JP2012166756A - 鞍乗り型車両の制動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動二輪車の後輪制動装置50において、リザーブタンク58は、リヤフェンダ82の下方に配置されると共に左右のリヤフレーム23L、23Rの下方で且つ左右のリヤフレーム23L、23Rの内方に配置される。リザーブタンクの車両前方の面91、後方の面93及び車幅方向外方の面94は、リヤフェンダ82から下方に延ばされるリブ壁100によって囲われている。リザーブタンク58は、ピリオンステップブラケット31Rの内方に配置される。
【選択図】図4
Description
ブレーキリザーブタンク(63)がシートステー(32)の上方に配置されるため、ブレーキリザーブタンク(63)とリアブレーキマスターシリンダ(62)の間をつなぐ配管が長くなるという課題がある。
また、ブレーキリザーブタンク(63)がリアカウル(26)に覆われるため、油量の確認等のメンテナンス性に改良の余地があった。
図1に示すように、自動二輪車10は、車両前部に配置されハンドル11によって操向可能に設けた前輪12と、この前輪12の後方に配置される駆動源としてのエンジン13と、このエンジン13の後方に配置されエンジン13によって駆動される後輪14と、前輪12と後輪14の間に設けたシート15とを有し、このシート15に乗員が跨って座る形態の鞍乗り型車両である。
図2に示されているように、車体フレーム20は、前輪(図1、符号12)を支えるフロントフォーク(図1、符号19)を回動自在に支持するヘッドパイプ(図1、符号21)から車両後下方に向けて延出される1本のメインフレーム22と、このメインフレーム22の後部から車両後上方に延出される左右一対のリヤフレーム23L、23R(手前側の符号23Rのみ示す。)と、メインフレーム22の後部から垂下されるピボットフレーム24とを主要素とする。エンジン13の後部下部にエンジン始動用のキックペダル29が取付けられている。ピボットフレーム24にメインスタンド25が備えられている。
シリンダヘッド43の下面に、排気管45が連結されている。この排気管45は、車両後方へ延ばされ後端が消音器46に連結されている。
後輪制動装置50は、後輪ブレーキ系統の部材が装着されるブレーキアッシー板51と、このブレーキアッシー板51に回動可能に取付けられるブレーキペダル52と、このブレーキペダル52から後方に延出するリンクプレート52aにリンク部材49を介して連結されると共にブレーキアッシー板51に固定されブレーキペダル52の踏力によって油圧を生じさせるマスターシリンダ53と、このマスターシリンダ53から車両後方に延ばされるブレーキ管54と、このブレーキ管54の先に連結され後輪14と一体的に設けたブレーキデイスク55を挟むブレーキキャリパ56と、マスターシリンダ53から車両上後方へ延ばされる配管57と、この配管57の先に接続され余剰オイルを溜めておくリザーブタンク58とを主要素とする。ブレーキアッシー板51は、ピボットフレーム24に締結されている。
図1に戻って、自動二輪車10は、車体カバー70によって覆われている。車体カバー70は、車両の前面を覆うフロントカバー71と、このフロントカバー71の後部から車両後方へ連続して設けられ車両後方へ延ばされ車両の側面を覆うサイドカバー72L、72R(手前側の符号72Rのみ示す。)と、これらの左右のサイドカバー72L、72Rの下縁に連続して配置されピボットフレーム(図2、符号24)を外側方から覆う左右のピボットプレートカバー73L、73R(手前側の符号73Rのみ示す。)と、サイドカバー72L、72Rの上部に設けられ車両の上部を覆うアッパーカバー74とを有する。
図3に示すように、リザーブタンク58の車幅方向外方は、サイドカバー72L、72Rの構成要素である右のリヤサイドカバー78Rにて覆われる。詳細には、右のリヤサイドカバーの下縁78Rbから下方にリザーブタンク58の下部が露出するようにしてリザーブタンク58が配置される。すなわち、リザーブタンク58は、車体フレーム20を車両側方から覆う右のサイドカバー78Rから露出するように配置されている。
なお、リザーブタンクを車幅方向左側に配置し、左のサイドカバーからリザーブタンクを露出するように配置することは差し支えない。
図4に示すように、リザーブタンク58は、左のステップブラケット(左のピリオンステップブラケット31L)と右のステップブラケット(右のピリオンステップブラケット31R)の内方に配置されると共に、後輪(図2、符号14)を揺動可能に支持するクッションユニット(リヤクッションユニット39L、39R)の車両前方に配置されている。加えて、リザーブタンク58は、スイングアーム37と重なる位置に配置される。
図5に示すように、リヤフェンダ82から車両下方(図手前側)にリザーブタンク58の車両前方を向く前方の面91に対応する第1リブ壁101が延ばされ、この第1リブ壁101に連続してリヤフェンダ82から車両下方(図手前側)にリザーブタンクの車両内方を向く内方の面92に対応する第2リブ壁102及び第3リブ壁103が車両下方(図手前側)へこの順に連続して延ばされ、この第3リブ壁103に連続してリヤフェンダ82から車両下方(図手前側)にリザーブタンク58の車両後方を向く後方の面93に対応する第4リブ壁104が延ばされている。すなわち、リザーブタンク58の車両前方の面91、後方の面93及び車幅方向内方の面92は、リヤフェンダ82から下方に延ばされる第1〜4リブ壁101〜104からなるリブ壁100によって囲われている。
図6に示すように、ピボットフレーム24の車幅方向右外方に、ピボットフレーム24に離間して配置されると共にピボットフレーム24に取付けられるブレーキアッシー板51が設けられている。このブレーキアッシー板51の車幅方向内面にブレーキ軸106が突設され、このブレーキ軸106にブレーキペダル52を回動可能に取付けられる。ブレーキアッシー板51に、マスターシリンダ53が固定されている。
また、リザーブタンク58は、左右のピリオンステップブラケット31L、31Rの上方に配置されている。
図7に示すように、リザーブタンク58は、車体フレーム20の後部を構成し車幅方向右側に設けられる右のリヤフレーム23Rの下方に配置される。
右のリヤフレーム23Rにリザーブタンク58が取付けられるステー部材86が固着されている。ステー部材86に締結部材87がねじこまれるウエルドナット(図5、符号85)が固着されている。
取付手順として、このステー部材86にリザーブタンク58から車幅方向外方に延びているフランジ部95をセットし、このフランジ部95を締結部材87によってステー部材86に締結する。ウエルドナット(図5、符号85)に締結部材87を締結することでリザーブタンク58が固定される。リザーブタンク58の上方は、フェンダ延設部82aによって覆われる。
なお、リザーブタンクを、車幅方向左側に設けられる左のリヤフレームの下方に配置することは差し支えない。
また、リブ壁100は、車両側面視で後輪の車軸109より車両前方に配置されると共に、リブ壁の下端100bが後輪14に重なるように延ばされている。
図9に示すように、リザーブタンク(図8、符号58)は、車体フレーム20を構成するリヤフレーム23Rに締結部材87により固定されている。この締結部材87の締結軸線の延長線(図5、符号87j)は車両外側に露出される。
締結部材87の締結軸線の延長線87jは車両外側に露出されるので、締結部材87に容易に工具をアクセスさせることができる。結果、リザーブタンク58の着脱が容易になる等、リザーブタンク58及びその配管57に係るメンテナンス性を高めることができる。
図6に戻って、リザーブタンク58は、リヤフレーム23L、23Rの下方に配置されると共にリヤフェンダ82の下方に配置される。リヤフレーム23L、23Rの下方にリザーブタンク58を配置したので、車体フレーム20の下部に取付けられるマスターシリンダ53にリザーブタンク58を近接配置することができる。結果、リザーブタンク58をリヤフレームの上方に配置する場合に較べて、マスターシリンダ53からリザーブタンク58へ延びる配管57の長さを短くすることができる。
また、取り外したリザーブタンク58をピリオンステップ(ステップ32R)を利用して仮止めしてブレーキオイル交換を行うことができるので、メンテナンス性を向上させることができる。
Claims (7)
- 車体フレーム(20)の下部に設けられるブレーキペダル(52)と、このブレーキペダル(52)に連結されると共に前記車体フレーム(20)の下部に固定され油圧を生じさせるマスターシリンダ(53)と、このマスターシリンダ(53)に配管を介して連結されると共に前記車体フレーム(20)に固定され余剰オイルを溜めておくリザーブタンク(58)とを有する鞍乗り型車両の制動装置において、
前記リザーブタンク(58)は、後輪の上方を覆うリヤフェンダ(82)の下方に配置されると共に、前記車体フレーム(20)の後部を構成し車幅方向左右に設けられる前記左右のリヤフレーム(23L、23R)の下方で且つ前記左のリヤフレーム(23L)と前記右のリヤフレーム(23R)の車幅方向内方に配置され、
前記リザーブタンク(58)の車両前方の面(91)、後方の面(93)及び車幅方向内方の面(92)は、前記リヤフェンダ(82)から下方に延ばされるリブ壁(100)によって囲われていることを特徴とする鞍乗り型車両の制動装置。 - 前記リザーブタンク(58)の一部は、前記車体フレーム(20)を車両側方から覆う左のサイドカバー(72L)又は右のサイドカバー(72R)から露出するように配置されていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の制動装置。
- 前記リザーブタンク(58)は、車両前方から後方へ延ばされ前記車体フレーム(20)に固定され同乗者が足を載せるステップ(32L、32R)を固定するステップブラケット(31L、31R)と車両長手方向に重なる位置で、これらの左右のステップブラケット(31L、31R)の上方に且つ前記左のステップブラケット(31L、31R)と前記右のステップブラケット(31L、31R)の内方に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗り型車両の制動装置。
- 前記リザーブタンク(58)は、前記ステップブラケット(31L、31R)の車幅方向内方に配置されると共に、後輪(14)を揺動可能に支持するクッションユニット(39L、39R)の前方に配置されていることを特徴とする請求項3項記載の鞍乗り型車両の制動装置。
- 前記リザーブタンク(58)は、前記車体フレーム(20)に締結部材(87)により固定され、この締結部材(87)の締結軸線の延長線(87j)は車両外側に露出されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の鞍乗り型車両の制動装置。
- 前記リザーブタンク(58)は、前記リブ壁(100)の車幅方向外側に配置されると共に、前記左右のリヤフレーム(23L、23R)の一方と前記後輪(14)との間に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の鞍乗り型車両の制動装置。
- 前記リブ壁(100)は、車両側面視で前記後輪(14)の車軸(109)より車両前方に配置されると共に、下端(100b)が前記後輪(14)に重なるように延ばされていることを特徴とする鞍乗り型車両の制動装置。
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