JP2012169532A - 集積回路装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度にインピーダンスマッチングできる集積回路装置及び電子機器等を提供すること。
【解決手段】集積回路装置100は、アンテナANを介して入力される信号を受信する受信回路10と、アンテナANを介して信号を送信する送信回路20と、可変容量回路30と、を含む。受信回路10の入力ノードと、送信回路20の出力ノードは、一端がアンテナANに接続される整合回路200の他端のノードである第1のノードN1に接続される。可変容量回路30は、第1のノードN1に接続され、受信回路10及び送信回路20の少なくとも一方の動作状態に応じて容量値が可変に設定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、集積回路装置及び電子機器等に関する。
無線通信の分野では、送受信における電力ロスを抑えるためにインピーダンスマッチング(例えば特許文献1、2)を考慮した回路設計が行われている。例えば、無線通信ICにプリント基板上の整合回路が接続され、整合回路にアンテナが接続される。この場合、無線通信ICと整合回路の境界や、整合回路とアンテナの境界においてインピーダンスをマッチングさせている。
米国特許第7349673公報 米国特許第6917789公報
しかしながら、無線通信ICの送信回路や受信回路の動作状態によっては、送信回路の出力インピーダンスや受信回路の入力インピーダンスが変化するという課題がある。動作状態に応じてインピーダンスが変化すると、マッチング精度が劣化して送受信において電力ロスが生じてしまう。
本発明の幾つかの態様によれば、高精度にインピーダンスマッチングできる集積回路装置及び電子機器等を提供できる。
本発明の一態様は、アンテナを介して入力される信号を受信する受信回路と、前記アンテナを介して信号を送信する送信回路と、可変容量回路と、を含み、前記受信回路の入力ノードと、前記送信回路の出力ノードとは、一端が前記アンテナに接続される整合回路の他端のノードである第1のノードに接続され、前記可変容量回路は、前記第1のノードに接続され、前記受信回路及び前記送信回路の少なくとも一方の動作状態に応じて容量値が可変に設定される集積回路装置に関係する。
本発明の一態様によれば、受信回路の入力ノードと送信回路の出力ノードと可変容量回路が第1のノードに接続される。そして、受信回路及び送信回路の少なくとも一方の動作状態に応じて可変容量回路の容量値が可変に設定される。これにより、アンテナとのインピーダンスマッチングを動作状態に依らず高精度に行うこと等が可能になる。
また本発明の一態様では、前記可変容量回路は、前記受信回路の前記動作状態が動作オフ状態であり、前記送信回路の前記動作状態が動作オン状態である場合に、第1の容量値に設定されてもよい。
また本発明の一態様では、前記可変容量回路は、前記受信回路の前記動作状態が動作オン状態であり、前記送信回路の前記動作状態が動作オフ状態である場合に、前記第1の容量値とは異なる第2の容量値に設定されてもよい。
これらの態様によれば、受信回路が受信状態である場合に可変容量回路を第1の容量値に設定し、送信回路が送信状態である場合に可変容量回路を第2の容量値に設定できる。これにより、受信状態と送信状態でインピーダンスが変化する場合でもマッチング可能になる。
また本発明の一態様では、前記送信回路は、送信電力が可変に設定され、前記可変容量回路は、可変に設定される前記送信回路の前記送信電力に応じて、前記容量値が可変に設定されてもよい。
このようにすれば、可変容量回路を送信電力に応じた容量値に設定できる。これにより、送信電力に応じて送信回路の出力インピーダンスが変化する場合でもマッチング可能になる。
また本発明の一態様では、前記動作状態が第1の動作状態である場合に前記第1のノードから前記受信回路及び前記送信回路を見たインピーダンスを第1のインピーダンスとし、前記動作状態が前記第1の動作状態から第2の動作状態に変化した場合に前記第1のインピーダンスが第2のインピーダンスに変化する場合に、前記可変容量回路は、前記第2のインピーダンスを前記第1のインピーダンスに近づけるように前記容量値が設定されてもよい。
このようにすれば、第1の動作状態から第2の動作状態に変化した場合にインピーダンスの変化を小さくすることができる。これにより、マッチングのずれを小さくできる。
また本発明の一態様では、前記動作状態が第1の動作状態から第2の動作状態に変化する場合に、前記可変容量回路は、前記整合回路の一端において前記アンテナとのインピーダンスマッチングが成立するように、前記第1の動作状態における容量値と前記第2の動作状態における容量値が設定されてもよい。
このようにすれば、アンテナから集積回路装置を見たときのインピーダンスとアンテナのインピーダンスを動作状態に依らずマッチングさせることができる。
また本発明の一態様では、前記動作状態に対応するレジスター値を記憶するレジスターを含み、前記可変容量回路は、前記レジスター値に基づく前記容量値に設定されてもよい。
また本発明の一態様では、前記可変容量回路は、一端が前記第1のノードに接続されるキャパシターアレイ部と、前記キャパシターアレイ部の他端に接続され、前記レジスター値に基づいてオン・オフ制御されるスイッチアレイ部と、を有してもよい。
これらの態様によれば、レジスター値に基づく容量値が設定されることで、動作状態に応じた容量値を可変容量回路に設定できる。
また本発明の一態様では、前記送信回路は、送信電力に対応するレジスター値を記憶するレジスターと、前記出力ノードに一端が接続され、前記レジスター値に基づいてオン・オフ制御されるスイッチアレイ部と、前記スイッチアレイ部の他端に接続される出力用トランジスターアレイ部と、を有し、前記可変容量回路は、前記レジスター値に基づく前記容量値に設定してもよい。
このようにすれば、送信電力に応じて容量値が設定される可変容量回路を実現できる。また、スイッチアレイ部のオン・オフにより送信回路の出力インピーダンスが変化し、その変化に応じた容量値を可変容量回路に設定できる。
また本発明の一態様では、前記送信回路は、出力用トランジスターを有し、前記可変容量回路は、前記出力用トランジスターのソース電流またはドレイン電流に基づいて前記容量値が設定されてもよい。
このようにすれば、出力用トランジスターのソース電流またはドレイン電流が送信電力に応じて変化する場合に、送信電力に応じて容量値が設定される可変容量回路を実現できる。
また本発明の一態様では、前記受信回路は、前記アンテナを介して入力される信号を増幅する増幅回路と、前記受信回路の入力ノードと前記増幅回路の入力ノードの間に設けられる入力用キャパシターと、を有してもよい。
また本発明の一態様では、前記受信回路は、前記増幅回路の入力ノードに対してバイアス電圧を供給するバイアス設定回路を有し、前記バイアス設定回路は、前記受信回路の前記動作状態が動作オフ状態の場合に、前記バイアス電圧を非供給にしてもよい。
これらの態様によれば、受信回路の入力インピーダンスが動作状態に応じて変化し、その変化に応じた容量値を可変容量回路に設定できる。
また本発明の他の態様では、上記のいずれかに記載された集積回路装置を含む電子機器に関係する。
無線通信システムの構成例。 図2(A)は、送信状態における無線通信システム。図2(B)は、受信状態における無線通信システム。 第1の送信電力から第Nの送信電力における無線通信システム。 本実施形態の集積回路装置の第1の詳細な構成例。 本実施形態の集積回路装置の第2の詳細な構成例。 ブルートゥース通信の帯域における送信電力特性の例。 受信回路の詳細な構成例。 飽和抑制を行う場合の無線通信システムの構成例。 飽和抑制についての説明図。 電子機器の構成例。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.構成
図1に無線通信システムの構成例を示す。無線通信システムは、信号の送受信を行う集積回路装置100、アンテナAN、集積回路装置100とアンテナANの間のインピーダンスマッチングを行う整合回路200を含む。なお、本実施形態は図1の構成に限定されず、その構成要素の一部を省略したり、他の構成要素を追加したりする等の種々の変形実施が可能である。
集積回路装置100は、受信回路10、送信回路20、可変容量回路30、制御回路40を含む。集積回路装置100は、共通のアンテナANを介して信号の送信と受信を行う。そのため、受信回路10の入力ノードと送信回路20の出力ノードは、共通の第1のノードN1に接続される。なお、受信回路10の入力ノードと送信回路20の出力ノードの間には、寄生インピーダンスが存在してもよい。
受信回路10は、ローノイズアンプLNA(広義には増幅回路)、入力用キャパシターCacを含む。ローノイズアンプLNAは、アンテナANを介して通信相手から受信された受信信号の増幅を行う。図1に示すように、ローノイズアンプLNAの入力インピーダンスをClnとする。この入力インピーダンスCln(入力キャパシタンス)は、例えば寄生インピーダンス等(例えば入力用CMOSトランジスターのゲート容量等)であり、後述するようにClnの値は受信回路10の動作状態に応じて変化する。入力用キャパシターCacは、一端がノードN1に接続され、他端がLNAの入力ノードに接続される。
送信回路20は、パワーアンプPA(広義には増幅回路)を含む。パワーアンプPAは、アンテナANを介して通信相手に送信する送信信号の増幅を行う。図1に示すように、パワーアンプPAの出力インピーダンスをCpaとする。この出力インピーダンスCpa(出力キャパシタンス)は、例えば寄生インピーダンス等(例えば出力用CMOSトランジスターのゲート−ドレイン容量)であり、後述するようにCpaの値は送信回路20の動作状態に応じて変化する。
可変容量回路30は、受信回路10の動作状態や送信回路20の動作状態に応じてインピーダンスマッチングを行う。すなわち、ローノイズアンプLNAの入力インピーダンスClnやパワーアンプPAの出力インピーダンスCpaの変化に応じて、ノードN1から集積回路装置100を見たときのインピーダンスは変化する。可変容量回路30は、このインピーダンス変化を吸収し、ノードN1から集積回路装置100を見たときのインピーダンスを一定(ほぼ一定)にする。
可変容量回路30は、容量値が可変に制御される可変容量Cadjを含む。可変容量Cadjの一端はノードN1に接続される。例えば、可変容量Cadjは、接続・非接続をスイッチング制御可能なキャパシターアレイや、電圧により容量値を制御可能なバラクター(varactor)等により構成できる。
制御回路40は、集積回路装置100の各構成要素の制御を行う。具体的には、制御回路40は、可変容量回路30の容量値を調整する制御や、受信回路10の動作状態を切り替える制御や、送信回路20の動作状態を切り替える制御を行う。また制御回路40は、通信処理の制御や、送受信信号の変換等の処理を行ってもよい。
整合回路200は、一端がアンテナANに接続され、他端がノードN1に接続される。具体的には整合回路200は、キャパシターCm、インダクターLmを含む。キャパシターCmの一端はノードN1に接続され、他端はグランドノード(広義には基準電圧ノード)に接続される。インダクターLmの一端はノードN1に接続され、他端はアンテナに接続される。Cm、Lmの値は、アンテナANと整合回路200の間、及び整合回路200と集積回路装置100の間においてインピーダンスがマッチングするように設定されている。CmやLmは、例えば無線通信システムのプリント基板上に実装される。
2.動作
次に、集積回路装置100の動作について詳細に説明する。まず、受信状態(受信モード)と送信状態(送信モード)を切り替える場合について説明する。
図2(A)に、送信状態における無線通信システムを示す。送信状態では、受信回路10が動作オフ状態であり、送信回路20が動作オン状態である。この場合、ノードN1から集積回路装置100を見たインピーダンスは下式(1)で表される。ここで、ωは受信信号や送信信号の各周波数であり、Cln_offは動作オフ状態における入力インピーダンスをClnであり、Cpa_onは動作オン状態における出力インピーダンスCpaである。
Zin1=1/jωCtotal1,
Ctotal1=Cpa_on+Cadj1+
Cln_off*Cac/(Cln_off+Cac) (1)
また、アンテナANから見たインピーダンスは下式(2)で表される。
Zm1=jωLm+1/jω(Cm+Ctotal1) (2)
図2(B)に、受信状態における無線通信システムを示す。受信状態では、受信回路10が動作オン状態であり、送信回路20が動作オフ状態である。この場合、ノードN1から集積回路装置100を見たインピーダンスは下式(3)で表される。ここで、Cln_onは動作オン状態における入力インピーダンスをClnであり、Cpa_offは動作オフ状態における出力インピーダンスCpaである。
Zin2=1/jωCtotal2,
Ctotal2=Cpa_off+Cadj2+
Cln_on*Cac/(Cln_on+Cac) (3)
また、アンテナANから見たインピーダンスは下式(4)で表される。
Zm2=jωLm+1/jω(Cm+Ctotal2) (4)
上式(1)〜(4)に示すように、送信状態のインピーダンスZm1と受信状態のインピーダンスZm2は異なる値となる。本実施形態では、可変容量回路の容量値Cadjを調整することで、ノードN1から見たインピーダンスZinを動作状態に依らず一定(ほぼ一定)にし、アンテナANから見たインピーダンスZmをアンテナANと同じインピーダンス(例えば50Ω)に保つ。すなわち、上式(1)〜(4)よりZin1=Zin2、Zm1=Zm2=50ΩとなるようにCadjを調整する。
例えば、Cadj1=0とすると、Zin2は下式(5)で表される。下式(5)をCadj2について整理すると下式(6)となる。すなわち、下式(6)のCadj2を設定することで、受信時と送信時ともにインピーダンスを高精度にマッチングさせることが可能になる。
Zin2=Zin1*(1/jωCadj2)/
(Zin1+(1/jωCadj2)) (5)
Cadj2=(1/jω)(1/Zin2−1/Zin1) (6)
次に、送信状態において送信電力を変化させる場合の集積回路装置100の動作について説明する。図3に示すように、第1の送信電力から第Nの送信電力(Nは自然数)までのN段階に切り替わるとする。受信回路10は動作オフ状態である。kを1以上でN以下の自然数とすると、第kの送信電力においてノードN1から見たインピーダンスZin_tkは下式(7)で表される。
Zin_tk=1/jωCtotal_tk,
Ctotal_tk=Cpa_tk+Cadj_tk+
Cln_off*Cac/(Cln_off+Cac) (7)
また、第kの送信電力においてアンテナANから見たインピーダンスZm_tkは下式(8)で表される。
Zm_tk=jωLm+1/jω(Cm+Ctotal_tk) (8)
上式(7)、(8)に示すように、送信電力に応じてインピーダンスZm_tkは異なる値となる。本実施形態では、可変容量回路の容量値Cadjを調整することで、容量値Ctotal_tkを送信電力に依らず一定(ほぼ一定)にし、インピーダンスZm_tkをアンテナANと同じインピーダンス(例えば50Ω)に保つ。これにより、送信電力に応じてZinが変化した場合であってもインピーダンスマッチングを高精度に維持することが可能になる。
さて、無線通信の送受信を同一アンテナで行う場合、アンテナANから集積回路装置100を見たときのインピーダンスが動作状態の変化に応じて変化し、送受信の電力効率が低下するという課題がある。
例えば、図1の無線通信システムにおいて可変容量回路30が無い場合を本実施形態の比較例とする。この比較例では、上述のように、集積回路装置100が受信状態の場合と送信状態の場合と第1〜第Nの送信電力の場合とでインピーダンスが異なる。そのため、動作状態が変化することで、集積回路装置100と整合回路200との間のインピーダンスがマッチングしなくなってしまう。
この点、本実施形態の集積回路装置100は、アンテナANを介して入力される信号を受信する受信回路10と、アンテナANを介して信号を送信する送信回路20と、可変容量回路30と、を含む。そして、受信回路10の入力ノードと、送信回路20の出力ノードとは、一端がアンテナANに接続される整合回路200の他端のノードである第1のノードN1に接続される。可変容量回路30は、第1のノードN1に接続され、受信回路10及び送信回路20の少なくとも一方の動作状態に応じて容量値が可変に設定される。
これにより、図2(A)〜図3で説明したように、ノードN1から集積回路装置100を見たときのインピーダンスZinを動作状態に依らず一定にすることが可能になる。Zinが一定になることで動作状態に依らず高精度にマッチング可能になり、通信効率の低下を抑止できる。図5等で後述のようにインピーダンス変化の大部分はキャパシタンスの変化であるため、可変容量回路30によりインピーダンス調整が可能である。また、図8等で後述するように、受信信号の振幅が受信回路10の飽和レベルを超えた飽和状態であるか否かに応じて容量値を可変に設定することで、受信信号の飽和を抑止できる。
なお特許文献1には、送信回路の出力端子と受信回路の入力端子の間を実質的に一定のインピーダンスで結合する手法が開示されている。この手法では、送信回路の出力インピーダンスや受信回路の入力インピーダンスが変化した場合にマッチングがずれてしまう。この点、本実施形態によれば、可変容量回路30により高精度にマッチング可能である。
また本実施形態では図2(A)に示すように、可変容量回路30は、受信回路10の動作状態が動作オン状態であり、送信回路20の動作状態が動作オフ状態である場合に、第1の容量値Cadj1(例えば上述のようにCadj1=0)に設定される。また図2(B)に示すように、可変容量回路30は、受信回路10の動作状態が動作オフ状態であり、送信回路20の動作状態が動作オン状態である場合に、第1の容量値とは異なる第2の容量値Cadj2(例えば上式(6)のCadj2)に設定される。
このようにすれば、ノードN1から集積回路装置100を見たときのキャパシタンスCtotalを受信状態と送信状態において調整でき、インピーダンスZinを一定にすることが可能になる。
ここで、動作オン状態とは、回路が動作を行っている状態であり、例えば信号の増幅や信号の処理を行っている状態である。動作オフ状態とは、回路が動作を行っていない状態であり、例えばバイアス電流が非供給にされたり、電源電圧が非供給にされたりすることで、信号の増幅や信号の処理を行わない状態である。
また本実施形態では図3に示すように、送信回路20は、送信電力が可変に設定される。可変容量回路30は、可変に設定される送信回路20の送信電力(第1〜第Nの送信電力)に応じて容量値が可変(Cadj_t1〜Cadj_tN)に設定される。
このようにすれば、キャパシタンスCtotalを送信電力に応じて調整でき、インピーダンスZinを一定にすることが可能になる。
また本実施形態では、動作状態が第1の動作状態である場合に第1のノードN1から受信回路10及び送信回路20を見たインピーダンスZinを第1のインピーダンスとする。動作状態が第1の動作状態から第2の動作状態に変化した場合に第1のインピーダンスが第2のインピーダンスに変化する。この場合に、可変容量回路30は、第2のインピーダンスを第1のインピーダンスに近づけるように容量値が設定される。
例えば本実施形態では、第1の動作状態は、受信状態及び送信状態及び第1〜第Nの送信電力のうちのいずれかである。第2の動作状態は、これらの動作状態のうちの第1の動作状態とは異なる動作状態である。また、近づけるとは、可変容量回路30の容量値を調整しない場合に比べて差を小さくすることであり、例えばインピーダンスの差の絶対値が小さくなればよい。
このようにすれば、動作状態の変化によってインピーダンスZinが変化する場合であっても、可変容量回路30が無い場合に比べてZinの変化を小さくすることができる。
また本実施形態では、動作状態が第1の動作状態から第2の動作状態に変化する場合に、可変容量回路30は、整合回路200の一端においてアンテナANとのインピーダンスマッチングが成立するように、第1の動作状態における容量値と第2の動作状態における容量値が設定される。
例えば本実施形態では、可変容量回路30の容量値Cadjを調整することで、上式(2)のZm1や、上式(5)のZm2、上式(8)のZm_tkをアンテナANのインピーダンス50Ωに一致させる。
このようにすれば、アンテナANとのインピーダンスマッチングを動作状態に依らず成立させることができる。これにより、動作状態に依らず高効率の通信ができる。
3.可変容量回路
図4に、本実施形態の集積回路装置の第1の詳細な構成例を示す。図4は、図1の可変容量回路30と制御回路40の詳細な構成を示すものである。
可変容量回路30は、スイッチアレイ部31、キャパシターアレイ部32を含む。スイッチアレイ部31は、複数のスイッチ素子SA1〜SA4を含む。これらのスイッチ素子SA1〜SA4は、その一端が第1のノードN1に接続される。キャパシターアレイ部32は、複数のキャパシターCA1〜CA4を含む。これらのキャパシターCA1〜CA4は、その一端がスイッチ素子SA1〜SA4の他端に接続される。キャパシターCA1〜CA4の他端はグランドノード(広義には基準電圧ノード)に接続される。
制御回路40は、レジスター41を含む。レジスター41には、動作状態に応じたレジスター値が設定される。具体的にはレジスター41には、受信状態における可変容量回路30の容量値に対応するレジスター値、送信状態における可変容量回路30の容量値に対応するレジスター値、各送信電力における可変容量回路30の容量値に対応するレジスター値が設定される。そして、制御回路40は、動作状態に応じてレジスター値を選択し、そのレジスター値に基づいてスイッチ素子SA1〜SA4のオン・オフ制御を行う。オンしたスイッチ素子に対応するキャパシターの一端がノードN1に接続され、可変容量回路30の容量値が決まる。例えば、後述する図5の送信電力設定レジスターTRGのレジスター値に応じてレジスター41のレジスター値が選択され、容量値が制御される。
例えば、レジスター41のレジスター値は集積回路装置100のインターフェースを介して外部から設定される。あるいは、各動作状態に適した容量値を設計時に予め測定しておき、その容量値に対応するレジスター値が予め設定されていてもよい。
なお、上記ではレジスター値によって容量値が制御される場合について説明したが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、第1の端子と第2の端子の間の容量値が第3の端子の電圧により制御される可変容量を用いてもよい。この場合、例えばパワーアンプPAのバイアス電流等に基づいて第3の端子の電圧を制御してもよい。
以上によれば、集積回路装置100は、動作状態に対応するレジスター値を記憶するレジスター41を含む。可変容量回路30は、そのレジスター値に基づく容量値に設定される。
このようにすれば、レジスター値によって可変容量回路30を動作状態に応じた容量値に設定できる。例えば、各動作状態におけるインピーダンスを事前に測定してレジスター値を設定することで、測定値に基づく適切な容量値に設定可能である。
また本実施形態では、可変容量回路30は、一端が第1のノードN1に接続されるキャパシターアレイ部32と、キャパシターアレイ部32の他端に接続され、レジスター値に基づいてオン・オフ制御されるスイッチアレイ部31と、を有する。
このようにすれば、レジスター値に基づいて容量値が設定される可変容量回路30を、キャパシターアレイ部32とスイッチアレイ部31により実現できる。
4.送信回路
図5に本実施形態の集積回路装置の第2の詳細な構成例を示す。図5は、図1の送信回路20と制御回路40の詳細な構成例を示すものである。
送信回路は、複数のトランジスターTE1〜TE4(広義にはスイッチ素子)、複数の出力用トランジスターTQ1〜TQ4、プリアンプPRE(広義には増幅回路)、キャパシターCTP、CTN、バイアス設定回路TBA、抵抗素子RTP、RTNを含む。また制御回路40は、送信電力設定レジスターTRGを含む。
プリアンプPREは、差動増幅回路であり、差動信号を構成する第1の信号PIN(正極性信号)と第2の信号NIN(負極性信号)を増幅する。PINが増幅された信号は、キャパシターCTPを介して出力用トランジスターTQ1、TQ2のゲートに入力される。NINが増幅された信号は、キャパシターCTNを介して出力用トランジスターTQ3、TQ4のゲートに入力される。
バイアス設定回路TBAは、抵抗素子RTPを介して、出力用トランジスターTQ1、TQ2のゲートにバイアス電圧を供給する。またバイアス設定回路TBAは、抵抗素子RTNを介して、出力用トランジスターTQ3、TQ4のゲートにバイアス電圧を供給する。
送信電力設定レジスターTRGには、送信電力に対応したレジスター値が設定される。制御回路40は、そのレジスター値に基づいてイネーブル信号EN1、EN2を出力し、トランジスターTE1〜TE4のオン・オフ制御を行う。具体的には、イネーブル信号EN1がアクティブの場合にトランジスターTE1、TE3がオンし、イネーブル信号EN2がアクティブの場合にトランジスターTE2、TE4がオンする。トランジスターTE1、TE3がオンの場合、トランジスターTQ1のドレイン電流によりノードN1Pが駆動され、トランジスターTQ3のドレイン電流によりノードN1Nが駆動される。またトランジスターTE2、TE4がオンの場合、トランジスターTQ2のドレイン電流によりノードN1Pが駆動され、トランジスターTQ4のドレイン電流によりノードN1Nが駆動される。
以上のように、トランジスターTE1〜TE4がオン・オフ制御されることで、ノードN1P、N1Nに出力される差動出力信号の送信電力が制御される。さて上述のように、送信電力に応じて送信回路の出力インピーダンスが変化する。この点について、ノードN1Pに見える出力キャパシタンスCpaを例に説明する。なおノードN1Nに見える出力キャパシタンスについても同様である。
まず、無線通信が受信状態の場合には、トランジスターTE1、TE2はオフしている。トランジスターTE1、TE2は同一のゲートサイズであるとし、そのゲート容量をCg_teとすると、出力キャパシタンスCpaは下式(9)となる。ここで、nはスイッチング用のトランジスターの個数であり、図5の例でn=2である。また、ゲート容量Cg_teは、トランジスターTE1、TE2の動作条件(例えば飽和領域、非飽和領域、オフ状態)に応じて変化するパラメーターである。
Cpa=(1/2)*Cg_te*n (9)
次に、無線通信が送信状態の場合において、トランジスターTE1、TE2のうちのm個がオンしているとする。トランジスターTQ1、TQ2が同一のゲートサイズであるとし、TE1、TE2のソースとTQ1、TQ2のドレインとの間のノードに寄生する寄生容量をCqとすると、出力キャパシタンスCpaは下式(10)となる。
Cpa=((2/3)*Cg_te+Cq)*m+
(1/2)*Cg_te*(n−m) (10)
上式(9)、(10)に示すように、送信電力に応じてn、mが変化し、出力キャパシタンスCpaが変化する。本実施形態では、この出力キャパシタンスCpaの変化を、可変容量回路の容量値を調整することで吸収している。この点について図6を用いて具体的に説明する。図6にはブルートゥース通信の帯域における送信電力特性の例を示す。
図6のA1に示すように、第1の送信電力の場合には特性のピークは2410MHz付近にあり、A2に示すように、第2の送信電力の場合には特性のピークは2425MHz付近に移動する。このピークの移動は、出力インピーダンスが変化することで生じる。このように、可変容量を調整しない場合には送信電力に応じて特性が変化してしまい、A3やA4に示す理想的な特性からずれが生じてしまう。この点、本実施形態によれば、可変容量を調整することで最適なインピーダンスマッチングを実現でき、いずれの送信電力においてもA3やA4に示す理想的な特性に近づけることができる。これにより、電力効率の良い通信が可能になる。
以上によれば、送信回路は、送信電力に対応するレジスター値を記憶するレジスター(送信電力設定レジスターTRG)と、出力ノードN1N、N1Pに一端が接続され、レジスター値に基づいてオン・オフ制御されるスイッチアレイ部(トランジスターTE1〜TE4)と、スイッチアレイ部の他端に接続される出力用トランジスターアレイ部(トランジスターTQ1〜TQ4)と、を有する。可変容量回路30は、レジスター値(TRGのレジスター値)に基づく容量値に設定される。
このようにすれば、レジスター値によって送信電力と可変容量回路30の容量値を設定できる。これにより、送信電力に応じて容量値が設定される可変容量回路30を実現できる。また上述のように、スイッチアレイ部のオン・オフにより出力インピーダンスが変化し、その変化を可変容量回路30により補償できる。
また本実施形態では、送信回路は、出力用トランジスターTQ1〜TQ4を有する。可変容量回路30は、出力用トランジスターTQ1〜TQ4のソース電流またはドレイン電流に基づいて容量値が設定されてもよい。例えば図5の送信回路において、出力用トランジスターTQ1、TQ2のソース電流(またはドレイン電流)を測定する図示しない電流測定回路を含み、測定された電流値に基づいて容量値が制御されてもよい。
このようにすれば、出力用トランジスターTQ1〜TQ4の駆動電流やバイアス電流が送信電力に応じて変化する場合に、その駆動電流やバイアス電流に応じて可変容量回路30の容量値を制御できる。
5.受信回路
図7に、図1の受信回路10の詳細な構成例を示す。この受信回路は、入力用キャパシターCPac、CNac、トランジスターTL1〜TL5、キャパシターCL1、CL2、インダクターLL1、LL2、バイアス設定回路LBAを含む。
トランジスターTL1〜TL4は、増幅回路の差動対を構成する。トランジスターTL1のゲートには、ノードN1Pからの受信信号が入力用キャパシターCPacを介して入力される。トランジスターTL2のゲートには、ノードN1Nからの受信信号が入力用キャパシターCNacを介して入力される。トランジスターTL5は、バイアス電圧によりドレイン電流が制御される定電流源であり、差動対にバイアス電流を供給する。
キャパシターCL1、CL2とインダクターLL1,LL2は、差動対の負荷回路を構成する。所望の入力信号周波数において受信回路のゲインが最大となるように、CL1、CL2の容量値とLL1、LL2のインダクタンスが設定されている。
バイアス設定回路LBAは、トランジスターTL1、TL2のゲートにバイアス電圧を供給する。またバイアス設定回路LBAは、トランジスターTL5のゲートにバイアス電圧を供給する。バイアス設定回路LBAは、制御回路40からのイネーブル信号ENLがアクティブの場合にはバイアス電圧を供給し、イネーブル信号ENLが非アクティブの場合にはバイアス電圧を非供給にする。
この受信回路は、上述のように動作状態に応じて入力インピーダンスが変化する。この点について、ノードN1Pから受信回路を見たときの入力キャパシタンスCinを例に説明する。なおノードN1Nから受信回路を見たときの入力キャパシタンスについても同様である。
無線通信が受信状態の場合、電圧VDLとして電源電圧が供給される。またバイアス設定回路LBAはバイアス電圧を供給する。この場合、トランジスターTL1〜TL5は飽和領域で動作し、入力キャパシタンスCinは下式(11)となる。ここで、Cg_tlはトランジスターTL1のゲート容量である。
Cin=(2/3)*Cg_tl*CPac/
((2/3)*Cg_tl+CPac) (11)
無線通信が送信状態の場合、電圧VDLとしてグランド電圧が供給される。またバイアス設定回路LBAはバイアス電圧を非供給にする。この場合、トランジスターTL1〜TL5はオフになり、入力キャパシタンスCinは下式(12)となる。
Cin=Cg_tl*CPac/(Cg_tl+CPac) (12)
上式(11)、(12)に示すように、受信回路の入力キャパシタンスは受信状態と送信状態で異なる値となる。本実施形態では、この入力キャパシタンスCinの変化を、可変容量回路の容量値を調整することで吸収している。これにより、動作状態に依らず高精度にインピーダンスマッチングさせることができるため、電力効率の良い通信が可能になる。
以上によれば、受信回路は、アンテナANを介して入力される信号を増幅する増幅回路(図1に示すローノイズアンプLNA)と、受信回路の入力ノードと増幅回路の入力ノードの間に設けられる入力用キャパシター(図1に示すCac)と、を有する。
また本実施形態では図7に示すように、受信回路は、増幅回路の入力ノードに対してバイアス電圧を供給するバイアス設定回路LBAを有する。バイアス設定回路LBAは、受信回路の動作状態が動作オフ状態の場合にバイアス電圧を非供給にする。
このように受信回路が動作オフ状態の場合にバイアス電圧が非供給にされることで、トランジスターTL1、TL2の動作条件が変化し、受信回路の入力インピーダンスが変化する。本実施形態では、この入力インピーダンスの変化を可変容量回路30により補償できる。
6.受信回路の飽和抑制
上記では、可変容量を調整することでインピーダンスマッチングを行う場合について説明したが、本実施形態では、可変容量を調整することで受信回路の飽和を抑制することも可能である。
図8に、飽和抑制を行う場合の無線通信システムの構成例を示す。無線通信システムは、集積回路装置100、整合回路200、アンテナANを含む。集積回路装置100は、受信回路10、送信回路20、可変容量回路30、制御回路40、振幅検出回路50を含む。なお図1等で説明した構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
振幅検出回路50は、受信回路10により増幅された受信信号の振幅を検出し、検出結果を制御回路40に出力する。制御回路40は、検出された振幅が受信回路10の入力レンジの範囲内であるか範囲外であるかを判定する。入力レンジの範囲内である場合には、制御回路40は、可変容量回路30の容量値を上述のようにインピーダンスマッチングが成立する容量値に設定する。一方、入力レンジの範囲外すなわち飽和レベルを超えた場合には、制御回路40は、可変容量回路30の容量値をインピーダンスマッチングが成立する容量値とは異なる容量値に設定する。
具体的には、図9のB1に示すように、受信信号の振幅が飽和レベル以下の場合には、受信信号周波数finにおいて反射係数が最小となっている。反射係数は、アンテナANから集積回路装置100側を見た場合における受信信号の反射係数である。一方、受信信号の振幅が飽和レベルを超えた場合には、B2やB3に示すように反射係数が最小となる周波数が移動し、finにおける反射係数は上昇する。これにより、受信回路10は飽和することなく信号を受信することができる。
7.電子機器
図10に、集積回路装置100を含む電子機器の構成例を示す。電子機器は、集積回路装置100、センサー部410、A/D変換部420、記憶部430、ホストコントローラー440、操作部450を含む。
本実施形態の電子機器として、例えば温度・湿度計、脈拍計、歩数計等が想定される。電子機器は、検出したデータを無線により送信することができる。無線通信方式として、例えばブルートゥース通信、無線LAN、携帯電話通信等が想定される。センサー部410は、温度センサー、湿度センサー、ジャイロセンサー、加速度センサー、フォトセンサー、圧力センサー等を含み、電子機器の用途に応じたセンサーが用いられる。
センサー部410は、センサーの出力信号(センサー信号)を増幅し、フィルターによりノイズを除去する。A/D変換部420は、増幅された信号をデジタル信号に変換して集積回路装置100へ出力する。ホストコントローラー440は、例えばマイクロコンピューター等で構成され、デジタル信号処理を行う。またホストコントローラー440は、記憶部430に記憶された設定情報や操作部450からの信号に基づいて電子機器の制御処理を行う。記憶部430は、例えばフラッシュメモリーなどで構成され、設定情報や検出したデータ等を記憶する。操作部450は、例えばキーパッド等で構成され、使用者が電子機器400を操作するために用いられる。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また受信回路、送信回路、可変容量回路、集積回路装置、整合回路、電子機器等の構成、動作も本実施形態で説明したものに限定に限定されず、種々の変形実施が可能である。
10 受信回路、20 送信回路、30 可変容量回路、31 スイッチアレイ部、
32 キャパシターアレイ部、40 制御回路、41 レジスター、
50 振幅検出回路、100 集積回路装置、200 整合回路、400 電子機器、
410 センサー部、420 A/D変換部、430 記憶部、
440 ホストコントローラー、450 操作部、
AN アンテナ、CA1〜CA4 キャパシター、CL1,CL2 キャパシター、
CPac,CNac 入力用キャパシター、CTP,CTN キャパシター、
Cac 入力用キャパシター、Cadj 可変容量、Cg_te ゲート容量、
Cin 入力キャパシタンス、Cln 入力インピーダンス、Cm キャパシター、
Cpa 出力インピーダンス、EN1,EN2 イネーブル信号、
ENL イネーブル信号、LBA バイアス設定回路、
LL1,LL2 インダクター、LNA ローノイズアンプ、Lm インダクター、
N1 第1のノード、PIN,NIN 受信信号、PA パワーアンプ、
PRE プリアンプ、RTP,RTN 抵抗素子、SA1〜SA4 スイッチ素子、
TBA バイアス設定回路、TE1〜TE4 トランジスター、
TL1〜TL5 トランジスター、TQ1〜TQ4 出力用トランジスター、
TRG 送信電力設定レジスター、Zin インピーダンス、fin 受信信号周波数

Claims (13)

  1. アンテナを介して入力される信号を受信する受信回路と、
    前記アンテナを介して信号を送信する送信回路と、
    可変容量回路と、
    を含み、
    前記受信回路の入力ノードと、前記送信回路の出力ノードとは、
    一端が前記アンテナに接続される整合回路の他端のノードである第1のノードに接続され、
    前記可変容量回路は、
    前記第1のノードに接続され、前記受信回路及び前記送信回路の少なくとも一方の動作状態に応じて容量値が可変に設定されることを特徴とする集積回路装置。
  2. 請求項1において、
    前記可変容量回路は、
    前記受信回路の前記動作状態が動作オフ状態であり、前記送信回路の前記動作状態が動作オン状態である場合に、第1の容量値に設定されることを特徴とする集積回路装置。
  3. 請求項2において、
    前記可変容量回路は、
    前記受信回路の前記動作状態が動作オン状態であり、前記送信回路の前記動作状態が動作オフ状態である場合に、前記第1の容量値とは異なる第2の容量値に設定されることを特徴とする集積回路装置。
  4. 請求項1又は2において、
    前記送信回路は、
    送信電力が可変に設定され、
    前記可変容量回路は、
    可変に設定される前記送信回路の前記送信電力に応じて、前記容量値が可変に設定されることを特徴とする集積回路装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記動作状態が第1の動作状態である場合に前記第1のノードから前記受信回路及び前記送信回路を見たインピーダンスを第1のインピーダンスとし、前記動作状態が前記第1の動作状態から第2の動作状態に変化した場合に前記第1のインピーダンスが第2のインピーダンスに変化する場合に、
    前記可変容量回路は、
    前記第2のインピーダンスを前記第1のインピーダンスに近づけるように前記容量値が設定されることを特徴とする集積回路装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記動作状態が第1の動作状態から第2の動作状態に変化する場合に、
    前記可変容量回路は、
    前記整合回路の一端において前記アンテナとのインピーダンスマッチングが成立するように、前記第1の動作状態における容量値と前記第2の動作状態における容量値が設定されることを特徴とする集積回路装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記動作状態に対応するレジスター値を記憶するレジスターを含み、
    前記可変容量回路は、
    前記レジスター値に基づく前記容量値に設定されることを特徴とする集積回路装置。
  8. 請求項7において、
    前記可変容量回路は、
    一端が前記第1のノードに接続されるキャパシターアレイ部と、
    前記キャパシターアレイ部の他端に接続され、前記レジスター値に基づいてオン・オフ制御されるスイッチアレイ部と、
    を有することを特徴とする集積回路装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
    前記送信回路は、
    送信電力に対応するレジスター値を記憶するレジスターと、
    前記出力ノードに一端が接続され、前記レジスター値に基づいてオン・オフ制御されるスイッチアレイ部と、
    前記スイッチアレイ部の他端に接続される出力用トランジスターアレイ部と、
    を有し、
    前記可変容量回路は、
    前記レジスター値に基づく前記容量値に設定されることを特徴とする集積回路装置。
  10. 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
    前記送信回路は、
    出力用トランジスターを有し、
    前記可変容量回路は、
    前記出力用トランジスターのソース電流またはドレイン電流に基づいて前記容量値が設定されることを特徴とする集積回路装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
    前記受信回路は、
    前記アンテナを介して入力される信号を増幅する増幅回路と、
    前記受信回路の入力ノードと前記増幅回路の入力ノードの間に設けられる入力用キャパシターと、
    を有することを特徴とする集積回路装置。
  12. 請求項11において、
    前記受信回路は、
    前記増幅回路の入力ノードに対してバイアス電圧を供給するバイアス設定回路を有し、
    前記バイアス設定回路は、
    前記受信回路の前記動作状態が動作オフ状態の場合に、前記バイアス電圧を非供給にすることを特徴とする集積回路装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれかに記載された集積回路装置を含むことを特徴とする電子機器。
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