JP2012145105A5 - - Google Patents
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Description
本発明は概してターボ機械に関し、より詳細には、組立体の部品の熱膨張量が異なることに起因する熱歪及び応力を低減しつつターボ機械部品を冷却することができる方法及びハードウェアに関する。
航空機用ガスタービンエンジン及び発電産業で使用される陸用ガスタービンエンジンを始めとするガスタービンでは、それらの効率を向上させるため運転温度を高めることが絶えず求められている。しかし、運転温度を上昇させると、それに応じてエンジン部品の高温耐久性も向上させる必要がある。鉄基、ニッケル基及びコバルト基超合金の開発により高温性能は大幅に進歩してきた。しかし、超合金部品は、タービン、燃焼器及びオーグメンタのようなガスタービンエンジンの特定のセクションで妥当な耐用寿命を示すように、空冷するか併せて/或いはある形態の耐熱及び/又は耐環境皮膜系によって保護しなければならないことが多い。
例として、図1に陸用ガスタービンエンジンのノズルセグメント10の軸方向断面図を示す。ノズルセグメント10は、タービンエンジンの環状の高圧タービン(HPT)ノズル組立体を形成するように組み立てられる複数のノズルセグメントのうちの1つである。ノズルセグメント10は少なくとも1つの静翼12で構成され、静翼12は翼形部を画成し、内側側壁14と外側側壁16(プラットホーム又はバンドとも呼ばれる)との間に延在する。静翼12と側壁14及び16は別個に形成してから、組み立て(例えば静翼12の端部を側壁14及び16内に画成される開口部にろう付けすることなどにより)てもよい。別法として、セグメント10全体を単体鋳造物として形成してもよい。静翼12並びに側壁14及び16は、ガスタービンエンジンでの使用に適したタイプのニッケル基、コバルト基又は鉄基超合金などの従来の材料で形成し得る。
静翼12と、静翼12に面した側壁14及び16の表面は、エンジンの高圧タービンセクションに位置するので、エンジンの燃焼器からの高温燃焼ガスに付される。耐環境保護をもたらしてセグメント10への熱伝達を低減させるため、高温燃焼ガスに露出される静翼12並びに側壁14及び16の表面に遮熱コーティング(TBC)系を施工してもよい。別法として又は加えて、インピンジメント冷却技術又はフィルム冷却技術などにより強制空冷を行うために、圧縮機抽気を静翼12並びに側壁14及び16に供給してもよい。例として、図1は、ノズルセグメント10の内側側壁14及び外側側壁16の両方でのインピンジメント冷却技術の使用を例示しており、図2に側壁16のインピンジメント冷却の詳細を示す。図1に示すインピンジメントプレート18及び20は、側壁14及び16に取り付けられてそれらの間にキャビティすなわちチャンバ22を形成している。抽気はエンジンの圧縮機(図示せず)から取り出され、それぞれの側壁14及び16と反対側のインピンジメントプレート18及び20の側に送られる。プレート18及び20にはインピンジメント冷却孔24(図2)とも呼ばれる多数の小さな開口が存在し、これらの開口は、静翼12と反対側の側壁14及び16の表面に向かって垂直方向に抽気を誘導し、側壁14及び16の背面冷却と呼ばれるものを達成する。図2はさらに、フィルム冷却孔26を有する外側側壁16を示しており、これらのフィルム冷却孔26を介して、チャンバ22内の冷却空気が、エンジンの高温ガス経路に面する側壁16の表面に鋭角で排出され、その表面でてフィルム冷却作用を達成する。インピンジメント冷却技術及びフィルム冷却技術は当技術分野ではよく知られており、これ以上の説明は不要である。
予期されるように、ノズルセグメント10は、過渡的なエンジン運転状態の際に、加熱加熱及び冷却されると膨張及び収縮する。高温燃焼ガスに直接接するので、静翼12並びに側壁14及び16は、側壁14及び16が取り付けられている装着用ハードウェアよりも大幅に高い温度に維持される。インピンジメントプレート18及び20の両面は冷却空気に直接接するので、インピンジメントプレート18及び20も側壁14及び16より低温になる傾向がある。その結果、通常、側壁14及び16はインピンジメントプレート18及び20よりも大きく膨張/収縮する。
インピンジメントプレート18及び20は、重量を最小にして冷却孔24の形成を単純化するために、薄板金属から作られることが多い。プレート18及び20は通常それぞれの側壁14及び16に、大抵は溶接部又は溶接部とクランプの組合せによって、取り付けられる。非限定的な例として、図3は、外側側壁16内に画成されていてチャンバ24(図示せず)を囲んでいる凹部28に嵌め込まれたインピンジメントプレート20の平面図を概略的に示しており、さらに、プレート20の周縁部30がスポット溶接部32で側壁16に取り付けられていることを示す。内側側壁14及びそのインピンジメントプレート18は、図3に示す外側側壁16及びプレート20の場合と同様に構成することができる。図4は、図3の部分断面図であり、溶接部32の1つを示す。プレート20の周縁部30はプレート20の躯体とは別の平面内に位置しており、それらの間に略S字形の壁34が存在している。
側壁16が熱膨張すると、上述のように側壁16とプレート20との温度差のため、側壁16は図4の左側に向かってプレート20の周縁部30よりも大きな距離で移動する。溶接部32はプレート20を側壁16に堅固に取り付けているので、溶接部32並びにプレート20で歪及び応力が惹起される。したがって、プレート20及び溶接部32は共に、高温移行時に側壁16が熱膨張する際に発生する熱歪及び応力による損傷を受け易い。周縁部に沿って同様のS字形部分を有するインピンジメントプレートについて開示する米国特許第4,693,667号明細書に記載されているように、プレート20のS字形壁34はプレート20と側壁16との熱膨張の差にある程度対応することができる。しかし、経験上、比較的薄肉のインピンジメントプレート18及び20並びに図3及び図4に示すタイプの溶接部32はそれでも割れ及び断片化を起こしやすいことが判明している。
プレート20内のクラック及びボイドは、抽気がプレート20を通過して流れることができる追加の通路を形成してしまうので、プレート20が損傷すると、直接的な構造上の懸念を生じることはないにしても、側壁16に向かう冷却空気の流れの効率が不足して側壁16の酸化及び割れを招くおそれがある。また、プレート20内のクラック及びボイドは抽気の過度の損失を生じてエンジン全体の効率を低下させるおそれがある。したがって、エンジン運転中のインピンジメントプレートの割れの可能性を低下させるより堅固なインピンジメントプレートの設計が必要とされている。
本発明は、プレートを損傷させるおそれのある熱歪及び応力を低減しつつ、例えばノズルセグメントの一方又は両方の側壁のようなターボ機械部品の冷却に適したインピンジメントプレートを提供する。
本発明の第1の態様によると、インピンジメントプレートは、実質的に一平面内にある内部領域であって、インピンジメント冷却孔として構成される貫通孔を有する内部領域と、内部領域を取り囲んでいて内部領域の平面から突出した周壁と、周壁を取り囲んでいて、内部領域の平面から離間した平面内に位置する周縁フランジと、内部領域内及び/又は周壁と周縁フランジとの間に配置される1以上の板厚リブとを有する。リブが内部領域内に配置される場合、このリブは、連続していて内部領域の平面から外側に突出しているとともに、周縁フランジの第1の部分から隣接する周壁の第1の部分を通ってさらに周壁の第2の部分を通って隣接する周縁フランジの第2の部分までの内部領域の幅を横断して直線状に延在する。リブが周期壁と周縁フランジとの間に配置される場合、このリブは連続していて周縁フランジの平面の外側に突出している。
本発明の別の態様はインピンジメントプレートが内部に設置されるターボ機械部品であり、その非限定的な例はガスタービンエンジンのノズルセグメントの側壁である。
本発明の技術的効果は、本インピンジメントプレートでは、インピンジメントプレートとインピンジメントプレートが取り付けられる部品との熱膨張差を補償して、インピンジメントプレートとインピンジメントプレートを部品に取り付けるための手段(例えば、溶接部)の剪断応力を減少させることができることである。このようにして、インピンジメントプレートは溶接部の寿命を延ばすことができ、さらには、インピンジメントプレートとインピンジメントプレートが取り付けられている部品との熱膨張の差を生じる高温移行時の割れを減少させることができる。
本発明の別の態様及び利点は以下の詳細な説明からより良好に理解される。
図5〜図15は、本発明に包含されるインピンジメントプレート50のための実施形態を概略的に示す。複数の実施形態を示すが、便宜上、図5〜図15を通して同じ要素又は機能的に同等な要素を示すのに共通の参照符号を用いる。以下の考察より明らかとなるように、インピンジメントプレート50は、図1に示すノズルセグメントに類似するノズルセグメントで使用し得るが、異なる構成を有するノズルセグメントも本発明の範囲内にある。いずれの場合も、インピンジメントプレート50は、例えば陸用ガスタービンエンジン又は航空機用ガスタービンエンジンなどのガスタービンエンジンのノズル組立体内での使用法を参照して説明する。しかし、本発明の利点が、限定しないがガスタービンエンジンの別の高温セクションを含めた、インピンジメント冷却の恩恵を受ける別の様々な部品に適用し得ることも理解されたい。最後に、以下の説明を容易にするために、「垂直」、「水平」、「横方向」、「前側」、「後側」、「側方」、「前方」、「後方」、「上側」、「下側」、「上方」、「下方」、「右」、「左」などの用語は図5のプレート50の向きのパースペクティブを基準にして使用され、したがってこれらは相対的な用語であり、それ以外にプレート50の構造、設置及び使用法を制限するものとして又は本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
プレート50は、ニッケル基、コバルト基及び鉄基合金などの従来の材料を含め、ガスタービンエンジンでの使用に適する様々な材料から形成することができる。プレート50は、両側の表面54及び56を画成する内部領域52を有し、その一方の面は、図1〜図4に示すインピンジメントプレート10について説明したようにノズルセグメントの側壁に面するように適合される。また、やはり図1〜図4のインピンジメントプレート10について説明したときと同様に、プレート50は周縁部58を有しており、その輪郭はプレート50をノズルセグメントの側壁に取り付けてそれらの間にキャビティすなわちチャンバ(図示せず)を画成できるように図られる。インピンジメントプレート50は図5では概して平坦な形状を有するように示してあるが、側壁の曲率及び及びノズルセグメントが組み込まれたノズル組立体全体の曲率に対応するある曲率を有する。しかし、プレート50の種々の態様を説明するための便宜上、プレート50は、例えば内部領域52及び周縁部58が位置する平面を基準にして説明される。プレート50はまた、内部領域52を完全に取り囲む周壁60であって、縁部58を画成する周縁フランジ68に隣接しているがそこから内側に離間した周壁60を有するように描かれている。壁60があることで、プレート50の内部領域52が、周縁フランジ68を含む平面からエンジンの半径方向に離間した平面内に位置するようになる。壁60はフランジ68から離れて内部領域52に向かって内側に傾斜したものとして示してあるが、壁60は、フランジ68によって画成される平面に対して垂直又はその他の角度を有していてもよいことを理解されたい。
プレート50内の歪及び応力を考察するために、図5は、プレート50を装着することのできるノズル組立体の軸方向及び周方向にそれぞれ対応する軸方向及びフープ方向を示す表記を含む。エンジンの圧縮機(図示せず)から取り出される抽気などの冷却空気を、側壁と反対側のインピンジメントプレート50の表面52に供給し得る。便宜上、図5は、側壁の背面冷却を実現するためにプレート50に面する側壁の表面に向かって冷却空気を垂直方向に導くようにプレート50内に存在する、図1及び図2を参照して説明したような、潜在的に多数存在する小さな開口(インピンジメント冷却孔)62を1つのみ示す。その後、冷却空気は、図2に本質的に描かれている、側壁内に形成されるフィルム冷却孔などの冷却孔を介してチャンバから出ることができる。本発明は当技術分野で周知のインピンジメント冷却技術及びフィルム冷却技術を利用することができ、したがって、本発明のこの態様をさらに詳細には説明しない。プレート50の上又は内部に画成又は存在し得る別の特徴は図5には示していないが、このような特徴が存在することも本発明の範囲内にあることを理解されたい。
図5及び関連する図6の詳細な図で描かれているインピンジメントプレート50の実施形態は、板厚リブ64を有するように示してある。本発明の好適な態様によると、リブ64は、例えば側壁がプレート50より高温になった場合に(プレート50が取り付けられている)側壁がプレート50より大きく熱膨張することに起因するプレート50内の剪断応力を減少させる働きをする。「板厚」という用語は、本明細書では、リブ64が内部領域52の厚さ全体を通って延在し、それにより、内部領域52の表面54に連続した隆起表面が作られ、内部領域52の反対側の表面56に連続した凹部表面が作られるという意味で使用される。図5及び図6に示すように、リブ64はプレート50の内部領域52の限定された部分に位置するように示してあるが、リブ64が内部領域52の全体又は内部領域52の追加の部分すなわち別の部分に存在してもよいことを理解されたい。
図6は、周縁部58に沿って位置するスポット溶接部66の多様な配置を概略的に示しており、プレート50はこのスポット溶接部66で側壁に取り付けられ得る。溶接部66はプレート50とその側壁との間に離間した堅固な取付け箇所を画成するので、高温移行時に側壁がプレート50よりも大きく熱膨張すると、プレート50内に歪及び応力が発生する。各リブ64は直線状に示してあり、内部領域52の平面から外側に突出しており、また、リブ64が横断する内部領域52の幅によって隔てられた周壁60の2つの部分の間の内部領域52の幅全体を横断して延在している。リブ64はまた、壁60のそれらの2つの部分を通って延在するように示してあり、壁60のそれらの部分が周縁フランジ68と共に画成する各々の交差部分で終端している。好適な実施形態では、リブ64はフランジ68を通って縁部58までは連続せず、したがってプレート50とその側壁との間で冷却空気が漏洩するのを阻止するフランジ68の能力に干渉しない。本発明の好適な態様によると、各リブ64は、周縁フランジ58の2つの部分に隣接する2箇所で終端するように示され、各々が、プレート50の周縁部58上の隣り合う一対の溶接部66の間にある。したがって、プレート内部領域52の平面に対して垂直な方向のリブ64を通る平面は溶接部66を通過しない。このようにして、リブ64の両側のプレート50の壁部分は図7に示すリブ64を横切る方向に離れるように移動することができ、このような移動は、リブ64が変形するのでリブ64によって吸収することができ、リブ64のこの変形は、図7に見られるリブ64の湾曲に比して、真っ直ぐに伸びるものとしてすなわち平坦になるものとして概して説明し得る。
リブ64は、直線状であることに加えて、図5及び図6では、プレート50の軸方向に実質的に平行な向きで示してあり、それによりプレート50のフープ方向における熱膨張を補償するリブ64の能力が向上する。この向きは、ノズル組立体が環状構造であることによりフープ方向に発生する可能性がある大きい熱膨張に対応することを意図しているが、プレート50の軸方向の熱膨張をより良好に補償するためにリブ64をフープ方向と平行に方向付けてもよいし、或いは軸方向又はフープ方向に対して他の角度で方向付けてもよいことも予見可能である。リブ64の適切な数及び隣り合うリブ64の間の適切な間隔は解析及び/又は実験的試験を通して決定し得る。リブ64の数及び間隔は、プレート50をその側壁に取り付けている溶接部66の数及び間隔にも部分的に依存することを理解されたい。
リブ64の断面輪郭又は断面形状はプレート50内で同一であってもよいし、異なっていてもよい。図8では、リブ64はその両側の表面(プレート50の表面54及び56に対応する)で概して等しい曲率半径(R1)を有するように示してあり、さらに、各々がR1の概して2倍の大きさであるフィレット半径(R2)を有するように示してある。別法として、図9は、その内側表面(プレート50の表面56に対応する)の曲率半径(R1b)よりも外側表面(プレート50の表面54に対応する)の曲率半径(R1a)が大きいリブ64を示しており、したがってリブ64はこれらのリブ64の間のプレート50の残りの部分より薄くなっている。その両側の表面(プレート50の表面54及び56に対応する)で概して等しい曲率半径(R1)を有しさらにR1より小さいフィレット半径(R2)を有する、リブ64の別の実施形態が図10に示してある。図8〜図10の構成の解析により、リブ64を省略していることのみが異なるインピンジメントプレートと比較して、それらの隣り合う溶接部66内の剪断応力を約50%以上減少させることができることが示された。リブ64と半径R1及びR2との別の組合せも本発明の範囲内にある。例えば、図11が、複数のリブ64がプレート50の内部領域52内で隣り合って画成されている一実施形態を描いている。図11に示すリブ64は、すべてのリブがプレート50の周縁部58の両側部分に沿って隣り合う溶接部66の対の間に収容されるように十分に密接して離間していてよい。リブ64は本質的に互いに平行であり、正弦波形状の断面を画成する。図7〜図11には連続する断面湾曲部を有するリブ64が示してあるが、リブ64に対して、長方形断面形状や、曲線断面形状と長方形断面形状との両方の組合せも予見可能である。
上記を考慮すると、リブ64は、プレート50及びその側壁の熱膨張の差を補償して隣り合うリブ64の対の間の溶接部66の剪断応力を減少させることを意図されている。その結果、プレート50は溶接部の寿命を延ばすことができ、さらには、中にプレート50及びそのノズルセグメントが設置されるガスタービンエンジンの運転時の割れを減少させることができる。プレート50の剛性を向上させる能力により、リブ64の別の態様が得られる。
図12〜図15が、溶接部66の寿命を延ばすことさらにはプレート50内で成長するクラックの発生率を減少させることを意図する別の手法を示す。特に、図12〜図14は、周壁60と周縁フランジ68との間に画成される少なくとも1つのリブ70を有するインピンジメントプレート50を示す。リブ70は好適にはプレート50の周縁部全体に沿って連続しているが、一部の状況では不連続のすなわち断続的なリブ70が許容し得ることも予見可能である。リブ70は、図5〜図11を参照して説明したリブ64に対する代替形態であってよいし、或いはリブ64に追加してもよい。図12及び特に図15は、さらに、クランプ72を用いて隣り合う2つの縁部58に沿って固定した状態のプレート50を示す。各クランプ72はプレート50の隣り合う縁部58と隙間を画成しており、したがって、縁部58がプレート50の内部領域52から離れる方向に移動することができる。クランプ72が含まれることは、図5〜図11に示す本発明の実施形態にも同様に適用可能である任意選択の特徴である。
図13を参照すると、プレート50の壁60は周縁フランジ68の平面に向かって好適にはその平面に到達するように延在しており、また、リブ70は、フランジ68の平面から外側に、さらには、溶接部66によりプレート50が取り付けられている側壁16の表面の平面から離れるように、突出している。図13に示す断面形状は、一対の並列リブ、すなわち、フランジ68の平面から壁60と同方向に突出したリブ70と、反対側に突出する第2のリブ70Aであって壁60の一部分とリブ70の一部分とによって画成されしたがってフランジ68の平面に向かって突き出る第2のリブ70Aとを効果的に画成する。リブ70及び70Aは共に側壁16の表面の平面の同じ側に配置されて示してある。図14の実施形態は、リブ70が壁60から下方向に突出しておりしたがってフランジ68の平面並びに側壁16の表面を含む平面を貫通してそれらの外側に向かって突出している点で異なる。
周縁連続リブ70及び70A(図13)又はリブ70(図14)の効果は、側壁16を、図12の矢印で示すように実質的に任意の方向(軸方向及びフープ方向を含む)にプレート50よりも大きく伸長させることができることである。より具体的には、1以上のリブ70/70Aを囲むプレート50のフランジ68は、側壁16と共に、図12、図13及び図14における矢印で示すようにプレート50の内部領域52から離れかつ1以上のリブ70/70Aを横切る方向に移動することができ、この動きは、図13及び図14に見られる1以上のリブ70/70Aの湾曲部を基準にして伸びるものとしてすなわち平坦になるものとして概して説明し得る形で1以上のリブ70/70Aが変形することで、1以上のリブ70/70Aによって吸収できる。このように、1以上のリブ70/70Aは、熱膨張の差を補償しさらにはプレート50を側壁16に取り付ける溶接部66内の剪断応力を減少させることができる。1以上のリブ70/70Aは、プレート50の面外剛性を向上させるという追加の利点をもたらすことができる。
本発明を特定の実施形態に関連させて説明してきたが、当業者により別の形態が採用し得ることは明白である。例えば、インピンジメントプレート50が設置されるノズルセグメントは、本発明の意図される対象物のうちの1以上を依然として実現しながら、これらの図に示す構成とは異なるように構成し得る。さらに、プレート50の周縁部の幾何学的外形線又は形状は、プレート50が取り付けられる側壁の幾何形状に依存する。したがって、本発明の範囲は以下の特許請求の範囲のみによって限定される。
10 セグメント
12 静翼
14 側壁
16 側壁
18 プレート
20 プレート
22 チャンバ
24 孔
26 孔
28 凹部
30 周縁部
32 溶接部
34 壁
50 プレート
52 領域
54 表面
56 表面
58 縁部
60 壁
62 開口
64 リブ
66 溶接部
68 フランジ
70 リブ
70A リブ
72 クランプ
12 静翼
14 側壁
16 側壁
18 プレート
20 プレート
22 チャンバ
24 孔
26 孔
28 凹部
30 周縁部
32 溶接部
34 壁
50 プレート
52 領域
54 表面
56 表面
58 縁部
60 壁
62 開口
64 リブ
66 溶接部
68 フランジ
70 リブ
70A リブ
72 クランプ
Claims (10)
- 部品(14、16)をインピンジメント冷却するためのインピンジメントプレート(50)であって、
実質的に一平面内にある内部領域(52)であって、インピンジメント冷却孔(62)として構成される貫通孔(62)を有する内部領域(52)と、
前記内部領域(52)を取り囲んでいて前記内部領域(52)の平面から突出した周壁(60)と、
前記周壁(60)を取り囲んでいて、前記内部領域(52)の平面から離間した平面内に位置する周縁フランジ(68)と、
前記内部領域(52)内又は前記周壁(60)と前記周縁フランジ(68)との間に配置される少なくとも第1の板厚リブ(64、70、70A)と
を備えており、
第1のリブ(64)が前記内部領域(52)内に配置される場合、第1のリブ(64)が連続していて、前記内部領域(52)の平面から外側に突出しているとともに、前記周縁フランジ(68)の第1の部分から隣接する周壁(60)の第1の部分を通ってさらに周壁(60)の第2の部分を通って隣接する周縁フランジ(68)の第2の部分までの前記内部領域(52)の幅を横断して直線状に延在しており、
第1のリブ(70、70A)が前記周壁(60)と前記周縁フランジ(68)との間に配置される場合、第1のリブ(70、70A)が連続していて、前記周縁フランジ(68)の平面から外側に突出している、
インピンジメントプレート(50)。 - 第1のリブ(64)が前記内部領域(52)内に配置されていることを特徴とする、請求項1記載のインピンジメントプレート(50)。
- 前記インピンジメントプレート(50)の周縁フランジ(68)によって画成される周縁部(58)に位置する複数のスポット溶接部(66)で前記部品(14、16)に取り付けられていることを特徴とする、請求項2記載のインピンジメントプレート(50)。
- 前記周縁フランジ(68)の第1及び第2の部分がそれぞれ前記スポット溶接部(66)の第1及び第2の隣接対の間に配置されていることを特徴とする、請求項3記載のインピンジメントプレート(50)。
- 第1のリブ(64)が、前記内部領域(52)内に配置された少なくとも一対の離間したリブ(64)のうちの1つであり、前記少なくとも一対の離間したリブ(64)が連続していて、前記内部領域(52)の平面から外側に突出しているとともに、前記周縁フランジ(68)の第1の部分から隣接する周壁(60)の第1の部分を通ってさらに周壁(60)の第2の部分を通って隣接する周縁フランジ(68)の第2の部分まで前記内部領域(52)の幅を横断して直線状に延在していることを特徴とする、請求項2乃至4のいずれか1項記載のインピンジメントプレート(50)。
- 第1のリブ(70、70A)が前記周壁(60)と前記周縁フランジ(68)との間に配置されることを特徴とする、請求項1記載のインピンジメントプレート(50)。
- 前記周壁(60)と前記周縁フランジ(68)との間に配置される第2のリブ(70A)をさらに有し、第2のリブ(70A)が連続していて前記周縁フランジ(68)の平面に向かって突出しており、第1のリブ(70)が前記周縁フランジ(68)の平面から突出している、請求項6記載のインピンジメントプレート(50)。
- 第1のリブ(70)が前記周縁フランジ(68)の平面を通って突出していることを特徴とする、請求項6記載のインピンジメントプレート(50)。
- 前記部品(14、16)がターボ機械の部品(14、16)であり、前記インピンジメントプレート(50)が、前記インピンジメントプレート(50)の周縁フランジ(68)によって画成される周縁部(68)に位置する複数のスポット溶接部(66)で前記部品(14、16)に取り付けられていることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項記載のインピンジメントプレート(50)。
- 前記部品(14、16)がノズルセグメント(10)の側壁(14、16)であることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項記載のインピンジメントプレート(50)。
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