ところが、上記のような遊技機では、遊技が経時的に連動して行われる。より詳しくは、ある時期には遊技球を作動口に入賞させることに集中する必要があり、またある時期には、図柄の変動状況を注視する必要があり、さらにある時期には所定の入賞口に遊技球を大量に入賞させる必要がある。すなわち、遊技者は、そのときどきの遊技状況に応じて、原則として連続的な遊技を行わなければならず、時間的な制約を感じつつ、かつ、単調さを感じやすいことがあった。このため、遊技者は、個々の遊技状態に集中できなかったり、特別な意識を遊技にそそぎ込むことができない場合があった。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、独特の面白味を導出でき、今までにはない遊技性に優れた遊技機を提供することを主たる目的の一つとしている。
上記の課題を解決するために有効な手段(各手段は番号で識別する)を以下に示す。なお、必要に応じてその作用、効果等についても説明する。
手段1.遊技領域へ一定個数の遊技球を発射することにより一単位遊技が行われるとともに、一単位遊技が終了することを必要条件として、その後、次回の一単位遊技が開始されるように設定される遊技機であって、
少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞したことに基づいて、前記一単位遊技が終了するよう構成したことを特徴とする遊技機。
手段1によれば、遊技領域へ一定個数の遊技球が発射されることにより一単位遊技が行われる。また、一単位遊技が終了することを必要条件として、その後、次回の一単位遊技が開始される。さて、少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞したことに基づいて、前記一単位遊技が終了させられる。このため、一単位遊技が終了させられる根拠が明確なものとなり、遊技者にとって遊技を行う上でのメリハリが付与される。このため、今までにない遊技性が導出される。また、一単位遊技の終了を把握できることで、遊技者が時間的な制約を受けることによる不具合(例えば焦燥感)が時として払拭される。
手段2.遊技領域へ一定個数の遊技球を発射することにより一単位遊技が行われるとともに、一単位遊技が終了することを必要条件として、その後、次回の一単位遊技が開始されるように設定され、所定条件が成立することを必要条件に特定の遊技状態が発生させられるとともに、その特定の遊技状態が少なくとも複数回数の一単位遊技に及んで継続して発生可能に構成された遊技機であって、
少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞したことに基づいて、前記一単位遊技が終了するよう構成したことを特徴とする遊技機。なお、「少なくとも複数回数の一単位遊技に及んで」とあるのは、今回及び次回の2回であってもよいし、今回、次回及び次々回の3回であってもよい。もちろん、4回以上であってもよい(以下同様)。
手段2によれば、一単位遊技が終了させられる根拠が明確なものとなり、遊技者にとって遊技を行う上でのメリハリが付与される。このため、今までにない遊技性が導出される。また、一単位遊技の終了を把握できることで、遊技者が時間的な制約を受けることによる不具合(例えば焦燥感)が時として払拭される。特に、特定の遊技状態が少なくとも複数回数の一単位遊技に及んで継続して発生しうるので、今回の一単位遊技中に特定の遊技状態における利益(恩恵)を受け損ねたとしても、遊技者は次回の一単位遊技に当該特定の遊技状態における利益を期待できる。このため、より一層時間的な制約による不具合を払拭できる。
手段3.遊技球が通過可能な複数の入球口が並設されるとともに、遊技領域へ一定個数の遊技球を発射することにより一単位遊技が行われるとともに、一単位遊技が終了することを必要条件として、その後、次回の一単位遊技が開始されるように設定され、所定条件が成立することを必要条件に特定の遊技状態が発生させられるとともに、その特定の遊技状態が少なくとも複数回数の一単位遊技に及んで継続して発生可能に構成され、少なくとも前記一単位遊技の遊技結果が予め定めた入球口の入賞組合せとなったことに基づいて所定の遊技価値を付与する遊技機であって、
少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞したことに基づいて、前記一単位遊技が終了するよう構成したことを特徴とする遊技機。
なお、「所定の遊技価値を付与する」に代えて、「所定の遊技球の払出を行う」こととしてもよい。
手段3によれば、少なくとも前記一単位遊技の遊技結果が予め定めた入球口の入賞組合せとなったことに基づいて所定の遊技価値が付与される。ここで、一単位遊技が終了させられる根拠が明確なものとなるため、遊技者にとって遊技を行う上でのメリハリが付与される。このため、今までにない遊技性が導出される。また、一単位遊技の終了を把握できることで、遊技者が時間的な制約を受けることによる不具合(例えば焦燥感)が時として払拭される。特に、特定の遊技状態が少なくとも複数回数の一単位遊技に及んで継続して発生しうるので、今回の一単位遊技中に特定の遊技状態における利益(恩恵)を受け損ねたとしても、遊技者は次回の一単位遊技に当該特定の遊技状態における利益を期待できる。このため、より一層時間的な制約による不具合を払拭できる。
手段4.少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞した時点、又は、該時点から所定時間経過した時点で、前記一単位遊技が終了するよう構成したことを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
手段4によれば、一単位遊技が終了させられる時点がより一層明確なものとなる。
手段5.所定の契機に基づき図柄を変動表示した後、確定停止表示可能な表示手段を備えた遊技領域へ、一定個数の遊技球を発射することにより一単位遊技が行われるとともに、一単位遊技が終了することを必要条件として、その後、次回の一単位遊技が開始されるように設定される遊技機であって、
少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞したこと、及び、前記図柄が確定停止表示されたことに基づいて、前記一単位遊技が終了するよう構成したことを特徴とする遊技機。
手段5によれば、少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞したこと、及び、前記図柄が確定停止表示されたことに基づいて、前記一単位遊技が終了させられる。このため、一単位遊技が終了させられる根拠が明確なものとなり、遊技者にとって遊技を行う上でのメリハリが付与される。このため、今までにない遊技性が導出される。また、一単位遊技の終了を把握できることで、遊技者が時間的な制約を受けることによる不具合(例えば焦燥感)が時として払拭される。
手段6.所定の契機に基づき図柄を変動表示した後、確定停止表示可能な表示手段を備えた遊技領域へ一定個数の遊技球を発射することにより一単位遊技が行われるとともに、一単位遊技が終了することを必要条件として、その後、次回の一単位遊技が開始されるように設定され、所定条件が成立することを必要条件に特定の遊技状態が発生させられるとともに、その特定の遊技状態が少なくとも複数回数の一単位遊技に及んで継続して発生可能に構成された遊技機であって、
少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞したこと、及び、前記図柄が確定停止表示されたことに基づいて、前記一単位遊技が終了するよう構成したことを特徴とする遊技機。
手段6によれば、一単位遊技が終了させられる根拠が明確なものとなり、遊技者にとって遊技を行う上でのメリハリが付与される。このため、今までにない遊技性が導出される。また、一単位遊技の終了を把握できることで、遊技者が時間的な制約を受けることによる不具合(例えば焦燥感)が時として払拭される。特に、特定の遊技状態が少なくとも複数回数の一単位遊技に及んで継続して発生しうるので、今回の一単位遊技中に特定の遊技状態における利益(恩恵)を受け損ねたとしても、遊技者は次回の一単位遊技に当該特定の遊技状態における利益を期待できる。このため、より一層時間的な制約による不具合を払拭できる。
手段7.遊技球が通過可能な複数の入球口が並設されるとともに、遊技領域へ一定個数の遊技球を発射することにより一単位遊技が行われるとともに、一単位遊技が終了することを必要条件として、その後、次回の一単位遊技が開始されるように設定され、所定条件が成立することを必要条件に特定の遊技状態が発生させられるとともに、その特定の遊技状態が少なくとも複数回数の一単位遊技に及んで継続して発生可能に構成され、少なくとも前記一単位遊技の遊技結果が予め定めた入球口の入賞組合せとなったことに基づいて所定の遊技価値を付与する遊技機であって、
少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞したこと、及び、前記図柄が確定停止表示されたことに基づいて、前記一単位遊技が終了するよう構成したことを特徴とする遊技機。
なお、「所定の遊技価値を付与する」に代えて、「所定の遊技球の払出を行う」こととしてもよい。
手段7によれば、少なくとも前記一単位遊技の遊技結果が予め定めた入球口の入賞組合せとなったことに基づいて所定の遊技価値が付与される。ここで、一単位遊技が終了させられる根拠が明確なものとなるため、遊技者にとって遊技を行う上でのメリハリが付与される。このため、今までにない遊技性が導出される。また、一単位遊技の終了を把握できることで、遊技者が時間的な制約を受けることによる不具合(例えば焦燥感)が時として払拭される。特に、特定の遊技状態が少なくとも複数回数の一単位遊技に及んで継続して発生しうるので、今回の一単位遊技中に特定の遊技状態における利益(恩恵)を受け損ねたとしても、遊技者は次回の一単位遊技に当該特定の遊技状態における利益を期待できる。このため、より一層時間的な制約による不具合を払拭できる。
手段8.少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞した時点、又は、該時点から所定時間経過した時点、及び、前記図柄が確定停止表示された時点、又は、該時点から所定時間経過した時点で、前記一単位遊技が終了するよう構成したことを特徴とする手段5乃至7のいずれかに記載の遊技機。
手段8によれば、一単位遊技が終了させられる時点がより一層明確なものとなる。
手段9.所定の契機に基づき図柄を変動表示した後、確定停止表示可能な表示手段を備えた遊技領域へ、一定個数の遊技球を発射することにより一単位遊技が行われるとともに、一単位遊技が終了することを必要条件として、その後、次回の一単位遊技が開始されるように設定され、かつ、特別条件が満たされることを必要条件に所定の遊技価値を付与する遊技機であって、
少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞したこと、前記図柄が確定停止表示されたこと、及び、所定の遊技価値が付与されたことに基づいて、前記一単位遊技が終了するよう構成したことを特徴とする遊技機。
手段9によれば、 少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞したこと、前記図柄が確定停止表示されたこと、及び、所定の遊技価値が付与されたことに基づいて、前記一単位遊技が終了させられる。このため、一単位遊技が終了させられる根拠が明確なものとなり、遊技者にとって遊技を行う上でのメリハリが付与される。このため、今までにない遊技性が導出される。また、一単位遊技の終了を把握できることで、遊技者が時間的な制約を受けることによる不具合(例えば焦燥感)が時として払拭される。
手段10.所定の契機に基づき図柄を変動表示した後、確定停止表示可能な表示手段を備えた遊技領域へ一定個数の遊技球を発射することにより一単位遊技が行われるとともに、一単位遊技が終了することを必要条件として、その後、次回の一単位遊技が開始されるように設定され、所定条件が成立することを必要条件に特定の遊技状態が発生させられるとともに、その特定の遊技状態が少なくとも複数回数の一単位遊技に及んで継続して発生可能に構成され、かつ、特別条件が満たされることを必要条件に所定の遊技価値を付与する遊技機であって、
少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞したこと、前記図柄が確定停止表示されたこと、及び、所定の遊技価値が付与されたことに基づいて、前記一単位遊技が終了するよう構成したことを特徴とする遊技機。
手段10によれば、一単位遊技が終了させられる根拠が明確なものとなり、遊技者にとって遊技を行う上でのメリハリが付与される。このため、今までにない遊技性が導出される。また、一単位遊技の終了を把握できることで、遊技者が時間的な制約を受けることによる不具合(例えば焦燥感)が時として払拭される。特に、特定の遊技状態が少なくとも複数回数の一単位遊技に及んで継続して発生しうるので、今回の一単位遊技中に特定の遊技状態における利益(恩恵)を受け損ねたとしても、遊技者は次回の一単位遊技に当該特定の遊技状態における利益を期待できる。このため、より一層時間的な制約による不具合を払拭できる。
手段11.遊技球が通過可能な複数の入球口が並設されるとともに、遊技領域へ一定個数の遊技球を発射することにより一単位遊技が行われるとともに、一単位遊技が終了することを必要条件として、その後、次回の一単位遊技が開始されるように設定され、所定条件が成立することを必要条件に特定の遊技状態が発生させられるとともに、その特定の遊技状態が少なくとも複数回数の一単位遊技に及んで継続して発生可能に構成され、少なくとも前記一単位遊技の遊技結果が予め定めた入球口の入賞組合せとなったことに基づいて所定の遊技価値を付与する遊技機であって、
少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞したこと、前記図柄が確定停止表示されたこと、及び、所定の遊技価値が付与されたことに基づいて、前記一単位遊技が終了するよう構成したことを特徴とする遊技機。
手段11によれば、少なくとも前記一単位遊技の遊技結果が予め定めた入球口の入賞組合せとなったことに基づいて所定の遊技価値が付与される。ここで、一単位遊技が終了させられる根拠が明確なものとなるため、遊技者にとって遊技を行う上でのメリハリが付与される。このため、今までにない遊技性が導出される。また、一単位遊技の終了を把握できることで、遊技者が時間的な制約を受けることによる不具合(例えば焦燥感)が時として払拭される。特に、特定の遊技状態が少なくとも複数回数の一単位遊技に及んで継続して発生しうるので、今回の一単位遊技中に特定の遊技状態における利益(恩恵)を受け損ねたとしても、遊技者は次回の一単位遊技に当該特定の遊技状態における利益を期待できる。このため、より一層時間的な制約による不具合を払拭できる。
手段12.少なくとも前記一定個数発射された遊技球が全ていずれかの入球口へ入賞した時点、又は、該時点から所定時間経過した時点、前記図柄が確定停止表示された時点、又は、該時点から所定時間経過した時点、及び、所定の遊技価値の付与が完了した時点、又は該時点から所定時間経過した時点で、前記一単位遊技が終了するよう構成したことを特徴とする手段8乃至11のいずれかに記載の遊技機。
手段12によれば、一単位遊技が終了させられる時点がより一層明確なものとなる。
手段13.手段9乃至12のいずれかにおいて、「所定の遊技価値の付与」は、「所定の遊技球の払出」であること。このように構成することで、所定の遊技球の払出が行われない限り、次回の一単位遊技が開始されることがない。このため、遊技者は、遊技者にとっての好ましい事態である遊技球の払出をじっくりと堪能することが可能となる。
手段14.手段1乃至13のいずれかにおいて、前記一単位遊技が終了することに基づき、終了信号を出力可能が終了信号出力手段を設けたことを特徴とする遊技機。
手段14によれば、終了信号出力手段では、前記一単位遊技が終了することに基づき、終了信号が出力させられる。このため、該終了信号に基づいて、様々なこと、例えば、該信号を検査等に用いたり、該信号に基づいて遊技者に報知したりすること等を行うことができる。
手段15.手段14において、前記終了信号出力手段は、前記終了信号を外部に対し出力可能な外部出力端子を含んでいることを特徴とする遊技機。
手段15によれば、外部出力端子より、前記終了信号が出力される。そして、該終了信号に基づいて、外部では、様々なことを行うことができる。
手段16.手段15において、前記外部出力端子を、遊技機裏面に設けられた基板ボックス内に設けたことを特徴とする遊技機。
手段16によれば、外部出力端子を用いた不正行為を行いにくくすることができる。
手段17.手段16において、前記外部出力端子を、前記基板ボックス内の主基板に設けたことを特徴とする遊技機。
手段17によれば、主たる制御を司るための主基板に外部出力端子が設けられているので、一元的な管理を行うことが可能となる。
本発明によれば、今までにはない遊技性に優れた遊技機を提供することができる。
以下に、遊技機をアレンジボール機に具体化した一実施の形態につき図面に基づいて説明する。
まず、アレンジボール機全体の概略について説明する。図1に示すように、アレンジボール機1は本体部としての外枠2を備えている。ここでは外枠2は木枠によって構成され、四角枠状を呈している。外枠2の前面側には前枠3がその一方の側部に配される回動軸を中心に回動するようにして開閉可能に装着されている。前枠3の裏側には遊技盤4が着脱可能に装着されている。前枠3には遊技盤4の裏側に重なり合うようにして機構盤(図示せず)が着脱可能又は開閉可能に装着されている。前記機構盤には、遊技盤4側から導かれた遊技球を集合させる集合樋や、外部から送られてくる遊技球を受け入れて収容するタンク、遊技状況に応じて貸出球や賞球球を払い出す払出装置等の球取扱機構が設けられている。
前記前枠3の前面側には、ガラス扉枠(図示せず)が開閉可能に装着されている。ガラス扉枠は枠内に例えば一対のガラス板を支持したものである。但し、ガラス板は1枚でも2枚以外の複数枚でもよい。このガラス板の遊技盤4と対峙する面は遊技球が遊技盤4面上を落下するように案内する案内部材としての機能を有する。
前枠3の前面下部には、前面板5が開閉可能に装着されている。前面枠5の表側には上受け皿6が設けられている。前記前枠3の前面枠5よりも下方には、下受け皿7が装着されている。下受け皿7は、前記上受け皿6に入りきらない賞球や、上受け皿6から球抜きした抜き球を、余剰球出口8から排出させて貯留させるものである。前枠3における下受け皿7の側方には遊技球を発射するための操作部としての操作ハンドル9が回動操作可能に装着されている。操作ハンドル9に対応する前枠3の裏側には駆動手段としてのモータ(図示せず)が装着されており、操作ハンドル9の回動操作によってモータが回動され、これにより打球杆(図示せず)が間欠動作されるとともに、前記操作ハンドル9の回動角度に応じた弾発力に調節される。従って、前記モータ及び打球杆等によって球供給発射装置10のうちの球発射機構が構成されている。
ここで、球供給発射装置10は、従来のパチンコ機やアレンジボール機と同様に、0.6秒につき1個の割合で遊技球Bを発射させるものであり、操作ハンドル9の操作に基づく球発射力の強弱にかかわらず遊技球Bの発射間隔は変化しないように構成されている。
前記前面板5の前面側には、残高表示手段としてのカード残高表示器11,貸出指令手段としての貸出スイッチ12,返却指令手段としてのカード返却スイッチ13が設けられている。これら表示器11及びスイッチ12,13は、アレンジボール機1の側部に付設されているカードサンド14を利用する際に使用される。
即ち、カードサンド14にはカード挿入口15が設けられており、そのカード挿入口15に球数記憶媒体としてのカードを挿入することでカード残高表示器11にカードの残高が表示される。また、カードの残高がある場合には貸出スイッチ12を操作することで、アレンジボール機1の裏面側に設けられた払出装置50(図1において概念的に図示した。)が駆動されて所定数の貸出球が上受け皿6に払い出される。なお、払出装置50は貸出球の払出とともに景品球の払出も行う機能を有する。カードの残高がある状態でカード返却スイッチ13が操作されるとカードがカード挿入口15より返却される。なお、カードはプリペードカードであるが、これに代えてICカード等を利用できるように構成してもよい。また、カードは貸出にのみ使用されているが、ICカード等の場合にあっては賞球を書き込むことができるようにしてもよい。
その他、リセット手段としての精算スイッチ16,取込数変更手段としてのベット切換スイッチ17,取込指令操作手段としてのベットスイッチ18,ベット表示器19等の各種の操作スイッチ及び表示器が設けられている。なお、各種操作スイッチとして押しボタン式のスイッチについて図示したが、これに限らずタッチスイッチ等の他のスイッチ構造を採用してもよい。また、各種表示器として7セグメントLEDを図示したが、これに限らずドットマトリックス表示器等の他の表示器を採用してもよい。
次に、遊技盤4上の構造等について説明すると、遊技盤4の前面側には誘導レール21が設けられている。誘導レール21は遊技球Bの発射初期の経路部分では内レールと外レールとの二重構造によって遊技球Bの発射経路が形成されており、その他の部分では重なりのない全体として略円環状に設置されている。そして、誘導レール21に囲まれた略円形状の領域が遊技領域22とされている。なお、誘導レール21は円環の一部を構成するものであればよく、他の部分は樹脂等の案内部材で構成すればよい。このような誘導レール21及び前記案内部材は遊技領域設定部材としての機能を有する。
遊技盤4の遊技領域22中には、天入球口23、誘導図柄表示装置24、特定入球口25、左入球口26、ゲートとしての左右通過口27,28、右下に配置された得点増加装置兼役物作動口であるチューリップ式入球装置29等の各種遊技部品が設けられている。
左通過口27は誘導図柄表示装置24の作動口として機能する。従って、左通過口27を遊技球Bが通過すると、誘導図柄表示装置24の複数(ここでは3個)の図柄が所定時間だけ可変表示された後に停止表示される。前記停止表示された図柄の組合せが一致する等の予め定めた組合せである場合には、役物誘導装置(図示せず)が作動され、特定入球口25が所定条件を満たすまで開放される。この特定入球口25の開放終了条件は、遊技球Bを16個発射する一単位遊技を1ゲームとして、その開放回を含めて所定ゲーム(例えば3ゲーム)が終了するまで、または1個の遊技球Bが特定入球口25に入球するまで、という条件とされている。特定入球口25の内部は領域が複数に区分されており、そのうちの誘導増加装置作動領域に遊技球Bが入球された場合には、誘導増加装置(図示せず)が作動され、右通過口28が能動化されて遊技球Bの通過が検出され或いは有効化される。
そして、右通過口28が能動化されている状態で、右通過口28を遊技球Bが通過することを条件としてチューリップ式入球装置29が開放される。チューリップ式入球装置29の開放は、遊技球Bを16個発射する一単位遊技を1ゲームとして所定ゲーム回数(例えば14ゲーム)の間だけ許容されるように構成されている。即ち、誘導図柄表示装置24の特定表示結果、特定入球口25の誘導増加装置作動領域への入球を経て一旦チューリップ式入球装置29が開放する機会が付与されると、その後14ゲームの間はチューリップ式入球装置29への入球機会が得られることとなる。また、チューリップ式入球装置29の開放中に遊技球Bが入球した場合には入賞得点が2倍に増加されることとなる。なお、チューリップ式入球装置29の開放終了条件は、上記特定入球口25の開放終了条件と同様、遊技球Bを16個発射する一単位遊技を1ゲームとして、その開放回を含めて所定ゲーム(例えば3ゲーム)が終了するまで、または1個の遊技球Bがチューリップ式入球装置29に入球するまで、という条件とされている。
遊技盤4の下部には入球口列30が設けられている。入球口列30は、「1」から「16」の番号が遊技者に視認可能に表示された入球口31を横一列に配置して構成されている。各入球口31には、それぞれ検出スイッチが設けられており、遊技球Bが入球したことを個々に検出している。各入球口31の下部にはLED等からなる入賞図柄表示装置32が、各入球口31に1対1で対応するように横一列に並設されている。入賞図柄表示装置32は、各入球口31への入球又はこれに相当する状態を点灯によって報知するものであり、常には消灯している。
なお、天入球口23その他の入球口列30よりも上方に配置された入球口に入球した遊技球Bは所定の入球口31に案内されるように通路が構成されている。また、チューリップ式入球装置29に遊技球Bが入球されたときは所定の複数の入球口31に入球したものと同様に処理されるように設定されている。
遊技領域22へ発射される遊技球Bは、本実施の形態ではアレンジボール機1内部に封入されている。封入されている遊技球Bの個数は、1ゲームに要する16個か、それ以上であればよい。封入された遊技球Bは、常には球供給発射装置10の手前位置に待機している。その待機位置にある遊技球Bは、前面枠5に形成された透明板にて塞がれた透視窓34より遊技者やホール従業員等に視認可能な状態とされている。
また、操作ハンドル9が回動操作されることにより、待機位置にある遊技球Bが順次発射位置へ供給されて遊技領域22へ発射される。そして、各入球口23,26,31、特定入球口25、チューリップ式入球装置29に入球した遊技球Bは遊技盤4に付設された球通路を介して前記待機位置へと戻される。
ここで、遊技球Bが入球口23,26,31を通過すると、それに対応した入賞図柄表示装置32が点灯される。また、遊技球Bがチューリップ式入球装置29に入球した場合には、前記のとおり設定された複数の入球口31に対応した入賞図柄表示装置32が点灯されるとともに、遊技領域22の左上部に設けられた2倍表示器35が点灯される。
また、ゲームの進行に伴い、入球口列30において番号が連続する所定数の入球口31に入球された状態(チューリップ式入球装置29への入球の場合のように入球口31に入球したとみなされた場合も含む。以下同じ。)となると、得点が付与される。具体的には、例えば「5」「6」「7」「8」の番号が付与された各入球口31に入球された状態のように4個の入球口31が入球された状態となると1点が付与される。そして、5個の場合は2点、6個の場合は3点というように連続して並ぶ数が1個増える毎に得点が1点ずつ加算されていく。
また、かかる得点は、既述のとおり、チューリップ式入球装置29への入球によって2倍とされる。この得点は、遊技領域22の右上部に設けられた得点表示器36にて数値表示される。なお、チューリップ式入球装置29への入球によって複数の入球口31に入球したとみなされることは説明したが、かかる複数の入球口31へ入球したとみなす処理によって、原則的には遊技球Bを遊技領域22の右側領域へ発射することで、高得点が付与されるように、入球とみなされる入球口31が設定されていたり釘配置が設定されている。
そして、1ゲーム終了時の得点に応じた賞球が、前記払出装置によって払い出される。払出装置の駆動は、1ゲーム終了毎に得点が付与された場合において実行される。本実施の形態では、得点が1点につき、「21」個の賞球が上受け皿6に払い出される。また、得点の上限値は10点に設定されており、1ゲームで最大210個の賞球が得られる。
ここで、精算スイッチ16はゲーム途中で当該ゲームを終了させる場合に操作されるものである。精算スイッチ16が操作されると、ゲーム途中でも強制的に当該ゲームが終了され、その時点で付与されている得点に応じた払出処理が実行される。
ベット切換スイッチ17は1ゲームにつきアレンジボール機1に取り込まれる遊技球数(取込球数)を遊技者が決定するためのスイッチである。本実施の形態では、ベット切換スイッチ17の操作により、取込球数を21個としたものと、42個としたものとが切換られる。そして、ベット切換スイッチ17の操作状態に応じて取込球数が21個に設定されればベット表示器19に「21」と表示され、42個に設定されればベット表示器19に「42」と表示される。なお、ベットスイッチ18は1ゲームに必要な球数だけ遊技球を上受け皿6から取り込む際に操作されるものである。
上受け皿6の下流側に対応する前面板5の背面側には、取込装置39が設けられている。取込装置39は、ベット切換スイッチ17によって設定された球数だけ1回のベットスイッチ18の操作に応答して上受け皿6より遊技球を取り込むための装置である。そして、取込装置39によって遊技球が取り込まれていくとその取込球数だけベット表示器19の表示数を減算していき、最終的に必要な数の遊技球を取り込んだ際にはベット表示器19の表示が「0」(又は取込完了を示す「OK」等の表示としてもよいし、再度「21」に戻るようにしてもよい。)となるように、ベット表示器19が表示制御される。なお、ベット表示器19に、通常は「21」が表示されるように初期設定されている。
そして、必要な遊技球数だけ取り込むと、操作ハンドル9の操作によるゲームが開始可能な状態とされる。なお、取込球数が必要な球数に満たない場合には、本実施の形態では遊技を開始することなく、精算スイッチ16の操作を待って払出装置により上受け皿6に取込球数に応じた遊技球を返還球として遊技者に返還する。ただし、取込球数が必要数に満たない場合にもゲームが可能となるように、例えば発射可能な遊技球Bの数を減らす等の工夫をしてもよい。
本実施の形態では、払出装置50によって払い出される遊技球(景品球,貸出球又は返還球)は、アレンジボール機1が設置される島の球供給機構より供給されるものであり、取込装置39によって取り込まれた遊技球は、アレンジボール機1が設置される島の球排出機構より排出されるものである。従って、払出装置から払い出される貸出球,賞球,返還球や、取込装置39へ取り込まれる取込球は、島を介して遊技ホールに設置された球磨き装置による球磨き処理が施される。
その一方、アレンジボール機1に封入された遊技球Bは、アレンジボール機1内部において循環するだけのものである。従って、貸出球等と封入された遊技球Bとは同一のものを用いる必要がない。なお、アレンジボール機1に封入された遊技球Bを磨くための球磨き装置をアレンジボール機1に設けてもよいが、この場合は封入される遊技球Bの数として16個といった1ゲーム相当数に限らず、32個、50個、100個等のように多数封入しておくことが好ましい。
ここで、本実施の形態では、ベットスイッチ18がいわば遊技球の取込指令の役割を果たすため、上受け皿6にある遊技球が自動的に取り込まれることはない。また、ベット切換スイッチ17は1ゲームに要する取込球数を設定することになるが、1ゲームについて「21」個要する場合と「42」個要する場合とでは、1ゲームに要する取込球数が2倍異なる。このように設定した理由は、遊技者に遊技に関する選択の余地を与えるためである。
即ち、例えば「21」個取り込んだ場合には以上説明した通常のゲームが進行されるのであるが、「42」個取り込んだ場合には、誘導図柄表示装置24に予め定めた図柄の組合せが表示される確率を通常のゲームより2倍高くしたり、入球口31への入球組合せが3個並びでも得点を付与するようにしたり、得点を2倍にしたり、得点の最大値を20点としたり、1点あたりの払出数を2倍にしたり、入球口31の得点となる組合せとして入球が比較的容易な入球口31同士の組合せとして入賞しやすくしたり、チューリップ式入球装置29の開放可能なゲーム数を2倍にする等の設定変更処理を後述する制御装置の制御下で行うことによって、遊技の進行を速めたり、得られる遊技価値を高めたりすることといった各種の遊技価値増大機能を1又は複数設定しておけば、遊技の迅速を重視する遊技者や、ゲームの結果得られる遊技価値を高めることを望む遊技者にも対応することができる。
以上のとおり、本実施の形態のアレンジボール機1によれば、1ゲームにつき取り込まれる遊技球数は、通常は「21」個とされている。一方、実際に1ゲームで発射される遊技球B数は「16」個であり、それが球供給発射装置10によって0.6秒間隔で発射される。更に、各ゲーム間のインターバルが3秒とされている。
従って、本実施の形態においても、実際のゲームでは16個の遊技球Bが0.6秒間隔で発射されてゲーム間のインターバルが3秒であるから、1分間につき約76個の遊技球しか発射されない。この点だけをみれば従来のアレンジボール機と同様であり、所謂パチンコ機における1分間につき約100個の遊技球が発射されるものと比べて稼働率が劣っているように見える。
しかし、本実施の形態によれば、1ゲームを行うのに「21」個の遊技球が必要となることから、実際に必要な遊技球数(取込球数)は「16」個よりも多くなっている。そして、単位時間当たりの遊技球Bの発射数を貸出球数(取込球数)に換算すると、「21」個の場合には、76(個/分)×21(個)/16(個)=約100個となる。即ち、貸出球の消費という観点からみれば、本実施の形態のアレンジボール機1がゲーム間のインターバルを有し且つ遊技球Bの発射間隔が特段短くないにもかかわらず、遊技球を連続発射した状態のパチンコ機と同等のものとなっている。
その結果、一般的なパチンコ機に比べ、本実施の形態におけるアレンジボール機1では遊技ホールにおける稼動率を低下させるものとならず、遊技の多様性確保のために遊技ホールがアレンジボール機を設置する機会が向上すると期待される。
しかも、本実施の形態では、1ゲームに要する球数を「42」個と設定することもでき、その場合には、パチンコ機の2倍の稼動率をもたせることができ、遊技ホールにとってはアレンジボール機1を一層設置し易くなり、他方遊技者にとってはベット方式による従来にはない新たな遊技性を楽しむことができる。
ここで、以上の左右通過口27,28、チューリップ式入球装置29、各入球口25,31、払出装置、取込装置39等の遊技球の検出が必要な箇所には説明するまでもなく検出スイッチ等の検出手段が設けられており、これら検出手段や前記払出装置50、取込装置39、各種操作手段9,12,13,16,17,18、各種表示手段11,19,24,35,36等は、全てアレンジボール機1が備える制御装置40に接続されており、制御装置40は本来はアレンジボール機1の背面側に配設されているが、図1においては概念的に図示した。また、制御装置40はメイン基盤と1又は複数のサブ基盤とから構成し、サブ基盤側で音声、表示、払出等を行うようにしてもよい。そして、制御装置40の制御下で以上説明した動作が実現される。制御手段たる制御装置40は、制御部たる中央処理装置(CPU),記憶部たるROM,RAM等によって構成されている。
特に、図1に示すように、制御装置40は各入球口31に設けられた検出スイッチからの信号を入球信号として入力する。そして、入球信号が16個分検出されるることで制御装置40は16個の入球があったことが確認される。なお、本実施の形態では、これを第1条件成立とする。即ち、第1条件とは一単位遊技に必要な個数の検出があったことという条件である。
また、制御装置40は、特定入球口25及びチューリップ式入球装置29の開放条件及び開放終了条件が成立すると、これら特定入球口25及びチューリップ式入球装置29に開放指令及び閉鎖指令を行う。ここで、これらの特定入球口25及びチューリップ式入球装置29の開放終了条件については、上述したように、開放回を含めて3ゲーム終了するか1個の遊技球Bが入球されるまでである。
また、制御装置40は、誘導図柄表示装置24への可変表示指令を行うが、具体的には可変表示開始指令、可変表示終了指令が行われる。従って、可変表示終了指令が行われると、制御装置40は誘導図柄表示装置24の可変表示が終了したとみなす。なお、本実施の形態では、これを第2条件成立とする。即ち、第2条件とは誘導図柄表示装置24の可変表示が停止確定したことという条件である。
また、制御装置40は、払出装置50へ景品球(又は貸出球)の払出指令を行う一方、払出装置50に設けられた球払出検出スイッチからの球払出信号を受信する。そして、制御装置40は、払出装置50へ払出指令を出力したことを条件とするか、又は払出装置50からの球払出信号が制御装置40から指令しただけの払出数に応答する数に達したと判断したことを条件として、払出完了とみなす。なお、本実施の形態では、これを第3条件成立とする。即ち、第3条件とは払出装置50による払出処理が完了したことという条件である。
さて、本実施の形態では、第1条件が成立した場合には、一単位遊技が完了したこととして、制御装置40は次の一単位遊技へと処理を進めることとなる。従って、従来のように所定の一単位遊技と次の一単位遊技との間の所定のインターバルをもたせるように時間設定によってゲーム間隔を調整していたとすれば、設定時間が短いと、最後の遊技球Bが入球口31に到達する前に次の一単位遊技に移行してしまって遊技者に不利益が生じ得るし、設定時間が長いと既に全て(16個)の遊技球Bが入球口31に入球しているにもかかわらず次の一単位遊技がなかなか実行されないといういらいら感が生じるのであるが、本実施の形態によればそのような不都合を一挙に解消することができる。
併せて、制御装置40は一単位遊技が完了する度に、外部、例えばホール管理コンピュータへ一単位遊技完了信号を出力する。これによって、外部において所定のアレンジボール機1が一単位遊技を完了したことをその都度検知したり管理することができる。また、アレンジボール機1の性能検査等にもこの一単位遊技完了信号を利用すれば、アレンジボール機1出荷前の性能検査を容易に行うことができる。この意味において、制御装置40は終了信号出力手段としての機能を有する。
ここで、上記一単位遊技完了信号は、パルス信号として出力される。ここで、パルス信号の出力時間が短いと相手側(外部機器)が安定してその信号を認識することができないことから、パルス信号の出力時間は1.5ms以上であることが好ましい。一方で、制御装置40は内部的にはCPUの暴走防止、不正防止等の観点より所定時間単位(現在では2ms単位)で割り込み信号によってリセットされている。そして、このリセット間隔によってリセット前後にパルス信号が重なることを避ける意味ではパルス信号の出力時間は2ms以下であることが好ましい。以上より、パルス信号(一単位遊技完了信号)の出力時間は1.5ms以上で2ms以下とすることが好ましい。但し、本実施の形態では、なるべく出力時間を短くする観点より、1.5msとしている。かかる説明部分より把握される技術的思想としては、(1)「終了信号出力手段により出力される終了信号は、パルス信号であること」、(2)「終了信号出力手段により出力される終了信号は、パルス信号であり、その出力時間は1.5ms以上で2ms以下とされていること」、(3)「終了信号出力手段により出力される終了信号は、パルス信号であり、その出力時間は1.5msとされていること」、(4)「所定の割り込み時間間隔毎にリセットされる遊技機であって、終了信号出力手段により出力される終了信号は、パルス信号であり、その出力時間は前記割り込み時間間隔以下(かつ1.5ms以上)とされていること」、等が挙げられる。
また、アレンジボール機1の一単位遊技完了信号をホール管理コンピュータ等の遊技ホール営業時に利用する場合と、アレンジボール機1の性能検査時に利用する場合とで用いる場合は、外部出力端子を個々に設けて製品出荷時には性能検査用の外部出力端子を使用不能な状態にしておくことが好ましい。また、アレンジボール機1の性能検査時にのみ利用する場合は、当該外部出力端子を取り除くか又は使用不能な状態にしておくことが好ましい。
また、本実施の形態では、特定入球口25及びチューリップ式入球装置29の開放終了条件として、所定時間の経過に関係なく、開放回を含めて3ゲーム終了するか1個の遊技球Bが入球されるまでとしているため、時間経過に伴って特定入球口25及びチューリップ式入球装置29への入球機会を遊技者が逃してしまうことがなくなり、遊技者の不測の不利益を防止することができる。
以上説明した実施の形態の他、以下に説明する実施の形態とすることも可能である。
(a)制御装置40が判断する一単位遊技完了の条件は、上記第1条件成立としていたが、これに代えて、第1条件が成立しかつ上記第2条件が成立するという条件を一遊技完了の条件としてもよい。これによれば、一応各入球口31に16個の遊技球Bが入球した後であっても、誘導図柄表示装置24の可変表示が停止確定していない場合には、その確定を待って一単位遊技の完了とすることができ、可変表示がゲーム間に跨るという不都合を回避し、また一単位遊技の区切りを明確化することができる。
(b)制御装置40が判断する一単位遊技完了の条件は、上記第1条件成立としていたが、これに代えて、第1条件が成立しかつ上記第3条件が成立するという条件を一遊技完了の条件としてもよい。これによれば、一応各入球口31に16個の遊技球Bが入球した後であっても、払出装置50による払出処理が完了(又は払出指令が完了)していない場合には、その完了を待って一単位遊技の完了とすることができ、払出指令がいつの一単位遊技時のものであるか、又は景品球がいつの一単位遊技時に基づくものであるかがはっきりすることとなって、一単位遊技の区切りを明確化することができる。
(c)制御装置40が判断する一単位遊技完了の条件は、上記第1条件成立としていたが、これに代えて、第1条件、上記第2条件及び上記第3条件の全てが成立するという条件を一遊技完了の条件としてもよい。これによれば、一応各入球口31に16個の遊技球Bが入球した後であっても、誘導図柄表示装置24の可変表示が停止確定していない場合には、その確定を待って一単位遊技の完了とすることができ、可変表示がゲーム間に跨るという不都合を回避し、また、一応各入球口31に16個の遊技球Bが入球した後であっても、払出装置50による払出処理が完了(又は払出指令が完了)していない場合には、その完了を待って一単位遊技の完了とすることができ、払出指令がいつの一単位遊技時のものであるか、又は景品球がいつの一単位遊技時に基づくものであるかがはっきりする。以上より、誘導図柄表示装置24及び払出装置50の各動作を意識しつつ、一単位遊技の区切りを明確化することができる。
(d)アレンジボール機1にクレジットスイッチ及びクレジット表示器を設けてもよい。即ち、得点に応じた遊技球を払出装置から払い出すのに代えて、又はこれに加えて、クレジット表示器において貯留されている遊技球数又は得点数を表示するようにし、クレジットスイッチによって貯留を解除したり貯留を実行したりすることができるようにしてもよい。本実施の形態では1ゲーム毎に遊技球を取込装置にて取り込むようにしているため、遊技球の取込が面倒であるとか時間がかかるという問題が生じ得るが、クレジット方式を利用することでそのような問題を解消できる。なお、このようにクレジットされている貯留分はベットスイッチ18等の操作を行うことなく自動的に次回のゲームに使用するように設定しておくことがゲームの円滑な進行上好ましい。
(e)遊技領域22に発射される遊技球Bを貸出球,賞球,取込球とは分離してアレンジボール機1に封入した例について説明したが、封入式とする必要はない。
(f)アレンジボール機1としては、上記実施の形態のものに限らず、誘導図柄表示装置24を備えていないものや、それを複数備えているものや、他の役物を備えているもの等であってもよい。
(g)アレンジボール機に限らず、アレンジボール機に類する遊技性を有するもの、例えば、雀球,ビンゴ式遊技機その他これに類する組合せ式遊技機に適用してもよい。