JP2012175190A - 制御装置、制御システム、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施の形態に係る制御装置は、利用者端末が第1のVPN(Virtual Private Network)に設置された仮想マシンにアクセスするための経路が現用の経路として構築されている場合に、第2のVPNに設置される仮想マシンをマイグレーション先とするライブマイグレーションの実行開始を検知する。また、制御装置は、ライブマイグレーションの実行開始が検知されると、ライブマイグレーションの実行と併行して、利用者端末が第2のVPNに設置される仮想マシンにアクセスするための経路を構築する設定を、所定のネットワーク装置に対して行う。そして、制御装置は、ライブマイグレーションの実行完了を検知し、かつ、ネットワーク装置への設定が完了すると、現用の経路を、新たに構築された経路に切り替える。
【選択図】図1
Description
[VPN間接続サービスの概要]
VPN間接続サービスは、複数のVPN間を相互に接続するサービスである。例えば、データセンタのVPNと顧客の会社のVPNとを相互に接続し、データセンタに設置されたサーバに顧客の利用者端末からアクセスさせる、といったサービスを提供する。以下では、このようなVPN間接続サービスが提供されるシステムを「VPN間通信システム」と呼び、VPN間接続サービスを管理し、経路を構築するシステムを「VPN間接続管理システム」と呼ぶ。
図2は、第1の実施形態に係るライブマイグレーションの処理手順を示すシーケンス図である。VPN1(データセンタ1)に設置された仮想マシン1が動作中であり、利用者端末は、VPN1(データセンタ1)に設置された仮想マシン1にアクセスしている(ステップS1)。
図3は、第1の実施形態に係るVPN間接続管理システム100の構成を示すブロック図である。図3に示すように、VPN間接続管理システム100は、ライブマイグレーション処理部10と、VPN間接続処理部20とを備える。
上述したように、第1の実施形態に係るVPN間接続管理システム100は、ライブマイグレーションの実行開始を検知し、これを契機として、ネットワーク装置に対する設定を開始する。すなわち、ライブマイグレーションの実行と経路の構築とが、併行して進められることになる。この結果、ライブマイグレーションに伴ってVPN間接続管理システム100側に発生する処理時間は、ライブマイグレーションの実行時間と経路の構築時間とを足し合わせた時間ではなく、原理的には、ライブマイグレーションの実行時間又は経路の構築時間のいずれか長い方の時間でほぼ済むことになる。よって、ライブマイグレーションに伴って発生する処理時間が短縮される。
続いて、第1の実施形態の変形例を説明する。
第1の実施形態においては、データセンタ1とデータセンタ2とが専用線で接続され、ライブマイグレーションの通信路として専用線を用いる例を説明したが、これに限られるものではない。図7は、第1の実施形態の変形例を説明するための図である。図7に示すように、ライブマイグレーションの通信路としてVPN間接続サービスを用いることも可能である。なお、一般的に、ライブマイグレーションの通信路として構築された経路には、ライブマイグレーションの実行に伴う設定変更は発生しない。
第1の実施形態においては、オペレータが、VPN間接続サービスを遠隔監視し、例えば仮想マシン1の負荷が高いといった状況を判断した場合に、ライブマイグレーションの実行指示を入力する例を説明したが、これに限られるものではない。例えば、VPN間接続管理システム100が、遠隔監視を行うプログラムを実行することで、仮想マシン1のCPU(Central Processing Unit)の負荷状況やネットワークの使用帯域を監視し、例えば所定の閾値を超過したことを条件として、ライブマイグレーションの実行を決定してもよい。すなわち、オペレータによる手動ではなく、自動化してもよい。
第1の実施形態においては、VPN間接続管理システム100の構成として図3を例示したが、これに限られるものではない。まず、上述したように、VPN間接続管理システム100は、VPN間接続サービスを管理し、経路を構築するシステムであり、例えばオンデマンド(On Demand)な要求にも対応するものである。このため、VPN間接続管理システム100は、このようなVPN間接続サービスを提供するために必要な情報をさらに記憶し、説明を省略した他の制御部を備えていてもよい。
続いて、第2の実施形態を説明する。第1の実施形態においては、マイグレーション元のアドレス変換装置に設定されていたアドレス変換情報と同一内容のアドレス変換情報を、マイグレーション先のアドレス変換装置に対して設定することを想定した。例えば、設定しようとするIPアドレスが、マイグレーション先において、予め確保されたIPアドレスであるか、あるいは偶然空きのIPアドレスである場合などに有効である。
IPアドレスの払い出しについて説明する前に、まず、VPN間通信システムに適用されるアドレス変換の技術「Twice−NAT」を説明する。Twice−NATは、IETF(Internet Engineering Task Force)によって公開されたRFC(Request for Comments)2663の技術である。
さて、第2の実施形態においては、アドレス変換設定指示部16又はアドレス変換設定部24が、新たなIPアドレスの払い出しと、新たなアドレス変換情報の生成とを行う。以下、一例として、アドレス変換設定指示部16が新たなIPアドレスの払い出しと、新たなアドレス変換情報の生成とを行う場合を説明する。
上述したように、第2の実施形態に係るVPN間接続管理システム100は、VPN2内で利用者端末を一意に識別するための新たなIPアドレス(第一アドレス)を払い出し、払い出した新たなIPアドレスを用いたアドレス変換情報をアドレス変換装置2に対して設定する。この場合、VPN間接続管理システム100は、少なくとも、利用者端末と仮想マシン2との間に経路が構築される時間帯において、VPN2内で通信相手となり得る端末の中で一意に識別されるように、新たなIPアドレスを払い出す。この結果、マイグレーション元のアドレス変換装置に設定されていたアドレス変換情報が、例えば、使用中のIPアドレスであるか、あるいは予約済みのIPアドレスを含む場合にも、柔軟に対応することが可能になる。
実施形態に係る制御装置、制御システム、制御方法、及び制御プログラムは、第1の実施形態及び第2の実施形態に限られるものではない。以下、順に説明する。
上述の実施形態では、VPNが、電気通信事業者などによって提供されたVPNサービスに接続するローカルエリアネットワーク(LAN(Local Area Network))である場合を想定したが、これに限られるものではない。VPNは、いわゆるネットワークではなく一端末であってもよい。例えば、VPNに設置されるルータが、物理的なルータではなく端末内のソフトウェアで実現される場合などである。また、VPNは、電気通信事業者などによって提供されたVPNサービスによって接続された複数のローカルエリアネットワーク群による社内網のようなものであってもよい。
図15は、実施形態に係る制御プログラムによる情報処理がコンピュータを用いて具体的に実現されることを示す図である。図15に示すように、コンピュータは、例えば、メモリと、CPUと、ハードディスクドライブインタフェースと、ディスクドライブインタフェースと、シリアルポートインタフェースと、ビデオアダプタと、ネットワークインタフェースとを有し、これらの各部はバスによって接続される。
10 ライブマイグレーション処理部
11 顧客ネットワーク設定記憶部
12 通信部
13 入力部
14 設定指示送信部
15 ライブマイグレーション実行部
16 アドレス変換設定指示部
17 ルーティング設定指示部
20 VPN間接続処理部
21 ネットワーク装置設定記憶部
22 通信部
23 設定指示受信部
24 アドレス変換設定部
25 ルーティング設定部
Claims (9)
- VPN(Virtual Private Network)に設置された利用者端末が他のVPNに設置された仮想マシンにアクセスするための経路をネットワーク装置に対する設定により構築し、VPN間の接続を制御する制御装置であって、
前記利用者端末が第1のVPNに設置された仮想マシンにアクセスするための経路が現用の経路として構築されている場合に、該第1のVPNに設置された仮想マシンをマイグレーション元として、第2のVPNに設置される仮想マシンをマイグレーション先とするライブマイグレーションの実行開始を検知する検知部と、
前記検知部によって前記ライブマイグレーションの実行開始が検知されると、該ライブマイグレーションの実行と併行して、前記利用者端末が前記第2のVPNに設置される仮想マシンにアクセスするための経路を構築する設定を、所定のネットワーク装置に対して行う設定部と、
前記ライブマイグレーションの実行完了を検知し、かつ、前記ネットワーク装置への設定が完了すると、現用の経路を、前記設定部によって構築された経路に切り替える切替部と
を備えたことを特徴とする制御装置。 - 前記ネットワーク装置は、
VPN間接続の対象となる複数のVPNを収容し、VPN間のパケット転送を制御するパケット転送制御装置と、該パケット転送制御装置と各VPNとの間に設置され、パケットに含まれるアドレスを変換するアドレス変換装置とを含み、
前記アドレス変換装置は、
パケットに含まれる送信元のアドレス及び宛先のアドレスの双方を、アドレス変換情報に従って変換し、
前記設定部は、前記検知部によって前記ライブマイグレーションの実行開始が検知されると、前記パケット転送制御装置と前記第2のVPNとの間に設置されたアドレス変換装置に対する前記アドレス変換情報の設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 前記設定部は、前記パケット転送制御装置と前記第1のVPNとの間に設置されたアドレス変換装置に設定されたアドレス変換情報と同一内容のアドレス変換情報を、前記パケット転送制御装置と前記第2のVPNとの間に設置されたアドレス変換装置に対して設定することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
- 前記設定部は、前記第2のVPN内で前記利用者端末を一意に識別するための新たなアドレスを払い出し、払い出した新たなアドレスを用いたアドレス変換情報を、該アドレス変換装置に対して設定することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
- 前記設定部は、前記パケット転送制御装置と前記第1のVPNとの間に設置されたアドレス変換装置に設定されたアドレス変換情報に含まれる、前記第2のVPN内で前記利用者端末を一意に識別するためのアドレスが、前記パケット転送制御装置と前記第2のVPNとの間に設置されたアドレス変換装置に対して設定可能であるか否かを判定し、設定可能でないと判定した場合に、前記第2のVPN内で前記利用者端末を一意に識別するための新たなアドレスを払い出し、払い出した新たなアドレスを用いたアドレス変換情報を、該アドレス変換装置に対して設定することを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
- 前記設定部は、前記第2のVPN内で前記利用者端末を一意に識別するための前記新たなアドレスを、前記利用者端末と前記第2のVPNに設置される仮想マシンとの間に経路が構築される時間帯において、該第2のVPN内で通信相手となり得る端末の中で一意に識別されるように払い出すことを特徴とする請求項4又は5に記載の制御装置。
- VPNに設置された利用者端末が他のVPNに設置された仮想マシンにアクセスするための経路を制御する制御システムであって、
複数のVPNを収容し、VPN間のパケット転送を制御するパケット転送制御装置と、
前記パケット転送制御装置と各VPNとの間に設置され、パケットに含まれるアドレスを変換するアドレス変換装置と、
VPN間を接続するための経路を構築する制御装置とを備え、
前記制御装置は、
前記利用者端末が第1のVPNに設置された仮想マシンにアクセスするための経路が現用の経路として構築されている場合に、該第1のVPNに設置された仮想マシンをマイグレーション元として、第2のVPNに設置される仮想マシンをマイグレーション先とするライブマイグレーションの実行開始を検知する検知部と、
前記検知部によって前記ライブマイグレーションの実行開始が検知されると、該ライブマイグレーションの実行と併行して、前記利用者端末が前記第2のVPNに設置される仮想マシンにアクセスするための経路を構築する設定を、前記パケット転送制御装置と前記第2のVPNとの間に設置されたアドレス変換装置に対して行う設定部と、
前記ライブマイグレーションの実行完了を検知し、かつ、前記ネットワーク装置への設定が完了すると、現用の経路を、前記設定部によって構築された経路に切り替える切替部と
を備えたことを特徴とする制御システム。 - VPNに設置された利用者端末が他のVPNに設置された仮想マシンにアクセスするための経路をネットワーク装置に対する設定により構築してVPN間の接続を制御する制御装置で実行される制御方法であって、
前記利用者端末が第1のVPNに設置された仮想マシンにアクセスするための経路が現用の経路として構築されている場合に、該第1のVPNに設置された仮想マシンをマイグレーション元として、第2のVPNに設置される仮想マシンをマイグレーション先とするライブマイグレーションの実行開始を検知する検知工程と、
前記検知工程によって前記ライブマイグレーションの実行開始が検知されると、該ライブマイグレーションの実行と併行して、前記利用者端末が前記第2のVPNに設置される仮想マシンにアクセスするための経路を構築する設定を、所定のネットワーク装置に対して行う設定工程と、
前記ライブマイグレーションの実行完了を検知し、かつ、前記ネットワーク装置への設定が完了すると、現用の経路を、前記設定工程によって構築された経路に切り替える切替工程と
を含んだことを特徴とする制御方法。 - コンピュータを請求項1〜6に記載の制御装置として機能させるための制御プログラム。
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