JP2012179236A - 施錠装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】延出片12それぞれが反対方向に変位し、各延出片12の突起14が被嵌合部120周辺における異なる領域に接触して施錠されることになるため、開閉扉を開く力が、少なくとも被嵌合部120またはその周辺における複数の領域に分散される。これにより、上記実施形態では、開閉扉を開く方向に大きな力が加えられたとしても、一つの部材を挟み込んで施錠する構成と比べて被嵌合部120周辺が損傷・破損しにくく、こうして開閉扉が不正解錠されてしまうことを効果的に防止できる。
【選択図】図4
Description
第2の構成において、前記連動桿は、該連動桿が往復運動をする方向に一定の長さを有し、該長さ方向の両端側それぞれから一定距離だけ離れた領域にラック部が形成されており、前記施錠機構は、前記連動桿における端部側それぞれに一組ずつが配置されており、前記伝達変位機構は、前記連動桿における端部側それぞれから、該端部側における往復運動を、該端部側に配置された前記施錠機構に対して伝達させる。
第4の構成において、前記施錠機構は、他方の前記延出片を、該延出片の変位方向に沿った平面に投影させた場合に、該延出片において前記被嵌合部に挿入される部分の幅が、一方の前記延出片において前記被嵌合部に挿入される部分の幅以下となるように傾倒させる位置関係と、前記延出片それぞれの突起の先端が前記被嵌合部の内周面または内径より外側に位置する位置関係と、の間で、前記延出片それぞれが前記開口面に沿って相対的に変位可能に構成されている。
第7の構成では、前記本体側において前記施錠機構それぞれに対応する領域に設けられた一対の柱状部材が、前記延出片それぞれの変位方向に一定間隔を空けて配置されてなり、一方の前記柱状部材から他方の前記柱状部材までの空間が前記被嵌合部として、該被嵌合部に対して前記延出片が挿入される。
なお、この構成における柱状部材は、断面が円形の円柱であってもよいし、断面が多角形の角柱であってもよいが、延出片の通過を容易ならしめるためには、以下に示す第8の構成(請求項8)のようにするとよい。
この構成であれば、少なくとも柱状部材それぞれの対向する外周面が曲面状となっているため、これら柱状部材における一方から他方までの空間を延出片が通過する際、延出片が柱状部材の外周面と接触した場合の接触面積つまり抵抗が小さくなる結果、その通過を容易ならしめることができる。
この構成であれば、開閉扉を開く方向に大きな力が加えられ、その開放方向に向けて柱状部材が傾倒したとしても、延出片が柱状部材におけるフランジ状の先端側に引っ掛かるため、こうして引っ掛かることで不正解錠されてしまうことを防止できる。
この構成であれば、柱状部材が、柱状の領域に回転可能なスリーブを取り付けた構造となっているため、これら柱状部材の一方から他方までの空間を延出片が通過するに際し、柱状部材の外周面と接触した場合の接触抵抗をスリーブの回転により減衰させることができる結果、その通過をより一層容易ならしめることができるようになる。
(1)全体構成
施錠装置1は、図1,図2に示すように、遊技機の本体(以降、単に「本体」という)に形成された開口部分を開閉する開閉扉に設けられ、開口部分を閉鎖した状態で開閉扉を施錠する装置であり、開閉扉の裏側から隣接した位置関係で延出する一組の延出片12からなる施錠機構10、鍵穴に嵌合した鍵の操作を受けて回転するギヤ22を有するシリンダ錠20、ギヤ22の回動に連動して移動する連動桿30、連動桿30による往復運動を施錠機構10の延出片12それぞれに伝達させることで延出片12を開口面に沿って相対的に変位させる伝達変位機構40、を備えている。
また、連動桿30は、シリンダ錠20のギヤ22と噛み合うラック部32を有しており、このラック部32がギヤ22と噛み合った状態でギヤ22の回転に従動することで、ギヤ22の回動に連動して開口面に沿った方向へ往復移動する。また、この連動桿30は、連動桿30が往復運動をする方向に一定の長さを有する長尺状の部材であり、ラック部32は、その両端側それぞれから一定距離だけ離れた領域に形成されている。
例えば、伝達変位機構40は、一方の延出片12にその往復運動の方向に沿って形成された連結孔41と、この連結孔41を介して延出片12と連動桿30とを連結する連結ピン43と、を有している。そのため、一方の延出片12を連動桿30の一端側と連結した状態で、延出片12を連動桿30の往復運動に従動させることにより、延出片12を連動桿30と同じ方向に変位させることができる。なお、連結孔41は、連動桿30の一端側に形成されていてもよい。
(2)作用,効果
上記実施形態における施錠装置1であれば、延出片12それぞれが相対的に変位し、各延出片12の突起14が被嵌合部120の異なる領域に接触して施錠されることになるため、延出片12と被嵌合部120との間で作用する力が、少なくとも被嵌合部120またはその周辺における複数の領域に分散される。
(3)変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
この場合には、開閉扉を開く方向に大きな力が加えられ、その開放方向に柱状部材50が傾倒してしまったとしても、延出片12が柱状部材50におけるフランジ52に引っ掛かるため、こうして引っ掛かることで不正解錠されてしまうことを防止することができる。
Claims (10)
- 遊技機の本体に形成された開口部分を開閉する開閉扉に設けられ、前記開口部分を閉鎖した状態で前記開閉扉を施錠する施錠装置であって、
前記開閉扉の裏側から隣接した位置関係で延出する一組の延出片からなり、該延出片それぞれを前記本体側に設けられた被嵌合部に挿入させた状態で、該延出片それぞれの先端側から前記開口部分の開口面に沿った反対方向に突出する突起の先端が前記被嵌合部の内周面または内径より外側に位置するまで、前記延出片それぞれを前記開口面に沿って相対的に変位させることにより、前記被嵌合部からの前記延出片の離脱を防止して前記開閉扉の施錠を実現する施錠機構と、
前記開閉扉の前面側から鍵穴に嵌合した鍵の施錠操作および解錠操作を受けて順方向および逆方向へと回転するギヤを有するシリンダ錠と、
前記シリンダ錠のギヤと噛み合うラック部を有し、該ラック部を介して前記ギヤによる順方向および逆方向への回動に連動して移動することにより、前記開口面に沿った方向へと往復運動する連動桿と、前記連動桿による往復運動を前記施錠機構の延出片それぞれに伝達させることで、該延出片を前記開口面に沿って相対的に変位させる伝達変位機構と、を備えている
ことを特徴とする施錠装置。 - 前記連動桿は、該連動桿が往復運動をする方向に一定の長さを有し、該長さ方向の両端側それぞれから一定距離だけ離れた領域にラック部が形成されており、
前記施錠機構は、前記連動桿における端部側それぞれに一組ずつが配置されており、
前記伝達変位機構は、前記連動桿における端部側それぞれから、該端部側における往復運動を、該端部側に配置された前記施錠機構に対して伝達させる
ことを特徴とする請求項1に記載の施錠装置。 - 前記前記伝達変位機構は、
一方の前記延出片を前記連動桿の端部側と連結した状態で、該延出片を前記連動桿の往復運動に従動させることにより、該延出片を前記連動桿と同じ方向に変位させて、
他方の前記延出片を前記連動桿の端部側と連結すると共に、該延出片における先端から連結部分に至る領域を回転可能に固定させた状態で、該延出片を前記連動桿の往復運動に従動させることにより、該延出片を前記連動桿の往復運動と反対方向に傾倒するように変位させる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の施錠装置。 - 前記施錠機構は、他方の前記延出片を、該延出片の変位方向に沿った平面に投影させた場合に、該延出片において前記被嵌合部に挿入される部分の幅が、一方の前記延出片において前記被嵌合部に挿入される部分の幅以下となるように傾倒させる位置関係と、前記延出片それぞれの突起の先端が前記被嵌合部の内周面または内径より外側に位置する位置関係と、の間で、前記延出片それぞれが前記開口面に沿って相対的に変位可能に構成されている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の施錠装置。 - 前記連動桿は、前記伝達変位機構を介して、前記延出片それぞれにおける突起の先端を前記被嵌合部の内周面または内径より外側に位置させる方向に付勢されている
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の施錠装置。 - 前記施錠機構は、前記延出片それぞれが、該延出片における突起の先端を前記被嵌合部の内周面または内径より外側に位置させる方向に付勢されている
ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の施錠装置。 - 前記本体側において前記施錠機構それぞれに対応する領域に設けられた一対の柱状部材が、前記延出片それぞれの変位方向に一定間隔を空けて配置されてなり、一方の前記柱状部材から他方の前記柱状部材までの空間が前記被嵌合部として、該被嵌合部に対して前記延出片が挿入される
ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の施錠装置。 - 前記柱状部材それぞれは、少なくとも他方の前記柱状部材と対向する外周面が曲面状に形成されている
ことを特徴とする請求項7に記載の施錠装置。 - 前記柱状部材それぞれは、先端がフランジ状に形成されている
ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の施錠装置。 - 前記柱状部材は、それぞれが柱状に形成されており、該柱状の領域を取り囲む円筒状のスリーブが回転自在に取り付けられている
ことを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の施錠装置。
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