JP2012143368A - 医用画像表示装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】読影医が異常陰影候補の疑いがあると判断した注目領域をCADが異常陰影候補として検出しなかった場合に、読影医が自身の判断に確信がもてなくなったり、CADに対する不信感を抱いたりすることを防止する。
【解決手段】画像表示装置4の制御部41は、操作部42により指定された注目領域が異常陰影候補検出装置2において検出された異常陰影候補に含まれているか否かを判断し、含まれていないと判断した場合に、当該指定された注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由を特定して表示部43に表示させる。
【選択図】図6
【解決手段】画像表示装置4の制御部41は、操作部42により指定された注目領域が異常陰影候補検出装置2において検出された異常陰影候補に含まれているか否かを判断し、含まれていないと判断した場合に、当該指定された注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由を特定して表示部43に表示させる。
【選択図】図6
Description
本発明は、医用画像表示装置及びプログラムに関する。
近年、女性の乳癌の罹患率の上昇に伴い、乳癌検診への関心が高まっている。乳癌検診では、乳房を撮影した医用画像を読影医が読影し、異常の有無を診断している。しかしながら、診断を行う読影医の数は不足しており、診断が滞る問題が発生している。
このような問題を改善すべく、診断作業の支援を目的として、医用画像から乳癌等の病変の特徴を示す領域である異常陰影候補を自動的に検出する異常陰影候補検出装置(CAD(Computer-Aided Detection))が開発されている。CADにより検出された異常陰影候補の位置にはマークが表示されるのが一般的である。
ところで、CADによる異常陰影候補検出では異常陰影と正常組織との区別がつきにくく、CADで使用されるアルゴリズムの検出感度によって、異常陰影候補を検出できなかったり、誤って正常組織を異常陰影として検出してしまったりすることがある。CADにより検出された異常陰影候補の位置にマークを表示した場合、読影医が読影する時間はマーク数に応じて増加する傾向がある。また、誤検出された位置にマークが表示されていると読影医が惑わされて誤った診断をする可能性がある。そのため、CADにおいては真陽性率を高めた上でマークを極力少なくすることが好ましい。
そこで、例えば、特許文献1には、選択手段によって選択された、異常陰影候補を検出すべき領域に異常陰影候補検出処理を行うよう制御することで、本来であれば異常陰影が存在しない領域から誤って異常陰影候補が検出されることを低減する技術が記載されている。
また、一般的に、異常陰影候補として初期検出された候補に対して偽陽性を削除するための削除処理を施すことで、誤検出を抑えるようにしている。
また、一般的に、異常陰影候補として初期検出された候補に対して偽陽性を削除するための削除処理を施すことで、誤検出を抑えるようにしている。
しかし、上述のように、CADにおいて誤検出を少なくしようとすれば検出漏れが生じる可能性がある。ところが、読影医が異常陰影の疑いがあると判断した注目領域をCADが異常陰影候補として検出しなかった場合、読影医の自身の診断に対する確信度が低下し、その診断結果が正しいにもかかわらず取り下げてしまう恐れがある。また、読影医がCADに対して不信感を持つ可能性もある。
本発明の課題は、読影医が異常陰影候補の疑いがあると判断した注目領域をCADが異常陰影候補として検出しなかった場合に、読影医が自身の判断に確信がもてなくなったり、CADに対する不信感を抱いたりすることを防止することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
医用画像と、異常陰影候補検出装置において当該医用画像から検出された異常陰影候補の位置情報とを対応付けて記憶する記憶装置から前記医用画像及び前記異常陰影候補の位置情報を取得し、この取得した医用画像を表示する医用画像表示装置であって、
前記記憶装置から取得された医用画像を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示された医用画像において、操作者が異常陰影の疑いがあると判断した注目領域を指定するための操作手段と、
前記操作手段により指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置において検出された異常陰影候補に含まれているか否かを判断し、含まれていないと判断した場合に、当該指定された注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由を特定して前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備える。
医用画像と、異常陰影候補検出装置において当該医用画像から検出された異常陰影候補の位置情報とを対応付けて記憶する記憶装置から前記医用画像及び前記異常陰影候補の位置情報を取得し、この取得した医用画像を表示する医用画像表示装置であって、
前記記憶装置から取得された医用画像を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示された医用画像において、操作者が異常陰影の疑いがあると判断した注目領域を指定するための操作手段と、
前記操作手段により指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置において検出された異常陰影候補に含まれているか否かを判断し、含まれていないと判断した場合に、当該指定された注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由を特定して前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記記憶装置には、前記医用画像と、前記異常陰影候補検出装置において当該医用画像に異常陰影候補検出処理を施した際に初期検出された一次候補が何れの処理工程で異常陰影候補から削除されたかを示す検出処理経過情報とが対応付けて記憶されており、
前記制御手段は、前記医用画像に対応する検出処理経過情報を前記記憶装置から取得し、前記取得した検出処理経過情報において前記指定された注目領域が初期検出後何れかの処理工程で削除された一次候補に含まれている場合、前記注目領域を削除した処理工程を特定しその処理工程により前記注目領域が削除されたことを前記注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由として前記表示手段に表示させる。
前記記憶装置には、前記医用画像と、前記異常陰影候補検出装置において当該医用画像に異常陰影候補検出処理を施した際に初期検出された一次候補が何れの処理工程で異常陰影候補から削除されたかを示す検出処理経過情報とが対応付けて記憶されており、
前記制御手段は、前記医用画像に対応する検出処理経過情報を前記記憶装置から取得し、前記取得した検出処理経過情報において前記指定された注目領域が初期検出後何れかの処理工程で削除された一次候補に含まれている場合、前記注目領域を削除した処理工程を特定しその処理工程により前記注目領域が削除されたことを前記注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由として前記表示手段に表示させる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記異常陰影候補検出装置における異常陰影候補検出処理により検出できない可能性のある異常陰影候補の条件を示す検出処理特性情報を記憶する記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記検出処理特性情報を前記記憶手段から取得し、前記医用画像を解析し前記指定された注目領域が前記検出処理特性情報における前記検出できない可能性のある異常陰影候補の条件に合致している場合、当該注目領域が前記異常陰影候補検出装置により検出できない可能性のある異常陰影候補の条件に合致していることを当該注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由として前記表示手段に表示させる。
前記異常陰影候補検出装置における異常陰影候補検出処理により検出できない可能性のある異常陰影候補の条件を示す検出処理特性情報を記憶する記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記検出処理特性情報を前記記憶手段から取得し、前記医用画像を解析し前記指定された注目領域が前記検出処理特性情報における前記検出できない可能性のある異常陰影候補の条件に合致している場合、当該注目領域が前記異常陰影候補検出装置により検出できない可能性のある異常陰影候補の条件に合致していることを当該注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由として前記表示手段に表示させる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記記憶装置には、医用画像に対応付けて当該医用画像に対する読影レポートが対応付けて記憶されており、
前記制御手段は、前記指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置において検出されなかった場合に、その理由を示す情報を前記記憶装置に送信して前記医用画像と対応付けて記憶させ、新たに前記操作手段により指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置により検出されていないと判断した場合に、当該新たな注目領域が検出されなかった理由と同様の理由が対応付けられている医用画像及び読影レポートを前記記憶装置から取得して前記表示手段に表示させる。
前記記憶装置には、医用画像に対応付けて当該医用画像に対する読影レポートが対応付けて記憶されており、
前記制御手段は、前記指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置において検出されなかった場合に、その理由を示す情報を前記記憶装置に送信して前記医用画像と対応付けて記憶させ、新たに前記操作手段により指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置により検出されていないと判断した場合に、当該新たな注目領域が検出されなかった理由と同様の理由が対応付けられている医用画像及び読影レポートを前記記憶装置から取得して前記表示手段に表示させる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記制御手段は、前記指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置において検出されなかった場合に、当該注目領域が前記異常陰影候補検出装置により検出されなかったことを示す情報を前記記憶装置に記憶させ、前記指定された注目領域が他の操作者により指定された場合に、前記記憶装置に記憶されている情報に基づいて、当該注目領域が以前指定されたことのある注目領域であることを示す情報を前記表示手段に表示させる。
前記制御手段は、前記指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置において検出されなかった場合に、当該注目領域が前記異常陰影候補検出装置により検出されなかったことを示す情報を前記記憶装置に記憶させ、前記指定された注目領域が他の操作者により指定された場合に、前記記憶装置に記憶されている情報に基づいて、当該注目領域が以前指定されたことのある注目領域であることを示す情報を前記表示手段に表示させる。
請求項6に記載の発明のプログラムは、
医用画像と、異常陰影候補検出装置において当該医用画像から検出された異常陰影候補の位置情報とを対応付けて記憶する記憶装置から前記医用画像及び前記異常陰影候補の位置情報を取得し、この取得した医用画像を表示する医用画像表示装置に用いられるコンピュータを、
前記記憶装置から取得された医用画像を表示する表示手段、
前記表示手段に表示された医用画像において、操作者が異常陰影の疑いがあると判断した注目領域を指定するための操作手段、
前記操作手段により指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置において検出された異常陰影候補に含まれているか否かを判断し、含まれていないと判断した場合に、当該指定された注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由を特定して前記表示手段に表示させる制御手段、
として機能させる。
医用画像と、異常陰影候補検出装置において当該医用画像から検出された異常陰影候補の位置情報とを対応付けて記憶する記憶装置から前記医用画像及び前記異常陰影候補の位置情報を取得し、この取得した医用画像を表示する医用画像表示装置に用いられるコンピュータを、
前記記憶装置から取得された医用画像を表示する表示手段、
前記表示手段に表示された医用画像において、操作者が異常陰影の疑いがあると判断した注目領域を指定するための操作手段、
前記操作手段により指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置において検出された異常陰影候補に含まれているか否かを判断し、含まれていないと判断した場合に、当該指定された注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由を特定して前記表示手段に表示させる制御手段、
として機能させる。
本発明によれば、読影医が異常陰影候補の疑いがあると判断した注目領域をCADが異常陰影候補として検出しなかった場合に、読影医が自身の判断に確信がもてなくなったり、CADに対する不信感を抱いたりすることを防止することができる。
(医用画像表示システム100の構成)
まず、本発明の実施の形態の構成を説明する。
図1に、本実施の形態における医用画像表示システム100のシステム構成を示す。
医用画像表示システム100は、医用画像を撮影し、当該医用画像から異常陰影候補を検出し、医用画像とともにその検出結果情報を読影医に提供するシステムである。
まず、本発明の実施の形態の構成を説明する。
図1に、本実施の形態における医用画像表示システム100のシステム構成を示す。
医用画像表示システム100は、医用画像を撮影し、当該医用画像から異常陰影候補を検出し、医用画像とともにその検出結果情報を読影医に提供するシステムである。
図1に示すように、医用画像表示システム100は、画像生成装置1、異常陰影候補検出装置2、画像サーバ3、画像表示装置4を備えて構成されている。これら各装置1〜4は、LAN(Local Area Network)等の医療機関内で構築された通信ネットワークNを介して相互にデータを送受信可能に接続されている。通信ネットワークNは、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)規格が適用されている。なお、各装置の台数は特に限定されない。
以下、各構成装置1〜4について説明する。
画像生成装置1は、人体を撮影し、その撮影画像(医用画像)のデジタルデータを生成するものであり、例えばCR(Computed Radiography)、FPD(Flat Panel Detector)、CT(Computed Tomography)、MRI(Magnetic Resonance Imaging)、US(ultrasonography)、カセッテ専用の読取装置、フィルムディジタイザ等のモダリティを適用可能である。本実施の形態では、画像生成装置1として、左右乳房のX線撮影を行う乳房専用のCRを適用し、乳房画像のデータが生成されるものとする。
画像生成装置1は、人体を撮影し、その撮影画像(医用画像)のデジタルデータを生成するものであり、例えばCR(Computed Radiography)、FPD(Flat Panel Detector)、CT(Computed Tomography)、MRI(Magnetic Resonance Imaging)、US(ultrasonography)、カセッテ専用の読取装置、フィルムディジタイザ等のモダリティを適用可能である。本実施の形態では、画像生成装置1として、左右乳房のX線撮影を行う乳房専用のCRを適用し、乳房画像のデータが生成されるものとする。
なお、画像生成装置1は、上述したDICOM規格に準拠した装置であり、生成した医用画像に付帯させる各種情報、例えば、患者情報や検査情報を外部から入力可能であるとともに、自動生成することもできる。患者情報には、患者を識別するための患者識別情報(例えば、患者ID)、患者の名前、性別、生年月日等の情報が含まれる。検査情報は、検査を識別するための検査識別情報(例えば、検査ID)、検査日時、検査条件(検査部位、側性(左、右)、方向(例えば、上下方向(CC)、斜位方向(MLO))、モダリティ種等の情報が含まれる。画像生成装置1は、生成された医用画像に上記患者情報や検査情報、画像を識別するためのUID(Unique ID)等をヘッダ情報として付加して通信ネットワークNを介して異常陰影候補検出装置2及び画像サーバ3へ送信する。なお、DICOM規格に準拠していない場合には、図示しないDICOM変換装置を用いて付帯情報を画像生成装置1に入力させることも可能である。
異常陰影候補検出装置(CAD)2は、画像生成装置1から供給される医用画像の画像解析を行って異常陰影候補の検出処理を行うコンピュータである。異常陰影候補検出装置2は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶部、LANカード等の通信部を備える。異常陰影候補検出装置2の記憶部には、異常陰影の種類に応じた検出アルゴリズムの検出プログラムが記憶されており、異常陰影候補検出装置2のCPUは、記憶部に記憶された検出プログラムとの協働により異常陰影候補検出処理を実行し、通信部を介して入力された各医用画像から異常陰影候補を検出する。例えば、乳房画像における腫瘤、微小石灰化クラスタの異常陰影候補を検出する。
異常陰影候補の検出アルゴリズムとしては、公知のものを適用可能である。例えば、乳房画像における腫瘤陰影候補のアルゴリズムとしては、特開平10−91758号公報に開示されているアイリスフィルタを用いた手法や、ラプラシアンフィルタを用いた手法(電気情報通信学会論文誌(D-II),Vol.J76-D-II,no.2,pp.241-249,1993)等が適用可能である。また、微小石灰化クラスタ陰影候補の検出アルゴリズムとしては、例えばモルフォルジーフィルタ(電気情報通信学会論文誌(D-II),Vol.J71-D-II,no.7,pp.1170-1176,1992)、ラプラシアンフィルタ(電気情報通信学会論文誌(D-II),Vol.J71-D-II,no.10,pp.1994-2001,1998)、3重リングフィルタ等を用いた方法等を適用可能である。
一般的に、異常陰影候補検出処理では、まず初期検出を行い、初期検出された異常陰影候補(一次候補と呼ぶ)の中から偽陽性候補を削除する偽陽性候補削除処理(FP削除処理と呼ぶ)を行って最終的な異常陰影候補を決定する。FP削除処理は、初期検出された一次候補の面積、コントラスト、辺縁の複雑度等の複数のパラメータを用いて複数工程実施される。全てのFP削除処理を通過して削除されなかった候補が最終的な異常陰影候補として検出される。
ここで、本実施の形態の異常陰影候補検出処理において、異常陰影候補検出装置2のCPUは、初期検出された各一次候補について、その領域(輪郭)の位置情報、各FP削除処理の処理結果(通過したか又は削除されたかを示す情報)及び最終候補として検出されたか否かの結果を示す検出処理経過情報を記録する。図2に、検出処理経過情報の一例を示す。異常陰影候補検出処理が終了すると、異常陰影候補検出装置2のCPUは、異常陰影候補の検出結果情報(以下、CAD情報と呼ぶ)を生成する。CAD情報は、例えば、検出された各異常陰影候補の領域(輪郭)の位置情報及び異常陰影候補の種類(例えば、腫瘤、微小石灰化クラスタ等)の情報が含まれる。そして、異常陰影候補検出装置2は、生成されたCAD情報及び上述の検出処理経過情報に検出元の医用画像のヘッダ情報(少なくともUID)を付加して通信部により画像サーバ3に送信する。
画像サーバ3は、CPU、RAM、HDD等の記憶部、LANカード等の通信部を備えたコンピュータである。画像サーバ3の記憶部には、画像DB(Data Base)351、検出処理経過情報DB352、非検出領域情報DB353等が備えられている。画像サーバ3は、画像生成装置1から受信された医用画像に、異常陰影候補検出装置2から受信された当該医用画像についてのCAD情報、検出処理経過情報、画像表示装置4から送信された非検出領域情報、読影レポート等を対応付けて記憶し、その入出力を管理する。
画像DB351は、医用画像を格納するためのデータベースである。例えば、画像DB351は、画像DB351に記憶されている各医用画像に関する管理情報を格納する画像管理テーブルを有している。画像管理テーブルには、各医用画像についての管理情報が1レコードとして格納される。管理情報には、UID、患者情報、検査情報、ファイル情報(医用画像のファイル名、これに対応するCAD情報及び読影レポートのファイル名、ファイル格納場所、更新日付、ファイルサイズ等)が含まれる。
画像サーバ3において、画像生成装置1からの医用画像が受信されると、受信された医用画像が画像DB351に格納されるとともに、受信された医用画像のヘッダ情報に基づいて管理情報が作成され、画像管理テーブルに格納される。また、異常陰影候補検出装置2からのCAD情報が受信されると、受信されたCAD情報が画像DB351に格納されるとともに、画像管理テーブルからCAD情報とUIDが一致するレコードが検索され、検索されたレコードにCAD情報のファイル名、格納場所等が追加書き込みされる。また、画像表示装置4から読影レポートが受信されると、受信された読影レポートが画像DB351に格納されるとともに、画像管理テーブルから読影レポートとUIDが一致するレコードが検索され、検索されたレコードに読影レポートのファイル名、格納場所等が追加書き込みされる。このようにして、画像DB351には、医用画像と当該医用画像から検出された異常陰影候補の検出結果情報及び読影レポートが対応付けて検索可能に記憶される。
画像サーバ3において、画像生成装置1からの医用画像が受信されると、受信された医用画像が画像DB351に格納されるとともに、受信された医用画像のヘッダ情報に基づいて管理情報が作成され、画像管理テーブルに格納される。また、異常陰影候補検出装置2からのCAD情報が受信されると、受信されたCAD情報が画像DB351に格納されるとともに、画像管理テーブルからCAD情報とUIDが一致するレコードが検索され、検索されたレコードにCAD情報のファイル名、格納場所等が追加書き込みされる。また、画像表示装置4から読影レポートが受信されると、受信された読影レポートが画像DB351に格納されるとともに、画像管理テーブルから読影レポートとUIDが一致するレコードが検索され、検索されたレコードに読影レポートのファイル名、格納場所等が追加書き込みされる。このようにして、画像DB351には、医用画像と当該医用画像から検出された異常陰影候補の検出結果情報及び読影レポートが対応付けて検索可能に記憶される。
検出処理経過情報DB352は、異常陰影候補検出装置2から送信された検出処理経過情報をUIDにより医用画像と対応付けて格納するデータベースである。
非検出領域情報DB353は、画像表示装置4から送信された非検出領域情報をUIDにより医用画像と対応付けて格納するデータベースである。非検出領域情報とは、医用画像において異常陰影候補検出装置2により最終的な異常陰影候補として検出されなかった領域であって、読影医により異常陰影候補として指定された注目領域の情報である。非検出領域情報には、例えば、医用画像を識別するためのUID、注目領域の識別情報(識別番号等)、注目領域の位置情報、当該注目領域を指定した読影医の読影医ID、当該注目領域が異常陰影候補検出装置2により検出されなかった理由等が含まれる。
非検出領域情報DB353は、画像表示装置4から送信された非検出領域情報をUIDにより医用画像と対応付けて格納するデータベースである。非検出領域情報とは、医用画像において異常陰影候補検出装置2により最終的な異常陰影候補として検出されなかった領域であって、読影医により異常陰影候補として指定された注目領域の情報である。非検出領域情報には、例えば、医用画像を識別するためのUID、注目領域の識別情報(識別番号等)、注目領域の位置情報、当該注目領域を指定した読影医の読影医ID、当該注目領域が異常陰影候補検出装置2により検出されなかった理由等が含まれる。
図1に戻り、画像表示装置4は、読影医の操作により指定された医用画像及びこれに対応するCAD情報を画像サーバ3から取得して表示する医用画像表示装置である。
図3に、画像表示装置4の機能構成例を示す。
図3に示すように、画像表示装置4は、制御部41、操作部42、表示部43、通信部44、記憶部45を備えて構成され、各部はバス46により接続されている。
図3に示すように、画像表示装置4は、制御部41、操作部42、表示部43、通信部44、記憶部45を備えて構成され、各部はバス46により接続されている。
制御部41は、CPU、RAM等により構成される。制御部41のCPUは、記憶部45に記憶されているシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行する。
例えば、制御部41は、後述する医用画像表示処理を実行する。
例えば、制御部41は、後述する医用画像表示処理を実行する。
操作部42は、文字入力キー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号として制御部41に出力する。
表示部43は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成されており、制御部41から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部44は、LANカード等により構成され、スイッチングハブを介して通信ネットワークNに接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。
記憶部45は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等で構成されている。記憶部45には、前述のように各種プログラムが記憶されている。また、記憶部45には、医用画像を診断に適した画質に調整するための画像処理パラメータ(階調処理に用いる階調曲線を定義したルックアップテーブル、周波数処理の強調度等)等を記憶している。
また、記憶部45は、検出処理特性情報テーブル451を記憶している。ここで、異常陰影候補検出装置2の検出アルゴリズムには、或る適合条件に合致している異常陰影候補は検出できない可能性がある、という検出処理特性(弱点)がある。例えば、乳頭付近の異常陰影候補は検出できない、スキンライン付近の異常陰影候補は検出できない、背景濃度が高濃度の場合は異常陰影候補が検出できない等である。検出処理特性情報テーブル451は、この異常陰影候補検出装置2の検出処理特性の情報(検出処理特性情報)を格納したテーブルである。図4に、検出処理特性情報テーブル451のデータ格納例を示す。図4に示すように、検出処理特性情報テーブル451には、「特性番号」、「適合条件」、「表示メッセージ」等の項目が設けられている。「適合条件」は、異常陰影候補検出装置2の検出アルゴリズムが検出できない可能性のある異常陰影候補の条件を示す情報である。「表示メッセージ」は、「適合条件」に該当した注目領域について表示する、検出できない理由を示すメッセージの情報である。
なお、本実施の形態においては、検出処理特性情報を記憶部45に記憶することとしているが、画像サーバ3の記憶部に記憶しておき、必要な時に画像サーバ3から取得する構成としてもよいし、異常陰影候補検出装置2の記憶部に記憶しておき、必要な時に異常陰影候補検出装置2から取得する構成としてもよい。
(医用画像表示システム100の動作)
次に、医用画像表示システム100の動作について説明する。
図5に、画像表示装置4により実行される医用画像表示処理のフローチャートを示す。医用画像表示処理は、制御部41と記憶部45に記憶されているプログラムとの協働により実行される。なお、医用画像表示処理の実行の前提として、画像表示装置4の操作者である読影医は、操作部42により読影医ID及びパスワード等の認証情報を入力し、画像サーバ3によりログイン認証されている。
次に、医用画像表示システム100の動作について説明する。
図5に、画像表示装置4により実行される医用画像表示処理のフローチャートを示す。医用画像表示処理は、制御部41と記憶部45に記憶されているプログラムとの協働により実行される。なお、医用画像表示処理の実行の前提として、画像表示装置4の操作者である読影医は、操作部42により読影医ID及びパスワード等の認証情報を入力し、画像サーバ3によりログイン認証されている。
まず、操作部42の操作により読影対象の医用画像の選択が行われる(ステップS1)。具体的には、操作部42による操作に応じて、表示部43に、医用画像の検索画面が表示される。検索画面において操作部42により検索条件(患者ID、検査部位、側性等)が入力されると、入力された検索条件及び検索要求が通信部44により画像サーバ3に送信される。画像サーバ3においては、画像DB351の画像管理テーブルから検索条件に合致した医用画像の管理情報が検索され、検索条件に合致した医用画像のリストデータが作成されて画像表示装置4に送信される。画像表示装置4においては、通信部44によりリストデータが受信されると、当該リストデータに基づく画像選択画面が表示部43に表示される。画像選択画面は、例えば、検査ID、患者ID、患者氏名、検査日時、モダリティ種、検査部位、側性、方向等の項目を有するリストが検査単位で表示され、表示部43への表示対象とする医用画像を操作部42を介して選択可能な構成となっている。読影医は、操作部42の操作により読影対象の医用画像を選択する。
読影対象の医用画像が選択されると、選択された読影対象の医用画像の取得要求が通信部44により画像サーバ3に送信され、読影対象の医用画像、当該医用画像のCAD情報、及び当該医用画像の検出処理経過情報が画像サーバ3から取得される(ステップS2)。画像サーバ3においては、読影対象の医用画像の取得要求が受信されると、要求された読影対象の医用画像及び当該医用画像に対応するCAD情報が医用画像DB351から検索されて読み出されるとともに、当該医用画像に対応する検出処理経過情報が検出処理経過情報DB352から検索されて読み出され、画像表示装置4に送信される。
読影対象の医用画像、CAD情報、及び検出処理経過情報が取得されると、取得された医用画像が表示されたビューア画面431が表示部43に表示される(ステップS3)。
表示部43のビューア画面431に医用画像が表示されると、読影医は表示された医用画像を観察し、注目領域(異常陰影の疑いのある領域をいう)が存在するか否かの診断を行う。注目領域が存在した場合には、操作部42のマウスでクリックする等により注目領域を指定する。
表示部43のビューア画面431に医用画像が表示されると、読影医は表示された医用画像を観察し、注目領域(異常陰影の疑いのある領域をいう)が存在するか否かの診断を行う。注目領域が存在した場合には、操作部42のマウスでクリックする等により注目領域を指定する。
操作部42により、表示部43に表示された医用画像上から注目領域が指定されると(ステップS4;YES)、指定された注目領域の位置情報がRAMに記憶され、表示された医用画像上の指定された注目領域にマークM1が表示され(ステップS5)、処理はステップS6に移行する。操作部42により注目領域が指定されない場合は、処理はステップS6に移行する。
図6(a)に、ステップS5で表示されるビューア画面431の一例を示す。図6(a)に示すように、ビューア画面431に表示された医用画像上には、操作部42により指定された注目領域にマークM1が重畳表示される。マークM1は、読影医が指定した注目領域を示す情報であり、注目領域の代表点(例えば、重心等)を示す○や矢印等の記号や、指定された注目領域を線で表した描画情報等が含まれる。
ステップS6においては、操作部42によりCADの検出結果(即ち、異常陰影候補検出装置2により検出された異常陰影候補)の表示が指示されたか否かが判断される(ステップS6)。例えば、表示部43のビューア画面431上に表示されているCAD結果表示ボタンB1が押下されることによりCAD結果の表示を指示することが可能となる。
操作部42によりCAD結果の表示が指示されると(ステップS6;YES)、表示部43に表示されている医用画像上の、CAD情報に含まれる異常陰影候補の位置にマークM2が表示される(ステップS7)。
マークM2は、CADにより検出された異常陰影候補を示す情報であり、異常陰影候補の代表点(例えば、重心等)を示す○や矢印等の記号や、異常陰影候補の領域を線で表した描画情報等が含まれる。マークM2は、マークM1と同じ態様の表示であってもよいが、異なる表示とした方が注目領域とそれ以外の異常陰影候補を読影医が容易に認識できるので好ましい。
マークM2は、CADにより検出された異常陰影候補を示す情報であり、異常陰影候補の代表点(例えば、重心等)を示す○や矢印等の記号や、異常陰影候補の領域を線で表した描画情報等が含まれる。マークM2は、マークM1と同じ態様の表示であってもよいが、異なる表示とした方が注目領域とそれ以外の異常陰影候補を読影医が容易に認識できるので好ましい。
図6(b)に、ステップS7で表示されるビューア画面431の一例を示す。図6(b)に示すように、ステップS7においては、医用画像上の、CADで検出された異常陰影候補にマークM2が重畳表示される。
次いで、ステップS4において指定された注目領域がCAD情報に含まれているか否か、即ち、異常陰影候補検出装置2により検出されたか否かが判断される(ステップS8)。指定された注目領域が異常陰影候補検出装置2により検出されたと判断されると(ステップS8;YES)、処理はステップS14に移行する。指定された注目領域が異常陰影候補検出装置2により検出されていないと判断されると(ステップS8;NO)、画像サーバ3から受信された検出処理経過情報及び記憶部45の検出処理特性情報テーブル451に記憶されている検出処理特性情報に基づいて、注目領域が検出されなかった理由が特定される(ステップS9)。
ステップS9においては、下記の(1)〜(3)の手順で注目領域が抽出されなかった理由が特定される。
(1)まず、ステップS2において受信された検出処理経過情報において、操作部42により指定された注目領域と位置情報が合致する(略近似するものを含む)候補のレコードが検索される。
(2)注目領域と位置情報が合致する候補のレコードが検索された場合、検索されたレコードが参照され、いずれの削除処理で候補から削除されたかが特定される。例えば、図 2に示す検出処理経過情報によれば、候補3はFP削除処理3で削除されたことが特定でき、このFP削除処理3はコントラストによるFP削除処理であるので、コントラストに基づくFP削除処理による削除が検出されなかった理由として特定される。
(3)検出処理経過情報において注目領域と位置情報が合致する候補のレコードが抽出されなかった場合、記憶部45から検出処理特性情報テーブル451が読み出され、注目領域が満たしている適合条件に対応する表示メッセージの内容が理由として特定される。
例えば、検出処理特性情報が図4に示す内容であった場合、注目領域の乳頭からの距離、スキンラインからの距離、背景濃度がそれぞれ算出され、各適合条件に合致するか否かが判断される。何れかの適合条件に合致した場合、その適合条件に対応付けられている表示メッセージが理由として取得される。いずれも適合条件に合致しない場合、特性番号=0の表示メッセージが理由として特定される。
(1)まず、ステップS2において受信された検出処理経過情報において、操作部42により指定された注目領域と位置情報が合致する(略近似するものを含む)候補のレコードが検索される。
(2)注目領域と位置情報が合致する候補のレコードが検索された場合、検索されたレコードが参照され、いずれの削除処理で候補から削除されたかが特定される。例えば、図 2に示す検出処理経過情報によれば、候補3はFP削除処理3で削除されたことが特定でき、このFP削除処理3はコントラストによるFP削除処理であるので、コントラストに基づくFP削除処理による削除が検出されなかった理由として特定される。
(3)検出処理経過情報において注目領域と位置情報が合致する候補のレコードが抽出されなかった場合、記憶部45から検出処理特性情報テーブル451が読み出され、注目領域が満たしている適合条件に対応する表示メッセージの内容が理由として特定される。
例えば、検出処理特性情報が図4に示す内容であった場合、注目領域の乳頭からの距離、スキンラインからの距離、背景濃度がそれぞれ算出され、各適合条件に合致するか否かが判断される。何れかの適合条件に合致した場合、その適合条件に対応付けられている表示メッセージが理由として取得される。いずれも適合条件に合致しない場合、特性番号=0の表示メッセージが理由として特定される。
ここで、医用画像における乳頭の位置、スキンラインは、例えば、特開2009−82564に記載の手法を用いて抽出することができる。
まず、処理対象の医用画像の各画素を注目画素としてソベル(Sobel)フィルタによりフィルタ処理が施される。ソベルフィルタ処理後の各画素値は、エッジ強度を示す。
以下、図7に示すように、ソベルフィルタ処理後の医用画像の各画素の位置は、乳房の上下方向をX軸、これと垂直方向をY軸とした座標(X,Y)で表す。また、座標(X,Y)の画素値をV(X,Y)と表す。また、X軸方向の画像端の座標をXmax、Y軸方向の画像端をYmaxとして表す。
まず、処理対象の医用画像の各画素を注目画素としてソベル(Sobel)フィルタによりフィルタ処理が施される。ソベルフィルタ処理後の各画素値は、エッジ強度を示す。
以下、図7に示すように、ソベルフィルタ処理後の医用画像の各画素の位置は、乳房の上下方向をX軸、これと垂直方向をY軸とした座標(X,Y)で表す。また、座標(X,Y)の画素値をV(X,Y)と表す。また、X軸方向の画像端の座標をXmax、Y軸方向の画像端をYmaxとして表す。
次いで、ソベルフィルタ処理後の医用画像の各X座標(0〜Xmax)において、Y軸方向に探索が行われ、V(X,Y)が最大となる座標S(X)が抽出される。これにより、ソベルフィルタ処理後の医用画像の各X座標におけるエッジが抽出される。抽出されたエッジは、図7に示すように、医用画像における乳房領域Saと乳房外領域Sb(背景)との境界点であり、スキンラインSLを構成する。
次いで、図8に示すように、抽出された各S(X)について、S(X)とS(X+d(dは、例えば10))とを結んだ直線と、S(X)〜S(X+d)の各点との距離Dがそれぞれ算出され、算出された距離Dの最大値D(X)が算出される。そして、各S(X)について算出されたD(X)のうち最も大きい値をもつS(X)が乳頭位置を表す乳頭座標(a,b)として抽出される。
上記抽出された乳頭位置と、指定された注目領域の、例えば、重心の位置とを直線で結んだ最短距離が、乳頭と注目領域との距離d1として取得される。また、指定された注目領域の、例えば、重心の位置とスキンラインSLとを直線で結んだ最短距離が、スキンラインとの距離d2として取得される。そして、算出された距離d1、d2及び算出した背景濃度に基づいて、当該注目領域がCADにより検出されなかった理由が特定される。
注目領域が検出されなかった理由が取得されると、取得された理由を示すメッセージが作成され、表示部43に表示される(ステップS10)。
図6(c)に、指定された注目領域が異常陰影候補検出装置2で検出されなかった理由を示すメッセージMSGが表示されたビューア画面431の一例を示す。例えば、図2の候補3のように、コントラストに基づくFP削除処理で削除された領域を読影医が注目領域として指定した場合、「コントラストに基づくFP削除処理で削除しました」等のメッセージが表示される。また、例えば、注目領域が乳頭からの距離<10mmであり、異常陰影候補検出装置2では検出できない場合、「乳頭付近の所見は検出できないことがあります」等のメッセージが表示される。また、ビューア画面431には、検出できなかった理由を示すメッセージとともに、今回の注目領域と同様の理由で検出されなかった症例を取得するためのボタンB2、読影レポートの作成に進むためのボタンB3が表示される。
図6(c)に、指定された注目領域が異常陰影候補検出装置2で検出されなかった理由を示すメッセージMSGが表示されたビューア画面431の一例を示す。例えば、図2の候補3のように、コントラストに基づくFP削除処理で削除された領域を読影医が注目領域として指定した場合、「コントラストに基づくFP削除処理で削除しました」等のメッセージが表示される。また、例えば、注目領域が乳頭からの距離<10mmであり、異常陰影候補検出装置2では検出できない場合、「乳頭付近の所見は検出できないことがあります」等のメッセージが表示される。また、ビューア画面431には、検出できなかった理由を示すメッセージとともに、今回の注目領域と同様の理由で検出されなかった症例を取得するためのボタンB2、読影レポートの作成に進むためのボタンB3が表示される。
ここで、読影医は、自分が異常陰影の可能性があるとして指定した注目領域がCADにより検出されなかった場合、自身の診断に対する確信度が低下し、自身の診断結果を取り下げてしまう恐れがある。また、CADの検出性能が悪いとして、CADに対して不信感を持つ可能性もある。しかし、なぜ自身が指定した注目領域がCADにより検出されなかったのかの理由がわかれば、自身の診断が適切なものであったか否かを判断することができ、むやみに自身の診断に不安を覚えて一度所見ありとした診断を取り下げてしまい重要な所見を逃してしまったり、CADに対する不信感を抱いたりといったことがなくなり、安心して診断の支援としてCADの結果を利用することが可能となる。読影医のメンタル面の向上にもつながる。
次いで、非検出領域情報が作成される(ステップS11)。非検出領域情報には、例えば、医用画像を識別するためのUID、注目領域の識別情報(識別番号等)、注目領域の位置情報、指定した読影医の読影医ID、検出されなかった理由等が含まれる。
次いで、指定された注目領域と同様の理由で検出されなかった症例を取得するためのボタンB2が操作部42により押下されたか否かが判断される(ステップS12)。操作部42によりボタンB2が押下されていないと判断されると(ステップS12;NO)、処理はステップS14に移行する。操作部42によりボタンB2が押下されたと判断されると(ステップS12;YES)、今回指定された注目領域と同様の理由で検出されなかった症例の医用画像及び読影レポートが画像サーバ3から取得され、表示部43に表示される(ステップS13)。具体的には、画像サーバ3に対し、今回の注目領域が検出されなかった理由を識別する情報(削除処理の内容や特性番号等)が通信部44により送信され、今回指定された注目領域と同様の理由で検出されなかった症例の問い合わせが行われる。画像サーバ3においては、例えば、非検出領域情報DB353から今回の注目領域と同様の理由で検出されなかった医用画像のUIDが検索され、当該UIDの医用画像及び読影レポートが画像DB351から読み出される。そして、読み出されたれた医用画像及び読影レポートが通信部により画像表示装置4に送信される。
操作部42によりボタンB3が押下されて読影対象の医用画像の読影レポートの作成が行われ(ステップS14)、操作部42により診断終了が指示されると(ステップS15)、作成された読影レポート及び非検出領域情報が医用画像のUIDに対応付けられて通信部44により画像サーバ3に送信され(ステップS16)、本処理は終了する。
画像サーバ3においては、画像表示装置4から読影レポート及び非検出領域情報が受信されると、受信された読影レポートが画像DB351に格納される。また、受信された非検出領域情報は、非検出領域情報DB353に格納される。
以上説明したように、医用画像表示システム100によれば、画像表示装置4の制御部41は、操作部42により指定された注目領域が異常陰影候補検出装置2において検出された異常陰影候補に含まれているか否かを判断し、含まれていないと判断した場合に、当該指定された注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由を特定して表示部43に表示させる。
従って、読影医が異常陰影の疑いがあると判断した注目領域をCADが異常陰影候補として検出しなかった場合に、その理由を読影医が認識することができるので、読影医が自身の判断に確信がもてなくなったり、CADに対する不信感を抱いたりすることを防止することが可能となる。
例えば、画像サーバ3には、医用画像と、異常陰影候補検出装置2において当該医用画像に異常陰影候補検出処理を施した際に初期検出された一次候補が何れの処理工程で異常陰影候補から削除されたかを示す検出処理経過情報とが対応付けて記憶されており、制御部41は、読影対象の医用画像に対応する検出処理経過情報を画像サーバ3から取得し、操作部42により指定された注目領域が初期検出後何れかの処理工程で削除された一次候補に含まれている場合、当該注目領域を削除した処理工程を特定しその処理工程により当該注目領域が削除されたことを当該注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由として表示部43に表示させる。
従って、読影医はどのような処理工程で自身が異常陰影候補として指定した領域が削除されたのかを知ることができるので、自身の診断が適切なものであったか否かを判断でき、むやみに自身の診断に不安を覚えて一度下した診断を取り下げてしまい重要な所見を見落としてしまったり、異常陰影候補検出装置2に対する不信感を抱いたりといったことがなくなる。
従って、読影医はどのような処理工程で自身が異常陰影候補として指定した領域が削除されたのかを知ることができるので、自身の診断が適切なものであったか否かを判断でき、むやみに自身の診断に不安を覚えて一度下した診断を取り下げてしまい重要な所見を見落としてしまったり、異常陰影候補検出装置2に対する不信感を抱いたりといったことがなくなる。
また、例えば、記憶部45には、異常陰影候補検出装置2における異常陰影候補検出処理により検出できない可能性のある異常陰影候補の条件を示す検出処理特性情報が記憶されており、制御部41は、検出処理特性情報を記憶部45から取得し、医用画像を解析して操作部42により指定された注目領域が検出処理特性情報における検出できない可能性のある異常陰影候補の条件に合致している場合、当該注目領域が異常陰影候補検出装置2により検出できない可能性のある異常陰影候補の条件に合致していることを当該注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由として表示部43に表示させる。
従って、読影医は自身が異常陰影候補として指定した領域が異常陰影候補検出装置2で検出できない可能性があることを知ることができるので、むやみに自身の診断に不安を覚えて一度下した診断を取り下げてしまい重要な所見を見落としてしまったり、異常陰影候補検出装置2に対する不信感を抱いたりといったことがなくなる。
従って、読影医は自身が異常陰影候補として指定した領域が異常陰影候補検出装置2で検出できない可能性があることを知ることができるので、むやみに自身の診断に不安を覚えて一度下した診断を取り下げてしまい重要な所見を見落としてしまったり、異常陰影候補検出装置2に対する不信感を抱いたりといったことがなくなる。
また、画像サーバ3に、医用画像に対応付けて当該医用画像に対する読影レポートを対応付けて記憶しておき、制御部41は、操作部42により指定された注目領域が異常陰影候補検出装置2において検出されなかった場合に、その理由を示す情報を画像サーバ3に送信して前記医用画像と対応付けて記憶させ、新たに操作部42により指定された注目領域が異常陰影候補検出装置2により検出されていないと判断した場合に、当該新たな注目領域が検出されなかった理由と同様の理由が対応付けられている医用画像及び読影レポートを画像サーバ3から取得して表示部43に表示させる。
従って、読影医が指定した注目領域が異常陰影候補として検出されなかった場合に、同じ理由で検出されなかった注目領域がどのような注目領域であり、これに対してどのような診断がなされたのかを参照して診断の支援として使用することが可能となる。
従って、読影医が指定した注目領域が異常陰影候補として検出されなかった場合に、同じ理由で検出されなかった注目領域がどのような注目領域であり、これに対してどのような診断がなされたのかを参照して診断の支援として使用することが可能となる。
なお、上記実施の形態における記述内容は、本発明の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、異常陰影候補を検出する異常陰影候補検出装置2、医用画像を記憶する記憶装置としての画像サーバ3、医用画像を表示する画像表示装置4をそれぞれ別体の装置として説明したが、これに限定されない。例えば、全ての装置の機能を一つの装置に備える構成としてもよいし、何れか2つの装置の機能を組み合わせた装置と、残りの装置の機能を備えた装置とにより構成することとしてもよい。
例えば、上記実施の形態においては、異常陰影候補を検出する異常陰影候補検出装置2、医用画像を記憶する記憶装置としての画像サーバ3、医用画像を表示する画像表示装置4をそれぞれ別体の装置として説明したが、これに限定されない。例えば、全ての装置の機能を一つの装置に備える構成としてもよいし、何れか2つの装置の機能を組み合わせた装置と、残りの装置の機能を備えた装置とにより構成することとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、乳房画像を例として説明したが、他の部位ついて検出した検出結果を表示する場合に本発明を適用してもよい。
また、上記実施の形態においては、読影医が注目領域を指定した後、CADの検出結果を表示することとして説明したが、最初にCADの検出結果を表示し、CADにより検出されなかった注目領域を読影医が指定する構成としてもよい。
また、制御部41は、読影対象の医用画像から指定された注目領域が異常陰影候補検出装置2において検出されなかった場合に、当該医用画像に対応する非検出領域情報を画像サーバ3から取得して、或いは、予め医用画像の取得とともに非検出領域情報を取得しておき、他の読影医(例えば、一次読影者)により以前に同じ注目領域が指定されていた場合に、当該注目領域が他の読影医により以前指定された注目領域であることを示す情報を表示部43に表示させることとしてもよい。これにより、例えば二次読影医が読影を行う場合の参考とすることが可能となり、利便性が向上する。
また、上記実施の形態においては、まず検出処理経過情報に基づいて注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由を検索し、理由が特定できなかった場合に、検出処理特性情報を用いて注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由を特定することとしたが、何れか一方の情報のみを用いて理由を特定することとしてもよいし、検出処理経過情報に基づいた検索結果より検出処理特性情報に基づいた検索結果を優先してもよい。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてハードディスクや半導体の不揮発性メモリ等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、医用画像表示システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 医用画像表示システム
1 画像生成装置
2 異常陰影候補検出装置
3 画像サーバ
351 画像DB
4 画像表示装置
41 制御部
42 操作部
43 表示部
44 通信部
45 記憶部
46 バス
1 画像生成装置
2 異常陰影候補検出装置
3 画像サーバ
351 画像DB
4 画像表示装置
41 制御部
42 操作部
43 表示部
44 通信部
45 記憶部
46 バス
Claims (6)
- 医用画像と、異常陰影候補検出装置において当該医用画像から検出された異常陰影候補の位置情報とを対応付けて記憶する記憶装置から前記医用画像及び前記異常陰影候補の位置情報を取得し、この取得した医用画像を表示する医用画像表示装置であって、
前記記憶装置から取得された医用画像を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示された医用画像において、操作者が異常陰影の疑いがあると判断した注目領域を指定するための操作手段と、
前記操作手段により指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置において検出された異常陰影候補に含まれているか否かを判断し、含まれていないと判断した場合に、当該指定された注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由を特定して前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備える医用画像表示装置。 - 前記記憶装置には、前記医用画像と、前記異常陰影候補検出装置において当該医用画像に異常陰影候補検出処理を施した際に初期検出された一次候補が何れの処理工程で異常陰影候補から削除されたかを示す検出処理経過情報とが対応付けて記憶されており、
前記制御手段は、前記医用画像に対応する検出処理経過情報を前記記憶装置から取得し、前記取得した検出処理経過情報において前記指定された注目領域が初期検出後何れかの処理工程で削除された一次候補に含まれている場合、前記注目領域を削除した処理工程を特定しその処理工程により前記注目領域が削除されたことを前記注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由として前記表示手段に表示させる請求項1に記載の医用画像表示装置。 - 前記異常陰影候補検出装置における異常陰影候補検出処理により検出できない可能性のある異常陰影候補の条件を示す検出処理特性情報を記憶する記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記検出処理特性情報を前記記憶手段から取得し、前記医用画像を解析し前記指定された注目領域が前記検出処理特性情報における前記検出できない可能性のある異常陰影候補の条件に合致している場合、当該注目領域が前記異常陰影候補検出装置により検出できない可能性のある異常陰影候補の条件に合致していることを当該注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由として前記表示手段に表示させる請求項1又は2に記載の医用画像表示装置。 - 前記記憶装置には、医用画像に対応付けて当該医用画像に対する読影レポートが対応付けて記憶されており、
前記制御手段は、前記指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置において検出されなかった場合に、その理由を示す情報を前記記憶装置に送信して前記医用画像と対応付けて記憶させ、新たに前記操作手段により指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置により検出されていないと判断した場合に、当該新たな注目領域が検出されなかった理由と同様の理由が対応付けられている医用画像及び読影レポートを前記記憶装置から取得して前記表示手段に表示させる請求項1〜3の何れか一項に記載の医用画像表示装置。 - 前記制御手段は、前記指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置において検出されなかった場合に、当該注目領域が前記異常陰影候補検出装置により検出されなかったことを示す情報を前記記憶装置に記憶させ、前記指定された注目領域が他の操作者により指定された場合に、前記記憶装置に記憶されている情報に基づいて、当該注目領域が以前指定されたことのある注目領域であることを示す情報を前記表示手段に表示させる請求項1〜4の何れか一項に記載の医用画像表示装置。
- 医用画像と、異常陰影候補検出装置において当該医用画像から検出された異常陰影候補の位置情報とを対応付けて記憶する記憶装置から前記医用画像及び前記異常陰影候補の位置情報を取得し、この取得した医用画像を表示する医用画像表示装置に用いられるコンピュータを、
前記記憶装置から取得された医用画像を表示する表示手段、
前記表示手段に表示された医用画像において、操作者が異常陰影の疑いがあると判断した注目領域を指定するための操作手段、
前記操作手段により指定された注目領域が前記異常陰影候補検出装置において検出された異常陰影候補に含まれているか否かを判断し、含まれていないと判断した場合に、当該指定された注目領域が異常陰影候補として検出されなかった理由を特定して前記表示手段に表示させる制御手段、
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011003515A JP2012143368A (ja) | 2011-01-12 | 2011-01-12 | 医用画像表示装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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