JP2012164706A - 被実装部材の実装装置及び実装方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、基板に対してTCPの実装を能率よく行なうことができるようにした実装装置を提供することにある。
【解決手段】矩形状の基板を供給する供給部5と、供給部に並設され供給部から供給された基板の長辺にTCPを実装する一対の第1の実装部14A,14Bと、第1の実装部に並設されこの実装部でTCPが実装された基板が排出される排出部11と、供給部の基板を一対の第1の実装部に対して交互に供給する第1の供給用搬送テーブル23、TCPが実装され終わった基板を交互に取り出して排出部に搬送する搬出用搬送テーブル52を具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】矩形状の基板を供給する供給部5と、供給部に並設され供給部から供給された基板の長辺にTCPを実装する一対の第1の実装部14A,14Bと、第1の実装部に並設されこの実装部でTCPが実装された基板が排出される排出部11と、供給部の基板を一対の第1の実装部に対して交互に供給する第1の供給用搬送テーブル23、TCPが実装され終わった基板を交互に取り出して排出部に搬送する搬出用搬送テーブル52を具備する。
【選択図】 図1
Description
この発明はたとえば液晶表示装置に用いられるガラス製のパネルなどの基板に、被実装部材としての電子部品、たとえばTCP(Tape Carrier Package)などを実装する被実装部材の実装装置及び実装方法に関する。
たとえば、液晶表示装置を製造する場合、ガラス製のパネルなどの矩形状の基板に、実装装置を用いて被実装部材としての電子部品であるTCPを実装する工程がある。TCPは上記基板の2つの長辺と短辺の4つの辺のうち、少なくとも1つの長辺に実装される。
上記実装装置は上記基板が供給載置される載置テーブルなどの支持部を有する。この支持部は上記基板の平面形状よりも面積の小さな載置面を有し、この載置面に上記基板が供給載置される。その際、上記基板は、上記TCPが実装される周辺部を上記実装ステージの載置面の周縁から外方に突出させて位置決め保持される。
基板を支持部に供給載置した後、この基板のTCPを実装する辺に被実装部材であるテープ状の異方性導電部材が貼着される。ついで、この異方性導電部材が貼着された箇所に複数の上記TCPが1つずつ仮圧着された後、仮圧着されたTCPを加圧ツールで加圧加熱して上記基板に本圧着するということが行われる。
上記基板に対してTCPを本圧着する場合、TCPを基板に仮圧着した異方性導電部材を溶融硬化させなければならないため、異方性導電部材を貼着する工程や、TCPを仮圧着する工程に比べて作業時間が長く掛かるということがある。
そこで、生産性の向上を図るために、以下のような実装作業が行なわれている。すなわち、前工程で1つの長辺と2つの短辺との3つの辺にTCPが仮圧着された矩形状の2枚の基板を搬送手段によって1枚ずつ搬送して1つの実装ステージに順次供給載置する。その際、各基板はTCPが仮圧着されたそれぞれの3辺が上記実装ステージよりも外方に突出するよう、この実装ステージに位置決めされて載置される。
その状態で、上記実装ステージをX方向、Y方向及び回転方向に駆動し、2枚の基板の同一方向に位置するTCPが仮圧着されたそれぞれの側辺部を、バックアップツールの上方に位置決めしたならば、このバックアップツールの上方に配置された加圧ツールを下降方向に駆動して、上記2枚の基板の同一方向に位置する1つの側辺部に仮圧着されたTCPを本圧着する。
2枚の基板の同一方向に位置する1つの側辺部に仮圧着されたTCPを本圧着したならば、上記実装ステージを90度回転させて次の側辺部に仮圧着されたTCPを本圧着し、ついで残りの側辺部に仮圧着されたTCPを本圧着することで、各基板の3つの側辺部のTCPが本圧着される。
このようにして、TCPが本圧着されたならば、上記実装ステージ上の2枚の基板を搬送手段によって順次取り出し、上記実装ステージの側方に配置された排出部に搬送するようにしている。
上述したように、1つの実装ステージに2枚の基板を供給載置し、これら基板の同一方向に位置する側辺部に仮圧着されたTCPを同時に本圧着するようにすれば、実装ステージに基板を1枚ずつ供給し、側辺部に仮圧着されたTCPを本圧着する場合に比べて生産性を向上させることができる。
しかしながら、1つの実装ステージに供給載置された2枚の基板の同一方向に位置する側辺部に対してTCPを同時に実装するようにすると、2枚の基板を前工程から実装ステージに対して順次供給しなければならないということがあったり、TCPが実装された2枚の基板を実装ステージから順次取り出して排出部に搬送しなければならないということがある。
そのため、実装ステージに2枚の基板の供給を開始してから終了するまでと、TCPが実装され終わった2枚の基板の搬出が開始されてから終了するまでの間は、基板に対するTCPの実装作業が中断されることになるから、その分、実装装置の稼働率が低下するということがあった。つまり、一連の実装作業を連続的に行うことができないため、生産性が低下するということがあった。
この発明は、基板に対して被実装部材を実装するとき、実装作業を連続的に行なうことができるようにすることで、生産性の向上を図ることができるようにした被実装部材の実装装置及び実装方法を提供することにある。
この発明は、矩形状の基板の4つの辺のうち、少なくとも1つの辺に被実装部材を実装する実装装置であって、
上記基板を供給する供給部と、
この供給部に並設され上記供給部から供給された基板の少なくとも1つの辺に上記被実装部材を実装する複数の実装部と、
上記実装部に並設されこの実装部で被実装部材が実装された基板が排出される排出部と、
上記供給部の上記基板を上記複数の実装部に対して交互に供給するととともに、上記被実装部材が実装され終わった基板を上記複数の実装部から交互に取り出して上記排出部に搬送する搬送手段と
を具備したことを特徴とする被実装部材の実装装置にある。
上記基板を供給する供給部と、
この供給部に並設され上記供給部から供給された基板の少なくとも1つの辺に上記被実装部材を実装する複数の実装部と、
上記実装部に並設されこの実装部で被実装部材が実装された基板が排出される排出部と、
上記供給部の上記基板を上記複数の実装部に対して交互に供給するととともに、上記被実装部材が実装され終わった基板を上記複数の実装部から交互に取り出して上記排出部に搬送する搬送手段と
を具備したことを特徴とする被実装部材の実装装置にある。
上記供給部から上記実装部に供給される基板を撮像する撮像手段を有し、
上記搬送手段は上記撮像手段の撮像に基づいて上記基板を上記実装部に位置決めして供給することが好ましい。
上記搬送手段は上記撮像手段の撮像に基づいて上記基板を上記実装部に位置決めして供給することが好ましい。
上記実装部は、
上記基板の1つの長辺に対して上記被実装部材を実装する2つの第1の実装部によって構成されていることが好ましい。
上記基板の1つの長辺に対して上記被実装部材を実装する2つの第1の実装部によって構成されていることが好ましい。
上記実装部は、
上記基板の1つの長辺に対して上記被実装部材を実装する2つの第1の実装部と、上記基板の1つの短辺に対して上記被実装部材を実装する2つの第2の実装部によって構成されていることが好ましい。
上記基板の1つの長辺に対して上記被実装部材を実装する2つの第1の実装部と、上記基板の1つの短辺に対して上記被実装部材を実装する2つの第2の実装部によって構成されていることが好ましい。
上記実装部は、
上記基板の1つの長辺に対して上記被実装部材を実装する1つの第1の実装部と、上記基板の2つの短辺のうちの一方の短辺に上記被実装部材を実装する2つの第2の実装部と、上記基板の2つの短辺のうちの他方の短辺に上記被実装部材を実装する1つの第3の実装部によって構成されていることが好ましい。
上記基板の1つの長辺に対して上記被実装部材を実装する1つの第1の実装部と、上記基板の2つの短辺のうちの一方の短辺に上記被実装部材を実装する2つの第2の実装部と、上記基板の2つの短辺のうちの他方の短辺に上記被実装部材を実装する1つの第3の実装部によって構成されていることが好ましい。
上記撮像手段は、2つの第1の実装部の一方と他方の間で移動可能に設けられ、上記搬送手段によって2つの第1の実装部に対して基板を交互に供給するとき、基板が供給される実装部に対向する位置に位置決めされることが好ましい。
上記複数の実装部は、上記搬送手段によって供給された基板の上記被実装部材が実装される1つの辺の下面を支持するバックアップツールと、このバックアップツールに支持された1つの辺の上面に上記被実装部材を実装する加圧ツールを有し、
上記複数の実装部の上記バックアップツールと加圧ツールは一列に配置されていることが好ましい。
上記複数の実装部の上記バックアップツールと加圧ツールは一列に配置されていることが好ましい。
上記実装部には上記搬送手段によって供給される基板を支持する支持手段が設けられ、
この支持手段は、上記基板の上記被実装部材が実装される1つの辺の上記バックアップツールによって支持される部分と異なる部分の下面を吸着して支持する第1の吸着支持部と、上記基板の上記被実装部材が実装される1つの辺と対向する辺の上面を吸着して支持する第2の吸着支持部とを有することが好ましい。
この支持手段は、上記基板の上記被実装部材が実装される1つの辺の上記バックアップツールによって支持される部分と異なる部分の下面を吸着して支持する第1の吸着支持部と、上記基板の上記被実装部材が実装される1つの辺と対向する辺の上面を吸着して支持する第2の吸着支持部とを有することが好ましい。
上記搬送手段は、上面に上記基板を載置して水平方向、上下方向及び回転方向に駆動される搬送テーブルであって、
上記搬送テーブルは、上記供給部と上記複数の実装部との間で駆動されて各実装部に基板を供給する供給用搬送テーブルと、各実装部と上記排出部との間で駆動されて各実装部で被実装部材が実装され終わった基板を上記排出部に搬送する排出用搬送テーブルを有することが好ましい。
上記搬送テーブルは、上記供給部と上記複数の実装部との間で駆動されて各実装部に基板を供給する供給用搬送テーブルと、各実装部と上記排出部との間で駆動されて各実装部で被実装部材が実装され終わった基板を上記排出部に搬送する排出用搬送テーブルを有することが好ましい。
上記複数の実装部は、上記搬送手段によって供給された基板の上記被実装部材が実装される1つの辺の下面を支持するバックアップツールと、このバックアップツールに支持された1つの辺の上面に複数の被実装部材をそれぞれ1つずつ実装する複数の加圧ツールを有し、
上記複数の実装部の上記バックアップツールと複数の加圧ツールは一列に配置され、複数の加圧ツールは上記複数の実装部に対して位置決め可能に設けられていて、
上記複数の加圧ツールは、各実装部で上記基板の1つの辺に実装される被実装部材の数に応じた数が各実装部のバックアップツールに対向するよう位置決めされる構成であることが好ましい。
上記複数の実装部の上記バックアップツールと複数の加圧ツールは一列に配置され、複数の加圧ツールは上記複数の実装部に対して位置決め可能に設けられていて、
上記複数の加圧ツールは、各実装部で上記基板の1つの辺に実装される被実装部材の数に応じた数が各実装部のバックアップツールに対向するよう位置決めされる構成であることが好ましい。
この発明は、矩形状の基板の4つの辺のうち、少なくとも1つの辺に被実装部材を実装する実装方法であって、
供給部から取り出した基板をこの供給部に並設され上記基板の少なくとも1つの辺に上記被実装部材を実装する複数の供給部に対して交互に供給する工程と、
上記被実装部材が実装され終わった基板を上記複数の実装部から交互に取り出す工程と
を具備したことを特徴とする被実装部材の実装方法にある。
供給部から取り出した基板をこの供給部に並設され上記基板の少なくとも1つの辺に上記被実装部材を実装する複数の供給部に対して交互に供給する工程と、
上記被実装部材が実装され終わった基板を上記複数の実装部から交互に取り出す工程と
を具備したことを特徴とする被実装部材の実装方法にある。
この発明によれば、複数の実装部に対して基板を交互に供給するとともに、各実装部で被実装部材が実装され終わった基板を複数の実装部から交互に取り出すようにした。
そのため、複数の実装部のうち、基板を供給したり、被実装部材が実装された基板が取り出される1つの実装部は実装作業が中断されるものの、残りの実装部では実装作業を継続することができる。つまり、一連の実装作業を連続的に行うことができるから、実装部の稼働率を向上させ、生産性の向上を図ることが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1乃至図13はこの発明の第1の実施の形態を示す。この第1の実施の形態では、図4に示すようにたとえば液晶表示パネルに用いられるガラス製の矩形状の基板Wの1つの長辺と1つの短辺とにテープ状の異方性導電部材3によって仮圧着された被実装部材としての電子部品であるTCP2を本圧着する実装装置について説明する。
なお、上記TCP2は、上記基板Wに仮圧着される前に一端部の下面に所定長さに切断された上記異方性導電部材3が貼着されていて、異方性導電部材3が貼着された複数の上記TCP2が上記基板Wの長辺と短辺との上面にそれぞれ所定間隔で仮圧着されている。つまり、上記基板Wには本圧着の前工程で、上記TCP2が上記基板Wの長辺には5つ、短辺には3つ仮圧着されている。
図1は上記実装装置の概略的構成を示す平面図である。この実装装置は矩形状のベース4を備えている。このベース4の長手方向の一端部には、上記基板Wの供給部5が設けられている。この供給部5は上述した前工程から図示しない搬送手段、たとえば搬送テーブルによって搬送されてきた基板Wを図3に示すように所定の高さで水平に支持する供給側支持部6を有する。
上記供給側支持部6は、上面に複数の吸引孔7aが長手方向に所定間隔で開口形成されていて、その上面によって上記基板Wの一方の長辺側の下面を吸着支持する支持部材7と、リニアモータなどのパッド用駆動源8を有する。この駆動源8の上下方向に駆動される駆動軸8aには複数の吸着パッド9(1つのみ図示)取付けられ、この吸着パッド9は一方の長辺側の下面が支持部材7の上面に吸着された上記基板Wの他方の長辺側の上面を吸着保持するようになっている。
それによって、基板Wが前工程の図示しない搬送テーブルによって供給部5の供給位置に搬送位置決めされると、その基板Wは図3に示すように一方の長辺側の下面が上記支持部材7の上面に吸着支持され、他方の長辺側の上面が上記吸着パッド9によって吸着されることで、所定の高さで水平に保持される。
上記ベース4の長手方向の他端部には、後述する一対の第1の実装部14A,14Bと、一対の第2の実装部15A,15Bとで上記基板Wの長辺と短辺とに仮圧着されたTCP2が順次本圧着、つまり実装された基板Wが搬送される排出部11を有する。この排出部11は図3に示す上記供給部5の供給側支持部6と同じ構成、つまり支持部材7と吸着パッド9を備えた排出側支持部12を有する。
そして、上記第2の実装部15A,15Bから搬送されてきた基板Wの一方の長辺側の下面を上記支持部材7によって吸着支持し、他方の長辺側の上面を上記吸着パッド9によって吸着支持することで、上記基板Wを所定の高さで水平に保持するようになっている。
TCP2の本圧着が終了した基板Wが上記排出部11に供給されると、その下面側に次工程の搬送テーブル(図示せず)が入り込み、上記基板Wを受け取って次工程に受け渡すようになっている。
上記供給部5と上記排出部11との間には上述した2つの第1の実装部14A,14Bと2つの第2の実装部15A,15Bが上記ベース4の長手方向に沿って一列に設けられている。
上記第1、第2の実装部14A,14B及び15A,15Bは図2に示すように、上記基板Wの長辺よりもわずかに長尺な長さ寸法を有するバックアップツール17を有する。これらのバックアップツール17は上記ベース4の前後方向の後端部側に長手方向に沿って設けられた架台18の上面に所定間隔で設けられている。
各バックアップツール17の上方には、上記バックアップツール17と同じ長さ寸法を有する加圧ツール19がそれぞれリニアモータなどの加圧用駆動源21によって上下方向に駆動可能に設けられている。
上記バックアップツール17と加圧ツール19にはヒータ(図示せず)が設けられている。後述するように上記基板Wの上記TCP2が仮圧着された辺が上記バックアップツール17上に位置決め載置された後、上記加圧ツール19が下降方向に駆動されて上記TCP2が加圧されれば、上記TCP2を基板Wに貼着した異方性導電部材3が溶融して硬化する。したがって、上記TCP2が上記基板Wに固着される。つまり、TCP2は基板Wに本圧着されることになる。
図1に示すように、上記供給部5に供給されて水平に支持された基板Wは第1の供給用搬送テーブル23によって取り出され、一対の第1の実装部14A,14Bの一方と他方に交互に供給される。
なお、第1の実装部が3つある場合には、3つの第1の実装部に対して基板Wは第1の供給用搬送テーブル23によって交互、つまり順番に供給すればよい。
上記第1の供給用搬送テーブル23は、図5に示すように上記ベース4の長手方向に沿って設けられたXガイド24に沿って移動可能に設けられたX可動体25を有する。上記Xガイド24とX可動体25はXリニアモータ(図示せず)を構成している。
上記X可動体25の上面には、X可動体25の移動方向であるX方向(図5に矢印で示す)と交差するY方向に沿って移動可能なY可動体28が設けられ、このY可動体28は上記X可動体25に設けられたY駆動源29によって駆動されるようになっている。
なお、上記ベース4におけるX方向及びY方向は図1に矢印で示す。
なお、上記ベース4におけるX方向及びY方向は図1に矢印で示す。
上記Y可動体28の上面には回転方向に移動可能なθ可動体31が設けられ、このθ可動体31は上記Y可動体28に設けられたθ駆動源32によって回転方向に駆動されるようになっている。上記θ可動体31の上面にはZ駆動源33が設けられ、このZ駆動源33の軸線を垂直にした駆動軸33aの上端には矩形状のテーブル34が水平に設けられている。
上記構成の第1の供給用搬送テーブル23は図7に示す制御装置26によって駆動が制御される。つまり、上記Xリニアモータ、Y駆動源29、θ駆動源32及びZ駆動源33の駆動が制御装置26によって制御される。
上記テーブル34は上記基板よりも小さな矩形状に形成されている。それによって、上記テーブル34の上面に上記供給部5に支持された基板Wが受け渡されると、この基板Wの周辺部は上記テーブル34の周縁部から外方へ突出するようになっている。
なお、図示しないが、上記テーブル34の上面には上記基板Wを吸着保持する複数の吸引孔が開口形成されている。
なお、図示しないが、上記テーブル34の上面には上記基板Wを吸着保持する複数の吸引孔が開口形成されている。
上記第1の供給用搬送テーブル23によって上記第1の実装部14A或いは14Bに搬送供給された基板Wは後述するように位置決めされた後、図6に示すように上記架台18の各実装部14A,14Bと対向する位置に設けられた支持手段36によって支持される。
上記支持手段36は、上面に複数の吸引孔37a(1つのみ図示)が長手方向に沿って所定間隔で開口形成され、その上面によって上記基板Wの一方の長辺の下面を吸着保持する支持部材37と、上記基板Wの他方の長辺の上面を吸着保持する複数の吸着パッド38(1つのみ図示)を有する。
上記吸着パッド38はリニアモータやシリンダなどのパッド用駆動源39の駆動軸39aに取付けられ、駆動軸39aによって上下方向に駆動されるようになっている。
上記基板Wが上記第1の供給用搬送テーブル23によって、たとえば一方の第1の実装部14Aに搬送されてくると、上記基板WのTCP2が仮圧着された長辺がバックアップツール17の上方に対向する位置する手前で上記基板Wの長辺の両端部に設けられた図示しない位置決めマークが上記架台18の前面(−Y方向側の側面)に設けられた一対の第1の撮像カメラ41によって撮像される。
一対の第1の撮像カメラ41は、図2に示すようにX方向に沿って細長い可動体42の上面に、上記基板Wの長辺の長さよりも所定寸法短い間隔で設けられている。この可動体42は、図6に示すように上記架台18の前面にX方向に沿って設けられたガイド43に移動可能に設けられている。上記ガイド43と上記可動体42は第1の撮像用リニアモータ44(図7に示す)を構成している。
上記第1の撮像カメラ41の撮像信号は図7に示す画像処理部45に出力され、ここで二値化処理される。画像処理部45で処理された撮像信号は上記制御装置26に出力されて処理される。それによって、上記第1の供給用搬送テーブル23によって第1の実装部14Aに搬送されてきた基板Wは、その長辺がバックアップツール17上に搬送される前に、X方向、Y方向及びθ方向のずれが算出される。
そして、上記制御装置26は算出された上記基板WのX方向、Y方向及びθ方向のずれ量に基づいて上記第1の供給用搬送テーブル23を駆動制御してそのずれ量を補正した後、上記第1の供給用搬送テーブル23を図6に矢印で示す+Y方向に駆動し、上記基板Wの一方の長辺を一方の第1の実装部14Aのバックアップツール17の上方に位置決めする。
上記位置決めされた基板Wは上記支持部材37と上記吸着パッド38によって水平に支持された後、第1の供給用搬送テーブル23は、そのテーブル34が図6に鎖線で示すように下降方向に駆動されて上記供給部5に戻る。
その間に、基板Wが供給支持された一方の第1の実装部14Aでは、バックアップツール17の上方の加圧ツール19が下降方向に駆動される。それによって、上記基板Wの長辺に仮圧着されたTCP2が本圧着されることになる。
上記供給部5に戻った第1の供給用搬送テーブル23は、この供給部5で次の基板Wを受け取り、その基板Wを他方の第1の実装部14Bに供給する。このとき、図2に鎖線で示すように、一方の第1の実装部14Aに対向位置した一対の第1の撮像カメラ41が取付けられた可動体42は第1の撮像用リニアモータ44(図7に示す)によって他方の第1の実装部14Bに対向する位置まで駆動される。
それによって、上記第1の供給用搬送テーブル23によって他方の第1の実装部14Bに搬送されてきた基板Wの長辺に設けられた図示しない位置合わせマークが上記可動体42に設けられた一対の第1の撮像カメラ41によって撮像され、その撮像信号に基づいて位置補正されて位置決めされる。
他方の第1の実装部14Bに位置決めされた基板Wは、上記この第1の実装部14Bに対向して設けられた支持手段36によって一方の長辺の下面と他方の長辺の上面とが支持された後、その一方の長辺に仮圧着されたTCP2が本圧着される。
一対の第1の実装部14A,14Bで一方の長辺に仮圧着されたTCP2が本圧着された基板Wは、2つの第2の供給用搬送テーブル47A,47Bによって一方の第1の実装部14Aと他方の第1の実装部14Bから交互、つまり長辺に仮圧着されたTCP2が本圧着された順番に取り出されて一方の第2の実装部15Aと他方の第2の実装部15Bに対して交互、つまり順番に供給される。
なお、上記第2の供給用搬送テーブル47A,47Bは図5に示す第1の供給用搬送テーブル23と同じ構成であるため、説明は省略する。
すなわち、一方の第2の供給用搬送テーブル47Aは、第1の供給用搬送テーブル23が一方の第1の実装部14Aに基板Wを供給し終わって供給部5に戻ると、図1に示す一方の第2の実装部15Aに対向する位置から、一方の第1の実装部14Aに支持された基板Wの下面側に入り込んで実装が終わるのを待機している。
そして、一方の第1の実装部14Aで基板Wの長辺に対する本圧着が終了すると、一方の第2の供給用搬送テーブル47Aはその基板Wを受け、90度回転させて一方の第2の実装部15Aに搬送する。
他方の第2の供給用搬送テーブル47Bは、一方の第1の実装部14Aと同様、第1の供給用搬送テーブル23が他方の第1の実装部14Bに基板Wを供給し終わって供給部5に戻ると、図1に示す他方の第2の実装部15Bに対向する位置から、他方の第1の実装部14Bに支持された基板Wの下面側に入り込んで実装が終わるのを待機している。
そして、他方の第1の実装部14Bで基板Wの長辺に対する本圧着が終了すると、他方の第2の供給用搬送テーブル47Bはその基板Wを受け、90度回転させて他方の第2の実装部15Bに搬送する。
上記架台18の前面側の、上記一対の第2の実装部15A,15Bと対向する部位には、第1の実装部14A,14Bと同様、支持部材37と吸着パッド38を有する支持手段36が設けられている。さらに、上記架台18の前面には、一方の第2の実装部15Aと他方の第2の実装部15Bとの間を第2の撮像用リニアモータ48(図7に示す)によってガイド43に沿って駆動される可動体42を有する。この可動体42には図2に示すように、一対の第2の撮像カメラ49が基板WのTCP2が仮圧着された短辺の長さよりもわずかに短い間隔で設けられている。
一対の第2の撮像カメラ49は、図1と図2に実線で示す位置で、一方の第2の供給用搬送テーブル47Aによって一方の第2の実装部15Aに供給された基板Wの短辺の図示しない位置合わせマークを撮像し、その撮像に基づいて制御装置26は基板Wの短辺が一方の第2の実装部15Aに位置決めされるよう、上記一方の第2の供給用搬送テーブル47Aを駆動制御する。
他方の第2の供給用搬送テーブル47Bによって他方の第2の実装部15Bに基板Wが供給されると、一対の第2の撮像カメラ49は上記第2の撮像用リニアモータ48によって一方の第2の実装部15Aから他方の第2の実装部15Bに対向する位置まで駆動され、この第2の実装部15Bに供給される基板Wの短辺の図示しない位置合わせマークを撮像する。そして、上記制御装置26は上記第2の撮像カメラ49の撮像に基づいて基板Wの短辺が一方の第2の実装部15Aに位置決めされるよう、上記他方の第2の供給用搬送テーブル47Bを駆動制御する。
このようにして、基板Wが一方の第2の実装部15Aと他方の第2の実装部15Bとに供給されてそれぞれの短辺がバックアップツール17に対して順次位置決めされると、位置決めされた順に加圧ツール19が下降方向に駆動されて各短辺に仮圧着されたTCP2が順次本圧着される。
つまり、一対の第2の実装部15A,15Bでは、それぞれ基板Wの短辺に仮圧着されたTCP2が上記第2の実装部15A,15Bに供給された順に交互に本圧着される。
一対の第2の実装部15A,15Bで短辺にTCP2が本圧着された基板Wは、搬出用搬送テーブル52によって取り出されて上記排出部11に搬送され、この排出部11に設けられた上記排出側支持部12によって支持される。
上記排出側支持部12に支持された基板Wは、実装の後工程の図示しない搬送テーブルによって取り出されて次工程に搬送される。
上記搬出用搬送テーブル52は上記第1の供給用搬送テーブル23と同じ構成であるので、詳細な図示及び説明は省略する。
上記搬出用搬送テーブル52は上記第1の供給用搬送テーブル23と同じ構成であるので、詳細な図示及び説明は省略する。
上記搬出用搬送テーブル52は、一方の第2の供給用搬送テーブル47Aが一方の第2の実装部15Aに基板Wを供給してから、一方の第1の実装部14Aに供給支持された基板Wの下方に戻ると、上記排出部11から一方の第2の実装部15Aに供給支持された基板Wの下方に移動し、ここでの本圧着が終了するのを待機している。
上記一方の第2の実装部15Aでの本圧着が終了すると、上記搬出用搬送テーブル52はその基板Wを取り出して上記排出部11に搬送し、排出側支持部12に支持させる。ついで、上記搬出用搬送テーブル52は他方の第2の実装部15Bに供給支持された基板Wの下方に移動し、その基板Wの短辺に仮圧着されたTCP2の本圧着が終了するのを待機する。
そして、本圧着が終了すると、その基板Wを排出部11に搬送する。つまり、排出用搬送テーブル52は、一対の第2の実装部15A,15Bで短辺にTCP2が本圧着された基板Wを交互に排出部11に搬送するようになっている。つまり、一対の第2の実装部15A,15Bで短辺にTCP2が本圧着された順に基板Wが排出部11に搬送される。
なお、第2の実装部が3つ以上の場合にも、TCP2が本圧着された順に、つまり交互に基板Wを排出部11に搬送すればよい。
なお、図7に示すように上記パッド用駆動源8、加圧用駆動源21、第1の供給用搬送テーブル23、パッド用駆動源39、第1の撮像用リニアモータ44、一対の第2の供給用搬送テーブル47A,47B、第2の撮像用モニタ48及び搬送用搬送テーブル52は上記制御装置26によって駆動が制御されるようになっている。
また、この実施の形態では、上記第1の供給用搬送テーブル23、第1の撮像用リニアモータ44、第2の供給用搬送テーブル47A,47B、第2の撮像用リニアモータ48及び搬送用搬送テーブル52が搬送手段を構成している。
つぎに、上記構成の実装装置によって基板Wの1つの長辺と1つの短辺とに仮圧着されたTCP2を本圧着する手順を図8乃至図13を参照しながら説明する。
まず、図8に矢印Aで示すように第1の供給用搬送テーブル23によって供給部5から一方の第1の実装部14Aに基板Wが供給されて位置決めされ、ついで上記第1の供給用搬送テーブル23によって矢印Bで示すように他方の第1の実装部14Bに基板Wが供給されて位置決めされる。その後、上記第1の供給用搬送テーブル23は供給部5に戻り、この第1の供給用搬送テーブル23にはつぎの基板Wが供給される。
つぎに、図9に矢印Cで示すように、一方の第1の実装部14Aに位置決めさた基板Wの下方に、図8に示すように一方の第2の実装部15Aで待機していて一方の第2の供給用搬送テーブル47Aが入り込み、基板Wの長辺に仮圧着されたTCP2の本圧着が終了するのを待機する。
つぎに、図10に矢印Dで示すように、他方の第2の実装部15Bで待機していた他方の第2の供給用搬送テーブル47B(図9に示す)が他方の第1の実装部14Bに位置決めされた基板Wの下方に入り込み、その基板Wに仮圧着されたTCP2の本圧着が終了するのを待機する。
それとほぼ同時に、一方の第1の実装部14Aに供給された基板Wの長辺に仮圧着されたTCP2の本圧着が終了するから、この基板Wの下面で待機していた一方の第2の供給用搬送テーブル47Aが一方の第1の実装部14Aから基板Wを取り出し、その基板Wを90度回転させながら一方の第2の実装部15Aに供給する。これの動きを図10に矢印Eで示す。
つぎに、図11に示すように他方の第1の実装部14Bで長辺のTCP2の本圧着が終了した基板Wがその下面で待機していた他方の第2の供給用搬送テーブル47Bによって取り出され、その基板Wを90度回転させられながら、矢印Fで示すように他方の第2の実装部15Bに搬送される。また、第1の実装部14Aには供給部5から新たな基板Wが供給される。
それと同時に、一方の第2の実装部15Aに基板Wを搬送した一方の第2の供給用搬送テーブル47Aが一方の第2の実装部15Aから一方の第1の実装部14Aに供給支持された基板Wの下面に移動するとともに、図11に矢印Gで示すように搬出用搬送テーブル52が排出部11から一方の第2の実装部15Aに支持された基板Wの下面に移動する。
つぎに、図12に示すように、一方の第2の実装部15Aで短辺にTCP2の本圧着が終了した基板Wが矢印Hで示すように排出用搬送テーブル52によって取り出されて排出部11に搬送される。それと同時に、矢印Iで示すように第1の供給用搬送テーブル23によって新たな基板Wが供給部5から他方の第1の実装部14Bに搬送供給される。
つぎに、図13に矢印Jで示すように、第1の供給用搬送テーブル23が他方の第1の実装部14Bから供給部5に戻り、他方の第2の供給用搬送テーブル47Bが矢印Kで示すように他方の第2の実装部15Bから他方の第1の実装部14Bに供給支持された基板Wの下方に移動する。
その後、搬出用搬送テーブル52が矢印Lで示すように他方の第2の実装部15Bに支持された基板Wの下方に移動して短辺にTCP2が本圧着されたその基板Wを取り出し、同じく矢印Lで示すように排出部11に搬送する。
このような動作が繰り返して行われることで、供給部5から一対の第1の実装部14A,14Bに基板Wが交互に供給され、この一対の第1の実装部14A,14Bで供給された順に基板Wの長辺に仮圧着されたTCP2が本圧着される。
一対の第1の実装部14A,14Bで長辺にTCP2が本圧着された基板Wは、本圧着された順に一対の第2の実装部15A,15Bに交互に供給され、供給された順に基板Wの短辺に仮圧着されたTCP2が本圧着される。
一対の第2の実装部15A,15Bで短辺にTCP2が本圧着された基板Wは、本圧着された順に排出部11に搬送されて次工程に受け渡されることになる。
したがって、このような動作が連続して行われることで、一対の第1の実装部14A,14Bと、一対の第2の実装部,15A,15Bでは、それぞれどちらか一方または他方の実装部によってTCP2の本圧着が間断なく行われることになる。
つまり、一対の第1の実装部14A,14Bのどちらか一方の実装部及び一対の第2の実装部,15A,15Bのどちらか一方の実装部に対して基板を供給したり、搬出するときでも、他方の実装部で実装(本圧着)が行われる。
そのため、基板Wの供給や搬出の際、第1の実装部14A,14Bの両方及び、第2の実装部15A,15Bの両方を休止させずに実装を連続的に行うことができるから、生産性の向上を図ることができる。
しかも、そのことによって、長辺と短辺とにTCP2が本圧着された基板Wを、一方の第2の実装部15Aと他方の第2の実装部15Bから交互に排出部11に搬出し、この排出部11から次工程に一定の間隔で円滑に供給することができるから、この実装装置の後工程に設けられた、たとえばTCP2に回路基板を実装する装置などの稼働率を向上させることもできる。
一対の第1の実装部14A,14Bと、一対の第2の実装部15A,15Bとの基板Wに対する実装位置、つまり基板Wを支持するバックアップツール17及びこのバックアップツール17の上方に対向して設けられる加圧ツール19をX方向に沿って直列に配置した。つまり、一直線上に位置するよう配置した。
そのため、複数の実装部14A,14B及び15A,15Bをベース4上に設置する際、各実装部の位置決め設置を容易に行うことができる。とくに、この実施の形態では、各実装部14A,14B及び15A,15Bのバックアップツール17を1つの架台18の上面に一列に設けるようにしたから、そのことによっても複数の実装部14A,14B及び15A,15Bの設置が容易となる。
各実装部14A,14B及び15A,15B、供給部5、排出部11において、基板Wを支持する支持手段36、供給側支持部6、排出側支持部12は基板Wの一辺の下面とその一辺に対向する他辺の上面を吸着して水平に支持するようにしているから、水平に支持された基板Wの下面側には障害物がほとんど存在しなくなる。
そのため、ベース4上をX方向及びX方向に駆動されて基板Wを搬送する第1の供給用搬送テーブル23、一対の第2の供給用搬送テーブル47A,47B及び搬出用搬送テーブル52は供給部5、各実装部14A,14B及び15A,15B、排出部11で支持された基板Wの下面側に容易に移動することができる。つまり、障害物がある場合のように、各テーブル23、47A,47B及び52の移動経路が限定されることがない。
したがって、第1の供給用搬送テーブル23、一対の第2の供給用搬送テーブル47A,47B及び搬出用搬送テーブル52の移動経路を短くし、移動に要する時間を短縮できるから、そのことによっても生産性の向上を図ることができる。
基板Wの長辺にTCP2を本圧着する一方の第1の実装部14Aと他方の第1の実装部14Bに対して基板Wを位置決めする際、基板Wを位置決めするために撮像する一対の第1の撮像カメラ41を、一方の第1の実装部14Aと他方の第1の実装部14Bとの間で移動させて兼用できるようした。
同様に、一方の第2の実装部15Aと他方の第2の実装部15Bとの間で第2の撮像カメラ49を移動させて兼用できるようした。
そのため、それぞれの実装部14A,14B及び15A,15Bに撮像カメラを設置する場合に比べ、撮像カメラの使用量を半分にしてコストの低減を図ることができる。
つまり、一対の第1の実装部14A,14B及び一対の第2の実装部15A,15Bをそれぞれ一列に配置したことで、各実装部間において1組の第1の撮像カメラ41及び第2の撮像カメラ49を2つの実装部で使用することが可能となる。
なお、上記第1の実施の形態においては基板Wの1つの長辺と短辺とにTCP2を本圧着する例を挙げて説明したが、基板Wの1つの長辺だけに2つの第1の実装部14A,14BによってTCP2を本圧着する場合であっても、第1の実施の形態と同様、2つの第1の実装部14A,14Bに対する基板Wの供給と、搬出を交互に行うことで、実装装置の稼働率を高めることができる。
図14はこの発明の第2の実施の形態を示す。この実施の形態は基板Wの1つ長辺と2つの短辺とに仮圧着されたTCP2を本圧着する実装装置を示している。なお、この発明の第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同一部分には同一記号を付して説明を省略する。
すなわち、基板Wの長辺に仮圧着されたTCP2は1つの第1の実装部14によって本圧着される。長辺にTCP2が本圧着された基板Wの一方の短辺に仮圧着されたTCP2の本圧着は、一対の第2の実装部15A,15Bによって行われる。基板Wの他方の短辺に仮圧着されたTCP2の本圧着は、1つの第3の実装部55によって行われる。
基板Wは第1の供給用搬送テーブル23によって供給部5から第1の実装部14に搬送され、第1の実装部14から第2の実装部15A,15Bへの基板Wの搬送及び第2の実装部15A,15Bから第3の実装部55への基板Wの搬送は、2つの第2の供給用搬送テーブル47A,47Bによって交互に行われる。上記第3の実装部55から排出部11への基板Wの搬送は搬出用搬送テーブル52によって行われる。
各実装部14,15A,15B及び55における基板Wの支持構造や位置決めは第1の実施の形態と同様にして行われる。また、基板Wを位置決めする際、第1の実装部14では固定して設けられた一対の第1の撮像カメラ41によって撮像され、第2の実装部15A,15Bではこれら実装部の間で移動可能に設けられた一対の第2の撮像カメラ49によって行われる。第3の実装部55では、ここに固定して設けられた一対の第3の撮像カメラ56によって行われる。
このような構成においても、第1の実装部14から一対の第2の実装部15A,15Bへの基板Wの搬送と、一対の第2の実装部15A,15Bから第3の実装部55への基板Wの搬送を、2つの第2の供給用搬送テーブル47A,47Bによって交互に行うようにしたことで、実装装置の稼働率を高め、生産性を向上させることができる。
上記第1の実施の形態では、4つの実装部において、2つの実装部で基板の長辺に仮圧着されたTCPを本圧着してから他の2つの実装部で短辺に仮圧着されたTCPを本圧着するようにしたが、2つの実装部で短辺に仮圧着されたTCPを本圧着し、他の2つの実装部で長辺に仮圧着されたTCPを本圧着するようにしてもよい。
また、1つの実装部で1枚の基板の長辺のTPCを本圧着した後、2つの実装部で2枚の基板の短辺のTCPを本圧着し、ついで残りの1つの実装部で他の1枚の基板の長辺のTCPを本圧着するようにしてもよい。
これとは逆に1つの実装部で1枚の基板の短辺のTPCを本圧着した後、つぎの2つの実装部で2枚の基板の長辺のTCPを本圧着し、ついで4つ目の実装部で他の1枚の基板の短辺のTCPを本圧着するようにしてもよい。
また、たとえば6つの実装部を備えている場合、4つの実装部を有する場合と同様、最初の3つの実装部で長辺のTCPを本圧着し、次の3つの実装部で短辺のTCPを本圧着するようにしてもよい。
これとは逆に、最初の3つの実装部で短辺のTCPを本圧着し、次の3つの実装部で長辺のTCPを本圧着するなど、長辺と短辺との組み合わせによって合計で8通りの本圧着を行うことができる。
すなわち、少なくとも隣り合う2つの実装部において2枚の基板に対して長辺或いは短辺などのように同じ辺に対して本圧着を行うようにすれば、その2つの実装部に対して基板を交互に供給し、本圧着後にその2つの実装部から基板を交互に搬出してタクトタイムの短縮を図ることができる。
また、上記第1、第2の実施の形態では撮像カメラを第1の実装部と第2の実装部との間で移動可能としたが、たとえば加圧ツールやバックアップツールなどの他のユニットを移動可能に設けるようにしてもよい。そのようにすれば、さらにコストの低減を図ることが可能となる。
また、上記第1、第2の実施の形態では加圧ツールを上側に配置し、バックアップツールを下側に配置したが、加圧ツールを下側に配置し、バックアップツールを上側に配置してもよい。
また、上記第1、第2の実施の形態では支持部材(第1の吸着支持部)によって基板のTCPが実装される辺の下面を吸着支持し、吸着パッド(第2の吸着支持部)によってTCPが実装される辺と対向する辺の上面を吸着支持するようにしたが、上記支持部材によって基板のTCPが実装される辺の上面を吸着支持するようにしてもよい。
このようにすれば、各テーブルの移動範囲をさらに拡大することができるから、基板の搬送受け渡しに要するタクトタイムを短縮することができる。
なお、第1の吸着支持部によって基板の上面を吸着支持し、第2の吸着支持部によって基板の下面を吸着支持してもよく、さらに第1の吸着支持部によって基板の下面を吸着支持し、第2の吸着支持部も基板の下面を吸着支持するようにしても差し支えない。この場合、各テーブルが移動しているときには、各支持部をテーブルの移動経路から退避させるよう、移動可能な構造とすればよい。
また、供給用搬送テーブルと搬出用搬送テーブルは基板の下面を支持して搬送する構造を例に挙げて説明したが、基板の上面を吸着パッドで吸着して搬送するようにしてもよい。
また、上記第1、第2の実施の形態では異方性導電部材が貼着されたTCPを基板に仮圧着してから本圧着する場合を例に挙げて説明したが、基板に異方性導電部材を貼着してから、その異方性導電部材にTCPを仮圧着して後、本圧着する場合であっても差し支えない。
図15と図16はこの発明の第3の実施の形態を示す。この実施の形態は基板Wに仮圧着された複数のTCP2を別々の加圧ツールで実装する場合であって、図15は第1の実装部61で基板Wの長辺に5つのTCP2を5つの加圧ツール19Aによって本圧着し、第2の実装部62で基板Wの短辺に3つのTCP2を3つの加圧ツール19Aによって本圧着するようになっている。
上記基板Wの長辺と短辺の側辺部は、架台18の上面に設けられた1つのバックアップツール17Aに支持されるようになっていて、このバックアップツール17Aの上方には複数、この実施の形態では8つの加圧ツール19Aを上下方向に駆動する加圧用駆動源21Aが水平に架設されたビーム63に移動可能及び所定の移動位置で固定可能に設けられている。
そして、第1の実装部61には5つの加圧ツール19Aが基板Wの長辺に対して所定間隔になるよう位置決めされ、第2の実装部62には3つの加圧ツール19Aが基板Wの短辺に対して所定間隔になるよう位置決めされている。
したがって、このような構成によれば、第1の実装部61では基板Wの長辺に仮圧着された5つのTCP2を本圧着することができ、第2の実装部62では基板Wの短辺に仮圧着された3つのTCP2を本圧着することができる。
一方、基板Wの品種変更などによっては、第1の実装部61と第2の実装部62とで、基板Wの長辺或いは短辺に対してそれぞれ4つのTCP2を本圧着することが要求される場合がある。
そのような場合、複数の加圧ツール19Aはビーム63に対して移動可能に設けられているため、図16に示すように第1の実装部61の1つの加圧ツール19Aを第2の実装部62側へ移動し、第1の実装部61と第2の実装部62との加圧ツール19Aの数をそれぞれ4つずつとする。
それによって、各供給部61,62に供給された基板Wの各辺に仮圧着されたそれぞれ4つのTCP2を本圧着することができる。
また、基板Wが大型であって、たとえばその長辺に対して8つのTCP2を本圧着する場合、8つの加圧ツール19Aをビーム63に沿って移動させて大型の基板Wの長辺に本圧着されるTCP2の間隔に対応するよう位置決めする。
それによって、基板Wが大型化して長辺に実装されるTCP2の数が増大した場合であっても、その数の変動に応じて複数の加圧ツール19Aを位置決めして対応することが可能となる。
つまり、この場合、第1の実装部61と第2の実装部62とが1つの実装部となる。
すなわち、この実施の形態によれば、品種変更などによって基板Wの側辺に本圧着されるTCP2の数が変更になった場合であっても、その数の変更に応じて加圧ツール19Aを他の実装部に移動させて位置決めすることができるから、汎用性の高い実装装置を提供することができる。
この第3の実施の形態において、ビーム63に8つの加圧ツール19Aが移動可能に設けられている場合を例に挙げて説明したが、ビーム63に大型の基板Wの長辺と短辺とに本圧着されるTCP2の数と同等或いはそれ以上の加圧ツール19Aを設けるようにすれば、大型の基板Wであっても、その長辺と短辺とに仮圧着されたTCP2を順次本圧着することができる。
なお、上記実施の形態では被実装部材として基板にTCPを実装(本圧着)する例を挙げて説明したが、被実装部材としては基板にTCPを仮圧着するために貼着される異方性導電部材を貼着する場合や基板に貼着された異方性導電部材にTCPを仮圧着する場合やTCPに貼着された異方性導電部材を基板に貼着する場合であっても、この発明を適用することができる。つまり、この被実装部材はTCPや他の電子部品に限られず、異方性導電部材であってもよい。
また、ガラス基板に被実装部材としての半導体チップを実装する場合にも適用することができる。
また、基板にTCPの一端を実装した後に、さらにそのTCPの他端に回路基板を異方性導電部材を介して実装する場合にも適用することができる。
また、基板を搬送する搬送手段としてベース上をX、Y、θ及びZ方向に駆動されるテーブルを用いた例を挙げて説明したが、搬送手段としては下面に基板を吸着保持する吸着手段を有する可動体を、ベースの上方でX、Y、θ及びZ方向に駆動できる構成とし、この可動体によって複数の第1の実装部或いは複数の第2の実装部に対して基板を交互に供給及び搬出するようにしてもよい。
2…TCP(被実装部材)、3…異方性導電部材、5…供給部、11…排出部、14A,14B…第1の実装部、15A,15B…第2の実装部、17…バックアップツール、19…加圧ツール、23…第1の供給用搬送テーブル(搬送手段)、26…制御装置、41…第1の撮像カメラ、45…画像処理部、47A,47B…第2の供給用搬送テーブル(搬送手段)、49…第2の撮像カメラ、52…搬出用搬送テーブル(搬送手段)。
Claims (11)
- 矩形状の基板の4つの辺のうち、少なくとも1つの辺に被実装部材を実装する実装装置であって、
上記基板を供給する供給部と、
この供給部に並設され上記供給部から供給された基板の少なくとも1つの辺に上記被実装部材を実装する複数の実装部と、
上記実装部に並設されこの実装部で被実装部材が実装された基板が排出される排出部と、
上記供給部の上記基板を上記複数の実装部に対して交互に供給するととともに、上記被実装部材が実装され終わった基板を上記複数の実装部から交互に取り出して上記排出部に搬送する搬送手段と
を具備したことを特徴とする被実装部材の実装装置。 - 上記供給部から上記実装部に供給される基板を撮像する撮像手段を有し、
上記搬送手段は上記撮像手段の撮像に基づいて上記基板を上記実装部に位置決めして供給することを特徴とする請求項1記載の被実装部材の実装装置。 - 上記実装部は、
上記基板の1つの長辺に対して上記被実装部材を実装する2つの第1の実装部によって構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の被実装部材の実装装置。 - 上記実装部は、
上記基板の1つの長辺に対して上記被実装部材を実装する2つの第1の実装部と、上記基板の1つの短辺に対して上記被実装部材を実装する2つの第2の実装部によって構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の被実装部材の実装装置。 - 上記実装部は、
上記基板の1つの長辺に対して上記被実装部材を実装する1つの第1の実装部と、上記基板の2つの短辺のうちの一方の短辺に上記被実装部材を実装する2つの第2の実装部と、上記基板の2つの短辺のうちの他方の短辺に上記被実装部材を実装する1つの第3の実装部によって構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の被実装部材の実装装置。 - 上記撮像手段は、2つの第1の実装部の一方と他方の間で移動可能に設けられ、上記搬送手段によって2つの第1の実装部に対して基板を交互に供給するとき、基板が供給される実装部に対向する位置に位置決めされることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の被実装部材の実装装置。
- 上記複数の実装部は、上記搬送手段によって供給された基板の上記被実装部材が実装される1つの辺の下面を支持するバックアップツールと、このバックアップツールに支持された1つの辺の上面に上記被実装部材を実装する加圧ツールを有し、
上記複数の実装部の上記バックアップツールと加圧ツールは一列に配置されていることを特徴とする請求項1記載の被実装部材の実装装置。 - 上記実装部には上記搬送手段によって供給される基板を支持する支持手段が設けられ、
この支持手段は、上記基板の上記被実装部材が実装される1つの辺の上記バックアップツールによって支持される部分と異なる部分の下面を吸着して支持する第1の吸着支持部と、上記基板の上記被実装部材が実装される1つの辺と対向する辺の上面を吸着して支持する第2の吸着支持部とを有することを特徴とする請求項1又は請求項7記載の被実装部材の実装装置。 - 上記搬送手段は、上面に上記基板を載置して水平方向、上下方向及び回転方向に駆動される搬送テーブルであるであって、
上記搬送テーブルは、上記供給部と上記複数の実装部との間で駆動されて各実装部に基板を供給する供給用搬送テーブルと、各実装部と上記排出部との間で駆動されて各実装部で被実装部材が実装され終わった基板を上記排出部に搬送する排出用搬送テーブルを有することを特徴とする請求項1又は請求項8記載の被実装部材の実装装置。 - 上記複数の実装部は、上記搬送手段によって供給された基板の上記被実装部材が実装される1つの辺の下面を支持するバックアップツールと、このバックアップツールに支持された1つの辺の上面に複数の被実装部材をそれぞれ1つずつ実装する複数の加圧ツールを有し、
上記複数の実装部の上記バックアップツールと複数の加圧ツールは一列に配置され、複数の加圧ツールは上記複数の実装部に対して位置決め可能に設けられていて、
上記複数の加圧ツールは、各実装部で上記基板の1つの辺に実装される被実装部材の数に応じた数が各実装部のバックアップツールに対向するよう位置決めされる構成であることを特徴とする請求項1記載の被実装部材の実装装置。 - 矩形状の基板の4つの辺のうち、少なくとも1つの辺に被実装部材を実装する実装方法であって、
供給部から取り出した基板をこの供給部に並設され上記基板の少なくとも1つの辺に上記被実装部材を実装する複数の供給部に対して交互に供給する工程と、
上記被実装部材が実装され終わった基板を上記複数の実装部から交互に取り出す工程と
を具備したことを特徴とする被実装部材の実装方法。
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Legal Events
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