JP2012167986A - 分析方法及び分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】反応時間が短くなる分析方法及び装置を提供することを課題とする。
【解決手段】
反応容器11と、保冷された濃縮試薬をサンプリングする試薬サンプリング手段17、63と、希釈水を加温する加温手段51,53と、試薬サンプリング手段17,63でサンプリングされた保冷濃縮試薬と、加温手段51,53で加温された加温水とを反応容器11に希釈分注する希釈分注手段55,63とで構成し、試料と試薬との反応を測定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、反応容器に分注された試料と、試薬との反応を測定する分析方法及び装置に関する。
一般的な臨床検査に使用される分析装置の分析過程は以下の通りである。
(1) 目的試料を試料分注ピペットでサンプリングする。
(2) サインプリングされた試料を37℃に加温された恒温槽に備え付けられた反応容器に分注する。
(3) 常温より低温(例えば、2−10℃)に保たれた試薬を試薬ピペットでサンプリングする。尚、本明細書では、以下、常温より低温に保たれたことを「保冷」という。
(4) 37℃に加温された恒温槽に備え付けられた反応容器に試薬を分注する。
(5) 分注された試料と試薬(以下、反応液という)を撹拌する。
(6) 反応容器の反応状態を、光学的にモニタリングし、濃度または活性量を求める(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−062435号公報
化学反応、酵素反応および免疫反応の反応速度は、反応温度に依存し、一般的に高温の方が速くなる。ただし、試料中および試薬中にある蛋白や酵素は、40℃を越えると熱変性することがある。よって、分析装置の恒温槽は加熱された循環液で、37℃程度に加温されている。
しかし、(5)で撹拌された反応液が恒温槽内で反応温度37℃に到達するのに時間を要し、反応時間が長い問題点がある。
さらに、測定に使用する試薬は、温度劣化を防ぐ目的で分析装置に備え付けられた保冷庫(2−10℃)で保管され、保管された状態からそのままサンプリングされので、このことも反応温度に達するのに時間を要し、反応時間が長くなる要因となっている。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、反応時間が短くなる分析方法及び装置を提供することにある。
上記課題を解決する請求項1に係る発明は、反応容器に分注された試料と、試薬との反応を測定する分析方法であって、保冷された濃縮試薬をサンプリングし、前記反応容器へ加温水と共に希釈分注することを特徴とする分析方法である。
請求項2に係る発明は、反応容器と、保冷された濃縮試薬をサンプリングする試薬サンプリング手段と、希釈水を加温する加温手段と、前記試薬サンプリング手段でサンプリングされた保冷濃縮試薬と、前記加温手段で加温された加温水とを前記反応容器に希釈分注する希釈分注手段と、を有することを特徴とする分析装置である。
請求項3に係る発明は、前記加温手段は、前記反応容器を一定の温度に保持する恒温槽と同じ温度に前記希釈水を加温することを特徴とする請求項2記載の分析装置である。
請求項1に係る発明によれば、保冷された濃縮試薬をサンプリングし、前記反応容器へ加温水と共に希釈分注することにより、反応温度まで達する時間が短くなり、反応時間が短くなる。
請求項2−3に係る発明によれば、反応容器と、保冷された濃縮試薬をサンプリングする試薬サンプリング手段と、希釈水を加温する加温手段と、前記試薬サンプリング手段でサンプリングされた保冷濃縮試薬と、前記加温手段で加温された加温水とを前記反応容器に希釈分注する希釈分注手段と、を有することにより、反応温度まで達する時間が短くなり、反応時間が短くなる。
第1実施形態の第1試薬をサンプリングする手段、第1試薬を希釈分注手段のブロック図である。 図1のフロー図である。 第1実施形態の生化学自動分析装置の斜視図である。 第2実施形態の第1試薬をサンプリングする手段、第1試薬を希釈分注手段のブロック図である。 図4のフロー図である。 実施例の実験結果(希釈水温度27.5℃)を示す図である。 実施例の実験結果(希釈水温度39.2℃)を示す図である。 実施例の実験結果(希釈水温度43.0℃)を示す図である。
<第1実施形態>
本発明を生化学自動分析装置に適用した例で説明する。
(全体構成)
図3は第1実施形態の生化学自動分析装置1の斜視図である。
生化学自動分析装置1は、サンプルターンテーブル4と、希釈ターンテーブル6と、第1試薬ターンテーブル8と、第2試薬ターンテーブル10と、反応ターンテーブル12ととからなっている。
サンプルターンテーブル4には、外側に生体試料を入れた所定数のサンプル容器2が2列セットされ、内側に通常の希釈液である生理食塩水以外の特別な希釈液を入れた希釈液容器3が2列セットされる。そして、このサンプルターンテーブル4は所定速度でステップ送りされている。
希釈ターンテーブル6には、サンプル容器2から吸引され、希釈されたサンプルを入れる希釈容器5がセットされる。
第1試薬ターンテーブルに8は、濃縮され、保冷された第1試薬を入れた所定数の第1試薬容器7がセットされる。
第2試薬ターンテーブル10には、濃縮され、保冷された第2試薬を入れた所定数の第2試薬容器9がセットされる。
反応ターンテーブル12には、希釈ターンテーブル6の希釈容器5からサンプリングした希釈サンプルと、第1試薬ターンテーブル8の第1試薬容器7からサンプリングした第1試薬および第2試薬ターンテーブル10の第2試薬容器9からサンプリングした第2試薬をそれぞれ入れて反応させる所定数の反応容器11がセットされる。
サンプルターンテーブル4の周囲には、サンプル希釈ピペット13が配置されている。このサンプル希釈ピペット13は、図示しないサンプル希釈ピペット左右・上下駆動機構により左右、上下に駆動されて、サンプルターンテーブル4と希釈ターンテーブル6との間で、図示しない洗浄装置を通って左右の回動による往復動する。そして、サンプル希釈ピペット13がサンプルターンテーブル4の所定位置においてサンプル容器2に上下動によるアクセスしたとき、図示しないサンプル用ポンプが作動してサンプルを所定量吸引し、希釈ターンテーブル6の所定位置において希釈容器5にアクセスしたとき、このサンプルとともにサンプル希釈ピペット13自体から供給される所定量の希釈液(通常は生理食塩水)を吐出し、その結果、サンプルが希釈容器5内で所定倍数に希釈されるようにしている。その後、サンプル希釈ピペット13は図示しない希釈洗浄装置により洗浄されるようになっている。
希釈ターンテーブル6の周囲には、サンプル希釈ピペット13の他に、サンプリングピペット14、希釈攪拌装置15、洗い壺と呼ばれている希釈洗浄装置16が配置されている。希釈攪拌装置15は図示しない攪拌装置上下駆動機構により上下に駆動されるとともに、図示しない攪拌棒が回転されるようになっている。そして、希釈ターンテーブル6の所定の希釈容器5の希釈サンプル内に攪拌棒が進入しかつ回転することによりサンプルの希釈が均一に行われるようにしている。希釈洗浄装置16は、後述するように希釈サンプルを反応容器11に吐出した後、サンプリングピペット14を洗浄するようになっている。希釈容器5内の希釈サンプルは希釈攪拌装置15により攪拌されて、試料の希釈が均一にされる。これらの各装置13,14,15,16の配置の自由度を確保するために、希釈ターンテーブル6は、この希釈ターンテーブル6上の円周上に配置された希釈容器5の総数と共通の因数を持たない数を1ステップの送り数としてステップ送りされるようになっている。
サンプリングピペット14は、図示しないサンプリングピペット左右・上下駆動機構により左右、上下に駆動されて、希釈ターンテーブル6と反応ターンテーブル12との間で希釈洗浄装置16を通って左右の回動による往復動するようになっている。そして、サンプリングピペット14は希釈ターンテーブル6の所定位置において上下動により希釈容器5にアクセスしたとき、図示しない希釈サンプル用ポンプが作動して所定量の希釈サンプルを吸引し、反応ターンテーブル12の所定位置において上下動により反応容器11にアクセスしたとき吸引した希釈サンプルをその反応容器11に吐出するようにしている。
反応ターンテーブル12の周囲には、サンプリングサンプルピペット14の他に、第1試薬ピペット17、第2試薬ピペット18、第1反応攪拌装置19、第2反応攪拌装置20、検出器である多波長光度計21、恒温槽22および反応管洗浄装置23が配置されている。
第1試薬ピペット17は、図示しない第1試薬ピペット左右・上下駆動機構により左右、上下に駆動されて、反応ターンテーブル12と第1試薬ターンテーブル8との間で左右の回動による往復動するようになっている。そして、第1試薬ピペット17は第1試薬ターンテーブル8の所定位置において上下動により第1試薬容器7にアクセスしたとき、図示しない第1試薬用ポンプが作動して所定量の第1試薬を吸引し、反応ターンテーブル12の所定位置において上下動により反応容器11にアクセスしたとき吸引した第1試薬をその反応容器11に吐出するようにしている。
第1試薬を反応容器11に吐出する動作において、本実施形態では、後述する第1試薬サンプリング手段、第1試薬希釈分注手段によって、所定量の濃縮試薬は加温水と共に希釈分注される。
第1反応攪拌装置19は図示しない攪拌装置上下駆動機構により上下に駆動されるとともに、図示しない攪拌棒が回転運動かつ前後方向の往復動をされるようになっている。そして、反応ターンテーブル12の所定の反応容器11の希釈サンプルと第1試薬内に攪拌棒が進入した後、回転かつ前後運動することにより、希釈サンプルの反応が均一にかつ迅速に行われるようにしている。
第2試薬ピペット18は、図示しない第2試薬ピペット左右・上下駆動機構により左右、上下に駆動されて、反応ターンテーブル12と第2試薬ターンテーブル10との間で左右の回動による往復動するようになっている。そして、第2試薬ピペット18は第2試薬ターンテーブル10の所定位置において上下動により第2試薬容器9にアクセスしたとき、図示しない第2試薬用ポンプが作動して所定量の第2試薬を吸引し、反応ターンテーブル12の所定位置において上下動により反応容器11にアクセスしたとき吸引した第2試薬をその反応容器11に吐出するようにしている。
第2試薬を反応容器11に吐出する動作において、第1試薬の場合と同様、本実施形態では、後述する第2試薬サンプリング手段,第2試薬希釈分注手段によって所定量の濃縮試薬は加温水と共に希釈分注される。
第2反応攪拌装置20は図示しない攪拌装置上下駆動機構により上下に駆動されるとともに、図示しない攪拌棒が回転運動かつ前後方向の往復動をされるようになっている。そして、反応ターンテーブル12の所定の反応容器11の希釈サンプルと第2試薬内に攪拌棒が進入した後、回転かつ前後運動することにより、希釈サンプルの反応が均一にかつ迅速に行われるようにしている。
多波長光度計21は、反応容器11内の希釈サンプルの吸光度等を測定して反応容器11内での希釈サンプルの反応状態を検出するようにしている。恒温槽22は、反応ターンテーブル12の反応容器11を常時一定の温度に保持するようになっている。
反応管洗浄装置23は、図示しない廃液ポンプにより反応容器11に入っている検出の終了した希釈サンプルを吸い込みかつこれを廃液タンクに排出した後、図示しない洗浄液ポンプにより洗浄液をこの反応容器11内に供給してこの洗浄液により反応容器11内を洗浄し、その後洗浄液を廃液タンクに排出するようになっている。
これらサンプリングピペット14、第1試薬ピペット17、第2試薬ピペット18、第1反応攪拌装置19、第2反応攪拌装置20、多波長光度計21、恒温槽22、反応管洗浄装置23の配置の自由度を確保するために、反応ターンテーブル12もこの反応ターンテーブル12上の円周上に配置された反応容器11の総数と共通の因数を持たない数を1ステップの送り数としてステップ送りされるようになっている。その場合、反応ターンテーブル12は1ステップにつき半周以上回転するようにされている。
(試薬サンプリング手段、希釈分注手段)
第1試薬をサンプリングする手段,第1試薬を希釈分注する手段と、第2試薬をサンプリングする手段,第2試薬を希釈分注する手段とは、同一機構なので、第1試薬をサンプリングする手段,第1試薬を希釈分注する手段で説明を行ない、第2試薬をサンプリングする手段,第2試薬を希釈分注する手段の説明は省略する。
図1、図2を用いて説明する。図1は第1実施形態の第1試薬をサンプリングする手段、第1試薬を希釈分注手段のブロック図、図2は図1のフロー図である。
図1において、純水が貯留されるタンク51は、温度制御可能なヒータ53により加温され、一定温度保っている。
サンプル,試薬分注洗浄ポンプ55は、脱気装置57、逆止弁59を介してタンク51の純水を吸引し、吐出する。尚、脱気装置57は、タンク51から吸引された加熱純水中に発生する気泡を取り除く装置である。また、逆止弁59により、純水は、タンク51からサンプル,試薬分注線洗浄ポンプ55方向へは流れるが、サンプル,試薬分注洗浄ポンプ55からタンク51方向へは流れない。
サンプル,試薬分注洗浄ポンプ55の吐出側には、電磁弁61を介して試薬用ポンプ63が設けられている。
第1試薬ピペット17とサンプル,試薬分注洗浄ポンプ55との間には、第1試薬ピペット17側から試薬用ポンプ63、電磁弁61が設けられる。
尚、本実施形態では、タンク51から脱気装置57、逆止弁59,サンプル,試薬分注洗浄ポンプ55、電磁弁61、試薬用ポンプ63、第1試薬ピペット17までの流路は、断熱材で被覆されるか、または保温機能を有したパネルにより保温されている。
そして、第1試薬ピペット17、サンプル,試薬分注洗浄ポンプ55、電磁弁61、試薬用ポンプ63は制御部65により制御される。
次に、図2を用いて、制御部65の作動を説明する。
第1試薬ピペット17で第1試薬を吸引する前に、前回吸引試薬汚染を洗い流す動作に入る。
先ず、電磁弁61を閉じ、サンプル,試薬分注洗浄ポンプ55を駆動して、加温された純水をサンプル,試薬洗浄ポンプ55内へ取り込む(ステップ1)。
次に、電磁弁61を開き、サンプル,試薬分注洗浄ポンプ55を駆動して、加温された純水を試薬用ポンプ63を介して第1試薬ピペット17へ押し出し、試薬ピペット17内を洗浄する。この時、試薬用ポンプ63には試薬を希釈するための加温水が所定量取り込まれる(ステップ2)。
最後に、電磁弁61を閉じ、試薬用ポンプ63を駆動し、第1試薬ピペット17内に試薬ボトル7の濃縮された第1試薬を所定量吸引させ、試薬のサンプリングを行なう。
試薬用ポンプ63を先程とは逆方向に駆動し、第1試薬ピペット17内に吸引された濃縮された第1試薬と、試薬用ポンプ63に取り込まれた加温水と、を反応容器11へ吐出する(ステップ3)。
この時、加温水の希釈液量が多いほど、或いは加温水の温度が高いほど、反応容器11内での温度は速やかに反応温度まで到達する。
このような構成によれば、保冷され、濃縮された第1試薬をサンプリングし、反応容器11へ加温水と共に希釈分注することにより、反応温度まで達する時間が短くなり、反応時間が短くなる。
<第2実施形態>
試薬サンプリング手段、希釈分注手段は、上記実施の形態に限定するものではない。例えば、図3、図4に示す構成でもよい。図4は第2実施形態の第1試薬をサンプリングする手段、第1試薬を希釈分注手段のブロック図、図5は図4のフロー図である
尚、図3において、図1に示す第1実施形態の第1試薬をサンプリングする手段、第1試薬を希釈分注手段と同一部分には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態と、第1実施形態との相違点は、以下の点である。
(1) 本実施形態では、純水が貯留されるタンク51以外に、タンク51と配管72を介して接続された温水希釈ポート71を設けた。
(2) 第1実施形態では加温していたタンク51は加温せず、温水希釈ポート71を温度制御可能なヒータ73により加温し、一定温度に保っている。
(3)第1実施形態では、タンク51から脱気装置57、逆止弁59,サンプル,試薬分注洗浄ポンプ55、電磁弁61、試薬用ポンプ63、第1試薬ピペット17までの流路を保温していたが、本実施形態はしていない。
そして、試薬ピペット17、サンプル,試薬分注洗浄ポンプ55、電磁弁61、試薬用ポンプ63は制御部65により制御される。
次に、図5を用いて、制御部65の作動を説明する。
第1試薬ピペット17で第1試薬を吸引する前に、前回吸引試薬汚染を洗い流す動作に入る。
先ず、電磁弁61を閉じ、サンプル,試薬分注洗浄ポンプ55を駆動して、加温された純水をサンプル,試薬分注洗浄ポンプ55内へ取り込む(ステップ1)。
次に、電磁弁61を開き、サンプル,試薬分注洗浄ポンプ55を駆動して、加温された純水を試薬用ポンプ63を介して第1試薬ピペット17へ押し出し、第1試薬ピペット17内を洗浄する(ステップ2)。
最後に、電磁弁61を閉じ、第1試薬ピペット17を温水希釈ポート71まで移動させ、試薬用ポンプ63を駆動し、第1試薬ピペット17に温水希釈ポート71の加温水を吸引する。
更に、電磁弁を閉じた状態で、第1試薬ピペット17を7試薬ボトル7まで移動させ、試薬用ポンプ63を駆動し、第1試薬ピペット17内に試薬ボトル7の濃縮された第1試薬を所定量吸引させ、試薬のサンプリングを行なう。
試薬用ポンプ63を先程とは逆方向に駆動し、第1試薬ピペット17内に吸引された濃縮された第1試薬と加温水とを反応容器11へ吐出する(ステップ3)。
この時、加温水の希釈液量が多いほど、或いは加温水の温度が高いほど、反応容器11内での温度は速やかに反応温度まで到達する。
このような構成によれば、保冷され、濃縮された第1試薬をサンプリングし、反応容器11へ加温水と共に希釈分注することにより、反応温度まで達する時間が短くなり、反応時間が短くなる。
更に、タンク51から脱気装置57、逆止弁59,サンプル,試薬分注洗浄ポンプ55、電磁弁61、試薬用ポンプ63、試薬ピペット17までの流路の保温が必要なくなる。
本願発明者は、発明の効果を確認するために、下記のような実験を行なった。
(1) 保冷され、濃縮された第1試薬をサンプリングし、反応容器へ分注し、第1試薬分注後後、約4分50秒後に、保冷され、濃縮された第2試薬をサンプリングし、反応容器へ分注した際の反応容器内の温度の経時変化を調査した(プロット◇で示す)。
(2) 保冷され、濃縮された第1試薬をサンプリングし、加温水と共に反応容器へ希釈分注し、第1試薬分注後後、約4分50秒後に、保冷され、濃縮された第2試薬をサンプリングし、加温水と共に反応容器へ希釈分注した際の反応容器内の温度の経時変化を調査した。尚、第1試薬、第2試薬との2倍希釈である(プロット□で示す)。
図6は希釈液の温度が27.5℃、図7は希釈液の温度が39.2℃、図8は希釈液の温度が43.0℃である。
図6-図8に示すように、希釈なし分注に比べ、希釈液温度が上昇するほど反応温度37℃へ到達する時間が短縮できることが確認できた。
11 反応容器
17 試薬ピペット
51 タンク
53 ヒータ
55 サンプル,試薬分注洗浄ポンプ
63 試薬用ポンプ

Claims (3)

  1. 反応容器に分注された試料と、試薬との反応を測定する分析方法であって、
    保冷された濃縮試薬をサンプリングし、
    前記反応容器へ加温水と共に希釈分注することを特徴とする分析方法。
  2. 反応容器と、
    保冷された濃縮試薬をサンプリングする試薬サンプリング手段と、
    希釈水を加温する加温手段と、
    前記試薬サンプリング手段でサンプリングされた保冷濃縮試薬と、前記加温手段で加温された加温水とを前記反応容器に希釈分注する希釈分注手段と、
    を有することを特徴とする分析装置。
  3. 前記加温手段は、
    前記反応容器を一定の温度に保持する恒温槽と同じ温度に前記希釈水を加温することを特徴とする請求項2記載の分析装置。
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