JP2012175454A - 浴室用リモコン - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のリモコンでは、浴槽内の温水に浮かべることが想定されているが、リモコンを温水の水面に浮かせると、リモコンの筐体内の空気が加熱され膨張しようとする。一方、浴室用のリモコンは水密でなければ内部に湯水が浸入するので内部空間の空気が膨張しようとしても膨張することができない。そのため内部空間の圧力が上昇することになる。
【解決手段】リモコンの筐体2内の空間を上面側5と下面側4とに気密に区画する区画壁3を設けると共に、上面側の空間5内の圧力の変化に伴って変形するダイアフラム31をこの区画壁3に取り付け、更に下面側の空間4を通気シール42を介して筐体2外に連通させた。
【選択図】 図2
【解決手段】リモコンの筐体2内の空間を上面側5と下面側4とに気密に区画する区画壁3を設けると共に、上面側の空間5内の圧力の変化に伴って変形するダイアフラム31をこの区画壁3に取り付け、更に下面側の空間4を通気シール42を介して筐体2外に連通させた。
【選択図】 図2
Description
本発明は、浴槽内で浮くことのできる浴室用リモコンに関する。
浴室内では給湯装置の操作の他、AV機器などの操作を行うためにリモコンが用いられている。特にAV機器など、給湯装置以外の機器の操作を行うリモコンでは、リモコンを浴室の壁面に固定するのではなく、使用者がリモコンを手にとってリモコンを移動させることができる可搬式に構成されている。
このような可搬式のリモコンでは、浴槽内の湯水に落水させた際に水没すれば、浴槽内から引き上げなければならず、また、その際入浴剤による湯水の濁りや水面を覆う泡のためリモコンを目視できない状態だとリモコンの引き上げが困難になる。
ここで、リモコンの筐体内に、リモコンが水没せず水面に浮くことのできるだけの浮力が生じる空間を設け、リモコンを落水させても常にリモコンが水没することなく浮くようにしたリモコンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来のリモコンでは、浴槽内の温水に浮かべることが想定されているが、リモコンを温水の水面に浮かせると、リモコンの筐体内の空気が加熱され膨張しようとする。一方、浴室用のリモコンは水密でなければ内部に湯水が浸入するので、内部空間の空気が膨張しようとしても膨張することができない。そのため内部空間の圧力が上昇することになる。
リモコンには操作ボタンが設けられているが、操作ボタンは押し操作により移動するので筐体と操作ボタンとの間には必然的に隙間が生じているが、その隙間から湯水が筐体内に浸入しないように、防水フィルムで操作ボタンおよび筐体の表面を覆っている。上述のように、筐体内の圧力が上昇するとこの防水フィルムを内側から剥がす方向に空気圧が作用し、防水フィルムの防水性が損なわれる恐れが生じる。
なお、このような浴室用リモコンの筐体内部の圧力変化による弊害を防止するため、筐体の外壁の一部にダイアフラムを取り付けたものが知られている(実開平3-79586号)。ところが、このダイアフラムを備えたリモコンは浴室の壁面に固定されるもので、ダイアフラムは壁面側に設けられるため、リモコンを壁面に固定すればダイアフラムは使用者の手に触れることがない。ところが、上記従来のリモコンのように使用者が自由に触って移動することのできる可搬式のリモコンの筐体の外壁にダイアフラムを設けると、ダイアフラムが容易に破れる恐れがある。仮にダイアフラムが破れれば筐体の水密性は確保できなくなり、筐体内部に湯水が浸入してリモコンが故障する。そのため可搬式のリモコンの外壁にダイアフラムを設けることができない。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、可搬式のリモコンであっても筐体内部の圧力変化による弊害を回避することのできる浴室用リモコンを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による浴室用リモコンは、浴室内で可搬することができ、浴槽内の湯水の水面に浮くことのできる浮力を発生させる大きさの内部空間を有する筐体を備え、上面に可撓性を有する防水フィルムで覆われた操作ボタンを備えた浴室用リモコンにおいて、上記筐体内の空間を上面側と下面側とに気密に区画する区画壁を設けると共に、上面側の空間内の圧力の変化に伴って変形するダイアフラムをこの区画壁に取り付け、更に下面側の空間を通気シールを介して筐体外に連通させたことを特徴とする。
例えば筐体内の空気が膨張すると、通気シールを通って筐体内部のうちの下面側の空間内の空気が排気される。上面側の空気は排気されないが、ダイアフラムが下面側に膨らむことによって圧力の上昇が防止される。逆に、筐体内の温度が低下して内部の空気が収縮すると、通気シールを通って外部の空気が下面側の空間に取り込まれる。なお、ダイアフラムはその際上面側に変形して上面側の空間内の圧力低下が防止される。通気シールは水は通さないが水蒸気は通過させる。そのため、下面側の空間内に結露が生じる恐れがある。また通気シールが破損した場合も下面側の空間内に水が浸入する恐れがある。但し、上面側の空間は隔壁とダイアフラムとによって水密性が担保されているので、上面側の空間内に水分が浸入することはない。
以上の説明から明らかなように、本発明は、上面側の空間内に電子部品を格納することにより、浮力が確保されたリモコンの筐体内の圧力変化を緩和させることができる。
図1を参照して、1は本発明による浴室用のリモコンである。このリモコン1は射出成形により形成されたプラスチック製の筐体2を有しており、上面には各種の操作ボタン11が設けられ、更に上面のほぼ全域を防水フィルム21で覆っている。この防水フィルム21は可撓性を有しており、操作スイッチ11を押し操作した際に適度に変形することができ、かつ、各操作スイッチ11の機能等が印刷されている。
図2を参照して、筐体2の内部は空洞であり、リモコン1を浴槽(図示せず)に落下させた際に水没することなく水面に浮くことができるのに十分な浮力が発生する容積が確保されている。
筐体2の内部空間は隔壁3によって2つに区分されている。下面側の空間4と上面側の空間5とを水密に隔絶する隔壁3にはゴム製のダイアフラム31を設け、両空間4,5は相互に水密に区画されているが、内部の圧力はダイアフラム31が変形することよって相互に同じ圧力になるようにした。
空間4には外部に連通する細孔41を設け、その細孔41を通気シール42で塞いだ。通気シール42は湯水は通過させないが空気や水蒸気といった気体は通過させるものであり、薄いフィルムに多数の微細孔が設けられている。そのため、空間4内の空気が膨張しあるいは収縮しても通気シール42を介して気体の出入りがあるので、空間4内の圧力は常に外気圧とほぼ等しくなる。
一方、空間5には操作ボタン11に対応して、プリント配線板6上のマイクロスイッチ62が設けられている。空間5側の壁面には各操作ボタン11に対応して開口51が形成されており、その開口51を通ってボタン本体61が設けられている。操作ボタン11を押し操作するとボタン本体61が押し下げられてマイクロスイッチ62がオンされる。そして、上述のように上面は防水フィルム21で覆われているので、開口51から湯水が空間5に浸入することはない。
上記構成によるリモコン1で、リモコン1に高温の湯がシャワーからかけられたり、あるいは浴槽内の湯に浮かされた場合に、筐体2の空間4,5内の空気は加熱され膨張する。空間4内の空気は上述のように通気シール42から細孔41を通って外部に排気されるので、空間4内の圧力は大気圧に保たれる。一方、空間5内の空気は空間5から他へ排気されないが、ダイアフラム31が空間4側に変形して空間5の容積を増加させることにより、空間5の圧力上昇を防止する。ちなみに、ダイアフラム31が空間4側に変形して空間4の容積が減少しても、空間4内の空気は上述のように排気されるので圧力は大気圧のまま保持される。そして、ダイアフラム31が変形しても筐体2全体の内部容積は変化しないので、浮力が変化することはない。
また、逆に筐体2が冷却された場合には、空間5内の空気は収縮するがダイアフラム31が空間5側に変形して圧力の減少を防止する。そして、空間4については細孔41を通して外部の空気を空間4内に吸引するので、やはり空間4内の圧力は大気圧のまま保持されることになる。そして、この状態でも筐体2全体の浮力は変化しない。
なお、空間4内に空気と共に水蒸気を吸引して空間4内で結露が生じても、隔壁3とダイアフラム31とによって空間5は水密に隔絶されているので、結露が空間5に浸入することはない。また、通気シール42が万一破れて湯水が空間4に吸引されたとしても、同様にその湯水が空間5に浸入することはない。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 リモコン
2 筐体
3 隔壁
11 操作ボタン
31 ダイアフラム
42 通気シール
2 筐体
3 隔壁
11 操作ボタン
31 ダイアフラム
42 通気シール
Claims (1)
- 浴室内で可搬することができ、浴槽内の湯水の水面に浮くことのできる浮力を発生させる大きさの内部空間を有する筐体を備え、上面に可撓性を有する防水フィルムで覆われた操作ボタンを備えた浴室用リモコンにおいて、上記筐体内の空間を上面側と下面側とに気密に区画する区画壁を設けると共に、上面側の空間内の圧力の変化に伴って変形するダイアフラムをこの区画壁に取り付け、更に下面側の空間を通気シールを介して筐体外に連通させたことを特徴とする浴室用リモコン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011036244A JP2012175454A (ja) | 2011-02-22 | 2011-02-22 | 浴室用リモコン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011036244A JP2012175454A (ja) | 2011-02-22 | 2011-02-22 | 浴室用リモコン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012175454A true JP2012175454A (ja) | 2012-09-10 |
Family
ID=46977913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011036244A Withdrawn JP2012175454A (ja) | 2011-02-22 | 2011-02-22 | 浴室用リモコン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012175454A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015108566A1 (en) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | Watkins Manufacturing Corporation | Dockable remote control for portable spas |
| JP2016046675A (ja) * | 2014-08-22 | 2016-04-04 | 株式会社ノーリツ | リモコン装置 |
-
2011
- 2011-02-22 JP JP2011036244A patent/JP2012175454A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015108566A1 (en) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | Watkins Manufacturing Corporation | Dockable remote control for portable spas |
| US9326912B2 (en) | 2014-01-14 | 2016-05-03 | Watkins Manufacturing Corporation | Dockable remote control for portable spas |
| JP2016046675A (ja) * | 2014-08-22 | 2016-04-04 | 株式会社ノーリツ | リモコン装置 |
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