JP2012151996A - コイルセグメント環状配列方法、コイルセグメント環状配列装置、及びステータ - Google Patents

コイルセグメント環状配列方法、コイルセグメント環状配列装置、及びステータ Download PDF

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Abstract

【課題】エンドコイルのコイルセグメントの相間に絶縁紙を自動的に挿入可能なコイルセグメント環状配列方法、装置を提供すること。
【解決手段】略U字状に成形され、一対の脚部10a,10bと脚部10a,10b同士を連結する連結部10cとを有する複数のコイルセグメント10を順次案内して、重ね合わせつつ環状に配列する工程(手段)を有するコイルセグメント環状配列方法(装置)において、環状に配列する工程(環状配列治具17)において、コイルセグメント10の一対の脚部10a,10bの間であって、連結部10cに対応する箇所に絶縁紙7を挿入すること、を特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、略U字状に成形され、一対の脚部と該脚部同士を連結する連結部とを有する複数のコイルセグメントを順次案内して、重ね合わせつつ環状に配列する工程を有するコイルセグメント環状配列方法、及び装置に関する。
略U字状に成形され、一対の脚部と該脚部同士を連結する連結部とを有する複数のコイルセグメントを重ね合わせて環状にすることにより、コイル籠を形成し、そのコイル籠にステータコアを組み付けることにより製造されるステータコアが利用されている。
特許文献1には、上記コイル籠を製造する技術として、略U字状に成形され、一対の脚部と該脚部同士を連結する連結部とを有する複数のコイルセグメントを順次案内して、重ね合わせつつ環状に配列する工程を有するコイルセグメント環状配列方法、及び装置が記載されている。
一方、ステータコアに組み込まれたコイルセグメントのコイルエンド部に対して、U,V,W各相間の絶縁性を確保するために、絶縁相間紙を装着する必要があり、特許文献1には、具体的な記載がないが、コイルセグメントをステータコアに組み込んだ後で、手作業により、絶縁紙をコイルエンド部のコイルセグメントの間に挿入していた。
特開2003-324911号公報
しかしながら、例えば、48スロットを備えるステータコアの場合には、各スロットの箇所において、コイルセグメントの間に絶縁紙を挿入することは、多くの時間と人手を必要とし、コストアップの原因となり、問題であった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、エンドコイルのコイルセグメントの相間に絶縁紙を自動的に挿入可能なコイルセグメント環状配列方法、装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のコイルセグメント環状配列方法、ステータ、コイルセグメント環状配列装置は、次のような構成を有している。
(1)第1脚部、第2脚部、第1脚部と第2脚部を連結する連結部、連結部に形成された凸部を有する複数のコイルセグメントを順次案内して、重ね合わせつつ環状に配列する工程を有するコイルセグメント環状配列方法において、前記環状に配列する工程において、前記コイルセグメントの凸部の内側(第1脚部と第2脚部の間)に絶縁紙を挿入すること、を特徴とする。
(2)(1)に記載するコイルセグメント環状配列方法において、前記コイルセグメントが、前記連結部で案内ガイドにより保持されつつ案内されること、案内された前記コイルセグメントの前記第2脚部が、回転する環状ガイドにより保持され、環状に配列されること、前記案内ガイドが、前記絶縁紙を保持し、前記案内ガイドの終端では、前記絶縁紙が前記コイルセグメントを保持すること、を特徴とする。
(3)(1)または(2)のコイルセグメント環状配列方法により製造される環状コイルセグメントを有するステータコアであって、前記コイルセグメントの前記凸部の内側(第1脚部と第2脚部の間)に、前記絶縁紙が装着されていること、を特徴とする。
(4)第1脚部、第2脚部、前記第1脚部と前記第2脚部を連結する連結部、前記連結部に形成された凸部を有する複数のコイルセグメントを順次案内して、重ね合わせつつ環状に配列するコイルセグメント環状配列装置において、前記環状に配列するときに、前記コイルセグメントの前記凸部の内側(第1脚部と第2脚部の間)に絶縁紙を挿入する絶縁紙挿入手段を有すること、を特徴とする。
(5)(4)に記載するコイルセグメント環状配列装置において、前記コイルセグメントが、前記連結部で案内ガイドにより保持されつつ案内されること、案内された前記コイルセグメントの前記第2脚部が、回転する環状ガイドにより保持され、環状に配列されること、前記案内ガイドが、前記絶縁紙を保持し、前記案内ガイドの終端では、前記絶縁紙が前記コイルセグメントを保持すること、を特徴とする。
上記構成を有する本発明のコイルセグメント環状配列方法、ステータ、コイルセグメント環状配列装置は、次のような作用、効果を奏する。
(1)第1脚部、第2脚部、前記第1脚部と前記第2脚部を連結する連結部、前記連結部に形成された凸部を有する複数のコイルセグメントを順次案内して、重ね合わせつつ環状に配列する工程を有するコイルセグメント環状配列方法において、前記環状に配列する工程において、前記コイルセグメントの前記凸部に絶縁紙を挿入すること、を特徴とするので、コイルセグメントを環状配列させるときに、同時にコイルセグメントの凸部の内側(第1脚部と第2脚部の間)に絶縁紙を自動的に挿入できるため、後工程において人手で絶縁紙を挿入する必要がなくなり、工程数を減らして、コストダウンすることができる。
また、コイルエンド部に的確に相間絶縁紙を装着できるため、従来より、コイルセグメントの外表面のエナメル層を薄くすることができ、スロット内におけるコイルセグメントの占積率を向上させることができる。
(2)(1)に記載するコイルセグメント環状配列方法において、前記コイルセグメントが、前記連結部で案内ガイドにより保持されつつ案内されること、案内された前記コイルセグメントの前記第2脚部が、回転する環状ガイドにより保持され、環状に配列されること、前記案内ガイドが、前記絶縁紙を保持し、前記案内ガイドの終端では、前記絶縁紙が前記コイルセグメントを保持すること、を特徴とするので、従来から存在する案内ガイドと、絶縁紙自体の強度を利用することのみで済むため、コイルセグメント環状配列工程において、費用のかかる装置を必要とせず、簡単な設備により、コイルセグメントの凸部の内側に確実に絶縁紙を挿入することができる。
(3)(1)または(2)のコイルセグメント環状配列方法により製造される環状コイルセグメントを有するステータであって、前記コイルセグメントの前記凸部に、前記絶縁紙が装着されていること、を特徴とする。従来、コイルセグメントは、環状に重ね合わされているため、コイルエンド部において、隙間がほとんど存在せず、後工程において、コイルセグメントの凸部の内側に絶縁紙を挿入することは困難であり、実際には、一対の脚部の外側に絶縁紙を挿入していたに過ぎない。しかし、それでは、相間の絶縁が不十分な問題が生じていたが、本発明のステータによれば、コイルセグメントの凸部の内側(第1脚部と第2脚部の間)に確実に絶縁紙を挿入できるため、絶縁性能を確実かつ安定したものとすることができる。
コイルセグメント10が実装されたコイルセグメント環状配列装置1の平面図である。 コイルセグメント環状配列装置1の平面図である。 図1の右側面図である。 図1の下方から見た底面図である。 コイルセグメント10の外観図である。 台形ネジ11,12の駆動手段を示す拡大図である。 直線案内ガイド13から曲線案内ガイド14に変わる箇所の部分拡大図である。 曲線案内ガイド14の終端部付近の拡大斜視図である。 コイル籠42の外観図である。 ステータ44の外観図である。
次に、本発明に係るコイルセグメント環状配列方法、ステータコア、コイルセグメント環状配列装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2に、コイルセグメント環状配列装置1の平面図を示す。図1は、コイルセグメント10が実装された工程図であり、図2は、コイルセグメント10が実装されていない装置のみの図である。
コイルセグメント環状配列装置1が組み立てるステータコアは、48個のスロットを備え、48個のコイルセグメントを環状に配列させるものである。
図5に、コイルセグメント10の外観図を示す。コイルセグメント10は、図5に示すように、第1脚部10a,第2脚部10bと、第1脚部10a,第2脚部10bを連結する連結部10cと、連結部10cの中央部に形成された凸部10dを備えている。第1脚部10a,第2脚部10bは、ステータコアのスロット内に装着される部分であり、連結部10cは、ステータコアの外側と突出してコイルエンド部を形成する。
48個のスロット内に、第1脚部10a,第2脚部10bは、10個重ねて挿入される。コイルセグメント環状配列装置1は、48本のコイルセグメント10を重ね合わせて環状に配列するものであり、環状に配列された径寸法の異なる2本組のコイルセグメント10を4組製造する。また、最内周用と最外周用に、24本のコイルセグメント10を重ね合わせて環状に配列したものを2組製造する。
そして、それらを組み合わせることにより、コイル籠が完成する。その工程については、後で詳細に説明する。
コイルセグメント環状配列装置1は、図2に示すように、一対の台形ネジ11,12が平行に回転可能に保持され配置されている。台形ネジ11は、右ネジであり、台形ネジ12は、左ネジである。台形ネジ11,12の中間には、直線案内ガイド13が設けられている。直線案内ガイドの上端面には、長尺状の絶縁紙7が装着される装着溝8が形成されている。
本実施例で使用する絶縁紙7は、樹脂製であり、厚み0.3mm、幅16mmの帯状の形状である。
台形ネジ11,12のねじ部の凹部11a,12aは、コイルセグメント10の脚部10a,10bが挿入される大きさである。一対の台形ネジ11,12には、48個のコイルセグメント10を置くことができる。
図6に、台形ネジ11,12の駆動手段を示す。図6では、モータ20を省略して記載している。
図6に示すように、台形ネジ11,12の一端には、各々歯車31,32が固設されている。歯車31,32は、駆動歯車30と噛み合わされている。駆動歯車30には、モータ20が連結されている。モータ20は、ブラケット26により、ベースプレート9に固設されている。
駆動歯車30が回転すると、歯車31,32は等速で同じ方向に回転し、凹部11a,12aに保持されたコイルセグメント10は、同じスピードで、直線案内ガイド13に沿ってそのまま直線方向に移動する。
一対の台形ネジ11,12の先端付近には、環状配列治具17が、回転円板16の外周部に付設されている。環状配列治具17には、48個の凹部17aが形成されている。凹部17aは、コイルセグメント10の第1脚部10a,第2脚部10bが挿入される大きさである。
直線案内ガイド13の先端には、らせん形状の曲線案内ガイド14が連結して付設されている。曲線案内ガイド14の上端面には、絶縁紙を装着するための装着溝15が形成されている。装着溝15は、装着溝8と連結しており、絶縁紙7が連続して装着されている。
曲線案内ガイド14の形状は、直線案内ガイド13、一対の台形ネジ11,12により保持され移動されてくるコイルセグメント10の第2脚部10bが、環状配列治具17の凹部17aに、スムーズに乗り移ることができるように、徐々に曲率を小さくしている。
図4に図1のコイルセグメント環状配列装置1を図の下方から見た側面図を示す。図3に、図1の右側面図を示す。
モータ20には、プーリ歯車21が付設されており、図4に示すように、プーリ歯車21は、プーリ23により、プーリ歯車22に連結されている。図3に示すように、プーリ23は、駆動軸24に連結されている。駆動軸24には、ウォーム歯車が形成されており、回転円板の回転中心軸に付設された歯車25と噛み合わされている。これにより、一対の台形ネジ11,12と、環状配列治具17とは、同期して駆動される。
図2に示すように、環状配列治具17の外周に、2つの従動ローラ18,19が当接されている。従動ローラ18は、バネ装置40により、環状配列治具17に対して、所定の押圧力で当接している。また、従動ローラ19は、バネ装置41により、環状配列治具17に対して、所定の押圧力で当接している。従動ローラ18、従動ローラ19は、絶縁紙7、環状に重ね合わされたコイルセグメント10を外周から押えるものである。
図7に、直線案内ガイド13から曲線案内ガイド14に変わる箇所の部分拡大図を示す。
図7に示すように、直線案内ガイド13に支持された絶縁紙7、台形ネジ11,12により第1脚部10a,第2脚部10bが保持された状態で直線的に移動されてきたコイルセグメント10は、環状配列治具17の凹部17aにより、第2脚部10bが保持されつつ、曲線案内ガイド14により、図中時計回りの方向に回転される。
すなわち、コイルセグメント10は、第2脚部10bが環状配列治具17により、その外周に沿って反時計回りに移動される。それと同時に、コイルセグメント10の凸部10dは、曲線案内ガイド14によりガイドされ、環状配列治具17の外周に沿って距離を縮めながら移動する。
これにより、コイルセグメント10は、図中時計回りに回転して、互いに重ね合わされて環状に形成される。
図8に、曲線案内ガイド14の終端部付近の拡大斜視図を示す。コイルセグメント10を環状に配列するためには、曲線案内ガイド14が邪魔となるため、どこかで曲線案内ガイド14を終了する必要がある。一方、コイルセグメント10の凸部10dは、曲線案内ガイド14により保持されている絶縁紙7により保持されている。そのため、曲線案内ガイド14の終端以降において、曲線案内ガイド以外の他の保持手段を必要とする。
本実施例では、図8に示すように、絶縁紙7の一方は、曲線案内ガイド14の装着溝15により保持されている。そして、絶縁紙7の他方は、従動ローラ18により保持されている。絶縁紙7は、このように保持されているため、複数個のコイルセグメント10の凸部10dを保持可能である。
次に、コイルセグメント環状配列装置1の作用について説明する。
始めに、図2の状態で、絶縁紙7をセットする。すなわち、直線案内ガイド13の装着溝8、曲線案内ガイド14の装着溝15に絶縁紙7を装着し、絶縁紙7の先端を、環状配列治具17と従動ローラ18,19の間に挟みこませて保持させる。
次に、コイルセグメント10の第1脚部10aを、台形ネジ11の凹部11aに装着し、脚部10bを、台形ネジ12の凹部12aに装着する。コイルセグメント10の凸部10dは、直線案内ガイド13の装着溝8により支持された絶縁紙7により保持されている。
48個のコイルセグメント10をセットした後、モータ20を駆動する。モータ20が駆動すると、一対の台形ネジ11,12と、環状配列治具17が同期して回転を開始する。一対の台形ネジ11,12は、同じ方向に回転するが、右ネジと左ネジであるため、ネジ部の動きは対称的になっている。
コイルセグメント10は、右ネジである台形ネジ11と,左ネジである台形ネジ12により、そのままの状態で環状配列治具17に送り込まれる。
そして、図7に示すように、直線案内ガイド13に支持された絶縁紙7、台形ネジ11,12により第1脚部10a,第2脚部10bが保持された状態で直線的に移動されてきたコイルセグメント10は、環状配列治具17の凹部17aにより、第2脚部10bが保持されつつ、曲線案内ガイド14により、図中時計回りの方向に回転される。
すなわち、コイルセグメント10は、第2脚部10bが環状配列治具17により、その外周に沿って反時計回りに移動される。それと同時に、コイルセグメント10の凸部10dは、曲線案内ガイド14によりガイドされ、環状配列治具17の外周に沿って距離を縮めながら移動する。
これにより、コイルセグメント10は、図中時計回りに回転して、互いに重ね合わされて環状に形成される。
次に、先頭のコイルセグメント10が、曲線案内ガイド14の終端部に来ると、一方が曲線案内ガイド14の装着溝15により保持され、他方が従動ローラ18により保持されている絶縁紙7により、凸部10dが保持されるので、コイルセグメント10は、さらに重ね合わされて環状に配列される。このとき、絶縁紙7は、コイルセグメント10の重ね合わされた部分に挟持され、従動ローラ18,19により押圧されて、コイルセグメント10と共に回転する。
このようにして、順次、48個のコイルセグメント10が、環状に配列され、1組の環状コイルが製造される。
このとき、絶縁紙7は、コイルセグメント10の凸部10dに確実に装着されている。
本実施例では、環状配列治具17の外形の異なる装置を6台用意している。外径寸法の異なる環状配列治具17を用いて、上記作用により4組のコイルセグメント10が環状に配列された環状組物を製造する。それらの径が異なっているのは、順次内周(または外周)に組み付けるためである。
また、最外周用の24本のコイルセグメント10を環状に配列した環状組物と、最内周用の24本のコイルセグメント10を環状に配列した環状組物とを製造する。
次に、最内周の環状組物の外周に、4組の環状組物のうち、内径の最小のものを組み付ける。このとき、両者の間で、コイルエンド部を構成する連結部10cに相当位置に絶縁紙を装着する。この絶縁紙は、環状帯状のものを巻きつけるだけなので、組付は容易である。
このようにして、順次組み付けることにより、図9に示すコイル籠42が完成する。
そして、コイル籠42をステータコア43に挿入することにより、図10に示すステータ44が製造される。ステータ44を完成させるには、図10のものに、バスバーによる配線、樹脂モールド成形等の工程を必要とするが、それらは、周知技術なので説明を省略する。
以上詳細に説明したように、本実施例のコイルセグメント環状配列方法、またはコイルセグメント環状配列装置1によれば、第1脚部10a,第2脚部10bと、脚部10a,10b同士を連結する連結部10cと、連結部10cに形成された凸部10dを有する複数のコイルセグメント10を順次案内して、重ね合わせつつ環状に配列する工程(手段)を有するコイルセグメント環状配列方法(装置)において、環状に配列する工程(環状配列治具17)において、コイルセグメント10の凸部の内側に絶縁紙7を挿入すること、を特徴とするので、コイルセグメント10を環状配列させるときに、同時にコイルセグメント10の一対の脚部の間に絶縁紙7を自動的に挿入できるため、後工程において人手で絶縁紙7を挿入する必要がなくなり、工程数を減らして、コストダウンすることができる。
また、コイルエンド部に的確に相間絶縁紙を装着できるため、従来より、コイルセグメント10の外表面のエナメル層を薄くすることができ、スロット内におけるコイルセグメント10の占積率を向上させることができる。
さらに、コイルセグメント10が、連結部10cで直線案内ガイド13の装着溝8に装着された絶縁紙7により保持されつつ案内されること、案内されたコイルセグメント10の脚部10a,10bの一方である第2脚部10bが、回転する曲線案内ガイド14の装着溝15に装着された絶縁紙7により保持され、環状に配列されること、曲線案内ガイド14が、絶縁紙7を保持し、曲線案内ガイド14の終端では、絶縁紙7のみが前記コイルセグメントを保持すること、を特徴とするので、従来から存在する案内ガイドと、絶縁紙7自体の強度を利用することのみで済むため、コイルセグメント環状配列工程において、費用のかかる装置を必要とせず、簡単な設備により、コイルセグメント10の凸部10dの内側に確実に絶縁紙を挿入することができる。
また、上記コイルセグメント環状配列方法により製造される環状コイルセグメントを有するステータ44であって、コイルエンドの凸部10dに、絶縁紙7が装着されていること、を特徴とする。従来、コイルセグメント10は、環状に重ね合わされているため、コイルエンド部(連結部10c)において、隙間がほとんど存在せず、後工程において、コイルセグメント10の凸部10dに絶縁紙7を挿入することは困難であり、実際には、凸部10dの外側に絶縁紙7を挿入していたに過ぎない。しかし、それでは、相間の絶縁が不十分な問題が生じていたが、本実施例のステータによれば、コイルセグメント10の凸部10dの内側に確実に絶縁紙を挿入できるため、絶縁性能を確実かつ安定したものとすることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
例えば、本実施例のコイルセグメント環状配列方法では、直線案内ガイド13、曲線案内ガイド14においても、絶縁紙7により、コイルセグメント10を保持しているが、直線案内ガイド13、曲線案内ガイド14で直接コイルセグメント10を保持しても良い。ただし、曲線案内ガイド14の終端以降においては、絶縁紙7で保持する必要がある。
また、本実施例では、直線案内ガイド13に装着溝8を設けているが、外部から絶縁紙7を直接曲線案内ガイド14に供給しても良い。
7 絶縁紙
8 装着溝
10 コイルセグメント
10a,10b 脚部
10c 連結部
10d 凸部
11,12 台形ネジ
11a,12a 凹部
13 直線案内ガイド
14 曲線案内ガイド
15 装着溝
17 環状配列治具
18,19 従動ローラ

Claims (5)

  1. 第1脚部、第2脚部、前記第1脚部と前記第2脚部を連結する連結部、前記連結部に形成された凸部を有する複数のコイルセグメントを順次案内して、重ね合わせつつ環状に配列する工程を有するコイルセグメント環状配列方法において、
    前記環状に配列する工程において、前記コイルセグメントの前記凸部の内側に絶縁紙を挿入すること、
    を特徴とするコイルセグメント環状配列方法。
  2. 請求項1に記載するコイルセグメント環状配列方法において、
    前記コイルセグメントが、前記連結部で案内ガイドにより保持されつつ案内されること、
    案内された前記コイルセグメントの前記第2脚部が、回転する環状ガイドにより保持され、環状に配列されること、
    前記案内ガイドが、前記絶縁紙を保持し、前記案内ガイドの終端では、前記絶縁紙が前記コイルセグメントを保持すること、
    を特徴とするコイルセグメント環状配列方法。
  3. 請求項1または請求項2のコイルセグメント環状配列方法により製造される環状コイルセグメントを有するステータであって、
    前記コイルセグメントの前記凸部の内側に、前記絶縁紙が装着されていること、
    を特徴とするステータ。
  4. 第1脚部、第2脚部、前記第1脚部と前記第2脚部を連結する連結部、前記連結部に形成された凸部を有する複数のコイルセグメントを順次案内して、重ね合わせつつ環状に配列するコイルセグメント環状配列装置において、
    前記環状に配列するときに、前記コイルセグメントの前記凸部の内側に絶縁紙を挿入する絶縁紙挿入手段を有すること、
    を特徴とするコイルセグメント環状配列装置。
  5. 請求項4に記載するコイルセグメント環状配列装置において、
    前記コイルセグメントが、前記連結部で案内ガイドにより保持されつつ案内されること、
    案内された前記コイルセグメントの前記第2脚部が、回転する環状ガイドにより保持され、環状に配列されること、
    前記案内ガイドが、前記絶縁紙を保持し、前記案内ガイドの終端では、前記絶縁紙が前記コイルセグメントを保持すること、
    を特徴とするコイルセグメント環状配列装置。
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