JP2012132211A - 扉 - Google Patents

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Abstract

【課題】隙間を狭めたり閉塞する遮蔽部材を、容易に扉本体に対して脱着することができる扉を提供することである。
【解決手段】ヒンジ式の扉本体2の下部に張出部4bを有する固定具4を装着し、固定具4の張出部4b側を扉本体2の下部に突出させておく。そして、剛性を有する固定部3aと固定部3aに接続された柔軟性を有する遮蔽部3b,3cとを備えた遮蔽部材3を固定具4の張出部4bに係合させ、扉本体2に遮蔽部材3を取り外し可能にワンタッチ装着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回動して開閉するヒンジ式の扉に関するものである。
ヒンジ式の扉は、回動動作を円滑にするために、扉本体と床面の間に隙間が設けられることが多い。扉本体と床面の間に隙間を設けると、扉の開閉動作を円滑に行うことができるが、この隙間に起因する問題も存在する。すなわち、隙間の大きさはその都度任意に設定されるが、例えば幼児は床に手を付く動作をすることが多く、誤って手を扉本体と床面の間に挟む恐れがある。
そこで本件出願人は、このような事態を招かないように隙間を閉じることができる特許文献1に開示されているような発明をした。特許文献1には、隙間を封止手段で封止する構成が開示されている。
特開2007−204945号公報
ところで、特許文献1に開示されている構成では、封止手段を扉本体に着脱するのに手間が掛かる。すなわち、例えば封止手段を扉本体にねじ止めすると、ねじを外さなければ封止手段を扉本体から取り外すことができず、また、接着すると扉本体又は封止手段の損傷を覚悟の上で扉本体から封止手段を取り外さなければならない。
一方、室内のカーペットを取り替えたり、改装等によって扉と床面の間の隙間の大きさが変化すると、封止手段もその都度対応する大きさのものを採用する必要がある。ところが、特許文献1に開示されている構成では、封止手段を交換するのは容易ではない。
そこで本発明は、隙間を狭めたり閉塞する遮蔽部材を、容易に扉本体に対して脱着することができる扉を提供することを課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、回動して開閉する扉であって、扉本体と床面の間に形成される隙間を狭めるか、又は隙間を閉塞する弾性を有する遮蔽部を有する遮蔽部材を設け、前記遮蔽部材は遮蔽部を扉本体の下部に固定する剛性を有する固定部を備えており、前記固定部と扉本体とをワンタッチで着脱可能な着脱手段を設けたことを特徴とする扉である。
請求項1の発明では、遮蔽部を扉本体の下部に固定する剛性を有する固定部が設けてあり、この固定部を扉本体とワンタッチで着脱可能な着脱手段を設けたので、遮蔽部材を扉本体に容易に着脱することができる。すなわち、扉の周辺の環境が変化し、扉本体と床面の間の隙間の大きさが変化しても、装着済みの遮蔽部材を扉本体から容易に取り外し、さらに、新しい環境に応じた別の遮蔽部材を扉本体に容易に装着することができる。
請求項2の発明は、二つの遮蔽部材の各固定部が扉本体に固定されると共に、各遮蔽部材が互いに扉本体の厚さ方向に相対位置を変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の扉である。
請求項2の発明では、二つの遮蔽部材の各固定部が扉本体に固定されると共に、各遮蔽部材が互いに扉本体の厚さ方向に相対位置を変更可能であるので、単一の規格の遮蔽部材を、異なる厚さの扉に対して装着することができる。すなわち、請求項2の発明を実施すると、二つの遮蔽部材の相対位置を変更するだけで扉の厚さに対応することができるようになる。その結果、異なる厚さの扉の両側面に対して面一になるように、同一の遮蔽部材を設置することができる。よって、遮蔽部材の汎用性が高まる。
本発明の扉は、扉本体と床面の間に形成される隙間を狭めたり閉塞する遮蔽部材を、扉本体に容易に装着することができると共に、遮蔽部材を容易に扉本体から取り外すことができる。そのため、扉の周囲の環境が変化した場合に、装着している遮蔽部材を、新しい環境に適合する別の遮蔽部材と容易に交換することができる。また、遮蔽部材の遮蔽部は弾性を有するので、万が一、遮蔽部材と床面の間に手や足を挟んでも、怪我をすることがなく、安全である。
本発明の扉の下部の斜視図であり、(a)は扉本体に固定具を取り付ける直前の状態の斜視図であり、(b)は扉本体に固定具を嵌合させた上にボルトで固定した状態を示す斜視図であり、(c)は(b)の状態から遮蔽部材を扉本体に装着した状態を示す組立斜視図である。 遮蔽部材を扉本体に装着する手順を示す扉下部の断面図であり、(a)は扉本体に突出部材を取り付ける直前の状態を示しており、(b)は(a)の状態から突出部材を扉本体に挿入して嵌合させた状態を示しており、(c)は突出部材を扉本体に固定した状態を示しており、(d)は扉本体に遮蔽部材を装着した状態を示している。 二つの分割片を組み合わせて遮蔽部材を構成する場合における扉下部の断面図であり、(a)は遮蔽部材を扉に装着する直前の状態を示しており、(b)は扉に遮蔽部材の一方の分割片のみを装着した状態を示しており、(c)は(b)の状態からさらに他方の分割片を装着した状態を示しており、(d)は(a)〜(c)とは異なる厚さの扉に、同じ遮蔽部材を装着した状態を示している。
以下、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、扉1は、扉本体2と遮蔽部材3と固定具4とで構成されている。扉本体2の下部に遮蔽部材3が装着される。扉1は、図示しない開口(出入り口)にヒンジで取り付けられており、回動して開口(出入り口)を開閉する。また扉1は、扉本体2の下部と床面10(図2(d))の間に隙間が形成されるように開口(出入り口)に取り付けられている。
扉本体2の下部には、矢印Aで示す幅方向に離間した位置の二箇所に段付き穴6が設けられている。段付き穴6は、大径部6aと小径部6bとを有しており、大径部6aと小径部6bの間には段6cが形成されている。小径部6bはねじ穴である。
この段付き穴6に固定具4が固定される。固定具4は、円筒状の本体部4aの端部に、半径方向外側に突出する張出部4bを備えた弾性を有する素材で構成されている。円筒状の固定具4には貫通孔4cが設けられている。貫通孔4cにおける、張出部4bを設けた側には段7が形成されている。
固定具4の本体部4aは、扉本体2の段付き穴6の大径部6aに嵌合可能である。また、固定具4を段付き穴6に嵌合させた際、固定具4の貫通孔4cと、段付き穴6の小径部6bとが連続する。さらに、固定具4の本体部4aを段付き穴6に嵌合させると、固定部4の本体部4aの端部が段付き穴6の段6cに当接する。
さらに固定具4の貫通孔4cにボルト5を挿通する。ボルト5の先端は、固定具4の貫通孔4cを貫通し、さらに扉本体2の段付き穴6の小径部6bに達する。そして、ボルト5をねじ込むと、ボルト5は段付き穴6の小径部6bと螺合し、やがてボルト5の頭部5aが固定具4の貫通孔4cの段7に当接する。その結果、図2(c)に示すように固定具4は、扉本体2の下部に固定される。
次に、遮蔽部材3について説明する。
遮蔽部材3は、断面がH字形状又はコの字形状を呈している。遮蔽部材3の断面形状を、図1ではH字形状とし、図2ではコ字形状としているが、H字形状とコ字形状とで扉本体2に対する固定方法に実質的な差異はない。
H字形状又はコ字形状のウェブ部3aは、剛性を有する素材で構成されている。ウェブ部3aの二箇所に孔8が設けられている。孔8の間隔は、扉本体2の段付き穴6の間隔と一致するように設定されている。また、遮蔽部材3のH字形状又はコ字形状のフランジ部3b,3cは、軟質樹脂や合成ゴム等の弾性を有する素材で構成されている。すなわち遮蔽部材3は、2つのフランジ部3b,3cとウェブ部3aとが接着等で一体固着されて構成されている。
次に、扉本体2と遮蔽部材3の着脱の仕方について説明する。
図2(a)及び図2(b)に示すように、予め扉本体2に2つの固定具4を固定しておく。すなわち、扉本体2の下面に形成された2つの段付き穴6に、予め固定具4を嵌合させ、さらにボルト5で固定しておく。
そして、図2(c)に示すように遮蔽部材3のウェブ部3aが水平位置になる姿勢で扉本体2の下面に対向させ、さらに扉本体2に固定した固定具4と遮蔽部材3の2つの孔8とを位置合わせする。さらに固定具4の張出部4bを弾性変形させながら、固定具4をウェブ部3aの孔8に貫通させる。その結果、図2(d)に示すように固定具4の張出部4bは、孔8を貫通して元の形状に戻り、孔8から外れなくなる。よって、遮蔽部材3は、ワンタッチで扉本体2の下部に装着される。張出部4bは、内側のボルト5と外側のウェブ部3aとで挟まれており、遮蔽部材3に対して下方への意図した外力が作用しない限り、張出部4bはウェブ部3aから外れない。
逆に、遮蔽部材3を扉本体2から外す際には、固定具4の張出部4bが変形して孔8内に入るように遮蔽部材3を下方へ引っ張る。その結果、固定具4の張出部4bは遮蔽部材3の孔8を通過し、やがて外れる。よって、ワンタッチで遮蔽部材3を扉本体2から取り外すことができる。
以上説明したように、遮蔽部材3の孔8に対して扉本体2側の固定具4が係合することによって遮蔽部材3が扉本体2に対してワンタッチで装着される。さらに、遮蔽部材3の孔8に対する扉本体2側の固定具4の係合を解除すると、扉本体2から遮蔽部材3をワンタッチで取り外すことができる。
扉本体2に装着された遮蔽部材3は、扉本体2と床面10の間に形成される隙間の大きさを狭めるか又は隙間を完全に閉塞する。その結果、扉1を介して空気の出入りが制限されると共に、床面10に子供が手をついていても、遮蔽部材3のフランジ部3cは弾性を有する素材で構成されているので、怪我をする恐れはない。
次に、図3を参照しながら遮蔽部材の変形例を説明する。
扉本体2と固定部材4の構成は図2のものと同じである。
図3(a)に示すように、遮蔽部材13は、2つの分割片11,12を組み合わせて構成される。分割片11,12の断面は、各々略L字形状を呈している。分割片11は、剛性を有する素材で構成された固定部15と、柔軟性を有する遮蔽部17とが直交するように接続されている。固定部15には図3(a)の紙面と直交する方向の二箇所に長孔11aが設けてある。また、固定部15の上面には段19が形成されている。
一方、分割片12は、剛性を有する素材で構成された固定部14と、柔軟性を有する遮蔽部16とが直交するように接続されている。固定部14には、固定部15と同様の長孔12aが設けられている。また、固定部14の下面には段18が形成されている。
まず、図3(b)に示すように分割片12を扉本体2の下部に装着する。すなわち、分割片12の長孔12aを固定具4に係合させる。分割片12は、長孔12aに沿って固定具4(扉本体2)に対して移動可能である。
次に、図3(c)に示すように分割片11を扉本体2の下部に装着する。すなわち、分割片11の長孔11aを固定具4に係合させる。分割片11は、長孔11aに沿って固定具4(扉本体2)に対して移動可能である。
さらに図3(c)に示すように、分割片11の遮蔽部17と分割片12の遮蔽部16が扉本体2と面一となるように分割片11及び分割片12を位置合わせする。ここで、ボルト5のねじ込み量を増加させることによって、固定具4の張出部4bと扉本体2の下面とで分割片11及び12を挟持し、扉本体2に対する分割片11及び12の位置を固定することもできる。
遮蔽部材13は、扉本体2と異なる厚さを有する扉本体20に対しても装着可能である。すなわち分割片11,12は、長孔11a,12aの範囲で固定具4に対して移動可能であるので、図3(d)に示すように分割片11及び12を扉本体20と面一となるように図3(d)で見て左右方向(扉本体20の厚さ方向)に移動させることができる。
このように、遮蔽部材13として断面が略L字形の2つの分割片11,12を2つ重ねる構造を採用すると、扉本体の異なる厚さに柔軟に対応することができるようになる。
1 扉
2 扉本体
3 遮蔽部材
3a ウェブ部
3b フランジ部
4 固定具(着脱手段)
5 固定具を扉本体に固定するボルト
6 扉本体の下部に設けた段付き穴
7 固定具の貫通穴の段
8,9 遮蔽部材のウェブ部に設けた孔(着脱手段)
10 床面

Claims (2)

  1. 回動して開閉する扉であって、扉本体と床面の間に形成される隙間を狭めるか、又は隙間を閉塞する弾性を有する遮蔽部を有する遮蔽部材を設け、前記遮蔽部材は遮蔽部を扉本体の下部に固定する剛性を有する固定部を備えており、前記固定部と扉本体とをワンタッチで着脱可能な着脱手段を設けたことを特徴とする扉。
  2. 二つの遮蔽部材の各固定部が扉本体に固定されると共に、各遮蔽部材が互いに扉本体の厚さ方向に相対位置を変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の扉。
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