JP2012135376A - 電動歯間ブラシ - Google Patents

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真一 谷口
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季久 岸本
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Abstract

【課題】ブラシ部を歯間に支障なく挿入し得る電動歯間ブラシを提供する。
【解決手段】ブラシ柄2を備えたハウジング1と、ブラシ柄2の先端部に設けられる軸状のブラシ部3と、ハウジング1内に設けられ、ブラシ部3を歯間刷掃方向に駆動する電動アクチュエーター5とを備えた電動歯間ブラシにおいて、電動アクチュエーター5の動作に基づいて、ブラシ部3の先端を、該ブラシ部の軸方向と直交する方向の平面内で駆動するブラシ部駆動装置7,2を備えた。
【選択図】図2

Description

この発明は、歯ブラシでは除去しにくい歯間の汚れを除去する電動歯間ブラシに関するものである。
歯間ブラシは、ブラシ部を歯間に挿入して往復動作させることにより、歯間の汚れを除去するものであり、電動歯間ブラシは、ブラシ部を電動で往復動作させるようにしたものである。
特許文献1には、ブラシ部を軸方向に往復動作させて歯間の汚れを除去するようにした電動型歯ブラシが開示されている。
特開平9−24057
特許文献1に開示される電動型歯ブラシでは、ブラシ部をその軸方向に往復動作させる構成であるため、ブラシ部を歯間に挿入する際、ブラシ部がその挿入方向に沿って往復動作している。従って、ブラシ部の先端で歯間の歯肉乳頭部を突き刺して痛めるおそれがある。
この発明の目的は、ブラシ部を歯間に支障なく挿入し得る電動歯間ブラシを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の電動歯間ブラシは、ブラシ柄を備えたハウジングと、前記ブラシ柄の先端部に設けられる軸状のブラシ部と、前記ハウジング内に設けられ、前記ブラシ部を歯間刷掃方向に駆動する電動アクチュエーターとを備えた電動歯間ブラシにおいて、前記電動アクチュエーターの動作に基づいて、前記ブラシ部の先端を、該ブラシ部の軸方向と直交する方向の平面内で駆動するブラシ部駆動装置を備えたことを特徴とする。
また、上記構成において、前記ブラシ部駆動装置は、前記電動アクチュエーターの動作に基づいて前記ブラシ柄を往復動作させる駆動軸と、前記ブラシ部のブラシ軸を、前記ブラシ柄に対し該ブラシ柄の往復動作方向と直交する方向に保持する保持部とを備えることが好ましい。
また、上記構成において、前記ブラシ部駆動装置は、前記電動アクチュエーターの動作に基づいて前記ブラシ柄を往復動作させる駆動軸と、前記ブラシ部のブラシ軸を、前記ブラシ柄に対し該ブラシ柄の往復動作方向と直交する方向に保持する保持部とを備えることが好ましい。
また、上記構成において、前記ブラシ部を前記ブラシ柄の先端部に着脱可能に取着することが好ましい。
また、上記構成において、前記ブラシ部を、前記ハウジングの長手方向に直交する方向に保持することが好ましい。
また、上記構成において、前記ブラシ部駆動装置は、前記電動アクチュエーターの動作に基づいてブラシシャフトを往復動作させる駆動軸と、前記ブラシシャフトの往復動作を回転動作に変換して、前記ブラシ部を該ブラシ部の中心を回転軸芯として回転させる変換機構とを備えることが好ましい。
また、上記構成において、前記ブラシ部は、合成樹脂で成形したブラシ軸と、前記ブラシ軸より軟らかい材質で前記ブラシ軸を覆うように成型される樹脂膜及びブラシ毛とを備えることが好ましい。
本発明によれば、ブラシ部を歯間に支障なく挿入し得る電動歯間ブラシを提供することができる。
第一の実施形態を示す斜視図である。 第一の実施形態を示す断面図である。 (a)(b)は、第一の実施形態のブラシ柄及びブラシ部を示す斜視図である。 第一の実施形態のブラシ部を示す縦断面図である。 第二の実施形態のブラシ柄及びブラシ部を示す斜視図である。 第二の実施形態のブラシ柄及びブラシ部を示す分解斜視図である。
(第一の実施形態)
以下、この発明を具体化した第一の実施形態を図1〜図4に従って説明する。図1に示す電動歯間ブラシは、有底円筒状のハウジング1の先端部にブラシ柄2の基端部が取着され、そのブラシ柄2の先端にブラシ部3が取着される。
前記ハウジング1内には、電池4からの給電に基づいて動作するリニアオシレータ5と、リニアオシレータ5の動作を制御する駆動制御回路を搭載した回路基板6が収容されている。また、リニアオシレータ5には駆動軸7が軸方向に移動可能に支持されている。
前記ハウジング1の先端部側の外周面にはエラストマーで形成された電源スイッチ8とモードスイッチ9が設けられている。そして、電源スイッチ8及びモードスイッチ9の操作によりリニアオシレータ5の動作が制御され、電源スイッチ8を押圧すると前記駆動軸7の往復動作が開始され、再度押圧すると駆動軸7の往復動作が停止される。また、モードスイッチ9を押圧すると、あらかじめ設定された動作モードで駆動軸7が往復動作される。
また、前記駆動軸7の長手方向中間部は、コイルスプリングを使用した共振機構10に挿通されている。共振機構10は、リニアオシレータ5の駆動周波数と、ハウジング1を支点とするコイルスプリングの付勢力との共振に基づいて駆動軸7を往復動作させるものであり、50〜300Hzの周波数と、0.3〜3.0mmの振幅の範囲で駆動軸7を往復動作させるようになっている。
前記駆動軸7の先端には取付用シャフト11が取着され、その取付用シャフト11の先端はハウジング1の先端から突出している。取付用シャフト11は、駆動軸7と一体に往復動作するとともに、先端部は断面D字状に形成されている。
前記ブラシ柄2の基端部には前記ハウジング1から突出される取付用シャフト11を嵌着固定するための取付孔12が形成され、その取付孔12に取付用シャフト11の先端部が嵌着されて、ブラシ柄2がハウジング1に対し相対回転不能に保持される。そして、前記駆動軸7の振動が取付用シャフト11を介してブラシ柄2に伝達されるようになっている。なお、ハウジング1とブラシ柄2との間には、所定の間隙が確保されて、ハウジング1がブラシ柄2の振動に干渉しないようになっている。
前記ブラシ柄2の先端部には、ブラシ部3が取着されている。ブラシ部3は、図4に示すように、例えばポリプロピレン(PP)やポリアセタール(POM)でブラシ軸13が成形され、そのブラシ軸13は基端部に前記ブラシ柄2に嵌着するための俵状の嵌合部14が形成されている。
前記嵌合部14の外周面の一側には、この嵌合部14を前記ブラシ柄2の先端部に嵌合するための凹部15が形成されている。そして、図3(a)(b)に示すように、二又状に形成されたブラシ柄2の先端部に凹部15を弾性的に嵌合することにより、ブラシ部3はブラシ軸13がブラシ柄2の往復動作方向と直交する方向に保持された状態でブラシ柄2に保持されるようになっている。また、ブラシ軸13は前記ハウジング1の前記電源スイッチ8及びモードスイッチ9側に向かって突出するように保持されている。
前記嵌合部14を除いて、前記ブラシ軸13の外周面はブラシ軸13よりやわらかい材質、例えば熱可塑性エラストマー(TPE)等の材料で成型される樹脂膜16で覆われ、その樹脂膜16の表面にはブラシ軸13の軸方向に直交する方向に延びる多数のブラシ毛17が形成されている。
次に、上記のように構成された電動歯間ブラシの作用を説明する。
電源スイッチ8及びモードスイッチ9を操作して駆動軸7を往復動作させると、ブラシ柄2が同方向に往復動作する。すると、ブラシ柄2の先端部に取着されたブラシ部3も図2に示す矢印A方向に往復動作する。
この状態で、ブラシ部3のブラシ軸13を歯間に挿入すると、歯間の汚れをブラシ毛17で除去可能である。
上記のように電動歯間ブラシでは、次に示す効果を得ることができる。
(1)ブラシ部3のブラシ軸13を歯間に挿入して往復動作させることができるので、歯間の汚れを容易に除去することができる。
(2)ブラシ軸13は歯間への挿入方向と直交する方向に往復動作するため、ブラシ軸13の先端部を歯間に挿入する際、歯肉乳頭部を痛めることなくブラシ軸13を歯間に挿入することができる。
(3)ブラシ軸13をハウジング1の長手方向に往復動作させることができるので、使用者がハウジング1の保持方向を上下方向や左右方向あるいは任意の斜め方向としたとき、ブラシ軸13の先端をハウジング1の長手方向に平行となる平面内を移動させることができる。従って、ブラシ軸13を口腔内の上側及び下側の歯の各歯間の方向に沿って容易に往復動作させることができる。
(4)ハウジング1を垂直方向に保持すると、ブラシ軸13を上下方向に往復動作させることができる。従って、使用者はハウジング1を垂直方向に保持する楽な姿勢で、歯茎から上下方向に延びる歯の歯間を容易に磨くことができる。
(5)ブラシ軸13を軟らかい材質の樹脂膜16及びブラシ毛17で覆ったので、歯や歯茎を傷めることはない。
(6)ブラシ部3をブラシ柄2に対し容易に着脱可能である。従って、ブラシ部3のみを交換部品として用意すれば、劣化したブラシ部3を低コストで交換することができる。
(第二の実施形態)
図5及び図6は、第二の実施形態を示す。この実施形態のハウジングは、ブラシ柄の下端部を嵌合保持する構成を除いて前記第一の実施形態と同様であるので、ブラシ柄及びブラシ部の構成についてのみ説明する。
図5に示すように、ブラシ柄21の基端部にはハウジングの上端に嵌合するための嵌合部22が形成され、その嵌合部22をハウジングの上端に嵌合することにより、ブラシ柄21がハウジングに固定される。
ブラシ柄21の先端には、ハウジングの長手方向に直交する方向に突出するブラシ部23が回転可能に支持されている。ブラシ部23は、第一の実施形態と同様なブラシ毛30及び樹脂膜で覆われたブラシ軸28を備えている。
ブラシ部23は、図6に示すように、第一の軸ピン24でブラシ柄21に回転可能に支持されている。また、ブラシ部23には第一の軸ピン24の近傍に、第一の軸ピン24と平行に突出する第二の軸ピン25が設けられている。
そして、ブラシ部23をブラシ柄21の先端部に回動可能に支持した状態で、ブラシ柄21の先端からブラシ部23に抜け止めピン29を挿通することにより、ブラシ部23がブラシ柄21から脱落不能に保持されるようになっている。
前記ブラシ柄21内には、ブラシシャフト26が図6において上下動可能に支持され、そのブラシシャフト26の基端部には、ハウジングから突出される取付用シャフトが嵌着される。そして、取付用シャフトが往復動作すると、ブラシシャフト26がブラシ柄21内で往復動作するようになっている。
前記ブラシシャフト26の先端部には、ブラシシャフト26の中心からオフセットした位置で上方に突出する枝軸27が形成され、その枝軸27の先端部に設けられた挿通孔27aに前記第二の軸ピン25が挿通されている。
従って、ブラシシャフト26と第二の軸ピン25とがクランク機構として動作して、ブラシシャフト26の往復直線運動がブラシ部23の往復回転運動に変換される。
次に、上記のように構成された電動歯間ブラシの作用を説明する。
ハウジングの電源スイッチ及びモードスイッチを操作して駆動軸を往復動作させると、ブラシ柄21内でブラシシャフト26が往復動作する。すると、ブラシ柄2の先端部に取着されたブラシ部23が図5に示す矢印B方向に往復回転される。
この状態で、ブラシ部23のブラシ軸を歯間に挿入すると、歯間の汚れをブラシ毛30で除去可能である。
上記のように電動歯間ブラシでは、次に示す効果を得ることができる。
(1)ブラシ部23のブラシ軸28を歯間に挿入して往復回転動作させることができるので、歯間の汚れを容易に除去することができる。
(2)ブラシ軸28はその軸心を中心として往復回転動作するため、ブラシ軸28の先端部を歯間に挿入する際、歯肉乳頭部を痛めることなくブラシ軸28を歯間に容易に挿入することができる。
(3)ブラシ軸28はハウジングの長手方向に対し直交する方向に延びるので、使用者はハウジングを垂直方向に保持する楽な姿勢で、ブラシ軸28を歯間に容易に挿入して磨くことができる。
(4)ブラシ軸28の表面を、軟らかい材質の樹脂膜及びブラシ毛30で覆ったので、歯や歯茎を傷めることはない。
上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・第一の実施形態において、ハウジング内に収容した回転式モータの回転出力を往復直線動作に変換してブラシ部3を往復動作させるようにしてもよい。
・第二の実施形態において、ブラシ部を連続回転動作させてもよい。
・第一及び第二の実施形態において、ハウジング、ブラシ柄、ブラシ部を一体としてもよい。
1…ハウジング、2…ブラシ部駆動装置(ブラシ柄)、3,23…ブラシ部、5…電動アクチュエーター(リニアオシレータ)、7…ブラシ部駆動装置(駆動軸)、13…ブラシ軸、14…保持部(嵌合部)、16…樹脂膜、17,30…ブラシ毛、25…変換機構(第二の軸ピン)、26…変換機構(ブラシシャフト)。

Claims (6)

  1. ブラシ柄を備えたハウジングと、
    前記ブラシ柄の先端部に設けられる軸状のブラシ部と、
    前記ハウジング内に設けられ、前記ブラシ部を歯間刷掃方向に駆動する電動アクチュエーターと
    を備えた電動歯間ブラシにおいて、
    前記電動アクチュエーターの動作に基づいて、前記ブラシ部の先端を、該ブラシ部の軸方向と直交する方向の平面内で駆動するブラシ部駆動装置を備えたことを特徴とする電動歯間ブラシ。
  2. 請求項1に記載の電動歯間ブラシにおいて、
    前記ブラシ部駆動装置は、
    前記電動アクチュエーターの動作に基づいて前記ブラシ柄を往復動作させる駆動軸と、
    前記ブラシ部のブラシ軸を、前記ブラシ柄に対し該ブラシ柄の往復動作方向と直交する方向に保持する保持部と
    を備えたことを特徴とする電動歯間ブラシ。
  3. 請求項1又は2に記載の電動歯間ブラシにおいて、
    前記ブラシ部を前記ブラシ柄の先端部に着脱可能に取着したことを特徴とする電動歯間ブラシ。
  4. 請求項2又は3に記載の電動歯間ブラシにおいて、
    前記ブラシ部を、前記ハウジングの長手方向に直交する方向に保持したことを特徴とする電動歯間ブラシ。
  5. 請求項1に記載の電動歯間ブラシにおいて、
    前記ブラシ部駆動装置は、
    前記電動アクチュエーターの動作に基づいてブラシシャフトを往復動作させる駆動軸と、
    前記ブラシシャフトの往復動作を回転動作に変換して、前記ブラシ部を該ブラシ部の中心を回転軸芯として回転させる変換機構と
    を備えたことを特徴とする電動歯間ブラシ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電動歯間ブラシにおいて、
    前記ブラシ部は、
    合成樹脂で成形したブラシ軸と、
    前記ブラシ軸より軟らかい材質で前記ブラシ軸を覆うように成型される樹脂膜及びブラシ毛と
    を備えたことを特徴とする電動歯間ブラシ。
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