JP2012148605A - ステアリング装置の支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ステアリング装置の支持構造は、ブラケット30に対するラックハウジングHの軸方向への移動を規制しつつ、ラックハウジングHの軸方向に作用する荷重が許容範囲を越えるとラックハウジングHの軸方向への移動を許容する押圧ピン34及び皿バネ35を備える。また、ステアリング装置の支持構造は、ラックハウジングHを軸方向へ移動させるエネルギーを吸収するエネルギー吸収部材を備える。
【選択図】図2
Description
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のステアリング装置の支持構造において、前記移動規制機構は、前記ブラケットと前記ラックハウジングとの間に配置され、前記ラックハウジングの外面に当接する押圧部材と、該押圧部材を前記ラックハウジングに向けて付勢する付勢部材とからなることを要旨とする。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。
図1に示すように、ステアリング装置11において、車両側支持体としての車両メンバM上にはラックハウジングHが配置されている。このラックハウジングHの中心軸Lの延びる方向をラックハウジングHの軸方向とすると、このラックハウジングHには、ラック軸12がラックハウジングHの軸方向に往復動自在に収容されている。ラック軸12の両端にはラックエンド13を介してタイロッド14が連結されている。ラックハウジングHの両端側には、蛇腹状に形成された樹脂製のブーツ16が固定されるとともに、このブーツ16により、ラック軸12とタイロッド14との接続部が包囲されている。そして、タイロッド14の先端は、転舵輪を支承するナックル(ともに図示略)に連結されている。
さて、転舵輪が縁石等に乗り上げる等して、転舵輪からラック軸12に過大な逆入力が印加されると、ラックエンド13が当接面Haに衝突する。この衝突により、ラックハウジングHに過大な荷重が作用し、その荷重が許容範囲の上限値を越えると、その荷重は押圧ピン34の押し付け荷重を越えることになり、ラックハウジングHがブラケット30に対し軸方向へ移動する。また、ラックエンド13がラックハウジングHの当接面Haに衝突した際に発生するエネルギーは、ラックハウジングHの移動に伴い一方のエネルギー吸収部材43が押し潰され、他方のエネルギー吸収部材43が広げられるように変形することでエネルギー吸収部材43に吸収される。また、エネルギー吸収部材43の変形が止まり、そのエネルギー吸収部材43を介して規制部Hcが挟着部31の側端面31aに当接すると、ラックハウジングHのそれ以上の移動が規制される。
(1)ラックハウジングHをブラケット30で車両メンバMに支持したステアリング装置11の支持構造において、移動規制機構(押圧ピン34及び皿バネ35)によりラックハウジングHの軸方向への移動を規制しつつ、ラックハウジングHに作用する荷重が許容範囲を越えるとラックハウジングHの軸方向への移動を許容する構成とした。このため、過大な逆入力の印加によりラック軸12(ラックエンド13)がラックハウジングHに衝突しても、ラックハウジングHを軸方向へ移動させることで、ラックハウジングHが受ける荷重を緩和することができる。
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図4にしたがって説明する。なお、以下の説明において、第1の実施形態と同一構成について同一符号を付すなどし、その重複する説明を省略又は簡略する。
(7)エネルギー吸収機構としてゴム、バネ等よりなる弾性体50を採用した。このため、より安価な構成でエネルギーを吸収することができる。
○ 図5に示すように、エネルギー吸収機構を、ブラケット取付部Hbの外面において、ラックハウジングHの両規制部Hc側に立設された複数のリブHdに変更してもよい。このリブHdは、ブラケット取付部Hbの周方向に沿って等間隔おきに形成されている。各リブHdは、ラックハウジングHの軸方向に沿った両端面のうち一端面が規制部Hcに当接し、他端面が挟着部31の側端面31aに当接している。そして、ラックハウジングHに軸方向への過大な荷重が作用した際は、ラックハウジングHの軸方向への移動に伴いリブHdがブラケット30(挟着部31)及び規制部Hcに押し付けられ、この押し付けによりリブHdが磨耗することでエネルギーを吸収することができる。
○ 各実施形態では、本発明をコラムアシスト型のEPSとして構成されたステアリング装置に具体化した。しかし、これに限らず、例えば所謂ラックアシスト型等、コラムアシスト以外のEPSや油圧式のパワーステアリング装置、或いはノンアシスト型のステアリング装置に適用してもよい。
Claims (5)
- ラック軸を往復動可能に支持するラックハウジングが車両側支持体上に配置されるとともに、前記ラックハウジングの一部を包囲するブラケットを前記車両側支持体に固定することにより、前記ラックハウジングが前記車両側支持体に支持されてなるステアリング装置の支持構造において、
前記ブラケットに対する前記ラックハウジングの軸方向への移動を規制しつつ、前記ラックハウジングの軸方向に作用する荷重が許容範囲を越えると前記ラックハウジングの軸方向への移動を許容する移動規制機構を備えるとともに、
前記ラックハウジングを軸方向へ移動させるエネルギーを吸収するエネルギー吸収機構を備えることを特徴とするステアリング装置の支持構造。 - 前記ラックハウジングの軸方向に沿った前記ブラケットの両側には、前記ラックハウジングの軸方向への移動を規制する規制部が、前記ブラケットから離間した位置に設けられている請求項1に記載のステアリング装置の支持構造。
- 前記エネルギー吸収機構は、前記ブラケットと前記規制部との間に配置されたエネルギー吸収部材が前記ラックハウジングの移動により変形して前記エネルギーを吸収する請求項2に記載のステアリング装置の支持構造。
- 前記移動規制機構は、前記ブラケットと前記ラックハウジングとの間に配置され、前記ラックハウジングの外面に当接する押圧部材と、該押圧部材を前記ラックハウジングに向けて付勢する付勢部材とからなる請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のステアリング装置の支持構造。
- 前記ステアリング装置は、ウォームギアとホイールギアとを噛合してなる減速機構によりモータの回転を減速してステリングシャフトに伝達してステアリング操作を補助するように構成された電動パワーステアリング装置である請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のステアリング装置の支持構造。
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| JPH08133103A (ja) * | 1994-11-09 | 1996-05-28 | Toyota Motor Corp | ステアリングギヤボックス支持装置 |
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| JP5664257B2 (ja) | 2015-02-04 |
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