JP2012135602A - 固定器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 筺体を容易に移動させるためにキャスタ等の移動手段を備える筺体を
設置面や壁面特に筺体への工作を加えることなく、サービス性を損なうことなく十分な耐振性(耐震性)を確保する。
【解決手段】 キャスタ等で筺体を水平移動させて設置面側の固定ユニットの上に、筺体をスライドさせて乗り上げさせて、筺体側又は設置面側の固定ユニットに設けた粘着材を加圧する。
【選択図】 図1

Description

筺体の移動を防止する固定器具に関する。
例えば電子写真方式の複合機と呼ばれる多機能装置の筺体は設置性やメンテナンス性の観点から設置面に対して筺体の移動の容易性が要求されている。そのため、キャスタなどの移動手段が筺体に設けられているものが多い。しかし、キャスタなどで筺体の移動を容易にした構成では、地震などにより意図せず移動してしまう可能性が高い。そのため、筺体設置後に筺体を設置面に対して固定するように耐震固定器具(ロック、移動防止器具、固定器具)を用いて意図せぬ移動を防止することが望まれている。
筺体の移動を防止する構成として、筺体及び筺体の設置面や隣接する壁面にネジ等の締結部材を打ち込む構成が知られている。しかし、ネジ等の締結具を上記いずれかに打ち込む構成は筺体及び設置面や壁面への工作(ドリル等)を行うため望ましくない。
これに対して、特許文献1には設置面に板金を粘着性の部材を用いて粘着させると共に、その板金(部材)に対して装置本体を固定する構成が開示されている。具体的には、筺体を設置する設置面にL字板金を粘着材で固定し、固定されたL字板金の上に筺体を設置する。さらに、L字板金の側板と筺体側面を連結して装置本体が意図せぬ移動を防止する構成が開示されている。また、キャスタ(移動手段)付きの筺体の場合にはキャスタをL字板金上に載せた後、L字板金の側板と筺体の側板を締結する構成が開示されている。
特開2009−112399号公報
しかしながら、筺体が備えるキャスタ等の移動手段をL字板金上に載せる構成では、L字板金上で水平方向(キャスタによる移動方向)に移動し、十分な耐振性(耐震性)を得ることが困難であった。
そこで、本発明の固定器具は「移動手段を備える筺体を固定する固定器具であって、筺体に固定される第一ユニットと、筺体を設置する設置面に固定される第二ユニットと、前記筺体と前記第一ユニットとの間、あるいは前記設置面と前記第二ユニットとの間の少なくとも一方に粘着材を備え、前記第一ユニットと第二ユニットを締結する締結手段と、移動手段で筺体を移動させることによって、筺体に取り付けられた前記第一ユニットを設置面に設置された前記第二ユニットに担持させる機構と、を備え、設置面から筺体に取り付けられた前記第一ユニットの前記第二ユニットと接触する面までの距離は、設置面から前記第二ユニットの前記第一ユニットと接触する面までの距離よりも小さいこと」を特徴とする。
これにより、移動手段を備えた筺体を設置面や壁面特に筺体への工作を加えることなく、サービス性を損なうことなく十分な耐振性(耐震性)を得ることができる。
固定器具の構成を示す斜視図及び断面図である。 各ユニットについて説明するための断面図である。 実施例1の固定器具の係合時を示す斜視図及び断面図である。 実施例1の固定器具の係合後を示す斜視図及び断面図である。 固定器具を複数用いて筺体を固定する構成を説明するための断面図 実施例3の固定器具を示す斜視図及び断面図である。 実施例3の固定器具を説明する断面図である。
以下に、キャスタを備える筺体(例えば、複合機等)を固定する固定器具について図面を用いて説明する。なお、図面中のZ軸方向を鉛直方向、X−Y平面を水平面とする。
本実施例において固定器具は筺体本体と接触する筺体側のユニット(第一ユニット)と、設置面と接触する設置面側のユニット(第二ユニット)から成る。以下に、本実施例に係る固定器具について図を用いて説明する。
§1.{固定器具の概略構成について}
図1は本実施例に係る固定器具の概略構成を説明するための図である。図1の(a)は設置前の固定器具の斜視図である。また、図1の(b)は固定器具を図1の(a)中の一点鎖線の方向で切断した断面図である。固定器具1は筺体側固定ユニット100と設置面側固定ユニット200から成る。各ユニットについて詳しく説明した後、筺体の固定手順について詳しく説明する。
■(筺体側固定ユニットについて)
図2の(a)は筺体側固定ユニットの断面図である。筺体側固定ユニット(第一ユニット)100は第一部材としての板金101及び粘弾性体としての粘着材102から成る。また、板金(第一部材)101は固定対象としての筺体300の底面に粘着材(粘弾性体)102により貼り付けられる(図1の(b)参照)。
ここで、図1の(b)に示すように筺体300は移動手段としてのキャスタ301を備えており、設置面Fをスライドして容易に移動することができる。また、筺体側固定ユニットの板金101は設置面側固定ユニットと当接する当接部(当接面)C1と、設置面側固定ユニットとボルトとナットで締結するための長穴103を備えている。なお、筺体側固定ユニット100は筺体300の底面にボルトなどで直接取り付けてもよい。
■(設置面側固定ユニットについて)
図2の(b)は設置面側固定ユニットの断面図である。設置面側固定ユニット(第二ユニット・固定ユニット)200は第二部材としての板金201と、ベース板202、粘着材203、高さ調整機構250から成る。また、ベース板202は設置面Fに粘着材(粘弾性体)203により貼り付けられる(図1の(b)参照)。また、設置面側固定ユニット200は筺体側固定ユニット100と当接する当接部(当接面)C2と、筺体側固定ユニットと締結するための丸穴204を備えている。
さらに、板金201には筺体側ユニットと当接し、当接部C2へ当接部C1を乗り上げ(担持させる)させるための機構としてのテーパ部Tを備える(図3の(b)参照)。具体的には、テーパ部Tは板金201の板金101と当接する側端部の高さa1が中央部の高さb1よりも低くなるように加工されている。筺体側固定ユニットはテーパ部の斜面に突き当たり、キャスタによってスライドすることにより容易に設置面側固定ユニットに乗り上げることができる。つまり、筺体をスライドさせることで、筺体側固定ユニット100は設置面側固定ユニット200によって担持される。
また、高さ調整機構250は、ボルト251とナット252〜254から成る。そして、高さ調整機構によって板金201とベース板202の高さ方向(つまり図中のZ軸方向)の高さを調整(規制)することができる。これにより設置面(床)から筺体側固定ユニットの当接面までの高さb2が変化した場合においても、設置面から設置面側固定ユニットの当接面までの高さ(距離)a2を適切にすることができる(図3の(b)参照)。これにより、粘着材102及び粘着材203にかかる圧力が適切になるように調整することができる。
なお、固定対象となる筺体と設置面からの高さがあらかじめ分かっている場合、高さ調整機構を備えなくともよい。つまり、ベース板202の代わりに板金201に粘弾性体としての粘着材203を張り付けて設置面へ設置してもよい。あるいは、設置面側固定ユニット200は設置面Fにボルトなどで直接取り付けてもよい。
■(粘弾性部材について)
本実施例の粘着材102及び203はプロセブン株式会社製の耐震マットを用いた。なお、耐震マットはウレタンエラストマーを主成分とし、寸法は高さ(厚み)5mm、縦横100×100mmのものを用いた。また、粘弾性を持つ粘着材は加圧により耐剥離性が向上することが知られている。つまり、十分な耐震性を得るためには粘弾性部材を加圧した状態で用いることが好ましい。
ここで、本実施例の筺体(画像形成装置)の重量は350kgのものを対象とした。そして、固定対象となる筺体の操作部を手前側として、前奥方向に2個の固定器具を用いた。この時の粘着材(粘弾性体)と筺体との接触面積は400cm2となる。当然、固定対象となる筺体の重量が大きくなれば、接触面積を増やすことにより耐震性を高めることができる。このように粘弾性体を介して筺体に固定する方式は、筺体への工作が不要というメリットに加え、筺体側へ締結のために多数又は大径の穴をあけることによる筺体剛性の低下を抑制することができるというメリットがある。
§2:{筺体移動に伴うユニットの係合について}
図1の(b)は筺体側固定ユニット100を筺体300に、設置面側固定ユニット200を設置面Fへ張り付けた状態を説明するための図である。図1の(b)に示すように、ユニット同士が係合していない状態(設置前状態)において、キャスタ301は筺体300を移動可能に支持する。この状態において、各キャスタは筺体の全重量を支持している。以下に、筺体をキャスタで移動させてユニット同士を係合する際の動作について説明する。
■(係合初期状態について)
図3はユニット同士の一部が当接した係合初期状態(図1から筺体をキャスタでY方向へ動かしていった状態)を説明するための図である。図3の(a)は固定器具1の斜視図である。係合初期段階において、設置面側固定ユニット200のテーパ部Tに筺体側固定ユニットの板金101が当接する。図3の(b)は図3の(b)の一点鎖線(Y軸)を断面とした固定器具の断面図である。係合初期状態における、設置面側固定ユニットの設置面から当接部C2までの高さa2とし、筺体固定ユニットの設置面から当接部C1までの高さをb2とする。この時、高さa2は高さb2よりも高くなっている(a2>b2)。なお、設置面からキャスタによって支持された状態における筺体の底面までの高さをd2、板金101と加圧前の粘着材102の厚みをc2とすると、d2=b2+c2となる。
なお、本実施例の固定器具ではa2は45mm、b2は44mm、c2は8mm、d2は52mmとなっている。
図3に示すように筺体300をキャスタ301でスライド方向(Y方向)に移動させると、設置面側固定ユニットと筺体側固定ユニットが当接する。そして、図3の(b)の拡大図に示すように板金201のテーパ部Tに板金101が当接しスライドにより乗り上げる方向へ力が働く。
係合していない状態では、設置面から当接面C2、C1までの高さa2、b2はa2>b2を満たしている。筺体がスライドすることで、板金101(筺体300)はテーパ部Tに沿って乗り上がり当接部C2と圧接しながら移動してゆく。これにより、粘着材102、203は接触圧を受けて圧縮される方向、すなわち紙面上下方向(Z軸方向)に加圧されてつぶれる。同様に、キャスタが支えていた筺体重量(加重F1)は筺体がテーパ部Tに沿って乗り上がると共に小さくなる。
■(固定状態について)
図4は設置面側固定ユニットの上に筺体が乗り上げ終えた設置状態(係合完了状態、固定状態)を説明するための図である。図4の(a)は斜視図、図4の(b)は図4の(a)中の一点鎖線(X軸方向)に沿った断面図、図4の(c)は一点鎖線(Y軸方向)に沿った断面図である。
筺体300を移動させ、筺体側固定ユニット(第一ユニット)100と設置面側固定ユニット(第二ユニット)200が係合すると、粘着材102及び203に常に一定の圧力が加わる。これにより、粘着材の剥離強度が大きくなるためより大きなスラスト方向の加重に耐えることができる。なお、筺体300がテーパ部Tへ乗り上げることにより、図4の(c)に示すように粘着材203の厚みはa3からb3へ変形する(薄くなる)。本実施例では、加圧前に5mmであった粘着材は加圧により4.5mmとなる。当然、キャスタ301へ加わっていた加重F2は離間状態と比べて小さくなる。なお、キャスタが設置面から少し浮く程度まで固定器具1で筺体300を持ち上げてもよい。
また、筺体側固定ユニット100及び設置面側固定ユニット200は、スライド方向と直交する方向(図4の中X軸方向)の移動を規制する係合部を備える。具体的には、図4の(b)に示すように互いにX軸方向の移動を規制するような形状となる。同様に、重力方向(Z軸方向)の移動についても各板金が備える規制部が当接しあうことにより移動が規制される。その後、ボルトとナットで締結することで固定状態となる。
上述の構成により、キャスタ等の移動手段を備える筺体に対して粘着材を加圧して十分な耐震性を得ることができる。キャスタ自体を板金上に載せる構成と違い、筺体の底面を支持するため、振動によるキャスタ暴れを抑えることができる。
なお、設置面(床)に穴をあけることは好ましくないが、筺体側は形状や加工を行うことで筺体側固定ユニットと同様の構成を筺体本体側に持たせることができる。さらに、筺体をスライドさせることによって設置面側固定ユニットにより筺体又は筺体側固定ユニットの一方を担持させるための機構(テーパ部)や高さを調整するための調整機構はいずれのユニットに設けてもよい。また、設置面側固定ユニットは粘着材を必ずしも用いる必要はなくボルト等の締結具(締結手段)を用いて締結してもよい。
以下に、複数の固定器具を用いる構成について説明する。なお、実施例1と同一の構成については同一符号を付して説明は省略する。
図5は筺体300に複数の固定器具1を取り付けた状態を説明するための図である。筺体300のスライド方向(筺体前奥方向、図中Y軸方向)に奥側と手前側にそれぞれ固定器具1を設置した。
実施例1同様にキャスタにより筺体300をスライドさせることにより、設置面側固定ユニット(第二ユニット)200のテーパ部Tに乗り上げ、粘着材102及び203を加圧する。ここで、テーパ部Tへ筺体をスライドさせて乗り上げる方式では、設置面側固定ユニットと筺体側を締結手段10で締結するまで平面4方向(±X方向、±Y方向)のうち1方向は移動可能となる。しかしながら、画像形成装置の筺体は壁際に設置されることが多く、締結作業を行うために筺体の背面や側面のスペースに回り込むことは困難である。
そこで、本実施例では締結作業が困難となるスライド方向奥側の固定器具1は締結しない代わりに、Y軸方向の移動を筺体手前側に配置した固定器具を締結させることによって規制する方法を採用した。前述の固定器具を複数用いる際に、前述のような固定方法を採用することにより、筺体を壁際に設置する際にも容易に固定できる。さらに、筺体を再度移動させる際には筺体手前側の締結手段(ボルト)10を解除することにより、簡易な作業により筺体を再度移動させることができる。
以下に、本実施例に係る固定器具について図6を用いて説明する。なお、実施例1及び実施例2と同一の構成については同一符号を付して説明は省略する。
§1.{固定器具の概略構成について}
図6は本実施例に係る固定器具の概略構成を説明するための図である。図6の(a)は設置前の固定器具の斜視図である。また、図6の(b)は固定器具を図6の(a)中の一点鎖線の方向で切断した断面図であり、図6の(c)は設置後の前記断面図である。固定器具50は筺体側固定ユニット150と設置面側固定ユニット400から成る。各ユニットについて詳しく説明した後、筺体の固定手順について詳しく説明する。
■(筺体側固定ユニットについて)
図6の(b)の図面右上部分は筺体側固定ユニットの断面図である。筺体側固定ユニット(第一ユニット)150は、第一実施例同様、第一部材としての板金151及び粘弾性体としての粘着材152から成るが、設置面側固定ユニットと当接する当接部構成が第一実施例とは異なる。当接部(当接面)C1は、すり鉢状に板金を加工したガイド部材154から成り、筺体側固定ユニットの板金151とは別部品で形成されている。ガイド部材154は、筺体側固定ユニットの板金151との間に圧縮バネ153を介してシャフト155で係止されている。また、ガイド部材154はシャフト155の軸方向(図中Z方向)に移動可能に勘合係止されており、常に図中下方向(−Z方向)の荷重を受けつつシャフト155の頭部に突き当たり位置決めされている。ガイド部材154のすり鉢状の斜面は、後述する設置面側固定ユニットと当接し、当接部C2へ当接部C1を乗り上げ(担持させる)させるための機構としてのテーパ部Tとして機能する。上記構成のもと図1(b)の第一実施例で説明した場合と同様、板金(第一部材)151は固定対象としての筺体300の底面に粘着材(粘弾性体)152により貼り付けられる。また、筺体300は移動手段としてのキャスタ301を備えており、設置面Fをスライドして容易に移動することができる。
■(設置面側固定ユニットについて)
図6の(b)の図面左下部分は設置面側固定ユニットの断面図である。設置面側固定ユニット(第二ユニット・固定ユニット)400は第二部材としての板金401と、ベース板402、粘着材403、高さ調整機構452から成る。また、ベース板402は設置面Fに粘着材(粘弾性体)403により貼り付けられる。また、設置面側固定ユニット400は筺体側固定ユニット150と当接する当接部(当接面)C2と、筺体側固定ユニットのシャフト155と係止するための切り欠き部401aを備えている。
また、高さ調整機構は、ボルト451とスペーサ452から成る。そして、高さ調整機構によって板金401とベース板402の高さ方向(つまり図中のZ軸方向)の高さを調整(規制)することができる。これにより設置面(床)から筺体側固定ユニットの当接面までの高さが変化した場合においても、設置面から設置面側固定ユニットの当接面までの高さ(距離)f1を適切にすることができる(図7の(a)参照)。これにより、粘着材152及び粘着材403にかかる圧力が適切になるように調整することができる。
なお、固定対象となる筺体と設置面からの高さがあらかじめ分かっている場合、高さ調整機構を備えなくともよい。つまり、ベース板402の代わりに板金401に粘弾性体としての粘着材403を張り付けて設置面へ設置してもよい。あるいは、設置面側固定ユニット400は設置面Fにボルトなどで直接取り付けてもよい。
§2:{筺体移動に伴うユニットの係合について}
■(係合初期状態について)
図6(b)はユニット同士の一部が当接した係合初期状態(図6の(a)から筺体をキャスタでY方向へ動かしていった状態)を説明するための図である。図6の(a)は固定器具50の斜視図である。係合初期段階において、筺体側固定ユニット150のテーパ部Tに設置面側固定ユニットの板金401が当接する。図6の(b)は図6の(a)の一点鎖線(Y軸)を断面とした固定器具の断面図である。係合初期状態における、設置面側固定ユニットの設置面から当接部C2までの高さf1とし、筺体固定ユニットの設置面から当接部C1までの高さをd1とする。この時、高さf1は高さd1よりも高くなっている(f1>d1)。 (図7の(a)参照)。なお、本実施例の固定器具ではf1は27mm、d1は22mmとなっている。
筺体300をキャスタ301でスライド方向(Y方向)に移動させると、設置面側固定ユニットと筺体側固定ユニットが当接する。そして、図7の(a)に示すようにガイド部材154のテーパ部Tに板金401が当接しスライドによりガイド部材154が板金401に乗り上げる方向へ力が働く。
係合していない状態では、設置面から当接面C2、C1までの高さf1、d1はf1>d1を満たしている。筺体がスライドすることで、ガイド部材154はテーパ部Tに沿って乗り上がり当接部C2と圧接しながら移動してゆく。なお、係合していない状態での圧縮バネ153の圧縮高さg1は19mmとなっており、この時のバネ圧は3kgfである。
■(固定状態について)
ガイド部材154のテーパ部Tは板金401と当接する側端部の高さe1が中央部の高さd1よりも高くなるように加工されている。ガイド部材154はテーパ部Tが板金401に突き当たり、キャスタによってスライドすることにより容易に設置面側固定ユニットに乗り上げることができる。つまり、筺体をスライドさせることで、筺体側固定ユニット150は設置面側固定ユニット400によって担持される。
図7の(b)は設置面側固定ユニットの上に筺体が乗り上げ終えた設置状態(係合完了状態、固定状態)を説明するための断面図である。
筺体300を移動させると、筺体側固定ユニット(第一ユニット)150に配設されたシャフト155が、設置面側固定ユニット(第二ユニット)400に配設された切り欠き部401aに導かれる。切り欠き部401aはスライド方向(図6のY軸方向)に形成されているため、筺体300はスライド方向と直交する位置(図6のX軸方向)が規制される。その後、切り欠き部401aの突き当たりまでシャフト155を侵入させることで、スライド方向(図6のY軸方向)の位置が規制される。筺体前方向への位置規制は、前述した実施例1及び実施例2の固定器具1にて行う。また、筺体側固定ユニット150及び設置面側固定ユニット400は、重力方向(図6のZ軸方向)の移動を規制する係合部を備える。具体的には、図6の(c)に示すように板金401の下面とシャフト155の頭部で係止される。この時、両者の隙間が2mmとなるように調整機構で板金401の高さを調整している。
なお、図7の(b)に示すように筺体300の移動が完了したとき(移動ガイド部材154が板金401に乗り上がり、係合した状態)の圧縮バネ153の圧縮高さg2は13mm、バネ圧は4.5kgfである。
したがって、上記圧縮バネ153のバネ圧により粘着材152及び403の厚みは変形する(薄くなる)。本実施例では、加圧前に5mmであった粘着材は加圧により4.9mmとなる。
上述の構成により、キャスタ等の移動手段を備える筺体に対して粘着材を加圧して十分な耐震性を得ることができる。本実施例では実施例1の粘着材変形量と比べて小さく設定している。言い換えれば、重力方向に抗して貼り付けた筺体側固定ユニットが筺体側固定ユニットの自重で剥離することを防止するための必要最低限の加圧力を容易に設定することができる。具体的には本実施例の筺体側固定ユニット重量は500gfであり、圧縮バネの加圧力は筺体側固定ユニット重量以上の3kgfから4.5kgfの範囲となるように構成している。その結果、粘着材を変形させるために必要な筺体300の移動力を低減することができ、設置性、サービス性が向上する。さらに、バネの動作点g1、g2のストロークを調整機構の調整範囲より大きく設定することで、調整機構が不要になる。すなわち、本実施例の特徴は設置面から設置面側固定ユニットの当接面までの高さ(距離)f1の位置精度が悪くても、圧縮バネ153の作用により粘着材152及び粘着材403にかかる圧力範囲を精度よく設定できることにある。
さらに、筺体をスライドさせることによって設置面側固定ユニットにより筺体又は筺体側固定ユニットを担持させるための機構(テーパ部)や高さを調整するための調整機構はいずれのユニットに設けてもよい。また、設置面側固定ユニットは粘着材を必ずしも用いる必要はなくボルト等の締結具(締結手段)を用いて締結してもよい。
1、50 固定器具
100、150 筺体側固定ユニット(第一ユニット)
200、400 設置面側固定ユニット(第二ユニット・固定ユニット)
C1 C2 接触部
102、152、203、403 粘着材(粘弾性部材)
T テーパ部
300 筺体
301 キャスタ
F 設置面

Claims (4)

  1. 筺体を移動可能に支持する移動手段を備える筺体を固定する固定器具であって、
    筺体に固定される第一ユニットと、
    筺体を設置する設置面に固定される第二ユニットと、
    前記筺体と前記第一ユニットとの間、あるいは前記設置面と前記第二ユニットとの間の少なくとも一方に粘着材を備え、
    前記第一ユニットと第二ユニットを締結する締結手段と、
    移動手段で筺体を移動させたとき、筺体に取り付けられた前記第一ユニットを設置面に設置された前記第二ユニットに担持させる機構と、を備え、
    設置面から筺体に取り付けられた前記第一ユニットの前記第二ユニットと接触する面までの距離は、設置面から前記第二ユニットの前記第一ユニットと接触する面までの距離よりも小さいことを特徴とする固定器具。
  2. 筺体に取り付けられた前記第一ユニットを前記第二ユニットで担持することで、筺体を移動可能に支持する移動手段が設置面から受ける圧力が小さくなることを特徴とする請求項1に記載の固定器具。
  3. 前記第二ユニットは前記第一ユニットと当接する当接面までの高さを調整する調整機構を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の固定器具。
  4. 前記第一ユニットを前記第二ユニットで担持させたとき、設置面から筺体へ向かう方向に加圧するための弾性部材を前記第一ユニットに備えることを特徴とする請求項1乃至3に記載の固定器具。
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