JP2012135931A - インクリボンカセット - Google Patents

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Abstract

【課題】インクカセットをプリンタ本体から取り外した際に、インクカセット本体の小型化を図り、インクリボンの外部への露出部を無くすことで、ユーザーが持ち運び易いインクリボンカセットを提供するものである。
【解決手段】 インクリボンを巻きつけた第一のボビンと使用済みのインクリボンを巻き取る第二のボビンを有するインクリボンカセットにおいて、第一のボビンと第二のボビンを内部に有する本体部と、本体部とスライド可能な蓋部材を備え、蓋部材は、インクリボンの走行経路の一部を担う案内部を備え、蓋部材の第一の位置では、本体部と蓋部材は閉塞状態となり、蓋部材の第二の位置では、第一の位置から第二の位置へのスライド動作によって、蓋部材に備えられたインクリボン案内部が本体部からインクリボンを引き出し、インクリボンを一定量露出させることを特徴とするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像情報に基づいて記録紙等の被記録材に印画するプリンタ装置の消耗材であるインクリボンカセットに関する。
従来よりプリンタ装置の一つとしてインクリボンのインクを用紙に熱転写して画像の記録を行う熱転写記録型のプリンタ装置がある。また前記プリンタ装置の構成の一つとして、消耗品であるインクについてはインクリボンの両端を2つのボビンに巻き付け2つのボビンとインクリボンを枠体に収めた形態のカセットでユーザーに供給することが一般的であり、そのインクカセットをプリンタ装置に装填することで、プリンタ本体へのインク供給となる。
前記構成を有するインクカセットでは公知例として図25のような構造が知られている(特許文献1参照)。
従来のインクカセットについて図25に基づいて説明する。図25は従来のインクカセットの側断面図である。従来のインクカセット110はインクリボン111を収容する空洞部が形成された本体部112を有し、この本体部112には、インクリボン111の両端部を巻回した供給ボビン113と巻取りボビン114が収容されている。この供給ボビン113と巻取りボビン114はプリンタ本体装填時において、プリンタ本体に備えられた不図示の巻き取り機構に接合し、回転する事でインクリボン111の巻き上げ動作を行う。供給ボビン113に巻回されているインクリボン111は、本体部112に形成された開口部117から本体外部に引き出され、インクリボン111は露出部116へと導かれる。この露出部116において不図示のサーマルヘッドにより、インクリボン111に熱が加えられ、所定の印刷動作で印画媒体にインクを転写され、矢印L方向へ走行していく。露出部116において熱転写された使用済みのインクリボン111はリボン折り返しローラ119にて図示上方向に折り返され、リボン案内部115の摺接面115a上に導かれ、矢印M方向へと走行していき、プリンタ本体内に備えられたリボン巻き取り機構によって巻取りボビン114を矢印N方向に回転させると共にインクリボン111は巻取りボビン114に巻き取られていく構成となっている。
特開2001−162884号公報
しかしながら、上述のような構成では、インクカセット110をプリンタ本体から取り外している場合においても、常にリボン案内部が突出した状態である為、インクカセット110本体自体が大きく、ユーザーにとって持ち運びの際に不便である。また常にインクリボン111が露出部116において外部に露出している為、ユーザーが露出部116に誤って触れやすく、露出部116においてインクリボン111の損傷が生じやすい。またインクカセット110の未使用時における保管の際にもインクリボン111の露出部116に埃等の異物が付着し易い。インクリボン111に損傷や異物付着のままプリンタ本体に装填しプリントを行うと、印画物にシワ等の印画不良が発生してしまうという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、インクカセットをプリンタ本体から取り外した際に、インクカセット本体の小型化を図り、インクリボンの外部への露出部を無くすことで、ユーザーが持ち運び易いインクリボンカセットを提供するものである。
上記目的を達する為、本出願に係る第一の発明は、
インクリボンを巻きつけた第一のボビンと使用済みのインクリボンを巻き取る第二のボビンを有するインクリボンカセットにおいて、前記第一のボビンと第二のボビンを内部に有する本体部と、前記本体部とスライド可能な蓋部材を備え、前記蓋部材は、前記インクリボンの走行経路の一部を担う案内部を備え、前記蓋部材の第一の位置では、前記本体部と蓋部材は閉塞状態となり、前記蓋部材の第二の位置では、前記第一の位置から第二の位置へのスライド動作によって、前記蓋部材に備えられたインクリボン案内部が本体部からインクリボンを引き出し、前記インクリボンを一定量露出させることを特徴とするものである。
本出願に係る第二の発明は、
前記蓋部材の一部に凹凸部を備え、前記蓋部材は、凹凸部を備えた前記第二のボビンと係合し、前記蓋部材は、前記第二の位置から前記第一の位置へのスライド動作において、前記第二のボビンが回転動作を行い、インクリボンを巻取る構造を備えたことを特徴とするものである。
本出願に係る第三の発明は、
前記蓋部材が前記第二の位置から前記第一の位置に至る過程において、前記蓋部材の凹凸部と前記第二のボビンの凹凸部との間に、前記第二のボビンに、前記インクリボンの前記第二のボビンから第一のボビンの間において、前記インクリボンを緩ませずに巻き取るインクリボン巻取り機構を備え、前記ギア列中のギアの少なくとも一つに前記インクリボンが張られた状態においては前記ギア間で空回り動作するインクリボン緩み防止機構を備えたことを特徴とするものである。
本出願に係る第四の発明は、
前記凹凸部は、前記蓋部材の内面側に構成したことを特徴とするものである。
本発明によれば、インクカセットをプリンタ本体に装填時のみインクリボンを引き出す構造とすることで、インクカセットの小型化ができ、またインクリボン部を外部からのホコリ等の異物付着を防止することが出来る。
本発明に関する蓋部材の拡開時を示す斜視図 本発明に関する蓋部材の拡開時を示す側断面図 筐体の斜視図 蓋部材の斜視図 蓋部材の側断面図 供給ボビンを示す図 巻取りボビンを示す図 回転吸収機構を示す図 スライド部材及び逆回転防止機構を示す図 筐体に各部品を組込む斜視図 蓋部材が閉鎖動作をする際のギアを示した図 蓋部材が閉鎖動作をする際のギアを示した拡大図 蓋部材が閉鎖動作をする際の回転吸収機構が機能する状態を説明する側断面図 蓋部材が閉鎖動作をする際の回転吸収機構が機能する状態を説明する拡大図 本発明に関する蓋部材の閉鎖時を示す側断面図 蓋部材が閉鎖時におけるギアの関係を示す図 蓋部材が閉鎖時においてスライド部材を移動させた際のギアの関係を示す図 蓋部材が閉鎖時から拡開時に移動する際のギア動作を示す側断面図 本発明の引出し式インクカセットが装填されるプリンタの側断面図 本発明の引出し式インクカセットが装填された際のプリンタの側断面図 プリンタに装填前の引出しインクカセット上断面図 プリンタに装填前のギア列を示す図 プリンタに装填後の引出しインクカセット上断面図 プリンタに装填後のギア列を示す図 従来のインクカセットの側断面図
以下、本願発明に係る引出し式インクカセットの実施形態について説明する。
[実施例1]
図1から図24は本発明が適用される引き出し式インクカセットの模式的な構成の図である。
図1は本発明に関する蓋部材の拡開時を示す斜視図であり、図2は本発明に関する蓋部材の拡開時を示す側断面図である。本実施例の引出し式インクカセット1は、図1に示すように筐体10と蓋部材20が主な外観部となり構成されている。具体的な内部構成部品としては、図2に示すように、筐体10はインクリボン2の両端部を巻回した供給ボビン30と巻取りボビン40が一定の軸間を保ちながら保持されており、巻取りボビン40に形成されたギア43と筐体10に回動自由に係合されたスライド部材80に回転自由に保持されたギア70、及び筐体10に回転自由に保持された回転吸収機構60によりギア列を形成した状態となっており、さらに筐体10は回転自由に保持されたローラ50を備えた構成となっている。供給ボビン30に巻回したインクリボン2はローラ50から筐体10の一方向に延ばされ、筐体10と蓋部材20の間に形成される露出部5からインクリボン2表面が外部に露出される。さらにインクリボン2は蓋部材20に設けられたローラ51、52によって折り返され、巻取りボビン40によって巻回される構成となっている。
次に筐体10の構成について図3を参照して説明する。図3は筐体の斜視図である。筐体10は筐体上側11と筐体下側12から成り、それぞれ樹脂等の材料によって成形され、構成されている。筐体上側11は後述する蓋部材20の突起部25のガイドとなる長孔13が開口されている。この長孔13は筐体上側11の反対面にも開口されており蓋部材20が拡開状態から閉鎖状態へ至る際に、蓋部材20の突起部25がこの長孔13のガイドに沿って移動する。また、この長孔13の両端部にはクリック部13a、13bが設けられた形状になっている。このクリック部13a、13bは突起部25の径より若干狭間にて成形されており、突起部25が長孔13上を移動し、このクリック部13a、13bにて蓋部材20を押し込むことで突起部25は長孔16の端部にて保持される構成となっている。また、蓋部材上側11には回転吸収機構60を回転自由に保持する為の孔14aが開口された構成となっている。
筐体下側12は、供給ボビン30を回転自由に保持する為の軸受け16c、16dと、巻取りボビン40を回転自由に保持する為の軸受け16a、16bが形成された構成となっている。また筐体下側12は、スライド部材80を挿入保持する開口部18が形成されている。さらにローラ50を回転自由に保持し、ローラ50の両端を挿入する孔14b、14cがそれぞれ開口されている。また、筐体下側12には、後述する供給ボビン40の回転をロックする為の凸部15が軸受け16cに隣接して成形された構成となっている。筐体下側12の隅端には、ボス17a、17b、17c、17dが設けられており、これらと対に形成されている不図示の筐体上側11の凹部に圧挿入することにより筐体10を構成している。
次に蓋部材20の構成について図4、図5を参照して説明する。図4は蓋部材の斜視図であり、図5は蓋部材の側断面図である。蓋部材20は樹脂等の材料によって成形されている。蓋部材20の側面には上述した筐体上側11に設けられた長孔13と係合する突起部25が形成されている。この突起部25は蓋部材20の反対面にも成形されており、それぞれ筐体上側11の長孔13をガイドに沿って移動する。また蓋部材20にはローラ51、52を保持する為の受部21、22が設けられている。この受部21、22は蓋部材20の反対面にも設けられており、ローラ51、52の両端を回転自由に保持している。さらに蓋部材20の片側には、回転吸収機構60のギア部と噛合う為のラック部24が設けられて構成されている。
次に供給ボビン30の構成について図6を参照して説明する。供給ボビン30は第一のリボン巻き部32を中心に軸部31aと軸部31bが他端に構成されている。この軸部31aと軸部31bはそれぞれ筐体下側12に設けられた受部16c、受部16dに回転自由に保持される。また、軸部31a側には筐体下側12に設けられた凸部15と係合するロック部33が形成されている。また、軸部31a側には後述する巻取りボビン40と連結する為の連結部材90を取り付ける連結部34が成形されている。
次に巻取りボビン40の構成について図7を参照して説明する。巻取りボビン30は第二のリボン巻き部42の片端部に軸部41aが構成されている。またこの軸部41aの逆端部にはギア43が巻取りボビン40に圧入固定されて保持されている。さらに軸部41aの逆端部には、後述するプリンタ本体94への装填時に係合する為のプリンタ係合部44が形成され、軸部41bを構成する樹脂部品にピン46が圧入されており、ピン46の逆端部は上述したギア43の中心部に圧入され、巻取りボビン40を構成している。この軸部41aと軸部41bはそれぞれ筐体下側12に設けられた受部16a、受部16bに回転自由に保持される。また、軸部41a側には後述する供給ボビン30と連結する為の連結部材90を取り付ける連結部45が成形されている。
次に回転吸収機構60について図8を参照して説明する。図8の(a)に示すように回転吸収機構60は回転吸収部材65を挟んで第一のギア部62と第二のギア部63の二つのギア部で構成されている。ギア部の中心には軸61が設けられており、この軸61を筐体上側11の孔14aに挿入することで筐体10にて回転自由に保持される。
回転吸収部材65はフェルト材で構成されており、第一のギア部62と第二のギア部63との間に回転吸収部材65を設け、図8の(b)に示すように孔67にバネ66を介したピン64を挿入し保持する事により、第一のギア部62、第二のギア部63、回転吸収部材65との間には回転方向に対して一定の摩擦力が生じている。その為、第一のギア部62の回転力を回転吸収部材65を挟んで第二のギア部63に伝達するが、どちらかの一方のギアに一定以上の負荷が加わった場合においては、両ギア間で空回り動作を行うようになっている。
第一のギア部62は上述した蓋部材20に設けられたラック部24、また第二のギア部63はギア70とそれぞれ噛合い、ギア列を構築する構成となる。また後述する蓋部材20の閉鎖動作時には、蓋部材20のラック部24によって回転吸収機構60の第一のギア部62は図8(c)中矢印A方向に回転動作し、回転吸収部材65を挟んで第二のギア部63も矢印A方向に回転動作する事で、後列するギア70にその回転力を伝達する構成となる。
この回転吸収機構60は第一のギア部62に回転力が付与された際において、第二のギア部63の回転方向に対して一定以上の負荷がかかった場合、図8(d)に示すように第一のギア部62のみが矢印A方向に回転し、第二のギア部63は回転せずに、第一のギア62と第二のギア63間において空回り動作を行う。本実施例の回転吸収機構60は第二のギア部63側に列するギア70及び巻取りボビン40への回転動作付与においては上述した空回り状態は発生せず、上記ギア70及び巻取りボビン40に加えさらに回転負荷が生じると第二のギア部63が空回りするように設定した構成としてある。
次にギア70を構成するスライド部材80について図9を参照して説明する。図9中(a)は、スライド部材80の組立図であり、(b)は分解斜視図、(c)はギア70の回転方向を説明する図である。スライド部材80はギア70を回転自由に保持する軸孔89が開口され、逆回転防止機構83を回転自由に挿入保持する軸87、また筐体下側12とスライド部材80との間において弾性力を付与する為のバネ82が取り付けられる突起部88、さらにスライド部材80をユーザーが操作する為のツマミ部84によって構成されている。
ギア70はスライド部材80に設けられた軸孔89に軸71を通し、スライド部材80を挟んでギア70にピン86を圧挿入する事で抜け防止となり回転自由に保持されている。またスライド部材80の軸87には逆転防止機構83が回転自由に保持される。この逆転防止機構83は先端が傾斜状に形成されおり、図9中(c)に示すように、ギア70の凹部73に逆転防止機構83の先端部83aが入り込み、トーションバネ85によってギア70に常に付勢された状態で保持されている。ギア70が矢印B方向に回転すると、逆転防止機構87の傾斜部83bはギア70の凸部72と擦れながら軸87を中心にギア70と逆方向に回転する。逆回転防止機構83の先端部83aがギア70の凸部72を越えると、トーションバネ85の弾性力によりまた先端部83aはギア70の凹部73に戻されることになる。ギア70が矢印B方向の逆方向に回転しようとすると、逆転防止機構83の先端部83aがギア70の凹部73に接触し、逆転防止機構83は回転動作をしない。つまりギア70は矢印B方向の逆方向に回転することができない構成となっている。またスライド部材80と筐体下側12の間には突起部88を通してバネ82が設けられており、さらに凸部81が筐体下側12の開口部18に保持されることで、スライド部材80は常に筐体10の内側方向に力が付与される共に、一定の箇所で保持される構成となっている。
次に筐体10に組込まれる部品について図10を参照して説明する。図10は筐体に各部品を組込む斜視図である。まず上述したギヤ70を備えたスライド部材80を筐体下側12に設けられた開口部18にバネ82を挟んで取り付ける。このバネ82の弾性力と、スライド部材80に設けられた凸部81との引っかかりにより、スライド部材80は所定の箇所にて筐体下側12に保持される。
次に供給ボビン30と巻取りボビン40の組み構成について説明する。スプリング91a、92bを供給ボビン30、巻取りボビン40の軸端部にそれぞれ取り付け、連結部34、45に連結部材90を組込んだ状態で供給ボビン30の軸部31a、31bを軸受16c、16dへ、巻取りボビン40の軸部41a、41bを軸受16a、16bに組込む。上述した各ボビンにスプリング91a、91bを設ける事により各ボビンは図10中矢印E方向へ常に弾性力が負荷される状態となる。また上述したように供給ボビン30の端部にはロック部33が備えられており、スプリング91aの弾性力により上述した筐体下側12に設けられた凸部15とロック部33が噛合い、供給ボビン30は回転不可の状態で保持される事になる。
第一のローラ50は上述した通り、各端部を筐体下側12に設けられた孔14a、14bに挿通することで回転自由に保持された状態となる。
以上の構成の状態で、回転吸収機構60を組込んだ筐体上側11と筐体下側12を各隅に設けられたボス17a、17b、17c、17dにより圧入挿通することで筐体10が構成される。
次に本実施例の引出し式インクカセット1における蓋部材20が拡開時から閉鎖時へ移行する動作について図11、図12を参照して説明する。上述したように、供給ボビン30はロック部33と筐体下側12に設けられた凸部15とが噛合い、回転不可の状態で保持されている為、インクリボン2の巻取り動作は巻取りボビン40側で行う事となる。蓋部材20が拡開状態では蓋部材20に設けられたラック部24は回転吸収機構60の第一のギア部62と噛合った状態となっている。さらに回転吸収機構60の第二のギア部63とギア70が噛合った状態となり、ギア70は巻取りボビン40に備えられたギア43と噛合いギア列を構成している。
蓋部材20の閉鎖動作の際には、まず上述した蓋部材20の突起部25を筐体上側12に設けられた長孔13端部のクリック部13aから外す為、蓋部材20を図11中の矢印D方向に押し移動させる。その後は蓋部材20を矢印D方向に移動させることでラック部24と回転吸収機構60の第一のギア部62とがギア駆動し、回転吸収機構60は図12中の矢印A方向に回転動作を行う。従って第二のギア63と噛合っているギア70は矢印B方向に回転動作を行い、さらにギア70と噛合っている巻取りボビン40のギア43は矢印C方向に回転動作を行う。つまり、蓋部材20を矢印D方向に移動させることにより、上述のギア列を介して巻取りボビン40は矢印C方向に回転する事となり、この回転動作が巻取りボビン40の第二のリボン巻き部42においてインクリボン2を巻き上げることとなる。
次に上述した蓋部材20の閉鎖動作におけるインクリボン2の巻き上げ動作時の上記回転吸収機構60について図13及び図14を参照して説明する。図13の状態において蓋部材20を図13中矢印D方向に移動することで上述したギア列により巻取りボビン40が回転動作を行いインクリボン2が巻き取っていくが、蓋部材20をある程度矢印D方向に移動させるとインクリボン2は、蓋部材20の閉鎖動作途中で供給ボビン30、ローラ50、51、52、巻取りボビン40上で張った状態となる。つまり蓋部材20の閉鎖動作中にインクリボン2は図13中の矢印F方向に引張られる状態となり、ギア43の回転負荷が大きくなる。上述したように回転吸収機構60は、ギア70及び巻取りボビン40に加えさらに回転負荷が与えられると第二のギア部63が空回りするように設定している為、図14に記したとおり、蓋部材20の閉鎖動作においてラック部24と噛合う第一のギア部62のみ矢印A方向に回転動作を行い、回転吸収部材65によって空回りが生じ、第二のギア部63、ギア70、ギア43に回転動力が伝わらない状態となる。
上述のように、蓋部材20の拡開時から閉鎖動作を行うに伴い、巻取りボビン40の回転によってインクリボン2は巻き取られながら蓋部材20の閉鎖状態になる。
次に本実施例の引出し式インクカセット1における蓋部材20が閉鎖時から拡開時へ移行する動作について図15及至図18を参照して説明する。図15は上述した蓋部材20の閉鎖動作を完了し、インクリボン2が外部に露出していない状態である。この閉鎖状態では、上述した蓋部材20の閉鎖動作によるインクリボン2の巻取り動作で、閉鎖状態ではインクリボン2は供給ボビン30から巻取りボビン40に至るまでたるみが無い状態にて保持されている。
蓋部材20の閉鎖状態から拡開動作は、図15中の矢印I方向に移動させて行う。この移動の際、ラック部24と回転吸収機構60が噛合っている為、回転吸収機構60は矢印X方向に回転力が付与される。また、上記回転吸収機構60の回転動作においてギア70には図15中矢印Y方向に回転力が付与され、ギア70は巻取りボビン40へ矢印Z方向に回転力が付与する。ここでギア70は上述の逆転防止機構23の作用によりギア70は矢印Y方向への回転が規制された状態となっている。つまり蓋部材20が閉鎖状態から拡開動作を行うにあたり、ギア70が矢印Y方向に回転規制されている為、上記ギア列の回転吸収機構60及び巻取りボビン40も同時に回転動作が規制され、蓋部材20は拡開動作を行うことが出来ない。すなわち蓋部材20の拡開動作への動作ロック状態となっている。
上記蓋部材20の拡開動作のロック解除の構成について図16及び図17を参照して説明する。筐体10のギア構成面側にはスライド部材80が筐体10より突出した状態で保持されている。上述した通り、上記スライド部材80の突起部88にバネ82が挿通されており、図16矢印G方向に弾性力が付与された状態となっている。上記蓋部材20の拡開動作のロック解除の際は、上記筐体10より突出しているスライド部材80のツマミ部84を図17(a)中の矢印H方向へ移動させる。上記スライド部材80の移動により、スライド部材80に取り付けられているギア70は図17(b)中の矢印H方向に移動し、ギア70は上述した回転吸収機構60及び巻取りボビン40と構成しているギア列から外れ、ギア列から一時的に退避状態となる。このギア70の退避状態では図18中のように回転吸収機構60の矢印X方向への回転動作と、巻取りボビン40の矢印Z方向の回転動作の規制が一時的に解除状態となる為、蓋部材20を図18中矢印I方向に移動させることが可能となる。
上記構成において蓋部材20を矢印I方向に引き出し、上述した所定位置まで蓋部材20を引き出すことで拡開動作が完了する。
次に本発明の引出し式インクカセット1のプリンタ装置への装填について図19、図20を参照して説明する。図19は本発明の引出し式インクカセットが装填されるプリンタ装置の側断面図であり、図20は上記プリンタ本体に本発明の引出し式インクカセットを装填後の側断面図である。プリンタ本体94の前面には開口部94aが設けられており、この開口部94aに印刷媒体である用紙102を装填した用紙トレイ101がプリンタ本体94に装着される。用紙トレイ101に装填された用紙102は不図示の給紙機構によって給紙ローラ99に給紙動作が付与されることによってプリンタ本体94内に搬送される。給紙後の用紙102はピンチローラ97、グリップローラ98にてグリップされた後、搬送されながらプラテンローラ96上に配置してあるサーマルヘッド95からインクリボン2に加熱し、用紙102に画像が転写される。所定の印刷動作を終えた用紙102は排紙ローラ100と給紙ローラ99により搬送され、用紙トレイ101上に排紙されスタックされる構成となっている。
上記印刷機構には巻取りローラ103が構成されている。巻取りローラ103には前述の引出し式インクカセット1に構成された巻取りボビン40のプリンタ係合部44と噛合う係合部103aが設けられている。引出し式インクカセット1をプリンタ本体94に装填後、上記印刷機構から巻取りローラ103に回転力が付与されることによって、引出し式インクカセット1の巻取りボビン40が回転動作を行い、インクリボン2を巻き上げる構成となっている。
引出し式インクカセット1はプリンタ本体94の側面方向から装填する。プリンタ本体94内部のサーマルヘッド95は、上述した引出し式インクカセット1の拡開時に構成されるインクリボン2の露出部5上部に位置するように構成されている。引出し式インクカセット1は巻取りローラ103のプリンタ係合部44と巻取りボビン40の係合部103aが噛合うことで装填完了となり、引出し式インクカセット1の後端となる供給ボビン30側はプリンタ本体94に設けられた開口部94bから外部に突出した状態にて保持される。
次に引出し式インクカセット1のプリンタ本体94への装填前及び装填後のギア列について図21至図24を参照して説明する。図21はプリンタ本体に装填前の引出しインクカセットの上断面図、図22はプリンタ本体に装填前のギア列を示す図である。前述のように引出し式インクカセット1内の供給ボビン30と巻取りボビン40は連結部材90を介して連結され、スプリング91a、91bによって弾性力が付勢された状態で保持されており、装填前の引出し式インクカセット1は前述した供給ボビン30のロック部33と筐体10に設けられた凸部15によって供給ボビン30の回転動作が規制されている。
また、図23はプリンタ本体に装填後の引出しインクカセットの上断面図、図24はプリンタ本体に装填前のギア列を示す図である。引出し式インクカセット1をプリンタ本体94に装填すると、プリンタ本体94内の巻取りローラ103によって引出し式インクカセット1の巻取りボビン40が図23中矢印I方向に押し込まれる。この巻取りボビン40の押し込み動作によって巻取りボビン40と供給ボビン30は連結部材90を介してそれぞれ矢印J、K方向へ移動する。供給ボビン30は矢印K方向へ移動することにより、前述のロック部33と凸部15との係合が外れ、回転動作規制が解除される。よって本実施例の引出し式インクカセット1はプリンタ本体94装填時において、供給ボビン30は回転可能の状態となる。
また、上述の巻取りローラの押し込み動作によって、巻取りボビン40が図24中矢印J方向に移動することで、巻取りボビン40に構成されたギア43はギア70とのギア接続が外れる構成となっている。上述のギア列からギア43が退避することで、引出し式インクカセット1はプリンタ本体94装填時においては、上述のギア列に回転力を付与せずに供給ボビン40の回転動作を行うようになっている
1・・・引出し式インクカセット
2・・・インクリボン
5・・・露出部
10・・・筐体
11・・・筐体上側
12・・・筐体下側
13・・・長孔
13a、13b・・・クリック部
14・・・孔
15・・・凸部
16a、16b、16c、16d・・・受部
17a、17b、17c、17d・・・ボス
18・・・開口部
20・・・蓋部材
21・・・受部
22・・・受部
23・・・軸
24・・・ラック部
25・・・突起部
30・・・供給ボビン
31・・・軸部
32・・・第一のリボン巻き部
33・・・ロック部
34・・・連結部
40・・・巻取りボビン
41・・・軸部
42・・・第二のリボン巻き部
43・・・ギア
44・・・プリンタ係合部
45・・・連結部
46・・・ピン部
50、51,52 ・・・ローラー
60・・・回転吸収機構
61・・・軸
62・・・第一のギア部
63・・・第二のギア部
64・・・ピン
65・・・回転吸収部材
66・・・バネ
67・・・孔
70・・・ギア
71・・・軸
72・・・凸部
73・・・凹部
80・・・スライド部材
81・・・凸部
82・・・バネ
83a・・・先端部
83b・・・傾斜部
84・・・ツマミ部
85・・・トーションバネ
86・・・ピン
87・・・軸
88・・・突起部
89・・・軸孔
90・・・連結部材
91・・・スプリング
94・・・プリンタ本体
94a、94b・・・開口部
95・・・サーマルヘッド
96・・・プラテンローラ
97・・・ピンチローラ
98・・・グリップローラ
99・・・給紙ローラ
100・・・排紙ローラ
101・・・給紙トレイ
102・・・用紙
103・・・巻取りローラ
103a・・・係合部

Claims (4)

  1. インクリボンを巻きつけた第一のボビンと使用済みのインクリボンを巻き取る第二のボビンを有するインクリボンカセットにおいて、
    前記第一のボビンと第二のボビンを内部に有する本体部と、
    前記本体部とスライド可能な蓋部材を備え、
    前記蓋部材は、前記インクリボンの走行経路の一部を担う案内部を備え、
    前記蓋部材の第一の位置では、前記本体部と蓋部材は閉塞状態となり、
    前記蓋部材の第二の位置では、前記第一の位置から第二の位置へのスライド動作によって、
    前記蓋部材に備えられたインクリボン案内部が本体部からインクリボンを引き出し、
    前記インクリボンを一定量露出させることを特徴とするインクリボンカセット。
  2. 前記蓋部材の一部に凹凸部を備え、
    前記蓋部材は、凹凸部を備えた前記第二のボビンと係合し、
    前記蓋部材は、前記第二の位置から前記第一の位置へのスライド動作において、
    前記第二のボビンが回転動作を行い、
    インクリボンを巻取る構造を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載のインクリボンカセット。
  3. 前記蓋部材が前記第二の位置から前記第一の位置に至る過程において、
    前記蓋部材の凹凸部と前記第二のボビンの凹凸部との間に、
    前記第二のボビンに、前記インクリボンの前記第二のボビンから第一のボビンの間において、
    前記インクリボンを緩ませずに巻き取るインクリボン巻取り機構を備え、
    前記ギア列中のギアの少なくとも一つに
    前記インクリボンが張られた状態においては
    前記ギア間で空回り動作するインクリボン緩み防止機構を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載のインクリボンカセット。
  4. 前記凹凸部は、前記蓋部材の内面側に構成したことを特徴とする
    請求項1に記載のインクリボンカセット。
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