JP2012132606A - プレート積層型熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】積層コア部の各コアプレートを長方形にしてその短辺側の寸法の縮小化を図るにあたって、流入口や流出口の面積縮小化による圧力損失を招くことなく、熱交換性能の向上を図る。
【解決手段】第1のコアプレート2と、第2のコアプレート3とを交互に且つ多段に積層して積層コア部とする。対角に流入口6と流出口7が形成された第1のコアプレート2上には冷却水の通路8が形成される。流入口6と流出口7とを結んだ対角線と交差する対角に流入口15と流出口16が形成された第2のコアプレート3上にはオイルの通路17が形成される。各流入口6,15と流出口7,16を各プレート2,3自体の短辺に平行な底辺部と上辺部とを有する台形状のものとし、流入口15と流出口16について互いに最も近い辺を台形の底辺部としてある。
【選択図】図2
【解決手段】第1のコアプレート2と、第2のコアプレート3とを交互に且つ多段に積層して積層コア部とする。対角に流入口6と流出口7が形成された第1のコアプレート2上には冷却水の通路8が形成される。流入口6と流出口7とを結んだ対角線と交差する対角に流入口15と流出口16が形成された第2のコアプレート3上にはオイルの通路17が形成される。各流入口6,15と流出口7,16を各プレート2,3自体の短辺に平行な底辺部と上辺部とを有する台形状のものとし、流入口15と流出口16について互いに最も近い辺を台形の底辺部としてある。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば内燃機関の潤滑油や自動変速機用作動油等の冷却のためのオイルクーラに代表されるプレート積層型の熱交換器の改良に関するものである。
内燃機関用のオイルクーラに用いられる熱交換器の構造として特許文献1〜3に記載のものが提案されている。
これらの従来の熱交換器の構造では、複数種類の四辺形で浅皿状のコアプレートを多段にわたって積層して相互に接合したものをいわゆる多板式の積層コア部とし、この積層コア部において隣接するコアプレート同士の間に形成されるそれぞれの空間を放熱および受熱のための冷却水通路およびオイル通路としたもので、多くの場合に各コアプレートの積層方向において冷却水通路とオイル通路とが交互に配置されている。そして、各プレートの対角に冷却水通路またはオイル通路の入口側なる流入口と出口側となる流出口とが対をなして開口形成されていて、冷却水通路の流入口と流出口とを結んだ対角線とオイル通路の流入口と流出口とを結んだ対角線とが平面視にて互いに交差するように、例えば各コアプレートが正方形である場合には両者がほぼ直交するように設定してある。なお、オイル通路には放熱面積の増大化を目的としてフィンプレートが収容されることもある。
このような多板式の積層コア部を主要部とする熱交換器において、限られた容積の積層コア部における冷却水とオイルとの熱交換性能が不足気味となる場合には、例えば冷却水またはオイルの流速向上や、冷却水通路またはオイル通路の流路長を長くすることによる性能向上を図るために、積層コア部の投影形状(平面視形状)を例えば特許文献3に記載のように長方形にすることがある。
この場合において、冷却水およびオイルの圧力損失を考慮してそれぞれの流入口および流出口の面積を一定と仮定すると、互いに重ね合わせた上下二枚のコアプレートの平面視状態では、当該プレートの短辺側において一方のコアプレートの流入口と他方のコアプレートの流出口とが相互に接近するかたちとなることから、上下二枚のコアプレートの短辺側、ひいては積層コア部の短辺側の寸法の縮小化にも限界がある。他方、長方形とした各コアプレートの短辺側の寸法の縮小化を優先して、逆に言うならばそれぞれの流入口および流出口の面積を犠牲にして、各コアプレートの短辺側の寸法、ひいては積層コア部の短辺側の寸法を縮小化すると、当然のことながらそれぞれの流入口および流出口の面積の減少により冷却水やオイルの圧力損失の増大化を招くこととなる。その結果として、積層コア部の投影形状を長方形にしたことによる性能向上が十分に図れないという問題がある。特に特許文献1,3に記載のように、各流入穴および流出穴を円形のものとすると、いわゆるデッドスペースの増大により上記の傾向が顕著となる。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、積層コア部の構成要素である各プレートを長方形にして特にその短辺側の寸法の縮小化を図るにあたって、それぞれの流入口や流出口の面積縮小化による圧力損失を招くことなく、所期の目的である熱交換性能の向上を図ったプレート積層型熱交換器の構造を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、共に長方形で浅皿状をなす第1のプレートと第2のプレートを交互に且つ多段にわたって積層して相互に接合したものを積層コア部とし、上記積層コア部における第1のプレートとその上の第2のプレートとの間には両者間の空間をもって低温媒体の通路を、上記第2のプレートとその上の第1のプレートとの間には両者間の空間をもって高温媒体の通路をそれぞれに形成してなるプレート積層型熱交換器であることを前提としている。
その上で、上記低温媒体の通路には、第1のプレートの対角線上において対向する双方の隅部のうち一方の隅部に形成された流入口と他方の隅部に形成された流出口とをそれぞれに開口させる一方、上記高温媒体の通路には、第2のプレートの対角線上において対向する双方の隅部のうち一方の隅部に形成された流入口と他方の隅部に形成された流出口とをそれぞれに開口させて、上記第1のプレート側の流入口と流出口とを結んだ対角線と第2のプレート側の流入口と流出口とを結んだ対角線とが平面視にて交差するように設定してある。さらに、上記第1,第2のプレート側の流入口と流出口のそれぞれを四辺形のものとして形成するとともに、上記四辺形の流入口と流出口のそれぞれは、該当する対角線上において当該流入口と流出口とのなす距離の最短距離をとる一辺部がそれぞれのプレート自体の短辺と平行であって、且つこの一辺部の長さを第1のプレート側の流入口と流出口のものよりも第2のプレート側の流入口と流出口のものの方を大きく設定してあることを特徴とする。
ここで、それぞれの流入口と流出口の形状である四辺形には、長方形や正方形のほか、台形、平行四辺形および菱形等がものが含まれる。また、それぞれのプレートにて形成される低温媒体の通路および高温媒体の通路のうちいずれか一方あるいは双方に必要に応じてフィンプレートが収容されていても良い。
この場合において、各プレートの短辺側でのデッドスペースを少なくしてスペース効率の向上を図る上では、請求項2に記載のように、四辺形の流入口と流出口のそれぞれを台形状のものとし、第1のプレート側では該当する対角線上において当該流入口と流出口とのなす距離の最短距離をとる一辺部を台形の上辺部とし、第2のプレート側では該当する対角線上において当該流入口と流出口とのなす距離の最短距離をとる一辺部を台形の底辺部としてあることが望ましい。
したがって、少なくとも請求項1に記載の発明では、それぞれの流入口と流出口の形状を四辺形にしたことによって、長方形の各プレートの短辺側でのデッドスペースを少なくして、流入口と流出口として必要な面積を確保することができ、その結果としてのその短辺側の寸法の一層の縮小化を図ることが可能となる。
請求項1に記載の発明によれば、それぞれの流入口や流出口の面積縮小化による圧力損失を招くことなく、積層コア部の構成要素である各プレートを長方形にした上で、特にその短辺側の寸法の縮小化を図ることができるから、各プレートを長方形にしたことによる流路長増大効果等によって熱交換性能が一段と向上する。
また、請求項2に記載の発明によれば、それぞれの流入口と流出口の形状を台形状にしたことによって、各プレートの短辺側でのデッドスペースを少なくしてスペース効率の向上を図ることができるから、その短辺側の寸法のさらなる縮小化によって、上記熱交換性能の向上効果が一段と顕著となる。
図1〜4は本発明を実施するためのより具体的な形態を示し、特に図1はプレート積層型の熱交換器であるオイルクーラの主要素として機能する積層コア部1の分解図を、図2は図1における各コアプレート2,3等の概略的な平面図をそれぞれ示している。
図1に示すように、共に長方形で浅皿状をなす第1のコアプレート2とその上に重ね合わされる第2のコアプレート3およびその第2のコアプレート3に収容されるフィンプレート4の三者を一組として、これらの三者一組とする各プレート2,3,4を多段に積層した上で第1のコアプレート2と第2のコアプレート3の周縁部であるフランジ部5,14等にろう付けを施して接合一体化することにより、オイルクーラの積層コア部1が構成される。この積層コア部1の下面側に冷却水やオイルの流入側となる厚肉で剛性のあるボトムプレートが、積層コア部1の上面側に冷却水やオイルの流出側となるトッププレートがそれぞれ装着されてオイルクーラとして組み立てられることになるが、図1ではこれらのボトムプレートやトッププレートを図示省略してある。
なお、図1では、冷却媒体あるいは低温媒体である冷却水の流れを破線で示し、同様に被冷却媒体あるいは高温媒体であるオイルの流れを実線で示している。
第1のコアプレート2の周縁部には傾斜したフランジ部5を全周にわたって起立形成してあるとともに、底壁部には冷却水のため流入口6と流出口7とを対角に開口形成してある。そして、相互に積層されることになる第1のコアプレート2とその上の第2のコアプレート3との間には後述するエンボス部9,10の高さに相当する空間が形成されることから、この空間が流入口6を冷却水流入口とし流出口7を冷却水流出口とする低温媒体(冷却媒体)の通路としての冷却水の通路8が形成されることになる。
より詳しくは、長方形をなす第1のプレート2の底壁部において、一方の対角線上において対向する双方の隅部のうち一方の隅部に流入口6を開口形成するとともに、他方の隅部に流出口7を開口形成し、流入口6を冷却水流入口とし流出口7を冷却水流出口として、流入口6と流出口7とをそれぞれに上記冷却水の通路8に臨ませてある。
同様に、長方形をなす第1のプレート2の底壁部において、他方の対角線上において対向する双方の隅部のうち一方の隅部にエンボス部9を、他方の隅部にもエンボス部10をそれぞれに膨出形成してあるとともに、各エンボス部9,10の頂部にはそれぞれに連通穴11または12を開口形成してある。
そして、図1のほか図2から明らかなように、長方形をなす第1のプレート2の底壁部に形成された流入口6と流出口7のほか各連通穴11,12は、共に四辺形のもの、より具体的には台形状のものとして形成され、同様に各連通穴11または12が形成されたエンボス部9,10の平面形状も当該連通穴11,12よりも一回り大きな相似形の台形状のものとして膨出形成してある。
さらに、長方形をなす第1のプレート2の底壁部に形成された台形状の流入口6と流出口7のそれぞれは、当該台形状の底辺部および上辺部共に第1のコアプレート2自体の短辺と平行となっている。この関係はエンボス部9,10とその頂部に形成された連通穴11,12についても同様であるが、エンボス部9,10とその頂部に形成された連通穴11,12については、台形の底辺部と上辺部との相対位置関係が流入口6および流出口7のそれとは逆になっている。
そして、第1のプレート2の底壁部に形成された流入口6と流出口7との相対位置関係としては、台形状の流入口6のうちでも流出口7に最も近い入口幅相当部6aが台形状の上辺部(底辺部の長さ>上辺部の長さ)とされ、同様に台形状の流出口7のうちでも流入口6に最も近い出口幅相当部7aが台形状の上辺部(底辺部の長さ>上辺部の長さ)とされている。
言い換えるならば、長方形をなす第1のプレート2の底壁部に形成された台形状の流入口6と流出口7のそれぞれは、該当する対角線上において当該流入口6と流出口7とのなす距離(相互離間距離)の最短距離をとる一辺部としての台形の少なくとも底辺部(流入口6の入口幅相当部6aおよび流出口7の出口幅相当部7a)が第1のコアプレート2自体の短辺と平行となっている。なお、流入口6と流出口7の開口面積は共にほぼ等しいものとなっている。
ここで、図1,2では図示省略しているが、第1のコアプレート2の底壁部には放熱面積の増大化のために、図3に示すように多数の丸形あるいは長円形等の微細エンボス部13a,13bを膨出形成してあり、これらの微細エンボス部13a,13bの膨出高さは連通穴11,12が形成されたエンボス部9,10の膨出高さよりも小さいものとなっている。
他方、第2のコアプレート3についても第1のコアプレート2とほぼ同様な構造であって、第2のコアプレート3の周縁部には傾斜したフランジ部14を全周にわたって起立形成してあり、その内部にフィンプレート4が収容されるようになっているとともに、第2のコアプレート3の底壁部には被冷却媒体であるオイルのため流入口15と流出口16とを対角に開口形成してある。そして、相互に積層されることになる第2のコアプレート3とその上の第1のコアプレート2との間には後述するエンボス部18,19に高さに相当する空間が形成されることから、この空間が流入口15をオイル流入口とし流出口16をオイル流出口とする高温媒体(被冷却媒体)の通路としてのオイルの通路17が形成されることになる。
より詳しくは、長方形をなす第2のコアプレート3の底壁部において、一方の対角線上において対向する双方の隅部のうち一方の隅部に流入口15を開口形成するとともに、他方の隅部に流出口16を開口形成し、流入口15をオイル流入口とし流出口16をオイル流出口として、流入口15と流出口16とをそれぞれに上記オイルの通路17に臨ませてある。
同様に、長方形をなす第2のコアプレート3の底壁部において、他方の対角線上において対向する双方の隅部のうち一方の隅部にエンボス部18を、他方の隅部にもエンボス部19をそれぞれに膨出形成してあるとともに、各エンボス部18,19の頂部にはそれぞれに連通穴20または21を開口形成してある。
そして、図1のほか図2から明らかなように、長方形をなす第2のコアプレート3の底壁部に形成された流入口15と流出口16のほか各連通穴20,21は、共に矩形状、より具体的には台形状のものとして形成され、同様に各連通穴20,21が形成されたエンボス部18,19の平面形状も当該連通穴20,21よりも一回り大きな相似形の台形状のものとして膨出形成してある。
さらに、長方形をなす第2のコアプレート3の底壁部に形成された台形状の流入口15と流出口16のそれぞれは、当該台形状の底辺部および上辺部共に第2のコアプレート3自体の短辺と平行となっている。この関係はエンボス部18,19とその頂部に形成された連通穴20,21についても同様であるが、エンボス部18,19とその頂部に形成された連通穴20,21については、台形の底辺部と上辺部との相対位置関係が流入口15および流出口16のそれとは逆になっている。
そして、第1のコアプレート2の底壁部に形成された流入口6と流出口7との相対位置関係とは逆に、第2のコアプレート3の底壁部に形成された流入口15と流出口16との相対位置関係としては、台形状の流入口15のうちでも流出口16に最も近い入口幅相当部15aが台形状の底辺部(底辺部の長さ>上辺部の長さ)とされ、同様に台形状の流出口16のうちでも流入口15に最も近い出口幅相当部16aが台形状の底辺部(底辺部の長さ>上辺部の長さ)とされている。
言い換えるならば、長方形をなす第2のコアプレート3の底壁部に形成された台形状の流入口15と流出口16のそれぞれは、該当する対角線上において当該流入口15と流出口16とのなす距離(相互離間距離)の最短距離をとる一辺部としての台形の少なくとも底辺部(流入口15の入口幅相当部お15aよび流出口16の出口幅相当部16a)が第2のコアプレート3自体の短辺と平行となっている。なお、流入口15と流出口16の開口面積は共にほぼ等しく、且つ第1のコアプレート2側の流入口6および流出口7の開口面積ともほぼ等しいものとなっている。
上記第2のコアプレート3に収容されることになるフィンプレート4は、第1,第2のコアプレート2,3のようなフランジ部5,14を有しておらず、そのために第1,第2のコアプレート2,3の形状よりも一回り小さく、それらの第1,第2のコアプレート2,3の底壁部と同じ大きさのものであって、且つ例えば図4に示すように規則性をもって矩形の波形状に切り起こし形成したものである。このフィンプレート4には第2のコアプレート3側の流入口15および流出口16と同形状でそれに合致する流通穴22および流通穴23をそれぞれに形成してあるとともに、第2のコアプレート3側のエンボス部18,19よりも一回り大きく且つそのエンボス部18,19に外嵌される逃げ穴24,25を形成してある。
そして、図1に示すように、先に述べた第1のコアプレート2と、上記フィンプレート4を収容することになる第2のコアプレート3とを一組として多段にわたって積層した状態では、第1,第2のコアプレート2,3の周縁部におけるフランジ部5,14同士が密着して、当該部分にろう付けを施すことにより第1,第2のコアプレート2,3同士が積層コア部1として接合一体化されて、各コアプレート2,3の内部空間が封止されることになる。さらに、第1のコアプレート2の各エンボス部9,10に対してその上の第2のコアプレート3側の流入口15と流出口16の周縁部が密着してろう付けされることになる。同様にして、第2のコアプレート3の各エンボス部18,19に対してその上の第1のコアプレート2側の流入口6と流出口7の周縁部が密着してろう付けされることになる。
これにより、先にも述べたように、第1のコアプレート2とその上の第2のコアプレート3との間には、第1のコアプレート2側のエンボス部9,10の高さに相当する冷却水の通路8が形成され、同様にフィンプレート4を収容してなる第2のコアプレート3とその上の第1のコアプレート2との間には、第2のコアプレート3側のエンボス部18,19の高さに相当するオイルの通路17が形成されることになる。つまり、第1,第2のコアプレート2,3を多段に積層してなる積層コア1では、図1,2に示すように、流れの向きが逆向きとなる冷却水の通路8とオイルの通路17とがプレート積層方向において交互に形成されることになる。
その上で、図2に示すように、相互に重ね合わされることになる第1のコアプレート2と第2のコアプレート3とでは、冷却水の通路8を形成することになる第1のコアプレート2側の流入口6と流出口7とを結んだ対角線と、オイルの通路17を形成することになる第2のコアプレート3側の流入口15と流出口16とを結んだ対角線とが平面視にて交差するように設定してある。
その結果として、第1,第2のコアプレート2,3自体の短辺側において、第1のコアプレート2の流入口6とそれに隣接するエンボス部9との相対位置関係、および第1のコアプレート2の流出口7とそれに隣接するエンボス部10との相対位置関係が、第2のプレート3側のそれとはそれぞれに逆になっている。これらのことは、多段に積層した第1,第2のコアプレート2,3相互間に形成される冷却水の通路8とオイルの通路17において、図1,2に破線で示した冷却水の流れ方向と実線で示したオイルの流れ方向とが互いに逆向きで且つ平面視にて両者が交差することを意味している。
したがって、このように構成された積層コア部1によれば、図1,2に示すように、第1のコアプレート2とその上に積層される第2のコアプレート3との間に冷却水の通路8が形成され、同様に第2のコアプレート3とその上に積層される第1のコアプレート2との間にオイルの通路17が形成されることは先に述べたとおりである。
その上で、第2のコアプレート3に形成されたエンボス部18,19と当該エンボス部18,19に形成された連通穴20,21のほか、上側の第1のコアプレート2に形成されて上記エンボス部18,19に接合されることになる流入口6および流出口7とによって、複数の冷却水の通路8,8同士を上下方向で連通させるための連通路が形成される。
同様に、第1のコアプレート2に形成されたエンボス部9,10と当該エンボス部9,10に形成された連通穴11,12のほか、上側の第2のコアプレート3に形成されて上記エンボス部9,10に接合されることになる流入口15および流出口16とによって、複数のオイルの通路17,17同士を上下方向で連通させるための連通路が形成される。
そのために、積層コア部1内では、図1に破線で示す冷却水の流れと実線で示すオイルの流れとがそれぞれに形成され、これらの通流過程での相互熱交換作用により、オイル側から第1,第2のコアプレート2,3を介して冷却水側へ放熱が行われることでオイルが冷却されることになる。なお、第2のコアプレート3(オイルの通路17)内に配置されているフィンプレート4は、オイルの圧力損失の上ではわずかに不利になるものの、放熱面積の増大化の上では大きく貢献することになる。
この場合において、図2から明らかなように、第1のコアプレート2側の流入口6および流出口7のほか第2のコアプレート3側の流入口15および流出口16のそれぞれを同一形状で開口面積もほぼ同一の四辺形のもの、より具体的には台形状のものとして形成してあるので、第1のコアプレート2と第2のコアプレート3とを重ね合わせた状態において、長方形のそれぞれのコアプレート2,3の短辺側においてデッドスペースを少なくして、流入口6と流出口7または流入口15と流出口16とを併存させることができるので、それぞれのコアプレート2,3の短辺部の長さを小さくして、その短辺部と長辺部との長さの差を一段と大きくすることが可能となる。これによって、冷却水の通路8やオイルの通路17の流路長を可及的に大きく確保して、放熱性あるいは熱交換性能の向上に寄与できることになる。
また、例えば冷却水側の熱交換作用に余裕があると仮定した場合、上記の形態では、オイルの通路17を形成することになる第2のコアプレート3の底壁部に形成された流入口15と流出口16では、台形状の流入口15のうちでも流出口16に最も近い入口幅相当部15aが台形状の底辺部とされ、同様に台形状の流出口16のうちでも流入口15に最も近い出口幅相当部16aが台形状の底辺部とされていて、同等部位が台形状の上辺部とされている第1のコアプレート2側のものよりも幅広に形成されているので、開口面積としては冷却水の通路8を形成することになる第1のコアプレート2側の流入口6および流出口7と同等ではあっても、オイルの通路17での当該オイルの圧力損失を抑制することができ、これによってもまた放熱性あるいは熱交換性能の向上に寄与できる。
ここで、上記の形態では、第1のコアプレート2側の流入口6および流出口7のほか第2のコアプレート3側の流入口15および流出口16のそれぞれを台形状のものとしているが、四辺形のものでさえあれば、例えば長方形や正方形のほか、平行四辺形および菱形等の形状のものであっても良い。
1…積層コア部
2…第1のコアプレート
3…第2のコアプレート
4…フィンプレート
6…流入口
6a…入口幅相当部
7…流出口
7a…出口幅相当部
9…エンボス部
10…エンボス部
11…連通穴
12…連通穴
8…冷却水の通路
15…流入穴
15a…入口幅相当部
16…流出穴
16a…出口幅相当部
17…オイルの通路
18…エンボス部
19…エンボス部
20…連通穴
21…連通穴
2…第1のコアプレート
3…第2のコアプレート
4…フィンプレート
6…流入口
6a…入口幅相当部
7…流出口
7a…出口幅相当部
9…エンボス部
10…エンボス部
11…連通穴
12…連通穴
8…冷却水の通路
15…流入穴
15a…入口幅相当部
16…流出穴
16a…出口幅相当部
17…オイルの通路
18…エンボス部
19…エンボス部
20…連通穴
21…連通穴
Claims (2)
- 共に長方形で浅皿状をなす第1のプレートと第2のプレートを交互に且つ多段にわたって積層して相互に接合したものを積層コア部とし、
上記積層コア部における第1のプレートとその上の第2のプレートとの間には両者間の空間をもって低温媒体の通路を、上記第2のプレートとその上の第1のプレートとの間には両者間の空間をもって高温媒体の通路をそれぞれに形成してなる熱交換器であって、
上記低温媒体の通路には、第1のプレートの対角線上において対向する双方の隅部のうち一方の隅部に形成された流入口と他方の隅部に形成された流出口とをそれぞれに開口させる一方、
上記高温媒体の通路には、第2のプレートの対角線上において対向する双方の隅部のうち一方の隅部に形成された流入口と他方の隅部に形成された流出口とをそれぞれに開口させて、
上記第1のプレート側の流入口と流出口とを結んだ対角線と第2のプレート側の流入口と流出口とを結んだ対角線とが平面視にて交差するように設定してあり、
上記第1,第2のプレート側の流入口と流出口のそれぞれを四辺形のものとして形成するとともに、
上記四辺形の流入口と流出口のそれぞれは、該当する対角線上において当該流入口と流出口とのなす距離の最短距離をとる一辺部がそれぞれのプレート自体の短辺と平行であって、且つこの一辺部の長さを第1のプレート側の流入口と流出口のものよりも第2のプレート側の流入口と流出口のものの方を大きく設定してあることを特徴とするプレート積層型熱交換器。 - 上記四辺形の流入口と流出口のそれぞれを台形状のものとし、
第1のプレート側では該当する対角線上において当該流入口と流出口とのなす距離の最短距離をとる一辺部を台形の上辺部とし、第2のプレート側では該当する対角線上において当該流入口と流出口とのなす距離の最短距離をとる一辺部を台形の底辺部としてあることを特徴とする請求項1に記載のプレート積層型熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010284028A JP2012132606A (ja) | 2010-12-21 | 2010-12-21 | プレート積層型熱交換器 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105066750A (zh) * | 2015-08-24 | 2015-11-18 | 佛山神威热交换器有限公司 | 一种板式换热器 |
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| JPH0441971U (ja) * | 1990-07-31 | 1992-04-09 | ||
| JPH04503398A (ja) * | 1988-10-24 | 1992-06-18 | パッキノックス、ソシエテ、アノニム | プレート式熱交換器 |
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-
2010
- 2010-12-21 JP JP2010284028A patent/JP2012132606A/ja active Pending
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