ができなかった場合には、図12に示されるパケットデータには、NULLと記述されて戻ってくるものとする。
ステップS807では、ストレージ先の装置との通信ができたかに応じて、必要なパケットデータが受信できた場合にはステップS808に移行する。通信できなかった場合には、ステップS813に移行する。
ステップS808では、図12に示すパケットデータ内のコマンド1203に基づいて、原稿画像データが所定の格納場所に存在するか否かを印刷制御部221が判定する。判定の結果、引き出し可(原稿画像データがある)の場合(Yes)はステップS809に移行し、引き出し不可(原稿画像データがない)の場合(No)はステップS814に移行する。
ステップ809では、印刷制御部221は、図12に示すパケットデータに基づいてストレージ先の装置であるサーバー140の記憶装置から原稿画像データの引き出し等を行う。図13は、この処理の詳細を説明するためのフローチャートである。以下では、この処理の詳細について説明を行う。ステップS1301では、図12に示すパケットデータ内の1201のアドレスに基づいて、ストレージ先の装置から画像データの引き出しを行う。ステップS1302では、印刷制御部221はこの原稿画像データをHDD124に格納する。以上の処理が終了すると、ステップS810に移行する。このステップS810では、引き出された画像データに対して二値化等の所定の画像処理がなされ、プリンタエンジン125により画像を出力用紙上に形成する。なお、引き出された画像データがイメージデータ形式でなく中間データ形式である場合には、画像形成を行う前にレンダリング処理を実行する必要があるのはいうまでもない。
一方、ステップS805において、原稿にストレージ情報がないと判断された場合には、ステップS811に移行する。ステップS811において、複合機120の操作Panel121に「原稿にストレージ情報がない」ことを表示し、通常のコピー処理を行うか、リトライ処理を行うか、終了するかをユーザに確認する。
ステップS807において、ストレージ先の装置から応答がなかった場合には、ステップS813に移行する。ステップS813において、複合機120の操作Panel121に「応答がない」ことを表示し、通常のコピー処理を行うか、リトライするか、終了するかをユーザに確認する。
ステップS808において、ストレージ先の装置から画像デーがなかったことが通知された場合には、ステップS814に移行する。ステップS814において、複合機120の操作Panel121に「データがみつからない」ことを表示し、通常のコピー処理を行うか、リトライするか、終了するかをユーザに確認する。
以上のように、ステップS811、S813及びS814の処理によれば、何らかの理由によりストレージ先の装置から画像データを取得できない場合、取得できない理由をユーザに対して提示し、かつ、その後の処理の選択をユーザに促すことができる。
ステップS812では、上記ステップS811、ステップS813、又はステップS814での確認に対するユーザによる操作を介した選択に応じて処理が切り替わる。通常コピー処理への切り替えが選択された場合にはステップS804に移行し、スキャン画像から印刷を行う。すなわち、ステップS802でスキャンされた原稿画像データを図1のHDD124に展開する。そして、この展開した原稿画像データをプリンタエンジン125によって用紙上に出力する。また、終了が選択された場合には、そのまま処理を終了する。
リトライ処理が選択された場合には、再度処理を繰り返す(iCOPYによる処理を再度試みる)ため、ステップS815のリトライ設定に移行する。
ステップS815では、リトライ方法を判断して設定する。ステップS811でリトライが設定された場合には、原稿を読み取った画像データからストレージ先の情報が読み取れなかったため、原稿の読み取り処理から再度行う必要がある。リトライルートとしてはA1を設定する。
ステップS813でリトライ設定がされた場合には、原稿データから画像データのストレージ先を読み出すことができたが、ストレージ先からの応答が無かった。従って、再度、ストレージ先に対する確認処理が必要であり、リトライルートA2として設定する。
ステップS814でリトライ設定がされた場合には、原稿データから画像データのストレージ先を読み出すことができ、また、ストレージ先からも応答があったが、画像データが無かった。従って、再度、ストレージ先に対する確認処理が必要であり、リトライルートA2として設定する。
以上のようにステップS815の処理によれば、ストレージ先の装置から対応画像データを取得できず、リトライ処理を実行する場合、取得できなかった理由に応じてリトライ処理のルートを変更することができる。その結果、画像データを取得できなかった理由に応じて、適切なリトライ処理を実行することができる。
ステップS816では、ステップS815で設定されたリトライルートに応じて、移行ステップを切り替える。すなわち、対応画像を取得できなかった理由に応じた処理ルートでリトライ処理が実行される。
リトライルートA1が設定された場合にはA1のステップS802に移行する。すなわち、対応画像を取得できなかった理由がS802で読み取られた原稿画像に識別情報が含まれていないことであった場合、対応画像の取得の再度の試みは、原稿画像の読み取りから行われる。リトライルートA2が設定された場合にはA2のステップS806に移行する。すなわち、対応画像を取得できなかった理由がストレージ(記憶手段)に対する対応画像の取得要求に対する応答がないことであった場合、対応画像の取得の再度の試みは、対応画像の取得要求から行われる。また、対応画像を取得できなかった理由がストレージに対応画像が記憶されていないことであった場合、対応画像の取得の再度の試みは、対応画像の取得要求から行われる。移行先の各ステップから処理が継続される。
このようにスキャンした原稿内の識別情報に対応した画像を記憶装置から読み出して印刷出力することによって、以下のような画像を出力することができる。すなわち、原稿をスキャンすることで得られた画像データに基づいて生成された出力物ではなく、PDLデータ形式からレンダリングされた高画質な画像を出力することができる。また、原稿に汚れや、人による手書きの情報などが存在していたとしても、上記処理により、汚れや手書きの情報が存在しない、原本と同様の出力物を得ることができる。
また、原稿内の識別情報に対応した画像を記憶装置から読み出す場合の不具合として、以下のようなものがある。記憶装置にアクセスできない場合、記憶装置に画像が無い場合、記憶装置の応答に時間がかかる場合などがある。しかしながら本実施形態によれば、そのような場合であっても、操作者に対して状況を通知し、処理判断を行わせることで操作性の向上を図ることができる。すなわち、記憶装置から対応画像データを読み出す処理が想定どおり動作しない場合であっても、操作者の意図を反映させた処理を行い、かつ、高い操作性を実現することができる。
[その他の実施例]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 ホストコンピュータ
102 CPU
103 RAM
104、124、144 HDD
105、116、126 通信インターフェース部
110 印刷装置
115、125 プリンタエンジン
120 複合機
127 スキャナ
130 ネットワーク
201 印刷データ
202 プリンタドライバ
210 データ受信部
211、221 印刷制御部
212、222 データ送信部
213、223 PDL解釈部
214、224 中間言語
215、225 レンダラ
216、226 イメージデータ
102 CPU
103 RAM
104、124、144 HDD
105、116、126 通信インターフェース部
110 印刷装置
115、125 プリンタエンジン
120 複合機
127 スキャナ
130 ネットワーク
201 印刷データ
202 プリンタドライバ
210 データ受信部
211、221 印刷制御部
212、222 データ送信部
213、223 PDL解釈部
214、224 中間言語
215、225 レンダラ
216、226 イメージデータ
Claims (8)
- 読み取られた原稿画像に含まれる識別情報に対応する対応画像を記憶手段から取得する取得手段と、前記取得された対応画像を出力する出力手段とを有する画像処理装置であって、
前記取得手段により前記対応画像を取得できない場合、前記出力手段は、ユーザからの指示に応じて、前記読み取られた原稿画像を出力することを特徴とする画像処理装置。 - 前記取得手段は、前記対応画像を取得できない場合、ユーザの指示に応じて前記対応画像の取得を再度試みることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記取得手段による前記対応画像の取得の再度の試みは、前記対応画像を取得できなかった理由に応じた処理ルートで実行されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
- 前記対応画像を取得できなかった理由が前記読み取られた原稿画像に前記識別情報が含まれていないことであった場合、前記取得手段による前記対応画像の取得の再度の試みは、原稿画像の読み取りから行われることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記対応画像を取得できなかった理由が前記記憶手段に対する前記対応画像の取得要求に対する応答がないことであった場合、前記取得手段による前記対応画像の取得の再度の試みは、前記対応画像の前記取得要求から行われることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像処理装置。
- 前記対応画像を取得できなかった理由が前記記憶手段に前記対応画像が記憶されていないことであった場合、前記取得手段による前記対応画像の取得の再度の試みは、前記対応画像の前記取得要求から行われることを特徴とする請求項3から5のいずれか1つに記載の画像処理装置。
- 読み取られた原稿画像に含まれる識別情報に対応する対応画像を記憶手段から取得する取得手段と、前記取得された対応画像を出力する出力手段とを有する画像処理装置において実行される制御方法であって、
前記取得手段により前記対応画像を取得できない場合、前記出力手段は、ユーザからの指示に応じて、前記読み取られた原稿画像を出力することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - コンピュータを、
読み取られた原稿画像に含まれる識別情報に対応する対応画像を記憶手段から取得する取得手段と、前記取得された対応画像を出力する出力手段とを有する画像処理装置として機能させるためのプログラムであって、
前記取得手段により前記対応画像を取得できない場合、前記出力手段は、ユーザからの指示に応じて、前記読み取られた原稿画像を出力することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010278369A JP2012129732A (ja) | 2010-12-14 | 2010-12-14 | 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010278369A JP2012129732A (ja) | 2010-12-14 | 2010-12-14 | 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012129732A true JP2012129732A (ja) | 2012-07-05 |
Family
ID=46646318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010278369A Pending JP2012129732A (ja) | 2010-12-14 | 2010-12-14 | 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012129732A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015204015A (ja) * | 2014-04-15 | 2015-11-16 | コニカミノルタ株式会社 | 電子文書生成システム、画像形成装置、通信端末およびプログラム |
-
2010
- 2010-12-14 JP JP2010278369A patent/JP2012129732A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015204015A (ja) * | 2014-04-15 | 2015-11-16 | コニカミノルタ株式会社 | 電子文書生成システム、画像形成装置、通信端末およびプログラム |
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