JP2012138813A - 撮影機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影機器で撮影した動画像のうち、静止画を撮影する準備期間に相当する部分を特定しやすくすること。
【解決手段】撮影機器は、被写体像を撮像する撮像手段102と、撮像手段102に所定のフレームレートで動画撮影を行わせる撮影制御手段101と、動画撮影中に静止画撮影指示を受け付ける受け付け手段SW2と、動画撮影中に所定の撮影環境変化を検出する検出手段125と、検出手段125によって変化が検出された場合に、動画撮影中に取得された動画像に変化検出時を示す情報を付与する情報付与手段101とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮影機器に関する。
無駄な動画撮影を避けるための技術が知られている(特許文献1参照)。従来技術では、カメラの傾きを検知することによって動画撮影を自動停止させ、地面を撮影し続けることを防止する。
特開平8−307737号公報
動画撮影中に静止画を撮影する場合、静止画撮影の準備(フレーミング、変倍操作、パンニングなど)中に行う動画撮影は無駄なことが多い。従来は、この点について検討されていなかった。
本発明による撮影機器は、被写体像を撮像する撮像手段と、撮像手段に所定のフレームレートで動画撮影を行わせる撮影制御手段と、動画撮影中に静止画撮影指示を受け付ける受け付け手段と、動画撮影中に所定の撮影環境変化を検出する検出手段と、検出手段によって変化が検出された場合に、動画撮影中に取得された動画像に変化検出時を示す情報を付与する情報付与手段と、を備えることを特徴とする。
本発明による撮影機器では、撮影した動画像のうち、静止画を撮影する準備期間に相当する部分を特定しやすくなる。
本発明の一実施の形態による一眼レフ電子カメラの要部構成を説明する図である。 本発明の一実施の形態による一眼レフ電子カメラの要部構成を説明する図である。 電子カメラの背面を例示する図である。 電子カメラの構成例を説明するブロック図である。 動画撮影開始から動画撮影停止までを時系列に説明する図である。 動画撮影開始後から静止画撮影操作が行われる場合を時系列に説明する図である。 動画撮影開始後から動画撮影停止までを時系列に説明する図である。 ハイビジョンサイズで動画撮影する場合のライブビュー画像を例示する図である。 縦位置で撮影しようと電子カメラの向きを変えた場合のライブビュー画像を例示する図である。 撮影光学系のズーム倍率を変えた場合のライブビュー画像を例示する図である。 MPUが動画撮影時に実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 MPUが動画再生時に実行する処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1および図2は、本発明の一実施の形態による一眼レフ電子カメラの要部構成を説明する図である。図1および図2において、カメラ本体201に対して着脱可能に構成される撮影レンズ鏡筒202が装着されている。
被写体からの光は、撮影レンズ鏡筒202の撮影光学系210および絞り211を介してカメラ本体201へ入射される。カメラ本体201に入射した被写体光は、レリーズ前は図1に例示したミラーダウン状態にある半透過のクイックリターンミラー(以下メインミラーと呼ぶ)203で上方のファインダー部へ向けて折り曲げられ、拡散スクリーン206に結像する。また、メインミラー203を透過した被写体光の一部はサブミラー204で下方へ反射され、焦点検出用光束として焦点検出用ラインセンサ207へ入射される。焦点検出用ラインセンサ207は、撮影光学系210による焦点調節状態を検出する焦点検出処理(公知の瞳分割方式のAF処理)において用いられる。
拡散スクリーン206に結像した被写体光はさらに、ペンタプリズム208へ入射される。ペンタプリズム208は、入射された被写体光を接眼光学系209へ導く。撮影者は、接眼光学系209を通してファインダーによる被写体像を観察する。
レリーズ後は、図2に例示したミラーアップ位置へメインミラー203が回動し、被写体光はメカニカルシャッター205を介して撮像素子102へ導かれ、その撮像面上に被写体像を結像する。撮像素子102は、画素に対応する複数の光電変換素子を備えたCMOSイメージセンサなどによって構成される。撮像素子102は、撮像面上に結像されている被写体像を撮像し、被写体像の明るさに応じた光電変換信号を出力する。
レンズ駆動機構214は、撮影光学系210を構成するフォーカス調節レンズを光軸方向に進退移動させる。フォーカス調節レンズの移動方向および移動量は、カメラ本体201側から指示される。なお、図を簡単にするため、撮影光学系210を単レンズとして表している。
図1のミラーダウン状態は、撮影者が接眼光学系209を介して被写体像を観察する撮影準備状態である。この状態で焦点検出を行う場合、電子カメラは焦点検出用ラインセンサ207を用いて焦点検出を行う。
図2のミラーアップ状態は、撮影時と同様に被写体光が全て撮像素子102へ導かれる。この状態で焦点検出を行う場合、電子カメラは撮像素子102からの出力信号に基づいて焦点検出を行う。
図3は、電子カメラの背面を例示する図である。図3において、接眼窓141と、背面液晶モニタ140と、「AFON」ボタン123Aと、「マルチセレクター」123Bと、「中央ボタン」123Cと、「LV」ボタン123Dとを有する。観察者は、ミラーダウン状態において接眼窓141から被写体像を観察する。背面液晶モニタ140は、撮影画像を再生表示したり、操作メニュー画面を表示したりする。観察者は、ミラーアップ状態において被写体像を観察する場合、背面液晶モニタ140上に表示されるライブビュー画像を観察する。ライブビュー画像は、撮像素子102によって所定のフレームレートで撮像された画素データに基づいてリアルタイムに再生されるモニタ用の画像である。
「AFON」ボタン123Aは、押下操作に応じて電子カメラに焦点検出処理を開始させるための操作信号を発する操作部材である。「マルチセレクター」123Bは、マルチセレクター上の押下位置に応じた操作信号(たとえば、上操作信号、下操作信号、、左操作信号、右操作信号)を発する操作部材である。「中央ボタン」123Cは、押下操作に応じて操作信号を発する操作部材である。「LV」ボタン123Dは、押下操作に応じて電子カメラにライブビュー画像の再生表示を開始させるための操作信号を発する操作部材である。これら操作部材は、後述する設定操作部材123(図4)に含まれる。
図4は、上述した電子カメラの構成例を説明するブロック図である。MPU101は、電子カメラの制御を司る。撮像素子102は、CMOSイメージセンサなどによって構成される。
撮像素子102からの出力信号はA/D変換回路103へ導かれてデジタルデータに変換される。撮像素子およびA/D変換回路103はタイミング回路104から出力される駆動信号により、所定のタイミングで駆動される。画像処理制御回路105は、光電変換された画像データに対して所定の画像処理(ホワイトバランス調整、シャープネス調整、ガンマ補正、階調調整、補間処理等)を行う。SDRAM106は、画像処理された画像データを一時的に記憶する。
画像用記録媒体107は、たとえばメモリカードによって構成される。画像処理制御回路105は、Exifと呼ばれるファイル形式で画像ファイルを生成し、該画像ファイルを画像用記録媒体107へ記録する。画像ファイルには、画像データおよび撮影データが含まれる。画像データの形式は、RAWやJPEG、TIFFなどのデータ形式が選択可能に構成されている。
背面液晶制御回路108は、背面液晶モニタ140(図3)の表示を制御する。動画記録制御回路109は、動画撮影時に所定のフレームレートで取得した画像群によって構成される動画像を所定の形式のファイルに格納し、後述する音声データとともに記録媒体107へ記録する動画撮影時の記録処理を制御する。音声制御回路110は、動画撮影時に内蔵マイク131または外部接続マイク端子133に接続されている外部マイク(不図示)で集音された音声データをMPU101へ出力する。音声制御回路110はさらに、動画再生時に、MPU101からの音声データに基づく音を内蔵スピーカ132で再生させる。
ファインダ内表示制御回路111は、ファインダ内で表示を行うファインダ内液晶113と、ファインダ内液晶113を照明するファインダ内バックライト112とを制御する。スーパーインポーズ表示回路114は、ファインダ内で測距エリア(撮影画面内で焦点検出に用いる領域)を示す表示を制御する。測光回路115は測光センサを含み、該測光センサの出力に基づく測光に関するデータ(被写体輝度)をMPU101へ出力する。
露出制御回路116は、被写体輝度および撮像素子102の撮像感度に基づいてシャッタースピードおよび絞り値を演算し、この演算結果を用いてシャッター制御部117および絞り制御部118を制御する。レンズ情報入力回路119は、撮影レンズ鏡筒202から開放絞り値、焦点距離、射出瞳などの情報を通信によって取得し、該取得情報をMPU101へ出力する。
焦点検出回路120は、焦点検出用ラインセンサ207(図1)からの出力信号をA/D変換してMPU101へ出力する。MPU101は、焦点検出用ラインセンサ207からの出力信号に基づいて公知の位相差検出演算処理を施すことにより、撮影光学系210の異なる領域を通過した一対の焦点検出用光束によって得られる一対の像の像ズレ量を検出し、該像ズレ量およびレンズ情報入力回路119による取得情報に基づいてフォーカス調節レンズの移動方向および移動量を演算する。
レンズ駆動回路121はレンズ駆動機構214へ指示を送り、上記フォーカス調節レンズの移動方向および移動量にしたがってフォーカス調節レンズを移動させる。これによりオートフォーカス調節が行われる。
モード設定回路122は、露出、オートフォーカス、画像などに関する各種モード設定を行う。設定操作部材123は、各設定操作に応じた操作信号をMPU101へ出力する。SW1は、レリーズボタンの第1ストロークに連動する半押しスイッチである。SW2は、レリーズボタンの第1ストロークより深い第2ストロークに連動する全押しスイッチである。
USB接続端子124は、カメラ本体201とパソコンやアクセサリを接続するための端子である。加速度センサ125は、カメラ本体201の姿勢や構図の変化を検出し、検出信号をMPU101へ出力する。
本実施の形態は、動画記録およびその再生処理に特徴を有するので、以下の説明は動画に関する処理を中心に説明する。
<通常動画撮影の場合>
上記電子カメラによる通常の動画撮影は以下の手順で行う。
(i)ライブビュー画像の再生表示
MPU101は、「LV」ボタン123Dの押下を示す操作信号が入力されると、ミラーアップ状態(図2)にして背面液晶モニタ140にライブビュー画像の表示を開始させる。
(ii)ピント合わせ
MPU101は、「AFON」ボタン123Aの押下を示す操作信号が入力されると、上記焦点検出回路120を用いずにオートフォーカス調節を行う。MPU101は、撮像素子102の所定画素からの出力信号(画素データ)を用いてコントラストを検出する公知のコントラスト検出方式の焦点検出処理を行う。具体的には、上記フォーカス調節レンズを進退移動させながら、画像のコントラストが最大になるレンズ位置を探し、該レンズ位置へフォーカス調節レンズを移動させることによってフォーカス調節を行う。
(iii)動画撮影開始
MPU101は、「中央ボタン」123Cの押下を示す操作信号が入力されると、動画撮影処理を開始させる。
(iv)動画撮影停止
MPU101は、動画撮影中に再度「中央ボタン」123Cの押下を示す操作信号が入力されると、動画撮影処理を停止させる。
(v)ライブビュー画像の再生表示停止
MPU101は、ライブビュー画像の表示中に「LV」ボタン123Dの押下を示す操作信号が入力されると、ライブビュー画像の表示を終了させ、ミラーダウン状態(図1)にする。
図5は、上記(iii)動画撮影開始から上記(iv)動画撮影停止までを時系列に説明する図である。MPU101は、動画撮影開始時点から動画撮影停止時点までの黒帯相当時間に、所定のフレームレート、たとえば60フレーム/毎秒で撮像を繰り返し、取得した画像群によって構成される動画像を所定の形式のファイルに格納して画像用記録媒体107へ記録する。MPU101は、記録した動画像ファイルによる動画像を再生表示する場合、再生開始時点から再生終了時点までの黒帯相当時間に、動画撮影時と同様のフレームレートで再生を行う。
<動画撮影中に静止画撮影を行う場合(その1)>
動画撮影中に静止画撮影する場合は以下の手順で行う。
(i)ライブビュー画像の再生表示
MPU101は、「LV」ボタン123Dの押下を示す操作信号が入力されると、ミラーアップ状態(図2)にして背面液晶モニタ140にライブビュー画像の表示を開始させる。
(ii)ピント合わせ
MPU101は、「AFON」ボタン123Aの押下を示す操作信号が入力されると、上記焦点検出回路120を用いずにオートフォーカス調節を行う。MPU101は、撮像素子102の所定画素からの出力信号(画素データ)を用いてコントラストを検出する公知のコントラスト検出方式の焦点検出処理を行う。
(iii)動画撮影開始
MPU101は、「中央ボタン」123Cの押下を示す操作信号が入力されると、動画撮影処理を開始させる。
(iv)構図変更または変倍率変更を検知
MPU101は、動画撮影中の加速度センサ125からの検出信号に基づいて横位置および縦位置間の姿勢変化、パンニングを検知する。図8は、ハイビジョンサイズで動画撮影する場合のライブビュー画像を例示する図である。たとえば、撮影者が人物を縦位置で撮影しようと電子カメラの向きを変えた場合(図9)、MPU101は加速度センサ125からの検出信号からこれを検知する。一般に、姿勢変化やパンニングの後は静止画撮影される可能性が高い。
また、MPU101は、動画撮影中にレンズ情報入力回路119から入力される通信情報により、撮影レンズ鏡筒202の焦点距離の変化(ズーム倍率の変化)を検知する。たとえば、撮影者が図8における背景に含まれる「船」を拡大して撮影しようと撮影光学系210のズーム倍率を変えた場合(図10)、MPU101はレンズ情報入力回路119による取得情報からこれを検知する。一般に、変倍操作の後は静止画撮影される可能性が高い。
(v)静止画撮影、動画撮影停止、ライブビュー画像の再生表示停止
MPU101は、全押しスイッチSW2から操作信号が入力されると動画撮影処理を停止し、静止画撮影処理を行う。ライブビュー画像の表示も終了させ、ミラーダウン状態(図1)する。
図6は、上記(iii)動画撮影開始後から上記(v)静止画撮影操作が行われる場合を時系列に説明する図である。MPU101は、動画撮影開始時点から構図変更または変倍率変更を検知するまでの黒帯に相当する時間に、たとえば60フレーム/毎秒で撮像を繰り返す。
MPU101は、構図変更または変倍率変更を検知した以降も、静止画撮影までの斜線帯相当時間に60フレーム/毎秒で撮像を継続する。MPU101は、黒帯相当時間に取得した画像群によって構成される動画像、および斜線帯相当時間に取得した画像群によって構成される動画像を、それぞれ所定の形式のファイルに格納して画像用記録媒体107へ記録する。MPU101はさらに、全押しスイッチSW2の操作時に撮影した静止画像を、所定形式のファイルに格納して画像用記録媒体107へ記録する。
MPU101は、動画像ファイルによる動画像を再生表示する場合、再生開始時点から黒帯相当時間に記録した動画像のみを、動画撮影時と同様のフレームレートで再生を行う。構図変更または変倍率変更を検知してから静止画撮影するまでの斜線帯相当時間に取得した動画像は、「不要部分」の候補として再生を省略する。
<動画撮影中に静止画撮影を行う場合(その2)>
静止画撮影後も動画撮影を継続する場合は以下の手順で行う。上記「その1」および本説明による「その2」のうちいずれを行うかは、メニュー操作により選択可能に構成される。
(i)ライブビュー画像の再生表示
MPU101は、「LV」ボタン123Dの押下を示す操作信号が入力されると、ミラーアップ状態(図2)にして背面液晶モニタ140にライブビュー画像の表示を開始させる。
(ii)ピント合わせ
MPU101は、「AFON」ボタン123Aの押下を示す操作信号が入力されると、上記焦点検出回路120を用いずにオートフォーカス調節を行う。MPU101は、撮像素子102の所定画素からの出力信号(画素データ)を用いてコントラストを検出する公知のコントラスト検出方式の焦点検出処理を行う。
(iii)動画撮影開始
MPU101は、「中央ボタン」123Cの押下を示す操作信号が入力されると、動画撮影処理を開始させる。
(iv)構図変更または変倍率変更を検知
MPU101は、動画撮影中の加速度センサ125からの検出信号に基づいて横位置および縦位置間の姿勢変化、パンニングを検知する。また、MPU101は、動画撮影中にレンズ情報入力回路119から入力される通信情報により、撮影レンズ鏡筒202の焦点距離の変化(ズーム倍率の変化)を検知する。
(v)静止画撮影、動画撮影中断
MPU101は、全押しスイッチSW2から操作信号が入力されると動画撮影処理を中断し、静止画撮影処理を行う。
(vi)動画撮影再開
MPU101は、静止画撮影を終了すると、動画撮影処理を再開させる。
(vii)動画撮影停止
MPU101は、動画撮影中に再度「中央ボタン」123Cの押下を示す操作信号が入力されると、動画撮影処理を停止させる。
(viii)ライブビュー画像の再生表示停止
MPU101は、ライブビュー画像の表示中に「LV」ボタン123Dの押下を示す操作信号が入力されると、ライブビュー画像の表示を終了させ、ミラーダウン状態(図1)にする。
図7は、上記(iii)動画撮影開始後から上記(vii)動画撮影停止までを時系列に説明する図である。MPU101は、動画撮影開始時点から構図変更または変倍率変更を検知するまでの黒帯に相当する時間に、たとえば60フレーム/毎秒で撮像を繰り返す。
MPU101は、構図変更または変倍率変更を検知した以降も、静止画撮影までの斜線帯相当時間に60フレーム/毎秒で撮像を継続する。MPU101はさらに、静止画撮影後、撮像を再開し、動画撮影停止までの網掛け帯相当時間に60フレーム/毎秒で撮像する。
MPU101は、黒帯相当時間に取得した画像群によって構成される動画像、斜線帯相当時間に取得した画像群によって構成される動画像、静止画撮影後に再開して網掛け帯相当時間に取得した画像群によって構成される動画像を、それぞれ所定の形式のファイルに格納して画像用記録媒体107へ記録する。MPU101はさらに、全押しスイッチSW2の操作時に撮影した静止画像を、所定形式のファイルに格納して画像用記録媒体107へ記録する。
MPU101は、記録した動画像ファイルによる動画像を再生表示する場合、再生開始時点から黒帯相当時間に記録した動画像と、静止画撮影後に再開して網掛け帯相当時間に記録した動画像とを、それぞれ動画撮影時と同様のフレームレートで再生を行う。構図変更または変倍率変更を検知してから静止画撮影するまでの斜線帯相当時間に取得した動画像は「不要部分」の候補として再生を省略する。
上記MPU101が実行する処理の流れについて、図11および図12に例示するフローチャートを参照して説明する。MPU101は、あらかじめメニュー操作によって動画撮影を行うように設定されている場合に図11による処理を起動する。
図11のステップS1において、MPU101は、「LV」ボタン123DがONされたか否かを判定する、MPU101は、「LV」ボタン123Dの押下を示す操作信号が入力されるとステップS1を肯定判定してステップS2へ進み、「LV」ボタン123Dの押下を示す操作信号が入力されない場合にはステップS1を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS2において、MPU101は、ライブビュー画像の再生表示を開始させてステップS3へ進む。ステップS4において、MPU101は、「中央ボタン」123Cの押下を示す操作信号が入力されたか否かを判定する、MPU101は、「中央ボタン」123Cの押下を示す操作信号が入力されるとステップS3を肯定判定してステップS4へ進み、「中央ボタン」123Cの押下を示す操作信号が入力されない場合にはステップS3を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS4において、MPU101は、動画撮影処理を開始させてステップS5へ進む。ステップS5において、MPU101は、上述した姿勢変化、または変倍率の変化の有無を判定する。MPU101は、加速度センサ125からの検出信号およびレンズ情報入力回路119からの通信情報に基づいて「変化あり」を判定した場合にステップS5を肯定判定してステップS6へ進む。MPU101は、「変化あり」を判定しない場合にはステップS5を否定判定してステップS11へ進む。
ステップS6において、MPU101は、動画像を構成するフレーム画像のうち、電子カメラの姿勢が変わり始めた時刻(または変倍率が変わり始めた時刻)に対応する画像にチャプタを記録してステップS7へ進む。ステップS7において、MPU101は、全押しスイッチSW2がONされたか否かを判定する。MPU101は、全押しスイッチSW2から操作信号が入力された場合にステップS7を肯定判定してステップS8へ進む。MPU101は、全押しスイッチSW2から操作信号が入力されたない場合には、ステップS7を否定判定してステップS11へ進む。
ステップS8において、MPU101は、ライブビュー画像の再生表示を停止させるとともに、動画撮影処理を停止させてステップS9へ進む。ステップS9において、MPU101は、たとえば、露出制御回路116で演算されたシャッタースピードおよび絞り値で静止画撮影処理を行ってステップS10へ進む。
ステップS10において、MPU101は撮影終了か否かを判定する。MPU101は、メニュー操作によって<動画撮影中に静止画撮影を行う場合(その1)>が選択されている場合は、ステップS10を肯定判定して図12のステップS21へ進む。この場合は撮影終了である。MPU101は、メニュー操作によって<動画撮影中に静止画撮影を行う場合(その2)>が選択されており、かつ「中央ボタン」123Cの押下を示す操作信号が入力されるとステップS10を肯定判定して図12のステップS21へ進む。この場合も撮影終了である。MPU101は、上記に該当しない場合は、ステップS10を否定判定してステップS4へ戻る。この場合は再び動画撮影を行いながら上述した処理を繰り返す。
ステップS5を否定判定して進むステップS11において、MPU101は、再び「LV」ボタン123DがONされたか否かを判定する、MPU101は、「LV」ボタン123Dの押下を示す操作信号が入力されるとステップS11を肯定判定してステップS8へ進み、「LV」ボタン123Dの押下を示す操作信号が入力されない場合にはステップS11を否定判定し、ステップS5へ戻る。ステップS5へ戻る場合は、動画撮影を継続する。
ステップS7を否定判定して進むステップS12において、MPU101はタイムアップか否かを判定する。MPU101は、ステップS5を肯定判定してからの経過時間が、たとえば3秒間を経過した場合にステップS12を肯定判定してステップS13へ進む。MPU101は、ステップS5を肯定判定してからの経過時間が3秒間に満たない場合にはステップS12を否定判定し、ステップS7へ戻る。ステップS7へ戻る場合は「変化」が静止画撮影の準備である可能性があるので、チャプタを消去しないで動画撮影停止操作を待つ。
ステップS13において、MPU101は、ステップS6で記録したチャプタを消去してステップS5へ戻る。ステップS5へ戻る場合は、「変化」が静止画撮影の準備でなかったと判断して動画撮影を継続する。
図12のステップS21以降は動画再生処理に相当する。図12のステップS21において、MPU101は、上記黒帯相当時間内に取得した動画像のうち1コマ(たとえば、先頭フレームの画像)を背面液晶モニタ140に再生表示させてステップS22へ進む。撮影者は、動画再生をさせる場合に「中央ボタン」123Cを押下操作する。
ステップS22において、MPU101は、「中央ボタン」123Cの押下を示す操作信号が入力されたか否かを判定する、MPU101は、「中央ボタン」123Cの押下を示す操作信号が入力されるとステップS22を肯定判定してステップS23へ進み、「中央ボタン」123Cの押下を示す操作信号が入力されない場合にはステップS22を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS23において、MPU101は、動画再生処理を開始してステップS24へ進む。ステップS24において、MPU101は、静止画準備開始位置(本例ではチャプタ)を検出したか否かを判定する。MPU101は、チャプタを検出した場合にステップS24を肯定判定してステップS25へ進む。MPU101は、チャプタを検出しない場合には、ステップS24を否定判定し、動画像を最終フレームまで再生表示して図12による処理を終了する。
ステップS25において、MPU101はチャプタで動画再生を停止する。具体的には、検出したチャプタの1つ前のフレーム画像まで再生してから動画再生を停止し、ステップS26へ進む。MPU101は、停止したフレームの画像を背面液晶モニタ140に表示させておく。
ステップS26において、MPU101は警告表示を行う。MPU101は、たとえば「未再生部分があります。不要部分として削除してよいですか?」というメッセージを背面液晶モニタ140に表示中のフレーム画像に重ねて表示させて、ステップS27へ進む。
ステップS27において、MPU101は不要部分を削除するか否かを判定する。MPU101は、「中央ボタン」123Cから削除を指示する操作信号が入力されるとステップS27を肯定判定してステップS28へ進み、「中央ボタン」123Cから削除を指示する操作信号が入力されない場合にはステップS27を否定判定し、ステップS29へ進む。
ステップS28において、MPU101は、画像用記録媒体107に記録されている動画像のうち、当該チャプタから静止画撮影までの斜線帯相当時間(図6、図7)に取得した動画像を不要部分として削除する設定をしてステップS29へ進む。
ステップS29において、MPU101は全チャプタについて終了したか否かを判定する。MPU101は、ステップS24で検出した全チャプタについて上記ステップS25〜S28の処理を行った場合にステップS29を肯定判定してステップS30へ進む。なお、ステップS29を肯定判定する場合は、残りの動画像を最終フレームまで再生表示してステップS30へ進む。一方、全チャプタについて上記ステップS25〜S28の処理を行っていない場合には、MPU101は、ステップS29を否定判定してステップS31へ進む。
ステップS30において、MPU101は、ステップS28において削除設定した動画像を削除するように編集を行い、編集後の動画像ファイルを作成して図12による処理を終了する。MPU101は、編集後の動画像ファイルを画像用記録媒体107へ記録する。この際、編集前の動画像ファイルに代えて編集後の動画像ファイルを上書き記録するか、編集前の動画像ファイルと別のファイルとして編集後の動画像ファイルを記録するかは、メニュー操作により選択可能に構成されている。
ステップS31において、MPU101は、静止画撮影後に取得された動画像について、動画再生を再開してステップS25へ戻る。これにより、次のチャプタの1つ前のフレーム画像まで動画再生を行うことになる。
上述した図12のフローチャートによれば、上記通常の動画撮影で取得した動画像を再生する場合は、チャプタが存在しないので、上記ステップS24を否定判定して図12の処理を終了することになる。
また、上記動画撮影中に静止画撮影を行う場合(その1)に取得した動画像を再生する場合は、チャプタが1つ存在するので、ステップS29を否定判定することなく(すなわち、S25〜S28の処理を繰り返すことなしに)、1回だけ動画再生を停止して「不要部分」を削除するか否かの操作を受け付けることになる。
さらにまた、上記動画撮影中に静止画撮影を行う場合(その2)に取得した動画像を再生する場合は、チャプタが複数存在し得るので、チャプタの数に応じてS25〜S28の処理を繰り返しながら、動画再生の停止と、「不要部分」を削除するか否かの操作受け付けとを、繰り返すことになる。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)電子カメラは、被写体像を撮像する撮像素子102と、撮像素子102に所定のフレームレートで動画撮影を行わせるMPU101と、動画撮影中に静止画撮影指示を受け付ける全押しスイッチSW2と、動画撮影中に所定の撮影環境変化を検出する加速度センサ125/レンズ情報入力回路119/測光回路115/焦点検出回路120と、加速度センサ125/レンズ情報入力回路119/測光回路115/焦点検出回路120によって変化が検出された場合に、動画撮影中に取得された動画像に変化検出時を示すチャプタを付与するMPU101と、を備えるようにした。これにより、動画像のうち環境変化時に動画撮影された画像を特定しやすくなるので、たとえば、削除対象にしたり、表示対象から除外するなどの事後処理が容易になる。
(2)MPU101は、加速度センサ125/レンズ情報入力回路119/測光回路115/焦点検出回路120によって変化が検出されてからタイムアップ判定時間内に全押しスイッチSW2が静止画撮影指示を受けた場合に、動画像に変化検出時を示すチャプタを付与するので、静止画撮影のための準備(フレーミングやパンニング、ズーム操作、撮影対象の変更、ピント合わせなど)中である可能性が高い期間に動画撮影された画像を特定しやすくなる。一般に、静止画撮影の準備期間中に動画撮影された画像は不要であることが多いので、動画像のうち不要な部分を特定しやすい。
(3)MPU101は、変化が検出された時点でチャプタを付与し、タイムアップ判定時間内に静止画撮影指示を受けない場合にチャプタを消去するようにしたので、静止画撮影指示を受けてから遡ってチャプタを付与する場合に比べて処理が容易になる。
(4)加速度センサ125を含み、当該電子カメラの縦横の姿勢変化を検出するようにしたので、姿勢変化後の期間に動画撮影された画像を特定しやすくなる。
(5)撮影光学系210の変倍率の変化を検出するようにしたので、ズーム調節後の期間に動画撮影された画像を特定しやすくなる。
(6)電子カメラは、動画撮影中に取得された動画像を編集するMPU101を備え、MPU101は、付与されたチャプタに基づいて、動画像のうち変化検出時から静止画撮影指示までに相当する画像を削除するようにしたので、動画像のうち環境変化時に動画撮影された画像を容易に特定して削除できる。
(7)電子カメラは、動画撮影中に取得された動画像を再生表示する背面液晶制御回路108、背面液晶モニタ140を備え、背面液晶制御回路108、背面液晶モニタ140は、付与されたチャプタに基づいて、動画像のうち変化検出時から静止画撮影指示までに相当する画像を除外して再生表示するようにしたので、動画像のうち環境変化時に動画撮影された画像を容易に表示対象から外すことができる。
(変形例1)
上述した説明では、動画撮影処理(図11)の後、引き続き動画再生処理(図12)へ進み、該動画再生処理の中で「不要部分」を削除するか否かの選択操作を受け付けるようにした。この代わりに、動画撮影処理(図11)と動画再生処理(図12)とを分離し、動画再生処理(図12)を単独で行うように構成してもよい。
(変形例2)
動画再生処理(図12)では、動画撮影時において構図変更または変倍率変更を検知してから静止画撮影するまでの斜線帯相当時間(図6、図7)に取得した動画像を「不要部分」の候補として再生を省略する例(簡易再生と呼ぶ)を説明した。この代わりに、「不要部分」を含めて再生する(完全再生と呼ぶ)ようにしてもよい。すなわち、図6または図7において動画撮影時に取得した順に、黒帯相当時間に取得した動画像と、「不要部分」候補の斜線帯相当時間に取得した動画像と、網掛け帯相当時間に取得した動画像(図7の場合)とを、それぞれ動画撮影時と同様のフレームレートで再生する。「不要部分」を再生する/しないの切替えは、たとえば、メニュー操作により選択可能に構成しておき、あらかじめ一方を設定しておく。
(変形例3)
上述した説明では、静止画撮影のための準備開始時をカメラの姿勢変化、または焦点距離の変化(変倍率の変化)によって検出する例を説明した。これに加えて、焦点調節状態(デフォーカス量やフォーカス調節レンズ位置など)の変化や、測光に関するデータの変化から、静止画撮影のための準備開始時を検出してもよい。一般に、構図の変化によって主要被写体が変わるとピント合わせをし直す可能性が高い。このため、デフォーカス量の変化、またはフォーカス調節レンズ位置の変化を静止画撮影のための準備開始の判断に用いると好適である。また、主要被写体が変わると被写体輝度も変化する可能性が高い。このため、測光に関するデータの変化を静止画撮影のための準備開始の判断に用いると好適である。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
101…MPU
102…撮像素子
108…背面液晶制御回路
115…測光回路
119…レンズ情報入力回路
120…焦点検出回路
123…設定操作部材
125…加速度センサ
140…背面液晶モニタ
210…撮影光学系
SW2…全押しスイッチ

Claims (9)

  1. 被写体像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段に所定のフレームレートで動画撮影を行わせる撮影制御手段と、
    前記動画撮影中に静止画撮影指示を受け付ける受け付け手段と、
    前記動画撮影中に所定の撮影環境変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記変化が検出された場合に、前記動画撮影中に取得された動画像に前記変化検出時を示す情報を付与する情報付与手段と、
    を備えることを特徴とする撮影機器。
  2. 請求項1に記載の撮影機器において、
    前記情報付与手段は、前記検出手段によって前記変化が検出されてから所定時間内に前記受け付け手段が静止画撮影指示を受けた場合に、前記動画像に前記変化検出時を示す情報を付与することを備えることを特徴とする撮影機器。
  3. 請求項2に記載の撮影機器において、
    前記情報付与手段は、前記検出手段によって前記変化が検出された時点で前記情報を付与し、前記所定時間内に前記受け付け手段が静止画撮影指示を受けない場合に、前記付与情報を消去することを備えることを特徴とする撮影機器。
  4. 請求項1に記載の撮影機器において、
    前記検出手段は姿勢センサを含み、当該撮影機器の縦横の姿勢変化を検出することを特徴とする撮影機器。
  5. 請求項1に記載の撮影機器において、
    前記検出手段は、撮影光学系の変倍率の変化を検出することを特徴とする撮影機器。
  6. 請求項1に記載の撮影機器において、
    前記検出手段は、撮影光学系による焦点調節状態の変化を検出することを特徴とする撮影機器。
  7. 請求項1に記載の撮影機器において、
    前記検出手段は、被写体輝度の変化を検出することを特徴とする撮影機器。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の撮影機器において、
    前記動画撮影中に取得された動画像を編集する編集処理手段を備え、
    前記編集処理手段は、前記情報付与手段によって付与された情報に基づいて、前記動画像のうち前記変化検出時から前記静止画撮影指示までに相当する画像を削除することを特徴とする撮影機器。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の撮影機器において、
    前記動画撮影中に取得された動画像を再生表示する再生表示手段を備え、
    前記再生表示手段は、前記情報付与手段によって付与された情報に基づいて、前記動画像のうち前記変化検出時から前記静止画撮影指示までに相当する画像を除外して再生表示することを特徴とする撮影機器。
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