JP2012141244A - タイヤのねじり共振周波数の測定方法 - Google Patents
タイヤのねじり共振周波数の測定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012141244A JP2012141244A JP2011000624A JP2011000624A JP2012141244A JP 2012141244 A JP2012141244 A JP 2012141244A JP 2011000624 A JP2011000624 A JP 2011000624A JP 2011000624 A JP2011000624 A JP 2011000624A JP 2012141244 A JP2012141244 A JP 2012141244A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- resonance frequency
- torsional resonance
- pendulum
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
【課題】高価な加振台などを用いる必要がなく、機動性に優れ、簡便でありながら、明確にねじり共振周波数を測定することができる技術を提供する。
【解決手段】振り子式のハンマーを用いて、載置台に立設されたタイヤのトレッド部を斜め下方から車軸方向に向けて加振し、加振力に関する情報と加振によりタイヤに生じた情報とに基づいて伝達関数を求め、伝達関数のピークよりねじり共振周波数を求めるねじり共振周波数の測定方法。載置台に立設されたタイヤのトレッド部を斜め下方から車軸方向に向けて加振する振り子式のハンマーと、加振力に関する情報と加振によりタイヤに生じた情報とを取得する情報取得手段と、取得された情報に基づいて伝達関数を作成する伝達関数作成手段と、作成された伝達関数のピークよりねじり共振周波数を決定するねじり共振周波数決定手段とを備えているタイヤのねじり共振周波数の測定装置。
【選択図】図1
【解決手段】振り子式のハンマーを用いて、載置台に立設されたタイヤのトレッド部を斜め下方から車軸方向に向けて加振し、加振力に関する情報と加振によりタイヤに生じた情報とに基づいて伝達関数を求め、伝達関数のピークよりねじり共振周波数を求めるねじり共振周波数の測定方法。載置台に立設されたタイヤのトレッド部を斜め下方から車軸方向に向けて加振する振り子式のハンマーと、加振力に関する情報と加振によりタイヤに生じた情報とを取得する情報取得手段と、取得された情報に基づいて伝達関数を作成する伝達関数作成手段と、作成された伝達関数のピークよりねじり共振周波数を決定するねじり共振周波数決定手段とを備えているタイヤのねじり共振周波数の測定装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、振り子式のハンマーを用いてタイヤのねじり共振周波数を測定する方法に関する。
従来より、タイヤの動的特性を測定する方法として、タイヤに打撃を加えて各特性に対応した固有値を測定することが行われている(例えば、特許文献1〜5)。
このような固有値の1つとしてねじり共振周波数があり、例えば、タイヤは、30〜50Hzの周波数帯域にねじり共振周波数を有しており、走行時、図7に示すようなねじり共振モードを示す。図7は、走行時のタイヤに作用する力を示す図であり、10はタイヤ、11はタイヤ10の外周部であるトレッド部、12はタイヤ10の内周部であるホイール部、15は車軸部である。図7の(a)、(b)に示すように、走行時、トレッド部11とホイール部12に逆方向の力が作用することにより、それぞれにねじりが発生し、(a)、(b)が互いに繰り返されて、ねじり共振モードを示す。
前記の周波数帯域は、一般的な車両のステアリング系の共振周波数に近い場合には、車両走行時において、40Hz帯域でのこもり音の原因となる。そして、このこもり音は、タイヤ10のねじり共振周波数とステアリング系の共振周波数が近いほど悪化するため、こもり音の改善のためには、タイヤ10のねじり共振周波数とステアリング系の共振周波数の双方を、できるだけ離す必要がある。
このため、タイヤ10のねじり共振周波数を、予め、測定して、把握しておく必要がある。
タイヤ10のねじり共振周波数を簡単に測定する方法として、従来より、図8の(a)や(b)に示すようなインパクトハンマー法が採用されている。
図8(a)の場合には、載置台90上に載置されたタイヤ10の真横から車軸部15に向けて、インパクトハンマー20を用いて所定の力で加振する。そして、車軸部15やトレッド部11の上方などの所定の箇所に配置された力センサーや加速度ピックアップなどを用いて、その箇所に出力された力や加速度を測定し、周波数分析器により、各周波数における伝達関数を求める。ピークを示した周波数が、ねじり共振周波数となる。
また、図8(b)の場合は、タイヤ10の真横からの加振に替えて、トレッド部11の上部に配置された加振用のブロック21を加振する点が異なるのみで、測定方法としては、前記と同様である。
しかしながら、上記の方法は簡単ではあるが、ねじり共振モードとなるように加振することが難しく、明確なねじり共振のピークを得ることができないという問題があった。また、トレッド部の上部に加振用のブロックを配置した図8(b)の場合には、ブロックが外れないように加振する必要があるため、加振力に上限があり、効果的に励起させることが難しいという問題もあった。
そこで、ねじり共振モードの測定において、加振台を用いて前後方向に加振することによる測定が、一般に行われている。具体的には、図9に示すように、タイヤ10を加振台30の上に載置し、周波数を変えて、加振台30を前後方向に振動させることにより、タイヤに振動を与え、タイヤの各部に生じる軸力や加速度を測定して、各周波数における動バネ伝達関数からねじり共振周波数を求める。
しかし、このような加振台は高価であり、また、加振台は一般に据付型であるため、機動性に欠けるという問題があった。
このため、高価な加振台などを用いる必要がなく、機動性に優れ、簡便でありながら、明確にねじり共振周波数を測定することができるねじり共振周波数の測定方法が望まれていた。
請求項1に係る発明のタイヤのねじり共振周波数の測定方法は、
振り子式のハンマーを用いたタイヤのねじり共振周波数の測定方法であって、
振り子式のハンマーを用いて、載置台に立設されたタイヤのトレッド部を、斜め下方から車軸方向に向けて所定の加振力で加振し、
前記加振力に関する情報と、加振によりタイヤに生じた情報とに基づいて伝達関数を求め、
前記伝達関数のピークより、前記ねじり共振周波数を求める
ことを特徴とする。
振り子式のハンマーを用いたタイヤのねじり共振周波数の測定方法であって、
振り子式のハンマーを用いて、載置台に立設されたタイヤのトレッド部を、斜め下方から車軸方向に向けて所定の加振力で加振し、
前記加振力に関する情報と、加振によりタイヤに生じた情報とに基づいて伝達関数を求め、
前記伝達関数のピークより、前記ねじり共振周波数を求める
ことを特徴とする。
請求項2に係る発明のタイヤのねじり共振周波数の測定方法は、
前記加振によりタイヤに生じた情報が、タイヤの車軸部に生じた軸前後力、トレッド上部に生じた前後加速度、およびホイール上部に生じた前後加速度の少なくとも1つの情報であることを特徴とする。
前記加振によりタイヤに生じた情報が、タイヤの車軸部に生じた軸前後力、トレッド上部に生じた前後加速度、およびホイール上部に生じた前後加速度の少なくとも1つの情報であることを特徴とする。
請求項3に係る発明のタイヤのねじり共振周波数の測定装置は、
載置台に立設されたタイヤのトレッド部を、斜め下方から車軸方向に向けて、所定の加振力で加振する振り子式のハンマーと、
前記加振力に関する情報と、加振によりタイヤに生じた情報とを取得する情報取得手段と、
取得された前記加振力に関する情報と、前記加振によりタイヤに生じた情報とに基づいて、伝達関数を作成する伝達関数作成手段と、
作成された前記伝達関数のピークより、ねじり共振周波数を決定するねじり共振周波数決定手段と
を備えていることを特徴とする。
載置台に立設されたタイヤのトレッド部を、斜め下方から車軸方向に向けて、所定の加振力で加振する振り子式のハンマーと、
前記加振力に関する情報と、加振によりタイヤに生じた情報とを取得する情報取得手段と、
取得された前記加振力に関する情報と、前記加振によりタイヤに生じた情報とに基づいて、伝達関数を作成する伝達関数作成手段と、
作成された前記伝達関数のピークより、ねじり共振周波数を決定するねじり共振周波数決定手段と
を備えていることを特徴とする。
請求項4に係る発明のタイヤのねじり共振周波数の測定装置は、
前記加振によりタイヤに生じた情報が、タイヤの車軸部に生じた軸前後力、トレッド上部に生じた前後加速度、およびホイール上部に生じた前後加速度の少なくとも1つの情報であることを特徴とする。
前記加振によりタイヤに生じた情報が、タイヤの車軸部に生じた軸前後力、トレッド上部に生じた前後加速度、およびホイール上部に生じた前後加速度の少なくとも1つの情報であることを特徴とする。
請求項5に係る発明のタイヤのねじり共振周波数の測定装置は、
前記振り子式のハンマーが、振り子の長さ300〜600mm、錘の質量1.0〜2.0kgのハンマーであることを特徴とする。
前記振り子式のハンマーが、振り子の長さ300〜600mm、錘の質量1.0〜2.0kgのハンマーであることを特徴とする。
請求項6に係る発明のタイヤのねじり共振周波数の測定装置は、
前記振り子式のハンマーの回転開始位置に、前記振り子式のハンマーを保持するロック機構が備えられていることを特徴とする。
前記振り子式のハンマーの回転開始位置に、前記振り子式のハンマーを保持するロック機構が備えられていることを特徴とする。
請求項7に係る発明のタイヤのねじり共振周波数の測定装置は、
前記振り子式のハンマーの加振後の跳ね返りを係止するワンウェイロック機構が備えられていることを特徴とする。
前記振り子式のハンマーの加振後の跳ね返りを係止するワンウェイロック機構が備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、振り子式のハンマーを用いて所定の力で加振することにより、確実に、ねじり共振モードとなるように加振することが可能となるため、従来のインパクトハンマー法では得ることが難しかったねじり共振ピークを、簡便、明確に得ることができる。また、高価な加振台などを用いる必要がないため、機動性に優れている。そして、本発明を用いた場合、車体のフェンダーなどを外すことにより、実車における計測も可能となる。
以下、本発明を、以下に示す実施の形態に基づいて、詳しく説明する。
1.振り子式のハンマー
最初に、本実施の形態において用いられる振り子式のハンマーにつき説明する。図1は、本実施の形態におけるタイヤの固有値(ねじり共振周波数)の測定方法を説明する図である。図1において、50は振り子の錘、51は振り子の腕、52は振り子の回転軸、55は振り子の台、56は振り子の腕51を水平に保持するロック機構、57はタイヤを加振して跳ね返ってきた振り子の腕51を係止するワンウェイロック機構である。
最初に、本実施の形態において用いられる振り子式のハンマーにつき説明する。図1は、本実施の形態におけるタイヤの固有値(ねじり共振周波数)の測定方法を説明する図である。図1において、50は振り子の錘、51は振り子の腕、52は振り子の回転軸、55は振り子の台、56は振り子の腕51を水平に保持するロック機構、57はタイヤを加振して跳ね返ってきた振り子の腕51を係止するワンウェイロック機構である。
図1に示すように、振り子式のハンマーは、振り子の錘50と振り子の腕51、振り子の回転軸52から構成され、振り子の台55に取り付けられている。そして、ハンマーには、力センサーや加速度ピックアップが取り付けられている。
この振り子式のハンマーは、測定開始前は、振り子の腕51がロック機構56によりロックされて、例えば、水平方向に保持されている。そして、測定開始時には、前記のロックが解除されて、回転を開始し、タイヤ10のトレッド部を斜め下方から車軸方向に向けて加振する。このように、手ではなく、振り子式のハンマーを回転させて、また斜め下方から車軸方向に向けて加振することにより、確実に、ねじり共振モードとなるように加振することができる。そして、常に、一定の位置から振り子式のハンマーを回転させて加振させることにより、加振による入力を一定に制御することができる。
タイヤ10を加振した振り子式のハンマーは、跳ね返って上方に上がった後、再び下方に進んで、タイヤ10を加振しようとする。しかし、本実施の形態においては、ワンウェイロック機構57により跳ね返ってきた振り子式のハンマーを係止するようにしているため、再度の加振を防止することができ、またそのための人力が不要となり、作業性が向上する。
なお、振り子の錘50の質量および振り子の腕51の長さは、タイヤ10のサイズに応じて、適宜変更することができるが、振り子の錘50の質量が小さすぎると、加振してもタイヤ10を充分に励起できない恐れがあり、一方、質量が大きすぎると、重く、作業しにくいため、機動性が低下する恐れがある。また、振り子の腕51の長さが短すぎると、タイヤ10をうまく加振できない恐れがあり、一方、長さが長すぎると、作業しにくいため、機動性が低下する恐れがあると共に、収納などが不便となる。好ましい振り子の錘50の質量としては、1.0〜2.0kgである。また、好ましい振り子の腕51の長さとしては、300〜600mmである。そして、このような大きさの振り子式のハンマーを用いた場合、フェンダーなどを外すことにより、実車における計測も可能となる。
2.ねじり共振周波数の測定
次に、前記振り子式のハンマーを用いたねじり共振周波数の測定方法につき説明する。なお、以下においては、測定箇所を、車軸部、トレッド部およびホイール部の上部としている。
次に、前記振り子式のハンマーを用いたねじり共振周波数の測定方法につき説明する。なお、以下においては、測定箇所を、車軸部、トレッド部およびホイール部の上部としている。
図1に示すように、タイヤ10は、載置台90上に載置されており、タイヤ10のトレッド部11上部およびホイール部12上部には、それぞれ、加速度ピックアップ41、42が配置されている。そして、車軸部には、軸力センサー43が配置されている。そして、振り子式のハンマー、各加速度ピックアップ41、42および軸力センサー43の各々には、信号線44〜47が接続されており、各信号線の他端は周波数分析器40に接続されている。
振り子式のハンマーによる加振信号が入力信号として、信号線47を経由して周波数分析器40に送られる。一方、加振に対応して、各加速度ピックアップ41、42および軸力センサー43により計測された出力信号が信号線44〜46を経由して周波数分析器40に送られる。そして、周波数分析器40において、前記の加振信号および各出力信号に基づいて、伝達関数の周波数解析が行われ、結果が周波数分析器40のディスプレーに表示される。
伝達関数の周波数解析により計測されたピークの周波数が、ねじり共振周波数となる。
そして、本実施の形態における加振は、前記したように、確実に、ねじり共振モードとなるように行われるため、ねじり共振周波数を示すピークを明確に捉えることができる。
なお、出力信号は、上記の3つ全てでなくてもよい。また、センサーの取付け位置も、ねじり共振周波数が特定できる限り、上記の位置に限られない。
以下に、上記の実施の形態に基づく実施例を挙げ、本発明を具体的に説明する。
タイヤとしては、以下の仕様のタイヤを使用した。
タイヤサイズ:225/55R17
ホイール :17×7.5J
荷重 :5kN
内圧 :200kPa
タイヤサイズ:225/55R17
ホイール :17×7.5J
荷重 :5kN
内圧 :200kPa
最初に、振り子の錘の質量(kg)と振り子の腕の長さ(mm)を、表1に示すように変化させて、それぞれの組み合わせで、加振を行い、トレッド部においてピーク周波数が明瞭に確認できるか否かの試験を行なった。
なお、測定に際して、トレッド部における加速度ピックアップとしてはB&K4507B(B&K社製)を、振り子の錘における加速度ピックアップとしてはB&K4369(B&K社製)を使用した。また、周波数分析器としては、PULSE(B&K社製)を使用した。
試験結果を表1に示す。なお、表1において、「◎」はピークを明確に確認できたことを、「○」はピークを観測できたことを、「△」はぼやけたピークが認められたことを、そして、「×」はピークが確認できなかったことを示している。
表1の結果より、振り子の錘の質量が1.0kg以上で、かつ振り子の腕の長さが300mm以上であれば、ピークを観測できることが分かる。しかし、備考に記載したように、振り子の錘の質量が2.5kgの場合には重すぎて作業が困難となり、また、振り子の腕の長さが700mmの場合には長すぎて作業が困難となる。このため、振り子の錘の質量としては1.0〜2.0kgが好ましく、また、振り子の腕の長さとしては、300〜600mmが好ましいことが分かる。そして、上記タイヤの場合、振り子の錘の質量が1.5kgで、振り子の腕の長さが450mmの振り子式のハンマーを用いれば、最も明瞭にピークを確認できることが分かる。
上記した振り子の錘の質量が1.5kgで、振り子の腕の長さが450mmの振り子式のハンマーを用いて加振した時に得られた周波数と伝達関数との関係を表したグラフを図2〜4に示す。なお、図2はタイヤの車軸部に配置された軸力センサーにより測定された軸前後力における伝達関数であり、図3はタイヤのホイール上部に配置された加速度ピックアップにより測定されたトレッド上部の前後加速度における伝達関数であり、図4はタイヤのトレッド上部に配置された加速度ピックアップにより測定されたホイール上部の前後加速度における伝達関数である。
図2〜4のいずれの図においても、ピークを明確に確認することができ、約35Hz付近にねじり共振周波数があることが分かる。
(比較例)
比較例として、同じタイヤを使用し、インパクトハンマー(インパルスハンマーGK−3100、小野測器社製)を用いて、トレッド部を加振する従来のインパクトハンマー法により得られた周波数と伝達関数との関係を図5に示す。図5に示すように、この場合には、ピークを確認することができない。
比較例として、同じタイヤを使用し、インパクトハンマー(インパルスハンマーGK−3100、小野測器社製)を用いて、トレッド部を加振する従来のインパクトハンマー法により得られた周波数と伝達関数との関係を図5に示す。図5に示すように、この場合には、ピークを確認することができない。
(参考例)
また、参考例として、同じタイヤを使用し、加振機としてMTS社製の3軸加振機を用い、振幅を±1mm(@1Hz)に設定して、0Hzから100Hzまで、2Hz/sで周波数を増加させるスイープ加振を行い、周波数分析器(PULSE)で、加振台の振動入力に対する軸の出力の伝達関数を算出して、図6に示す周波数と周波数応答関数との関係を得た。図6に示すように、この方法の場合、約35Hz付近にピークが確認できる。
また、参考例として、同じタイヤを使用し、加振機としてMTS社製の3軸加振機を用い、振幅を±1mm(@1Hz)に設定して、0Hzから100Hzまで、2Hz/sで周波数を増加させるスイープ加振を行い、周波数分析器(PULSE)で、加振台の振動入力に対する軸の出力の伝達関数を算出して、図6に示す周波数と周波数応答関数との関係を得た。図6に示すように、この方法の場合、約35Hz付近にピークが確認できる。
これは、前記した図2〜4で得られたピークと一致しており、本実施の形態における測定方法が、従来のインパクトハンマー法のように簡便な方法でありながら、高価で機動性に問題がある加振機を用いた方法と同様に、共振ピークを明確に確認できる方法であることが分かる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
10 タイヤ
11 トレッド部
12 ホイール部
15 車軸部
20 インパクトハンマー
21 ブロック
30 加振台
40 周波数分析器
41、42 加速度ピックアップ
43 軸力センサー
44、45、46、47 信号線
50 振り子の錘
51 振り子の腕
52 振り子の回転軸
55 振り子の台
56 ロック機構
57 ワンウェイロック機構
90 載置台
11 トレッド部
12 ホイール部
15 車軸部
20 インパクトハンマー
21 ブロック
30 加振台
40 周波数分析器
41、42 加速度ピックアップ
43 軸力センサー
44、45、46、47 信号線
50 振り子の錘
51 振り子の腕
52 振り子の回転軸
55 振り子の台
56 ロック機構
57 ワンウェイロック機構
90 載置台
Claims (7)
- 振り子式のハンマーを用いたタイヤのねじり共振周波数の測定方法であって、
振り子式のハンマーを用いて、載置台に立設されたタイヤのトレッド部を、斜め下方から車軸方向に向けて所定の加振力で加振し、
前記加振力に関する情報と、加振によりタイヤに生じた情報とに基づいて伝達関数を求め、
前記伝達関数のピークより、前記ねじり共振周波数を求める
ことを特徴とするタイヤのねじり共振周波数の測定方法。 - 前記加振によりタイヤに生じた情報が、タイヤの車軸部に生じた軸前後力、トレッド上部に生じた前後加速度、およびホイール上部に生じた前後加速度の少なくとも1つの情報であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤのねじり共振周波数の測定方法。
- 載置台に立設されたタイヤのトレッド部を、斜め下方から車軸方向に向けて、所定の加振力で加振する振り子式のハンマーと、
前記加振力に関する情報と、加振によりタイヤに生じた情報とを取得する情報取得手段と、
取得された前記加振力に関する情報と、前記加振によりタイヤに生じた情報とに基づいて、伝達関数を作成する伝達関数作成手段と、
作成された前記伝達関数のピークより、ねじり共振周波数を決定するねじり共振周波数決定手段と
を備えていることを特徴とするタイヤのねじり共振周波数の測定装置。 - 前記加振によりタイヤに生じた情報が、タイヤの車軸部に生じた軸前後力、トレッド上部に生じた前後加速度、およびホイール上部に生じた前後加速度の少なくとも1つの情報であることを特徴とする請求項3に記載のタイヤのねじり共振周波数の測定装置。
- 前記振り子式のハンマーが、振り子の長さ300〜600mm、錘の質量1.0〜2.0kgのハンマーであることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のタイヤのねじり共振周波数の測定装置。
- 前記振り子式のハンマーの回転開始位置に、前記振り子式のハンマーを保持するロック機構が備えられていることを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載のタイヤのねじり共振周波数の測定装置。
- 前記振り子式のハンマーの加振後の跳ね返りを係止するワンウェイロック機構が備えられていることを特徴とする請求項3ないし請求項6のいずれか1項に記載のタイヤのねじり共振周波数の測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011000624A JP2012141244A (ja) | 2011-01-05 | 2011-01-05 | タイヤのねじり共振周波数の測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011000624A JP2012141244A (ja) | 2011-01-05 | 2011-01-05 | タイヤのねじり共振周波数の測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012141244A true JP2012141244A (ja) | 2012-07-26 |
Family
ID=46677667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011000624A Pending JP2012141244A (ja) | 2011-01-05 | 2011-01-05 | タイヤのねじり共振周波数の測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012141244A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104344937A (zh) * | 2013-07-24 | 2015-02-11 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种汽车车轮隔振性能测试方法 |
| CN105510057A (zh) * | 2016-01-25 | 2016-04-20 | 中国汽车技术研究中心 | 一种自由状态下车轮力传递函数测试方法及装置 |
| JP2019086303A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | Toyo Tire株式会社 | 振動測定装置及び振動測定方法 |
| CN116822157A (zh) * | 2023-06-05 | 2023-09-29 | 哈尔滨工业大学 | 一种柔性基础激振台共振抑制方法 |
| JP7465180B2 (ja) | 2020-08-28 | 2024-04-10 | Toyo Tire株式会社 | タイヤ特性評価方法 |
| WO2024195027A1 (ja) * | 2023-03-22 | 2024-09-26 | 株式会社Subaru | 情報提示装置 |
-
2011
- 2011-01-05 JP JP2011000624A patent/JP2012141244A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104344937A (zh) * | 2013-07-24 | 2015-02-11 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种汽车车轮隔振性能测试方法 |
| CN104344937B (zh) * | 2013-07-24 | 2017-12-29 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种汽车车轮隔振性能测试方法 |
| CN105510057A (zh) * | 2016-01-25 | 2016-04-20 | 中国汽车技术研究中心 | 一种自由状态下车轮力传递函数测试方法及装置 |
| CN105510057B (zh) * | 2016-01-25 | 2019-01-01 | 中国汽车技术研究中心 | 一种自由状态下车轮力传递函数测试方法及装置 |
| JP2019086303A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | Toyo Tire株式会社 | 振動測定装置及び振動測定方法 |
| JP7465180B2 (ja) | 2020-08-28 | 2024-04-10 | Toyo Tire株式会社 | タイヤ特性評価方法 |
| WO2024195027A1 (ja) * | 2023-03-22 | 2024-09-26 | 株式会社Subaru | 情報提示装置 |
| CN116822157A (zh) * | 2023-06-05 | 2023-09-29 | 哈尔滨工业大学 | 一种柔性基础激振台共振抑制方法 |
| CN116822157B (zh) * | 2023-06-05 | 2024-05-07 | 哈尔滨工业大学 | 一种柔性基础激振台共振抑制方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2012141244A (ja) | タイヤのねじり共振周波数の測定方法 | |
| KR101030325B1 (ko) | 다이나믹 댐퍼용 고유진동수 측정장치 | |
| KR100395821B1 (ko) | 드럼브레이크 | |
| JP2014530347A (ja) | 自動車用シャシシステムにおける構成部品の欠陥診断方法及び装置 | |
| EP0825416A3 (en) | Angular velocity detecting apparatus | |
| JP2019144034A (ja) | 自動車車体の特性試験方法 | |
| JPH03289561A (ja) | 欠陥及び異硬度部分の検出方法及び装置 | |
| JP2020201050A (ja) | ねじの締結状況の試験方法及び装置 | |
| JP4893145B2 (ja) | 振動測定方法及び振動測定装置 | |
| JP2005037390A (ja) | 軸支されたシャフトを備えている軸受システムの固有周波数の判定方法及び装置 | |
| KR20150094605A (ko) | 고유 진동 측정장치 | |
| US9354137B2 (en) | Systems and methods for determining oscillations of a tire | |
| JP3385968B2 (ja) | 振動発生体の励振力測定装置 | |
| JP3252794B2 (ja) | 振動発生体の励振力測定装置および方法 | |
| JP2019200074A (ja) | 自動車車体の特性試験方法 | |
| JP3993593B2 (ja) | 防振部材の評価装置 | |
| JPH10314122A (ja) | 生体表面部の力学特性測定のためのセンサ内蔵形加振器 | |
| JP2021092419A (ja) | タイヤ放射音の評価方法 | |
| JP7410459B2 (ja) | 自動車車体の振動特性試験装置、方法及びプログラム | |
| Chanpong et al. | A study of tyre cavity resonance and its mitigation using modal analysis method | |
| JP6127887B2 (ja) | エンジン懸架系評価装置 | |
| RU2557323C2 (ru) | Способ определения динамических характеристик эластомеров | |
| JP2003315202A (ja) | 自走式起振機を用いた振動試験方法 | |
| JP2005114439A (ja) | 打撃試験方法及び装置 | |
| JP4122443B2 (ja) | 弾性率測定装置、及び、複合センサー |
