JP2012143373A - トイレットペーパーロール圧縮装置およびその圧縮方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】厚紙材からなる筒状の芯材102を有するトイレットペーパーロール100の外周下部に接触するローラ3と、芯材102の中心を介してローラ3に対向配置されトイレットペーパーロール100の外周上部に接触するローラ2と、トイレットペーパーロール100の側方を支持するロール側方支持部7と、圧縮駆動部8によりローラ2を稼働させて芯材102に折り目が生じない程度にトイレットペーパーロール100をローラ2およびローラ3によって圧縮し芯材102の空洞部分を減少させる制御部9とを備えることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
このようなトイレットペーパーロールは、複数個をまとめて梱包した態様で運搬、保管、また販売されることが多い。上記の芯材は内部が空洞になっており、この空洞部分により梱包内部に相当の空隙が生じ、梱包した際の外寸が大きくなる。
そこで、芯材の中空部分をつぶし、特に複数個のトイレットペーパーロールを梱包した場合の外寸を抑制し、運搬や保管等を行う際に必要なスペースを削減するための技術が提案されている。
また、厚紙材を芯材に用いたトイレットペーパーロールを圧縮して芯材内側の空洞をつぶした場合には、芯材に折り目が生じてトイレットペーパーロールをロールホルダー等に設置しトイレットペーパーを引き出す場合には、使用者が不快に感じるカラカラ音が発生してしまうという課題を有していた。
なお、本発明で取り扱うトイレットペーパーロールは、従来より製造されているものと同様に断面形状が真円状に構成されたものであるため、ここでは当該トイレットペーパーロールの製造工程等について説明を省略する。
トイレットペーパーロール圧縮装置1は、上下方向に対向配置されたローラ2,3、ローラ支持部4、台座5、圧縮量センサ6、ロール側方支持部7を備えている。円柱状のローラ2は、下方を開口した略コの字状のローラ支持部4に両端を支持され、ローラ3の垂直上方に配置されている。同じく円柱状のローラ3は、台座5の平らな上面に設置されており、台座5の上面を移動しないように固定されている。
また、ローラ2,3は、後述するようにトイレットペーパーロール100を圧縮する際に、しなりなどの変形が生じない剛性を有する部材からなる。また、ローラ2,3は、トイレットペーパーロール100の径よりも十分に小さい径を有しており、後述するように巻回されたトイレットペーパー101の外周に曲面が接し、トイレットペーパーロール100の圧縮を開始する前、即ち真円状のトイレットペーパーロール100の外周に対して当接する面積が小さくなるように形成されている。
圧縮量センサ6は、例えば、近接スイッチ、タッチセンサ、光学式位置センサなどからなる。この圧縮センサ6は、台座5の上面から所定の高さに検知部位が配置されるように設けられ、例えば、ローラ3の上端部とローラ2の下端部との間の距離を検知するように備えられている。ここで、ローラ3は、トイレットペーパーロール圧縮装置1では台座5に固定されているため、ローラ2の位置を検出することで、ローラ2とローラ3との間隔を検出することが可能であり、例えばローラ2を支持するローラ支持部4の位置を検出するように設置される。
また、圧縮量センサ6として光学式センサ等を用い、芯材102の空洞部分を形成する内壁が変形し、当該内壁の任意の部位が所定の位置まで移動したか否かを検出するように構成してもよい。
圧縮機構部8は、ローラ2を支持するローラ支持部4を稼働させる機構を有し、図中上下方向にローラ2を移動するように構成されており、ローラ3の上端部に載置されたトイレットペーパーロール100の外周上端部にローラ2を押し当て、ローラ支持部4を下方へ移動してトイレットペーパーロール100を変形させる圧力を加えるように構成されている。
制御部9は、プロセッサ等を有し、圧縮機構部8の動作を制御するように構成されている。制御部9は、予め設定されている制御プログラム等に応じて圧縮機構部8を稼働させ、ローラ3にトイレットペーパーロール100が載置されると、圧縮機構部8を稼働させてローラ支持部4を上方から下降させる動作などを、圧縮量センサ6から出力される信号を用いて制御するように構成されている。
トイレットペーパーロール100は、トイレットペーパー101、芯材102によって構成されている。トイレットペーパー101は、幅長さ約11[cm]のノーサイズ紙からなる。芯材102は、約200[g/m2]から約220[g/m2]の重さを有するボール紙等の厚紙材を、略真円の内径約4[cm]の筒状に形成したものである。トイレットペーパーロール100は、芯材102にトイレットペーパー101を所定の強さで巻きつけ、ロール部分の外径が概ね11[cm]程度となるように生成されている。
制御部9は、台座5もしくはローラ3にトイレットペーパーロール100を載置し易いように、圧縮機構部8を制御してローラ支持部4を台座5の十分上方に位置させておく。この状態で台座5に固定されたローラ3の上端部にトイレットペーパーロール100が載せられ、ロール側方支持部7によってトイレットペーパーロール100の側方が支持される。
図3は、図1に示したトイレットペーパーロール圧縮装置の動作を示す説明図である。
制御部9は、圧縮機構部8を制御して図3に示したように上記のように支持されたトイレットペーパーロール100の上方から矢印Aの方向へローラ支持部4を下降させ、トイレットペーパーロール100の上端となっている部分にローラ2を接触させて圧力を加える。このとき下降するローラ2は、ローラ3に対してトイレットペーパーロール100の中心、即ち筒状の芯材102の中心軸を介して対向する位置に当接し、ローラ3に向かって移動する。また、ローラ2は、上記の芯材102の中心軸もしくはローラ3に対して、図2に示したように並行となる状態を保ちながら下降し、トイレットペーパーロール100を圧縮する。
このように滑らかに拡散した押圧が加わった芯材102は、折り目を生じることなく上下方向に圧縮され、真円の空洞部分が長円状に変形して減少する。
圧縮量センサ6は、例えば圧縮動作により芯材102に折り目が生じる位置までローラ支持部4が下降したか否かを検出することができるように配置されている。詳しくは、予め、芯材102に折り目が生じる直前の任意の位置を定めておき、この位置に到達したローラ支持部4を検出すると有意の信号を制御部9に出力するように備えられている。
制御部9は、圧縮量センサ9から有意の信号を入力すると、圧縮機構部8を制御してローラ支持部4の下降動作を停止し、適宜、ローラ支持部4を上昇させてロール側方支持部7に支持されているトイレットペーパーロール100を台座5の上面から取り除くことができる状態にする。
図4に示したように、トイレットペーパーロール100の外周に接触する部分を平面に形成した押圧部21を用いて、トイレットペーパーロール100の外周を圧縮した場合、局部的に大きな圧力が加わることになる。
曲面をなすトイレットペーパーロール100の外周表面に、押圧部21の平面に形成された底端部を当接させると、この底端部の縁部分が角部となってトイレットペーパーロール100の外周に押圧を加える際に巻回されたトイレットペーパー101にくいこみ、折り目を生じさせる。この押圧部21によって圧縮されたトイレットペーパーロール100は、外周部分が局部的に平坦な形状に変形し、例えばロールホルダー等にトイレットペーパーロール100を保持させてトイレットペーパー101を引き出すと、トイレットペーパーロール100が滑らかに回転せず、トイレットペーパー101の引き出し量にむらが生じると共に不快なカラカラ音等を発生させる。
また、芯材102に巻回されているトイレットペーパー101についても、前述のように滑らかに圧力が拡散するように押圧を加えていることから圧縮の跡がくせになって残らず、芯材102の空洞部分と共に真円状に変形させることが可能であり、トイレットペーパーロール圧縮装置1によって圧縮されたトイレットペーパーロール100は、容易に真円状に戻すことができる。そのため、ロールホルダー等に保持させて使用する際には、滑らかにトイレットペーパー101を引き出すことができ、また、不快音等の発生を防ぐことも可能になる。
2ローラ
3ローラ
4ローラ支持部
5台座
6圧縮量センサ
7ロール側方支持部
8圧縮機構部
9制御部
21押圧部
100トーレットペーパロール
101トイレットペーパー
102芯材
201梱包材
Claims (7)
- 厚紙材からなる筒状の芯材を有するトイレットペーパーロールの外周下部に接触する曲面を有する第1押圧部と、
前記芯材の中心を介して前記第1押圧部に対向配置され前記トイレットペーパーロールの外周上部に接触する曲面を有する第2押圧部と、
前記対向配置された第1押圧部および第2押圧部に接触している前記トイレットペーパーロールの側方を支持する側方支持部と、
前記第2押圧部を前記第1押圧部へ向かって移動させ前記トイレットペーパーロールを圧縮する圧縮機構部と、
前記圧縮機構部を制御して前記第2押圧部を稼働させ前記芯材に折り目が生じない程度に前記トイレットペーパーロールを前記第1押圧部および前記第2押圧部により圧縮し前記芯材の空洞部分を減少させる制御部と、
を備えることを特徴とするトイレットペーパーロール圧縮装置。 - 前記トイレットペーパーロールの圧縮量を検出する圧縮量センサを備え、
前記制御部は、前記圧縮量センサの出力信号が所定の圧縮量を示したとき前記圧縮機構部を制御して前記トイレットペーパーロールの圧縮動作を停止させることを特徴とする請求請1に記載のトイレットペーパーロール圧縮装置。 - 前記第1押圧部および前記第2押圧部は、前記トイレットペーパーロールの径よりも小さく前記トイレットペーパーロールの外周から滑らかに押圧が拡散して前記芯材に伝わる径を有するローラであることを特徴とする請求請1または2に記載のトイレットペーパーロール圧縮装置。
- 厚紙材からなる筒状の芯材を有するトイレットペーパーロールの外周下部を第1押圧部の曲面上端に載置する第1工程と、
前記第1押圧部に載置された前記トイレットペーパーロールの外周上部に第2押圧部の曲面下端を接触させ、該第2押圧部を前記第1押圧部に向かって移動させて前記トイレットペーパーロールを圧縮する第2工程と、
前記トイレットペーパーロールの圧縮を前記芯材に折り目が生じない程度で停止させる第3工程と、
を有することを特徴とする圧縮方法。 - 前記第3工程は、前記第2押圧部を移動させる圧縮機構部を制御する制御部が、前記トイレットペーパーロールの圧縮量を検出する圧縮量センサの出力信号に応じて前記圧縮動作を停止させることを特徴とする請求項4に記載の圧縮方法。
- 厚紙材からなる筒状の芯材を有するトイレットペーパーロールの外周下部を、前記トイレットペーパーロールの径よりも小さく前記トイレットペーパーロールの外周に押圧を加えたとき滑らかに前記押圧が拡散して前記芯材に伝わる径を有する第1ローラの曲面上端に載置する第1工程と、
前記第1押圧部に載置された前記トイレットペーパーロールの外周上部に、前記トイレットペーパーロールの径よりも小さく前記トイレットペーパーロールの外周に押圧を加えたとき滑らかに前記押圧が拡散して前記芯材に伝わる径を有する第2ローラの曲面下端を接触させ、該第2ローラを前記第1ローラに向かって移動させて前記トイレットペーパーロールを圧縮する第2工程と、
前記トイレットペーパーロールの圧縮を前記芯材に折り目が生じない程度で停止させる第3工程と、
を有することを特徴とする圧縮方法。 - 前記第3工程は、前記第2ローラを移動させる圧縮機構部を制御する制御部が、前記トイレットペーパーロールの圧縮量を検出する圧縮量センサの出力信号に応じて前記圧縮動作を停止させることを特徴とする請求項6に記載の圧縮方法。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2011
- 2011-01-12 JP JP2011003685A patent/JP5622149B2/ja active Active
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