JP2012145522A - 錠剤検査装置及びptp包装機 - Google Patents

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Abstract

【課題】PTPシートの製造過程における錠剤の外観検査に際し、検査精度や検査効率の飛躍的な向上を図ることのできる錠剤検査装置及びPTP包装機を提供する。
【解決手段】外観検査装置は、包装用フィルムにカバーフィルムが取着された後のPTPフィルム6において錠剤5の正面及び側面の外観異常を検査する。外観検査装置は、PTPフィルム6のポケット部2をポケット受け孔部57に嵌め込みつつ当該PTPフィルム6の搬送に伴い回転する回転ローラ20と、回転ローラ20の内部に配置され、ポケット部2に収容された錠剤5に対し光を照射する照明手段21と、回転ローラ20の内部にてポケット受け孔部57に向けて配置されたCCDカメラ22と、ポケット受け孔部57の周囲に取付けられ、錠剤5側面からの光をCCDカメラ22に向け反射する円錐ミラー60と、CCDカメラ22から出力される画像信号を処理する画像処理装置とを備えている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、PTPシートの製造に際し用いられる錠剤検査装置、及び、該錠剤検査装置を備えたPTP包装機を含む技術分野に属するものである。
一般に、PTPシートは、錠剤が充填されるポケット部が形成された透明樹脂製の包装用フィルムと、その包装用フィルムにポケット部の開口側を密封するように前記包装用フィルムに取着されるアルミニウム製のカバーフィルムとから構成されている。
PTPシートの製造に際しては、例えば異物や汚れの付着、欠けの有無など錠剤の外観異常が検査される。
当該錠剤検査においては、例えば照明装置によって錠剤に光を照射し、その反射光を撮像装置により撮像する。この撮像装置から出力される画像信号は、画像処理装置によって、一定の閾値をもって二値化される。ここで、錠剤からの反射光は比較的明るく映り、異物からの反射光は比較的暗く映るため、これらの輝度の相違を考慮して、閾値を設定することで、比較的暗い部分である異物の存在を画像処理装置によって判断することができる。
しかしながら、ポケット部へ充填する前段階の錠剤は取扱いが難しいため、通常、錠剤検査は、錠剤をポケット部へ充填した後に実施される。
但し、カバーフィルムを取着する前に錠剤検査を行ったとしても、その後、カバーフィルムが取着されるまでの間に錠剤に異物が付着することも考えられる。そこで、検査精度の向上を図るため、包装用フィルムにカバーフィルムが取着された後に錠剤検査を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−215047号公報
しかしながら、従来の充填後の錠剤検査では、隣接するポケット部が妨げとなり、所定のポケット部に充填された錠剤を側方から撮像することが困難であったため、錠剤の側面に係る検査は行われてこなかった。
これに対し、特殊な光学レンズ等を用いて錠剤の正面側から錠剤の側面を撮像することも考えられるが、搬送過程における包装用フィルム等は伸び縮みするため、エンコーダ等により包装用フィルム等の搬送位置を検出していたとしても、所定の撮像タイミングにおける錠剤(ポケット部)の位置が撮像装置の位置と僅かに前後してしまうおそれがある。
このような僅かな位置ズレは、錠剤の正面側を撮像するだけであれば特段の支障は生じないが、錠剤の正面側から錠剤の側面全周を撮像する場合には、一回の撮像で側面全周を均等に撮像することができないため、検査できない部位が生じるなど大きな影響を及ぼす。結果として、検査精度や検査効率を低下させるおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、PTPシートの製造過程における錠剤の外観検査に際し、検査精度や検査効率の飛躍的な向上を図ることのできる錠剤検査装置及びPTP包装機を提供することを主たる目的の一つとしている。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果を付記する。
手段1.PTPシートを製造するにあたり、光透過性を有する帯状の包装用フィルムに形成されたポケット部に錠剤が収容され、当該ポケット部を塞ぐように前記包装用フィルムに対し帯状のカバーフィルムが取着された後の帯状のPTPフィルムにおいて前記錠剤の検査を行う錠剤検査装置であって、
前記PTPフィルムのポケット部に対応したポケット受け孔部を有し、当該ポケット受け孔部に前記ポケット部を嵌め込みつつ、前記PTPフィルムの搬送に伴い回転可能に設けられた筒状の回転体と、
前記回転体の所定回転位置にくる前記ポケット受け孔部に対応するように前記回転体の内部に配置され、当該ポケット受け孔部を介して前記回転体の内部に露出した前記ポケット部に収容された錠剤に対し当該ポケット部越しに光を照射可能な照明手段と、
前記所定回転位置にくる前記ポケット受け孔部に対向するように前記回転体の内部に配置され、前記光の照射された錠剤からの反射光を撮像可能な撮像手段と、
前記錠剤の側面全周から反射された光を受けて前記撮像手段へ向け出射する変向手段と、
前記撮像手段から出力される画像信号を処理する画像処理装置とを備え、
少なくとも前記錠剤の側面の外観異常を検査可能としたことを特徴とする錠剤検査装置。
ここで、「外観異常」とは、例えば異物、汚れ、欠けなどを指す。また、「錠剤の側面」とは、ポケット部の天面や撮像手段に対向する「錠剤の正面」の周囲に連接しかつポケット部の天面や撮像手段に対向しない面を指す。
上記手段1によれば、帯状の包装用フィルムに形成されたポケット部に錠剤が収容され、当該ポケット部を塞ぐように包装用フィルムに対し帯状のカバーフィルムが取着され、PTPフィルムとなった後、錠剤検査装置によって錠剤の外観異常が検査される。
錠剤検査装置においては、PTPフィルムの掛装された回転体が、そのポケット受け孔部にポケット部を収容しつつ、PTPフィルムの搬送に伴い回転する。そして、所定のポケット受け孔部に収容されたポケット部が所定回転位置に達すると、当該ポケット部に収容された錠剤が回転体内部の撮像手段により撮像される。
ここで、錠剤の側面全周から反射された光を受けて錠剤の正面側に位置する撮像手段へ向け出射する変向手段を備えることにより、包装用フィルムにカバーフィルムを取着した後のPTPフィルムにおいて、隣接するポケット部が妨げとなることもなく、所定のポケット部に充填された錠剤の側面全周を当該錠剤の正面側からポケット部越しに撮像することができる。
さらに、錠剤を撮像するに際し、回転体のポケット受け孔部にPTPフィルムのポケット部を嵌め込みつつ当該PTPフィルムの搬送を行うことにより、PTPフィルムの伸び縮み等に起因するPTPフィルム長手方向におけるポケット部の間隔を修正しつつ、常時一定のピッチ及びタイミングでポケット部(錠剤)を撮像手段の撮像視野中央へ送り込むことができる。つまり、所定の撮像タイミングにおける錠剤と撮像手段との位置ズレの発生を抑制し、一回の撮像でより確実に錠剤の側面全周を均等に撮像することができる。
結果として、PTPシートの製造過程における錠剤の外観検査に際し、検査精度や検査効率の飛躍的な向上を図ることができる。
なお、PTPフィルムを間欠搬送することにより、撮像時におけるポケット部の位置ズレを検出し、それに合せてPTPフィルムの位置又は撮像手段及び変向手段の位置をその都度調整する構成とすることも可能となるが、かかる構成では、検査効率ひいてはPTPシートの生産効率を著しく低下させるおそれがある。さらに、PTPフィルムの位置検出機構や撮像手段の駆動機構等を備える必要があり、装置の構造ひいてはその制御処理の複雑化を招くおそれがある。これに対し、本手段によれば、PTPフィルムを高速に連続搬送しつつ正確に錠剤の撮像を行うことができるため、検査効率ひいてはPTPシートの生産効率の向上を図ることができる。
加えて、本手段によれば、撮像手段や照明手段が回転体の内部に配置されることにより、装置の小型化・コンパクト化を図ることができる。
手段2.前記変向手段は、前記ポケット受け孔部の周囲に設けられた環状の鏡体又はプリズムであることを特徴とする手段1に記載の錠剤検査装置。
上記鏡体等の一例としては、テーパ凹状の反射面を内側に有した環状の円錐ミラー等が挙げられる。従って、上記手段2によれば、円錐ミラー等の内部に収容された錠剤の側面全周から出た光をテーパ凹状の反射面で錠剤の正面側に反射させることができ、1回の撮像で錠剤の正面と側面全周を同時に撮像することが可能となる。結果として、検査精度や検査効率のさらなる向上を図ることができる。
また、撮像手段側に特殊な光学レンズ等を配置する必要がないため、さらなる装置の小型化・コンパクト化を図ることができる。
尚、撮像手段側に円錐ミラー等の変向手段を設け、当該変向手段を毎回ポケット部に位置合わせして被せる構成等では、上記同様、PTPフィルムを連続搬送できないため、検査効率ひいてはPTPシートの生産効率を著しく低下させると共に、装置の構造ひいてはその制御処理の複雑化を招くおそれがある。この点、本手段によれば、このような不具合の発生を抑制することができる。
手段3.前記撮像手段は、その撮像方向が真上(鉛直方向上向き)を向くように設置されていることを特徴とする手段1又は2に記載の錠剤検査装置。
上記手段3によれば、錠剤の充填されたポケット部が回転体の最上点に達した際に、当該ポケット部の真下位置となるように撮像手段が配置されることとなる。
錠剤の充填されたポケット部が回転体の側方位置にある場合など、最上点に達する前や後では、錠剤の中心位置がポケット部やこれを収容したポケット受け孔部の中心位置から大きくずれたり、錠剤の姿勢がポケット部内部で傾いた状態となってしまい、撮像手段により錠剤の側面全周を均等に撮像できないおそれがある。また、錠剤がポケット部の中心位置にある場合でも、ポケット部の天面から離間し、カバーフィルム側に寄っている場合には、錠剤の側面奥側(裏面近傍)が撮像できないおそれがある。これに対し、錠剤の充填されたポケット部が回転体の最上点に達した際には、錠剤は自重によりポケット部の天面側(下方)へ降りてくるため、本手段3によれば、前記不具合の発生を抑制し、より適切な状態で錠剤を撮像することができる。
手段4.前記回転体は、前記PTPフィルムに従動して回転することを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の錠剤検査装置。
ここでいう「従動」とは、PTPフィルムとの接触(摩擦)により、当該PTPフィルムの搬送に同期して動く動作を指す。
上記手段4によれば、PTPフィルムの搬送に同期させて回転体を回転駆動させるための機構を必要としない。また、回転体のポケット受け孔部が所定位置にくるタイミングで撮像を行えばよいため、撮像に係りPTPフィルムの位置検出を行うエンコーダ等を省略することができる。結果として、装置の構造ひいてはその制御処理のさらなる簡素化を図ることができる。
手段5.手段1乃至4のいずれかに記載の錠剤検査装置を備えたことを特徴とするPTP包装機。
上記手段5のように、錠剤検査装置をPTP包装機に備えることで、PTPシートの製造過程において不良品を効率的に除外できる等のメリットが生じる。
(a)はPTPシートを、(b)はPTPフィルムを示す斜視図である。 PTPシートを示す部分拡大断面図である。 PTP包装機等の概略構成を示す模式図である。 PTP包装機における外観検査装置等の概略構成をを示す斜視図である。 外観検査装置の電気的構成を示すブロック図である。 回転ローラの軸線方向に沿って切断した外観検査装置を示す部分断面図である。 回転ローラの周方向に沿って切断した外観検査装置を示す部分断面図である。 回転ローラのポケット受け孔部近傍を示す部分拡大断面図である。 (a)は異物の付着した錠剤を撮像したイメージデータであり、(b)は(a)のA−A’線における明度を示す図であり、(c)は(b)のデータを二値化したデータを示す図であり、(d)は(a)のイメージデータを二値化した二値化イメージデータである。 画像処理装置により実行される検査ルーチンを示すフローチャートである。 別の実施形態に係る回転ローラのポケット受け孔部近傍を示す部分拡大断面図である。
以下、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。まずPTPシートについて説明する。
図1,2に示すように、PTPシート1は、複数のポケット部2を備えた包装用フィルム3と、ポケット部2を塞ぐようにして包装用フィルム3に取着されたカバーフィルム4とを有している。
包装用フィルム3は、例えば、PP(ポリプロピレン)やPVC(ポリ塩化ビニル)等の比較的硬質で所定の剛性を有する熱可塑性樹脂材料によって構成され、光透過性を有している(ここでは、透明を呈している)。カバーフィルム4は、アルミニウムによって構成されている。各ポケット部2には、円盤状の錠剤5が1つずつ収容されている。
PTPシート1〔図1(a)参照〕は、帯状の包装用フィルム3及びカバーフィルム4から形成された帯状のPTPフィルム6〔図1(b)参照〕がシート状に打抜かれることにより製造される。
上記のように構成されてなるPTPシート1は、図3に示すPTP包装機11で製造される。
PTP包装機11の最上流側には、ロール状に巻回された包装用フィルム3の原反が配置され、ここから包装用フィルム3が間欠的に搬送されていく。
その下流側には、包装用フィルム3の搬送経路に沿って、加熱手段14とポケット成形手段15とが順に配設されている。これら加熱手段14及びポケット成形手段15によって、ポケット部2が成形される。
さらに、その下流側には、ポケット部2が形成された包装用フィルム3の搬送経路に沿って、錠剤投入装置16、フィルム受けロール17が配設されている。そして、錠剤投入装置16へと到達させられた包装用フィルム3の各ポケット部2には、該錠剤投入装置16によって、錠剤5が充填される。
一方、ロール状に巻回されたカバーフィルム4の原反の引出し端は、前記フィルム受けロール17の方へと案内されている。フィルム受けロール17には、加熱ロール18が圧接可能となっている。両ロール17,18間を加熱圧接状態で通過することで、包装用フィルム3にカバーフィルム4が貼着される。これにより、錠剤5が各ポケット部2に充填されたPTPフィルム6が製造される。かかるPTPフィルム6は、錠剤検査装置としての外観検査装置12によって錠剤5の外観検査が行われた後、図示しない打抜装置によってPTPシート1単位に裁断される。
なお、外観検査装置12によって不良品判定された場合、その不良品判定となったPTPシート1は、図示しない不良シート排出機構によって別途排出される。
次に外観検査装置12について詳しく説明する。本実施形態における外観検査装置12は、錠剤5に付着した異物、汚れ、欠けなどの検出を主目的とする外観検査を行うものである。以下、便宜上、錠剤5上の異物、汚れ、欠けなどを総称して「異物」という。
図4,5に示すように、外観検査装置12は、回転体としての回転ローラ20、照明手段21、撮像手段としてのCCDカメラ22、画像処理装置23、モニタ24及びキーボード25を備えている。以下、詳しく説明する。
図6に示すように、外観検査装置12は、図示しない基台を備えている。基台には略円筒形の支持部材51が水平方向へ延びるように固定されている。
支持部材51の内部には、軸線Z1方向に沿って貫通した軸孔52が形成されている。軸孔52には回転軸53が挿通されている。回転軸53と軸孔52との間には、当該回転軸53を回転可能に支持するボールベアリング54が嵌め込まれている。
回転軸53の先端側には、PTPフィルム6が掛装される円筒形の前記回転ローラ20が固定されている。回転ローラ20の周壁部には、PTPフィルム6のポケット部2を収容可能なポケット受け孔部57が多数形成されている。
ポケット受け孔部57は、PTPフィルム6のポケット部2に対応して、回転ローラ20の周方向及び軸線方向に沿って所定間隔で規則的に配列されている。より詳しくは、回転ローラ20の周方向に対するポケット受け孔部57の形成間隔(ピッチ)と、PTPフィルム6の長手方向に対するポケット部2の形成間隔とが同一になっている。そして、回転ローラ20は、ポケット受け孔部57内にポケット部2を収容しつつ、PTPフィルム6の搬送動作に従動して回転する(図7参照)。
回転軸53の基端側には円盤体58が取付けられている。円盤体58の周囲には、回転ローラ20の周方向におけるポケット受け孔部57の形成間隔に対応して、所定間隔で図示しないスリットが形成されている。さらに、円盤体58の近傍には、前記スリットを検知可能な検知センサ59が設けられている。
回転ローラ20の各ポケット受け孔部57は、回転ローラ20の内側まで貫通形成されており、その周囲には変向手段(鏡体)としての円錐ミラー60が取付けられている。
円錐ミラー60は、金属製材料により円環状に形成されている。より詳しくは、図8に示すように、円錐ミラー60は、正面側(回転ローラ20の内側)から裏面側(回転ローラ20の外側)に向けすり鉢状に凹み、その底部中央にPTPフィルム6のポケット部2を挿通可能な円形の開口部61が形成されている。開口部61には、ポケット部2を傷つけないように面取り加工が施されている。
円錐ミラー60のすり鉢状の内周面は、鏡面加工が施されることにより、正面側から裏面側の開口部61に向けて先細るテーパ凹状の反射面62となっている。
回転ローラ20の内部には前記CCDカメラ22が設置されている。本実施形態では、回転ローラ20の軸線Z1方向における各ポケット受け孔部57に対応して、所定間隔に5台のCCDカメラ22が設置されている。各CCDカメラ22は、その撮像方向が真上(鉛直方向上向き)を向くように設置されている。つまり、錠剤5の充填されたポケット部2が回転ローラ20の最上点に達した際に、当該ポケット部2の真下位置となるように配置されている。
また、回転ローラ20の周方向に対するCCDカメラ22の前後位置には一対の前記照明手段21が設置されている。各照明手段21は回転ローラ20の軸線Z1方向に沿って延びる棒状をなし、各CCDカメラ22の真上に到達したPTPフィルム6のポケット部2(錠剤5)の正面及び側面に対し赤外光(又は近赤外)を照射可能となっている。
そして、照明手段21から照射される赤外光が、ポケット部2越しに錠剤5を照らし、錠剤5から反射した光がCCDカメラ22によって二次元撮像される。
尚、CCDカメラ22及び照明手段21に接続された電気配線(図示略)は、回転軸53の内部に貫通形成された貫通孔53aを介して、回転ローラ20外部に引き出されている。
ここで、外観検査装置12の動作態様について説明する。上述したように、包装用フィルム3の各ポケット部2に錠剤5が充填され、当該包装用フィルム3にカバーフィルム4が取着されて製造されたPTPフィルム6は、外観検査装置12の回転ローラ20へ送られる。
PTPフィルム6が掛装された回転ローラ20は、ポケット受け孔部57(円錐ミラー60)内にポケット部2を収容しつつ、PTPフィルム6の搬送動作に従動して回転する(図7参照)。
そして、所定のポケット受け孔部57内に収容されたポケット部2が、回転ローラ20の回転に伴い、回転ローラ20の側方位置から頂上位置方向へ順次移送され、ポケット部2が回転ローラ20の最上点に達すると、錠剤5は自重によりその全体がポケット部2の天面2a側へ寄り、十分に円錐ミラー60内に収まった状態となる(図8参照)。ここで、ポケット部2の天面2a側を向く面を錠剤5の正面5aとし、当該正面5aに連接した周囲の面を側面5bとする。
また、ポケット部2が回転ローラ20の最上点に達すると、当該ポケット部2の中心がその真下位置にあるCCDカメラ22の撮像視野中央に位置する。そして、円盤体58の所定のスリットが検知センサ59に検知されることに基づき、CCDカメラ22が作動し、当該ポケット部2内の錠剤5が撮像される。
ここでは、錠剤5の正面5aから反射した光が撮像されることに加え、ポケット部2の周囲に円錐ミラー60が配置されることにより、錠剤5の側面5bから反射し、さらに円錐ミラー60の反射面62に反射してCCDカメラ22側へ変向した光も撮像されることとなる(図9参照)。
次に、外観検査装置12の電気的構成について説明する。図5に示すように、画像処理装置23は、A/D変換器27、シェーディング補正手段28、二値化手段29、画像メモリ30、第2の画像メモリ33、判定用メモリ34、CPU及び入出力インターフェース35、外観検査結果及び統計データメモリ36、カメラタイミング制御手段37などから構成される。
A/D変換器27は、CCDカメラ22で撮像した二次元イメージデータを、アナログ信号からデジタル信号に変換するものである。A/D変換されたイメージデータは、シェーディング補正テーブル38のデータに従ってシェーディング補正手段28によってシェーディング補正された後、第2の画像メモリ33に記憶される。
CCDカメラ22で撮像されたイメージデータにおいては、錠剤5の明度が非検査対象領域となる回転ローラ20の内周面の明度よりも高くなる。また、錠剤5上の異物の明度は錠剤5の明度より低くなる。
また、同時に、前記補正された明度に関するデータは、二値化手段29により閾値δ1をもって二値化された後、画像メモリ30に順次記憶されるようになっている。これにより、PTPフィルム6の二値化イメージデータが形成される。閾値δ1は、錠剤5の存在する領域(錠剤領域)内にある異物を判定するためのものである。閾値δ1としては、例えば、非検査対象領域となる回転ローラ20の内周面及び錠剤5上の異物よりも明るい値、かつ、錠剤5よりも暗い値が選択される。
CPU及び入出力インターフェース35は、各種画像処理プログラム、その他のプログラムを、判定用メモリ34の記憶内容などを使用しつつ実行するとともに、PTP包装機11に制御信号を送出し又はPTP包装機11から動作信号などの各種信号を受信するためのものである。これによって、例えば、PTP包装機11の不良シート排出機構などを制御することができるようになっている。また、CPU及び入出力インターフェース35は、モニタ24に表示データを送出する機能をも有する。かかる機能により、二値あるいは濃淡のイメージデータや外観検査結果などを、モニタ24に表示させることができるようになっている。
外観検査結果及び統計データメモリ36は、イメージデータに関する座標等のデータ、外観検査結果データ、及び、該外観検査結果データを確率統計的に処理した統計データなどを記憶するものである。これらの外観検査結果データや統計データは、CPU及び入出力インターフェース35の制御に基づき、モニタ24に表示させることができる。また、これらの外観検査結果データや統計データに基づいてCPU及び入出力インターフェース35がPTP包装機11に制御信号を送出することもできる。キーボード25は、判定用メモリ34に記憶される良否判断の基準値等の設定を入力するためのものである。
カメラタイミング制御手段37は、CCDカメラ22が撮像するイメージデータを、A/D変換器27に取り込むタイミングを制御するものである。かかるタイミングは回転ローラ20の回転軸53の基端側に設けられた検知センサ59からの信号に基づいて制御される。これにより、上述したように回転ローラ20のポケット受け孔部57が最上点に達するごとにCCDカメラ22による撮像が行われることとなる。
次に異物により外観不良品が検出される場合を例に、錠剤5の外観検査の手順について説明する。
図9(a)は、錠剤5の正面5aに異物Dxが付着し、側面5bに異物Dyが付着している状態をCCDカメラ22により撮像したイメージデータである。かかるイメージデータは、CCDカメラ22の撮像領域(検査領域)Pの中心に、錠剤5の正面5aが円形に写り、その周囲に錠剤5の側面5b(円錐ミラー60の反射面62)が円環状に映ったものとなる。また、かかるイメージデータのA−A’線上の明度は、図9(b)に示すように錠剤領域において高く、非検査対象領域及び異物領域において低くなる。
そして、このようなイメージデータが取得されると、画像処理装置23(主としてCPU)によって図10のフローチャートに示すような検査ルーチンR1が実行される。
画像処理装置23は、まずステップS1において、二値化手段29によって二値化イメージデータを形成し、該データを画像メモリ30に記憶させる(二値化処理)。図9(a),(b)に示した例においては、閾値δ1以上を1(明)、閾値δ1未満を0(暗)として、A−A’線上のデータが図9(c)に示すようなデータに変換され、イメージデータが図9(d)に示すような二値化イメージデータに変換される。
ステップS2では、画像メモリ30に記憶された二値化イメージデータに対して塊処理を実行する。塊処理としては、二値化イメージデータの0(暗)及び1(明)について各連結成分を特定する処理と、それぞれの連結成分についてラベル付けを行うラベル付け処理とがある。ここで、それぞれ特定される各連結成分の占有面積はCCDカメラ22の画素に応じたドット数で表される。
続くステップS3において、画像処理装置23は、二値化イメージデータから求めた1(明)の連結成分の中から、錠剤5に相当する連結成分(正面5a及び側面5bそれぞれに対応する連結成分)を特定する。すなわち錠剤領域を特定する。錠剤5に相当する連結成分は、所定の座標を含む連結成分、所定の形状である連結成分、或いは所定の面積であるところの連結成分等を判断することにより特定することができる。図9(a),(b)に示した例においては、異物Dxを含んだ円形領域が錠剤正面領域J1として、異物Dyを含んだ環状領域が錠剤側面領域J2として特定される〔図9(d)参照〕。
ステップS4では、画像処理装置23は、錠剤領域内の異物の面積Sxを演算する。すなわち二値化イメージデータから求めた0(暗)の連結成分のうち、ステップS3で特定した錠剤領域の座標に含まれる、あるいは連なるものを抽出し、その面積つまり異物の面積Sxを求める。従って、図9(a),(b)に示した例では、異物Dx,Dyの面積がそれぞれ算出される。
ステップS5では、異物の面積Sxを予め定められた判定基準値Pxと比較する。そして、異物の面積Sxが判定基準値Pxよりも小さい場合には、ステップS6へ移行し、非異物判定(正常判定)を行う。一方、異物の面積Sxが判定基準値Px以上の場合はステップS7へ移行し、該ステップS7において異物判定(異常判定)を行う。従って、図9(a),(b)に示した例では、異物Dx,Dyの面積がそれぞれ判定基準値Pxと比較されることで、異物Dx,Dyが異物であるか否かが判定される。
上記検査ルーチンR1の処理は、PTPフィルム6上の各錠剤5について実行され、後にPTPシート1となって裁断されたときに同一シート上に一つでも不良判定された錠剤5が含まれているときは、そのシートは不良と判断され排出される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、外観検査装置12により錠剤5の検査を行うに際し、PTPフィルム6の掛装された回転ローラ20が、そのポケット受け孔部57にポケット部2を収容しつつ、PTPフィルム6の搬送に伴い回転する。そして、所定のポケット受け孔部57に収容されたポケット部2が回転ローラ20の最上点に達すると、当該ポケット部2に収容された錠剤5が回転ローラ20内部のCCDカメラ22により撮像される。
ここで、ポケット受け孔部57の周囲に円錐ミラー60を備えることにより、錠剤5の側面5bから反射された光は錠剤5の正面5a側に位置するCCDカメラ22の方へ反射されるため、包装用フィルム3にカバーフィルム4を取着した後のPTPフィルム6において、隣接するポケット部2が妨げとなることもなく、所定のポケット部2に充填された錠剤5の側面5b全周を当該錠剤5の正面5a側からポケット部2越しに撮像することができる。従って、1回の撮像で錠剤5の正面5aと側面5b全周を同時に撮像することができる。
さらに、錠剤5を撮像するに際し、回転ローラ20のポケット受け孔部57にPTPフィルム6のポケット部2を嵌め込みつつ当該PTPフィルム6の搬送を行うことにより、PTPフィルム6の伸び縮み等に起因するPTPフィルム長手方向におけるポケット部2の間隔を修正しつつ、常時一定のピッチ及びタイミングでポケット部2(錠剤5)をCCDカメラ22の撮像視野中央へ送り込むことができる。つまり、所定の撮像タイミングにおける錠剤5とCCDカメラ22との位置ズレの発生を抑制し、一回の撮像でより確実に錠剤5の側面5b全周を均等に撮像することができる。
また、本実施形態では、ポケット部2の位置ズレを検出したり、当該位置ズレに合せてPTPフィルム6の位置又はCCDカメラ22等の位置をその都度調整する必要もないため、PTPフィルム6を高速に連続搬送しつつ正確に錠剤5の撮像を行うことができる。
結果として、PTPシート1の製造過程における錠剤5の外観検査に際し、検査精度や検査効率の飛躍的な向上を図ることができる。
加えて、CCDカメラ22等の位置調整を行う駆動機構等を備える必要もないため、
装置の構造ひいてはその制御処理の複雑化を抑制すると共に、CCDカメラ22や照明手段21を回転ローラ20の内部に配置することにより、装置の小型化・コンパクト化を図ることができる。
また、本実施形態では、錠剤5の充填されたポケット部2が回転ローラ20の最上点に達した際に、当該ポケット部2の真下位置となるようにCCDカメラ22が配置されている。このため、錠剤5が自重によりポケット部2の天面2a側へ寄ったより適切な状態で当該錠剤5を撮像することができる。結果として、例えば錠剤5がポケット部2の天面2aから離間し、カバーフィルム4側に寄ってしまい、錠剤5の側面5b奥側(裏面近傍)が撮像できない等といった不具合の発生を抑制することができる。
本実施形態における回転ローラ20はPTPフィルム6に従動して回転する構成となっている。したがって、PTPフィルム6の搬送に同期させて回転ローラ20を回転駆動させるための機構を必要としない。また、検知センサ59による検知に基づき、回転ローラ20のポケット受け孔部57が所定位置にくるタイミングで撮像を行えばよいため、撮像に係りPTPフィルム6の位置検出を行うエンコーダ等を省略することができる。結果として、装置の構造ひいてはその制御処理のさらなる簡素化を図ることができる。
また、本実施形態における円錐ミラー60の開口部61には、ポケット部2を傷つけないように面取り加工が施されている。つまり、円錐ミラー60の開口部61と反射面62との角部が鋭角状にならず、ポケット部2の側面と対向する部位が略平坦面となる。これにより、PTPフィルム6が回転ローラ20を回転させつつ搬送される際に円錐ミラー60の開口部61の角部がポケット部2の側面に傷や凹みをつける等の不具合の発生を抑制することができる。
本実施形態では、照明手段21が錠剤5に対し赤外光(又は近赤外)を照射する構成となっている。これにより、錠剤5の表面に捺印部等がある場合であっても、当該捺印部を無視することができるため、捺印部の付された領域に異物がある場合でも、かかる異物を検出可能となり、検査精度の向上を図ることができる。また、赤外光によれば、錠剤5の色に関係なく、異物よりも錠剤5自体の明度が高い画像が得られるため、錠剤5の色の違いにより照明色調を変更したり、カラーフィルタをかけたりする必要がないため、光学的な設定の簡素化を図ることができる。
以上説明した実施形態において、例えば、次のように構成の一部を適宜変更して実施することも可能である。勿論、以下において例示しない他の変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、検査対象となる錠剤5の態様例として、中心部と周縁部とで厚みが異なる素錠、いわゆるレンズ錠を例示しているが、錠剤の種類はこれに限られるものではない。例えば、正面が平坦な円盤形状の平錠、平面視非円形の三角錠や四角錠などであってもよい。
(b)上記実施形態では、明度が錠剤5の表面よりも低くなる異物を検出対象としていたが、これに代えて又は加えて、明度が錠剤5の表面よりも高くなる糖衣層の剥離欠陥等を検出する構成としてもよい。一般的な色付き糖衣錠の場合、光を照射するとその反射光が、糖衣錠表面からのものよりも、糖衣層が剥離した剥離部からのものの方が明るく映し出される。
(c)照明手段の構成は上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、回転ローラ20の軸線Z1方向に沿って延びる棒状の照明手段21が、回転ローラ20の周方向に対するCCDカメラ22の前後位置に対応して一対設けられた構成となっているが、これに限らず、例えばポケット部2(錠剤5)の周りを環状に照らすリング照明等を採用してもよい。
また、上記実施形態に係る照明手段21は、錠剤5に対し赤外光(又は近赤外)を照射する構成となっているが、これに限らず、赤外光以外の波長領域の光、例えば可視光を照射する構成としてもよい。
(d)変向手段の構成は上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、変向手段(鏡体)として、円錐ミラー60が回転ローラ20の各ポケット受け孔部57の周囲に取付けられた構成となっている。これに代えて、例えば図11に示すような環状のプリズム80を回転ローラ20の各ポケット受け孔部57の周囲に取付けた構成としてもよい。かかるプリズム80は、ガラスや石英などの透明材料により形成されている。プリズム80は、ポケット部2の側面に対向する内周壁部81と、当該内周壁部81と直角に交わり、CCDカメラ22に対向する正面壁部82と、内周壁部81及び正面壁部82に対し傾斜して交じる外周壁部83とを備え、その周方向と直交する断面形状が直角三角形となっている。かかる構成により、錠剤5の側面5bに反射した光は、内周壁部81を通ってプリズム80内に入射した後、プリズム80内部と外周壁部83との境界部に形成される反射面で反射し、正面壁部82を通って外部に出射される。従って、上記実施形態と同様に、CCDカメラ22により撮像されたイメージデータには、その中央に錠剤5の正面5aが円形に映り、その周囲に錠剤5の側面5b(プリズム80の正面壁部82)が円環状に映る。つまり、錠剤5の正面5a及び側面5bを同時に撮像することができる。
また、回転ローラ20側ではなく、CCDカメラ22側に変向手段としての凸レンズ等を設けた構成としてもよし、回転ローラ20の内周面側において各ポケット受け孔部57の周囲に直接、テーパ凹状の反射面を形成し、それを変向手段(鏡体)とした構成としてもよい。
尚、上記実施形態等では錠剤5の正面5aと側面5bを同時に撮像可能な構成となっているが、錠剤5の正面5aに関しては、従来の検査装置により検査可能であるため、本願の外観検査装置12(回転ローラ20)においては、少なくとも錠剤5の側面5bだけが検査可能となっていればよい。
(e)回転体の構成は上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、回転ローラ20がPTPフィルム6に従動して回転する構成となっているが、これに限らず、駆動モータ等の駆動手段により、回転ローラ20がPTPフィルム6の搬送動作に同期して回転する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、特に言及していないが、回転ローラ20の外周面に滑り止めとなるゴム層等を形成して、回転ローラ20の外周面とPTPフィルム6の一般面との摩擦抵抗を大きくすることにより、PTPフィルム6搬送時におけるポケット部2にかかる負荷を軽減する構成としてもよい。
また、回転ローラ20からのPTPフィルム6の浮き上がりを防止するため、回転ローラ20に対しPTPフィルム6を付勢する押えローラ等を設けた構成としてもよい。
また、上記実施形態では、PTPフィルム6がほぼ直角に折れ曲がるように回転ローラ20に掛装され、PTPフィルム6の長手方向における3〜4個のポケット部2が同時にポケット受け孔部57に収容される構成となっているが、これに限らず、少なくともPTPフィルム6の長手方向における2以上のポケット部2が同時にポケット受け孔部57に収容される構成とすれば、上記実施形態と同様の作用効果が奏される。
(f)撮像手段の構成は上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、回転ローラ20の最上点に達したポケット部2に充填された錠剤5を撮像可能なように、CCDカメラ22はその撮像方向が真上を向くように設置されているが、CCDカメラ22の向きは、これに限定されず、例えば斜め上方を向くように設置された構成としてもよい。
また、上記実施形態では、回転ローラ20の軸線Z1方向に沿って複数台のCCDカメラ22が真っすぐに並んで設置されているが、これに限らず、各CCDカメラ22の間隔が比較的狭い場合等においては、例えば回転ローラ20の周方向に対しCCDカメラ22を1つおきに前後にずらし、複数台のCCDカメラ22がジグザグ状に配置された構成としてもよい。さらに、回転ローラ20の軸線Z1方向における各ポケット受け孔部57に対応して、複数台のCCDカメラ22を配置することが困難な場合等においては、例えば回転ローラ20を複数台用意し、PTPフィルム6の幅方向におけるポケット部2の各列ごとに、異なる回転ローラ20で撮像を行う構成としてもよい。
(g)錠剤5の外観検査の手順は上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、二値化処理を行い、当該二値化イメージデータを基に錠剤領域を特定する構成となっているが、これに限らず、例えば二値化処理を行わず、濃淡イメージデータを基に所定の閾値以上の明度領域を検出し、該明度領域から錠剤領域を特定し、当該錠剤領域内の所定の閾値未満の明度領域の面積について、異物判定を行う構成としてもよい。
また、上記実施形態では、異物Dx,Dyの面積Sxが予め定められた判定基準値Px以上か否かを判定することにより異物判定を行っているが、これに限らず、例えば異物Dx,Dyの周囲長が許容範囲内か否かを基に判定を行う構成としてもよい。
また、錠剤正面領域J1と錠剤側面領域J2とによって判定基準値Pxが異なる構成としてもよい。
(h)回転ローラ20、照明手段21及びCCDカメラ22を2組以上設け、それぞれが異なる錠剤5を検査することにより全錠剤5を検査する構成としてもよい。具体的には、例えば円錐ミラー60を千鳥状に配置し、残りはポケット部2が収容されるべく単なる孔又は凹みとした回転ローラからなる検査装置を2組設け、それぞれが異なる錠剤5を検査する構成とすることにより、全錠剤5を検査することが考えられる。この場合は、円錐ミラー60が縦方向横方向では隣り合わないので錠剤5の間隔が狭い場合においても十分なサイズの円錐ミラー60を設けることが可能となる。
1…PTPシート、2…ポケット部、2a…天面、3…包装用フィルム、4…カバーフィルム、5…錠剤、5a…正面、5b…側面、6…PTPフィルム、11…PTP包装機、12…外観検査装置、20…回転ローラ、21…照明手段、22…CCDカメラ、23…画像処理装置、57…ポケット受け孔部、60…円錐ミラー、62…反射面、Dx,Dy…異物、J1…錠剤正面領域、J2…錠剤側面領域。

Claims (5)

  1. PTPシートを製造するにあたり、光透過性を有する帯状の包装用フィルムに形成されたポケット部に錠剤が収容され、当該ポケット部を塞ぐように前記包装用フィルムに対し帯状のカバーフィルムが取着された後の帯状のPTPフィルムにおいて前記錠剤の検査を行う錠剤検査装置であって、
    前記PTPフィルムのポケット部に対応したポケット受け孔部を有し、当該ポケット受け孔部に前記ポケット部を嵌め込みつつ、前記PTPフィルムの搬送に伴い回転可能に設けられた筒状の回転体と、
    前記回転体の所定回転位置にくる前記ポケット受け孔部に対応するように前記回転体の内部に配置され、当該ポケット受け孔部を介して前記回転体の内部に露出した前記ポケット部に収容された錠剤に対し当該ポケット部越しに光を照射可能な照明手段と、
    前記所定回転位置にくる前記ポケット受け孔部に対向するように前記回転体の内部に配置され、前記光の照射された錠剤からの反射光を撮像可能な撮像手段と、
    前記錠剤の側面全周から反射された光を受けて前記撮像手段へ向け出射する変向手段と、
    前記撮像手段から出力される画像信号を処理する画像処理装置とを備え、
    少なくとも前記錠剤の側面の外観異常を検査可能としたことを特徴とする錠剤検査装置。
  2. 前記変向手段は、前記ポケット受け孔部の周囲に設けられた環状の鏡体又はプリズムであることを特徴とする請求項1に記載の錠剤検査装置。
  3. 前記撮像手段は、その撮像方向が真上を向くように設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の錠剤検査装置。
  4. 前記回転体は、前記PTPフィルムに従動して回転することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の錠剤検査装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の錠剤検査装置を備えたことを特徴とするPTP包装機。
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