JP2012164502A - リレーモジュールおよびそれを用いた電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電力遮断を確実に行うことでアーク放電の発生をなくし、開閉器の小型化が行えるリレーモジュールおよびそれを用いた電源装置を提供する。
【解決手段】電源装置は、電源と、インバータと、コンデンサと、電源とインバータとを電気的に接続あるいは遮断するリレーモジュール1とを備えている。リレーモジュール1は、開閉手段10と双方向スイッチ20とこれらを制御する制御手段4とを備え、開閉手段10と双方向スイッチ20とは直列接続されている。リレーモジュール1は電源とインバータとの間に介設されており、電源からインバータに直流電力を供給する際には、制御手段4は双方向スイッチ20をオフとしてから開閉手段10を閉じ、その後双方向スイッチ20をソフトスタートする。また、電源からインバータへの直流電力の供給を遮断する場合は、制御手段4は双方向スイッチ20をオフとしてから開閉手段10を開く。
【選択図】図2
【解決手段】電源装置は、電源と、インバータと、コンデンサと、電源とインバータとを電気的に接続あるいは遮断するリレーモジュール1とを備えている。リレーモジュール1は、開閉手段10と双方向スイッチ20とこれらを制御する制御手段4とを備え、開閉手段10と双方向スイッチ20とは直列接続されている。リレーモジュール1は電源とインバータとの間に介設されており、電源からインバータに直流電力を供給する際には、制御手段4は双方向スイッチ20をオフとしてから開閉手段10を閉じ、その後双方向スイッチ20をソフトスタートする。また、電源からインバータへの直流電力の供給を遮断する場合は、制御手段4は双方向スイッチ20をオフとしてから開閉手段10を開く。
【選択図】図2
Description
本発明は、リレーモジュールおよびそれを用いた電源装置に係わり、より詳細には、小型化を行いつつ確実な電力遮断が行えるリレーモジュールおよびそれを用いた電源装置に関する。
従来、モータ等の負荷に駆動電力を供給する電源装置においては、電源装置に備えられたスイッチを閉じて負荷への電力供給を開始した際に瞬時に流れる大きな電流(突入電流)によるコンデンサやスイッチの接点の破損を防ぐ様々な手段が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の電源装置には、第1開閉器と、第2開閉器と、パワーサーミスタとが備えられている。電源供給手段の一端に第1開閉器の一端が接続され、負荷の一端にパワーサーミスタの一端が接続される。また、第1開閉器の他端とパワーサーミスタの他端とが接続される。そして、パワーサーミスタに第2開閉器が並列接続される。
負荷に駆動電力を供給するために第1開閉器が閉じられると、その瞬間に大きな突入電流が流れようとするが、この時はパワーサーミスタの温度が低く抵抗値が大きいため、大きな突入電流が流れない。従って、大きな突入電流によって第1開閉器や負荷が損傷することを防止できる。また、第1開閉器を閉じた後所定時間、例えば、パワーサーミスタの働きにより突入電流が十分小さくなるのに必要な時間が経過すれば、第2開閉器を閉じパワーサーミスタを短絡することによりパワーサーミスタでの損失をなくすことができる。
一般に、開閉器の両端に大きな電圧が加わった場合は、開閉器が開いた状態であるときに接点間でアーク放電が起こる虞があり、特に電源装置が直流電源に接続されている場合は、開閉器の両端に大きな電圧が継続的に加わるためアーク放電が起こりやすい。アーク放電が発生すると開閉器が損傷する虞があるので、アーク放電が発生しないよう開閉器の接点間距離を大きくする必要があり、開閉器の小型化の障壁となっていた。
また、特許文献1の電源装置は、電源供給手段と負荷との間は第1開閉器でのみ電気的に遮断が行える構成となっているため、第1開閉器に大きな電圧が加わることによるアーク放電の発生を防ぐことができず、第1開閉器や負荷等が損傷する虞があった。
本発明は以上述べた問題点を解決し、電力遮断を確実に行うことでアーク放電の発生をなくし、開閉器の小型化が行えるリレーモジュールおよびそれを用いた電源装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明のリレーモジュールは、電源と電源から電力供給を受ける負荷とを電気的に接続あるいは遮断するものである。このリレーモジュールは、制御手段と、制御手段によって機械的に開閉される開閉手段と、制御手段によって電気的にオンオフされるスイッチ手段とを備えており、開閉手段とスイッチ手段とは直列接続されている。電源からインバータに電力を供給する際には、制御手段はスイッチ手段をオフとしてから開閉手段を閉じ、その後スイッチ手段をソフトスタートする。また、電源からインバータへの電力の供給を遮断する場合は、制御手段はスイッチ手段をオフとしてから開閉手段を開く。
上記のように構成したリレーモジュールでは、負荷に電力を供給する際には、制御手段は開閉手段を閉じてからスイッチ手段をソフトスタートする。この時、開閉手段とスイッチ手段とは直列接続されているので、開閉手段が閉じる前に開閉手段に大きな電圧が加わることがなく開閉手段の接点間でアーク放電が発生しない。また、負荷への電力供給を遮断する際には、制御手段はスイッチ手段をオフとしてから開閉手段を開く。先にスイッチ手段をオフとするので、開閉手段に大きな電圧が加わることがなく開閉手段の接点間でアーク放電が発生しない。従って、開閉手段の接点間距離を近づけることができ、開閉手段の小型化が行える。また、開閉手段とスイッチ手段とは直列接続されているので、開閉手段を開とすることで電源側と負荷側との遮断が機械的に確実に行える。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。実施例としては、電動自転車や電気自動車等に備えられたモータを駆動する電源装置を例に挙げて説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
図1に示すように、本発明の電源装置100は、リレーモジュール1と、インバータ2と、インバータ2に加わる電圧のリップルを除去するためのコンデンサ3と、充電器を備え直流電力を供給する電源5とを備えている。リレーモジュール1の一端は電源5の一端に接続され、他端はインバータ2の一端に接続されている。また、電源5の他端とインバータ2の他端とが接続されている。また、コンデンサ3は、リレーモジュール1とインバータ2との間でインバータ2に並列接続されている。インバータ2は、入力した直流電力を交流電力に変換し負荷6(例えば、3相ブラシレスモータ)を駆動する。尚、電源装置100はこれら以外に、カレントトランスやシャント抵抗等で構成され電源装置を流れる電流を検出する電流検出手段等が備えられているが、本発明と直接関係がないため、詳細な説明は省略する。
リレーモジュール1は、電源5とインバータ2との間を電気的に接続あるいは遮断するものであり、図2に示すように、リレーでなる開閉手段10と、スイッチ手段である双方向スイッチ20と、開閉手段10の開閉制御および双方向スイッチ20のオンオフ制御を行う制御手段4とで構成される。
開閉手段10は、スイッチ部11と、電流が流れることにより電磁力が発生する操作コイル12とを備えている。さらに、スイッチ部11は、所定の距離を置いて配置された端子11aおよび端子11bと、端子11bに一端が接続され操作コイル12で発生した電磁力によって他端が端子a側へ吸引されるスイッチ片11cとを備えている。端子aが電源5の一端に接続され、端子11bが双方向スイッチ20に接続されている。尚、スイッチ片11cは、鉄等の導電性を備えた磁性材料で形成される。
双方向スイッチ20は、ベースにLo(例えば0V)信号が入力されればオフとなりHi(例えば5V)信号が入力されればオンとなるIGBTやバイポーラトランジスタ等のスイッチング素子21と、5個のダイオード22乃至26とを備えている。ダイオード23のアノードとダイオード24のカソードとが接点Aで接続され、接点Aと開閉手段10の端子11bとが接続されている。また、ダイオード25のアノードとダイオード26のカソードとが接点Bで接続され、接点Bにインバータ2の入力側の一端が接続されている。
また、ダイオード23のカソードとダイオード25のカソードとが接点Cで接続され、接点Cにスイッチング素子21のコレクタが接続されている。また、ダイオード24のアノードとダイオード26のアノードとが接点Dで接続され、接点Dにスイッチング素子21のエミッタが接続されている。そして、ダイオード22のカソードとスイッチング素子21のコレクタとが接点Eで接続され、ダイオード22のアノードとスイッチング素子21のエミッタとが接点Fで接続されている。
尚、ダイオード22は、スイッチング素子21を保護するために設けられる、所謂、フライバックダイオードである。
尚、ダイオード22は、スイッチング素子21を保護するために設けられる、所謂、フライバックダイオードである。
制御手段4は、開閉手段10の操作コイル12への通電を制御しスイッチ部11のスイッチ片11cを端子11aに接続あるいは開放することで、開閉手段10の開閉制御を行う。また、制御手段4は、双方向スイッチ20のスイッチング素子21のベースに制御信号を加えてスイッチング素子21をオンオフすることで、双方向スイッチ20のオンオフ制御を行う。
インバータ2は、図示しない複数のパワートランジスタ等のスイッチング素子と、スイッチング素子を保護するための複数のフライバックダイオードとを備えている。インバータ2は、上述したように、リレーモジュール1を介して電源5から入力された直流電力を交流電力に変換し、負荷6を駆動する。インバータ2は、図示しない電源装置100の制御手段によって、電流検出手段で検出した電流に基づいて制御される。
次に、図1および図2を使用して、本発明による電源装置100の動作およびその効果について説明する。使用者が、電源装置100が搭載された機器を起動するために、機器に備えられた電源ボタン等を操作して機器の起動指示を行う。電源装置100の制御手段を介して起動指示を受けた制御手段4は、スイッチング素子21のベースにLo信号を出力してスイッチング素子21をオフとすることで双方向スイッチ20をオフとする。双方向スイッチ20をオフとすれば、開閉手段10のスイッチ部11の端子11aと端子11bとの間に電圧が加わることはない。従って、端子11aと端子11bとの間、あるいは、端子11aとスイッチ片11cとの間には、これらの空間距離に関わらずアーク放電は発生しない。
尚、双方向スイッチ20は、外部からの制御、例えば、制御手段4からの指示がない場合は常時オフとなるようにしてもよい。
尚、双方向スイッチ20は、外部からの制御、例えば、制御手段4からの指示がない場合は常時オフとなるようにしてもよい。
次に、制御手段4は、開閉手段10の操作コイル12に通電を行い、操作コイル12で発生する電磁力でスイッチ片11cを引き寄せることによって、スイッチ片11cを接点11aに接触させることでスイッチ11を閉じる。スイッチ11を閉じることで開閉手段10は電源5に接続されるが、この時、双方向スイッチ20はオフのままなので、コンデンサ3に突入する突入電流は発生しない。
次に、制御手段4は、双方向スイッチ20のスイッチング素子21をPWM駆動して、電源装置100をソフトスタートする。具体的には、制御手段4は、スイッチング素子21のベースにデューティー比が徐々に大きくなり最終的にはデューティー比が100%となるパルスを加えることによって、スイッチング素子21がオンとなる時間を徐々に長くする。スイッチング素子21がオンとなっている時にコンデンサ3は充電されるので、インバータ2の入力電圧は徐々に上昇し、デューティー比が100%、つまり、スイッチング素子21が常にオンとなった際に、インバータ2の入力電圧が最大(所望する入力電圧)となる。このように、制御手段4が双方向スイッチ20のスイッチング素子21をPWM駆動して、電源装置100をソフトスタートするので、電源装置100で突入電流が発生せず、コンデンサ3やリレーモジュール1の開閉手段10の破損を防ぐことができる。
尚、スイッチング素子21をオンとすることで双方向スイッチ20がオンとなった場合は、図2の矢印で示すように双方向スイッチ20に電流が流れ、インバータ2に直流電力が供給される。また、負荷6で発生した回生電流を電源5の充電器に充電する場合は、スイッチング素子21をオンとすることで双方向スイッチ20がオンとなれば、図2の破線矢印で示すように双方向スイッチ20に電流が流れ、開閉手段10を介して電源5に電流が流れる。
次に、電源装置100が搭載された機器を停止する場合について説明する。使用者が、電源装置100が搭載された機器を停止するために、機器に備えられた電源ボタン等を操作して機器の停止指示を行う。電源装置100の制御手段を介して停止指示を受けた制御手段4は、スイッチング素子21のベースにLo信号を出力してスイッチング素子21をオフし双方向スイッチ20をオフとする。そして、制御手段4は、操作コイル12への通電を停止することで、操作コイル12で発生する電磁力をなくしスイッチ片11cを接点11aから引き離すことでスイッチ11を開く。
この時、双方向スイッチ20はオフとなっているため、開閉手段10のスイッチ部11の端子11aと端子11bとの間に電圧は加わらない。従って、スイッチ片11cを接点11aから引き離した際に、端子11aと端子11bとの間、あるいは、端子11aとスイッチ片11cとの間には、これらの空間距離に関わらずアーク放電は発生しない。また、開閉手段10と双方向スイッチ20とは直列接続されているので、電源装置100が搭載された機器を停止した状態では、開閉手段10が開となっていることによって電源5と負荷6とが電気的および機械的に遮断された状態となっている。
以上説明したように、本発明のリレーモジュールでは、負荷に電力を供給する際には、制御手段は開閉手段を閉じてからスイッチ手段をソフトスタートする。この時、開閉手段とスイッチ手段とは直列接続されているので、開閉手段が閉じる前に開閉手段に大きな電圧が加わることがなく開閉手段の接点間でアーク放電が発生しない。また、負荷への電力供給を遮断する際には、制御手段はスイッチ手段をオフとしてから開閉手段を開く。先にスイッチ手段をオフとするので、開閉手段に大きな電圧が加わることがなく開閉手段の接点間でアーク放電が発生しない。従って、開閉手段の接点間距離を近づけることができ、開閉手段の小型化が行える。また、開閉手段とスイッチ手段とは直列接続されているので、開閉手段を開とすることで電源側と負荷側との遮断が機械的に確実に行える。
尚、以上説明した実施例では、リレーモジュール1の構成として、開閉手段10にスイッチ手段として双方向スイッチ20を直列接続した場合について説明したが、本実施例のように負荷6から電源5に向かって電流がながれることがないような電源装置に本発明のリレーモジュールが搭載される場合は、スイッチ手段としてスイッチング素子21のようなスイッチング素子1個が開閉手段10と直列接続され、このスイッチンング素子のオンオフを行うようにしてもよい。
また、電源装置100をソフトスタートする方法としては、スイッチング素子21のベースに加えるパルスのデューティー比が徐々に大きくなるよう、制御手段4がスイッチング素子21をPWM駆動する場合を例に挙げて説明したが、コンデンサ3の容量が大きい場合は、デューティー比が一定のパルスをスイッチング素子21のベースに加えるようにしてもよい。また、パルスではなく、スイッチング素子21のベースに加える電流を徐々に大きくすることで、コンデンサ3に流れる電流を徐々に大きくするようにしてもよい。
1 リレーモジュール
2 インバータ
3 コンデンサ
4 制御手段
10 開閉手段
11 スイッチ部
11a 端子
11b 端子
11c スイッチ片
20 双方向スイッチ
21 スイッチング素子
100 電源装置
2 インバータ
3 コンデンサ
4 制御手段
10 開閉手段
11 スイッチ部
11a 端子
11b 端子
11c スイッチ片
20 双方向スイッチ
21 スイッチング素子
100 電源装置
Claims (3)
- 電源と同電源から電力供給を受ける負荷とを接続あるいは遮断するリレーモジュールであって、
前記リレーモジュールは、機械的に開閉する開閉手段と、電気的にオンオフするスイッチ手段と、前記開閉手段および前記スイッチ手段を制御する制御手段とを備え、
前記開閉手段と前記スイッチ手段とは直列接続して構成され、
前記電源から前記負荷に電力を供給する際には、前記制御手段は、前記開閉手段を閉じてから前記スイッチ手段をオンオフ制御することで前記スイッチ手段をソフトスタートし、
前記電源から前記負荷への電力の供給を遮断する場合は、前記制御手段は、前記スイッチ手段をオフとしてから前記開閉手段を開くことを特徴とするリレーモジュール。 - 前記スイッチ手段が、前記電源から前記負荷へ電流が流せることに加えて、前記負荷から前記電源へも電流が流せる双方向スイッチであることを特徴とする請求項1に記載のリレーモジュール。
- 請求項1または請求項2に記載のリレーモジュールを備えた電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011023473A JP2012164502A (ja) | 2011-02-07 | 2011-02-07 | リレーモジュールおよびそれを用いた電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2011023473A JP2012164502A (ja) | 2011-02-07 | 2011-02-07 | リレーモジュールおよびそれを用いた電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012164502A true JP2012164502A (ja) | 2012-08-30 |
Family
ID=46843708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011023473A Withdrawn JP2012164502A (ja) | 2011-02-07 | 2011-02-07 | リレーモジュールおよびそれを用いた電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012164502A (ja) |
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2011
- 2011-02-07 JP JP2011023473A patent/JP2012164502A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140513 |